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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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フローズンズンやまに来たバンジョーたちは、

白熊の子供たちのいる家に訪れる。だが、その子供たちが、

常に泣いていた。そして、あのエゥーラと初対面する。

次回、【聖なる雪山】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。バンカズファースト第44話。

今回からついにフローズンズンやま編の開始です。ただし、

そのステージへ進むところがメインでしたが。

今回はゲームにおけるチートである魔本、チイト、

グラントリングの強化版、青いグラントリング、そして、

履くと速くなるターボシューズを初登場させました。

それにしても、バンジョーがジグソーをはめ込む場面は久しぶりですね^^;

青いグラントリングは小説ではブルーグラントリングと呼ぶ事にしました。

赤いのより少し強かったので、小説でバンジョーたちとほぼ互角な力を、

与えてみました。ターボシューズは、

私がフローズンズンやまの入り口で初めて見たっぽい感じなので、

小説でも、その入り口で初登場させてみました。

次回はついにあのエゥーラがバンジョーたちと対面します。

それでは。

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ミル「・・・行っちゃったわね。」

テル「だが、奴も元々はグランティの一員に違いなかった。

今更、どうなろうと知った事ではない・・・。」

バンジョー「・・・チイトさんなら、またどこかで会える事を願おう。

彼の言う、フローズンズンやまとやらへ行ってみよう!」

カズーイ「そうね・・・。って、フローズンズンやまって、

どんなところかしら?眼鏡君。」

カズーイはボトルズに聞く。

ボトルズ「少ししか知っていませんが、フローズンズンやまとは、

巨大な雪だるまが聳える美しい雪山だと聞いています。

そこでは、クリスマスの聖地であるとも噂されています。」

アシナガ「クリスマスの聖地?」

ユミ「知ってるわ!確か、大昔のフローズンズンやまの住人たちは、

サンタクロースを歓迎し、彼と共に暮らしていたと。そして、

サンタは毎日、子供たちにプレゼントを与え続けていたと・・・。

って、ロドシーさんが教えてくれたんだけどね。」

カズーイ「難しい話は放っておいて、フローズンズンやまは、

時空の乱れし地に近いのかしら?

あたいは、その地にすぐ行きたいんだけど。」

ユミ「残念だが、全く近くはないわ。

時空の乱れし地はもっと遠くにあるわ。」

ボトルズ「まず、フローズンズンやまで情報とかを集めましょう。

その山には、村があると聞いていますし。それに、

ブレンティの仲間たちだって、きっとその山にいるかと・・・。」

ミクス「フラエさんとガンズさん・・・。あの二人にやっと会えるけど・・・。」

カズーイ「あいつらったら、またあたいたちに襲いかかりそうよね。」

バンジョー「けど、いつかは仲良くなれるよ。きっと・・・。」

カズーイ「そうね。さっさと、フローズンズンやまとやらへ行きましょうか。」

こうして、バンジョーたちは再び移動を初め、

氷の洞窟を歩き続けた。

進むたびに、壁も天井も床も白くなっていく。まるで、

雪が積もったかのように。それと同時に物凄い冷気に満ちていく。

その洞窟を進み続けるバンジョーたちは寒がりながらも、

耐え抜いた。


そして、ついに。とても広い巨大な部屋に付いたバンジョーたち。

カズーイ「おお!!とっても広いわ!!」

プルレス「前の壁に何か描いてあるよ!?」

バンジョーたちの前にある、巨大な壁には、何かが描かれていた。

それは、謎の雪だるまの怪物から、

逃げているバンジョーとカズーイの姿であった。

カズーイ「ちっ!まるであたいたちをコケにしているような絵ね。」

ミクス「何故、魔女はこんな絵を描いたのでしょうか・・・?」

ユミ「まるで、前からバンジョーとカズーイを知ってるんじゃないかしら?」

謎の声「この前は違う絵だったけどね。」

バンジョーたち「え・・・・!?」

バンジョーたちは謎の声に驚く。

その声は生意気そうな少年の声だった。

アシナガ「・・・ん?あっ!!こ、こいつは!!」

アシナガが見たところをバンジョーたちは見る。そこには、

普通の二つの靴で白かった。だが、

それぞれ一つに目が一つある。

白い靴「今日の絵は何だか違うみたいだ。前の絵は、

多くの雪だるまの怪物が、人々を襲った絵だったのにな。」

ユミ「だ、誰なの!?あなた・・・。」

ミクス「アシナガさんのように喋る靴がいたなんて・・・。」

白い靴「生きた靴がいて悪いかよ。」

アシナガ「なァ。お前。俺と同じ靴族の者だよな?俺は、

あしながぐつ族でブクゲコ沼の近くに迷い込んだんだけどよ。

お前は何で、こんなところにいるんだ?」

白い靴「自分から来たのさ。

俺はあらゆる場所を自由に走るのが大好きでね。

俺は【ターボシューズ】族のターシュー。俺には、

とっても素晴らしい能力を持ってるんだ。知りたい?」

カズーイ「どうせ、誰かが履けば、その能力が発揮するんでしょ?」

ターシュー「そう言う事。」

バンジョー「じゃあ、履いてみるよ。」

バンジョーは足でターシューに近づけてみる。だが。

ターシュー「未熟者のお前には、まだ俺は使いこなせない!!」

ターシューがいきなりバンジョーの足を蹴った。

バンジョー「うわ・・・・っ!?」

カズーイ「バンジョー!ちょっと!あんた!!」

ターシュー「そこの鳥。お前の足でも俺を履けそうだが、

今はまだ、その時ではない。俺を使いこなすには、

もっと強くならなきゃ駄目って事さ!あばよ!!」

そして、ターシューはバンジョーたちが通った道へと走った。

しかも、そのスピードは今までにない程、とても速かった。

ボトルズ「は、速い・・・・!何て凄い靴なんでしょう。」

マンボ「ターボシューズ族。スピード、とても速い。

履けばスピード、一気にアップする。」

バンジョー「でも、もう行っちゃったし・・・。」

カズーイ「まあ。また会える事を信じましょ。」

バンジョー「そうだね。じゃ、行こうか。」

バンジョーたちは大きなゲートが開いたところへと入って行った。


ここは、雪が多くもゆっくりと優しく降っている、雪山である。

ある洞窟からバンジョーたちが出て、その雪山に現れた。

バンジョー「ここが、フローズンズンやま・・・。」

カズーイ「うっ!!さらに寒くなってきているわ・・・!」

ミル「けど、ここ。本当にフローズンズンやま?

何だか寂しい感じがするんだけど・・・。」

テル「もしかして、グランティの罠か?それとも・・・。」

ユミ「っ!?見て!!近くに家らしいところがあるわよ!」

バンジョーたちの前には、かまくらっぽい家があった。

バンジョー「おお!確かに・・・。でも、何かかまくらっぽいね。」

ミクス「でも、この家から何だか悲しい空気が・・・。」

プルレス「あううぅぅ・・・!と、とりあえず凄く寒いし・・・っ!」

アシナガ「お、おう!そうだな・・・。は、入っちまおう!」

プルレスとアシナガ、そしてカズーイも凄く寒がっている。ユミも。

ユミ「そ、そうね・・・!家には人がいるだろうし。」

バンジョー「まずは、その人から情報を聞き出そう・・・。」

バンジョーたちはかまくらの家に近づく。その時。

カズーイ「・・・ん?あっ!!何!?あれ!!」

カズーイは左の方向を見て、驚く。バンジョーたちもその方向を見る。

バンジョー「え・・・?おお!!これは!?」

ボトルズ「きょ、巨大な雪だるまだ・・・!」

マンボ「やはり、ここは。フローズンズンやま。」

バンジョーたちが見たのは、

とても巨大な雪だるまの半分であった。

巨大な頭と笑顔のような表情がまるで、

バンジョーたちを歓迎していた。

その雪だるまの近く、バンジョーたちからとても遠くに離れた場所では、

あのエゥーラの部隊がいた。

ほとんどのメンバーが巨大な雪だるまを見ている。

そう。この雪山こそが、クリスマスの聖地と噂されている、

新たなるステージ、フローズンズンやまです。

バンジョーたちはこの美しい雪山で、新たな戦いを始めるのです。

今回の戦いは今までとは一味違う事になるでしょう。

この雪山で、バンジョーたちの新たな冒険が始まるのでした。

次回につづく

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ブルーグラントリング「ぐひゃはははははは!!!俺たちは、

あんな赤い下級兵士共とは違う!!俺たちから見れば、

貴様らなど同レベルに過ぎん!!

ただし、熊と鳥!!貴様らは違うがなァ!!」

ブルーグラントリングは強烈なパンチでバンジョーを殴る。

バンジョー「ぐふぁ!?」 ブルーグラントリング「らああぁぁぁ!!」

もう一人のブルーグラントリングがカズーイの顔を殴る。

カズーイ「うぐっ!!」 バンジョー「くっ!!はああぁぁぁ!!」

バンジョーはキックで反撃し、ブルーグラントリングはこれを受ける。

ブルーグラントリング「くあ・・・・っ!?」

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしアタックで、

ひるんだブルーグラントリングを攻撃する。

ブルーグラントリング「うぎゃああああぁぁぁぁぁ!!!??」

一人のブルーグラントリングが倒れ、戦闘不能になった。

カズーイ「一人倒したわ!!その調子で・・・!!」

バンジョーはもう一人のブルーグラントリングを攻撃する。その時。

ブルーグラントリング「させるかよおおおぉぉぉ!!!」

別のブルーグラントリングがバンジョーを蹴り飛ばす。

バンジョーとカズーイ「うわ・・・・っ!!」

プルレス「このままでは、バンジョーたちがやられちゃう・・・・!!

チイトさん!!何とかならないの!!?」

チイト「私は魔法のコードを与えるためだけに作られた本だ。

その魔法を使えるのは、私を扱える者だけだ・・・!!」

アシナガ「じゃあ・・・!それ以外は何もできないってか!?」

チイト「多分。そうなるかも知れない。だが、私は感じる。

後に来る彼らの勝利を・・・・!」

ブルーグラントリングA「やああああぁぁぁぁ!!」

ブルーグラントリングB「そらあああぁぁぁぁ!!」

ブルーグラントリングAはアッパーでテルを殴り飛ばし、

ブルーグラントリングBは回し蹴りでミルを蹴り飛ばした。

テルとミル「うあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

二人が倒れ、二人のブルーグラントリングがさらに迫る。

二人のブルーグラントリング「ぐらあああああぁぁぁぁぁ!!!!」

このままではテルとミルがやられてしまう。

だが、ここで負ける二人ではない。

ミル「く・・・・っ!!そろそろ、怒っちゃったわ。」

テル「ああ・・・!一気に決めるぞ・・・!!」

テルとミルは立ち上がり、二人のブルーグラントリングを迎え撃つ。

テル「おらあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

テルは左手の拳から光のエネルギーを飛ばし、

ブルーグラントリングAを攻撃する。

ブルーグラントリングA「ぐはあぁぁ・・・・っ!?」

ミル「はああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ミルは光の塊でブルーグラントリングBを包む。

ブルーグラントリングB「ぎゃ・・・・っ!!!」

二人のブルーグラントリングは物凄いダメージを受ける。

テルとミル「ストレンジガトリング!!!!!」

テルとミルはストレンジガトリングで二人のブルーグラントリングを攻撃。

ブルーグラントリング「うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

二人のブルーグラントリングは倒れた。

ユミ「とああああぁぁぁぁ!!!」

ユミは素早い蹴りでブルーグラントリングの剣を砕いた。

ブルーグラントリング「あっ!!俺の剣が・・・!」

ユミ「なめないでよね!?

私は最強の部隊であるブレンティの一人よ・・・!

あんたのような奴に負けるハズがないわ!!

せやあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ユミは手刀を素早く振るい、ブルーグラントリングの首を斬る。

ブルーグラントリング「あぴゃ・・・・っ!」

ブルーグラントリングの胴体から顔が落ち、絶命して倒れた。

ミクス「はぁ・・・はぁ・・・っ!ぅあ!!」

ブルーグラントリングの銃弾から逃げるように走り続けるミクスだが、

そろそろ限界が来たのか、扱けてしまう。

ブルーグラントリング「ひゃはははははは!!もう終わりかァ!?

そろそろ蜂の巣にしてやるぜええええぇぇぇぇぇ!!!!」

ブルーグラントリングはまたも銃弾を連射しようとする。しかし、

小型銃からは弾が1発も出ない。そう。弾切れなのだ。

ブルーグラントリング「・・・・っ!?し、しまった!!弾が・・・!!」

ミクス「この時を待ってた!!えい!!!」

ミクスは空気の金縛りでブルーグラントリングの動きを封じる。

ブルーグラントリング「し、しまった・・・・!!」

ミクス「終わりです!!!」 ミクスは両手を強く握りしめる。

すると、ブルーグラントリングが散りとなって死んでしまった。

マンボ「マジックヒーリング!!」

マンボはマジックヒーリングで斧に斬られた傷を治した。

ブルーグラントリングA「ぎぎっ!?こいつ!!

回復魔法を持ってるのか!?」

ブルーグラントリングB「だが、無駄な事!!また素早い連携攻撃で、

奴を完全に抹殺すれば良い!!そうすれば・・・!!」

マンボ「そうはさせない!マンボの魔法。お前ら、倒す・・・!!」

ブルーグラントリングC「はっ!!やれるもんなら、

やってみろやあああぁぁぁぁ!!!!!」

3人のグラントリングがマンボに襲いかかる。その時、

マンボの魔法の杖から物凄い雷が発した。

マンボ「マジック・サンダー!!!!!!」

マンボはあのボルゼイラを倒したマジックサンダーを発動した。

強烈な電撃が3人のブルーグラントリングを襲う。

3人のブルーグラントリング「びゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

3人のブルーグラントリングは物凄く焼かれ、死んでしまった。

マンボ「マンボの魔法にとって、お前ら、敵じゃない・・・。」

ボトルズ「凄い・・・!形勢逆転です!!」

アシナガ「それぞれの得意技で見事、倒していきやがるぜ・・・!!」

プルレス「あとはバンジョーさんとカズーイさんだけだ・・・!!」

バンジョーとカズーイ「おりゃああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

バンジョーは物凄いパンチで、カズーイの強烈な嘴攻撃で、

それぞれブルーグラントリングを一人ずつ攻撃した。

ブルーグラントリングA「ぐあ!!ぬぅ・・・・!!」

ブルーグラントリングB「・・・っ!!なめやがる!!だが!!」

バンジョーとカズーイの前に、残りのブルーグラントリングが全て集まる。

バンジョー「く・・・・っ!?」

ブルーグラントリング「これだけ集まりゃ、流石のお前らでも勝てまいて!」

カズーイ「そんな事ないわ!!バンジョー!!」 

バンジョー「ああ!!一気に逆転するぞ・・・・・!!!」

ブルーグラントリングたち「おらあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

全てのブルーグラントリングがバンジョーとカズーイに迫る。

バンジョーとカズーイ「ワンダーウィング!!!!!!」

バンジョーとカズーイはワンダーウィングを発動した。

眩く巨大な光と共にブルーグラントリングたちに迫る。

バンジョーとカズーイ「はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

ブルーグラントリング「ぎゃああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

巨大な光の突進を受けた大勢のブルーグラントリングが、

過激に吹き飛んでしまう。全員、壁に叩きつけられて倒れた。

これでついに、ブルーグラントリングは全滅したのだ。

チイト「あの光は・・・!ワンダーウィング!?

あの熊と鳥は一体・・・。」

ボトルズ「あの二人は・・・。どう言うワケか、

デスブラザーと似たような能力を持っているのです・・・。

でも、あの二人は決して、デスブラザーではありません。」

チイト「うむ。確かにそうだ。あの二人から邪悪な気配は感じない。

それにしても、凄いな・・・!

一気にブルーグラントリングを倒してしまうとは。

前はやられかけたと言うのに・・・。」

カズーイ「まっ。最初は油断していたからね・・・。」

バンジョー「チイトさん。もうあなたを狙う奴は全て倒した。

良かったら、僕らと一緒に旅に出ないかぃ?」

ボトルズ「そうですよね。チイトなら、色々と知ってるだろうし・・・。」

チイト「いや。それはできない・・・・。」

カズーイ「どう言う事?」

チイト「グランチルダは私を完全に燃やそうとしている。魔女は、

新たな怪獣たちを送り込んでくるに違いない。私のために、

君たちを傷つけたくはない・・・。」

プルレス「大丈夫だよ!バンジョーさんたちなら、

どんな奴でも絶対に倒しちゃうよ!だから・・・。」

チイト「それでもいけない。私にできる事は、

君たちに魔法のコードを教える事だけだ。」

バンジョー「それじゃ・・・!グランチルダの事だけでも・・・!!」

チイト「・・・・そうだな。それだけは教えられるな。

グランチルダは時空の乱れし地の近くにいる。」

ミル「知ってるわ。でも、

あの地はとても恐ろしい世界だと言われて、

私たちを含めたクラッシャーの者たち全員が、

行く事を禁じられているわ。」

テル「その世界に行ったクラッシャーの者たちもいたが、

死亡してしまったか行方不明になった者たちだけとなってしまった。」

ユミ「あの世界に入る事は自分から死ぬ事になるからね・・・。」

ミクス「怖い・・・・。」

バンジョー「そこに行けば、

あのグランチルダに会えるんだね・・・!?」

チイト「うむ。では、私は去ろう。時空の乱れし地に行きたくば、

まずはこの近くにあるフローズンズンやまへと向かえ。」

バンジョー「フローズンズンやま・・・・?」

チイト「では、私はそろそろ去ろう。できれば、誰も知らない場所へ。

さらばだ。勇敢なる戦士たちよ。私は願おう。君たちの勝利を・・・。」

そして、チイトはゆっくりとどこかへ去って行った。

つづく

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緒川「ある宇宙人・・・・!?」

灰間「・・・もしかして、あのどこかの谷で暴れていた宇宙人か?」

女性「はい。その宇宙人は私を無理やり、嫁にしてしまおうとしました。

ですが、私はその宇宙人を嫌っていました・・・。何故なら、

あの星人は狂気と悪意に満ちているからです。」

灰間「そうか・・・・。魔獣に恋する星人がいるなんて、少し妙だな。」

緒川「・・・ところで、あなたの名前は?」

女性「はい。私の名前はスィール。海豹人間族の魔人です。私は、

決して悪しき行いはしません。そして、何か手伝わせてくれませんか?

あなたたちは私を助けてくれました。そのお礼がしたいです・・・。」

灰間「どうやら、こいつも良い魔族みたいだな。」  緒川「そうね。」

灰間と緒川はスィールが良い魔族と知り、微笑む。

緒川「でも、良いわ。無理に手伝う事はない。ゆっくりしていきなよ。」

スィール「そうですか・・・。」

灰間「・・・・そうだ!お前、どんな魔力を持ってんだ?」

スィール「魔力・・・。水を操る事ならできますが・・・。」

灰間「そうだな・・・。じゃあ、ちょっと水をくれねーか?

ちょうど、喉が渇いたし。自販機は金がかかるしよ。」

スィール「はい。」 スィールは少しだけ微笑んで言う。

灰間は何も入ってないコップを出し、

スィールが左手を真上からコップに向ける。

スィール「では、行きます・・・!」

スィールの左手から水が出てきた。

その水が灰間の持つコップに入って行く。

灰間「おおっ!!」 緒川「手から水が出たわ!!凄い!!」

スィールの出す水により、コップが水に満ちていく。だが。

灰間「あわわ!!も、もう良い!もう良い!!」

コップでスィールの水が大いに溢れた。こぼれる確率が高い。

スィール「え?ああ!!」 スィールはそれに気づき、慌てる。

それで、左手を動かして、

灰間の顔にスィールの出した水がかかってしまう。

灰間「うわっ!?」 灰間はこれに驚き、倒れそうになる。

それにより、コップの水のほとんどが灰間の身体にかかってしまった。

灰間「うへぇ・・・。びしょ濡れだぜ。」

スィール「あうぅぅ・・・。こんな事を望んでないのに。

私ってば不幸です・・・。」

スィールは凄く落ち込む。

緒川「あなた・・・。もしかして、不運の持ち主。」

スィール「・・・はい。私ってば。

いつも何かすると、失敗ばかりしちゃうんです。」

灰間「そっか・・・。まっ。頑張れば、何とかなるっしょ。」

緒川「でも、いつまでもこの基地に置いておくワケにはいかないし・・・。

このBARは魔族と敵対しているから・・・。そうだ!

私と一緒に、どこか外へ散歩しない?私の家に行けば、いつでも・・・。」

スィール「・・・・っ!?だ、駄目です!外では、宇宙人が、

私を探そうと行動をしているハズです・・・・っ!」

灰間「大丈夫だよ。俺と緒川さんがボディガードするよ。」

スィール「本当・・・・ですか?」


こうして、灰間は大神に独自にパトロールをする事を許してもらい、

緒川やスィールと共にどこかの街へ出かけた。

スィール「・・・・・あの。本当にすみません。あなた方には、

BARの仕事があるのに。それを放棄して、私を守ろうと・・・。」

スィールは切なそうに灰間と緒川に謝罪する。

灰間「別に放棄なんてしてねェよ。

誰かを守るこそが、防衛隊の役目の一つだし。」

緒川「それに、あなたが良い魔族で本当に良かったわ。

しかも、可愛いし。」

スィール「か、可愛いだなんて・・・。」 スィールは少し照れる。

そして、スィールは周りの人々を見る。笑い合う大人たち。

仲良く手を繋いで歩く親子。楽しそうに走る子供たち。

スィール「でも・・・。よく見ると、地球人って、

何だか楽しくて良き心を多く感じます。他の魔族からは、

地球人は醜悪で汚い存在と聞きましたが・・・。」

緒川「まあ。確かに私たち地球人の中には、

醜悪で汚い者が多いわ。

今、あなたたちが見ているのは、そうじゃない方よ。けどね。

私たち人間は本当はとても醜い存在なの。」

灰間「けど、その人間たちもその醜さに気づき、

やがて良き存在となる。

俺はその可能性を守るために、人間たちを襲う魔族と戦ってるんだ。」

スィール「そうですか・・・。だから、あなたは・・・。きゃっ!?」

スィールは突然、足をくじいて扱けてしまう。

灰間「っ!?おい。大丈夫か・・・?」

灰間はスィールをゆっくりと起こす。

スィール「うう・・・。こんなところで扱けちゃうなんて。不幸です・・・。」

謎の声「あああああぁぁぁぁぁ!!!」 スィール「ひっ!?」

灰間、緒川、スィールは大きな声に驚く。

その3人の前に、森下と徳丸がいた。

大声を出したのは、森下と徳丸の二人であった。

灰間「お、お前らかよ・・・・!?」

徳丸「お前らかよじゃない!!誰なの?この女の人!?」

森下「変な帽子を被ってるし、衣装が何か普通じゃないし、

胸が凄く大きいし・・・!ま、まさか!?翔ちゃん・・・!!」

スィール「む、胸が大きい・・・。」 

スィールは自分の胸を見て、頬を赤く染める。

徳丸「君・・・!この女の人と・・・・!?」

灰間「変な妄想をすんな!!この女は宇宙人に追われていて、

そいつから、この人を守っているだけだよ。」

スィール「ごめんなさい。勘違いをさせてしまって・・・。

宇宙人は私の事を常に狙っていまして・・・。」

徳松「そっか。じゃあ、良かったよ。でも、もし、

本当にアレだったら、すぐに野口さんに知らせないと・・・。」

森下「そして、野口さんは翔ちゃんを変態だと思い、

今までにない態度で翔ちゃんと絶交してしまい・・・。」

灰間「お前たち・・・。」

徳丸「でも、人を守るのも仕事かも知れないし、しっかりやってね!」

森下「あまり度が過ぎて、アレな事にならないようにねェ。」

徳丸と森下は灰間たちから離れて去った。

スィール「・・・何だったのですか?あの二人。」

灰間「少し変な二人組さ。そこまで醜くはねーけど・・・。」


一方、とある町では、幸せそうに歩いている女性が歩いていた。

両手には多くの洋服を持っていた。

女性「らんららーんららーん。いっぱい買っちゃった!

帰ったら、どんな衣装を着ちゃおうかなァ。」

謎の声「ひひひひひひひひ・・・・・!!!」

その時、不気味な謎の声が聞こえる。女性はそれに恐怖を感じる。

女性「っ!?だ、誰・・・・!?」

そして、女性の前に、等身大のバム星人が現れた。

バム星人「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

バム星人はいきなり棍棒で女性を殴った。女性は倒れた。

女性「きゃあああぁぁぁっ!?」

バム星人「ぬっ!?うおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

そして、バム星人は多くの洋服を両手で破り始めた。

女性「あああぁぁぁぁ!!せっかく買った洋服がァ!!」

バム星人「う”ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

イライラが止まんねええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

全ての洋服を破ったバム星人はまたどこかへ走った。


そして、別の町では、小さな女の子がお菓子を持って歩いていた。

バム星人の声「おらああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

そこに、等身大のバム星人が現れて、女の子に近づく。

つづく

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今回は今年初のゆー1的擬カビキャラ紹介です。
カービィWII中心で、忘れていた亜空軍の2大ボスです。


グランドローパー(CV・木村昴氏
ローアのマストを吸収して誕生した最強のスフィアローパー。
暗黒連合の強者たちを押してしまう程の強さを誇る。
感情はないらしいが、喋れるらしい。男性型。

スフィアローパーA(CV・氷青氏
別次元に存在するXベーダーと言う種族が、
エナジースフィアを材料に造った怪人。男性型。
性格は気性が荒い。

スフィアローパーB(CV・氷青氏
Xベーダーが造った怪人で、女性型。
エナジースフィアを好物で、エネルギーとしている。
性格はクールな感じ。

スフィアローパーC(CV・氷青氏
Xベーダーに操られる悪魔のような存在。男性型で少し幼い。
カービィたちや暗黒連合などに襲いかかる。
性格はのんびりとした感じ。

ミスター・ダウター(CV・杉田智一氏
現代に蘇った古代人の組織、アヴァン帝国の若き道化師。
呪いの髑髏や爆弾でお手玉したり、手品のような攻撃を多数持つ。
アヴァン帝国の戦士たちを倒したカービィたちや暗黒連合を憎む。

ウォーターガルボボス(CV・玄田哲章氏
ガルボ星人ウォーター族の男で、ウォーターガルボの父。
暗黒宇宙を侵略しようと娘を置き去りにするが、
メタルジェネラルに洗脳されてしまう。

ツキカゲ(CV・雨宮侑布氏
暗黒宇宙の惑星ムーンシャドウ出身のくノ一で、
宇宙忍者を駆使する。クールに徹しているが、
実は優しい心を持っている女性。

トーテンガ(CV・関智一氏
暗黒宇宙のトーテンガ星人から来た男で、派手な事が好きらしい。
全身がトゲのスーツを着て、その無数のトゲを使ったアクションが、
得意。大きさを自由に変えられて、巨大化できる。

ボビー(CV・茅野愛衣氏
暗黒連合所属のフィンディッシュ星人の狩人族の少女。
弓矢による攻撃を得意とし、遠くの物を狙い撃ちする。
ローアを奪い、暗黒宇宙を支配しようと考える。

ランゼル(CV・園崎美恵氏
フィンディッシュ星人の武闘族の少年で、暗黒連合に所属している。
専用武器であるヤリを使って戦う。やる気のなさそうな雰囲気を見せる。
特殊鎧を着て、巨大化してしまう事もある。

デグト(CV・高杉俊介氏
ハルカンドラ星人の一人で、メタルジェネラルの側近の男。
生真面目な性格で、任務実行にために命をかける。
他のハルカンドラの戦士たちのまとめ役でもある。

シェルト(CV・田中真弓氏
ハルカンドラ星人の一人で物凄い短気な少年。
物凄い攻撃力を持ち、特攻隊長の役割を持つ。
肉弾戦のみで戦う。メタルジェネラルに忠誠を誓っている。

サーチス(CV・水島大宙氏
ハルカンドラ星人の一人で、知能がとても良い少年。
あらゆる存在と状況のデータから、攻略法を見つける。
温和そうに見えるが、実は恐ろしい悪意を秘めている。

ガレオム(CV・神谷浩史氏
亜空軍の大将軍と呼ばれる亜空人の男で、改造人間。
戦車に変形できる能力を持ち、とても怒りっぽい。
敵を倒すまで、行動を止める事はないらしい。

デュオン・ガンバトラー(CV・櫻井浩美氏
亜空軍が造り上げた最高最大のアンドロイドで、
女性型。ソードバトラーと合体する事で、
下半身がタイヤのような物となる。

デュオン・ソードバトラー(CV・平田宏美氏
亜空軍に制作された男性型のアンドロイドで、
ガンバトラーとは二人で一人の存在。合体しても、
分離しても、その戦力はとても大きい。

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