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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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イチゴ「そ・・・そんな・・・・・!!?」

サキ「コリス君が・・・・倒れた・・・・!?」

隊員たちはクリスタルが倒れた事にショックする。

グランメアルド「マリンナーサの王子の夢は、

全て灰となる。そして、間もなくウルトラマンも消えるだろう。」

グランメアルドがそう言った後、クリスタルの目の輝きが消え、

身体がゆっくりと消えてしまった。

これを見たモモは悲しく叫ぶ。

モモ「コリスうううぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」

グランメアルド「わはははははははははははは!!!!!

もはや俺たちを止められる者はこの星で誰もいない!!

この星は完全に我ら使徒の物となったのだぁ~っ!!!」

グランメアルドは笑い声と共に消えていった。

クリスタルでもグランメアルドには勝てなかった。

夢の力も現実の力でも奴を止める事はできないのだ。

霧の中でコリスが倒れていた。

そこに、隊員たちが走って来た。

モモ「コリス!!!!!」 サキ「コリス君!!!!!」

サキとモモは倒れたコリスの身体を少しだけ起こす。

シュドー「コリス!!しっかりしねーか!!」

イチゴ「起きるんだ!!コリス君!!!」

テブリッシュ「まだ息があります!!どこかで治療を・・・!」

テブリッシュの発言に隊員たちは安心する。

モモはコリスの右手を握る。

モモ「良かった・・・・。コリス・・・っ!」

隊員たちの様子を見たシャドーとジャック。

シャドー「・・・・早く安全な場所に行かなきゃ・・・・っ!」

ジャック「そうだな。安全な場所と言えば・・・。」


コリス「・・・・う。・・・うう・・・ん。」

コリスは目を覚まし、少し起き上がった。彼の目線には。

ハリー「大丈夫か?コリス・・・。」

心配そうな顔をしたハリーがいた。

コリス「は、ハリーさん・・・?っ!?」

彼を見たコリスは完全に目覚めたように起き上がり、

周りを見る。ここには、皆がいた。

ハリーやモモ。DGCの隊員たち。

シャドーにジャック。3匹のお供。初代モモや杏もいた。

そして、ランドルにアイリーン、ブレンダも。

サキ「気がついた?コリス君。」 コリス「こ、ここは・・・?」

クックブック「ここは、ハリーさんの家じゃよ。」

コリス「は、ハリーさんの家・・・・?」

そう。ここはハリーの家であった。そこのベッドで、

コリスは眠っていて、皆がそれを見守っていたのだ。

チャーモ「それにしても、コリスがここに居候したなんてなァ。」

ルピピ「何だか貧しそうな部屋ねェ・・・。」

ハリー「貧しくて悪かったな・・・!」

ハリーはルピピの発言に少し怒りそうだった。

ジャック「このアメリカも使徒の世界と融合しちまったけど、

この町はほとんど被害があってねーから、

まだマシだ。」

シャドー「けど、いつ使徒どもがこの町にもやって来るか・・・。」

杏「それに、全ての国が使徒に支配されたわ。いつ、

奴らが私たちを襲うか、わからない・・・・。」

杏とシャドーは使徒がいつ襲いに来るか不安した。

初代モモ「じょぶじょぶ!大丈夫。

いつか、奇跡はやって来るよ。」

初代モモは余裕そうに言うが、ランドルが切なそうに言う。

ランドル「いや。奇跡は起こらんよ。クリスタルでも、

勝てなかったんだ。他に奇跡はないかも知れない・・・。」

ブレンダ「まだわからないでしょ!?例え、コリスが駄目でも、

私の魔法だけで自力にやってみせるわよ!!!」

アイリーン「そうよそうよ!!使徒なんて、

ワケのわかんない奴を凍らせてやるわよ!?」

ジャック「母さん。無茶言うな。父さんも元気出せ。」

テブリッシュ「確かに、人間の力だけでは使徒は倒せない・・・。」

テブリッシュの発言にシュドーは怒って、彼の胸倉を掴む。

シュドー「何を言ってやがんだ!!

俺たちDGCが力を合わせれば、

あんな使徒どもなんぞすぐに倒せるじゃねェか!!!」

テブリッシュ「人間だけでは勝てないと言ってる!!

夢の国の者たちの力をどうやって借りるか・・・・!」

シュドー「彼らを利用しよってのか!!?」

ハリー「おいおい!!落ち着けよ!!あんたら!!

喧嘩したって何も始まんねーよ!!」

シュドー&テブリッシュ「・・・・・・っ。」

ハリーに怒鳴られ、シュドーとテブリッシュは喧嘩を止める。

モモ「・・・・勝てるよ。」 一同「え・・・?」

一同はモモに注目する。モモは笑顔でこう言う。

モモ「勝てるよ。夢の力なら。」

チャーモ「無理だよ!モモ!!

夢の力でも勝てそうになかったじゃん!!」

イチゴ「それとも、

夢の力を超えた力があるとでも言うのですか!?」

モモ「・・・・ある。」  そして、ブレンダがモモに近づけて、叫ぶ。

ブレンダ「それはどこにあるの!?」

モモ「それは・・・・コリスにある!!」

モモはコリスの右肩に触れて、そう言う。コリスたちはこれに驚く。

一同「ええっ!!!!??」 コリス「ぼ、僕に・・・あるのですか?」

コリスは自分には、

モモの言う力があるなんて思ってないのだ。

モモ「うん!!コリス。あんたにあるのは、

夢の力だけじゃない。

ウルトラの国の戦士の力もあるんでしょ?」

コリス「ウルトラの・・・・力・・・・?」

そう。コリスにはウルトラの力もあるのだ。

初代モモ「そうだね。ウルトラマンのパワーなら、

あのグランメアルドでも勝てるんじゃないかしら?」

ジャック「いや。それも駄目だろうな。」

モモ「え!?な、何でよ・・・・!?」

ジャックの発言に、モモは悲しそうに聞く。

ジャック「ウルトラの国は夢の国と似ている。つまり、

力も同じかも知れねーさ。」

シャドー「そうね・・・。

クリスタル自身も夢の産物と言って良いでしょうし。

やはり・・・・夢は現実に勝てないのね・・・・。」

クックブック「そうじゃな。使徒は現実の産物。とっても、

残酷な現実じゃ。その現実を我々は受け入れるしかない・・・。」

アイリーン「やはり・・・滅びるのね。この星が・・・。」

ランドル「残念だ・・・・。もはや我らを助ける者はいない。」

一同は暗そうなムードと共に諦めようとする。

モモ一人を除いて。

モモ「諦めちゃ駄目よ!!

残酷な現実なんて受け入れちゃいけない!!!

ウルトラでも駄目なら・・・・。そうだ!

平和を想う力で良い!!それでも、駄目なら・・・・!!」

ルピピ「無理よ。

モモ。どう足掻いても駄目なものは駄目よ。」

モモ「駄目じゃない!!皆!!もっと頑張ってよ!!!

私たちは今まで何度もこの星を救ったんでしょ!?

今回も勝とうと思って戦わなきゃ、負けるわよ!!

そうじゃないと・・・・!!私たちは、

夢も・・・・希望も・・・取り戻せないじゃない・・・・っ!!」

モモは泣きそうに語った。だが、一同は暗さを乱さない。

モモ「コリスも何とか言いなさいよ!!私の弟でしょ!?」

モモはコリスの両肩に触れて、コリスにそう言う。

コリス「・・・・僕も、使徒たちを倒して、この星を守りたい・・・。

でも、あいつらは強すぎる。

僕の力でも敵わなかったから・・・・・。」

コリスも諦めそうになる。それを知ったモモは。

モモ「・・・・そうね。所詮、夢は現実に勝てないんだね・・・。」

モモもついに諦めそうになり、コリスから離れる。

モモ「私たちの頑張った事は、

全部水の泡になるのよ・・・!!」

モモはそう言った後、涙を流して走る。この家から出たそうだ。

ルピピ「あっ!!モモ!!」 シャドー「モモちゃん・・・・。」

コリス「ごめんなさい・・・。姉さん。僕のせいで・・・。」

コリスは自分の無力に悔やむように涙しそうになる。その時。

ハリー「・・・・お前が泣いてどうする!?」

真剣な表情のハリーがコリスの胸倉を掴んでそう言う。

コリス「は、ハリーさん・・・・!?」

ハリー「今、泣きてーのはお前の姉。

DGCの隊長さんなんだぞ!?

お前も泣いて、意味があんのか!?泣いたってなァ・・・!

この星に平和が戻らねーんだよ!!

お前が諦めたかどうかわかんねーけど、

俺は諦めちゃいねェ。

俺だって、この星に平和が戻って欲しい!!

だから、お前も諦めるな!!お前はマリンナーサの王子だろ!?

正義のヒーロー。ウルトラマンクリスタルだろ!!?」

コリス「ハリーさん・・・・。」

ハリー「お前は諦めずにこの星を救えるように頑張りゃ良い!!

俺たちも頑張る。だから、現実に負けねーでくれ・・・!」

ハリーはコリスの胸倉を放してそう言う。

コリス「・・・ありがとうございます。ハリーさん。

僕、姉さんを探して、慰めに来ます!!」

コリスがそう言うと、ハリーは優しく微笑む。

ハリー「・・・それで良いんだよ。」

コリス「では、行って来ます。」 コリスも家から出た。

サキ「・・・・私も行きます!!」 初代モモ「私も行くわ。」

サキや初代モモも家から出た。

杏「・・・・大丈夫かな。あの人たち。」

イチゴ「大丈夫だよ。きっと・・・。」 イチゴは少し微笑んで言う。


霧に覆われつつある町で、モモがすすり泣いていた。

つづく

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コリス「この星はお前たちには渡せない!!!」

カリアム「何てでも言うが良いさ!!来なさい!!!」

シュドー「おっしゃァ!!行くぜっ!!!」

テブリッシュ「総攻撃を受けてみよ!!!!」

3機のスカイラッシュはレーザーバルカンを一斉に連射した。

カリアム「・・・・!?・・・・・・!!!」

カリアムは先攻をまともに受けて、さがる。

カリアム「おのれっ!!ソード・スパーク!!!!」

カリアムは剣の先端から閃光を放つ。

3機のスカイラッシュはその閃光から避けるように、

ZEROと他の2機で分かれて、飛ぶ。

カリアム「・・・・・!!アイ・レーザー!!!」

カリアムは逃げるZEROを両目からのレーザー連射で攻撃する。

だが、ZEROはその攻撃に命中されない。

カリアムはアイ・レーザーを連射しながら、歩く。

その攻撃を避けた2機のスカイラッシュは、

通常バルカンでカリアムを攻撃する。だが、効いていない。

カリアム「ソード・スパーク!!!!!」

カリアムは再びソード・スパークで攻撃するが、

2機はそれを避ける。さらに、どこからか無数の銃弾が。

カリアム「・・・・・!?・・・・・・!!」

カリアムはその無数の銃弾を浴びて、ひるむ。

地上からはモモ、イチゴ、サキが一斉連射していたのだ。

モモ「今度こそ使徒どもを滅ぼすのよ!!!」

3人はモモが作った光のドームに守れらながら、攻撃していた。

カリアム「ちぃ・・・!人間どもめェ!!!」

カリアムは怒って、隣のビルを斬って、3人に近づこうと歩く。

そんなカリアムの後ろにZEROが飛んで来る。

コリス「今だ!!ディバイン・レーザー!!!!!」

ZEROがディバインレーザーを発射するが。

カリアム「ぬっ!?ホーリー・バーリヤ!!!!!」

カリアムは金色の光の壁でZEROの必殺レーザーを防いでしまう。

コリス「何っ!?」 コリスはこれに驚く。

グランメアルド「カリアムよ。戦闘機ごときび何をしておる!?

特にスカイラッシュZEROは元々不良品の兵器。だが、

その兵器に乗っている、

マリンナーサの王子が夢の力で動かしている!!!」

カリアム「なるほど!!つまり、

ZEROの半分は夢の塊ですね!?」

そう。スカイラッシュZEROは元々使えない兵器だった。

だが、コリスが夢の力でZEROを動かしたのだ。そう。

ZEROもまた夢の産物であったのだ。

グランメアルド「夢ならばどんな物でも破壊できる!!

ZEROよ!!砕け散れィ!!!!

ドリームブレイカー!!!!!!」

グランメアルドは右手の人差し指を天に向ける。その天から、

激しい雷が落ちて来て、ZEROに命中した。

コリス「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

シュドー&テブリッシュ「コリス!!!!!!!」

そして、ついにZEROは爆発して破壊されてしまった。

その爆発から、クリスタルが跳びだして来た。

ウルトラマンクリスタル「ショワッチ!!!!!!」

サキ&イチゴ「コリス君!!!!!!!」

クリスタルはグランメアルドとカリアムの前に着地する。

グランメアルド「マリンナーサの王子よ!!またも、

ウルトラの国の戦士の力を借りたか!?」

ウルトラマンクリスタル「この力で・・・お前たちを倒す!!!

今までの惨劇を引き起こした・・・・お前たちを!!!!」

カリアム「言ってくれるじゃない!!ならば、私が・・・!」

グランメアルド「待て!!カリアムよ!!貴様は他の国で、

人々を脅かせ!!俺はこいつと勝負してやる!!!」

カリアム「は・・・・っ!」 カリアムは瞬間移動で消えた。

モモ「コリス!!この使徒だけは何としてもやっつけるのよ!!!」

ウルトラマンクリスタル「はいっ!!シュワアァァッ!!!」

クリスタルはグランメアルドに殴りかかる。

グランメアルド「ふん!!でやっ!!!」

だが、グランメアルドはそれを避けて、すぐにクリスタルを蹴る。

ウルトラマンクリスタル「うぐあぁぁ・・・っ!!せえぇぇぇい!!」

蹴られたクリスタルはさがるが、すぐにハイキックで反撃する。

グランメアルド「ぅおーっとっとっと・・・・!!!」

グランメアルドはバック転で避けた。

サキ「何て素早いの!?」 

イチゴ「相手は動きを読めるのか!?」

グランメアルド「ぬははは・・・!!おらああぁぁぁ!!!」

グランメアルドは強烈なストレートパンチでクリスタルを打撃する。

ウルトラマンクリスタル「ぅく!!」 

グランメアルド「はあぁぁっ!!」

さらにグランメアルドはクリスタルの頭にチョップする。

グランメアルド「とおおおぉぉぉぉう!!!!」

グランメアルドはアッパーでクリスタルを殴り飛ばす。

ウルトラマンクリスタル「ぐああああぁぁぁぁ・・・・・!!!」

クリスタルは倒れる。これを見たシュドーとテブリッシュは怒る。

シュドー「野郎!!調子に乗りやがってェ!!!」

テブリッシュ「クリスタルを援護する!!!」

2機のスカイラッシュはグランメアルドに迫る。だが。

グランメアルド「むっ!?ダークウェーブ!!!!!」

グランメアルドは口から闇の光線を放射した。その光線が、

2機のスカイラッシュに命中して、爆発した。だが、

シュドーとテブリッシュはパラシュートで脱出した。

グランメアルド「邪魔をするな!!

人間どもめ!!!ぬっ!?」

その時、グランメアルドはクリスタルが反撃に出る事に気づく。

ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!!」

クリスタルのエクセリック光線がグランメアルドに直撃した。

だが、光線がグランメアルドの身体をすり抜ける。

光線が効かない。

ウルトラマンクリスタル「何・・・・っ!!?」

クリスタルは驚く。エクセリック光線が効かない事に。

グランメアルド「・・・・何だ?今の光線は??」

モモ「コリスの光線が・・・通じない・・・・!?」

隊員たちも驚いた。光線がグランメアルドに通用してない事に。

グランメアルド「ククク!!どうやら、貴様の光線は、

夢の物質でできているらしいな!?俺の身体には、

夢の物質など一切通さん!!

だから、夢の光線など効かないのよ!!」

ウルトラマンクリスタル「そ・・・そんな・・・・!!?」

そう。グランメアルドは夢を全く好まない。だから、

夢の力などグランメアルドには無意味なのだ。

モモ「それじゃ・・・クリスタルでも勝てないって言うの・・・!?」

グランメアルド「今度はこちらの番だ・・・!くたばれィ!!!」

モモ「っ!?あれを使う気よ!!逃げて!!コリス」

モモはクリスタルに呼びかけるが、もう遅い。

グランメアルド「ドリームブレイカー!!!!!!!!!」

そして、グランメアルドは再びドリームブレイカーを発動した。

夢を壊す雷がクリスタルに命中した。激しい激痛が襲う。

ウルトラマンクリスタル「うわああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

モモたち「コリス!!!!!!!!!!!」

雷に襲われ、苦しむクリスタルを見て、

大笑いするグランメアルド。

グランメアルド「わはははははははははははははは!!!!!!!!

マリンナーサの王子よ!!夢を削られながら苦しめィ!!!!!」

ウルトラマンクリスタル「あ・・・うぅぅ・・・・!!・・・・っ。」

そして、雷が消えて、クリスタルは倒れた。

つづく

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モモたち「な、何ですって!!?」

一同は驚く。地球が闇に覆われたと聞いて驚く。

ジャック「使徒の奴ら。自分の世界と地球を、

融合しやがったんだ・・・・!!奴らは、

地球を手に入れやがったんだ・・・!」

サキ「そ、そんな・・・・!私たちの地球が・・・・!!」

サキは自身たちの故郷である地球が使徒たちに、

乗っ取られたと知り、絶望しそうになる。

コリス「それで、奴らはどうやって、地球を・・・・!?」

ジャック「うむ。グランメアルドの野郎・・・。

禁じられた古の魔法を使ったらしいんだ・・・!」

テブリッシュ「古の魔法・・・!?まさか、

古代からの宇宙に存在していたと言うのか!?」

ジャック「ああ・・・。夢の国の長から聞いたぜ。

その魔法は20の死者の魂を灯にして、

それを魔法の力に変えて、

二つの世界を融合する事ができるんだ。」

イチゴ「・・・わかったぞ。使徒のリーダーは、

部下の使徒たちを僕らに向けて、僕らが奴らを倒す事で、

野望を密かに進めていたんだ・・・・!!はめられた・・・。」

イチゴは今までの戦いがグランメアルドの罠である事を知り、

今まで奴の思う通りに動かされたと思って、悔しがる。

シャドー「グランメアルドの奴・・・!自身の部下を、

捨て駒にするなんて・・・!!酷い奴だわ!!!」

シュドー「畜生・・・!!使徒どもめ!!汚ェ真似を!!」

王様「えらいこっちゃ!!えらいこっちゃだばァ!!!」

王様は地球が危ないと知り、大騒ぎをしていた。

王妃様「使徒は禁忌に触れ、罪をさらに深めました。

もはや許してはおけません。

即座に地獄へ落とすべきです!!」

コリス「く・・・っ!姉さん!!地球へ行きましょう!!」

モモ「そうね!!使徒なんか一発で追い出してやる!!!」

クックブック「モモ!!それは危険じゃ!!」

チャーモ「使徒のリーダーはとっても強いんだぞ!?」

ルピピ「モモとコリスじゃとっても歯が立たないわ!!!」

モモ「だから、何よ!?奴らを倒せれば、それで良いじゃない!?

それや、行きましょ!!皆!!!」

隊員たち「了解!!!!」

一同が地球へ戻ろうとする時、王様がモモを呼び止める。

王様「モモや。地球での使命は辛かったろう・・・?」

モモ「っ!パパ・・・。」

王妃様「これから始まる戦いが終わったら、

これからはずーっと、この国に住んで良いのよ。」

モモ「ママ・・・・。」

王妃様「そして、コリスも。今までの戦いで疲れたでしょう。」

コリス「・・・・・・っ。」

王様「二人とも。夢と希望を取り戻させる使命。

ご苦労だっただば。もう無理しなくて良いだば。

だから、ここに戻っておいで・・・。」

王妃様「これから、

私たち家族全員で静かに暮らしましょう・・・。所詮、

人々に夢と希望を取り戻させるのは無理だったのです。」

王様と王妃様はもはや地球の事を完全に諦めていたそうだ。

こかからは子供たちと一緒に静かに暮らしたいと思っているのだ。

だが、モモとコリスは明るい笑顔で、モモはこう言う。

モモ「残念だけど、それ無理。」 王様&王妃様「えっ!?」

王様と王妃様はそれに驚く。そして、コリスも。

コリス「僕たちの使命はまだ終わってません。それを、

完全に終えたら、ここへ帰ります・・・。」

モモ「それに、ここに帰ったら、地球のパパとママの、

夢が消えてしまう。そんなの望んでないから・・・。」

モモのパパとママの夢については、第58話を参照(´・ω・`)

王様「・・・そうだばか。なら、無理は言わんだば。」

王様と王妃様はモモとコリスの気持ちを理解した。

王妃様「ですが、ここへ帰りたくなったら、

いつまでもここに来てください。いつまでも、待ってます。」

コリス「はい。パパ。ママ。ありがとうございます。」

モモ「私。地球の人々の夢をかなえさせたい。もし、

全ての夢が叶ったら、地球と夢の国は再び共存できるでしょ?

私、その共存を実現させたい。そうすれば、

いつまでもパパとママに会えるわよね?」

王様&王妃様「モモ・・・・・っ。」

王様と王妃様はモモの語りを聞いて、涙目になる。

ジャック「早く急ごうぜ!!地球へ。」

シャドー「こうしている間でも、

人間たちがどうなっているか・・・。」

モモ「そうね・・・・!行きましょ!!地球へ!!!!」


美しい地球。だが、その地球が今、暗黒の闇に包まれている。

アメリカの都会・ワシントンの街が闇の世界となり、

ほとんどのビルが崩れかけ、神殿のような建物が、

多くあった。辺りには水色の煙に満ちていた。

そんな不気味な世界にあったワシントンに、

巨大化していたグランメアルドとカリアムがいた。

グランメアルド「人間どもに告ぐ!!人間どもに告ぐ!!!

俺は使徒のリーダー・グランメアルドである!!!

見ての通り!!この星は我が使徒の世界と融合した!!

この星はもはや我らの物となったのだ!!これから、

貴様らは我が使徒の奴隷となってもらう!!!!」

グランメアルドとカリアムを見ていた人々は、

生気を失ったように、廃人となっている。

カリアム「っ!?グランメアルド様!!あれを!!!」

グランメアルド「うむっ!!?」

カリアムが剣を向けた方向をグランメアルドが見る。

そこから、3機のスカイラッシュが飛んできたのだ。

そう。DGC隊員が地球に戻って来たのだ。

ZEROはコリス。

1号機がシュドー、2号機がテブリッシュである。

カリアム「DGCめ・・・!!地球に戻って来たか!!!」

グランメアルド「まあ良い!殺れ!!カリアムよ!!

DGCの連中など、一捻りしてしまえ!!!」

カリアム「ははっ!!」

つづく

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グランメアルドがそう唱えると、20の火の球が現れ、

漂う。それこそが、死んでいった使徒たちの魂だ。

その魂が20の奇怪な柱に近づき、接触する。

すると、20の奇怪な柱の上に20の青い火が灯される。

それにより、魔方陣が光り始めた。そう。ここからが、

グランメアルドの本当の計画が始まるのだ。

グランメアルド「おお・・・!20の魂よ!!我が声に、

応えてくれるか!!ならば、この異界を動かしてみよ!!

そして、我が欲する世界と一つになってみせよ!!!」

グランメアルドの声に魔方陣はさらに光った。


そして、宇宙に漂う美しき夢の国・マリンナーサ。

そこはかつて、使徒たちに支配されたが、

コリス&モモ、DGCの仲間たちの救いによって、

使徒たちは消え、再び平和を取り戻したのだ。

コリスたちは今、マリンナーサの城の中にいる。

シュドー「それにしても、この国はとっても素晴らしいな!」

テブリッシュ「うむ。夢のような物がいっぱいあるからな。」

隊員たちはマリンナーサの中を探索して、

そこに夢の産物が多くある場所に来たので、

とても良い気分らしい。

王様「マリンナーサには夢がいーっぱい詰まってるだば!!

人間たちの夢はこの国にいっぱいあるだなよォ!!」

王様も嬉しそうにはしゃぎながら、喋っていた。

サキ「この国は素敵ですね。多くの幸せを感じます。」

王妃様「ええ。

この国の住人たちは人々の夢が好きなのですから。」

イチゴ「・・・何だかずっと、この国にいたい気がします・・・。」

イチゴはこのマリンナーサの素晴らしさに引かれ、

この国に住みたいと思うようになる。だが、イチゴは地球の人なので、

地球に帰らなければならないだろう。

モモ「そのために、私とコリスが頑張ったものね。」

コリス「この国と同じように、

地球にも幸せでいっぱいになって欲しいから。」

王様「そうだば!そうだば!この国もあの地球も、

あそこの星もどこかの世界も、

皆みーんな幸せになって欲しいだば!!」

王妃様「その通りです。全ての者が残酷な事にあらず、

平和で幸せになってもらいたい。それが、私たちの願いです。」

サキ「そうですか・・・。だから、コリス君とモモ隊長は、

あんなに必死で私たちを守ってくれたんですね・・・。」

モモ「えへへ。それ程でもォw」

モモは照れ笑いし、コリスは冷静に微笑んで、こう語る。

コリス「何度も辛い目に合ったけど、あなたたちと一緒に、

励まし合ったりで多くの試練を乗り越える事ができました・・・。

ありがとうございます。サキさん。皆さん。」

サキ「コリス君・・・。」 隊員たちは微笑んで、それぞれ語る。

シュドー「へっ。言ってくれるじゃん。」

テブリッシュ「俺たちが君たちに感謝をしたい気分さ。」

イチゴ「ありがとう。マリンナーサの皆さん。」

モモ「皆・・・。」 モモは皆の感謝を受けて、微笑む。

マリンナーサの姉弟と地球の戦士たちはこれまでに、

何度も助け合っていたのだ。全ての者たちの幸せのために。

モモ「・・・コリス。」 コリス「っ!姉さん・・・。」

モモとコリスは見つめ合う。モモはコリスにこう言う。

モモ「・・・・ありがとう。」 コリス「え・・・?」

モモはコリスに感謝した。その理由を語るモモ。

モモ「あなたのおかげで、色んな経験を得たわ。そして、

あなたは私に本当の勇気をくれたわ。夢と希望を、

再び取り戻させるために戦う勇気を・・・。何より嬉しいのは、

この私たちの家、マリンナーサに戻れた事。」

クックブック「そう。全てはモモの弟のおかげ。」

チャーモ「彼は真にウルトラマンだからね!」

ルピピ「それはそれで、とっても素敵で良いわ!!」

コリスたち「え?????」 一同は3匹の声に気づく。

そう。クックブック、チャーモ、ルピピの3匹もこの国にいたのだ。

モモ「クックブック!チャーモ!ルピピ!あんたらもいたの!!?」

モモは3匹のお供がいた事に驚く。

シャドーは冷や汗で笑いながら言う。

シャドー「私が連れて来ました・・・。」

シャドーがいつの間にか3匹のお供を連れて来たのだ。

モモ「そ、そうなんだ・・・・^^;」

クックブック「何はともあれ、これで全員帰れたもんじゃわぃ。」

チャーモ「本当に懐かしいなァ!このマリンナーサは!!」

ルピピ「やはり、

故郷へ帰るとすっごく良い気持ちがするわァ~っ!」

3匹もこのマリンナーサに帰れて、

喜んでいた。一同はこれに笑う。

モモたち「あはははははははは・・・・。」

その時、ジャックが現れる。何やら焦っているようだ。

ジャック「大変だ!!!」 モモたち「え・・・・っ!?」

モモたちはジャックの様子に気づき、笑顔でなくなる。

モモ「ど、どうしたの・・・!?ジャック・・・。」

ジャック「地球が・・・闇に覆われてしまった・・・・!!」

つづく

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ウルトラマンクリスタル   最終話・さらばクリスタル!夢よ永遠に・・・。

最強使徒・グランメアルド
守護使徒・カリアム
登場

その昔、この地球には夢の国が存在した。

だが、地球に現実が増えていき、夢が多く失う事で、

多くの夢の国は地球から去って行った。雄一残っていた、

マリンナーサが地球に夢と希望を取り戻させるが、

現実に敵わず、去ってしまった。使命で派遣された王女を残して。

王女は大人となり、地球の防衛隊の隊長として戦っている時、

彼女の弟と名乗る少年が現れる。その弟が自ら、

マリンナーサから地球に来た夢の国の王子である。

彼はウルトラの国の存在の力を借りて、巨人となる。

彼はその力で冥界の王子を初めとする、多くの悪を倒して行った。

そして、その多くの悪を操った謎の存在・使徒。

彼らはデラシオンに造られた存在であったが、

自我を持ち、与えられた使命を無視して、宇宙の平和を、

乱し始め、夢の国を地球から離脱させたのだ。

それを見たデラシオンは使徒の暴走に怒り、

彼らを闇の世界へ封印した。だが、使徒たちは、

復讐の機会を待とうと、密かに闇の世界に拠点を構えたのだ。

そして、封印を解かれた使徒たちは総攻撃をかけるも、

マリンナーサの姉弟は悪魔となった使徒たちを次々と倒し、

残る使徒は二人だけとなった。

だが、その二人はとてつもなく強い。

ついに、二人の使徒はマリンナーサの姉弟と地球に対し、

最後の攻撃に出ようとした。そう。とうとう。

この物語の幕が閉じようとしているのだ。


使徒たちの住み処である闇の世界。そこにある、

黒き巨大な城の中で、グランメアルドとカリアムがいた。

カリアム「・・・・いよいよ、私たちだけになりましたね。」

カリアムは不安そうにそう言うが、

椅子に座っていたグランメアルドは何故か静かに笑っていた。

グランメアルド「ああ。・・・・だが、チャンスだ。」

カリアム「チャンス・・・・?」

グランメアルド「ククククク・・・・!!ついに来たのだよ。

この世界と地球をリンクさせる事がなァ・・・・!!」

カリアム「この世界と地球を!!?」

カリアムはグランメアルドの言葉に驚く。

グランメアルド「そうよ。俺はこの時まで考えていたんだよ。

この世界が地球とリンクする事をなァ。それには、

多くの使徒を犠牲にする必要があったのだ。」

カリアム「な、何ですって・・・・・!?」

グランメアルド「そして、今。

20の使徒の死より20の魂が集まった。

今こそ、儀式の時が来たのだ・・・!ついて来い!!」

グランメアルドが立ち上がり歩くと、カリアムがついていく。


二人は薄暗く大きな部屋に来た。その中央には、

何やら魔方陣のような物が描かれていて、周りには、

20の奇怪な柱があった。魔方陣の近くに、

グランメアルドが来て、カリアムに説明をする。

グランメアルド「ここに俺が唱える事で、

死んだ使徒どもの魂が集まり、世界を動かす力となる。

その力で俺は、地球とこの世界を一つにするのさ・・・・っ!!」

カリアム「なるほど・・・!そうする事で、

地球は既に占領した事になると言うワケですね・・・・!」

カリアムは感心し、グランメアルドは邪悪な笑みを浮かべる。

グランメアルド「その通り。

俺は最初からこれを狙っていたんだよ。夢の国の連中のせいで、

他の使徒に任せるなど、やはり無意味!

俺は使徒どもの死を、今こそ使うぜ!!

我が復讐のために!!!」

そして、グランメアルドは魔方陣の前に近づいて歩く。

そこに止まったグランメアルドは両手をあげて、

何かを唱え始めた。

グランメアルド「聞けィ!!我が同胞の20の魂たちよ!!!

我は汝らに命ずる!!

汝らは灯となりて、この世界の一部とならん事を!!

この世界の一部となり、

この世界と異なる世界を一つにせん事を!!!!」

つづく
 

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