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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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カズーイ「わかったわ!!バンジョー!!!!」

カズーイはさらに走り続ける。だが、

二人はまた恐ろしいところへ行ってしまう。


カズーイ「っ!!こ・・・・ここは・・・・!?」

バンジョー「どうした!?カズーイ!!」

カズーイは目の前に水面がある事に驚く。ここは、

クランカーの腹の中だったのだ。ここはプールみたいな物だったが、

ここの水は別に触れても、溶けてしまうワケではない。

国際防衛科学局がロボットで、複数の人が入れるように、

胃のように溶けると言う危険なシステムは持ってないらしい。

バンジョー「ここって・・・胃のようなところかな?」

カズーイは両足をリュックに引っ込めて、バンジョーが立つ。

カズーイ「でも、ただの水に見えるわね?ちょっと、泳いでみなさいよ。」

バンジョー「えっ!?;で・・・でも、一応、胃のような・・・・;;;」

カズーイにそう言われたバンジョーは急に怯えを見せる。

一見は普通の水だが、

ここはクランカーの胃なので、入ったら溶けてしまうのかと不安であった。

カズーイ「でも、この胃から通り抜ければ、クランカーの口の中に行けて、

そこで彼の虫歯を治してやれるんじゃない?」

バンジョー「でも・・・・。むっ!?」 

その時、バンジョーは邪悪な気配を感じる。

カズーイ「どうしたの!?バンジョー!!」

バンジョー「何かがいる・・・・っ!!」 バンジョーは水面の方を見て、言う。

その中には確かに何者かがいた。そして水面からは、

サメの背ビレのような物があり、それが動いていた。

その背ビレを持つ怪物がプールの中で動き回り、

水面から上がってその姿を現した。

魚のミューティーアニマル「キシィアアアアアアァァァァァオオォォォ」

カズーイ「今度は魚の奴ね!!!」

そう。この魚はサメのようなミューティーアニマルであった。

目が黄色く輝き、口の中には牙が数十本生えていた。色は黒で、

身体中に傷のような黄色い模様がある。

頭には小さそうに見える銀色の角が2本ある。

顔はシュモクザメに似ていた。この鮫の怪物の名は、ミューティーシャーク。

ミューティーシャーク「キシィアアアアアァァァァァァァ」

ミューティーシャークは口を大きく開けて、

バンジョーとカズーイを食おうとする。

バンジョー「来るぞ!!」 カズーイ「タマゴミサイル!!!!」

カズーイはタマゴミサイルを連射して、シャークを攻撃した。

ミューティーシャーク「キシィアアアアアアァァァァァァァオオォォ」

シャークは攻撃を受けて、さがる。だが、敵は反撃しようとした。

ミューティーシャークは口から火焔を吐いた。バンジョーは素早く避ける。

バンジョー「ぉわ!!?」

カズーイ「魚のクセに火を吐くなんて・・・っ!!バンジョー!!

こうなったら・・・・さっきのアレを使いましょ!!」

バンジョー「む!?うん!!アレだね!!!」 そう。さっき使ったアレとは。

カズーイの羽から発した奇跡の黄金の輝きであった。

その名も、ワンダーウィング。

バンジョーがしゃがみ、カズーイは両方の翼をバンジョーを包む。

カズーイ「輝け!!あたいの翼よ!!!!」 

そして、ワンダーウィングの発動。

・・・・はしていない。カズーイの羽が輝いていないのだ。

カズーイ「え・・・!?嘘!!?」 バンジョー「カズーイの羽が光ってない!?」

二人はワンダーウィングの発動ができない事に驚き、不安を感じた。

カズーイ「そんな・・・・!さっきは使えたハズなのに・・・・っ!!?」

ミューティーシャーク「キシィアアアアアアアァァァァァァオォ」

カズーイとバンジョーが動揺している間にも、

シャークが二人を襲おうと迫る。

バンジョー「っ!!?でえぇぇぇい!!!」

バンジョーはそれに気づき、ジャンプして、

シャークの攻撃を避ける。それにより、

シャークはバンジョーとカズーイがいたハズだった足場を食ってしまう。

足場から離れた二人は水中に飛び込み、そこで泳ぐ。だが、

ミューティーシャークも水中に潜って、バンジョーとカズーイを襲おうとする。

バンジョー(ちきしょォ!!水中じゃ戦えない・・・・!!)

カズーイ(かと言ってどうするつもりよ・・・・!?)

そして、シャークは凄いスピードで二人に迫る。

今度こそ食べようと口を大きく開ける。

カズーイは羽を動かして素早く泳いで敵の攻撃を避ける。

バンジョー(どうすれば良いんだ・・・・!!このままでは・・・・!?)

カズーイ(・・・・・っ!そうだ!!こうなれば、空から攻撃よ!!!)

つづく

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DGC基地に使徒が現れ、隊員たちの宣言した。日本は滅びると。

それを阻止すべく、DGC隊員は再び日本へ上陸する。

だが、そこに思いもよらぬ罠が待っていた。

次回、【ターゲットは日本!?】 使徒はどんな罠を仕掛けたか。

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?クリスタル第60話。

今回は使徒との戦争と言う事で、使徒を二人も出しました。

一人は超能力系、一人は肉弾戦が得意の方で。二人とも、オリジです(

・・・・ってか、使徒と言っても、

外見が使徒らしくなさそう(むしろ怪獣か宇宙人っぽいの)に見える事に気づいた^^;

僕の考えはいつも適当ですからね。うん(

そして、あの海モモで活躍した初代モモの生まれ変わりをとうとう登場させました。

もちろん、海モモから数年後の設定なので、彼女も大人にさせましたがね(ぇ

やはり、初代モモも登場させなきゃいかんと思いましてね・・・。

しかも、敵に浚われる役割を持たせちまった・・・・^^;

ちなみに、初代モモは後にまた登場させます。

コリスに語ったあの女性の正体は最後ら辺に明かします。

次回は再び日本が舞台となります。そのワケは次回をお楽しみに(

それでは。
 

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ルバシーザの攻撃を受けたクリスタルは痛みでさがる。だが、

何とか耐え抜いて、反撃しようと走る。

ウルトラマンクリスタル「ぐ・・・っ!シュワアアァァァッ!!!」

だが、ザンダルガが左の拳を振り回して、それで思い切りクリスタルに向ける。

ザンダルガ「グフフフフフフフフフフフフフフフ!!!!!!!」

ザンダルガの巨大な拳がクリスタルの顔に直撃した。

ウルトラマンクリスタル「ぐああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

クリスタルは殴り飛ばされて、二人の使徒から離れたところに倒れる。

初代モモ「ああっ!!クリスタル!!!」

ザンダルガ「グフフフフフフ!!!グフフフフフフフフフ!!!!!」

ウルトラマンクリスタル「く・・・・くそォ・・・・・!!!」

クリスタルは何とか立とうとしている。

ルバシーザ「ほう・・・。ザンダルガのパンチを受けても死なんか。

流石はウルトラマン。・・・やはり、クリスタルは架空の存在ではないな。」

ウルトラマンクリスタル「架空じゃない・・・・!?クリスタルは、

僕が考えたウルトラマンのハズだ・・・っ!」

ルバシーザ「クククク。それでも、クリスタルは現実に存在しているんでよ。

夢の国がまだ存在してあった大昔の時代からなァ。」

ウルトラマンクリスタル「何・・・・っ!?どう言う事だ!!」

ルバシーザ「お前は間もなく死ぬ。死ぬ者に答えを聞く権利などない!!!

ルバシーザフラッシュ!!!!!!!」

ルバシーザは大きな目から青い光を発した。

その光が場面全体に満ちてしまった。

ウルトラマンクリスタル「く・・・・っ!!こ、この光は・・・・!!」

ルバシーザ「この光は俺たち使徒に力を与えてくれる。このようになっ!!

ヒギイイイイイイイィィィィィィィィ!!!!!!」

ルバシーザは大きい目から白い光線を発射した。

クリスタルはこれを間一髪、避ける。

ウルトラマンクリスタル「てやっ!!」 

だが、光線が木々に命中して、その木々が消滅した。

ルバシーザは再び白い光線を発射する。

クリスタルは再び避けようと、別の方向へ跳ぶ。

ルバシーザ「避けても無駄だ!!!」

光線を発射している使徒の大きな目から、もう一つの光線が出てきた。

その光線が跳んだばかりのクリスタルに命中してしまう。

ウルトラマンクリスタル「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

クリスタルは光線を浴びて、倒れてしまう。とても苦しそうだ。

初代モモ「ルバシーザの目は、

一度に何度も光線を発射できるのね・・・・っ!!」

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!!ま・・・まだだ・・・・・!!!」

ルバシーザ「まだ懲りんか。ザンダルガ!!」

ザンダルガ「グフフフフフフ!!!」

ザンダルガは急に消えた。クリスタルはこれに驚く。

ウルトラマンクリスタル「っ!?き・・・消えた・・・・・!?」

そして、クリスタルの後ろにザンダルガが現れる。初代モモがそれに気づく。

初代モモ「クリスタル!!後ろ!!」 ウルトラマンクリスタル「え!?」

クリスタルは後ろを向く。だが、気づくのが遅かった。

ザンダルガ「グフフフフフフフフフフ!!」 使徒がクリスタルを強く殴った。

ウルトラマンクリスタル「ぐわっ!!!」 クリスタルは殴られ、また倒れる。

ルバシーザ「驚いただろぅ?ザンダルガは普段なら、

強力なパワー以外の能力は、低かったが、

俺の光によってスピードが数倍アップした。もちろん、パワーもな。」

ウルトラマンクリスタル「ちぃ!!はあああぁぁぁぁっ!!」

立ち上がったクリスタルはザンダルガを蹴ろうとするが、

ザンダルガは瞬間移動で消えて、攻撃を避けた。

ウルトラマンクリスタル「また消えた・・・!!うっ!?」

そして、クリスタルは右の方を見る。

そこにザンダルガが空中キックを繰り出した。

ウルトラマンクリスタル「うぉあああああぁぁぁぁぁ・・・・!!!」

ザンダルガのキックを受けたクリスタルはまた倒れるが、すぐに立ち上がる。

ウルトラマンクリスタル「このォ!!クリスタルレーザー!!!!!」

クリスタルはクリスタルレーザーでザンダルガを攻撃しようとする。

ザンダルガ「グフフフフフフフフフ!!!!」

ザンダルガは拳を振るい、クリスタルレーザーを弾き飛ばした。

ウルトラマンクリスタル「く・・・・っ!!はああああぁぁぁ!!」

クリスタルは標的をルバシーザに変更し、

その使徒にクリスタルレーザーを撃つ。

ルバシーザを倒せば、この青い光も消えるからだ。だが、そうもいかなかった。

ルバシーザ「ヒギイイイイイイイィィィィィィィ!!!!!!」

ルバシーザは大きい目を緑色に輝かせ、緑色の光の壁を作る。これにより、

クリスタルレーザーは緑色の光の壁に当たり、ルバシーザに届けなかった。

ウルトラマンクリスタル「おお・・・・っ!!まだまだあああぁぁぁぁ!!!!」

クリスタルは走ろうとするが、ザンダルガはこれを阻止しようとする。

ザンダルガ「グフフフフフフフフフフフフ!!!!!!」

ザンダルガは両手で地面を思い切り叩く。これにより、大きな地震ができる。

大地が揺れて、多くの木々が崩れ落ちていく。クリスタルも揺れる大地に驚き、

動作のバランスが崩れ、うまく移動できない。

ウルトラマンクリスタル「うわあぁぁぁ・・・・っ!!前より酷い揺れだ・・・・。」

ルバシーザ「クリスタルよ!!我ら使徒の前に、滅せよ!!!」

そして、ルバシーザが大きい目から赤い光を発した。

その光がクリスタルを包んでいく。

ウルトラマンクリスタル「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

どうやら、赤い光は包んだ者に激しい苦痛を与える恐ろしい光だ。

その光が消えると、クリスタルは倒れてしまった。

カラータイマーも赤く点滅している。

このままでは不味いぞ。クリスタル。頑張れ。何とか立ち上がってくれ。

ルバシーザ「ふふふふふ。見たかね。初代モモの生まれ変わりよ。

お前の二代目の弟も、

俺たちの前ではこのザマだ。この星に夢などいらないんだよ。」

ルバシーザは青い光に閉じ込められた初代モモにそう言う。だが、

初代モモは少しも動揺せずに、微笑んでこう言う。

初代モモ「生まれ変わりだか二代目の弟だか知らないけど、

この星は、まだ夢を欲しがっていると思うわ。」

ルバシーザ「何ぃ・・・・・!?」

初代モモ「だって、

この星の人たちにはまだ夢を持っているわ。夢を実現するために、

みんな頑張っているのを、ちゃんと知っているもん。クリスタルだって、

この星を守りたいと言う夢を持っているから、きっと頑張っている。だから、

クリスタルは諦めずに、あなたたちから私たちを守ってくれる!」

ルバシーザ「黙れ!!!ちいいぃぃぃっ!!

ザンダルガ!!殺ってしまえ!!!」

ザンダルガ「グフフフフフフフフフフフフフ!!!!!!!」

ザンダルガが倒れているクリスタルに迫る。

その時、クリスタルは右手をあげて、こう叫んだ。

ウルトラマンクリスタル「なるようになるだばないだばさ!!!!!!」

ザンダルガ「グフフッ!!?」 

ルバシーザ「な・・・何を言ってる・・・・!?あっ!!」

その時、二人の使徒は空の方を見る。

そこから3機のスカイラッシュとコプターが飛んで来た。

1号機がシュドー、2号機がテブリッシュ、

ZEROがモモ、コプターがサキ&イチゴである。

モモ「この時を待っていたわ!!皆!!作戦通りに行動開始よ!!!」

隊員たち「了解!!!!!」 初代モモはDGC部隊の登場に感激する。

初代モモ「DGCメカ・・・。モモちゃんが来てくれたのね!!」

そして、ZEROがルバシーザの方に向かい、

他の機体がザンダルガに向けた。2機のスカイラッシュとコプターが、

通常バルカン一斉連射でザンダルガを攻撃した。

ザンダルガ「グフフフフフフ!!!グフフフフフフフフフフフ!!!!!」

ザンダルガは攻撃を受けて、3機のメカを攻撃しようと暴れ出す。

ちなみに、コプターでは、イチゴが砲撃担当、サキが運転担当である。

そして、ZEROがレーザーバルカンでルバシーザを攻撃した。

ルバシーザ「ヒギイイイィィィィ!!ヒギイイイイィィィィィ!!!!!」

ルバシーザはZEROに反撃しようと、

大きい目から白い光線を複数発射する。

ZEROはその複数の光線を素早く避けた。モモが考えた作戦とは何か。

それは、少しだけ時間を遡ってみよう。


DGC基地の司令室で、モモが隊員たちにこう伝えたそうだ。

モモ「まずは、クリスタルが現れて、使徒と戦う。私たちはこの様子を見る。

途中で、敵は青い光でクリスタルを苦しめようとすると思う。でも、もし、

そうなった場合はクリスタルが、

【なるようになるだばないだばさ】と叫ぶ。良いわね?」

モモはコリスに向かってそう聞く。まるで、コリスに特に説明しているようだ。

コリスは一瞬戸惑うそうになるが、理解したか真剣な表情で頷く。

シュドー「でも、クリスタルって隊長の予想通りに行きますかねェ?」

テブリッシュ「第一、そんな事が起きると思えそうにないのですが・・・・。」

モモ「あくまで私の予定よ。その予定が起こった場合は、全機出撃するわよ!!

そして、モモちゃんとクリスタルを救出に向かう!!良いね!!?」

それが、モモの最大の作戦であった。


その予定が現実となって、DGCが使徒たちと戦っているのだ。

ザンダルガ「グフフフフフフフ!!!」

ザンダルガはうまく反撃できず、ピンチである。

3機のメカがザンダルガを攻撃しているところを、クリスタルが見ていた。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!皆さん。来てくれたのですね・・・。」

ルバシーザ「ヒギイイイイイィィィィィィィ!!!!」

ルバシーザが左手の嗅ぎ爪で接近しているZEROを攻撃しようとするが、

避けられてしまう。そして、ZEROは再びルバシーザに接近しようと飛ぶ。

モモ「狙いは敵の額にある目!!ディバインレーザー!!!!!」

ZEROはディバインレーザーでザンダルガの大きい目を攻撃する。

その目がレーザーを浴びて、爆発してしまった。

ルバシーザ「ヒギイイイイイイイイイィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!」

ルバシーザは大きい目を失い、物凄く痛がってのた打ち回る。これにより、

青い光が消えた。だが、初代モモを閉じ込めた光も消えた。そうする事で・・・。

初代モモ「え・・・?きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

初代モモは落ちてしまう。このままでは、初代モモが死んでしまう。

モモ「ああっ!!モモちゃん!!」

ウルトラマンクリスタル「くっ!!おおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

クリスタルは素早く跳び出し、両手を前に出して落ちゆく初代モモをキャッチ。

初代モモはクリスタルの両手に乗って助かったのだ。

モモはそれを見て、喜ぶ。

モモ「コリス・・・!」 ウルトラマンクリスタル「大丈夫ですか?モモさん。」

初代モモ「え・・・ええ。ありがとう・・・・・。」

初代モモはクリスタルに助けられて、安心してほっとする。

そして、クリスタルは初代モモをそっと地上におろした後、

二機のスカイラッシュのレーザーバルカンを浴びているザンダルガを見る。

ウルトラマンクリスタル「行くぞ!!ザンダルガ!!!!とおぉぉ!!!」

クリスタルはジャンプして、

ザンダルガにスカイハイチョップをお見舞いする。

ザンダルガ「グフフフフフフフフ!!!」

ウルトラマンクリスタル「スカイハイチョップ!!!!!!」

ザンダルガはスカイハイチョップによって、真っ二つになってしまった。

ザンダルガ「グフ・・・・・・・・ッ!!!!!」

ザンダルガは死んでしまった。残るはルバシーザだけだ。

ルバシーザ「ヒギイイイィィィィ・・・・・!!!」

ルバシーザはゆっくり立ち上がった。そして、クリスタルにこう言った。

ルバシーザ「こ・・・これで終わったと思うなよ。我ら使徒の次の攻撃は、

既に準備完了だ!!ヒギイイイイイイィィィィィィィ!!!!!!!」

ルバシーザはクリスタルに襲いかかろうと走る。だが・・・。

モモ「させない!!!ディバインレーザー発射!!!!!」

ZEROのレーザーを浴びたルバシーザが爆発を起こして、粉々に吹き飛んだ。

ルバシーザ「ヒギイイイイイイイィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!」

ルバシーザも死んでしまった。それを見た初代モモとモモが喜ぶ。

初代モモ「やったあああぁぁぁぁ!!!!」 

モモ「勝ったあああぁぁぁぁ!!!!」


戦いは終わった。平和が戻った森では、

メカから降りた隊員たちと初代モモが、

その素晴らしい自然の景色を眺めていた。

初代モモ「綺麗ね・・・・。」 モモ「うん。本当・・・。」

二人のモモは微笑んでいる。

それを見たコリスもさらに微笑む。皆、嬉しいのだ。

初代モモ「・・・・私、クリスタルの秘密がわかった気がするの。」

モモ「え・・・・!?」 モモは初代モモの発言に驚く。そして、コリスも。

コリス(まさか・・・・僕の正体が・・・・・!?)

そう。初代モモはコリスがクリスタルに変身しているところを見てしまったのだ。

初代モモはもしかして、それを語るのではないのかと、コリスは不安する。

初代モモ「・・・・・何てね。その事は次の機会に話しておくわ。」

コリス&モモ「ほ・・・・・・っ。」 二人はそれを聞いて、一安心する。

シュドー「クリスタルの秘密ってどんなのですか?」

テブリッシュ「なかなか興味深い秘密でしょうね。」

初代モモ「うーん。悪いけど、そろそろロンドンに帰ろうと思うの。

まあ、また会えたら、それについて話すわ。」

サキ「そうですか・・・・。それでは、私たちがロンドンへ送りましょう。」

初代モモ「うふふ。サンキュウ(ありがとう)!」

隊員たちは笑いながら、DGCメカたちのところへ戻る。その時。

イチゴの腕のシーバーが突然、鳴り出した。イチゴはその通信を受ける。

イチゴ「こちら!イチゴ。・・・・ああ。日本科学特捜隊の者ですか。

・・・・ふむ。・・・ん?何ですって!!?」

イチゴは何かを聞いたか急に驚く。隊員たちはそんなイチゴに注目する。

モモ「どうしたの!?イチゴ!!」

イチゴ「日本に・・・大変な事が起こりました・・・・!!」

隊員たちと初代モモはこれに驚く。二人の使徒との戦いは終わりました。

ですが、使徒たちとの戦争に終わりはありません。

そして、戦争は場所を変えたのです。

使徒たちは今度は何を企んでいるのでしょう。

DGCはそれを予測できてません。

新たな戦争は・・・・まだ始まったばかりなのです。

次回につづく

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コリス「う、生まれ変わり・・・・・!?すると、

さっき僕が助けた女性が、

フェナリナーサから来た初代モモだと言うのですか!?」

モモ「ええ・・・・。その通りよ。」

そう。コリスが助けたモモと瓜二つの女性はやはり、

フェナリナーサから来た初代モモの生まれ変わりだったのだ。

初代モモはフェナリナーサから来て、地球に夢と希望を取り戻させるために、

大人になる魔法を駆使して活躍していたが、その使命を果たせずに、

交通事故で死んだ。だが、その初代モモが人間として生まれ変わり、

人間として新たな人生を送り、現代のモモと出会った。

そして、今はどこかへ旅立って、現在に至る・・・・。

モモ「あの人こそが、初代モモの生まれ変わりよ。」

コリス「その初代モモさんが・・・既に出会えたなんて・・・・!」

コリスは初代モモと出会えた事に少し感激する。

モモ「・・・良かったわ。生きていて。生きていてくれて良かった・・・・!」

モモは目から涙が溢れそうで、それを拭く。


もう一人のモモ・・・いや、初代モモは今、隊員たちと会話をしていた。

サキ「えっ!?隊長・・・じゃなかった、モモさんは旅人だったのですか!?」

初代モモ「うん。昔はペットショップを営業していたんだけど、

急にモモちゃんに会いたい気がして、ノコッタ町に行ったの。でも、そこには、

モモちゃんがいないため、アメリカに行ってみたけど、

そこで化け物に襲われちゃって・・・;」

テブリッシュ「理由は何となく、わかりましたが、

そのペットショップはどうするんですか!?」

初代モモ「もちろん、戻るわよ。ちょっとしたら・・・。」

シュドー(・・・・よく見れば、隊長より可愛いかも・・・・・。)

女好きであるシュドーは初代モモに少しだけ惚れたそうだ。


コリス「・・・・一つだけ、聞きますけど・・・・。」

モモ「・・・・・何か?」

コリス「何故、姉さんと初代モモは同じ名と姿をしているんですか?」

モモ「・・・・何でしょね?^^;」

モモは無理して笑いながらそう言うと、コリスが少しだけずっ扱けそうになる。

コリス「・・・・わ、わからないのですか・・・?;」

モモ「・・・・・一つだけわかるとすれば、私とあのモモちゃんが同じなら、

使命が同じでもあるんじゃないのかな?生まれた年は違うけど、

初代モモの代わりに、あえて彼女に似ている私が選ばれたのかと思う。」

コリス「・・・・・そうですか。何となく、わかる気がします。

きっと、姉さんとモモさんは同じ運命を持ってるのかも知れませんね・・・・。」

モモ「同じなんかじゃないわ。私は交通事故で死んでないし、

今でも大人になって生きているじゃない。

使命だって、まだ諦めてないつもり。」

コリス「・・・・・そうですね。姉さんは今でも生きているし、

初代モモさんだって、人間として今を生きているんですよね。」

コリスがそう言って微笑むと、モモも微笑む。

モモ「ええ。さっ!戻りましょうか。」 コリス「はい。」

そして、二人は司令室に戻ろうとした。だが、その時であった。

そこに、初代モモが来た。モモとコリスはこれに驚く。

コリス「っ!モモさん!!」 モモ「モモちゃん。何故にここに・・・!?」

初代モモ「モモちゃんともっと話して帰ろうと思ってね。

手っ取り早い方が良いでしょう?」

モモ「ああ・・・・。だから、司令室から出たのね・・・^^;」

初代モモ「うん。それにしても、モモちゃんの部下の隊員たち。

個性的で面白いわね。」

モモ「でしょでしょ?本当に個性的だけど、皆立派な戦士たちよ。」

初代モモ「そう。良いなァ。モモちゃんには仲間がいっぱいできて・・・。

私は・・・あまりできてない気がするから・・・・・。」

モモ「・・・・モモちゃん・・・・・・。」

コリス「モモさん・・・・。(モモさんにとって、仲間と呼べるのは、

雄一・・・・姉さんだけかも知れないのだろうか・・・・・・。)

その時、青い光が発して、3人を包み込む。

コリス「うわっ!!!」 初代モモ「な・・・・何っ!?」

モモ「まさか・・・・使徒が!?」 モモは使徒が来たと予測した。

そして、上の方から黄色い光が出て、初代モモがこれを浴びてしまう。

初代モモ「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

モモ「モモちゃん!!!」 コリス「モモさん!!!」

そして、黄色い光は初代モモを捕えたまま、上の方に戻った。そして、

その同時に青い光も消えた。

モモは初代モモが消えた事に取り乱しそうになる。

モモ「そ・・・・そんな・・・!モモちゃんが消えてしまった・・・・!!

私のせいで・・・・モモちゃんが・・・・・。」

コリス「姉さんのせいではありません!!それに、

モモさんは使徒に浚われたらしいじゃないですか!!」

モモ「そ・・・そう・・・・!?」 モモはコリスの発言で落ち着く。

その時、ルバシーザの声が響いた。二人はそれを聞いて驚く。

ルバシーザの声「その通りだ!!マリンナーサの姉弟よ!!!」

コリス&モモ「っ!!?」

ルバシーザの声「初代モモの生まれ変わりは預かった!!

返して欲しければ、ロッキー山脈に来い!!ただし、

マリンナーサの王子よ!!お前一人で来い!!!

さもなくば、彼女の命はないぞ!!わかったか!?」

そして、ルバシーザの声は消えた。

モモ「ロッキー山脈・・・・!そこに、モモちゃんが・・・・!!」

コリス「どうします!?姉さん!!!」

モモ「・・・・私に良い考えがあるわ・・・・。」 そこに、隊員たちが走って来た。

サキ「何があったのですか!?隊長!!!」 コリス「っ!皆さん・・・。」

イチゴ「何か、悲鳴が聞こえたし、ここら辺に青い光が・・・・!」

モモ「・・・・使徒が、モモちゃんを浚ったわ・・・・。」

テブリッシュ「な、何ですって!!?」 隊員たちは驚き、動揺する。

シュドー「ちきしょう!!奴隷にでもする気か!?」

モモ「・・・・・っ。皆。力を貸してくれる?」

ここに、モモは隊員たちに作戦を伝えようとした。


数時間後、コリスはロードラッシュで例のロッキー山脈に来ていた。

その山中で、コリスはロードを停めて、降りた。

コリス「・・・僕一人で来たぞ!!姿を現せ!!使徒ども!!!」

その時、ザンダルガが突然、現れた。いきなりコリスに殴りかかる。

ザンダルガ「グフフフフフフフフフフフフ!!!!!!」

コリス「っ!!はっ!!!」 コリスは敵の打撃を素早く避ける。

ザンダルガ「死にやがれえええぇぇぇぇぇ!!!」

ザンダルガは再び殴りかかるが、コリスも殴りかかる。

コリス「たあああぁぁぁぁっ!!!!」

コリスの素早い拳がザンダルガの顔面に命中する。

ザンダルガ「グフフフフフ・・・・ッ!!」 使徒は顔を殴られて、さがる。

コリス「でやああぁぁぁぁぁっ!!!」

そして、コリスは足を振り上げて、ザンダルガを蹴り飛ばす。

ザンダルガ「グフフフ・・・!!!」 ザンダルガは倒れる。

コリスは着地して、ルバシーザに向かうように叫ぶ。

コリス「いい加減、モモさんを返せ!!

そして、もう汚い事はやめるんだ!!」

ルバシーザの声「クククククク・・・・・!!」 

その時、ルバシーザが笑い声が響く。

コリス「・・・・っ!あっ!!」 そして、コリスは空の方を見る。

そこには、青い光に閉じ込められている初代モモの姿があった。

青い光は空に浮かんでいて、その中で初代モモが眠っていた。

コリス「モモさん!!・・・・・っ!?」

そして、コリスは目の前にルバシーザがいる事に気づいた。

ルバシーザ「本当に一人で来ちまったなァ。馬鹿な奴め。」

コリス「知ってるよ。これがお前たちの罠だって・・・。それでも、

僕はモモさんを助けたいんだ・・・・・っ!」

ザンダルガ「無駄だァ。貴様を殴り殺して、

その女もギタギタにしてやんよwww」

コリス「そんな事はさせない・・・・!!」

ルバシーザ「果たして、そうかな。俺たち二人に勝てると思ってるのかね?」

ザンダルガ「グフフフフ!さっきのようにはいかないぜェ・・・・・!!!」

そして、二人の使徒は巨大化した。どうやら本気でコリスを殺すつもりだ。

ルバシーザ「ヒギイイイイイイイイィィィィィィィィ!!!!」

ザンダルガ「グフフフフフフフフフフフフフフ!!!!!」

初代モモ「・・・・・っ。はっ!!」

そして、初代モモは目覚める。すると、巨大化した二人の使徒の姿に驚く。

コリス「く・・・・・っ!」 そして、コリスはウルトラウォッチを輝かせる。

初代モモ「っ!!」 だが、初代モモはコリスの方を見てしまう。

それを知らずにコリスは変身しようとしてしまう。

コリス「ショワッチ!!!!!!」

コリスはついにウルトラマンクリスタルに変身してしまった。

初代モモ「っ!!?」 初代モモが見てる前で・・・・。

初代モモはコリスがクリスタルである事を見て、凄く驚く。

初代モモ(あのウルトラマンクリスタルが、

DGC隊員のあの子だったなんて・・・!!)

そして、クリスタルは二人の使徒と対峙する。そのクリスタルの顔の隣には、

初代モモを閉じ込めた青い光が浮かんでいた。

初代モモ「・・・・・・・・っ。」 初代モモは不安そうな表情をする。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・・・・っ。・・・・シュワ!」

クリスタルはそんな初代モモを見て、励ますように微笑む。

そして、クリスタルは2大使徒に向かって、構える。

ザンダルガ「グフフフフフフフフフフ!!!!」

ザンダルガが走って、クリスタルに殴りかかる。

ウルトラマンクリスタル「むん!!てやぁ!!!」

クリスタルはしゃがんで避けて、パンチでザンダルガを打撃して、さがらせる。

ザンダルガ「グフフフフフフ!!!」 ルバシーザ「ヒギイイイィィィィィ!!」

さらに、ルバシーザがジャンプでクリスタルに接近し、空中キックで迫る。

ウルトラマンクリスタル「えぃ!!とおぉぉりゃあああぁぁぁぁぁ!!!!!」

クリスタルはバック転で避けて、素早い回転キックでルバシーザを蹴り飛ばす。

ルバシーザ「ヒギイイイイイイィィィィィィィィ!!!!!」

ウルトラマンクリスタル「でえぇぇぇい!!ショワアァァァァッ!!」

クリスタルは手刀でルバシーザとザンダルガを痛めつける。

ザンダルガ「グフフッ!!!」 ルバシーザ「ヒギイイィィィ!!!」

初代モモ「す・・・凄い・・・・!!」

初代モモはクリスタルの強さに感激する。だが、敵はそんなに甘くはない。

ザンダルガ「グフフフフッ!!」 ザンダルガがクリスタルを蹴り付ける。

ウルトラマンクリスタル「うぁ・・・・っ!!」 クリスタルはこれを受けて、さがる。

ルバシーザ「ヒギイイイイィィィィィィ!!!!」

そして、ルバシーザが右手の3つの嗅ぎ爪でクリスタルを切りつけた。

ウルトラマンクリスタル「くああああぁぁぁぁぁ・・・・・っ!!!!」

つづく

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ザンダルガ「DGCのガキか。グフフフ!!

丁度良いところに来てくれたぜ・・・・!」

ザンダルガはコリスたちに殺意を向ける。だが、3人は立ち止まって、

すぐにウルトラシューターを構えて、一斉射撃を開始する。

シュドー「撃て!!!!」 無数の銃弾がザンダルガを襲う。

ザンダルガ「グフフフフ!!グフフフフフ!!!」

使徒は攻撃を受けて、さがる。コリスたちは攻撃を続ける。

テブリッシュ「攻撃の手を休めるな!!そのまま息の根を止めるんだ!!」

ザンダルガ「ふうぅぅぅ・・・!!むっ?」

その時、ザンダルガはコリスの方に目をつけ、笑みを浮かべる。

ザンダルガ(見つけたぜ・・・!こいつがマリンナーサの王子か。)

その時、ザンダルガは両手を振り上げて、それを思い切り降ろして、

地面を叩く。それにより、この地に地震が起きた。

シュドー「おわっ!!!」 テブリッシュ「な、何だ!?」

コリス「くっ!!使徒が地面を打撃して、その衝撃で地震を起こしたのか!?」

ザンダルガ「その通りだ!!グフフフフフフフ!!!!」

コリス「っ!!!」 使徒は走りだし、コリスに接近する。

そして、ザンダルガはコリスに殴りかかる。だが、コリスも攻撃を仕掛ける。

コリス「ぬおぉぉぉあ!!!」 コリスはミドルキックでザンダルガを蹴り飛ばす。

ザンダルガ「グフ・・・・ッ!!や、やりおったなァ・・・・。」

使徒がさがると同時に地震も止んだ。3人の隊員はまともに立てるようになる。

ザンダルガ「この次はねーぜ!グフフフフフフ!!!!」

ザンダルガはジャンプして、消えていった。

シュドー「くっそ!!逃げやがったか・・・・!」

その時、

電柱に隠れていた女性が少しだけ姿を見せて、コリスたちに話しかける。

だが、この女性の姿は影のせいでほとんど見えない。

女性「あ・・・ありがとうございます・・・・・。」

テブリッシュ「おお!生き残った人がいたか・・・・。」

3人はその女性の方を見る。だが、その女性を見たコリスは急に驚く。

コリス「・・・・え!?あ、あなたは・・・・隊長!!?」


ここは、闇に包まれた謎の王宮のような部屋である。

そう。この部屋こそが、使徒たちのアジトである。

玉座らしい椅子に座っている使徒の前に、複数の使徒たちがいた。

玉座に座っている使途「クククク。ルバシーザにザンダルガめ。

マリンナーサの姉弟と遭遇したか。これから、ますます面白くなるなァ。

戦争は順調に進んでやがる。どう思う?貴様たち。」

王座に座っている使徒は複数の使徒に問いかける。

全員、目を赤く輝かせているが、何故か喋っていない。

使徒たち「・・・・・・・・・・・・・。」

王座に座っている使徒「・・・ふっ。何だよ。みんな、緊張してるのか?

恐れる事はない。ルバシーザとザンダルガは強い。まず、敗北はせんだろうよ。

もし、負けても・・・・。そんな時の手は打ってあるのよ。イレドナ!!!」

王座に座っている使徒の呼びかけに、

イレドナと呼ばれる使徒が彼の前に立つ。

イレドナ「お呼びですか?」

王座に座っている使徒「少しばかり早いが、

例のアレを実行する準備はできてるか?」

イレドナ「はっ。いつでも攻撃できますよ。あの国を・・・・!」

王座に座っている使徒「そう言えば、マリンナーサの王子め。

あの女の生まれ変わりとも出会おうとはなァ・・・・。

だが、奴はどうでも良いか。」
 

数時間後。時は既に朝を迎えようとしていた。DGC基地の司令室では、

モモ、イチゴ、サキの3人がいた。敵の攻撃から無事に戻れた。

イチゴ「・・・・あの使徒の怪光。とても恐ろしい光でしたね。」

モモ「いち早くロードに乗って逃げなきゃ、死ぬところだったわ。

おかげでロードの機体の一部が壊れたけどね・・・・・っ!」

モモは怒りで拳を握りしめていた。サキが不安そうにこう言う。

サキ「・・・・コリス君たち。大丈夫かな・・・・。」

イチゴ「心配ないよ。彼らなら使徒の攻撃でも恐れやしないみたいだから。」

イチゴが微笑んでサキを励まし、モモも落ち着いてこう言う。

モモ「そうね。何せ、あいつらは中で男らしい連中だから。ん?」

その時、コリス、シュドー、テブリッシュも戻って来た。

ある一人の女性を連れて。

コリス「戻ってきました。」 サキ「コリス君!!無事だったのね・・・・。」

サキは笑顔でコリスに近づく。コリスも微笑んで返事する。

コリス「ええ・・・・。」

シュドー「しかし、拳で地震も起こせるなんて恐ろしい奴だったぜ。全く。」

イチゴ「こちらも、怪光で人を骨にしたり地面を爆発させたりで厄介だったよ。

・・・・ん?この人は・・・・。」

イチゴはテブリッシュの隣にいる女性に目をつける。

テブリッシュ「ん?この人は使徒から逃れた雄一の人物だが・・・。」

イチゴはその使徒から逃れた生存者である女性の姿をよく見る。すると・・・。

イチゴ「えっ!?た、隊長!!?」 サキ「え・・・・!?」

女性を見て驚くイチゴの声を聞いたサキも、その女性を見て驚く。

サキ「ほ、本当だわ!!隊長そっくり!!!!」

そう。この女性は確かにモモそのものの姿をしていた。違うのは、

髪飾りがないところだけらしい。

まるで、もう一人のモモと言って良いだろう。

サキ「え・・・?え!?た、隊長。いつの間に、そんな服を・・・・!!」

もう一人のモモ?「え?私、DGCの隊長じゃないけど・・・??」

イチゴ「えぇぇっ!!?で、でも・・・!え!?」

イチゴは後ろのモモを見る。今のモモは何故か固まっている。

モモ「・・・・・・・・っ。」 イチゴ「・・・・・え!?」

イチゴはもう一人のモモ?の方を見て、さらに混乱する。

イチゴ「た、隊長が二人・・・・??」 サキ「あ、ありえないわ・・・・!」

いつも穏やかなイチゴとサキだが、モモが二人いると言う出来事には、

流石に取り乱さずを得ないらしい。コリスたちも落ち込んでいる。

シュドー「本当だぜ。確かに、隊長に見えるしなァ。」

テブリッシュ「そうだな。でも、見た目以外は全く別人だよな。」

もう一人のモモ?「もう!皆、酷くありません?仮りにもDGCなんでしょ?」

コリス「ごめんなさい。あなたが隊長そのものに見えましたので・・・・。」

サキ「・・・・・あれ?そう言えば、隊長は・・・・。」

落ち着いたサキはモモの方を見る。だが、何故かモモは固まっていた。

コリス「ど、どうしたのですか?隊長・・・・。」

モモ「モ・・・モモちゃん・・・・・!」

隊員たち「え!??」 隊員たちはモモの発言に驚く。

もう一人のモモ?「大体、私に似てる隊長って一体どんな・・・・?ん?」

そして、もう一人のモモ?がモモの方に目をつけて、驚く。

もう一人のモモ?「え!!?う・・・嘘?モモちゃん・・・・!?」

そして、モモともう一人のモモは目を合わせる。そして、モモがこう言う。

モモ「あなた・・・・もしかして、ロンドンにいたハズのモモちゃん!?」

もう一人のモモ?「・・・そ、そうよ!!私よ!!モモよ!!モモちゃん!!!」

モモ「そうなのね!!あなたはモモなのね!!」

モモは喜んで走り、もう一人のモモ?も喜んで走り、二人は抱き合う。

シュドー「ふ、二人の隊長が抱き合ってる・・・??」

シュドーはそれを見て赤くなり、テブリッシュは頭を痛がる。

テブリッシュ「・・・・何だか話がめちゃくちゃになって来ている・・・・;」

どうやら、モモともう一人のモモ?は知り合いらしい。

彼女の名は【モモ】らしい。

そんなもう一人のモモをモモが隊員たちの前に紹介している。

モモ「この人は私の同じモモと言う名前で、ロンドンに住んでいたわ。

この人と私は昔から友人だったのよ。」

もう一人のモモ「この度は助けていただいてありがとうございました。

・・・でも、モモちゃん。まさか、DGCの隊長になったなんて凄いわね!」

モモ「そう言うモモちゃんこそ、旅に出てるなんて結構良いじゃない^^」

二人のモモは嬉しそうに会話している。

それを見た隊員たちは違和感に満ちている。

サキ「・・・やっぱり隊長が二人いるみたいな感じがするわ・・・・;」

コリス(本当だ。でも、この姉さんに似ている女性は一体、

誰だろう?普通の人間って感じができそうにない気がするけど・・・・。)

モモ「・・・・じゃあ、コリスもちょっと来てくれる?」

コリス「え・・・?は、はい!!」

そして、モモとコリスは司令室から出た。

もう一つのモモと隊員たちはきょとんとする。


基地の外では、モモとコリスが歩いていた。

コリス「あの・・・・。姉さん。あなたに似ているあの女性は一体・・・・?」

モモ「・・・・実はね、あの子。フェナリナーサから来た私の先輩なの。」

コリス「え・・・・・・っ!!?」 コリスはそれを聞いて驚く。

モモ「フェナリナーサから来た私の先輩の事はもう知っているわよね?」

コリス「は、はい。でも、あの人は交通事故で死んだハズでは・・・・?」

モモ「そう。確かに、彼女は死んだ。でも、彼女は生まれ変わったのよ・・・。

人間として。今、あなたが助けたあの女性。それこそが、私の先輩・・・。

フェナリナーサから来た初代モモの生まれ変わりなのよ。」

つづく

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