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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コッパと別れたバンジョーたちはクロコタスの案内で、

ワニ族の住み処へ。そこに、かつての冒険で助けてくれた、

あの魔術師・マンボの姿が。何故、マンボがここに。

次回、【再会!不死の魔術師!!】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?バンカズファースト。

今回はカメ族のタンクタップと、

ワニ族のクロコタスが初登場する回です。

タンクタップはカメ族の長として設定して頂きました。

4つの足が痺れると言う原作での設定は生かしてみました。

原作ではバンジョーとカズーイがそれを解決しましたが、

小説では、ユミにやらせていただきました。クロコタスは、

ワニ族の一つとして登場させました。

次回で大活躍させるかも。多分・・・(

そして、オリキャラも登場させました。キャラはコッパで、

カメ族の少年で熱血系キャラに近いそうです。

二刀流のカメ少年と言うキャラは既に設定しました。

トンボ族のバズボムも活躍させました。原作通りの雑魚ですが(

次回はいよいよ、マンボが久しぶりに登場します。

それでは。

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そして、コッパは自分の顔と両手、両足を甲羅に引き込んだ。

バンジョー「甲羅の中に入った!!?」

カズーイ「とうとう降参する気になったかしら!?」

ミル「気をつけて!!降参したワケじゃないわ!!」

そう。コッパは完全に諦めたワケではない。

甲羅の二つ腕の入った穴から、二つの剣が出たのだ。

バンジョー「剣を出した!!?」

そして、甲羅が急にまわり出し、物凄い回転を行う。

カズーイ「回転を始めた!?何をする気!!?」

コッパ「これが俺の必殺技・・・!

タートルスピンスラッシュ!!!!!」

そして、回転する甲羅は素早く移動して、

一気にバンジョーとカズーイに急接近する。そして。

バンジョーとカズーイ「ぐわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

タートルスピンスラッシュを受けたバンジョーとカズーイは、

身体中を斬られて、吹き飛んだ。

コッパ「へっ!安心しな!!力は抜いてやったから、

傷ができただけで、死にやしねーハズだぜ!!」

バンジョー「ぐ・・・っ!力を抜いて、これだけだなんて・・・!」

カズーイ「すっごく痛いわよ・・・・!!」

バンジョーは痛みに耐えながら、ゆっくりと立ち上がる。

コッパ「これからが本気だからよーく見な!!!」

そして、甲羅の回転がさらに増していき、

バンジョーとカズーイに迫る。

バンジョーとカズーイ「くっ!!」

バンジョーは素早く避けて、コッパの攻撃を避ける。その時、

甲羅は木々の方に向かった。その多くの木は、

回転する甲羅の二つの剣によって、

一気に大勢に切断されていく。

カズーイ「多くの木をスパスパと!!?」

テル「相変わらず凄い事をする・・・・。」 バンジョー「え?」

カズーイはタートルスピンスラッシュの本当の威力を見て、

驚く。

コッパ「さァ!!今度は外さねーぜ!!!!」

そして、回転する甲羅はバンジョーとカズーイに迫る。

その時、カズーイはリュックから両足を出して、地面につく。

だが、ついに甲羅がバンジョーに接近する。

カズーイ「くっ!!ショックジャンプ!!!!!」

再び攻撃を受けると思いきや、カズーイはショックジャンプで、

敵の攻撃を間一髪、避けた。

そして、バンジョーは高い木の枝の上に立つ。

バンジョー「よっ!この高さなら来ないハズ・・・・!」

コッパ「へっ!それはどうかしら!?」

回転する甲羅は上の方へ移動し、

高い木にいるバンジョーとカズーイに迫る。

カズーイ「なっ!?宙に浮く事もできるなんて・・・!」

コッパ「死にやがりゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

バンジョー「ぬぅ・・・っ!はああぁぁっ!!!」

バンジョーはジャンプして、木の枝から跳び出し、

コッパがその木を切り裂いた。斬られた木が倒れてしまう。

バンジョーは着地して、回転する甲羅を見る。

バンジョー「どう対抗すれば良い・・・・!」

その時、甲羅の回転が急に弱まり、手と足、顔を出した。

コッパは回転攻撃を止めて、

バンジョーとカズーイの前に着地した。

コッパ「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」

カズーイ「何だか・・・疲れてるみたいね。」

そう。コッパは何故か息をする程に疲労しているのだ。

バンジョー「だ、大丈夫かぃ・・・・?」

コッパ「う、五月蠅ェ・・・!タートルスピンスラッシュは、

使うと凄い疲労が出るんだよ!

技を使うには、大きな体力が必要なのよ!」

タートルスピンスラッシュは使うと、体力が大幅減っていくのだ。

つまり、連続では使えないらしいのだ。

コッパ「だが、お前らはデスブラザー・・・!

お前らを倒す事で、

この沼はもちろん、世界全体が平和になれるんだ!!

そのためなら、俺がどんな状態になってでも!!!」

そして、コッパは再び甲羅の中に入り、二つの剣を出す。

バンジョーとカズーイはそれを見て、動揺する。

バンジョー「そ、そこまでして、戦るのか・・・・っ!?」


その時、急に大勢の虫が飛んでる時の音が響き、

一同はそれに驚く。

バンジョー「っ!?」 カズーイ「な、何よ!?この音は!!」

コッパ「まさか・・・・トンボ族!!別名・バズボム族か!!!」

一同は一斉に右の方を見る。そこには、黄色いトンボが、

無数に飛んでいた。黄色いトンボの顔は、

目も口も怪物に近そうだった。

そのトンボたちの名が、バズボムである。

バズボムA「ケケケ!!ワニとカメがそれぞれ1匹とはな!!」

バズボムB「熊や鳥、人間二人も混じってんぞ?おい。」

バズボムC「どちらにせよ、全員ぶっ殺すまでよ!!

かかれええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

そして、大勢のバズボムが一斉にバンジョーたちに襲いかかる。

ミル「こんなところに敵が来るなんて・・・・!!」

テル「あのトンボどもは始末する・・・!」

バズボムたち「きええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

クロコタス「バズボム族は凶暴な奴がとても多い、

いわば、この沼の盗賊みたいな連中なんだ・・・!!」

カズーイ「説明ご苦労さん!!あのトンボどもを倒すわよ!!」

バンジョー「OK!!とあっ!!せぃ!!やぁ!!」

バンジョーはジャンプして、

迫るバズボム2匹をそれぞれパンチで倒す。

バズボム「うげ!!」 「ぎきゃ!?」

2匹が倒れたが、敵軍の残りはとても多い。

バズボム「ひるむなァ!!

我らバズボムは沼の中で一番、数が多い!!

どんどん攻めちまええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

多くのバズボムが次々と攻めて来る。そして、コッパにも。

バズボム「この弱ったカメもやっちまえええぇぇぇぇ!!!」

コッパ「うるせーよ・・・!おらぁ!!!」

コッパは顔と手と足を甲羅から出して、1匹のバズボムを斬る。

バズボム「ぴぎっ!!!」

コッパ「誰が弱ったか?あぁっ!?」

コッパはまたも剣を振るい、また1匹のバズボムを斬った。

コッパ「俺は戦士だ・・・!

クラッシャーの戦士だああぁぁぁ!!!」

コッパはそう言いながら、ジャンプして迫るバズボムを次々と斬る。

テル「ふ・・・・っ!!おるあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

テルはジャンプして、エネルギーの集まった右手で、

連続で複数のバズボムを殴り倒す。

まさに片手だけのラッシュである。

バズボムA「女を襲えええぇぇぇぇ!!!」

バズボムB「メチャクチャに嬲って喰ってやらあああぁぁぁ!!!」

別の複数のバズボムがミルに迫る。

ミルは左手を敵の方に向ける。

ミル「全く・・・あんたたち、危ない感じがするね!ふっ!!」

ミルは右手から光のバリヤーを発動させる。

複数のバズボムが、

そのバリヤーにぶつかり、身体中から閃光する。

バズボムたち「うぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

そのバズボムたちは吹き飛んで、倒れて行った。

カズーイ「キキツキアタック!!!!」

バンジョー「ツメツメパンチ!!!!」

バンジョーとカズーイは得意技で次々とバズボムを撃破する。

コッパ「はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

コッパも必死に二つの剣を振り回し、

バズボムたちを倒していく。

だが、さっきの戦いで体力が減ったか、

ときどき苦しそうな感じを見せる。

ミル「コッパ!!無茶しないで!!さっきの喧嘩で、

タートルスピンスラッシュを使ったから、

体力がヤバいでしょ!?」

ミルが心配そうに言うが、コッパは怒ってこう返事する。

コッパ「だから、休めってか!?俺にはできねーぜ!!

敵を見つけ次第、ぶっ倒す!!

それが俺のやり方よ!!!だぁ!!」

コッパはまたも迫るバズボムの1匹を斬る。

バズボムA「ぐあぁぁ・・・・!!」 バズボムB「おのれっ!!」

コッパ「へへ・・・っ!どうよ!この俺の力・・・。ぐはっ!!」

その時、後ろからバズボムの突進を頭に受けるコッパは、

その苦痛を感じる。

ミル「だから、言ったじゃない・・・!」

コッパ「ぐ・・・っ!ふざけやがってェ!!!」

コッパは後ろのバズボムに斬りかかろうとするが、

今度は左から別のバズボムが突進。コッパはそれを受ける。

コッパ「うぉあああぁぁぁぁ・・・・!!」

コッパはそれを受けて倒れる。

ミルは切なそうな表情で叫ぶ。

ミル「コッパ!!!!」

バンジョー「何だか、

ミルとコッパが知り合い同志が感じがするけど・・・。」

カズーイ「もしかして、友達とかの関係・・・?」

テル「それに近いかもな。何故なら、コッパは・・・。

俺たちと同じ、クラッシャーの戦士だからな・・・・っ!」

バンジョー&カズーイ「な、何だって・・・・!!?」

そう。この沼のカメ族の一人である少年、コッパは。

クラッシャーの戦士だったのです。何故、コッパは、

この沼で戦っているのでしょうか。そして、

この沼の住人たちが戦う理由は、

この沼のジグソーを全て集めて、

この沼の支配者になるためでした。

何故、何のために支配者になるのか。

ですが、一同は知りませんでした。グランティが、

この沼の戦争をさらに動かそうと言う事を。

戦いは・・・さらに激化していくでしょう。

次回につづく

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スナイドン「キギギイイィィキギギイイィィキギギイイイィィィ」

スナイドンは頭の刃物を振り下ろして、

別のビルを真っ二つにして崩した。

魔獣はその調子で暴れまわる。

そして、灰間と日下部はそんな魔獣に近づき、バルガンを構えた。

日下部「撃て!!」  灰間「おぅ!!」

二人は火薬弾を連射して、スナイドンを攻撃する。

スナイドン「キギギイイィィィキギギイイィィィキギギイイィィィィィ」

攻撃を受けたスナイドンは怒って、二人の方に近づこうとする。

日下部「来たわね・・・・っ!」

二人はさらに連射して攻撃。だが、

魔獣はそれに耐えて歩き続ける。

スナイドン「キギギイイイィィィキギギイイィィキギギイイィィ」

スナイドンは赤い両目から赤い無数のレーザーを連射した。

灰間&日下部「おお・・・・っ!!」

二人は走って、敵の攻撃を避ける。多くのレーザーが、

複数のビルに破壊した。二人は走りながら、

魔獣を撃ち続ける。

そこに、空からバルワンダー1号が飛んで来た。

日下部「上川さんと叶野さんだ!!!」

叶野「レーザーバルカン発射!!!」 上川「発射!!」

バルワンダー1号はレーザーバルカンでスナイドンを攻撃する。

スナイドンはそのバルカンを受けて、バルワンダーの方に向かう。

スナイドン「キギギイイイィィィキギギイイイィィィキギギイイイィィィ」

スナイドンはレーザーを連射するが、

バルワンダーはこれを避ける。

そして、再びレーザーバルカンでスナイドンを攻撃する。

その時、バルワンダー1号がスナイドンに接近してしまう。

スナイドン「キギギイイィィィキギギイイイィィキギギイイイイィ」

スナイドンは近づいた1号に頭の刃物で斬りかかろうとする。

だが、バルワンダー1号はそれを素早く避けて、

魔獣から遠ざける。

日下部「バルワンダーが戦っている間に、

人々を避難させましょ!」

日下部と灰間は逃げ遅れた人々を避難させようと行動する。

バルワンダー1号はレーザーバルカンで、

スナイドンを攻撃し続ける。

攻撃を受け続けて苦痛するスナイドン。その時、

遠くのビルの屋上から宇宙人が立ち、こう叫んだ。

宇宙人「スナイドン!!例の技を使え!!!」

スナイドン「キギギイイイィィィキギギイイイィィィキギギイイイィィィ」

その時、スナイドンは3つの刃を合わせ、

それをバルワンダーに向ける。

その合わせた3つの刃から巨大な青白い光線を発射した。

バルワンダー1号はその光線を受けて、機体が爆発してしまう。

上川「うわあああぁぁぁぁ!!?」 叶野「だ、脱出!!!」

二人はパラシュートで脱出し、

炎上する1号は墜落して爆発した。

宇宙人「もう良いだろぅ。ずらかれ!!スナイドン!!」

宇宙人がそう言うと、スナイドンは少しずつ姿を消した。

やはり、魔獣は宇宙人に操られているのだ。


BAR基地の司令室に戻った隊員たちは、大神に報告した。

大神「やはり、宇宙人がいたか・・・。しかも、

魔族の手下であるハズの魔獣を操れるとは・・・・。」

大神は魔族が宇宙人と手を組んだ事に驚いていた。

灰間「自分も信じがたいですが、奴は魔族と手を組んだそうです。」

大神「魔族が宇宙人と・・・!?確かに、それはありえんな。

わしはてっきり、

魔族は地球に存在する種族かと思ったが・・・。」

叶野「ですが、宇宙人と簡単に同盟できそうなので、

実は、宇宙から来たのではないでしょうか・・・?」

上川「魔族の正体は・・・まだ誰もわかりませんしね。」

大神「まあ、魔族については後で考えよう。今は宇宙人じゃ。」

日下部「そうですね。宇宙人ならバルターボのレーダーで、

必ずまた見つけ出してみせます!

今度は絶対に逃しません!!」

灰間「そして、必ず倒してやるよ・・・っ!」

大神「うむ!それでは、君たちは明日までに休憩すると良い。

宇宙人の探索は上川と叶野に任せるけ。」


灰間は大鳥町のとある空地で、土管の上に

座りながら、ソーダアイスを食べていた。

セミの鳴き声がよく聞こえる。

灰間「ふぅ・・・。やはり、ガル子たんは美味いぜ。」

ガル子たんはアイスの名前らしい。

それを灰間は美味く食べている。

その時、森下と徳丸が何故か元気なさそうに来ていた。

森下&徳丸「はああぁぁ~っ。」 

灰間「ん?どうしたんだ??」

徳丸「どうしたもこうしたもないよ。UFOの組み立て、

うまくできなくって・・・・。材料は十分なハズなのに・・・。」

森下「もしかして、私たちの組み立てが下手なのかなァ・・・。」

灰間「へぇ・・・。模型の組み立てって意外に難しいんだな。」

徳丸「そりゃ難しいさ!特にリアリティに再現するためのは。

あまりに難しすぎて、本物に似せる事なんでできないよ・・・。」

森下「でも、模型は私たちで作りたいし・・・。

どうすれば良いやら。」

徳丸と森下は少し悲しそうに語る。

その時、徳丸は少し微笑んでこう言う。

徳丸「ねェ。灰間君。手伝ってくれないかな?

模型の組み立て。」

灰間「何で俺が??」 徳丸の言葉に灰間はきょとんとする。

森下「だって、翔ちゃんはミラクルマンだし、

きっと組み立ても凄くできるかも知れないよね?」

森下も微笑んでそう言う。灰間は少し困った表情で返事する。

灰間「・・・ま、まあ。

組み立てくらいだって、できるけどよ・・・。む!?」

その時、灰間は空地の出入り口から何かを感じて、

そこを見る。そこには、宇宙人の男がいたが、

その宇宙人はすぐに消えた。

灰間「・・・・・・・っ!」 徳丸「ど、どうしたんだぃ?」

宇宙人を見て怒りそうになる灰間に徳丸が恐る恐る聞く。

灰間「・・・悪いが、組み立ての手伝いは今、できない。」

森下「えっ!?どう言う事??」

灰間「宇宙人が俺を狙ってるらしい。ここで、

お前らを巻き込むワケにはいかん。じゃ、またな・・・。」

灰間は徳丸と森下から離れて行く。

徳丸「あっ!待ってよ。灰間君・・・。」

灰間「宇宙人を倒したら、きっと手伝うさ。組み立てをね。」

灰間はそう言って、空地から出て、二人の元から去って行った。


町の道路を歩く灰間。だが、

彼の後ろから宇宙人が静かについて行く。

灰間のペンダントが少しだけ光り続けている。

灰間(・・・・宇宙人め。後ろから密かに尾行したって、

俺にはわかるんだよ。

このペンダントがお前のやる事を察しているんだからな。

俺を狙ってどうするつもりだ?殺すのか?それとも、

捕まえて洗脳しよってか?どちらにせよ、お前の思惑通りには、

させねェ。今すぐここでケリを・・・・・!!)

そして、灰間は後ろの宇宙人の方に向く。

どうやら、戦うつもりだ。

野口の声「何をしているの?」 灰間「っ!?」

灰間は野口の声に驚いて、さっきの方向に向ける。

そこには、野口がいた。

灰間「の、野口・・・・!!?ぐっ!!」

灰間は後ろの宇宙人の方に再び向くが、

そこには宇宙人はいなかった。

灰間「う、宇宙人の野郎がいない・・・・!?」

灰間は宇宙人がいなくなった事に少し安心する。もし、

ここで宇宙人がいたら、

野口が戦いに巻き込まれる事になったからだ。

野口「何かあったの?」

灰間「・・・・いや、別に。」

つづく

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叶野が運転を担当し、上川はレーダーで探知していた。

叶野「宇宙人の反応はキャッチしたか?」

上川「いえ。まだです・・・・。それにしても、

魔族だけではなく、宇宙人までも現れるなんて。」

叶野「ふむ。魔族と戦争している間でも、

宇宙人たちは、この星を狙い続けているだろうな。」

上川「・・・・早く探さなきゃ!!」

バルワンダー1号は宇宙人を必死に探さんと空を飛び続ける。


灰間と日下部はバルターボで街の道路を走っていた。

日下部「良い?何としても宇宙人を探すのよ!!」

灰間「わかってるよ!必ず見つけ出す・・・・っ!」

日下部が運転を担当し、灰間はレーダーで探していた。

日下部「・・・もし、侵略者だったらタダじゃおかないわ!

それに、宇宙人って結構見つけにくいのよね。

全く、一体どこにいるのかしら!?ヒントくらい、

くれてやっても良いのに・・・・!ま、良いわ。

敵を見つけるのは、そんなに早くない事だし・・・・。」

灰間「っ!見つかったぞ!!!」

日下部「早っ!!」 灰間の発言に日下部が驚く。

そう。宇宙人は早くも見つかったのだ。

日下部「それで、場所はどこに!?」

灰間「もう近いさ!!・・・・あいつだ!!」

灰間は前の方に指をさす。日下部がその方向を見る。

その方向には、

緑色のジャンバーと黒い帽子をした人物であった。

日下部「あいつが・・・・宇宙人!!?」

灰間「そうだ。あいつの位置に反応があったのさ!!」

日下部「だとすれば、

調べる価値がありそうね!行って!灰間!!」

そして、バルターボは一瞬に停まり、

灰間がバルターボから降りて、

すぐに緑色のジャンバーの男を追い始める。

灰間「待てええぇぇぇぇ!!!」

その時、男は後ろから灰間が追ってくる事に気づき、

急に逃げ出そうと走り出す。灰間は追おうとさらに走る。

日下部はそれを見て、レーダーを確認する。

日下部「宇宙人反応が速く遠ざけて行く。やはり、

灰間の言ってる事が本当なのね・・・!」

灰間は男を追い続ける。

そして、男はビルとビルの隙間の中へ逃げ込む。

灰間「逃がさん!!」 灰間もその隙間へと入り込む。

男の前には壁があり、逃げ道はない。灰間は男を追い詰めた。

灰間「ちょっと、俺の質問聞けや!てめェ。宇宙人だろ!!?」

灰間は男にバルガンを向ける。その時、男は急に笑い出す。

男「ククククク・・・・!ふぁはははははははははは!!!!!

そう・・・・。私は、宇宙人。この姿は仮の姿よ!!」

そう。男はやはり、宇宙人であった。灰間はそれを既に知ってた。

ウルティメイトペンダントが、レーダーに反応する前に、

素早く男が宇宙人である事を、灰間に教えたのだ。

灰間「やはりな。で、この地球に何の用だ?」

宇宙人「ふふふふ。決まってるじゃないか?地球侵略だよ!」

宇宙人が不気味な笑みでそう言うと、灰間はさらに怒る。

灰間「そんな事はさせん!!!俺たちがいる限り、

お前ら侵略者に、この星を汚す事はできねーんだよ!!」

灰間はそう言うが、宇宙人が余裕な表情でこう語る。

宇宙人「いや、俺ならできる。

今までの連中は自分の力に過信して、

命を落としてしまった。だが、俺は違うね。何故なら、俺は・・・!」

その時、急に地震が起きた。灰間はこれに驚く。

灰間「っ!?な、何だ・・・・!?」

宇宙人「魔獣が来たのよ!この俺を助けになァ!!」

灰間「何っ!?」 その時、後ろから日下部が来た。

日下部「灰間!!すぐそこに魔獣が現れたわ!!!」

灰間「マジかよ・・・!!てめェ・・・!何故、

魔獣を操れる!?まさか、宇宙人のフリをした魔族か!?」

宇宙人「クヒヒヒ・・・!違うよ。俺は魔族と手を組んだ。

同じ地球を侵略する同志としてな!!魔族は友情の証として、

俺に魔獣スナイドンをくれたのだ!!

うはははははははは!!!!!」

宇宙人は笑いながら、消えた。テレポートを使ったらしい。

日下部「今のが・・・・宇宙人?」

灰間「そうよ。早く魔獣を倒さねーと!!」

二人は隙間から出る。そこでは、

既に多くの人々が逃げ惑っていた。

そう。この街で巨大魔獣が暴れているからだ。

その魔獣は、身体が細く見えて、

頭には巨大な刃物がある。獣のような顔に、

赤く恐ろしい目つき。両腕にも鋭い刃物があった。

身体の色では、前の部分が紫で、

後ろの方が青色であった。

頭と両腕の刃物は銀色であった。この魔獣が、

魔族が宇宙人に与えた魔獣、スナイドンである。

スナイドン「キギギイイィィィィキギギイイィィィィキギギイイィィィィ」

日下部「宇宙人を探す前に、

この魔獣を何とかしないと・・・!」

灰間「・・・・だな!!」 日下部と灰間はバルガンを構える。

スナイドンは両腕の刃物でビルを斬って破壊していた。

つづく

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灰間「な、何だ!?これは・・・・!」

日下部「見ての通り。宇宙に存在する隕石よ。

それも、ただの隕石じゃないわ・・・・!」

上川「データによると、この隕石には、

強力な宇宙放射線がある事がわかったんだ!」

灰間「その隕石が地球に衝突するってのか!?」

叶野「ああ。だが、

大きさは魔獣と同じくらいの大きさだから、

多分、落下地点に異変が起きるだけで、

地球全体に問題は起こらないと思う。だが、注意が必要だ。」

大神「上川。落下地点はどうなら?」

上川「すぐに検索してみますっ!」

上川はコンピュータに近づいて、隕石の落下地点についての、

データを調べてみる。すぐに判明し、

上川は安心して、こう言う。

上川「ポイントF-E3。ただの山地で、近くには、

町も村も人もいません!安心して良いでしょう・・・!」

他の隊員たちも安心して、ほっとする。大神ただ一人を除いて。

大神「そうかぃ・・・。それは良かった。じゃが、

隕石が落下してからが、

本当の問題が起きるかも知れん・・・。」

灰間「本当の問題?何ですか?それは・・・。」

大神「・・・・今にわかる。」


そして、ついに隕石が地球に入り、夜の山地に落ちて来た。

落ちた隕石が大爆発を起こし、辺りには炎が燃え上がる。

隕石は粉々に砕けずに、ちゃんとそのままの形になっている。

その時、隕石が少しずつ青く光り始める。


次の日。灰間はテレビでマリオネットライターを見ていた。

自宅の2階にある、自分の部屋で。灰間宅には、

テレビが2台あるらしい。母専用は1階の和室。

翔専用は2階のこの部屋にあるのだ。

灰間はライターVSジャンボロイド軍団の映像を見ている。

その時、

灰間の腕のシーバーが鳴り出した。灰間はそれに気づく。

灰間「むっ!?こちら、灰間・・・。」

日下部の声『大変よ!すぐにBAR基地に来て!!』

灰間「また新しい隕石とか出たのか?」

日下部の声『違う!昨日、落ちた隕石が変なのよ!!』

灰間「マジか・・・・!?」 灰間は驚き、すぐ部屋を出る。


BAR基地の司令室に来た灰間。大神がそれを迎える。

大神「来たんか・・・!灰間。」

灰間「ええ。隕石が変だと聞きましたので・・・!」

大神「そうじゃ。上川。説明してやらんかぃ!」

上川「はいっ!えと・・・。今、落ちた隕石のデータを、

調べてみましたが、

その隕石からは機械反応がある事に気づきました。」

灰間「それじゃ・・・・。あの隕石は機械だって言うのか!?」

上川「うん!

あの隕石はどこかの惑星で作られた機械なんだ・・・!」

日下部「つまり、あれは宇宙船と言うワケよ・・・。」

灰間「宇宙船だと!?ま、まさか・・・・!」

灰間は驚き、少し震えながら言う。日下部が冷静に答える。

日下部「ええ。久しぶりに宇宙人が来たと言うワケよ!」

叶野「その証拠に、隕石からは生命体らしき物体が出たそうだ。」

上川「はい。きっと、あれが宇宙人かと思います・・・。

姿は見てませんが、宇宙人が出たと言うのは確かです・・・。」

大神「その宇宙人が今、どこにいるかわからん!

その宇宙人が、悪人であった場合は、放っておけん!ただちに、

宇宙人を探して、捕まえるんじゃ!

決して、殺すんじゃないんど!!」

隊員たち「了解!!!!」

こうして、BARは宇宙人を探すために出撃した。


上川と叶野はバルワンダー1号で、空から探索。そして、

灰間と日下部はバルターボで地上から探索していた。

まずは、バルワンダーを操縦している上川と叶野。

つづく

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