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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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モモ「・・・・良いわ。ゆっくり休んだと良い。」

コリス「はい。申し訳ございません・・・・。」

コリスは暗そうにしぶしぶと司令室から出た。

隊員たちは彼の様子に不安する。

イチゴ「コリス君。一体、何があったんだろ?」

サキ「・・・・コリス君・・・・。ところで、隊長!

あのクリスタルを倒したらしい怪獣の事ですが・・・・。」

モモ「ええ。何か特殊能力を持ったんでしょ?」

サキ「はい。イギリス軍からの情報によれば、

怪獣は身体から発する怪光で相手の攻撃を消してしまうそうです。

さらに、口から吐く光線には恐ろしい程の異次元反応が検出されてます。」

モモ「そう・・・。異次元反応が・・・・。(やはり、

あの光線を受けたコリスは、

その異次元の環境らしきものを浴びて・・・・。)その異次元反応の正体は?」

サキ「今のところ、完全に判明できてません。ですが、

怪獣の正体がわかりました。奴は、異次元から来たそうです。

ドイツやイギリスに現れた異次元反応は全く同じである事から、

ドイツにも出現した怪獣は同じ種である事も判明しました。」

モモ「そう・・・・。フランスDGCに襲撃した犯人は?」

サキ「それが・・・・まだ・・・・。」 

サキは判明できてない事に不安な表情をする。

モモ「わかったわ。その犯人の方も徹底的に調査して。」

サキ「わかりました。」 そして、モモは怒りの表情を出して、こう思う。

モモ(その犯人がきっと、怪獣を操ったんだわ・・・・!

絶対に、探し出してやるんだから・・・・・っ!!)


コリスはハリーの家に帰った。だが・・・・。

コリス「ただいま・・・・。」 ハリー「おお!お帰り!!」

玄関でいきなりハリーが出てきて、コリスが驚く。

コリス「わわっ!!な、何ですか!?いきなり・・・!」

ハリー「今、大変な事が起きたんだよ!!テレビでさっ!!」

コリスはハリーと一緒に居間に来て、ソファに座ってテレビを見る。

そのテレビでは、クリスタルとカーンザウルスと戦いが映されていた。

コリス「っ!!(ロンドンで暴れた怪獣・・・・!!)」

コリスはカーンザウルスを見て、顔に怒りを表す。

ハリー「この怪獣はただものじゃないそうだぜ・・・・っ!!」

男性アナウンサー『数時間前、ロンドンに出現した怪獣に、

クリスタルが倒そうとしています。ですが・・・・。』

クリスタルがムーンギロチンを投げつけると、怪獣が身体から発する光で、

そのムーンギロチンを破壊してしまった。さらに、

怪獣の口から吐いた光線を浴びた、

クリスタルの身体を紫色の光が包んでいた。

男性アナウンサー『このように、怪獣は光を発した身体で攻撃を跳ね返し、

口からの光線一発でクリスタルを倒してしまいました。今、

DGCからの情報によると、怪獣は異次元から来たとの事です。』

映像を見たコリスは恐怖に震えるようになる。何故なら、

映像通りに痛めつけられたクリスタルはコリスだからだ。

怪獣の恐ろしさを見たハリーも凄く恐怖して、震えながら声を出す。

ハリー「見たろ?コリス。あの怪獣、すっげー恐ろしいよな。

今までの敵より強そうだぜ。まるで、怪獣を超えた奴だな・・・。」

コリス「っ!?ハ、ハリーさん。今、なんて・・・・??」

ハリー「ん?怪獣を超えた・・・・と言ってるけど?」

コリス「まさか・・・・この怪獣は・・・・!!」

コリスはカーンザウルスの正体に気づき始めたそうだ。


DGC本部の司令室では、サキが何かの通信を受けて驚き、モモに報告。

サキ「異次元怪獣がブラジルに出現して暴れています!!

迎撃中のブラジルDGCの攻撃部隊も、

怪獣の攻撃に太刀打ちできずの事です!!」

モモ「何ですって!?このままだと、

後にこのアメリカにも出現しそうね・・・!」

モモは怪獣がアメリカに来る事を恐れ、緊張していた。


夜のブラジルの街にて。

怪獣・カーンザウルスは両目からの光線で街はもちろん、

ブラジルDGCの戦闘機も次々と破壊して、燃やし続けていた。

カーンザウルス「グイイイイイイィィィィィィィン」

さらに、カーンザウルスは口から吐く光弾で遠くにある町並みを襲う。

そして、多くのビルが紫色の光に包まれ、一気に粉々に崩れてしまった。

別のビルからは、あの時の影が怪獣の活躍を見ていた。

影の声「良いぞ・・・!カーンザウルスよ!!お前の活躍は俺の功績!!

それで、

俺はさらに偉大なるあの方にお褒めされる事ができるのだっ!!

マリンナーサの王子など怖くない!!もっと暴れまくれ!!!

そして、人類を焼き尽くせ!!!我等、使途のために!!!!」

影の者がそう言うと、その姿が少しだけ明らかになる。

まるで怪人のような姿であった。そう。影の者は使途であったのだ。

カーンザウルス「グイイイイイイィィィィィィィィン」

カーンザウルスはその使途に操られていていた。

その使途は笑みを浮かべて、こう言う。

使途「さて・・・・。俺は別行動に出るか・・・・っ!」


次の日。コリスはロードラッシュでDGC本部に向かっていた。

コリス「あの怪獣が・・・・もし、怪獣を超えた存在だとしたら、

奴は・・・・違うかも知れない。それとも・・・・。」

コリスがそう考えながら、ロードを走らせているところを、

草むらの中から見る者がいた。あの時の使途だった。

使途「クククク・・・・・っ!見てろよ・・・・!!」


DGC本部の司令室では、モモがサキから何かを聞いて、驚いていた。

モモ「そんな・・・!?カナダDGCも壊滅!!?」

サキ「はい!!隊員たちがほぼ殺されてます!!!」

イチゴ「まさか、例の犯人の仕業じゃ・・・・っ!?」

イチゴが不安そうにそう言うと、シュドーとテブリッシュが怒りに燃える。

シュドー「くそ・・・・っ!!一体、あいつはどんな奴なんだ・・・っ!!!」

テブリッシュ「同志たちの仇・・・・!必ずとってみせる!!!」

その時、サキが別の通信を受けて驚き、またモモに報告する。

サキ「隊長!!!ニューヨークに例の怪獣が出現しました!!!」

それを聞いたモモたちは驚く。

モモ「ついにこの国に来てしまったわね・・・・っ!!!

シュドーとテブリッシュはスカイラッシュ、

イチゴとサキはコプターで出撃して!!!」

隊員たち「了解!!!!!」 隊員たちは一斉に走って、司令室から出た。

その直後、コリスが慌てて入ってきた。そして、モモのところに近づく。

コリス「隊長!!!!」 モモ「っ!コリス!!遅いじゃない!!!」

モモがそうキツく言うが、立って息をしていたコリスは静かにこう言う。

コリス「あの怪獣は・・・・怪獣ではないそうです・・・・!」

つづく
 

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怪獣「グイイイイイイィィィィィィン」

怪獣は身体全体から青い光を発した。その怪獣にムーンギロチンが、

命中した瞬間、そのムーンギロチンがバラバラに砕けて散った。

ウルトラマンクリスタル「あっ!!ムーンギロチンが!!!」

モモ「怪獣が特殊なバーリヤを持っているのね・・・!!」

そして、怪獣は光のバーリヤを消し、口から紫色の光弾を発射した。

ウルトラマンクリスタル「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

光弾を浴びたクリスタルが、紫色の怪光を身体に覆われていた。

それと同時に物凄い悲鳴をあげていた。とても凄い苦痛を受けているらしい。

モモ「コリス!!こ・・・この怪光は・・・・!?」

クリスタルを苦しめた怪光が消えると、クリスタルは急に倒れた。

怪獣「グイイイイイイイイィィィィィィィィン」

怪獣は倒れたクリスタルに近づこうと歩く。そして、両目から光線を出す。

ウルトラマンクリスタル「くぁ!!・・・・・っ!」

顔の近くに光線があたり爆発。

それにビクついたクリスタルはゆっくり立ち上がる。

ウルトラマンクリスタル(な・・・何だ!?今の攻撃は・・・!!?

まるで、

とても忌まわしい世界の環境に身体を蝕まれたみたいだ・・・・っ!!)

その時、クリスタルのカラータイマーが赤く点滅した。

モモ「コリス!!早く逃げて!!3分になってしまうわ!!!」

ウルトラマンクリスタル「わかりました・・・・!ショアッ!!!」

そして、クリスタルは空へ飛にび去った。

それを見た怪獣は勝ち誇るように吼える。

怪獣「グイイイイイイイィィィィィィィィン」

そんな怪獣を、あるビルの屋上から見ている影があった。

影の声「ふ・・・っ。やはり、俺様が連れてきた怪獣は最強であったなァ。

戻れェ!!カーンザウルス!!!

クリスタルは雑魚と確信しただけで満足だ!」

怪獣「グイイイイイイィィィィィィィン」

謎の者が言った通り、この怪獣の名はカーンザウルスと言うらしい。

そして、カーンザウルスは紫色の光と共に消えていった。

数分後、廃墟になりつつあったロンドンの街で、

モモは倒れたコリスを見つけ、彼を抱えながら、二人で歩いていた。

モモ「大丈夫・・・?コリス。」 モモが不安そうな表情でそう問う。

コリス「は・・・・はい。まるで、

異世界の忌まわしい空気に毒される感じでした。」

コリスが苦痛に震えながら、そう言う。理解したモモが真剣な表情で言う。

モモ「さっき浴びた光線の効果がそれね。

そんな光線を出す怪獣がいたなんて。」

コリス「あの怪獣は・・・一体、何を企んでいるんだ・・・!?

それに、前に聞きたかったんですけど・・・・。」

モモ「何?」

コリス「ロンドンで姉さんの知り合いがいると聞いたのですが・・・・。

その人は一体誰なんですか?できれば、教えていただければ・・・・っ。」

モモ「・・・・そうねェ。すごーく驚く事になるけど?」

コリス「それでも、聞きたいんです。」

それを聞いたモモは足を止めた。コリスも。

モモ「・・・・じゃあ、言うわね。この街にはね・・・・・。

フェナリナーサのモモちゃんの生まれ変わりがいたのよ。」

コリス「えっ!?フェナリナーサのモモさんが・・・・!?」

モモ「ええ。そのモモちゃんのいたところこそ、このロンドンだったの。」

モモとコリスはロンドンの町並みを見る。その町並みは、

怪獣によって廃墟とされた悲しき世界であった。そうなる前のロンドンには、

事故で死んだフェナリナーサの、

初代モモの生まれ変わりが住んでいたのだ。

コリス「じゃ、じゃあ・・・・。あ、あのモモさんは・・・・!!」

コリスはこの街で怪獣が暴れた事で、初代モモの生まれ変わりが、

巻き込まれたのではないかと思い、不安そうになる。

モモ「・・・・安心して。モモちゃんはロンドンからどこかへ旅立ったそうよ。

あなたがこの星に来る前にね・・・・。それがどこかわからないけど・・・・。」

コリス「そうですか・・・・。」

モモ「ただ、このモモちゃんの育った街が、

こんな目に合ってしまう事を恐れていたの。

それが実現してしまうなんて・・・・あの人になんて言えば良いか・・・・っ。」

モモは悲しそうな顔で言う。コリスも切なそうな表情になりつつある。

モモ「・・・・戻りましょ。基地へ。」


こうして、コリスとモモは本部へ戻った。いくつかの切なさと共に・・・。

サキ「隊長・・・。ロンドンで発生した異次元反応の正体が判明しました。」

モモ「ええ・・・・。恐ろしい怪獣なんでしょ?」 モモが暗そうに言う。

サキ「は、はい!確かにそうでした!!

その怪獣がクリスタルと戦ってましたが・・・。」

コリス「クリスタルを倒してしまいました・・・・・っ!」

コリスが悔しさに震えながら言う。サキは二人の様子に気がかかる。

サキ「あの・・・・事件は数分前から発生したと聞きますが、

二人とも、どこでその事件の情報を聞き出したのですか?」

コリス&モモ「・・・・・・・・。」 

コリスとモモはサキの質問に答えず、

暗そうなまま、テーブルの前に椅子に座る。

シュドー「コリスと隊長。一体、どうしたんだ?」

テブリッシュ「何か、悲しいワケでもあったのだろうか・・・?」

その様子を見たシュドーとテブリッシュが心配そうに呟いた。

モモ(コリスのウルトラマンの力に対抗したあの怪獣・・・。

一体、何のために・・・。それとも、

誰かがこの星を侵略するために・・・・。まさか!)

コリス「・・・・・・もう、帰ってもよろしいでしょうか?」

つづく

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モモ「何だって!?もしや、異次元がこちらに近づいている!?」

その時、街の人々が空を見上げて、声をあげていた。

男性「お、おい!!空が変だぞ!?」

女性「な、何か丸い物が大きくなっていくわ・・・っ!」

コリスとモモ「っ!?」 コリスとモモも空の方を見上げる。

すると、その空に紫と黒が混じったような丸い物体が浮かんでいた。

モモ「これが、異次元反応の正体ね・・・・!!」

コリス「この丸い物体が異次元の産物なのか!!」

そう。この丸い物体こそが、異次元から来たものだった。

そして、その物体が光り出し、その光が下の街へと届く。

その光が消えると、恐ろしい姿の怪獣が現れた。

その怪獣は両手と角の生えた頭に紫の鎧のような部分があった。

両手の爪が鋭く禍々しく生えていて、尻尾が2本あった。

目が黄色く、口には無数の牙が生えてあった。両肩には刃物のような角が、

生えている。この怪獣は異次元からの戦闘兵と言って良いだろう。

怪獣「グイイイイイイイィィィィィィィィィン」

男性「か、怪獣だああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

街の人々は一斉に逃げ惑い、コリスとモモがウルトラシューターを出す。

モモ「コリス!!人気のないところで、クリスタルになって!!!」

コリス「はいっ!!」 そして、モモとコリスは二手に分かれて、行動する。

怪獣「グイイイイイイイィィィィィィィィン」

怪獣は左手でビルの一部を叩き壊し、

右手でそのビルの上部を完全に破壊した。

そこに、モモは走りながら、怪獣を攻撃しようと火薬弾を連射する。

モモ「こっちよ!!怪獣!!!」 怪獣「グイイイィィィィィィィン」

モモに攻撃された怪獣は怒って、モモに迫る。

モモ「・・・・・っ!」 モモは怪獣に火薬弾を浴びせながら、走り続ける。

だが、その攻撃を怪獣を痛がらせるどころか、

怒らせるために過ぎなかったのだ。

怪獣「グイイイイイイィィィィィィィィィィン」

隣のビルを打撃して壊した怪獣は、両目から黒い光線が発射した。

だが、モモには命中せず、

彼女の近くにあったビルの一部に命中し、その部分が爆発する。

そして、怪獣の後ろにある町並みから閃光と共にクリスタルが現れた。

ウルトラマンクリスタル「ショワッチ!!!!!」 モモ「っ!!コリス・・・!」

モモはクリスタルの登場を見て、微笑む。怪獣はクリスタルを睨む。

怪獣「グイイイイイイイィィィィィィィィン」

ウルトラマンクリスタル「っ!ショワアアァァッ!!」

クリスタルは怪獣に接近して、パンチで閃光。怪獣の顔に打撃する。

ウルトラマンクリスタル「ふん!!」 さらにキックで追加攻撃するクリスタル。

怪獣「グイイイイイイィィィィィィィィン」

怪獣は右手でクリスタルに打撃。

その手の鋭い爪4本がクリスタルの身体を切り裂く。

ウルトラマンクリスタル「ぐあっ!!うはっ!!!」

さらに怪獣はパンチでクリスタルを殴り飛ばす。倒れるクリスタル。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!!でやああぁぁぁぁ!!!」

だが、クリスタルはすぐに立ち上がり、怪獣を素早く殴る。

怪獣は痛みでさがるが、頭突きで反撃。クリスタルはこれを受けてさがる。

ウルトラマンクリスタル「くぁ!!はぁ!!クリスタルレーザー!!!」

その直後、

クリスタルはミドルキックで怪獣をさがらせ、クリスタルレーザーを発射。

攻撃を受けた怪獣だが、敵は余裕を見せるように胸を叩く。

怪獣「グイイイイイイィィィィィィィィン」  ウルトラマンクリスタル「なっ!?」 

モモ「クリスタルレーザーが効かない!?」

クリスタルとモモはこれに驚く。そして、怪獣は両目から光線を発射する。

怪獣「グイイイイイイィィィィィン」 光線がクリスタルの身体の一部に命中。

ウルトラマンクリスタル「うわああああぁぁぁぁぁ・・・・・っ!!!」

その部分が爆発して、クリスタルはその苦痛でさがり、倒れそうになる。

モモ「頑張って!!コリス!!!」 

ウルトラマンクリスタル「っ!!とぅ!!」

モモの応援を受けたクリスタルは何とか堪えて、怪獣に接近する。

ウルトラマンクリスタル「むん!!てやっ!!とああぁぁぁ!!!」

クリスタルは怪獣と取っ組み合いをし、敵の首筋に手刀を打った。

さらに膝打ちを繰り出すが、怪獣も負けずにクリスタルに蹴りを入れる。

怪獣「グイイイイイイィィィィィィィィン」

そして、怪獣はクリスタルの右肩を噛み付く。

ウルトラマンクリスタル「くあああぁぁぁぁ・・・・・っ!!」

モモ「コリス!!く・・・・っ!!」 モモはクリスタルを助けようと射撃をする。

怪獣「グイイイイイイィィィィィィィン」 モモの攻撃を受けた怪獣はさがる。

それにより、クリスタルは怪獣から離れていった。

モモ「コリス!!反撃よ!!!」

ウルトラマンクリスタル「わかりました!!姉さん!!ムーンギロチン!!!」

クリスタルがムーンギロチンで怪獣を攻撃した。だが・・・。

つづく

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フラエ「けっ!大した事はねェな。ミューティー・アニマルってにもよ。」

右腕の筋肉を元に戻したフラエは余裕な気持ちで、その腕を振り回す。

ガンズ「だが、敵は複数に存在する。むっ!?」 フラエ「あ?」

そして、ガンズとフラエは別のミューティーアニマルが、

近くにいた事に気づく。そのアニマルは蛙に似ていた。

顔が蛙だが、口には獣のような牙が生えていた。

4本の足が細長くなっている。

フラエ「今度は変な蛙かァ。」 ガンズ「カエル型のモンスターか・・・!」

そう。この怪物はミューティーフロッグと言うミューティーアニマルだ。

ミューティーフロッグ「ガガガガゴゴゴゴゴゴ・・・・」

ミューティーフロッグはさっそく跳び出した。物凄いスピードで迫る。

ガンズ「うわ!!」 フラエ「ぬぉ!?」

ガンズとフラエは敵の素早い突進に弾き飛ばされる。

二人はそろぞれ壁に叩きつけられて、倒れる。だが、ゆっくりと立った。

ガンズ「・・・・・っ!おのれェ・・・やってくれる!!」

フラエ「俺らに喧嘩を売った事を、思い知らせてやる!!!」

フラエは両腕の筋肉を強化して、ミューティーフロッグに立ち向かう。


一方、ミューティーズの開発室を爆破したユミたちは別の通路にいて、

そこでカラス型のミューティーアニマルと戦っていた。

翼が4つもあり、顔が赤く光っていた。名はミューティークロウ。

この通路はとても大きいため、ユミと怪獣は空中戦を演じていた。

ミューティークロウ「カアアアアァァァァァァ」

ミューティークロスは口から茶色い液体を吐いた。これは毒液だ。

ユミ「ふん!!でやああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ユミはその攻撃を避けて、両足によるキックをミューティークロウの胸に打ち込む。

すると、その胸が貫かれて、ミューティークロウは断末魔をあげる。

ミューティークロウ「カアアアァァァァ・・・・・・」

ミューティークロウは心臓をユミの鋭いキックに貫かれて、落ちて死亡。

プルレス「やりましたね!ユミさん!!」 ユミ「当然よ!」

そして、ユミはご機嫌に着地した。手にはジグソーが持たれていた。

ユミ「偶然、この部屋でジグソー見つけたから、元気いっぱいよ!」

ミクス「それよりも・・・・早く熊さんと鳥さんを・・・・。」

ユミ「おっ!そうだったわね。早く彼らと交流しなければっ!!」

謎の声「ちょっと待った。」

張り切って走ろうとするユミで誰かの声で止まった。

ユミ「っ!だ・・・誰!?」 ユミはその声に警戒をする。

謎の声「私の声を忘れたかしら?」 ミクス「え・・・?あっ!」

そして、ミクスがその声の主を見つける。それは、ローブの二人であった。

ユミ「あれ?あなたたちだったの・・・・。」

ローブの少女「うん!援護に来たよ。」 声の正体はローブの少女だった。

ミクス「来てくれたんですね・・・!」 ミクスはローブの二人を見て笑顔になる。

ユミとミクスはこの二人を知っているそうだ。

だが、プルレスは二人を始めて見る。

プルレス「だ・・・誰ですか?あなたたちは。」

ローブの少年「ん?お前は、ジンジョー族か。」

ローブの少年はプルレスを見て、そう言う。

プルレス「は、はい!!僕はプルレスと言います!あ、あなたたちは・・・?」

ローブの少年「俺たちか?」 ローブの少女「じゃ、教えてあげますか♪」


バンジョーとカズーイは新たなミューティーアニマルを見て、驚愕していた。

そのアニマルはハチに似ていた。

目が黒く染まっていて、口が嘴になっている。

足が8本あり、その1本ずつにカニのようなハサミが生えていた。

剣のように鋭く大きくなった針から、黄色い液が少しずつ零れていった。

この巨大なハチ型のモンスターをミューティービーと呼ぼう。

ミューティービー「・・・・・・・・!」 カズーイ「今度は蜂ィ!?」

バンジョー「でも、こいつはハチミツをくれないみたいだね・・・っ!!」

空飛ぶミューティービーはさっそくバンジョーとカズーイに襲いかかる。

バンジョー「うわっ!!」 バンジョーは怪獣の突進を避ける。

ミューティーアリゲータ「グイイイイイイィィィィィィィン」

だが、今度はアリゲータが体当たりでバンジョーとカズーイを攻撃。

バンジョー「何っ!?ぐわあぁぁぁっ!!!」 

バンジョーは敵の攻撃に吹き飛ぶ。

カズーイ「く・・・・っ!!」 カズーイは両腕の翼を広げて、羽ばたく。

バンジョーは壁にぶつからずに何とか床に着地する。そして、すぐに走る。

バンジョー「おああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

バンジョーはミューティーアリゲータにメガトンパンチを打つ。

ミューティーアリゲータ「グイイイイイイィィィィィン」

アリゲータはバンジョーのパンチに痛がり、さがる。

バンジョー「今度はこいつだ!!」  バンジョーはビーに向かってジャンプ。

カズーイ「キキツキアタック!!!」 ミューティービー「・・・・・!!」

ミューティービーは後方へ素早く飛び、カズーイの必殺技を避けた。

バンジョー「よ、避けた!?」 バンジョーはそう言って、着地する。

ミューティービー「・・・・・!・・・・・・・・!!」

そして、怪獣は針を前に向けて、凄いスピードでバンジョーに迫る。

バンジョー「ぬ・・・・っ!!」 バンジョーが両手で敵の針を受け止める。

だが、そのバンジョーに両手から煙が。バンジョーは凄く苦痛を感じる。

バンジョー「うぁ・・・・っ!!?」 カズーイ「バ、バンジョー!?」

そして、後ろからアリゲータが火炎球でバンジョーとカズーイに迫る。

カズーイ「っ!?タマゴミサイル!!!」 カズーイはタマゴミサイルを発射。

それがアリゲータの吐いた火炎球とぶつかり、爆発した。

バンジョー「く・・・っ!!」 そして、バンジョーはビーから離れる。

カズーイ「しっかりしなさいよ!!」 バンジョー「て・・・手が・・・!!」

バンジョーの手が針に触れたため、何故か赤く染まっていた。

カズーイ「まるで溶けかかっているわ。奴の針はきっと危ないわ!」

ミューティービーは再び針を突き出す。バンジョーはジャンプで避ける。

バンジョー「くっ!!」 ビーは針を床に刺してしまい、いち早く針を放した。

すると、ビーの針に刺された床が黄色い液と共に溶けていった。

バンジョー「床が溶けた!!

ミューティービーの針から溶解液が含まれているのか!!」

ミューティーアリゲータ「グイイイイイイィィィィィィン」

そこに、アリゲータが巨大な尻尾を振り、バンジョーとカズーイを打撃する。

バンジョーとカズーイ「うわあぁぁぁ・・・・・っ!!!」

バンジョーとカズーイは痛がり、2匹のミューティーアニマルからさがる。

さらにミューティーアリゲータは火炎球で迫る。バンジョーはこれを避ける。

バンジョー「く・・・・っ!!」 カズーイ「こいつら、ワニとハチのクセに・・・っ!」

そして、2匹の怪獣は横に並んで、バンジョーとカズーイに近づいた。

ミューティーアリゲータ「グイイイイイィィィィィン」

ミューティービー「・・・・・!」 バンジョー「くぅ・・・・っ!!」

カズーイ「今に見てなさい!!タマゴミサイル連射!!!!」

そして、カズーイはタマゴミサイルを連射して、

2匹のミューティーアニマルを攻撃。

ミューティーアリゲータ「グイイイイィィィィィン」

アリゲータとビーは複数のタマゴを受けて痛がる。

だが、ビーが素早く飛んで、

後に迫る複数のタマゴを華麗に避けて、バンジョーとカズーイに迫る。

ミューティービー「・・・・・・!」 カズーイ「げっ!!連射を避けて・・・!」

バンジョー「こっちに迫って来る!!うぉ!!!」

そして、ビーの針が接近した時、バンジョーは急いで、それを避けた。

カズーイ「くそぅ!!・・・・ムカツクわねェ!!」

その時、遠いところから、別の獣の鳴き声が聞こえて来た。

別の鳴き声「キイイイイイイィィィィィィィィィィ」

バンジョー「っ!?もう一匹のミューティーアニマルが!?カズーイ!!」

カズーイ「3匹増えたら、たまんないわ!!カズーイダッシュ!!!」

そして、カズーイは両足を出して、猛スピードで走った。

ミューティーアリゲータ「グイイイイイィィィィィン」 ミューティービー「・・・・・!」

2匹のアニマルがカズーイとバンジョーを追うが、

スピード自慢のカズーイを追いつく事ができなかった。


カズーイがダッシュを続けて、廊下を走り続けた。

バンジョー「厄介な事になる前に、

何としてもクランカーの口の部分へ急ぐんだ!!」

カズーイ「ええ!ミューティーズを倒すのは、その後でね!!」

カズーイは走り続けた。クランカーの口の部分へと。

だが、そうもいかないらしい。

突然、廊下の左部分の壁が砕かれ、そこから恐ろしい獣が現れる。

カズーイとバンジョー「っ!!?」 二人はそれを見て、驚く。

カズーイは急に足を止めて、その獣の前に止まる。

その獣はリスに似ていた。その顔は可愛らしいリスとは思えない程の醜く、

両手に爪が生えていた。尻尾が凄く大きい。ミューティースクイレルの登場だ。

ミューティースクイレル「キイイイイイイイィィィィィィィィィ」

カズーイ「こ、今度はリスの化け物ォ!!」 カズーイは両足を引っ込める。

バンジョー「こいつもミューティーアニマル!!!」 

バンジョーは立って、身構える。

つづく

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ウルトラマンクリスタル  第59話・動き出す使途たち

凶剣使途・エデザス
異次元魔獣・カーンザウルス
登場

地球に夢と希望を取り戻させる目的を持って、

地球より来たマリンナーサの王子・コリスは姉のモモと共に、

夢を阻む者たちと戦い続けた。だが、その最中に、

悪夢のプリンセス・シャドーが冥界の王子・ゴダルを蘇らせて、

コリスとモモに挑戦して来た。二人はシャドー&ゴダルと、

何度も戦って来たが、この喧嘩は、何者かによって仕組まれていたのだ。

それは、どこから来たのかわからない、謎の存在・使途。

彼らの目的はまだ完全に把握し切れていないが、

この地球を侵略する事は確かであった。負け続けのシャドーとゴダルを、

見限った使途たちは、今度は自らの戦力で襲い掛かって来たのだ。

そして、今日も・・・・。いや、今日が本当の戦争が始まるのだ。


DGC基地の司令室では、サキがヘッドホンで情報を聞き出し、

その情報をモモに報告していた。何か、恐ろしい事態が起きているそうだ。

サキ「隊長!!ドイツDGCからの報告です!!ベルリン地区で、

強力な怪獣が出現して、兵力が壊滅寸前に追い込まれたそうなので、

ただちに、その怪獣の出現に備えるべし・・・との事です!!」

モモ「強力な怪獣かァ・・・。それは、一体どんな怪獣だった?」

サキ「ドイツDGC隊長からの情報によれば、全てが謎らしいのです。」

シュドー「全てが謎ォ!?全くわかんねェぜ!!こりゃァ!!」

サキ「さらに、もう2件あります。1件はフランスDGCから。

基地が何者かによって壊滅、隊員も大勢殺害されたの事です。」

テブリッシュ「まさか・・・宇宙人も動いているのか!?」

サキ「もう1件は、DGCイギリス支部からです。

首都・ロンドンで強力な異次元反応が発生しているとの事です。」

モモ「強力な怪獣、何者かによって壊滅、異次元反応・・・・。

3つの国に、それぞれ3つの事件が起きるなんて・・・!」

シュドー「この前は一気に2つの事件が起きましたからね。

ほら、レッドキングとバルタン・・・・。そして、今日で3つとは。

何か、すっげー恐ろしい事が起こりそうだぜ・・・・!」

テブリッシュ「確かに、事件が日に増えるなんて、ありえないからな。

何かの異常気象か、それとも、何者かの仕組んだ事なのか・・・。」

モモ「いずれも、その犯人は今までより恐ろしい奴かも知れないわね・・・。

ところで、もう1件の・・・・イギリス支部だったわよね?」

真剣に考えて言うモモに、サキも少し心配そうにこう言った。

サキ「え、ええ・・・。ロンドンより異次元反応が・・・・。」

モモ「ロンドンねェ・・・。ロンドン・・・・。ロンドン!!?」

モモは何か思い出したか、

急に驚いたような表情で叫ぶ。隊員たちはこれに驚く。

サキ「きゃっ!ど・・・どうしたのですか!?隊長!!」

モモ「ロンドンに何かが起こりそう・・・!あの人が危ない!!?」

震えるモモはそう言った後、いきなり立ち上がって走り出す。

コリス「っ!!ま、待ってください!!隊長!!」 コリスもモモの後を追う。

二人は司令室から出て、残った隊員たちがそれを見て、きょとんとする。


モモとコリスは基地のビルの外で走ったため、止まって息をしていた。

コリス「はぁ・・・はぁ・・・。姉さんは、ロンドンに何があると言うのですか?」

モモ「はぁ・・・っ。あると言うより、いるが正解ね。」

コリス「では、ロンドンに姉さんの知り合いが・・・・!?」

モモ「そうよ。」 モモがはっきり答えると、コリスが微笑んでこう言う。

コリス「・・・・じゃあ、ロンドンへ向かって、その人を守りに行きましょう。」

モモ「そうね。異次元反応と聞いて、何かが出てくるか問題だからね!

それを調査するにもちょうど良いわ!!!」

そして、コリスはウルトラウォッチを光らせ、モモはミンキーステッキを出した。

コリス「ワーピル!!!!」 モモ「ミンキーワープ!!!!」

二人はピンク色の光に包まれて、やがてその光と共に消えていった。


そして、ここがイギリスの首都であるロンドンの街である。

そこの人ごみの中に、コリスとモモがいた。

モモ「コリス。何か気配を感じない?」

コリス「・・・・はい。異次元エネルギーが強く反応している事がわかります。」

コリスは手に持っているレーダーで異次元反応をキャッチしていた。

コリス「・・・・っ!反応がどんどん大きくなっていきますっ!!」

コリスはレーザーを見て、驚く。モモはそれを聞いて、驚く。

つづく

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