第９６話・真実さんを隠し持つオグフ パート４

テル「ミル！！大丈夫か！？」

ミル「うう・・・っ。」

ミルはダメージが大きいのか、うまく立てないそうだ。

テル「・・・っ！貴様あああぁぁぁ！！！

テルが光の拳でオグフに殴りかかる。

オグフ「グルオオオオォォォォォ！！！！！」

オグフは両目から複数の光線を発射する。

テル「ふっ！！」

テルは避けた。複数の光線が、

ボトルズたちを追うグラントリングたちと、

クラッシャーの戦士たちを全滅させる。

ボトルズを追う者たち「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁ！！！？？」

ボトルズ「あ。助かった。」

オグフ「ち・・・っ！役立たず共め。ゴア！？」

テル「はあぁぁぁ！！」

テルは光の拳でオグフを殴る。

オグフ「グルル！グオアアァァァァ！！！」

オグフはテルを殴り飛ばす。

テル「ぐふぁ！！？」

ミル「て、テル！！」

テル「く・・・っ！」

オグフ「ゴルルルルルルルル！！！！」

オグフは凄まじいラッシュを繰り出す。

テルは光のシールドで防ぐ。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック！！！！」

バンジョーとカズーイはくちばしアタックでオグフを打撃する。

オグフ「グオオォォォ！！？」

バンジョー「てあ！！」

バンジョーはオグフの顔を蹴る。

オグフ「ギギッ！！？」

テル「・・・っ！せええぇぇぇい！！」

テルは光の鞭でオグフを打撃する。

オグフ「グエエェェェェ！！？」

テル「ふん！」

さらにテルは、バンジョーをも打撃する。

バンジョーとカズーイ「うわっ！！？」

バンジョーは倒れる。テルが光の鞭でオグフの首に締め付ける。

オグフ「グルルルルルルルル・・・・！！！」

テル「このまま首を切断させてやるぜ・・・！」

オグフ「ぐふふふ・・・！それは・・・どうかや！！？」

その時、オグフの胴体の口が急に伸び始めた。

その胴体の口に生えている無数の牙がテルの腹に噛み付く。

テル「ぐえ・・・・っ！！？」

オグフ「グガアアァァァァ！！」

オグフは伸びた胴体の口を動かし、テルを天井へ叩きつける。

テル「ごはっ！おおぉぉぉ・・・！！

叩きつけられたと同時に、口の牙がテルの腹に食い込んでいく。

そこから血が流れている。

バンジョー「テル！！」

オグフ「るせぇ！！！」

オグフはバンジョーを殴り飛ばす。

バンジョー「くはっ！！？」

オグフ「ゲオオォォォォ！！」

オグフはテルを地面へ叩きつけ、

伸びた胴体の口をテルから離れさせる。

テルの腹はほぼボロボロで血が大量に流れていた。

テル「ぐ・・・っ！や、野郎・・・！！」

テルはゆっくりと立とうとする。

オグフ「そろそろくたばりな。」

バンジョー「そうはさせるか！！」

オグフ「あぁ？」

カズーイ「タマゴミサイル！！！」

カズーイはタマゴミサイル連射で、オグフを攻撃する。

オグフ「グルルルルル！！？」

ボトルズ「良いぞ！バンジョー！カズーイ！！」

オグフ「調子に乗るんじゃあねェ！！」

オグフを尻尾を伸ばし、

その先端でバンジョーを刺そうとする。

バンジョー「っ！？」

バンジョーは避ける。

しかし、尻尾が動き、バンジョーを打撃する。

バンジョーとカズーイ「くあ！！？」

バンジョーは壁に叩きつけられるが、何とか立てた。

オグフ「ガルアアアアァァァァァァ！！！！！」

オグフは両目から複数の光線を発射する。

カズーイ「ショックジャンプ！！！！」

バンジョーとカズーイはショックジャンプで、素早く避け、

一気にオグフの真上へ飛んだ。そこで。

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター！！！！！！」

バンジョーとカズーイはくちばしバスターでオグフを攻撃した。

オグフ「ゴオオォォォォ！！？」

オグフは巨大な両腕でガードするが、くちばしバスターの威力が、

まだ残っているのか、オグフの立っている地面が少し抉る。

オグフ「ゴギャアアァァァァァァ！！！！」

オグフは両腕を思い切り左右に振るい、

バンジョーとカズーイを弾く。

バンジョーとカズーイ「くっ！？」

バンジョーは着地し、オグフに急接近する。

バンジョー「てあぁぁぁ！！！」

バンジョーはオグフに跳び蹴りをくらわせる。

オグフ「グル！？グオアアァァァァ！！！」

オグフはバンジョーを殴ろうとするが、

バンジョーは離れて避ける。

オグフ「グルルルルル！！この砂漠のキングとなるのは俺だ！！

もうゴビなどにこの砂漠はやらねェ！！！」

バンジョー「・・・そんな事はさせない！！

この砂漠にも平和は訪れる！！」

オグフ「ぐふふふふ！わかってねェな。おい。

この砂漠の本当の平和・・・・。その鍵は、

まさに、俺様が握っているんだぜ？」

つづく

第９６話・真実さんを隠し持つオグフ パート３

バンジョー「おおっ！？」

バンジョーは素早く避ける。

テル「てああぁぁぁ！！！」

テルは光の鞭を出した。それでバンジョーを打撃する。

バンジョー「ぐっ！？」

さらにテルはそのまま鞭でバンジョーを縛る。

バンジョーとカズーイ「っ！！？」

テル「うおりゃあああぁぁぁぁぁ！！！！」

テルはそのままバンジョーとカズーイを床に叩きつけた。

バンジョーとカズーイ「ぐはぁ！！？」

テル「思い知るが良い！デスブラザーよ！！

貴様らに大切な人を奪われた痛みはこんなもんじゃねェ！！

おらおらおらおらおらおら！！！」

バンジョーとカズーイ「うぐあああぁぁぁぁ！！？」

テルは光の鞭を振るい続け、

バンジョーとカズーイを何度も打撃する。

カルーゼル「はああぁぁぁ！！！」

カルーゼルはネギでレリッカーに斬りかかる。

レリッカー「くっ！！」

レリッカーは銃弾を発射するが、

カルーゼルはそれを避け、接近する。

カルーゼル「でぃ！！」

レリッカー「うお！？」

レリッカーは素早くカルーゼルの攻撃を避ける。

クラッシャーの戦士「待てええぇぇぇ！！！」

グラントリング「ぶっ殺してやるううぅぅぅぅ！！！」

クラッシャーの戦士たちとグラントリングたち。

潰し合うべき二つの陣営がボトルズたちを追っていた。

ボトルズたち「わあああぁぁぁぁぁ！！？」

ボトルズたちは必死に逃げ続ける。

アシナガ「どうして、俺らだけに集中してんだよ！！？」

ボトルズ「恐らく、僕らが一番戦力がないからでしょう！？」

クリグミ「それだけで！？」

ターシュー「ちっ！どいつもこいつも下衆すぎるぜ・・・！」

オグフ「グエエエェェェェ！！！」

オグフは尻尾の先端でミルの右肩を刺す。

ミル「くっ！！ぜあ！！」

ミルは手を振るい、

そこから光の手裏剣を発射し、オグフを斬る。

オグフ「グオオォォォ！！？」

ミルは光の剣を出し、走る。

オグフ「グルルルルル！！！ゴア！！」

オグフは両目から複数の光線を発射するが、

ミルは光の剣でこれを全て斬る。

ミル「せぃ！！はっ！！おらああぁぁぁぁ！！！」

ミルはオグフを思い切り斬った。

オグフ「ギエッ！！？」

ミル「せええぇぇぇぇい！！」

ミルは再びオグフを斬る。

オグフ「グオオォォォ！！ガアアァァァ！！！」

オグフは強烈なアッパーでミルを打撃する。

ミル「かはっ！！？」

ミルは空高く舞い上がるように吹き飛び、落ちた。

オグフ「グルルルル！雌が、調子こきやがって・・・！」

オグフはミルの胸の近くを踏みつける。

ミル「っあ・・・・！？」

バンジョーとカズーイはテルの鞭に打たれ続けている。

バンジョー「・・・・っ！あ！！」

その間にバンジョーはミルがオグフに襲われているのを見た。

バンジョー「・・・テル！！ミルがオグフにやられてる！！

早く助けに行くんだ！！！」

テル「るせェ！！！」

テルは光の鞭でバンジョーの顔を攻撃する。

バンジョー「ぐはっ！！？」

テル「お前のデマカスなんかに乗るか！！

俺は今、お前らへの復讐で頭がいっぱいなんだよォ！！！」

テルは光のビームでバンジョーとカズーイを攻撃する。

バンジョーとカズーイ「がああぁぁぁぁ！！？」

テル「今度こそ、あの人たちの仇を取るぜええぇぇぇ！！！」

テルは光のハサミでバンジョーとカズーイに斬りかかる。

バンジョー「ま、待ってくれ！！

ミルが本当にピンチなんだ！！」

テル「ミルなら大丈夫！！今はあの人たちの仇だァ！！！」

テルはハサミでバンジョーを斬る。

バンジョー「ぐふぅ！！？・・・馬鹿ァ！！」

バンジョーはテルの顔を殴り、ミルの方へ向けさせる。

テル「ぐふぅ！！？・・・・・っ！？」

そして、テルはミルがオグフの、

巨大な両手に掴まれているところを見た。

テル「・・・・っ！？ミル！！」

オグフ「グルルル・・・！美味そうな雌だぜ。」

オグフは親指でミルの胸を弄んでいた。

ミル「い、いやぁ・・・・っ！」

オグフ「喰ってやるぜェ・・・！！グギッ！！？」

オグフはテルの放った光のビームを受け、ミルを放した。

つづく

第９６話・真実さんを隠し持つオグフ パート２

そして、部屋中にスナケツの声が響く。

キング・スナケツの声『お前たち３つの陣営の中で、

一つだけが生き残らない限り、

この部屋からは永遠に出られぬ。

さァ！戦え！そして、潰し合うのだ！！』

カズーイ「く・・・っ！まずは、

グランティを倒すのが先みたいね・・・！」

バンジョー「しかし、クラッシャーの皆とも、

戦わなきゃいけないなんて・・・！

テルやミルとは戦いたくないのに。」

テル「ごちゃごちゃ言うんじゃない！！！」

テルは光のボールでバンジョーを攻撃する。

バンジョーとカズーイ「ぐはっ！！？」

テル「デスブラザー！！今日こそ貴様を潰す！！」

テルは手から光のハサミを出した。

テル「おらああぁぁぁぁ！！！」

光のハサミがバンジョーの首を斬ろうとする。だが。

バンジョー「くっ！！」

バンジョーは両腕でガードし、自身の首をハサミから守るが、

両腕がそれぞれハサミにあたって、切り口ができる。

テル「とう！！」

テルはバンジョーにキックを打ち込む。

バンジョー「ぐはっ！？」

バンジョーはさがる。テルがそのまま迫る。

カズーイ「キキツキアタック！！！」

カズーイはキキツキアタックでテルを攻撃する。

テル「くおっ！？せあ！！」

テルは手刀でカズーイの顔を打撃する。

カズーイ「ぐっ！？」

ミル「あんたの相手は私よ！！」

オグフ「ふん。たった一人の雌豚が、

この俺を倒すつもりかァ？」

ミル「当たり前よ！！！」

ミルは光のヤリで突き刺そうとする。しかし。

オグフ「・・・・グオ！！」

オグフは屈強した拳を物凄いスピードで振るい、

ミルの光のヤリを破壊すると同時に、ミル自身を殴り飛ばす。

ミル「ぐふあああぁぁぁぁ！！？」

ミルは倒れるが、すぐに立ち上がる。

ミル「く・・・っ！？こいつ、凄い打撃力だわ・・・！」

オグフ「ガオオオォォォォォォ！！！！」

オグフは再びミルを殴ろうと走る。

ミル「っ！！」

ミルは間一髪、避ける。

ミル(攻撃力と素早さが凄いらしいわね・・・。けど！)

ミルはオグフの背後に急接近する。

ミル「防御力はどうかしら！！？」

ミルは光のドームをオグフに包む。

オグフ「グルルル！？ゴアァァ！！！」

少しだけ苦痛を感じたオグフは気迫で光のドームを破った。

ミル「っ！？完全な力による光のドームを自力で破った！！？」

オグフ「今のはちょっと痛かったぜェ・・・。だがよォ。

てめェ一人ではこの俺には勝てないんだよ！！！」

オグフは両目から複数の赤く細い光線を発射した。

ミル「くぅ！！」

ミルは素早く避けた。

オグフ「グオオオオォォォォォォォ！！！！」

オグフは尻尾を振るい、ミルを打撃しようとする。

ミル「こんなもの！！」

ミルは光の剣で、その尻尾を斬る。

だが、尻尾は完全に切断されず。

オグフ「グエエェェェ！！！」

オグフは尻尾を動かす。さらに

、尻尾は伸び、自由自在に動ける。

オグフの尻尾がミルに巻きつく。

ミル「きゃっ！？」

オグフ「グオオォォォォォォ！！！」

オグフはそのままミルを地面に叩きつけた。

ミル「ぐはぁ！！？」

テル「おおおぉぉぉぉ！！！」

テルが光の拳でバンジョーに迫る。

つづく

第９６話・真実さんを隠し持つオグフ

バンジョーとカズーイの大冒険ＴＨＥ・ＦＩＲＳＴ

 第９６話・真実さんを隠し持つオグフ

ついにキングスナケツの聖なる墓へと突入したバンジョーたち。

だが、スナケツの繰り出す罠に苦戦する３大勢力は、

ついにスナケツの姿を見た。

オグフ「会いたかったぞ・・・！キングよ・・・。」

キング・スナケツ「貴公。この我を知っているようだな。

・・・知っているぞ。貴様は我と同じ、

１０万年前の時代よりこの砂漠で生まれし者だ。」

オグフ「ぐふふ！おうよ・・・！」

レリッカー「な、何だって！？」

レリッカーたちが驚く。

カルーゼル「こいつ・・・！１０万年も生きてるだと！？

カズーイ「あ、あんた！寿命とかないの！？」

オグフ「ちっ！うるせェんだよ。カス共。

俺ァよ。寿命が１億以上な種族で生まれたんだよ。

まあ、ゴビとか言う野郎が率いる軍団に滅ぼされたけどなァ。

つまり、この俺様が最後の生き残りよ。」

キング・スナケツ「・・・ゴビにより全滅されたハズの種族が、

一人だけ生き残っていたとはな。聞こう。生き残りよ。

何故、貴様は我に会いたかった？」

オグフ「ぐふふふふ・・・・！それはよ、キング。

そなたを継ごうと思っていたのだよ。」

キング・スナケツ「キングを継ごう・・・だと？」

オグフ「そうだ。俺ァその昔、ずっとそなたに憧れたのだ。

いつかはそなたのような存在になりたい・・・。

しかし、そなたの友のハズであったゴビが、

突然に裏切り、そなたを抹殺した。何故だ？」

キング・スナケツ「それは彼奴が、この砂漠の平和と幸せを、

望んでいたからだ。あの時代、我は大いなる権力と力で、

砂漠を支配していた。」

レリッカー「そして、その砂漠の人々を恐怖政治で管理し、

他の地をも支配しようとしていた！ゴビは、

そんなお前の悪行に怒り、お前を殺したのだ！！」

キング・スナケツ「・・・その通り。我の死と共に、

この聖なる墓は地中へと封印した。」

オグフ「・・・・何故なら、この聖なる墓には、

大いなる富と力、

そして、この砂漠の歴史の全てが眠っているからな。」

キング・スナケツ「そうだ。我はこの聖なる墓で死に、

亡霊となった。その亡霊の姿で、

長年、この砂漠のあらゆる事を見てきた。

例えば、何者かがゴビの名を受け継いだとかな。」

カルーゼル「・・・・っ！お前！全部、話せ！！

この砂漠の全てを！！！」

カルーゼルはネギをキング・スナケツに向ける。

キング・スナケツ「・・・・何故、貴様のような、

社会に捨てられしクズに話さねばならぬ？」

カルーゼル「んだとォ！？」

オグフ「この社会のクズより、俺にこの聖なる墓に眠る、

富と力を授けな。キングよ。俺ならそなたを継げる・・・！」

キング・スナケツ「・・・・ならぬ！！」

オグフたち「っ！！？」

スナケツの怒声に、皆はたじろぐ。

キング・スナケツ「・・・・これから、お前たちに、

試練を与える。グランティ、クラッシャー、

そして・・・熊と鳥が中心の集まり。

この３つの軍勢の中で戦争を行え。生き残った陣営には、

次なる階へと行き、我に会う事を褒美としよう。」

バンジョー「何だって！？」

キング・スナケツ「ふふふふふ・・・・・。」

キング・スナケツはゆっくりと消えていった。

ターシュー「テレポートだと！？」

つづく

次回予告・第９６話(バンカズファースト

恐るべしスナケツの秘密を語るオグフ。

そして、スナケツはバンジョーたちに、

戦いの試練を与える事に。

次回、【真実を隠し持つオグフ】

あとがき

どうも、ゆー１です。いかがでしたか？

バンカズファースト第９５話。

今回はキングスナケツのピラミッド内での戦いです。

１００話まで残り５話。あと４話で、

ゴビバレー編を終わらせたいので、展開を早めました。

そのために、コンビル、エルピー、ヒューノンを、

いち早く退場させました。

キング・スナケツって、

アイコンでマム・マムに似たような顔をしていたので、

小説では、巨大になったマム・マムと言う設定に、

勝手に決めましたが・・・ごめんなさい(

次回はオグフと戦います。

それでは。