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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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日下部と野口。二人はそれぞれ、灰間に対し、

愛に近い感情を芽生えていた。そして、出会う野口と日下部。

奇怪なユーフォー魔獣・アブソーバが迫る。

次回、【特別な三角関係】


どうも、ゆー1です。いかがでしたか。ティアーズ第19話。

今回はまたも大岩メインの話です。設定に書いてあった、

大岩の子供が好きと言う設定を活かそうと思って描きました。

本当は教会で戦うティアーズと双頭の魔獣の戦いが書きたくて、

書いたり・・・・^^今回のゲストはシスターの天宮です。大岩の愛人です(ぇ

シスターと喧嘩屋のカップルって珍しいですかね?(

大岩と天宮の過去シーンを書いてる時に、

少しだけ切なそうな感じをしたそうです。多分(ぇ

今回の魔獣はオリジナルで、二つの顔を持つザグルドンです。

頭が二つある怪獣って結構いますよね^^;

今回のBARの活躍は少ししかしてないので、魔獣と戦ってません。

何だか珍しい展開になっちまいましたが、

いつかは、BARが魔獣と戦ってない人間ドラマ中心の話は書くつもりでした。

次回はレオの円盤生物が登場します。

野口と日下部が主役の回となる予定です。

それでは。

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ティアーズはさっそく走り、

教会に近づくザグルドンを後ろから羽交い絞めにする。

ザグルドン「キシァアアアアアアアアァァァァァァァァ」

ティアーズはそのまま魔獣を教会から遠ざけようとした。

女の子A「あっ!!ウルトラマンティアーズだ!!」

男の子A「頑張れ!!ティアーズ!!!」

女の子B「魔獣をやっつけて!!」 男の子B「ウルトラマン!!」

大岩「ティアーズ。待ってたどォ・・・!」

天宮「あれぞまさしく、我らを守るための神様の使い・・・。」

天宮は微笑んでそう言う。天宮にとって、

ティアーズは悪魔を倒さんとするために神が送り込んだ者と考えている。

ウルトラマンティアーズ「ショワッ!!!」

ティアーズはザグルドンを教会から遠ざけた。だが。

ザグルドン「キシァアアアアアアァァァァァァァァァ」

魔獣は思い切り、体を前に倒す。それにより、

ティアーズは前の方へ投げられて、倒れる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・!」

ティアーズはすぐに立ち上がり、ザグルドンの前に向く。

ザグルドン「キシァアアアアアアアアアアァァァァァァァ」

ザグルドンは下の両手を前に出して、走る。そして、

ティアーズも両手を出して、両者は押し合いを開始する。

野口「ティアーズ!!頑張って!!・・・灰間君。大丈夫かな?」

野口はティアーズを応援しながら、灰間の事を心配していた。

ティアーズとザグルドンが押し合っている時、魔獣が意外な事をする。

ザグルドン「キシァアアアアアアアァァァァァァァァ」

魔獣は上の両腕の刃でティアーズの頭を突いた。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアアァァァァァ!!!!」

ティアーズは魔獣から離れてまた倒れた。魔獣はゆっくりと歩く。

そして、ザグルドンの二つの顔の口から火薬バルカンを連射し始める。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!アームズ・ガード!!!」

ティアーズはチドゲラー戦で使用したアームスガードで、

無数のバルカンを弾き飛ばす。

何故なら、ティアーズの後ろには教会があるからだ。

ティアーズは教会を守るために戦っているのだ。そして、

魔獣が攻撃を終えると、ティアーズがジャンプをする。

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアアアァァァァァァァ!!!!!」

ティアーズはザグルドンの後ろに着地する。

すると、敵もその後ろに向いた。

ティアーズが走ると、

ザグルドンは二つの顔の口からバルカンを連射する。

その攻撃をまともに受けてしまったティアーズは痛がりながらさがる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・・!!」

ザグルドン「キシァアアアアアアアアアァァァァァァァァ」

魔獣は走ってティアーズに迫る。

下の両腕の拳でティアーズを連続で殴る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・!・・・・・・!!」

ティアーズはチョップで魔獣の二つの顔の間の部分を打ち、

キックで魔獣をさがらせた。魔獣は怒って、

上の右腕の刃で反撃する。

ザグルドン「キシァアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ」

ティアーズはそれを避けるが、

ザグルドンは上の左腕の刃で斬り付ける。

その攻撃を受けたティアーズは倒れそうになる。

ザグルドン「キシァアアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

そして、ザグルドンは二つの顔の口でティアーズの両肩を噛み付く。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!?」

魔獣はティアーズの両肩を放さず、

ティアーズは不自由になってしまった。

ティアーズは何とか魔獣の二つの頭を掴むが、全然離せない。

ザグルドン「キシァアアアアアアアアァァァァァァァァァ」

魔獣は下の両腕でそのままティアーズの身体を殴り続ける。

ウルトラマンティアーズ『ぐえ!!うぉあ!!ごふっ!!うは!!』

魔獣は二つの顔をティアーズの肩から離す。そして、

上の両腕の刃でティアーズの身体をX状に斬った。

ザグルドン「キシィアアアアアアアアアアァァァァァァァァ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!・・・・・・!!」

ダメージを受けすぎたティアーズはさがった。

カラータイマーが赤く点滅。

ザグルドンは身体の顔の口から黄色い火炎が発射された。

その火炎を浴びたティアーズの身体が黄色い炎に包まれてしまう。

野口「ああっ!!ティアーズが燃えた!!」 

大岩「何ちゅー魔獣じゃ!!」

炎が消えると、

ティアーズは倒れそうに両膝を地面につく。右手も地面についた。

ザグルドン「キシァアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ」

魔獣は身体の顔の両目から黄色い光線を発射した。

その光線を浴びたティアーズは弾き飛んで倒れた。

大岩「ティアーズが・・・倒れよった!!」

ザグルドン「キシァアアアアアアアアァァァァァァァァァ」

魔獣はティアーズを倒そうと歩く。このままでは危ない。その時。

男の子A「ティアーズ!!頑張れ!!!」

女の子A「負けないで!!ティアーズ!!」

子供たちが一斉にティアーズを応援する。そして、野口や大岩も。

大岩「立たんかぃ!!ティアーズ!!子供たちを守るんじゃ!!!」

野口「お願い!!この地球を守って!!ティアーズ!!」

天宮「あなたは魔獣と言う悪鬼から全ての人を守る光の巨人!!

神様・・・!どうか、

ウルトラマンティアーズに勝利をお導きください!!!」

ザグルドン「キシァアアアアアアアアァァァァァァァ」

ザグルドンが身体の顔の口から黄色い火炎を吐く。その時、

ティアーズは突然立ち上がり、ジャンプして避けた。

ウルトラマンティアーズ「ショワッチ!!!!!」

そして、ティアーズはザグルドンに向かって空中キックを仕掛けた。

ザグルドンはそれを受けて倒れるが、すぐに立ち上がる。

子供たち「ティアーズ!!!!」 大岩たち「ティアーズ!!!」

一同はティアーズの復活に喜ぶ。

ウルトラマンティアーズ『悪いけど、俺は神の使いじゃねーし、

神の助けもいらねェ。

けど、魔獣からこの星を守りたいのは確かよ!!

魔獣共!!これ以上、子供たちには手を出させねーぜ!!!』

ザグルドン「キシァアアアアアアアアアアァァァァァァァァ」

魔獣は二つの顔の口からバルカンを連射する。だが、

ティアーズは横に跳んで避けた。そして、ティアーズは走り、

右の顔にパンチ、左の顔にキックを打ち込んだ。

ザグルドン「キシァアアアアアアアアアァァァァァァァ」

ザグルドンは怒って、

上の左腕の刃でティアーズを刺そうとするが、

ティアーズはそれを避けて、

その左腕を掴んで手刀でその腕を切断した。

ウルトラマンティアーズ「ショワッ!!『もらうぜ!!』」

ティアーズは地面に落ちた魔獣の左腕の刃を手にして、

武器とした。

ザグルドン「キシァアアアアアアアアァァァァァァァァァ」

魔獣はティアーズからさがって、

体の顔の両目から光線を発射する。

だが、ティアーズは奪った敵の刃でその光線をかき消した。

ティアーズとザグルドンは見合って、

互いに向けながら向きを変えていく。

ザグルドン「キシァアアアアアアアアアアァァァァァァァァァ」

魔獣は走って、上の右腕の刃で斬りかかるが、

ティアーズは敵の刃を使って、

それを弾いてすぐに敵の身体を斬る。

ウルトラマンティアーズ「ショワアアアァァァァッ!!!」

ザグルドン「キシァアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァ」

魔獣はさがる。すると、ティアーズは敵の刃を持っている手に、

光のエネルギーを集めて、敵の刃も光り始めた。

ウルトラマンティアーズ「アタッチメントチャージ!!!」

そして、ティアーズは走ると、

ザグルドンは二つの顔の口からバルカンを連射する。

だが、その攻撃などティアーズには1発も命中せず。

ウルトラマンティアーズ『おらあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』

ティアーズは光り輝く刃をザグルドンの身体に突き刺した。

すると、魔獣の身体から一瞬激しい光が出る。

そして、ティアーズはバック転する。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!」

ティアーズの必殺光線が魔獣の身体を突き刺した刃に命中。

魔獣の身体全体からとても激しい光が輝き、

その光が消えると、

魔獣はゆっくりと倒れた。そう。魔獣ザグルドンは死んだのだ。

男の子A「やったああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

女の子A「ティアーズが勝ったああああぁぁぁぁぁぁ!!!」

大岩「やったの・・・!やったのォ!!」 野口「ティアーズ・・・。」

天宮「神様・・・!お導きを感謝します・・・・。」

ティアーズは夜空を飛んで去った。


そして、次の日の朝。

灰間、野口、大岩は天宮と子供たちの前にいる。

天宮「昨夜はどうもありがとうございました。」

灰間「別に。俺は何もしてないですけど・・・。」

大岩「嘘言わんかぃ。

おどれはあのローブのガキと戦ったとちゃうんか。」

野口「そうよ。灰間君も立派に子供たちを守ったじゃない。」

灰間「・・・・・だな。」

天宮「灰間さん。あなたの行動はきっと、

神様が大いに評価してくださると思います。」

子供たち「お兄ちゃん!!ありがとう!!!」

天宮と子供たちが笑顔で灰間に感謝する。

灰間「よせって。俺は神様とか興味ねーから。」

大岩「おう!こりゃ!!ワレ、天宮の事を悪く言うんかぃ!?」

大岩は灰間の頬をつねてそう言う。大岩は、

天宮からの感謝を拒む灰間に怒っているそうだ。

灰間「うぎぎ・・・!いってーな!!こんにゃろ!!」

灰間は怒って大岩を殴る。大岩はさらに怒る。

大岩「ううううぅぅぅん!!こんがきゃ!!!」

大岩も灰間を殴る。さらに怒った灰間が大岩を殴る。

灰間「なめんな!!この野郎!!!」 

大岩「何やと!!こりゃ!!!」

二人はまたも喧嘩を初めてしまった。

天宮「あわわわわわ!!

二人とも、やめてくださいいぃぃ~っ!!!」

子供たち「あははははははははははははははは!!!!!!」

野口「・・・・・・・・はぁ。」

子供たちが大笑いするなか、

天宮は慌てて、野口はため息をした。

今までザグルドンに浚われた子供たちはBARが救出しました。

ここに、魔獣ザグルドンの子供狩りはストップしたのです。

ですが、

いつまた魔獣たちが子供たちを狙うかどうかわかりません。

BARとティアーズは地球の子供たちを守るために、

今日も魔族と戦うのでありました。

次回につづく

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男の子A「それから、僕たちのような親のいない子たちを、

集めて、一緒に育ててくれたんだ。」

灰間「そっか。大岩にもそんな過去があったとは知らなかった。」

大岩「悪かったのォ。天宮は全ての人たちが幸せになれように、

シスターになったんじゃ。そうする事で、全てを救おうと思ったけ。

それに比べ、わしは・・・何もできへんがな・・・・。」

灰間「何もできない?じゃ、この子たちを守るのも無理っての?」

大岩「・・・・いや、この子たちだけは何としても守りたい。

いや、必ず守る。それが、神が俺に課した使命じゃぃ!」

灰間「・・・・なら、良いじゃん。」

大岩「灰間。おどれも協力せんかぃ。一緒に子供たちを守るんじゃ!」


夜になった。教会の近くの施設の前では、

赤いローブと青いローブがあった。そう。例の二人組が現れたのだ。

二人組は施設の子供たちを狙っているのだ。

赤いローブの者「ここには子供たちが多くいるぜ・・・!」

青いローブの者「だが、中にはウルトラマンティアーズもいるぞ。」

赤いローブの者「何か作戦を立てんとなァ・・・!」


施設のキッチンでは、天宮と野口が料理をしていた。

天宮「今日は手伝ってくれてありがとうございます。」

野口「いえいえ。これくらい、当たり前の事です。

でも、大変ですよね。一人でたくさんの子供たちのために・・・。」

天宮「だって、私と大岩さんでなきゃ、

あの子たちを育てられないから。

他の大人たちは、私やあの子たちのような者には冷たくしました。

きっと、これも社会のせいでしょう。けど、神様なら、

こう伝えてくださるハズです。全ての子たちを愛せと。私が、

シスターになったのは、

全ての者に幸せを与えるための許しを得るためです。」

野口「そうですか・・・。大岩さんとは今でも仲良しですか?」

天宮「ええ。だって、幼い頃からの仲ですもの。」


灰間「・・・・ところで、大岩って。天宮と付き合ってる?」

灰間がそう言うと、大岩がいきなり赤くなりそうで吹く。

大岩「ぶっ!!な、何でそがな事を聞くんじゃぃ!?」

灰間「だって、なんかそんな感じがするしよ。」

女の子A「大岩お兄ちゃんと野口お姉ちゃんはね、

恋人同士なんだよ!」

女の子Aがいきなりそう言うと、大岩は頬を赤く染めて嗜める。

大岩「こりゃ!!そがな事は軽く言うもんやない!!」

灰間「あっ!!やっぱり、そう来たか。」

大岩「ワレも納得すんな!!!」

灰間「いやぁ。悪い悪い・・・。むっ!?」

その時、灰間のペンダントが光り出した。灰間は立ち上がる。

灰間「(この近くに魔族がいる。)ちょっと、トイレに行ってくる。」

大岩「おお。行ってこいや。」


部屋から出て、廊下を歩く灰間は一人で何かを叫んだ。

灰間「出てこいや!魔族!!ここに来たのはわかってんだよ!!」

そして、灰間の前には赤いローブの者が現れた。

赤いローブの者「ヒヒヒヒ・・・!ティアーズめ・・・!!」

灰間「やはり、てめーら謎の二人組の正体は魔族だったな。

言え!!何故、子供たちを浚いやがった!?」

赤いローブの者「それはよ。魔獣たちの餌にするためさ。

地球人の子供たちは魔獣にとって、凄い美味しいと思うからなァ。

ちなみに、俺の相棒は既に子供たちの方へ向かった。」

灰間「何・・・・っ!?」 その時、廊下に子供たちの悲鳴が響く。

子供たちの声「きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

灰間「あっ!!!」 赤いローブの者「ぐふふ。来た来た。」


部屋では青いローブの者が来て、子供たちはそれに怯え、

泣きながら大岩の後ろで震えている。

大岩が青いローブの者と対峙する。

大岩「とうとう来たのォ。じゃが、

この子たちには指一本触れさせんわぃ!」

青いローブの者「けけけ。

地球人ごときがこの魔族である俺に勝てるか?」

大岩「なめんやないわぃ。わしはとっても強いんじゃ!こりゃ!!」

青いローブの者「ふふっ!!じゃあ、楽しい喧嘩をしようぜェ・・・!」

男の子A「大岩お兄ちゃん・・・・。」

大岩「安心せんかぃ。おどれらは必ずわしが守っちゃる。

この子供たちをいじめるガキはわしが必ず許さんど!こりゃ!!!」

大岩が青いローブの者に殴りかかる。


赤いローブの者「・・・・・!」

赤いローブの者が殴りかかる。だが、

灰間はその拳を右腕で受け止める。

灰間「ぬ・・・っ!!でや!!!」

灰間は左手の拳で赤いローブの者を殴って、倒した。

そして、灰間は赤いローブの者の頭を掴む。

赤いローブの者「・・・・・・!?」 その時、野口と天宮が来た。

野口「どうしたの!?灰間君!!」

天宮「子供たちの悲鳴が聞こえましたが・・・!」

灰間「部屋で魔族が子供たちを浚おうとしてんだ!!」

天宮「な、何ですって!!?」

天宮は灰間の発言に驚き、必死に走った。

野口「ところで、灰間君。このローブの人って・・・。」

灰間「人じゃねェ・・・!魔族だよ!」

灰間は敵のローブの頭の部分を思い切り剥ぐ。

その時、赤いローブの者の正体が見える。

野口「っ!?」 野口はあまりの驚愕に口に手を当てる。

赤いローブの者の正体は奇怪な怪人であった。その顔は、

赤い目をして、笑っているような口に2本の牙。

頭の左右には大きな角のような部分がそれぞれあった。

赤いローブの者「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ・・・・!!」

赤いローブの者は灰間から離れて、すぐに逃げ出した。

灰間「あっ!!待ちやがれ!!!」


部屋では大岩と青いローブの者が格闘をしていた。

青いローブの者「・・・・・・!」

青いローブの者が大岩の顔を殴る。大岩はさがる。

大岩「ぐぉ!?おどれェ・・・・!!」

男の子A「大岩お兄ちゃん!!頑張れ!!」 

女の子A「負けないで!!」

大岩「おう!!見とれやァ。わしの活躍をのおぉぉぉっ!!」

大岩は思い切り青いローブの者を殴る。攻撃は命中した。

青いローブの者「・・・・・・!?」 大岩「こりゃああぁぁぁ!!」

大岩はさらに青いローブの者を蹴り上げる。敵は倒れた。

子供たち「やったあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

大岩「おぉ。こりゃ。顔を見せんかぃ・・・!」

大岩は青いローブの者の頭のローブを剥ぐ。すると。

大岩「っ!?おおおぉぉぉ・・・・!!?」

大岩は突然の驚きに、さがる。

青いローブの者の異形の顔が見えたからだ。

その顔は赤いローブの者とほぼ同じだが、目の色が青だった。

青いローブの者「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ・・・・・!!」

そして、青いローブの者も逃げ出した。大岩がそれを追う。

大岩「おぉ!!待てこりゃ!!!」

大岩が外に出ると、野口と天宮が来た。

野口「皆!!大丈夫・・・・!?」

男の子A「平気だよ!!大岩お兄ちゃんが助けてくれたもん!」

天宮「そうですか・・・。ありがとう。大岩さん。」


教会の外に出たローブの二人組。そして、灰間と大岩。

雨が激しく降り、時々出る雷が夜空を輝かす。

灰間「もう逃げられねーぞ!!!」

大岩「子供たちを虐めたちゅみ(罪)は、重いでェ・・・!」

ローブの二人組「ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッ・・・・・!!」

ローブの二人組が素早く走って、灰間と大岩に迫る。

灰間「おら!!!」 大岩「こりゃ!!!」

灰間と大岩はその二人組を思い切り殴る。二人組は倒れた。

だが、すぐに立ち上がった。そして、空高くジャンプする。

赤いローブの者が赤く光り、青いローブの者が青く光る。

二つの光が重ねると、巨大な光となり、

巨大な怪物の姿になっていく。

光が消え、邪悪な巨大生物が現れた。

邪悪な巨大生物「キシァアアアアアアアアァァァァァァァァァ」

その怪物は腕が4本のあり、下の部分の両腕が普通の手で、

上の部分の両腕が刃物でできていた。足が普通に2本ある。

顔が二つあり、二つともローブの二人組と同じ顔をしていた。

身体の方では、ローブの二人組の顔に似ていた。

左目が赤で、右目が青だった。

笑っている口に牙が数本も生えていた。2本ある尻尾が長かった。

灰間「二人で合体して、魔獣になりやがったか・・・・!!」

そう。この巨大怪獣は魔獣である。

その名も、魔獣ザグルドンである。

ザグルドン「キシァアアアアアアアァァァァァァァァァ」

ザグルドンは教会に向かって、走り出す。

灰間「大岩!!天宮に伝えて子供たちを避難させろ!!」

大岩「ワレはどうすんじゃぃ!?」

灰間「俺は魔獣を引き付ける!!

何せ、俺はミラクルマンだからよ!!」

灰間はザグルドンに向かって走り出す。

大岩は施設の方へ走る。


部屋に戻った大岩は天宮たちにこう叫ぶ。

大岩「皆!!魔獣がこっちに来る!!早く避難するんじゃ!!」

野口「何ですって!?魔獣が・・・・!」

天宮「またこの地に来たのですね。悪魔の使いが・・・!」


施設から出る大岩たち。だが、魔獣が教会に近づきつつある。

男の子A「あっ!!魔獣が近づいてくる!!」 

女の子A「こ、怖いよォ・・・!」

野口「皆!!早く逃げて!!!」

ザグルドン「キシァアアアアアアアアアアァァァァァァァァ」

魔獣が教会の近くにいる大岩たちを襲うのも、

時間の問題である。

天宮「このままでは、踏み殺される。神様・・・!

どうかお救いを!!」

天宮は両手を握って、神に祈る。その時、救いがやってきた。

灰間「ティアーズ!!!!!」

人気のないところで、灰間はウルトラマンティアーズに変身した。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!」

つづく

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野口「そうですか・・・。行こっ。灰間君。」

灰間「仕方がねェな・・・・。」

こうして、灰間と野口は大岩や天宮と一緒に、

子供たちと遊びまくっていた。まずは鬼ごっこ。

鬼役となった大岩が灰間を追っていた。

大岩「待たんかぃ!!こりゃああぁぁぁぁ!!!」

灰間「って、何で俺なんだよ!?」

必死に逃げる灰間だが、大岩はついに彼の肩にタッチする。

天宮「今度は灰間さんが鬼ですよおぉ~っ!」

灰間「ちっくしょォ~っ!待て!!てめーらァ!!」

灰間は子供たちを追うが、子供たちは素早く逃げて行く。

男の子A「来たああぁぁぁぁ!!!」

女の子B「にっげろおおおぉぉぉ!!!」

子供たちは楽しそうに笑いながら走って行く。大岩も。

そして、野口は灰間を見て微笑み出す。

野口「・・・・灰間君。楽しそう。」

そう。灰間も楽しく遊んでいたのだ。その証拠に、

顔が少しだけ笑みを浮かべているそうだ。

灰間「そうら!!お前が鬼だぜ!!」 灰間は大岩にタッチした。

男の子B「また大岩のお兄ちゃんだァ!」

子供たちはまた大岩が鬼になったところに大笑いする。

大岩「何でわしにタッチすんじゃ!!こりゃ!!!」

大岩は全力で灰間を追うが、灰間は素早く逃げた。

その微笑ましい光景を野口と天宮が見守っていた。

天宮「仲が良いのですね。あの二人・・・。」

野口「いつも、喧嘩ばっかりしてますけどね。」

天宮「でも、感じるんです。あの二人はとても仲が良いと。

喧嘩をする程、仲が良いと聞きますし・・・。」


BAR基地の司令室に戻った叶野と上川は大神に報告していた。

大神「そうか・・・。また逃げられたか。」

叶野「申し訳ございません。また子供を救出できませんでした。」

上川「それにしても、あの二人組。一体何者でしょうね。

赤いローブと青いローブをしていましたし。身体能力も凄すぎたし。」

大神「あの二人組ももちろん、魔族に違いないけ。

わしが気になるんは、何故魔族が子供を浚っているかの事じゃぃ。」

日下部「もしかして、魔獣の餌にするとかですか?もしくは、

魔獣に変えてしまうとか、ただの奴隷にするとか・・・。」

大神「いずれにせよ、悪い事にしか使わない事は確か。

何としても、あの二人組を捕まえて、子供たちを取り戻すんじゃ。

決して、奴らの好きにさせるんやないど。」

叶野と上川「了解!!!」

日下部「ところで、灰間隊員はどうします?

教会にいる子供たちを守るとか言ってましたが・・・。」

大神「うむ。その子供たちも大勢浚われたら大変だ。

灰間には、そのままあの教会に残ってもらおう。

そこの子供たちを守る役として。」


時は過ぎ、夕日となった。

施設の部屋に戻った灰間たちと子供たち。天宮がいないそうだ。

灰間「なぁ。天宮さんは何をやってるんだ?」 

灰間は男の子Aに聞く。

男の子A「うん。天宮お姉ちゃんはね。料理してるんだよ。」

灰間「料理?あいつ、飯も作れるのか・・・。」

大岩「おお!そうじゃぃ。天宮も料理は天下一品じゃけ。

おどれも食えば、わかるど。灰間。」

灰間「へいへい。」 野口「私、ちょっと手伝ってくる。」

野口が立ち上がり、部屋から出ようとする。

野口「いつも、天宮さん一人でやるのって大変だと思って。」

野口はそう言って出た。

女の子A「野口お姉ちゃん出ちゃったよ?」

灰間「安心しな。あいつも料理の天才だからよ。

それにしても、大岩。喧嘩好きでガラが悪いクセに、

よく子供たちとあのシスターさんと仲良くできたもんだな?」

大岩「ん?ワレ、わしが悪人だと今まで思ったんかぃ?」

灰間「・・・少しだけな。」

男の子B「大岩お兄ちゃんは悪い人なんかじゃない!!」

女の子B「だって、今まで私たちに優しくしてくれたもん!!」

大岩「おお。そうじゃのォ。・・・・実を言うとの。

わしも天宮も親を失ったんじゃぃ・・・。」

灰間「何・・・・っ!?」 灰間は大岩の発言に驚く。

大岩「おぅ。・・・つっても、わしには、まだ父が残っとる。

天宮には両親がいないがの。わしも天宮も、

怪獣災害で親を失ったんじゃ。」

大岩は微笑みながらも、少し切なそうな表情をしていた。

大岩「・・・わしには一人だけ親が残っとる。じゃが、

そのわしの父はおっどろしい腐れ外道でのォ。幼い頃のわしが、

何か失敗した時、よーく虐待したわぃ。わしはその父に怯えて、

どっかへ逃げたんじゃ。

そして、この近くの教会に初めて来たワケじゃ。

そこで、あのガキと・・・。

すすり泣いている天宮と出会ったんじゃ。

当時の天宮は失った親に会いたいっちゅー理由で、

教会に来たそうじゃけ。」

灰間「それが、

お前とあのシスターさんの出会いってワケか。」

大岩「そうじゃぃ。あの頃がとても懐かしい気がしてのォ・・・。」


大岩の過去の場面。雨の振る教会の前で、二人の幼い子がいた。

それは子供の頃の大岩と天宮であった。

二人とも、服がボロかった。

幼い大岩「お父さんとお母さんは中にいたかぃ?」

幼い天宮「ううん・・・。誰もいなかった。パパもママも、

やっぱりどこにもいなかった。天国にもいなかった・・・!

ううぅぅぅ・・・・・っ!」

天宮は座り込んで泣きじゃくっていた。どうやら、

既に教会に入ったらしいが、誰もいない事がわかり、

同時に父も母もこの世にはいない事を確信したのだ。

幼い天宮「私はもう一人ぼっち。誰も私の事・・・。」

幼い大岩「・・・じゃ、友達になろうや!」

幼い天宮「・・・・・え?」

幼い大岩「俺も君と同じ一人ぼっちなんや。

俺もお母さんはいないんじゃ。

お父さんはいるけど、あいつはとっても酷くて、

俺を育てる気なんかない。

だから、俺。幸せになろうとこの教会に来てみたんだ。」

幼い天宮「でも、そんな事したって幸せになれないよ・・・。」

幼い大岩「うん・・・。確かに、そうかも知れん。でも、

これだけはわかる。天国はきっとあるけ。」

幼い天宮「・・・・本当にあるの?」

幼い大岩「お母さんが死ぬ前に語ったから、きっとあるけ。

君のお母さんもお父さんも天国にいて、

君の事を見守っているよ。」

幼い天宮「本当?」

幼い大岩「本当だよ。俺のお母さんは嘘をつかない!」

大岩が笑顔でそう言うと、天宮は立ち、涙を拭いて笑顔になる。

幼い天宮「・・・ありがとう。友達になろ。名前は?」

幼い大岩「俺は大岩!大岩弦じゃ!!」

幼い天宮「私。天宮!よろしくね。大岩君!!

・・・私ね、決めたの。

私たちと同じ子供たちを育てるって。パパとママが、

可哀想な子供たちには優しくするように言われたから。」

幼い大岩「じゃ、俺はその子供たちを守る!」


そして、現在。

大岩「あれが・・・わしと天宮の新たな人生の始まりじゃき。」

つづく

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日下部の声『教会の子供!?・・・とか言って、サボるつもり?』

灰間「そんな事ねーだろ?あの二人組、子供を狙ってるだろ?

万が一、ここを襲撃されると考えて・・・・。」

日下部の声『・・・わかったわ。じゃあ、隊長にそう言っとく。』

灰間「ああ。任せるぜ・・・。」


とある町では、謎のローブをした二人組が走っていた。

一人が赤いローブ、もう一人が青いローブをしていた。

その二人を叶野と上川が走って追っていた。

叶野「待てええぇぇぇぇ!!!」 上川「逃がさないぞォ!!」

赤いローブの者「ちっ!どこまでもついて来やがる!!」

青いローブの者「兄貴!二手に分かれるぞ!!」

赤いローブの者「うむ!!しくじんじゃねーぜ!!」

青いローブの者「わかった!!」

そして、ローブの二人はそれぞれ左右に向かって、

ジャンプした。

二人はそれぞれに分かれて逃げ出したのだ。

上川「わわ!!何て高いジャンプなんだ!?しかも、

二手に分かれてしまった!!」

叶野「こちらも二手に分かれて探すんだ!!

あの子供たちを浚った二人組を逃がす事は許さん!!!」

上川「りょ、了解!!!」

叶野と上川も二手に分かれて、走り出す。


青いローブの者「えぃ・・・っ!」

青いローブの者は道路の上に着地。そこに、叶野が走って来る。

叶野「見つけたぞ!!」

青いローブの者「うむっ!早いな・・・!BARめ!!」

叶野「貴様の正体は何者だ!!」

叶野は走りながらバルガンの銃弾を連射する。だが。

青いローブの者「・・・・!・・・・・!!」

青いローブの者は右腕を出した。

その右腕は普通の人間のものとは違い、

鋭い剣のような刃物になっている。

それで、全ての銃弾を弾き飛ばす。

叶野「な・・・・っ!?」 叶野は青いローブの者の腕を見て驚く。

青いローブの者「俺は人間ではない!!さらばだ!!」

青いローブの者はジャンプして去って行った。


上川は別の町で赤いローブの者を探していた。

上川「くそ・・・!どこ行ったんだ。あのローブの奴!」

子供の声「きゃああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

上川「む・・・・っ!?まさか!!」

子供の悲鳴が聞こえ、その声の出たところへ走る上川。

そこでは、小さな男の子を浚っている赤いローブの者がいた。

男の子「た、助けてええぇぇぇ!!!」

上川「やめろ!!子供に手を出すな!!」

上川は赤いローブの者にバルガンを向けるが、

赤いローブの者は、

自分が捕まえた子供を上川に向けた。まるで盾として扱うように。

赤いローブの者「1発でも撃ってみな?

このガキの命はねーから!!」

男の子「うええええぇぇぇぇぇん・・・・!!」

男の子は恐怖で泣きじゃくり、上川は戸惑って銃をさげる。

上川「く・・・っ!卑怯だぞ・・・!!」

赤いローブの者「はっはっはっはっはっ!!

俺らは手段は選ばねーよ!!

てめーらなんかに俺らの目的の邪魔はさせっか!!

ボケ!!!!!」

赤いローブの者は子供を連れてどこかへ走り去った。


施設の外では、大岩が子供たちに野口と灰間を紹介していた。

大岩「おどれらはこの二人の事を知っちゃいないけェの?」

子供たち「ぜんぜんしらなーい。」

灰間「当然だろ?初対面だしよ。俺は灰間翔ってんだ。

こいつ(大岩)とよく喧嘩した。ま、大体こいつのせいだが。」

大岩「おい。こりゃ。」

男の子A「それで、大岩のお兄ちゃんは勝ったの!?」

灰間「いや。負けた。何せ、俺は強いからな。」

男の子B「あのお兄ちゃんに勝ったの!?強いなァ。」

女の子A「大岩お兄ちゃんと灰間お兄ちゃんは仲良し?」

大岩「んなワケあるかぃ!!ただ、わしより強い事に見込んで、

仕方なく、こいつ(灰間)にボディガードをやらそうと思っての。」

灰間「仕方なく・・・・!?」 灰間は少し怒りそうになった。

野口「私、野口明子って言うの。灰間君の友達よ。

灰間君ってば、ちょっとグレそうな感じだけど、とっても優しい、

お兄ちゃんよ。私も灰間君も君たちの事を守ってあげるよ。」

女の子B「ねぇねぇ。お姉ちゃん!灰間さんとは恋人同士?」

野口「えっ!?な、何でそんな事聞くの・・・!?」

野口は頬を赤く染めて、言う。

男の子C「だって、灰間お兄ちゃんと一緒にいたでしょ?」

女の子C「二人で今までどんな事をしてきたの?」

灰間「べ、別にやらしい事はしてねェぞ・・・!?」

野口「そ、そうよ。多分・・・。」

大岩「おぅ。さっそくじゃけどのォ。おどれら、

この二人と一緒に遊びたいと思わんかいの?」

子供たち「遊びたあああぁぁぁぁぁぁい!!!」

シスターの女性「・・・と言うワケで、二人とも。

遊んであげてください。

大人の中では私と大岩さんとしか遊んでませんから・・・。」

つづく

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