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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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今回はウルトラマンクリスタルの第53~最終話に登場した怪獣を紹介します。
これで、クリスタルの怪獣は全て揃えました。
まだ、クリスタルの最終回を描いてませんが、
一応、載せておきますねェ~っ。
まあ、最終回は書きますがね・・・・。

伝説巨人・ハヌマーン  第53話登場
身長・2~50メートル  体重・110kg~2万トン
CV・二又一成氏
元ネタ・ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団
かつて、怪獣たちからタイを守り抜いた神だが、
自分勝手な人間たちに怒り、罰を与えようとする。
三叉槍を武器として扱う。

鉱石怪獣・ゴッツンゴン  第54話登場
身長・72メートル  体重・6万トン
1600年前の時代より存在した怪獣で、
ある勇者に封印された。凶暴な性格で、人間が好物。
身体が鉱石でできているため、あらゆる攻撃も通じない。

暗躍使途・ヴァイラン  第55話登場
身長・2~45メートル  体重・89kg~1万4000トン
CV・黒河奈美氏
地球侵略に送り込まれた使徒で、人間の魂を吸い取って、
魔物に転生させる闇のロザリオを召喚して、暗躍する。
両目から無数のレーザーを連射、両手から光線を発射。

宇宙怪獣・パルギラス  第56話登場
身長・43メートル  体重・1万2000トン
水の惑星を襲い、地球にも自分の星と同じ環境の一つである、
毒水を移そうと企む。強烈な頭突きで打撃し、
口から毒性の光線を発射する。

水球星人・ウォータームーン  第56登場
身長・不明  体重・なし
元ネタ・新魔法のプリンセスミンキーモモ夢を抱きしめて
水の惑星の住人で、水だけの存在らしい。
一度は地球に来てモモと友達になった。
パルギラスの毒を浄化できるそうだ。

怪力宇宙人・ゴルゴン星人  第57話登場
身長・1・89~61メートル  体重・1~3万600トン
CV・萩原流行氏、三宅健太氏
元ネタ・シルバー仮面
突如、クリスタルと戦い、倒された宇宙人。
怪力の持ち主。数年前の日本にも来た別個体がいる。

巨大魔虫・サソリンガ  第57登場
身長・54メートル  体重・2万トン
元キャラ・シルバー仮面
冥界で最も恐ろしく強いと言われる怪獣の1匹で、
その実力を評価したサキュバイアに召喚される。
2本の触覚で相手のエネルギーを吸い取ってしまう。

召喚使途・サキュバイア  第57話登場
身長・1・58メートル  体重・不明
CV・後藤麻衣氏
別次元からの怪物を呼び出す魔法を持っている使徒で、
冥界の怪獣をアメリカに暴れさせようとした。
空を自由に飛び、右手から電撃光線を出す。

シルバー仮面  第57話登場
身長・等身大~50メートル  体重・不明~2万トン
CV・柴俊夫氏(本人)、伊藤健太郎氏(浩二変身)
70年代で宇宙人たちと戦った改造人間。光子力で戦う。
その正体は春日光二と言う青年だが、彼に憧れる、
浩二と言う青年に一度だけシルバーの力を与えた。

宇宙忍者・バルタン星人  第58話登場
CV・大川透氏
身長・2~50メートル  体重・1万5000トン
元ネタ・ウルトラマン
地球を何度も侵略しようとする宇宙人で、
分身が得意。ハサミから光線を発射し、身代わりも作れる。
レッドキングを邪魔者として襲いかかる。

どくろ怪獣・レッドキング  第58話登場
身長・45メートル  体重・2万トン
元ネタ・ウルトラマン
多々良島の火山活動で目覚めた怪獣で、
島から離れてノコッタ町に襲撃。
物凄い怪力と格闘が武器。岩投げも強力。

異次元魔獣・カーンザウルス  第59話登場
身長・83メートル  体重・3万2000トン
謎の異世界に住んでいる未知の存在である魔獣の1匹。
口から吐く異次元弾と言う恐ろしい光球が必殺技。
怪力の持ち主である。エデザスに操られて、地球へ襲撃する。

凶剣使途・エデザス  第59話登場
CV・一条和也氏
身長・2・30~61メートル  体重・143kg~2万トン
自由自在に伸びる剣を持つ、使徒一の剣士。
剣術は最高クラスで、素早く連続で敵を斬る。
魔獣であるカーンザウルスを利用する。

怪光使途・ルバシーザ  第60話登場
CV・本田千恵子氏
身長・1・95~41メートル  体重・109kg~~1万8000トン
大きな目からルバシーザフラッシュと言う怪光で攻撃する。
冷静沈着で、知能が高い。ザンダルガと一緒に行動する。
両手の嗅ぎ爪で相手を切り裂く。光のバリヤーも作れる。

闘争使徒・ザンドルガ  第60話登場
CV・楠見尚美氏
身長・2~67メートル  体重・500kg~4万トン
格闘が得意な使徒で、腕力が最強レベル。
殺しが好きだが、頭が悪いらしい。ルバシーザの光の力で、
スピードも数倍アップする。

策略使途・イレドナ  第61話登場
CV・清水香里氏
身長・2メートル  体重・100kg
天才的な頭脳を持つ使徒で、DGCを日本に向かわせ、
恐ろしい罠を仕掛けた。両手から光線を発射する。
敬語口調で紳士的らしいが、卑怯な事を好む。

鋼鉄使徒・デルゴーン  第61話登場
CV・辻村真人氏
身長・73メートル  体重・5万5000トン
身体が鋼鉄でできたらしい使徒。頑丈なボディで、
並みの攻撃では通じない。両手をロケットのように、
飛ばして攻撃したり、口から火炎も出せる。

無双使途・デガンマクレ  第62話登場
CV・松田優氏
身長・54メートル  体重・3万トン
邪闘刃と言う長刀を持つ武人の使徒で、
無数の怪獣を粉砕したらしい。正面から特攻する性格。
基地を失ったDGCを攻撃しようとした。

音速使途・ザギレマサ  第63話登場
身長・1・90~42メートル  体重・1万トン
CV・福圓美里氏
使徒の中で一番のスピードの持ち主で、青い影となり、
音速で目にも止まらぬ速さを披露。両腕の刃で戦い、
顔に被っている仮面の口の部分から光線を出す。

悪魔使途・エスレナヅ  第64話登場
身長・1・48~39メートル  体重・1万3000トン
CV・久川綾氏
悪魔に似たような使徒で、少し幼い。不気味に笑うが、
機嫌が悪くなると、奇怪な声で大泣きして暴れる。
口から炎、目から光線を出し、銛をも手にして戦う。

ウルトラマン  第64話登場
身長・40メートル  体重・2万トン
CV・黒部進氏
元ネタ・ウルトラマン
地球で最初に現れたウルトラ戦士で、一番の有名なヒーロー。
数々の怪獣や宇宙人から平和を守り続ける。
大苦戦のクリスタルを助け、応援してくれた。

守護使途・カリアム  第64、最終話登場
身長・1・67~40メートル  体重・不明~1万8000トン
CV・ゆかな氏
グランメアルドの側近にあたる使徒で、剣を武器とする。
両目からレーザーを連射して、光のバリヤーで身を守る。
かなりの実力者だが、手段を選ばない行為をする。

最強使途・グランメアルド  第64、最終話登場
身長・2~50メートル  体重・不明~2万トン
CV・石橋保氏
使徒のリーダー的存在で、多くの使徒を動かしていた。
恐ろしく強い力を持ち、様々な能力を持っているらしい。
一番の技は、モモやコリスが実体化した夢を無にする、
ドリームブレイカーである。夢の力では倒せないそうだ。

もし、気が向いたら、外伝っぽいのも書けるかなぁ・・・(ぇ
そうすれば、クリスタルの怪獣がまた増えますね^^;
まあ、できればの話ですが・・・。
それでは。

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フクロウたちを襲うグランティの兵士たち。その目的は、

谷の主を起こすためであった。バンジョーたちの前に、

悪の獣戦士・ワーラが遅いかかる。

次回、【危ない!谷の主が起こる!!】 オリジステージ後編。

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?バンカズファースト第25話。

今回はこの小説でオリジナルのステージの話を書きました。

・・・だって、ほら。オリジ要素のステージも、

いるんじゃないかなァ・・・と思いまして^^;

そのオリジのステージは暗い谷にしました。

本来なら溶岩のステージの予定でしたが、

何だか原作のグランチルダのとりでに溶岩の部屋があったので、

ステージを変更しました。何故、暗い谷なのか?

・・・・多分、適当かと・・・(ぇ

暗いステージに相応しく不気味な怪人系も出しました。

オリジですが。サイやフクロウやコンドルのモンスターも、

出してみました。サイとコンドルは敵ですが、

グランティの者ではありません。フクロウは味方です。

何だかいつも誰得な作品を書きまくって、すみません・・・(

次回はオリジステージ編後編です。

それでは。

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ただし、やや不利となっているが。

ギャンビ「おらああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ギャンビは突進でバンジョーを攻撃する。

バンジョー「くおおぉぉぉ・・・・っ!?」

バンジョーは両腕をクロスしてガードしたが、

ダメージを減少させるだけで、敵の突進による衝撃で、

少しだけ吹き飛ぶが、何とか着地できた。

バンジョー「・・・っ!であ!!」 今度はバンジョーが走る。

カズーイ「キキツキアタック!!!!!」

カズーイはキキツキアタックでギャンビを攻撃する。

ギャンビ「ぬおおぉぉぉ・・・・!?ぐぉあぁぁ!!!」

ギャンビは攻撃に耐えて、顔、特に角を一気に振るう。

それにより、バンジョーとカズーイは弾き飛ばされてしまう。

バンジョーとカズーイ「おわあああぁぁぁぁ!!?」

ボトルズ「正面からの攻撃ではほぼ歯が立ちません!!

横か後ろから攻撃してくださいっ!!!」

ボトルズの助言を聞いたバンジョーは着地しながら、賛成する。

バンジョー「わかった!!でっ!!」  ギャンビ「むっ!?」

バンジョーはギャンビが見てる方向から横の方へ走る。

バンジョー「ローリングアタック!!!!!」

そして、バンジョーは自身を転がして、ギャンビの右の部分に迫る。

ギャンビ「何・・・・っ!?」 バンジョー「もらった!!!」

バンジョーのローリングアタックがギャンビの胴体にヒット。

ギャンビ「ぐふうううぅぅぅぅ・・・・・!!!!」

ボトルズ「やった!!今のは効いた・・・・!」

果たして、ボトルズの言う通り、

バンジョーの技が決まったのだろうか。

勝負はまだわからないのだ。ギャンビは耐え抜いているのだ。

ギャンビ「ううぅぅぅぅ・・・・・っ。がぁ!!!」

ギャンビは気合いで身体を右に思い切り動かす。

バンジョー「くあ!!」 その反動にバンジョーは弾き飛ばされる。

そして、着地して、両者は再び対峙する。

ギャンビ「俺はサイ族の中で最も優れた力の持ち主!!

俺を倒すには、さらなる打撃を使えぃ!!!・・・む?」

その時、地震が起こった。バンジョーたちはこれに驚く。

ボトルズ「うわわわわ!?」 

カズーイ「な、何・・・!?この地震は!!」

ギャンビ「い、いかん・・・!この喧嘩が騒音として、

その騒音を聞いた主の眠りが覚めようとしているそうだ・・・!!」

バンジョー「谷の主が起きようと言うのか・・・!?」

ギャンビ「その主が起きる前に、

即座に決着をつけてくれるわ!!!!」

ギャンビは今までより激しい走りで突進しようとする。

バンジョー「カズーイ!!」 カズーイ「はああぁぁぁぁ!!!」

カズーイは両方の羽を思い切り動かし、二人は空を飛んだ。

ギャンビ「くっ!!な、何をする気だ!!?」

ギャンビは二人が空を飛んだ事に驚く。

カズーイはさらに上へ飛ぶ。

カズーイ「今からあんたの望むさらなる打撃をするのよ!!!」

そして、ギャンビの目線から段々と二人の姿が小さくなっていく。

ギャンビ「く・・・っ!遠くの空から攻撃する気か!

卑怯者め・・・!!だが、避ければそれで良い・・・!!」

ギャンビはバンジョーとカズーイが、

空飛んだ地点から離れようと走る。

バンジョー「あいつ・・・!逃げる気だ!!」 

カズーイ「そうはさせないわ!!」

カズーイはギャンビを追うように飛ぶ。だが、

その二人の様子を見ている謎の影があった。その影の者は、

何故か狼の姿をしていた。彼は何者だ。

狼のような者「これが伝説の熊と鳥か・・・。

巨大サイごときに・・・。」

ギャンビ「・・・・・っ。ここまでくれば・・・・・。」

ギャンビはここなら攻撃されずに済むと、走りを止めた。

だが、

バンジョーとカズーイが自身の上空にいる事に気づいていない。

カズーイ「止まっているなら、こっちのもんよ!!」

そして、カズーイはギャンビに嘴を向けて、二人は急降下を始めた。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!!!!!」

流星のごとくギャンビに迫るバンジョーとカズーイ。

ギャンビ「・・・・・え?」 ギャンビはそれに気づくが、もう遅い。

くちばしバスターが見事にギャンビの背中に決まったのだ。

ドオオオォォォォン カズーイの嘴がギャンビの背中を深く抉る。

それと同時にギャンビは激痛と共に物凄い重力に押され、

辺りの地面が抉れ、そこから衝撃が出る。

ギャンビ「ぎああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

ギャンビは物凄いダメージで断末魔をあげ、

その大きく開いた口から、

ジグソーが出てきた。バンジョーとカズーイはギャンビから離れる。

カズーイ「おおっ!!ジグソーだわ!!」

バンジョー「もしや・・・。ギャンビが強かったのは、

ジグソーの力のおかげだろうか・・・。」

ギャンビ「ひゅー・・・っ。ひゅー・・・・――――。」

ギャンビは口から血を流して、倒れる。死んでしまったのだ。

バンジョーはジグソーを手にし、カズーイがそれをリュックに入れる。

これでジグソーは22個目となった。

そこで、ボトルズが走って来た。

ボトルズ「ギャンビは倒しましたね・・・っ。」

バンジョー「うん。彼の中にはジグソーが入っていたんだ・・・。」

ボトルズ「ジグソー・・・?そうだ!!」

ボトルズは何か思いついたように笑顔になる。

カズーイ「何かあったの?」 ボトルズ「これを・・・・。」

ボトルズは服からジグソーを取り出した。二人はこれに驚く。

バンジョー「おお!!」 カズーイ「これは・・・・!?」

ボトルズ「私にもさっぱりわかりませんが、

偶然持ってたんです。恐らく、ミューティスピニットの基地が、

爆発した際に、出てきたので、

僕が無意識にそれを取ったのかと・・・。」

バンジョー「そうか・・・!じゃあ、23個目だな!」

ボトルズ「そうですね!はい!!」

ボトルズはバンジョーにジグソーを渡し、

カズーイがそれをもリュックに入れる。

これでジグソーは23個目になった。3人はこれに喜ぶ。

そこに、ユミが3人の方に飛んできて、彼らの前に着地する。

ユミ「見つけたわよ!3人とも・・・。」

バンジョー「ユミ!!ミクスちゃんとプルレスは・・・!?」

ユミ「ええ!見つかったわ!!

フクロウたちが保護してくれたそうよ!!」

それを聞いた3人はさらに喜び、安心してほっと息をする。

ボトルズ「そうですか・・・!」 バンジョー「良かったァ。」

カズーイ「じゃあ、そのフクロウたちのところへ案内して!!」

ユミ「もっちろんよ!!」


カズーイはユミの後についていくように飛んでいた。

バンジョーと彼に掴まれているボトルズを連れて。

ユミ「あそこがフクロウたちの家よ!!」

ユミは洞穴のあるところに指をさす。

バンジョー「ここにプルレスとミクスが・・・。」

ユミとカズーイはその洞穴に近づく。ところが。

ユミ「え・・・・っ!?」 カズーイ「な、何よ!?これ!!」

一同は驚いた。フクロウたちやミクスやプルレスのいる、

洞穴に無数の黒い狼たちが入ってきているところが。

バンジョー「な、何なんだ!?あれは・・・!!」

謎の主と言うモンスターが支配せり闇の谷に迷い込んだ、

バンジョーたち。そして、ミクスやプルレスを保護した、

優しいフクロウたちの巣に、

迫る黒い狼たちは一体何者でしょうか。

もしかしから、グランティかも知れません。

この谷にもグランティとの戦争が、

始まろうとしているのでしょうか。

そして、谷の主が今、眠りを妨げられようとしているのです。

次回につづく

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この洞窟には左右の壁に複数の扉がある。色が違うそうだ。

そして、ホックとユミは水色の扉の前に止まる。

ホック「ここが僕の家さ。」 ホックはそう言って、ドアを叩く。

そのドアから、別のフクロウの声が出る。

フクロウの声「ホォ!ホォ!どなたですか?」

ホック「僕だよ。ホックだよ。また客人を連れて来たんだ!」

フクロウの声「おお!またか。じゃあ、

その客人、連れて来てよ。」

ホック「わかった。」 ホックは水色のドアのノブを羽で回す。


そして、そのドアを開けたホックとユミは部屋に入って来た。

ホック「ただいま!」 ユミ「お邪魔します。」

部屋にいる眼鏡をかけていた、

フクロウとリボンのついたフクロウがいた。

眼鏡をかけたフクロウ「お帰り!ホック!」

リボンのついたフクロウ「あら?また客が増えたわね。」

ホック「眼鏡の男の子がホンタ。リボンの女の子がホーコだよ。」

ユミ「そ、そう・・・・。」

ホックは元気そうに2匹のフクロウに紹介する。

ユミは緊張しそうな声で2匹のフクロウに話しかける。

ユミ「あ、あの・・・。ここに、

人間の女の子とジンジョーの男の子がいると聞きましたけど・・・。」

ホーコ「うん。それなら、隣の部屋で遊んでるわよ。」

ホンタ「あの二人はとても良い子だったよ。」

ユミ「そう。じゃあ、入らせて頂くわ。」

ユミは近くにあったドアを開けて、別の部屋に入る。

そこに、積み木で遊んでいるプルレスとミクスがいた。

二人の元気な姿を見たユミは物凄い喜びで叫ぶ。

ユミ「プルレス君!!ミクス!!」

ユミの声に気づいたプルレスとミクスは、彼女の方に向く。

ミクス「あっ!!ユミさん!!」 プルレス「え!?本当!!?」

ちなみに、今3人がいる部屋はホックたちの私室であり、

ホックたちがいる部屋は、キッチンが中心らしい。

ユミは二人と再会できて嬉しすぎたか、涙が出そうになる。

ユミ「二人とも・・・・無事だったんだね・・・。」

プルレス「うん。フクロウさんたちが助けてくれたんです!!」

プルレスは笑顔で言うが、ミクスは突然泣きそうな表情になる。

ミクス「・・・・ユ、ユミさああぁぁぁぁぁん!!!」

ミクスはユミに抱き着いた。ミクスは嬉し涙を流した。

とうとうユミに会えたのだから。ユミもまた嬉し涙を流す。

二人をついに見つけて、また会えたのだから。


一方、バンジョーとカズーイはギャンビの突進を受けて、

大ダメージ。その苦痛に耐えて、必死に立とうとしている。

バンジョー「く・・・ううぅぅぅ・・・!!」

カズーイ「何て重い一撃・・・!あたいの身体にも響いたわ・・・。」

ギャンビ「我が巨大サイ族の突進を受けても、

耐え抜くとは流石だな。

貴様たちは一体、何者だ!?」

バンジョー「・・・・っ!僕はバンジョー。こっちはカズーイさ。」

カズーイ「実はあたいたち、

伝説の熊と鳥と呼ばれたりしているのよ。

本来なら、そう呼ばれる事が本望じゃないけどね・・・・っ!」

ギャンビ「何ィ?それでは、

貴様たちは噂のデスブラザーと言うワケか?」

バンジョー「違うね。僕らはただの動物さ・・・・!」

ギャンビ「そうか。では、満足できんなァ!!」

ギャンビはそう言って、

再びバンジョーとカズーイに突進しようと走る。

ボトルズ「危ない!!もう一度くらえば・・・・!!」

カズーイ「くっ!!タマゴミサイル!!!!」

カズーイは口からタマゴミサイルを連射して、ギャンビを迎撃。

ギャンビ「ぬおっ!?ぐうぅぅぅ・・・!!」

ギャンビは複数のタマゴを受けて、さがる。

バンジョー「今だ!!」 今度はバンジョーが跳びだした。

ギャンビ「むっ!?」 

ギャンビはバンジョーが急接近した事に気づく。

バンジョー「でやあああぁぁぁぁっ!!!」

バンジョーは渾身のパンチでギャンビを攻撃した。

ギャンビ「ぐはあああぁぁぁぁぁぁ!!!?」

ギャンビは殴り飛ばされて、岩壁に叩きつけられる。

バンジョー「よし!!大きなダメージを与えたぞ・・・!!」

カズーイ「ざっとこんなもんよ・・・・!」

二人は勝ち誇るが、ボトルズはまだ不安している。

ボトルズ「いえ!まだ終わってません・・・・!!」

そう。ギャンビは負けていないのだ。壁からゆっくり落ちた、

ギャンビがすぐに起き上がる。

ギャンビ「ぬぅ・・・!これ程の力を持つとは。

久しぶりに良い勝負ができそうだ・・・・!!」

バンジョー「そんな・・・!!まだ倒れてないなんて・・・!!」

バンジョーは驚き、カズーイは舌打ちをする。

カズーイ「ちっ!あいつは相当のタフね・・・・。」

ボトルズ「気をつけてください。巨大サイは、

並みの打撃では倒れません。」

バンジョー「もっと強力な技で対抗するか・・・・!」

ギャンビ「行くぞォ・・・・!とう!!」

ギャンビが走り出す。また突進をする気だ。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!」

対する二人はくちばしアタックで対抗。そして、

ギャンビの角とカズーイの嘴が激しくぶつかり合う。

カズーイ「・・・・・ん!?」

その突撃により、カズーイは嘴に苦痛を感じてしまう。

ギャンビ「にや。おりゃあああぁぁぁぁぁ!!!!」

ギャンビは角をかち上げて、バンジョーとカズーイを投げ飛ばす。

バンジョーとカズーイ「うあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

ボトルズ「何て硬く強力な角なんだ・・・!」

このままバンジョーとカズーイは岩壁にぶつかるのだろうか。

否、バンジョーは両足で岩壁につく。

それを蹴って、ギャンビの方へ飛び込む。

バンジョーは岩壁を利用して両足によるバウンドを使ったのだ。

ギャンビ「何っ!?」 バンジョー「とあああぁぁぁぁぁ!!!」

驚いたギャンビは急接近したバンジョーの強烈なパンチを受ける。

ギャンビ「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!??」

ギャンビは倒れるが、少しだけ立とうとする。

バンジョー「どうだ!!」 バンジョーは着地した。

ボトルズ「凄いです!!バンジョー!!

岩壁を跳び台に使うなんて!!」

ボトルズはバンジョーのひらめきに感激する。

カズーイ「さぁ!!覚悟しなさい!!サイ君!!!」

ギャンビ「ぐうぅぅ・・・・っ!」


ホックたちフクロウ族のマンション。ホックたちの私室では、

ユミはホックたちの話を聞いていた。6人は、

テーブルを囲むように座っていた。

ユミ「・・・そう。あなたたちが、ミクスたちを救出したのね・・・。」

ホック「うん。でも、実際に助けたのは僕らじゃないんだ。」

ユミ「え・・・?どう言う事??」

ホック「三日前に倒れていたミクスちゃんとプルレス君を、

その当時にグレースルどもが食べようとしていたんだ。

僕らは戦う力がないから、どうすれば良いかわからなかった。

そんな時。ある亀の子供が助けてくれたんだ・・・・。」

ユミ「亀の子供・・・?」

プルレス「はい。僕とミクスちゃんはこの家につくまで、

眠っていたので、よくわかりませんが、

ホックさんが確かにそう言ってたんです・・・。」

ホンタ「でも、その亀の子供は僕らにこう言ったんだ。

確か、俺たちクラッシャーの仕事の邪魔するなと・・・。」

ユミ「っ!?もしかして、その亀の子は、私たちの仲間なの!?」

ミクス「はい・・・。クラッシャーの中には確か、

その亀の子らしい姿を見た事があります・・・。」

ホーコ「でも、驚いたわ。ミクスちゃんもユミさんも、

あの亀と同じクラッシャーの一員だったなんて・・・。

それにしても、あの亀。かっこ良かったわァ。」

ホーコはあの謎の亀の事を想像をして、

頬を赤くして笑みを浮かべる。

ホンタ「うん。あの亀、二つの剣を使って、

グレースルを斬りまくったよね。」

ホンタもあの謎の亀の活躍を見たか、

それを思い出して笑みを浮かべる。

ユミ「そうだったの・・・・。そうだったわ!!」

ユミは何かを思い出したそうだ。ホックはそんなユミに聞く。

ホック「ん?何かあったのかぃ?」

ユミ「ちょっと、外に出て良いかしら?

一緒に探していた仲間たちに報告しなきゃ・・・!」

ホック「・・・・良いけど、できるだけ谷の主が、

起きないような事はしない方が良いよ・・・?」

ユミ「谷の主・・・・?ああ。この谷を支配している、

モンスターの事ね。その噂は聞いているけど・・・。」

ホック「その谷の主は、とても凶暴で、

自分を怒らせるような事をした者は容赦なく喰ってしまうんだ。」

ホンタ「普段はよく寝るけど、

その眠りを妨げた者は必ず死ぬらしいよ。」

ホーコ「2週間までにグレースルどもが多くの人間を料理して、

宴をしていた頃はよく思い出しているわ。その宴で、

主は目を覚まして、奴らを一人残らず喰ったの。」

ユミ「そう・・・。何だか、とても恐ろしい奴ね。」

ミクス「おまけに、一度怒ると自分が気の済むまでに、

暴れるのは止めないそうです。」

プルレス「それによって、

谷の住人たちが少数被害を受けたらしいんです。」

ミクスとプルレスは谷の主に恐怖しているか、暗そうに語る。

ホック「おまけに・・・この谷にグランティと名乗る連中も、

出たと聞いている。奴らは一体、何を企んでいるんだろう・・・。

谷の主に関わる悪事でなければ良いんだけど・・・。」

ユミ「・・・・要するに、その谷の主を起こさないように、

大声を出さなければ良いんでしょ?」

ホック「うん。できるだけ大声は控えた方が良い。」

ユミ「わかったわ!じゃあ、行って来る!!」

ユミは走って、ホックたちの家から出た。

ホック「・・・・行ったか。うまく行けば良いけど・・・。」

ミクス「そんなに・・・恐ろしいのですか?谷の主は。」

ホック「うん。政府の部隊が大半の戦力でかかっても、

勝てない程の最強の力を持っているんだから・・・・。」


バンジョーとカズーイはギャンビと戦っていた。

つづく
 

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3人はグランティに対する怒りと共に歩き出す。

バンジョー「グランティめ・・・・!むっ!?」

その時、バンジョーはどこからか激しい足音を聞いた。

ボトルズ「どうしたのですか!?バンジョー。」

バンジョー「何かが・・・近づいてくる・・・・!!」

カズーイ「何かが・・・?あっ!!」

3人は右の方を見る。何かに気づいたかのように。

その何かは、まるで巨大な4足の動物のような影だった。

その影の者はバンジョーたちを襲うように物凄いスピードで近づく。

バンジョー「ち、近い!!」 カズーイ「避けて!!」

影の者が突進する寸前に、バンジョーはボトルズを抱いて、

間一髪、跳びだして避けた。カズーイも無事である。

ボトルズ「おわぁ!?」 バンジョーとボトルズは地面に転がる。

バンジョー「だ、誰だ・・・・・!?」

バンジョーにそう問われた影の者は、その姿を完全に表す。

それは、サイそのものの姿が少しだけ大きくなったような姿だ。

カズーイ「な、何てでっかいサイなの・・・!?」

ボトルズ「この者は、巨大サイ族。この谷に住んでいる、

かなり攻撃的な種族です。グレースル族と仲が悪いかと・・・。」

バンジョー「もしかして、お前はグレンティなのか!!?」

バンジョーは巨大なサイに向かって指をさす。

グレースル族はグランティと敵対しているそうなので、

彼らと仲が悪いサイ族が、

グランティではないかとバンジョーは思った。だが。

巨大なサイ「グランティ?残念ながら我らサイ族は、

そのような犯罪者どもの仲間になってはいない。

俺の名はギャンビ。この谷の主を守りし者だ。」

バンジョー「谷の主・・・・!?」

ボトルズ「知ってます。この谷のモンスターの中で、

最も強く、この谷全てを支配している大怪獣ですよね。」

ギャンビ「その通り。

俺たちサイ族はその谷の主に忠誠を誓い、

主を守り続けているのだ。最近は主を狙う者が多すぎる。

貴様たちもその主を狙いに、ここを歩んだのであろう?」

バンジョー「な、何を言ってるんだ!?違う!!

僕たちはただ、

この谷に迷い込んだ仲間たちを探しに・・・・!」

バンジョーは説得するが、

ギャンビは彼の話を聞くつもりはない。

ギャンビ「言い訳など聞かぬ!!ぬああああぁぁぁぁぁ!!!」

ギャンビはバンジョーたちを、

主を狙う者として襲いかかろうと走る。

どうやら、

ギャンビは主を狙う者たちから言い訳を受け続けていて、

二度と騙されまいとこの谷に入った者たちを即座に殺していた。

主を狙わぬ者もその理由も聞かずに、排除したそうだ。

バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!!」

バンジョーとカズーイはとんぼがえりジャンプで、

ギャンビの突進を避けた。そして、二人は着地し、

ギャンビはそれに気づき走りを止める。

カズーイは強気でこう言う。

カズーイ「戦いましょ!バンジョー!!」

バンジョー「で、でも・・・。彼はグランティじゃないし・・・。」

カズーイ「でも、こいつはあたいたちを殺すつもりよ!!

あたいたちを敵として・・・!だから、戦うべきよ!!!

どうせ説得なんて通じない相手よ!」

ボトルズ「確かに・・・・。巨大サイ族は疑い深いのですから・・・。」

バンジョー「こうなれば、戦いでわからせるしかないか・・・!」

バンジョーは二つの拳を前に出す。

ギャンビと戦いつもりだ。その時、

謎の物体がバンジョーたちの前に落ちて来た。

バンジョーとカズーイ「ん・・・・?」

ボトルズ「何でしょうか・・・?うっ!?」

ボトルズはその物体を見て、驚く。バンジョーやカズーイも。

バンジョー「こ、これは・・・!」 

カズーイ「コンドルの首だわ!!!」

そう。落ちてきた物体はコンドルの首であった。胴体はない。

バンジョー「何でコンドルの首が空から・・・・!」

3人は空で何が起こったか見上げてみる。そこに。

ギャンビ「よそ見をするなああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ギャンビはバンジョーとカズーイに向かって突進。

二人はそれに気づく。

バンジョーとカズーイ「っ!?うわああああぁぁぁぁぁ!!!!」

二人はギャンビの突進を受けて、吹き飛んだ。

ボトルズ「バンジョー!!!カズーイ!!!」


谷の上空では、ユミが複数のコンドルと遭遇していた。

だが、そのコンドルたちはユミを襲っている。

コンドル「ケアアアアアァァァァァァ!!!!!」

ユミ「はっ!!でや!!たあ!!とう!!えぃ!!」

ユミは手と足を素早く振り回して、迫る少数のコンドルの身体を、

バラバラに切り裂いた。多くの死骸が谷に落ちていく。

さっきのコンドルの首がバンジョーたちに落ちたのも、

このせいだ。

コンドルA「キイィィ・・・!!この妖精女!!強ェぞ!!」

コンドルB「可愛いと思ってナンパしてみりゃ、何てこった!!」

ユミ「さて・・・・どうする?まだ、あの子を虐める気?

その気があるなら、また仲間が減るわよ・・・?」

コンドル「ぬうぅぅっ!!逃げろ!!逃げるんだァ!!」

コンドルたちはユミに恐れをなして、一斉に逃げ出した。

ユミ「・・・・もう大丈夫よ。」

ユミが微笑んでそう言うと、1匹の小さなフクロウが飛んでくる。

フクロウ「ホォ!ホォ!ありがとう。妖精のお姉ちゃん。

このコンドルたち、グランティの連中で、僕らを襲おうと・・・。」

ユミ「でも、もう大丈夫よ。あいつら、逃げたし・・・。」

フクロウ「そうだね。お礼に僕らの家においでよ!!

案内するから!」

ユミ「ありがとう・・・。と、言いたいところだけど・・・。」

ユミはフクロウの少年の感謝に応えたいが、

自分はミクスとプルレスを探さなければならない。そのため、

フクロウ族の家には行ってはいけないと思っているのだ。

ユミ「今は仲間たちを探しているのに忙しいの。

人間の女の子と青いジンジョーの男の子だけど・・・。」

フクロウ「その二人も僕らの家にいるよ!」

ユミ「えっ!?本当!!」 ユミはそれを聞いて驚く。

フクロウ「本当だよ!ついて着て!ホォ!!ホォ!!」

ミクスとプルレスがフクロウたちの住み処にいようとは。

こうして、ユミはフクロウの少年についていき、彼らの住み処へ。

谷のとある岩壁にある洞穴がある。

ユミとフクロウはその穴に入る。


フクロウ「ホォ!ホォ!ただいま!!」

ユミとフクロウが入った洞窟には、多くのフクロウがいた。

他のフクロウA「お帰り!!ホック!!」

他のフクロウB「怪我はなかったのかぃ?」

ユミ「うわ~っ!いっぱいいるわねェ。」

フクロウ「うん。だって、ここは僕らのマンションだもん。

僕の名前はホック。僕の部屋に案内してあげるよ!!」

ユミ「え、ええ・・・・。」 ユミはホックについていく。

この洞窟には複数の穴がある。

ユミとホックは一番右の穴に入る。

他のフクロウC「しかし、今の妖精のお姉ちゃん、可愛いなァ。」

他のフクロウD「うん。さっきの人間の女の子も・・・。」


ユミはホックについていき、洞窟を歩いている。

つづく
 

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