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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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それを語っては。

サキに自分がマリンナーサの王子である事がバレてしまうからだ。

サキ「・・・・そう。でも、きっと良い家族に育てられたよね?」

コリス「・・・・・はい。」 コリスは小さく返事する。

その時、一人の男が走って来た。どうやらマフィアの男らしいが・・・。

男「わああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

その男はまるで慌てて逃げているそうだ。

サキ「ど、どうしたんですか!?」

男「く・・・腐った奴が・・・・俺たちを・・・!わ、わああぁぁぁっ!!!」

男はサキの前でそう言いながら、後ろを向く。

すると男はさらに走って逃げた。サキとコリスは次に来る人に銃を向ける。

コリス「腐った奴・・・!?まさか!!」

そう。二人の前に腐った姿の人間・・・腐生人間が現れたのだ。

腐生人間「ウゥゥ・・・待テエェェ・・・・。」

この腐生人間はどうやら、前にヤクザに殺されたらしく、

そのヤクザに復讐しようと、こうなっただろう。

サキ「腐生人間!!」 腐生人間「邪魔者ハアァ・・・殺スゥ・・・。」

腐生人間はさっきの男をかくまった二人を襲うつもりだ。

コリス「僕らを殺すつもりだ!!サキさん!!」 サキ「え・・・ええ!!」

コリスとサキは一斉射撃で腐生人間を攻撃した。

腐生人間「グワアアァァァァ・・・・・!!!」

コリスとサキに撃たれた腐生人間は倒れた。そして、消えていった。

サキ「・・・・死んでる・・・・!!」 サキはそれを見て、震えた。

腐生人間はゾンビとは違い、攻撃を受けると普通に死ぬのだ。

男の声「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

そして、後ろから男の悲鳴が聞こえてきた。二人はそれに気づく。

コリス「あれは・・・さっきの男が・・・!!」

二人は男のところへ向かって走る。彼のところへついたが・・・。

サキ&コリス「あっ!!!」 なんと。その男は既に殺されたのだ。

それを囲んでいるのは、腐生人間であった。今度は二人いる・・・。

コリス「ここにも・・・・!!」 腐生人間「仇討チ・・・終了・・・。」

二人の腐生人間は次の獲物を求めて、どこかへ歩く。

サキとコリスはこれ以上、人殺しはさせまいと、

そんな二人の腐生人間を倒そうと、射撃を開始。

複数の弾が一人の腐生人間に命中。

腐生人間「ウォ!?」 「誰ダアァァァ・・・・・!!」

残った一人がコリスとサキの方へ向かう。サキが一瞬恐れるも、

コリスが一発撃って、敵の頭に命中する。頭を撃たれた腐生人間は倒れた。

二人の腐生人間を倒したコリスとサキだが、まだ敵は複数いた。

走るコリスとサキ。だが、二人は前方に何かがあると気づき、物陰に隠れる。

二人がこっそり隠れながら見る道路には、複数の腐生人間がいた。

腐生人間「ガルルルル・・・・!!」 「ウオオォォォォ・・・・!」

コリス「この町は既に腐生人間の支配下になりましたね・・・っ!!」

近くの民家の二階の窓から一人の男が落ちて来た。

どうやら投げ飛ばされたのだ。

男「うわああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」 次に、破った窓から女性の声が響く。

女性の声「あなた・・・・あなたァ!!あ・・・ぎゃああぁぁぁっ!!!」

どうやら、女性も殺されたそうだ。この民家の中にも腐生人間が暴れていたのだ。

そして、道路のところでも、少数の倒れている人間が。彼らも腐生人間に殺された。

サキ「このままでは、町が全滅してしまう恐れがある・・・。でも・・・!」

サキは怖かった。自分たちと同じ人間である腐生人間を殺すのが・・・。

腐生人間「ウガアアァァァァ!!!」 サキ&コリス「っ!!!」

そして、

後ろから一人の腐生人間がコリスとサキを見つけた。二人はそれに気づく。

その腐生人間は全身が銃弾に撃たれたような傷があるような姿をしていた。

サキ「もう見つかった!?」 二人が物陰から出ると、複数の敵も二人に気づく。

コリス「しまった・・・・!囲まれた・・・・!!」

腐生人間「軍隊・・・・軍隊ダ・・・!」

「ソウダ・・・・。一番悪イノハ、コイツノヨウナ鬼畜ドモダァ・・・!!」

腐生人間たちはまるで怒りをぶつけるかのように、二人に迫る。

コリス「待ってください!!僕たちはあなたたちに危害は加えてません!!」

サキ「いえ。無駄よ、コリス君・・・。どうやら彼らは、

昔の軍隊とか別の軍隊とかに何らかの理由で殺されたのかも知れない・・・。」

コリス「そんな・・・・っ!」 腐生人間「死ネエェェ・・・・!!」

腐生人間の一人がコリスとサキに襲い掛かる。コリスがそんな敵を射撃する。

コリス「く・・・っ!」 一人の腐生人間が倒れて消えた。

だが、まだ複数残っている。

腐生人間「グアアアアアァァァァァ・・・・・・!!!!!」

その複数の腐生人間たちが二人を倒そうとかかる。

サキ「・・・・っ!!」 サキも止むを得ず、腐生人間たちを撃ち続ける。

コリスも攻撃を続け、多くの腐生人間たちが倒れ、消えていく。

だが、その間にも次々と新たな腐生人間たちが来る。

サキ「増殖して来たわ・・・!一旦、退くわよ!!」 コリス「はい!!!」

そして、二人は撤退を開始した。安全なところを目指して走る二人。だが・・・。

謎の声『コリス・・・・コリス・・・・。』 コリス「っ!誰だ・・・!?」

その時、コリスの脳裏に美少女の声が響く。

謎の声『・・・・近くの空き家に来て・・・。私が案内するから・・・。』

コリス「近くの空き家・・・・?」

サキ「どうしたの?コリス君・・・。」

コリス「・・・すみません!!二手して行動しませんか!?」

サキ「え、ええ・・・。いいけど、無茶しないでね・・・?」

コリス「はいっ!!」 そして、コリスは右の道路に移動して、サキと分かれた。

コリスは謎の声に従って、空き家へと目指す。

謎の声『そのまま真っ直ぐです。』 コリス「わかった!む・・・!?」

その時、コリスの前に一人の腐生人間が襲って来た。

コリスはそんな腐生人間に射撃。敵は倒れた。

そして、コリスは空き家の前につく。

謎の声『ここです!!』 そして、コリスは空き家の中へと入る。


空き家に入ったコリス。この空き家の中はまるで殺風景であった。

しかも、ほとんどがボロボロらしい。コリスは二階の部屋へ来た。

コリス「・・・・ここで良い?」 謎の声『ええ・・・。今、出てくるわ。』

そして、コリスの前に一つの白い光が出た。その光から、

白く光る全裸の長い髪の美少女が現れた。しかも、浮いている。

コリス「き・・・君は・・・・!?宇宙人?」

少女『いいえ・・・。幽霊よ・・・。』 なんと。少女は亡霊だったのだ。亡霊少女。

コリス「亡霊少女・・・か。それでも、僕に何の用だぃ?」

亡霊少女『・・・・あなたに止めて欲しいんです。

人間たちのエゴによって怒り狂っている彼らを・・・。』

コリス「あの腐生人間になった人たちの事か・・・。」

亡霊少女『彼らは悪くありません。彼らのほとんどは、

かつての戦争時代で死んでいった者たちなのです。

私も例外ではありません・・・。』

コリス「え・・・!?でも、何故君だけ腐生人間にはならなかったんだ??」

亡霊少女『・・・それは、私が復讐や殺戮を望んでいなかったからです。

復讐と恨みを持つ人のみが、腐生人間として蘇るのです。

特に、自分たちと同じ人間の悪意に殺された場合は・・・。』

コリス「そうだったのか・・・。彼らを止める方法はないの!?」

亡霊少女『それは・・・私にもわからない。けど、

私はどうしても、彼らに殺戮を止めさせあの世に戻してあげたいの・・・!」

つづく

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バンジョー(なんだか・・・・可哀想になってきたな・・・。)

カズーイ(なんとか助けてあげる方法はないでしょうか・・・?)

クランカー「あああぁぁぁぁ・・・・・。自由に泳ぎたくても、

今や動けない・・・。一体、どうすれば良いのですか・・・。」

クランカーは泣いている。二人はその哀れな巨獣の切なさを感じたのだ。

クランカー「あの下からの・・・・。」

バンジョー「・・・・・ぶぐぐ!?(う!?また、息が・・・・!!)」

クランカーが何か言いそうな時、バンジョーとカズーイが、

また息ができなくなってしまう。そのため、

二人は空気を求めて、水上へあがった。

バンジョー「はぁ・・・はぁ・・・。なんか泳ぎ疲れた。

クランカーさんには悪いけど、どこか足場で休もう。」

カズーイ「確かに、あんたの身体ではそうかも知れないわね・・・。」

こうして、バンジョーは部屋の壁についている広い足場のところへ行き、

その上に立った。バンジョーとカズーイはそこでゆっくり休む。

カズーイ「・・・・見て。バンジョー。」 バンジョー「ん?」

二人が見たのは、クランカーの背ビレと尻尾の一部であった。

バンジョー「クランカーさんの身体だ・・・。」

カズーイ「きっと、鮫型なのかしら・・・。」

バンジョー「クランカーさん、今でも困ってるだろうなァ・・・。

何か方法を探さなきゃ・・・。」

カズーイ「部屋中にスイッチでもあるんじゃない?」

バンジョー「そうだな。それを探してみよう。」

バンジョーは立ち、水面へジャンプする。別の足場を探すつもりだ。

そして、別の足場へとついたバンジョーとカズーイだが・・・。

バンジョー「この足場では何もなさそうだ。この変な穴を除いては・・・。」

カズーイ「きっと・・・。この中にスイッチがあるんじゃない?」

バンジョーは壁にある穴に手を向けてみる。この穴は、

ボトルズたちが通った通路で見かけたような・・・。その時。

謎の声「グルルルル・・・・」 穴から突然、獣の声がした。

バンジョーとカズーイ「っ!?」 二人はそれを聞いて、驚く。

そして、穴から突然、緑色の爬虫類型の怪獣が出てきた。

怪獣「グオオオォォォォ」 怪獣はいきなり二人を食べようと、口を動かす。

バンジョーとカズーイ「うわ!!」 二人は間一髪、敵の攻撃を避ける。

怪獣『ちぃ・・・!外したか・・・。』

カズーイ「誰よ!あんた!!」

怪獣『俺はグリル・チョンパ。穴から貴様ら獲物を狙うのだ!!』

そして、怪獣・・・グリル・チョンパは再びバンジョーとカズーイを襲う。

グリル・チョンパ「グオオオオオォォォォォォウ」

バンジョー「く・・・っ!!とあ!!」

バンジョーは攻撃を避け、グリル・チョンパの顔を殴る。

グリル・チョンパ「ガオオオォォォォ」 怪獣は打撃を受けてひるむ。

カズーイ「キキツキアタック!!!」

そして、カズーイはキキツキアタックはグリルチョンパを攻撃した。

グリル・チョンパ「ウ”ウウウウウゥゥゥゥゥゥゥ」

グリルチョンパはカズーイの攻撃をも受けて、穴から出て水中へ落ちた。

バンジョー「・・・・危ないところだった・・・。」

カズーイ「また別の足場を探さなきゃ・・・。」

二人は今の戦いで疲れていたが、早くクランカーを助けなけねばと、

水面を泳ぐ。そして、新しい広い足場へと来る。

カズーイ「・・・・あっ!パイプがあるわ。」 バンジョー「え・・・?」

二人のいる足場にパイプが繋がって。そのパイプは坂道のようにできている。

バンジョー「・・・よし!行ってみよう。」

バンジョーはそのパイプの上を歩いたが・・・。

カズーイ「ええっ!?いきなり行き止まり!!?」

なんと。パイプの道では、もう続く道がないそうだ。

バンジョー「・・・けど、上に何か穴のようなところがあるぞ。」

上を見上げたバンジョーの言う通り、上の壁に穴がある。

それも、グリルチョンパの時とは違っているそうだ。

カズーイ「あの上に行ってみましょ!!」

そして、カズーイがリュックから両足を出して、床につく。

バンジョーとカズーイ「ショックジャンプ!!!!!」

バンジョーとカズーイはショックジャンプで、上の壁にある穴へ目指す。

そして、穴の中へ入った二人。

バンジョー「なんとか来たけど・・・意味なかったな・・・。」

カズーイ「でも、なんか穴がいっぱいあるわ。」

そう。左(←)の方向に穴がいっぱいあったのだ。

バンジョー「・・・行ってみよう。」 そして、バンジョーとカズーイは、

ジャンプと羽ばたきで次々と穴から穴へと飛び越えた。

最後の穴へと来たバンジョーとカズーイ。だが、何もなかった。

バンジョー「・・・・意味なかったね・・・。」

カズーイ「ええ・・・。でも、近くに新しい足場があるみたいよ。」

バンジョー「うん。とう!」 バンジョーはジャンプして、

その新しい足場へと着地した。そして、近くに鉄のロープ?がある事に気づく。

バンジョー「はっ!」 バンジョーはさらにジャンプし、

そのロープを掴み、それで上へ登る。そして、

近くに緑色の巨大なパイプがある事に気づき、そこへ跳びつく。

カズーイ「・・・・ここにも何もないみたい。」

バンジョー「・・・・ん?待てよ。下が違うみたいだ・・・。」

どうやら、バンジョーはこのパイプの下部分に気づく。

そこに鉄網のような部分があった。その中に何かがあるハズ。

バンジョー「・・・入ってみよう。でも、硬くて開けにくそうだ。」

カズーイ「くちばしバスターで破ってみましょう。」

二人はジャンプして、くちばしバスターを使う。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!!!!」

そして、鉄網が砕け散り、二人はパイポの中へ。だが・・・。

バンジョーとカズーイの声「わああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

何故か、二人は何かを見たように驚く。そして、また別人の声が。

別人の声「ヒイイイイイイイイィィィィィィィ!!!!!!!!!」

そして、砕いた鉄網の中から、両手の鋭い爪の怪人が出てきた。

なんと。中にはその怪人が待ち伏せしていたのだ。その怪人は、

既にバンジョーとカズーイに倒されて、パイプの上で死滅。

そして、下に続くパイプの出口からバンジョーとカズーイが落ちて来た。

バンジョー「ぷはっ!!な、何なんだ・・・?」

カズーイ「よりによって、ミューティーズの怪人が・・・。」

だが、敵は一人だけではない。新たに二人の怪人が突然、

水中から跳んで来て二人を囲むように着地した。

怪人A「グヨオオオォォォォォ!!」 怪人B「アギイイイィィィィィ!!」

バンジョーとカズーイ「っ!!!!!」

怪人A「グヨオオオォォォォ!!!お前、クランカーを助けるつもりだなァ?」

カズーイ「それのどこが悪いのよ!?」

怪人B「アギイイイィィィィ!!!それは無理だなあぁぁ~!!」

怪人A「クランカーを助けたければ、水中で探しな。」

バンジョー「水中で何がある!?」

怪人B「それは自分で考えろよ。まあ、俺たちが殺しちまうから、

無意味な情報だろうがなァ!?」

最初に怪人Bがバンジョーに襲い掛かる。怪人Aも襲ってくる。

つづく

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コリス(姉さんを不安させる程の人か・・・。一体、どんな人何だろう?)

そして、モモが不安する人物がこの部屋に入った来た。

その人物はいかにも軍服を着ている男で、黒い短髪に、

冷静・・・と言うか、冷たい表情の顔をしていた。ヒゲもしている。

男「始めまして。ライク・ザラです。君たちの噂してる通り、

政府に所属してい特捜部隊で、異人対策隊の隊長をやってます。」

その男・ザラ班長はゆっくりとモモに近づき、隊員たちに目を向ける。

モモ「・・・・ザラさんはドイツ人で、彼は、

人間社会で最も危険な人を見つけては逮捕するそうよ。

特に障害者に対しては絶対的にね。たとえ、それが子供だろうと・・・。」

ザラ隊長「そんな事を言っては良くない気がするよ。

私は人を逮捕するだけではなく、異人とも戦っているのだから。」

サキ「異人・・・?」

ザラ隊長「簡単に言えば、人間ではない人間だ。

たとえば、改造人間、ゾンビ、超能力者、障害者など・・・。

だが、最も恐ろしい異人が現れたみたいだな?」

モモ「はい・・・。それは、ゾンビに近い存在で、

どうやら自らの意思で蘇ったそうです。身体が腐りながらも・・・。」

ザラ「ふむ・・・。もしかして、腐生人間ではないのかね?」

コリス「腐生人間(ふせいにんげん)・・・・!?それが、今回の事件の・・・。」

ザラ「うむ。その腐生人間は、5年前にも存在した事があった。

奴等は死んだハズの人間たちで、何かの怨念か傷ついたままの身体で、

生き返ったんだ。そいつらは自分を殺した人たちに復讐するために動いていた。」

モモ「それが・・・腐生人間。まるで、怨念で動く人たちですね・・・。」

ザラ「そうだ。そこで、君たちにやってもらいたい事がある。

・・・・腐生人間たちをオール抹殺したまえ。」

ザラが隊員たちにそう命令した。だが、サキが急にこう叫んだ。

サキ「ちょっと待ってください!!」

ザラ「何だ?」 モモ「サキ・・・っ!」

サキ「いくら異人でも、彼らも被害者なんですよ!?現実の・・・!

確かに、復讐と言う人殺しは許しておけない・・・。でも、

彼らも殺されたんです!これ以上、

彼らに悲惨な目に遭わせろと言うのですか!?」

サキは理解していたのだ。彼らにも暗い過去と忌まわしい出来事で死んだ事が。

そんな彼らにこれ以上、救われない事をしたくないのであった。

ザラ「あんな愚かしい人間のクズなど構う必要はない。

彼らはもう死んでいるのだ。このまま地獄に落ちれば良いものの・・・。

そう言えば、君はコリーム博士の娘だったそうだな?」

サキ「は、はい・・・。」

ザラ「本来なら君はコリーム博士と一緒にいるべきであったハズだ。

それが、彼と離れてこの部隊に所属するとは・・・。

君は親不孝だ。社会では君を弱い者と扱われただろうに。」

サキ「・・・・・・っ!」 サキはそれを聞いて悔しそうになる。

シュドー「おい!!言いすぎだぞ!!あんた!!!」

テブリッシュ「今の言葉を取り消してください!!!」

そんな彼女に対して冷たい発言をするザラに。

怒りをぶつけるシュドーとテブリッシュ。

ザラ「ふん・・・。幼い子供たちがよく言う・・・。」

シュドー「なんだとォ!?」 テブリッシュ「我々は大人だぞ!!」

モモ「よしなさい!!彼には何を言っても無駄よ・・・。」

モモの発言に、シュドーとテブリッシュは怒りを納めて、ザラからさがる。

ザラ「・・・・ありがとう。モモ隊長。危うくいじめられるところでしたよ。」

モモ「別にいじめるつもりではないわ。それに、私からも言っておきます。

あなたは私の部下に対して、失礼が過ぎると思います。」

ザラ「それがどうしたのですか?私は上手に言ったつもりですが・・・。

それから私からも言っておきますが、

もっと部下を上品に育ててくださいません?

今の彼らには、まるで我慢と言う物が足りません。もっと厳しくお願いしますよ?

夢とか希望とか、そう言うのくだらないのを教えない方が得です。」

モモ「・・・・・っ!!」 モモも彼の冷たい発言に怒り心頭であった。

ザラ「では、私はここで失敬します。腐生人間の殲滅。お願いしますよ・・・?」

そして、ザラはこの部屋から出た。二人の男は思いきり文句を飛ばす。

シュドー「んだよ!!あのクソ親父!!聞いてるだけでムカツクぜっ!!」

テブリッシュ「全くだ。人を何だと思っているんだ・・・・!?」

イチゴ「ドイツ人は皆、こうだと言うのか・・・!?」

クール?なイチゴさえも、あのザラの態度を許すワケにはいかなかった。

シュドー「・・・・サキ。あいつの言葉を気にすんなよ。

お前は最高の美少女だ。あの野郎はそんな事を知らねーだけよ。」

サキ「はい。わかっています・・・・。」

コリス(ザラさん・・・。なんて酷い人だったんだ・・・。)

テブリッシュ「・・・隊長。これから、どうします?」

モモ「・・・・腐生人間の殲滅を行うわ。確かに彼らも、

社会の被害者かも知れないけど、これ以上被害を増やすワケにはいかない。

だから、あえて戦いましょ・・・。」

隊員たち「了解・・・・・。」 隊員たちは切なそうに了解した。

コリス&サキ「・・・・・・・。」 特にコリスとサキは、とても悲しかった。

元々人間であった彼らを殺さなければならなかったのだから。


こうして、DGC隊員はそれぞれに分かれて腐生人間の探索に入った。

コリスとサキはS8地区の町で行動していた。時は夜となっている。

コリス「隊長からの話によれば、

腐生人間はこの夜しか活動できないそうです。」

サキ「そうだね・・・。ねえ、コリス君。」

コリス「何ですか?」

サキ「・・・・私が父さんを裏切って、この基地に入った事は知ってる?」

コリス「え・・・?は、はい。多分、あなたの父のやり方が嫌になって、

僕らのDGCに入ったと・・・。けど、今は・・・。」

サキ「うん。今は父さんと仲良くしているつもり。・・・こんな事、

聞いちゃ悪いと思うけど、コリス君にも何か過去とかあるかな?」

コリス「過去・・・・。残念ですが、まだ話せません。」

コリスの過去はマリンナーサでの記憶のみ。コリスはサキに、

その過去を語る事ができなかった。

つづく

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ウルトラマンクリスタル  第47話・悪魔のエゴ

腐生人間
亡霊少女
冥界仮面・ゴダル
登場

世の中は常に平和だと思っている人は多くいると思うだろう。

だが、それはきっと思い上がりである。現実を見るのだ。

そう。人々は今でも争いを続けているのだ。戦争で、

血を流して死んだ者。奴隷として悪のために働かされて死んだ者。

他にも様々な悪の欲望で死んだ罪なき人々。

彼らは戦争を好む悪鬼たちによって殺された人たちなのだ。

もし、その死んだハズの彼らが地獄から蘇ったとしたら・・・?

これはそんなもしもの邪悪な物語である。

ハリー邸で、コリスとハリーはテレビを見ていた。

その映像には、戦車に歩兵、さらに戦闘機に戦艦などが、

敵味方入り乱れて戦っていた。これは戦争である。

アナウンサー『このように、一部の人々はそれぞれの欲望で、

戦争を行っています。征服された国の人たちは、

奴隷とされたり、虐めを受けたり差別されます。

中には死んだ人たちがいます。ですが、誰も助けに来ません。

負けた者たちに希望などありません。・・・ですが、安心してください。

これは昔の話です。今は怪獣や宇宙人による災害で、

戦争などしている場合ではありませんから・・・・・。』

コリス「酷い・・・。現実にそんな事があったなんて・・・。」

ハリー「戦争なんて、大昔・・・・いや、最初からあったんだよ。」

コリスは戦争の残酷さを知り、

悲しそうであった。ハリーも気にくわない表情である。

コリス「最初から・・・・?」

ハリー「たとえば、恐竜時代では常に恐竜たちが戦争していた・・・とかな。」

コリス「そ、そうですか・・・;」

ハリー「けど・・・。確かに戦争は嫌だよな?怪獣事件の方がマシだぜ。」

コリス「・・・なんとか戦争で苦しんでいる人たちを、

助ける方法はなかったのでしょうか?」

ハリー「・・・・それがあったら、とっくの昔にやってたさ・・・。

それだけじゃねェ。どっかの立ちの悪い大人たちが欲望のために、

罪のねェ奴等を襲っている。そいつらもきっと、戦争をしたいそうだけどな。」

コリス「・・・・・っ。」 コリスは苦悩しそうであった。

何故、人間同士の戦いで苦しむ人間がいなければならないのか。


その夜。とある町の高校生たちが楽しそうに歩いていた。

高校生の男A「いやぁ。あいつったら、とってもざまぁねーな!」

高校生の男B「ほんとw俺らの虐めに耐えられなくて自殺とか笑える。」

高校生の女「だっさァwもう少し待てば、殺す予定だったのにwwww」

高校生たちは笑っていた。どうやら、この輩たちは虐めを楽しんでいたのだ。

高校生の男A「やっぱ弱者は強者に従うべきだよなァwwwん?」

その時、高校生たちは足を止める。目の前に誰かがいるからだ。

高校生A「・・・・っ!お、お前は・・・死んだハズだよな・・・!?」

突然、怯える一同の前には少しだけ身体が崩れそうな少年がいた。

きっと、その少年が虐めを受けた人だろう。だが、この人は自殺したと聞くが・・・。

高校生の女「嘘っ!?あんた、自殺したじゃん!?それが何で・・・。」

高校生の男B「っ!!み、見ろ!!周りにも変な奴らが・・・・!!」

高校生たちは周囲を見て、さらに怯える。そう。その周囲には、

少年と同じ身体が腐りかけた人々がいるからだ。

少年「オ前ラハ殺ス・・・。殺ス・・・!」

腐った人々「一緒ニ殺ソウ・・・一緒ニ殺ソウ・・・・!」

高校生の男A「う、うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

そして、腐った者たちは一斉に高校生たちに襲うかかった。


次の日。DGC基地の司令室では、

隊員たちが夜の町での事件を聞いて驚いていた。

シュドー「ええっ!?高校生たちが襲われた!?」

テブリッシュ「それも、人間たちにですか!?」

モモ「ええ。でも、その人たちは少し違うところがあるのよ。」

サキ「違うところ・・・?」

モモ「その襲った人間たちは、関係者たちの情報によると、

その人たちは既に死んでいるらしいのよ。」

高校生を襲った人たちが死んでいると聞いて驚く隊員たち。

シュドー「死んだ!?死んだなら、この世に存在できるハズないっしょ?」

テブリッシュ「もしかして・・・ゾンビになったとか・・・?」

モモ「可能性は高いわね・・・。」

確かにゾンビは死んだ人間が動けると言う恐ろしい存在であるが・・・。

サキ「もしかして、新たな宇宙人がそれを使って・・・!?」

イチゴ「それとも、シャドーが・・・。」

モモ「いえ。残念ながら今回は奴等の仕業ではないわ。

そう・・・。今回の敵は我々人間なのよ・・・。」

コリス「・・・・・・っ!?」 コリスはそれを聞いて動揺する。

サキ「そんな・・・!次の敵が・・・・人間だなんて・・・・。」

サキもまた、信じられなかった。そして、他の隊員たちも。

イチゴ「どう言う事ですか・・・?まさか、人間が殺人を犯したからですか!?」

モモ「・・・・そんな意味もあるわ。そこで、

私はある人を呼んでおいたわ。・・・呼びたくなかったけどね・・・・。」

コリス「呼びたくなかった・・・・・?」

サキ「その、ある人とは一体誰なんです・・・?」

モモ「政府関係の人よ。今来るところだわ・・・。不安だけど。」

つづく

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