忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[225] [226] [227] [228] [229] [230] [231] [232] [233] [234] [235]

カズーイ「くっ!!他の連中も次々と押して来るわ!!」

バンジョー「これは・・・かなりの持久戦になりそうだ!!

うまく生き残れるかどうか、わからないな・・・。」

フラエ「だったら、死ねば?その方が俺にとっちゃ得だろーよ!!」

フラエはそう言った後、すぐに1匹のスピニットを殴り飛ばした。

そのミューティスピニットがバラバラになって吹き飛ばされる。

フラエ「はあああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」

フラエはチョップで2匹目のミューティスピニットを真っ二つにする。

フラエの両腕の筋肉は最大に強化しているので、

ミューティスピニットを軽く倒せるのだ。

彼に文句を言われたカズーイは頭に来ているそうだ。

カズーイ「きいいぃぃ~っ!!バンジョー!!!

あんなフランケンなんかに負けないわよ!!!」

バンジョー「そのつもりさ!!ツメツメパンチ!!!!」

バンジョーはツメツメパンチ連続でミューティスピニットを裏返す。

ミューティスピニット「グエエェェ・・・ッ!!」

カズーイ「はああぁぁぁっ!!」

さらにカズーイが嘴でスピニットの下部を突き、

敵の身体を粉々にする。

ユミ「でえええええぇぇぇぇぇぇい!!!!!」

ユミが連続キックでミューティスピニットをバラバラにする。

ガンズ「・・・・・・っ!!」 ガンズも激しい連射で敵をバラバラにする。

ガムロ「ガムロンファイヤー!!!!!!!!」

ガムロもガムロンファイヤーで、

複数のミューティスピニットを焼き、灰にする。

ミューティスピニット「グギャアアアアアァァァァァァ・・・・!!!」

プルレス「皆、頑張ってる。でも・・・・。」

ボトルズ「相手がまるで減らないように見える・・・・っ!」

ボトルズとプルレスが不安している通り、

バンジョーたちがいくら攻撃しても、

ミューティスピニットの大軍団は一方に減る様子がない。

数は減っているが。

ミューティスピニットA「グルルルルルルル!!」 

ミューティスピニットB「ガルルルルルルル!!」

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!!!」

二人はくちばしアタックで敵を裏返しにする。

カズーイ「んも~う!!一体、何匹残っているのよ!!?」

ミューティスピニット「ガアアアアァァァァァァオ!!!」

他のスピニットが大きなハサミで攻撃する。

バンジョーが右腕でガードする。

バンジョー「くっ!!とおぉぉぉう!!!」

バンジョーはパンチでその敵を殴り飛ばす。

だが、裏返ったスピニットが、

立ち上がり、大きなハサミでバンジョーの胸に打撃する。

ミューティスピニット「グオオォォォッ!!」 バンジョー「がはっ!!!」

カズーイ「バンジョー!!タマゴミサイル!!!」

バンジョーがさがり、カズーイがタマゴミサイル連射で、

複数の敵をひるませる。

ミクス「えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇい!!!!!!!!」

ミクスは両手を握り、

空気で縛ったミューティスピニットの身体を粉々にした。

ミクス「・・・・も、もう・・・駄目・・・・・。」

その時、ミクスは倒れそうになる。

力を使いすぎて、体力に限界が来たのだ。

ユミ「ミ、ミクス・・・・・っ!!」 

敵を1匹斬ったユミがミクスのところへ飛ぶ。

ミューティスピニット「ウガアアアアアァァァァァァ!!!!」

別のスピニットの大きなハサミがユミを突き飛ばした。

ユミ「きゃあああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

ミューティスピニットA「オ・ン・ナ・ド・モ・ガ、ヒルンダ。」

ミューティスピニットB「直ニ、他ノ奴ラモ押セルサ。」

ガンズ「うらあああああぁぁぁぁぁっ!!!!」

ガンズが連射を続けて、複数の敵を倒すが、

他の数匹がガンズに近づいてくる。

ミューティスピニット「グウウウゥゥゥゥゥ・・・・!!」

ガンズ「これだけ撃っても押されるとは・・・っ!ぐぁ!!」

そして、ガンズが1匹のスピニットの大きなハサミに捕まった。

ミクス「いやああぁぁぁぁ・・・・・っ!!」

もはや動けないミクスも敵の大きなハサミに首を挟まれる。

ユミ「うああぁぁ・・・っ!!ああ・・・。」

ユミも複数の敵のハサミに手足や胴体、

首などを挟まれてしまう。

ガムロ「皆!!このォ!!」 

ミューティスピニット「ギャォ!?」

敵に捕まった皆を心配するガムロは迫る1匹の敵を殴る。

ガムロ「ちぃ!!ガムロンファ・・・・!!うおぉぉ!!」

ガムロは必殺技を放とうとする瞬間、

複数の大きなハサミに身体中を突かれる。

ガムロ「お・・・おの、れェ・・・・!」 ガムロが倒れた。

フラエ「野郎おおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

フラエは連続ラッシュで、

複数のミューティスピニットを破壊して倒す。

ミューティスピニット「ウ・シ・ロ・ガ、甘イゼ。」 フラエ「は!?」

フラエは後ろにミューティスピニットがいた事に気づき、驚く。

ミューティスピニット「グアオオオオォォォォォ!!」

そして、そのスピニットが大きなハサミでフラエの背中を突き刺す。

フラエ「ぐはああぁぁぁぁ・・・・・っ!!」

フラエは背中を刺されて、血を吐いた。

そして、倒れそうになる。

フラエ「て、てめえぇぇ・・・・!うぉあ!!!」

フラエは後ろの敵を睨むが、

別の方向からもう1匹の敵に打撃される。

ミューティスピニット「ガオオオォォォォ!!!」

ミル「不味いわ。皆、やられていくわ・・・・。」 テル「むぅ・・・。」

ミルやテルもバンジョーたちのピンチに焦りを感じた。

プルレス「あわわわわわわわわ・・・・!どうしよう・・・・っ!!」

プルレスとボトルズは、

バンジョーたちのピンチに絶望を感じそうになった。

ボトルズ「ああっ!!バンジョー!!カズーイ!!」

バンジョーとカズーイも大勢のスピニットに囲まれて、

袋叩きにされていた。

バンジョー「うぉ!!ぐは!!おおぉ・・・!!が・・・っ!!」

カズーイ「くぁ!!あう!!うあぁ・・・!きゃぁ・・・っ!!!」

二人は多くの敵の大きなハサミに身体中を突かれ続けていた。

ユミとミクスと捉えているスピニットたちは嫌らしそうに笑っている。

ミューティスピニット「サーテ。コノ女ドモヲ、ドウ料理シヨウカ・・・!」

ミクス「い、いやぁ・・・。」 ユミ「く・・・っ!!この・・・!!」

フラエ「こ、このままじゃ・・・!死んじまうぜ・・・・。」

フラエは敵の大きなハサミを抑えてそう言う。

彼の両腕の筋肉が弱まっていく。

バンジョーはしゃがみ、

カズーイは両方の羽でバンジョーを包んだ。

金色の光・ワンダーウィングを発動するのだろうか。だが、

発動はできず、

大勢のミューティスピニットの攻撃を受け続けている。

プルレス「あ、あの二人・・・!何をしているの・・・・??」

テル「あの構え・・・!もしかして・・・・!!」

テルは今のバンジョーとカズーイの体勢を見て、

驚く。そして、ミルも。

ミル「・・・・・・っ!」 プルレス「え・・・?な、何ですか?」

今のプルレスには何も理解できない状況であった。

カズーイ「何よォ・・・・!こんな時に!!こんな時くらいに、

発動しなさいよ!!ここでやられたくないのよォ!!

あの時はちゃんと出せたじゃない・・・・っ!!」

バンジョー「僕らはここで死にたくない!!チューティを、

助けるまで終わるワケにはいかなんだ!!

だから、早く発動してくれ・・・!!」

バンジョーとカズーイ「金色の光を!!!!!!!」

二人は金色の光が出る事を必死に期待した。

だが、それでも出ない。

ボトルズ「あの様子から見ると、あの二人はやはり・・・・っ!」

ミル「・・・・テル。例の物を、あの二人にあげて良いかな?」

テル「・・・・もし、あいつらがデスブラザーであったらどうする?」

ミル「命をよこすわ。でも、私は思うの。

あの二人はデスブラザーじゃない気がするって・・・。」

ミルは笑顔でそう言う。ミルはバンジョーとカズーイを、

デスブラザーではないと思っているそうだ。

そして、ミルは歩き出す。

プルレス「っ!!ど、どこへ行くんですか!?」

ミル「ちょっと、これを渡そうと思ってね。」

ミルはどこからともなく、金色に光る羽を持ち出す。

プルレス「っ!!こ、これは・・・!?」 ボトルズ「金のハネだ!!」

プルレスとボトルズはミルが持つ羽を見て、驚く。

ミル「熊!!鳥!!」 バンジョーとカズーイ「っ!!?」

バンジョーとカズーイはミルの方を見る。

ミル「これを・・・・金のハネを受け取ってェ!!!」

ミルは光る羽、金のハネを投げつける。

カズーイが口でキャッチする。

カズーイ「えぃ!!」  

バンジョー「な、何だぃ・・・!?これは!?」

ミル「鳥ちゃん!!その羽を翼につけなさい!!」

カズーイ「わ、わかったわ!!これで奇跡が起これるなら!!!」

カズーイは金のハネを自身の右側の翼に黄色い部分に付ける。

その時、奇跡が起きた。バンジョーとカズーイの身体から、

黄金の光が発した。全ての者たちはそれを見て、驚きを見せる。

フラエ「あ・・・!?」 プルレス「あっ!!二人が光った!!!」

ボトルズ「この光は・・・・やはり・・・・!!」

テル「ああ。この光こそ、

デスブラザーが取得した最強にして最悪の光。」

ミル「その名も・・・・!」

バンジョーとカズーイ「ワンダーウィング!!!!!!!!!!!」

二人がそう叫ぶと、光がさらに巨大になる。

この部屋全体を包む程に。

ミューティスピニット「ウギャアアアアアァァァァァ!!!!!!」

バンジョーとカズーイに近づいていた多くのスピニットが、

何故かバラバラになって吹き飛んだ。

光に触れただけで破壊されてしまうのだ。

他のミューティスピニットたちも何故か苦しんでいる。

これも金色の光のせいか。

ミューティスピニットA「グアアアァァァ・・・!!」 

ミューティスピニットB「ク・ル・シ・イ・・・!」

ガンズ、ミクス、ユミを捉えた敵たちも苦しみ、

3人は解放していく。

ガンズ「ミューティスピニットが光を浴びて、苦しんでいる!?

この光は生き物に有害を与えるのか・・・・!?」

ミクス「でも、不思議です。何だか痛みが消えていきます・・・・。」

ユミ「ええ。まるで守られているみたいね・・・・。」

ミクスとユミは金色の光を浴びて、癒される。他の者たちも。

ガムロ「うう・・・。こ、この光は・・・・。」

そして、ガムロも立っていく。まるで光の力で回復していくように。

カズーイ「やったわ・・・!ついに使えるようになったわ!!」

バンジョー「よーし!!このまま一気に行くぞォ!!」

二人はワンダーウィングを発動できた事に喜び、このまま走り出す。

バンジョーとカズーイ「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

二人が走ったところにいたミューティスピニットたちが、

全て光に触れて粉々に吹き飛んでいく。

ミューティスピニット「ギャアアアアアァァァァァァァ!!!!!」

二人は光と共に走り続ける。全ての敵が消えるまでに。

光がさらにこの部屋を包み、スピニットが大幅に減っていった。

他の者たちは物凄い光の眩しさにそれぞれ顔を反らす。

プルレス「うわっ!!ま、眩しい・・・!!」

ボトルズ「これが・・・金色の光、ワンダーウィング・・・!?」

そして、光はさらに増していき、

ついに全てのミューティスピニットが、

粉々になっていった。だが、その1匹が死に間際にこう呟く。

ミューティスピニット「ガガ。マ・ケ・テ・シマッタ。

命令通リ・・・自爆ヲ・・・・・開始・・・・スル・・・・・・。」

その時、中央の塔が突然に爆発を起こした。

一同はこれに驚き、恐怖する。

ガムロ「何っ!?」 フラエ「塔が爆発しやがった・・・・!!?」

塔だけではない、この部屋の壁も次々と爆発していく。

ミル「へ、部屋が爆発していく・・・・!?」

テル「奴らめ!!俺たちを巻き込むつもりか!!!」

部屋が爆発し続け、天井が崩れ落ちていく。

多くの瓦礫がバンジョーたちを襲う。

ボトルズ「う、うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

一同は逃げようとするが、瓦礫が容赦なく彼らを襲っていく。

バンジョーとカズーイはミルから授かった金の羽により、

ついにワンダーウィングを自由に使えるようになり、

チャズ男爵が誇る最後の兵器、

ミューティスピニットを全滅させました。

ですが、敵は最後に自らアジトを爆発させて、

バンジョーたちを倒そうとします。

果たして、彼らは最後の罠から逃れる事ができるでしょうか。

次回につづく

拍手[0回]

PR


使徒たちがマリンナーサを占領してしまった。その故郷を、

助けに向かったコリス、モモ、ジャック、シャドーの前に、

3人の使徒が襲いかかる。その時、あの光の男が。

次回、【夢の国最終戦争】 使徒との最終決戦が来るか!?

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?クリスタル第63話。

今回はウルトラマンクリスタルと使徒の秘密を教えました。

使徒は神の使いと聞くので、宇宙の神に造られた存在と言う設定に、

しました。本当は次回作の敵キャラの先兵と言う設定も考えましたが、

今考えると合いそうにもないため、あえて宇宙の神に造られて、

自我で暴走した(とゆーか自分で悪になった^^;)と、

言う設定にしますた(ぇ

コリスやモモに警告した女性の声も夢の国の長のようなキャラに、

しようと思いましたが、

やはり海モモの設定をいじりまくってはいかんので、

シャドーさんにしますた。シャドーたん、久しぶりw

ってか、もはや私は海モモを壊しているみたいだ・・・・--;

ま、まあ。一種のパラレルワールドと思ってください(ぁ

そして、ウルトラマンクリスタルの正体。彼の正体は、

夢の国と同じく、

人々の夢と希望をエネルギーとしたウルトラの国の住人でした。

最初はコリスが架空したキャラだけのつもりでしたが、

私の頭はどうも狂ってるところがありましたからね(ぉ

今回登場した使徒はザギレマサ。肩書き通りに、

超スピードがウリです。

デザインは異形な怪人で、仮面を付けた設定。

素顔はお見せしません(ぇ) 

顔を考えるのに、迷った事があった気がする・・・(

ライドマンも再登場させました。まあ、正義の戦士だからねw(

次回はいよいよマリンナーサが舞台となります。あと2話です。

それでは。

拍手[0回]

ウルトラマンクリスタル「とああああぁぁぁぁぁ!!!!」

さらにクリスタルは踵落としでザギレマサの頭にヒットする。

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァァァ」

使徒は頭に凄い攻撃を受けて、痛がる。

ウルトラマンクリスタル「シュアッ!!てええぇぇぇぇい!!」

クリスタルはまたも攻撃しようと迫るが、

使徒はそんなに甘くはない。

ザギレマサが左腕の刃でクリスタルの身体を突いた。

ウルトラマンクリスタル「あぐっ!!」 

クリスタルは攻撃を受けてさがった。

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァァ」

さらに使徒は右腕の刃でクリスタルを斬ろうと振るうが。

ウルトラマンクリスタル「くっ!!ショアッ!!!」

クリスタルは左腕で敵の刃からガードし、

右手で敵の顔に打撃する。

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァァァ」

攻撃に耐えるザギレマサは、キックでクリスタルに反撃する。

ウルトラマンクリスタル「うわああぁぁぁ・・・・っ!!」

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァァ」

さらにザギレマサは右腕の刃を振って、クリスタルの身体を斬る。

ウルトラマンクリスタル「ぐわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

クリスタルは使徒の攻撃に倒れる。サキはこれに驚く。

サキ「コリス君!!!!」 

モモ「コリスを援護する!!攻撃開始!!!」

そして、DGCメカ3機が飛ぶ。

仲間のクリスタルもといコリスを救うために。

ウルトラマンクリスタル「ぐ・・・・・っ!!」

クリスタルは立ち上がろうと必死だが、ザギレマサが、

そんなクリスタルに近づいて斬ろうとしている。その時、

無数のバルカンがザギレマサを襲う。使徒はこれに驚く。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

ザギレマサを撃ったのは、コプターラッシュ。

コプターが通常バルカンで攻撃した。

イチゴ「大丈夫かぃ!?コリス君!!!」 サキ「今、助けるわ!!」

ウルトラマンクリスタル「サキさん・・・イチゴさん・・・・!ぬっ!!」

クリスタルは仲間たちの応援を受けて、一気に立ち上がる。

ウルトラマンクリスタル「ぃやあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

クリスタルが接近しようとするが、

ザギレマサも迎撃しようと走る。

そんなザギレマサに2機のスカイラッシュが、

レーザーバルカンで攻撃。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

使徒はその攻撃を受けて、動きを止める。

テブリッシュ「今だ!!コリス!!!」 

シュドー「必殺技を撃て!!」

ウルトラマンクリスタル「はいっ!!ウルトラボマー!!!!」

クリスタルはウルトラボマーで、

ザギレマサの身体の一部を爆破した。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

使徒は大ダメージを受けて、倒れそうになる。

ハリー「良いぞ!!コリス!!!」 杏「頑張って!!」

モモ「やっぱり、うちの弟は強いわね!このままとどめを!!」

ウルトラマンクリスタル「はい!!エクセリック・・・・!!」

クリスタルがエクセリック光線を構えようとした、その時。

ザギレマサ「ギシャアアアアァァァァァァ」

ザギレマサが両足をさげ始める。

クリスタルはこれに驚き、構えを止める。

ウルトラマンクリスタル「っ!?この体勢は・・・・!!」

そして、ザギレマサはまたも青い影となった。

その瞬間に、クリスタルを一瞬で切り裂く。

クリスタルは倒れそうになる。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!!」 

サキ「っ!!あれは・・・・!!」

モモ「使徒め・・・!また、音速を使ったわね・・・・!!」

ザギレマサは青い影になると、

物凄い音速を誇るスピードで迫るのだ。

青い影はクリスタルの周囲を走り、クリスタルを途中で何回か斬る。

ウルトラマンクリスタル「ぐあぁぁ・・・!!おおぉぉっ!!あぅ!!!」

青い影はクリスタルの身体を斬り続ける。だが、クリスタルは、

素早い青い影を目で捉える事もできず、捕まえられない。

隊員たちも音速で走る青い影を捉える事ができない。

シュドー「このままじゃ、コリスがやられちまう・・・・っ!!」

テブリッシュ「援護しようにも、相手が速すぎる!!!」

ハリー「こ、コリス・・・。」 シャドー「負けないで・・・・っ!」

ウルトラマンクリスタル「ぅあ!!ぐふっ!!おは!!」

仲間たちが不安な表情をしている間にも、

クリスタルは青い影に切られ続けている。

そして、カラータイマーも赤く点滅。このままでは、危ない。

モモ「く・・・・っ!!こうなれば!!魔法で・・・・っ!」

モモはミンキーステッキを出して、窓辺の方へ向かう。

魔法で助けるつもりらしい。だが、間に合えるのか。

ウルトラマンクリスタル「く・・・・うぅ・・・・・。」

クリスタルはダメージを受けすぎて、

倒れそうになる。右膝が地面につく。

青い影はクリスタルの後ろの方に止まると、

一瞬ザギレマサの姿になる。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァァ」

そして、再び青い影となり、クリスタルの背中に迫る。

モモ「っ!!??」 モモはこれに驚愕する。このままでは危ない。

その時、謎の白い波動がが青い影を吹き飛ばし、

青い影がザギレマサの姿に戻る。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァァァァァァ」

使徒は倒れた。それに驚いたクリスタルはその使徒の方を見る。

ウルトラマンクリスタル「むっ!?な・・・何だ!?」

モモ「一体・・・・何が起こったの・・・・!?」

一同は今の状況に疑問を感じる。

その時、イチゴはどこかを見て驚く。

イチゴ「隊長!!あれをご覧ください!!!」 

モモ「えっ!!?」

モモはイチゴが見た方向を目を向ける。

シャドーたちもそこを見て、驚く。

シャドー「っ!!やはり・・・来てたのね・・・・っ!!」

シャドーは涙目で微笑む。そこには水色の鎧を着た巨人がいた。

ウルトラマンクリスタル「っ!!あ・・・あなたは・・・・・!!!」

クリスタルのその巨人を見て、驚く。そう。この巨人こそが、

フェナリナーサで生まれた夢の国の戦士、ライドマンだ。

モモ「ライドマン!!

ランドルさんとアイリーンさんの息子のジャック!!!」

サキ「来てくれたのね!!」 

イチゴ「そうか!この人がいたんだ!」

一同はライドマンが真打登場して、喜ぶ。これで勝機があがった。

ライドマン「・・・・・よぅ。久しぶりだな。コリス。」

ウルトラマンクリスタル「ジャックさん。助けに来たんですか!」

ライドマン「シャドーと言う人と一緒に、

夢の国の長に命じられてな。」

そして、ザギレマサは立ち上がり、こう言う。

ザギレマサ『フェナリナーサの戦士・・・!

よくも、我が同胞を・・・・!!』

ライドマン「悪いね。使徒ども。

俺はな、お前ら使徒を倒せと言われたんだ。

その使命をしっかりと果たさなきゃな。この世界のためによ!」

そう。ザギレマサは既に地球に来ていて、他の国で、

多くの使徒を倒していったのだ。

彼のおかげで、使徒はあと4人となったのだ。

ザギレマサ『マリンナーサの王子に、

フェナリナーサの戦士・・・・!

お前らを倒して、同胞たちの無念を晴らしてくれるわ!!!』

ザギレマサが走ると、ライドマンも走る。両者は激突する。

ライドマン「おらああぁぁぁぁっ!!!でやっ!!」

ライドマンはパンチで敵の顔を殴り、キックで蹴り飛ばす。

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァァ」

だが、ザギレマサはこれに耐えて、左腕の刃でライドマンを切る。

ライドマン「うわああぁぁぁぁっ!!くっ!!この野郎!!」

攻撃を受けたライドマンはさがるが、するに蹴りで反撃する。

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァ」

ライドマン「行くぜェ!!アイスナックル!!!!」

ライドマンは両手の拳を白い冷気に包ませ、

それで使徒を連続で殴る。

ライドマン「おらおらおらおらおらおらおらおらおら!!!!!」

ハリー「すげーぜ!!圧倒的に押してるぜ!!あの巨人!!」

だが、いつまでも押されているザギレマサではない。使徒は、

ミドルキックでライドマンをさがらせた。

ライドマン「うぉ・・・・っ!!?」

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァ」

さらにザギレマサは口の突起から光線を発射して、

ライドマンを攻撃。

ライドマン「ぉわあああああぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

敵の光線を受けたライドマンは倒れるが、

クリスタルに支えられる。

ウルトラマンクリスタル「大丈夫ですか!?」 

ライドマン「ま、まあな・・・っ。」

クリスタルはそっとライドマンを立たせ、二人は肩を並べて構える。

ウルトラマンクリスタル「シュワ!!」 ライドマン「むん・・・・っ!」

そして、ザギレマサは両足をさがらせ、青い影となった。

杏「また青い影に!!」 ハリー「野郎!!またかよっ!!」

クリスタルとライドマンは周りを素早く移動する青い影に対して、

警戒するように、互いの背中を預けていた。

ライドマン「ちっ!!また例の技を使ったか・・・・っ!」

ウルトラマンクリスタル「何か攻略はありますか!?」

ライドマン「いや。奴は素早すぎて、目で捉えるだけで精一杯だ。

俺のオキシジェンブリザードが命中したのは、

まぐれって言った方が良いな。」

モモ「こんな時こそ、私の魔法が役に立つのよ!!!」

モモは自信満々にそう言う。モモは青い影に対抗する事ができるのか。

サキ&イチゴ「隊長・・・・!?」  モモ「今に見てなさい・・・!」

モモは窓辺の方に近づいて、クリスタルとライドマンの周囲を、

撹乱している青い影のところを見て、呪文を唱える。

モモ「パラレルパラリルドリリンパ!!

ティアランティアランマリリンパ!!

魔法全開!!!青い影の動きを止めて!!!!!」

モモがそう唱えると、ステッキの先端が輝き、

その輝きが、クリスタルとライドマンのところを包んだ。

すると、そこに動きの止まったザギレマサの姿が現れる。

ウルトラマンクリスタル&ライドマン「おお・・・・っ!!」

二人は近くに使徒がいた事に驚く。ザギレマサは、

クリスタルとライドマンに近づいて、

両腕の刃で切ってしまおうとしただろう。

ザギレマサ『な・・・何だ!?う、動けぬ!!』

モモ「今よ!!!コリス!!ジャック!!」

ウルトラマンクリスタル「はいっ!!」 ライドマン「おう!!」

二人は動きの止まっているザギレマサから離れて、

互いに必殺技を出す。

ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!」

ライドマン「オキシジェン・フラッシャー!!!!!」

クリスタルのエクセリック光線と、

ライドマンのオキシジャンフラッシャーが、

ザギレマサに直撃。

超強力な2大光線を受けては、一溜りもないだろう。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

こうして、

音速使徒のザギレマサは大爆発で、粉々になって死んだ。

イチゴ「やった!!!」 サキ「コリス君が勝ったわ!!!!」

シュドー「よっしゃぁ!!」 

テブリッシュ「よくやったぞ!!コリス!!」

ハリー、杏、シャドー「やったあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

一同は勝利に喜ぶ。そして、モモも涙目で静かに喜ぶ。

モモ「ご苦労だったわね。我が弟・・・・。」 サキ「隊長!」

サキの呼びかけにモモは反応し、サキの方に向く。

モモ「・・・・っ?サキ・・・。」

サキ「ありがとうございます。コリス君を助けてくれて・・・。」

サキはコリスを助けたモモに感謝して、微笑む。

モモ「・・・・ええ。だって、私の弟だもん。」

クリスタルとライドマンは光と共に小さくなって、

コリスとジャックの姿に戻った。

コリス「ありがとう。ジャックさん。」

ジャック「ああ。だって、俺とお前は同じ夢の国の戦士だもんな!」

コリス「・・・・・はい。」 

コリスは微笑むが、ジャックは何故か不安な表情をする。

ジャック「けど、喜んではいられねーぞ。」

コリス「な、何ですか・・・!?」 コリスもまた不安な表情になる。

ジャック「お前とモモさんの故郷が、

大変な事になってやがるぜ・・・!」

コリス「え・・・・・・っ!!!?」 コリスはそれを聞いて、驚く。


宇宙では、

モモとコリスの故郷であるマリンナーサが浮かんでいた。

だが、そのマリンナーサが,

何故か廃墟になりそうなくらいに壊れかけて、

暗黒の闇に包まれつつあった。城の前では、

巨大化していたグランメアルドがいた。その後ろには、

同じ巨大化していたエスレヅナと女性の使徒もいた。

グランメアルド「ククククククク!!もう遅いぞ!!

マリンナーサの姉弟よ!この国は我々が占領したぞ!!」

女性の使徒「ここから、我が使徒の野望の達成が始まる・・・っ!」

エスレヅナ「キ・・・・キキキキ・・・・・!!!

キケケケケケケケケケケケケケケエケケケケケ!!!!!!

キエェェェッケッケッケッケッケッケッケッケッケッケッ!!!!!」

そう。マリンナーサが使徒たちに占領されてしまったのです。

夢の国の長の予言は見事に当たったのです。このまま、

マリンナーサの住人たちはもちろん、全ての国の住人や、

地球の人々が全て、使徒たちに滅ぼされてしまうのでしょうか。

決戦が近づきつつあります。

コリスとモモは全てを救えるでしょうか。

次回につづく
 

拍手[0回]

ガムロの指示にバンジョーたちは、

残ったミューティスピニットたちの元へ向かう。

ボトルズ、プルレス、テル&ミルは見ているだけだが。

バンジョーたち「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

ミューティスピニット「グオオオオオォォォォォォォ!!!!!」

ミューティスピニットたちもバンジョーたちを倒そうと一斉に走る。

こうして、バンジョーたちは敵陣に突入し、複数の敵と戦っていく。

バンジョー「おらぁ!!せい!!」 カズーイ「えぃ!!」

バンジョーは連続パンチでミューティスピニットを2匹、殴り飛ばし、

カズーイは嘴で1匹のミューティスピニットの顔を突く。

フラエ「とりゃあああああぁぁぁぁぁぁぁい!!!!!!」

フラエは巨大な拳でミューティスピニットの頭を思い切り叩く。

すると、そのスピニットがバラバラに吹き飛んでいく。

他にガンズの射撃、ミクスの超能力、ガムロとユミの格闘で、

次々とミューティスピニットがバラバラに破壊されるが、

攻撃を受けても生き残っている敵の方が多い。

ガムロ「ふぅん!!急げ!!今は敵から離れる事を考えろ!!」

1匹のミューティスピニットを蹴り飛ばしたガムロがそう叫ぶと、

一同は走りながら、次々と迫る敵を攻撃する。

ボトルズたちも攻撃してないが、彼らに続いている。

ミューティスピニット「ガアアアァァァァァ!!!」

ユミ「どきなさい!!!」 ミクス「近づかないで!!!」

ユミとミクスはそれぞれ迫る2匹の敵に攻撃した。

ユミは素早い手刀で敵を切り裂き、

ミクスは空気を操って敵を吹き飛ばした。

ミューティスピニット「グォ!!?」 「ギャオォォウ!!」

二人の攻撃を受けた2匹だが、まだ死んではいない。

ガムロ「ガムロンファイヤー!!!!!!!」

ガムロはガムロンファイヤーで、

1匹のミューティスピニットを爆発させる。

ガンズ「このっ!!」 

ガンズも連続射撃で2匹の敵の動きを止めた。

ミューティスピニット「ニ・ガ・サ・ン・・・・・・!!」

後ろから1匹のスピニットがボトルズたちの方に近づく。

プルレス「っ!!ボトルズさん!!後ろ!!」 

ボトルズ「え・・・・っ!!?」

二人は後ろからミューティスピニットが迫る事に恐怖する。

バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!!」

ミューティスピニット「グッ!!?」

ボトルズ&プルレス「おお!!」

その時、バンジョーとカズーイが、

二人に近づくミューティスピニットの方へ、ジャンプで近づく。

そして、敵の頭上に飛び、カズーイがそこに嘴を向ける。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!!!!!」

二人はくちばしバスターでミューティスピニットを攻撃した。

ミューティスピニット「ギゲエエエェェェェ・・・・・ッ!!!」

だが、スピニットは死ななかった。ただ、頭に大きなヒビが入る程の、

ダメージはあったが。

バンジョーとカズーイは敵から離れてさらに攻撃する。

バンジョー「たぁ!!」 

バンジョーは顔にヒビができた敵の顔にパンチする。

ミューティスピニット「グアアアアアァァァァァァァ!!!!!」

ミューティスピニットは顔が粉々に吹き飛んで、死亡した。

カズーイ「まるで、

ブラックスピニットがいっぱい増えたみたいね・・・!」

バンジョー「ああ・・・っ!こんな奴らがいたなんて・・・・。」

ボトルズ「とにかく、今は逃げましょう!!

戦力を回復させるために!!」

バンジョー「そうだね!!急ごう!!」 こうして、一同は走った。

迫りくる敵を退けながら。それまで激しい戦闘は続いていた。


そして、

一同はとうとうミューティスピニットの部隊から逃げ出す事ができ、

どこかで休憩できるようになった。ここは、緑色の巨大な部屋で、

中央にはとても大きな塔があった。

なお、この部屋の大きさは40メートル以上らしい。

塔からは複数の光が漏れていて、壁へと繋がる橋も複数あった。

バンジョーたちはそこで戦いの傷を癒えていた。

バンジョー「ふぅ・・・。とっても疲れたよォ・・・・。」

バンジョーはそう言って、座り込む。

激しい連戦で体力が多く減っただろう。

カズーイ「本当よね。それにしても、変よね・・・・。」

カズーイも顔もあがれないくらいに疲れている。

バンジョー「何がだぃ?」

カズーイ「金色の光の事。どうして使えなくなったと思う?」

バンジョー「うーん・・・。わかんないや。」

二人が金色の光が使えない事に悩んでいる時、

突然フラエが近づいてくる。

フラエ「おい!熊と鳥!!」 バンジョーとカズーイ「っ!!?」

二人はフラエが来た事に気づく。

ボトルズは一瞬、怖がりそうになる。

フラエ「言っとくけど、俺はお前らを許さねェから。」

バンジョー「それが・・・どうした・・・・!?」

カズーイ「こ、ここでやろうっての!?」

バンジョーとカズーイはフラエと戦おうとしているが、

先の戦争で大きなダメージを負ったので、

体力が少ないそうだ。しかし。

フラエ「・・・・と、言いてーところだけど・・・。」

フラエはガムロの方を見る。彼は顔を振っている。

フラエは知っているのだ。ガムロはここで戦う事を望まないと。

フラエ「悪いけど、お前らを殺すのは、

いつかだ。それまで覚悟しな。」

フラエはそう言い残して、二人から去って行った。

バンジョー「フラエ・・・ガムロさん・・・・。」

カズーイ「何なのよ。あいつら・・・!」

ちなみに、プルレスはユミやミクスのところにいた。

プルレス「大丈夫?怪我はなかったかぃ?」

プルレスはミクスを心配していた。確かに、

ユミとミクスも激戦のため、

身体中に多少の汚れや傷がついている。

ミクス「少し・・・痛かったけど、平気になったよ。でも、

プルレス君も・・・大丈夫?少し怪我をしてるけど。」

ミクスの言うとおり、プルレスの右腕に斬られた跡があった。

さっきの戦いで、ミューティスピニットにつけられただろう。

ミクス「ごめんね・・・・。あの時、助けられなくて・・・・。」

ミクスはプルレスを守れなかった事に、悲しそうになる。

プルレス「い、良いよ良いよ!バンジョーさんとカズーイさんが、

しっかりと僕やボトルズさんを守ってくれたから・・・。」

プルレスは無理やりな笑顔でミクスに元気を出させようとする。

ミクス「そう・・・。じゃあ、あの熊さんや鳥さんに感謝しなくちゃ。」

ミクスはバンジョーとカズーイの方に顔を向けて、微笑む。

ユミ「そうね。あの二人のおかげで、

助かった事もあるからね。」

ユミもバンジョーとカズーイに微笑みを向ける。

ガンズはフラエやガンズがいるところで、

何か不安な表情をしていた。

ガンズ「・・・・・・・っ。」 ガムロ「どうした?ガンズ。」

フラエ「何か機能が故障したんじゃね?」

ガンズ「いや。違うんだ。何か嫌な予感がするんだ・・・?」

ガンズは何か不幸な事が起きる事を感じていたが、

フラエはそう感じない。

フラエ「嫌な予感だァ?」  ガンズ「・・・・そうだ。」

ガンズだけではなく、テルやミルも嫌な予感をしていた。

テル「確かに・・・俺も感じる。とても大きな気配が・・・。」

ミル「もしかして、ここに敵の気配かも知れないわね。」

バンジョー「て、敵がいる!!?」

バンジョーたちはここに敵が来ると思って驚く。

カズーイ「う、嘘でしょ!?まだ少ししか回復してないのに・・・!」

ミクス「ど、どうしよう・・・・っ!」 ミクスは怖がってユミに抱き着く。

ユミ「確かに、この部屋って妙な感じがすると思ったよね・・・。」

ボトルズ「でも、ここに敵がいるなんて・・・。ただの勘違いでは。」

謎の声「カ・ン・チ・ガ・イ・デ・ハ・ナ・イ。」

一同「!!!!!!!!!!」 

謎の声に一同は驚き、顔をあげる。

塔から出ている複数の端には、

それぞれ無数のミューティスピニットがいた。

ミューティスピニット「ガルルルルルルルルルルルル!!!!!!!!」

バンジョーとカズーイ「ミューティスピニット!!!!!!!」

ガンズ「やはり・・・・思った通りか・・・っ!」

フラエ「何がだよ?」

ガンズ「この塔、何か怪しいと思っていたんだ。

もしかしたら、敵のアジトなんじゃないかとな・・・・っ。」

ミューティスピニット「ソ・ノ・ト・オ・リ。強イテ言ウナラ、

ココハ、我ラミューティスピニットノ工場ニシテ、司令塔デアル。

我ラハコノ塔デ造ラレ、コノ塔デ指令ヲ待ッテイルノダ。」

ガムロ「く・・・・っ!我々は敵の拠点に来てしまったのか・・・!!」

ガムロは敵の拠点に来たと言うミスを犯したと感じて、悔やむ。

ボトルズ「皆さん!!前の方を見てください!!!」

バンジョー「え・・・?おおっ!!!」 

一同は顔をさげて、前の方を見る。塔の下から、

バンジョーたちの前に無数のミューティスピニットがいた。

ミューティスピニット「ギヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!」

カズーイ「ちぃ・・・・っ!なんて大軍団なの・・・!!」

プルレス「い・・・一体、何十匹いるんだ!?」

フラエ「ま。全員ぶっ殺すんだから、

数なんて関係ねーじゃん。」

ガンズ「そうだ。数を減らせれば、勝機はあがるハズよ・・・!」

バンジョー「く・・・・っ!戦うしなかいのか・・・・!!」

ユミ「でしょうね。」 ミクス「プルレス君はさがってて・・・。」

プルレス「うん・・・。頑張ってね・・・・。」

バンジョーたちは立ち上がり、スピニットの大軍団に近づく。

プルレスとボトルズはテルとミルの後ろにさがる。

テル「お前らはここで動くな。」 

テルはボトルズとプルレスにそう言う。

ミル「私たちがちゃーんと守ってあげるから♪」

ボトルズ&プルレス「は、はい・・・・。」

ミューティスピニット「ガアアアアアァァァァァァァ!!!!!!」

そして、無数のスピニットが一斉に襲いかかった。

端にいた敵たちも一斉にジャンプして、

バンジョーたちに近づく。

ガンズ「ちぃ!!!」 カズーイ「タマゴミサイル!!!!!」

ガンズとカズーイの無数の銃弾とタマゴが、

ジャンプして襲いかかるミューティスピニットを次々と撃ち落とす。

フラエ「とう!!」  ユミ「えぃや!!」

フラエ、ガンズ、ユミ、ミクスは地上から迫る敵と戦っていた。

ミクス「はああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」

ミクスは両手を多くのスピニットに向けて、空気の金縛りで、

その多くの敵の動きを封じるが、

他の多くのスピニットが進行を続けている。

ミューティスピニット「ウガアアアアアァァァァァァァ!!!!!!」

ミクス「やっぱりこんな数の敵を止めるなんてできない・・・・!」

ミクスは大勢の敵を止められない事に悔やむ。

そして、ジャンプしたスピニットたちも多く着地して、

進行を開始する。

つづく

拍手[0回]

一同は使徒が現れた事に、それぞれ感情を高ぶらす。

イチゴ「また性懲りもなく、この日本を・・・・っ!!」

初代モモ「どうして、使徒たちはアメリカと日本を、

よく襲うのかしらね?他に国には少ししか襲ってないのに。」

シャドー「恐らく、アメリカと日本には、

マリンナーサとウルトラの国の住人に関わりを持ってるからよ。

イチゴ。あなたもクリスタルと関係があるんでしょ?」

確かに、イチゴはクリスタルと関係がある。イチゴだけではない。

他の隊員たちだって、クリスタルと関係があるのだ。

まさに、ウルトラマンと防衛隊の関係である。

イチゴ「そ、そう言えば・・・・。」

コリス「すみません・・・・僕らのせいで・・・・・。」

コリスは自分がDGCの皆さんを巻き込んだと思って、

罪悪感を持つ。

サキ「コリス君のせいじゃないわよ。それより、

早く、使徒を倒さないと・・・・・っ!」

モモ「そうよね。一番、悪いのは使徒だもんね。

あいつら、自ら悪行を望んだわ。そんな奴は許しておけない!」

シュドー「そうだ!!デラシオンとやらが造った奴がなんでェ!」

テブリッシュ「いかなる者だろうと、外敵は許さない!!」

コリス「行きましょう!!この地球を守るために!!」

モモ「ええっ!!DGC!出撃!!!!」

隊員たち「了解!!!!!」 

こうして、DGCは出撃する事になった。

隊員たちは一斉に走ってブリッジから出た。

シャドー「皆・・・。頑張って・・・・っ!」

杏「イチゴたち。勝てるかしら・・・。」

シャドーと杏は不安していた。だが、初代モモは明るくこう言う。

初代モモ「大丈夫大丈夫。モモちゃんなら勝ってくれるわよ。」

ハリー「そうだな。何せ、コリスはウルトラ戦士だからな。

コリスがいる限り、DGCは絶対に負けないぜ!!」

初代モモとハリーはコリスたちの勝利を信じていた。

シャドーや杏も、二人に賛成するように頷き、

彼らの勝利を信じようとした。


ここは、日本の町の一つである秋田町。そこで、

とても速すぎる青い影のような物体が素早く移動していた。

影が移動した跡に近い民家が多く爆発していった。

そして、再び青い影が素早く移動する。その跡にある、

民家も大勢に爆発する。そして、青い影が急に動きを止めた。

その影が怪物の姿となる。これは、ザギレマサだ。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァ」

そう。ザギレマサは音速的なスピードで民家を多く破壊したのだ。

ザギレマサ「ギシャアアアアァァァァァ」

ザギレマサは近くの民家を足で踏みつぶして、

右腕の刃で別の民家を切り裂いた。

その後すぐに使徒は移動する。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァ」

日本の自衛隊である、

多くの戦車がザギレマサに向かって一斉砲撃。

その砲撃を受ける使徒だが、痛がる様子も見せずに歩く。

ザギレマサ「ギシャアアアアアァァァァァァァァァァ」

ザギレマサは仮面の口の部分にある緑の突起物から、

赤い光線を発射した。その光線複数の戦車を破壊していく。

ザギレマサの仮面には、目の部分には赤いガラスのような物、

口には緑色の突起物があった。

その突起からまた光線が発射される。

光線を受けた戦車が爆発する。

空から大勢の戦闘機が飛んで来た。

戦闘機部隊は一斉にミサイルを連射するが、

これに使徒には通じない。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァァァァ」

使徒は口の突起からの光線で複数の戦闘機を破壊した。

だが、日本の自衛隊は負けるワケにはいかないと攻撃を続ける。

戦闘機と戦車はそれぞれザギレマサに向かって、

連続攻撃を続ける。

ザギレマサ「ギシャアアァァァァ!ギシャアアアアァァァァァァァ」

攻撃を受け続ける使徒は、何故か冷静に両足をさげ始めた。

すると、ザギレマサは足をあげた同時に、

青い影となって猛スピードで跳び出した。

青い影は戦闘機部隊のところを通る。

すると、多くの戦闘機が爆発してしまう。

そして、青い影は戦車のあるところ全てを移動した。それにより、

全ての戦車が爆発してしまう。青い影となったザギレマサは、

その恐ろしい音速で動き、両腕の刃で通ったところにある物、

全てを切り裂いてしまうのだ。

ザギレマサにはそんな凄い技があったのだ。

その技により、日本の自衛隊が全滅してしまった。

影が再びザギレマサに戻る。

ちなみに、民家も大勢爆発してしまい、使徒の辺りは火の海だ。

その時、空からDGCの空中部隊がやってきた。

使徒はこれに気づき、驚く。

スカイラッシュ1(シュドー)、スカイラッシュ2(テブリッシュ)、

コプターラッシュ(モモ、イチゴ、サキ)、

スカイラッシュZERO(コリス)である。

シュドー「ところで、コリス。何でZEROに乗ってるんだ?」

テブリッシュ「夢の力は使わないのか?」

コリス「・・・人間界では、できるだけ人間のやり方で、

怪獣を倒したいんです。

あまり夢の力に頼ってはいけないと思います。

・・・と、言うか。元々不良品だったZEROも、夢の力ですけどね。」

そう。スカイラッシュZEROは元々使えない機体であった。

だが、コリスが夢の力でZEROを蘇らせたのだ。

そう。ZEROも夢の力となっているのだ。詳しくは6話を参考。

コリスは今は地球人。

地球は地球人の手で守ろうと思っているのだろう。

シュドー「だが、もしヤバかったら。ウルトラマンになれよ。」

テブリッシュ「そうだ。ウルトラマンのお前だけが最後の切り札。

そして、俺たちのかけがえのない仲間だからだな・・・。」

心配する二人の言葉にコリスは微笑んで、こう言う。

コリス「・・・・わかっています。」

サキ「使徒に接近しました!!」 モモ「攻撃開始!!!」

4機のDGCメカは一斉に通常バルカンを連射して、

ザギレマサを攻撃。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァァァァ」

使徒は攻撃を受けて少しだけひるむ。

4機の攻撃はさらに続く。

だが、ザギレマサは口の突起から光線を発射した。

4機はそれぞれに分かれて、光線を避けた。

2機のスカイラッシュが使徒に近づく。

1号機と2号機がレーザーバルカンを連射する。

その連射を受けたザギレマサは痛がってる様子を見せるが、

それに耐えた使徒は光線を発射するが、また避けられてしまう。

そんな使徒の後ろに移動した、

コプターの右側の窓からショットバトラーの銃口が。

モモが銃器を持っていたのだ。

イチゴが砲撃担当、サキが運転担当である。

モモ「くらえ!!」 モモがショットバトラーから閃光弾を連射。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアァァァァァァァァァ」

ザギレマサは背中に複数の閃光弾を受けて、

驚き、後ろのコプターに向かう。

サキ「敵が近づいて来ます!!」 

モモ「もっと攻撃を続ける!!!」

モモは接近して来る使徒に対して、攻撃を続ける。だが、

ザギレマサはそれに耐えて、コプターに近づく。

コリス「ディバインレーザー!!!!!!」

ZEROはディバインレーザーを発射して、

コプターに近づくザギレマサの横顔を攻撃した。

その部分が爆発する。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ」

使徒はZEROの攻撃を受けて、

倒れる。コプターは敵から遠ざかる。

コリス「姉さんたちには手を出させない!!」

ZEROはレーザーバルカン連射で、

立ち上がるザギレマサを攻撃する。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

攻撃を受けて一度ひるんだザギレマサは、

急に立ち上がって反撃。

口の突起からの光線でZEROを攻撃するが、

命中はしなかった。

ZEROは再びレーザーバルカンを連射するが。

ザギレマサはジャンプで避けた。コリスはこれに驚く。

コリス「ジャンプで避けた!?」 そして、使徒は着地した。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァァァ」

さらにザギレマサは両足をさげた。

そして、すぐに青い影となった。

サキ「きゅ、急に速くなった!!?」

イチゴ「ZEROの方に向かっていきます!!」

ザギレマサは青い影となって、

物凄いスピードでZEROに迫る気だ。

モモ「ま、不味い!!逃げて!!コリス!!!」

青い影がZEROに急接近した。そして、ザギレマサの刃が、

ZEROを切り裂いた。そして、ZEROが爆発して、墜落する。

サキ「こ、コリス君!!!!!」 サキは悲しそうに叫んだ。

青い影からザギレマサの姿に戻った。

使徒は勝利に喜んでいた。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァ」

モモ「こ・・・・コリス・・・・。っ!?」

その時、モモは地上の方に目をつけて、驚く。

サキ「どうしたのですか!?隊長!!」

モモ「コリスは生きていたわ!!」 イチゴ「えっ!?」

サキとイチゴは驚く。そう。コリスは町の道路にいたのだ。

コリスはワーピルで脱出したのだ。

モモたちはそれによって笑顔になる。

サキ「コリス君・・・。生きてくれたのね・・・・っ。」

コリス「・・・・・っ。行こう。クリスタル。

この世界を守るために!」

そして、

コリスは光るウルトラウォッチを太陽に向かって掲げる。

そう。コリスはクリスタルに変身するのだ。この瞬間を、

モモたちは見ている。そして、

いつの間にかいたハリーたちも。

コリス「ショワッチ!!!!!!!!!!!」

そして、コリスはウルトラマンクリスタルになった。

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

使徒もクリスタルの登場に驚く。

イチゴ「コリス君・・・・・・。」

シュドー「コリス。やっぱり・・・・!」

テブリッシュ「コリス。お前がクリスタルだったんだな。」

ハリー「コリス・・・・。やはり、そうだったんだな!」

杏「あのコリス君がウルトラマンだったなんて・・・。」

サキ「コリス君・・・・・頑張って・・・・!」

ウルトラマンクリスタル「・・・・・シュワッ!!」

ザギレマサ「ギシャアアアアアアアアァァァァァァァァァ」

クリスタルが走ると、ザギレマサも走って、両者は激突する。

ウルトラマンクリスタル「はああああぁぁぁぁぁ!!!!」

クリスタルはキックを繰り出すが、ザギレマサはこれに避ける。

ザギレマサ「ギシャアアアァァァァァァ」

ザギレマサは左腕の刃で攻撃するが、

クリスタルもこれを避ける。

ウルトラマンクリスタル「くっ!!でやあああぁぁぁぁぁ!!!」

クリスタルはパンチでザギレマサにヒット。

打撃を受けたザギレマサはさがった。

つづく

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック