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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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大神「こんなに遅く来るとは、一体どうかしたんかぃ?」

灰間「・・・・それが色々とありましてね。」

日下部「色々って・・・。しっかりなさいよ。

軍人にとって時間は大切なものよ!?」

灰間「わりぃわりぃ。・・・っ!?ところで、こいつは・・・。」

灰間は倒れている怪物もといジャミラの姿に気づく。

上川「この怪物はジャミラと同じタイプ。いわば、元人間だよ。」

叶野「このジャミラになった人間の事だが、

その詳細は全く掴めていない。60年代の時と同じ被害者であるとは、

限らないかそうでないか。詳しくはデータで分析中だ。」

灰間「そっか・・・・。むっ!?」

灰間のペンダントが光る。ペンダントが灰間に何かを教える。

灰間(何っ!?このジャミラっぽい奴は変身させられたってのか!?

しかも、このジャミラと言う怪獣も実は・・・・・!!)

その時、緒川が慌てて走って来て、大神たちに報告する。

緒川「大変です!!分析の結果、意外な事が判明しました!!

このジャミラと同じタイプの怪物には、魔獣反応が含まれています!!!」

大神「何じゃと!!?」 隊員たちは緒川の言葉で驚く。

日下部「まさか・・・!ジャミラと同じタイプの魔獣だって言うの!?」

緒川「ええ。そして、

数分前に宇宙パトロール隊から新たな情報も得ましたが、

あの宇宙飛行士ジャミラが漂流した水のない惑星に存在する、

異常なエネルギーの中に魔獣と、

同じエネルギーも含まれているとの事です!!!」

上川「まさか・・・!ジャミラは怪獣ではなく、魔獣だって言うの!?」

緒川「情報が正しければ、恐らくそうかと思われます・・・!しかも、

今回ジャミラと同じ怪物にされた人間の詳細ですが、彼は、

宇宙飛行士ではなく、普通の善良なサラリーマンでした。」

大神「普通の人間が水のない惑星に行って、

ジャミラになったと言うのか!?」

灰間「・・・・っ!そうか。これも魔族の仕業ですよ!魔族は、

人間を水のない惑星に連れて行って、

その人間を魔獣ジャミラに変えたんです!!」

日下部「確かに、魔獣ならやってしまいそうね・・・・!できるなら、

私は人間を殺したくないわ。それを・・・魔族め!」

大神「日下部。その気持ちはわしや叶野たちも同じじゃ。

魔族は次に、人間を魔獣にして、その魔獣にされた人間を、

人質にしようと言う作戦を実行したか・・・!もし、そうだとすれば、

魔族は新たなジャミラを増やし続ける事だろう。

じゃが、我々は負けん!」

上川「もしかして、ジャミラにされた人間を倒すつもりですか!?」

大神「地球を守るためには、それしかなかろう。悔しいんじゃ。

悔しいが、倒すしかないんだ・・・・!魔族から地球を守るために。」

大神は震えていた。怒りと悲しみに震えていた。

日下部「大神隊長・・・・。」 日下部たちも悲しそうになる。

灰間(やはり、ジャミラは魔獣だったのか。

それも、魔族の地球攻撃用の奴隷・・・。

まさか、あの60年代に現れたジャミラも・・・。

いや、それはまだわかんねーか。)

その時、警報が鳴り始めた。事件発生の合図だ。

大神「これは・・・!何か事件じゃ!!」

大神たちは司令室に戻る。上川がモニターを映す。

そのモニターの画面では、街の中央で落ちたカプセルから現れた、

別のジャミラが口からの火炎を吐いていた。

日下部「じゃ、ジャミラ・・・・!!」

灰間「魔族の野郎・・・!次の人間を次のジャミラにしやがったな!?」

大神「出動じゃ!!ジャミラを倒すんど!!」

隊員たち「りょ、了解!!!」


夜の街では、人間と同じ大きさのジャミラが火炎を吐いて、

辺りを火の海にしていた。

ジャミラ「ウウウウウウウゥゥゥゥゥゥッ」

そこに、バルターボが来て、

そこから灰間、日下部、上川、叶野が走って来た。

4人はジャミラの前でバルガンを構える。

だが、上川は悲しそうに震えている。

上川「・・・ほ、本当に撃っても良いのかな。同じ人間を・・・。」

日下部「何を言ってるの!?悔しいけど、

彼は人間から魔獣になったのですよ・・・!」

上川「けど、元々人間なんでしょ!?僕にはとても撃てない・・・!」

灰間「そうだよな。こいつも、

魔族の奴隷にされて、悪意を持ってるワケじゃねーし。

けど、ジャミラにされた人間を救う術は何もねェ。

こいつは悲しいぜ・・・!」

叶野「ならば倒すまで、せめて悪行を成す前に、

安らかな天国へ昇天させる。

そう思って、地球を守ろうとすれば良い!!」

叶野はそう言って、バルガンの銃弾を連射。

これを受けたジャミラは痛がる。

ジャミラ「ウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥッ」

上川と日下部「・・・・・っ!!」 灰間「悪ィな・・・。」

続いて、上川や日下部、灰間もバルガンの銃弾を連射。

ジャミラ「ウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ」

無数の銃弾を浴び続けたジャミラは力尽き、倒れて死んだ。

日下部「ごめんね・・・。天国に行けると良いわね。」

上川「処理班。できるだけ、丁寧に葬ってください・・・。」

灰間(ジャミラ・・・。魔族の奴隷か・・・。考えてみれば、

俺。ジャミラの気持ちがわかる気がするぜ・・・。

俺も福崎の奴隷なんだよな。色んな意味でよ。)


そして、数時間後、自分の家に帰って来た灰間。その時。

灰間「ふぅ・・・。って、何ィ!!?」

灰間は驚いた。自分の部屋に、福崎がいた事に。

福崎は何故か顔に傷が付いて、

少しだけ涙が出ていて、不機嫌であった。

灰間「ふ、福崎・・・・!?お前、何で俺の部屋に・・・!?」

福崎「悪いけど、親と喧嘩して家を追い出された。よって、

今日からお前の家に住む事にした・・・。」

灰間「お、お前・・・!俺の母さんから許可もらったのかよ!?」

福崎「もらってねェよ。っつーか、怖くて、会っていない。

こっそり入らせてもらったわ。」

灰間「こっそりとかよ・・・。もし、見つかったら・・・。」

焦って言う灰間だが、福崎が思い切り灰間の胸ぐらを掴む。

福崎「いちいち文句言ってんじゃねーよ・・・・!俺だって、

好きでこんな事をしたくねェ。でも、しょうがねーんだよ。

追い出されて他に寝れる場所なんてないんだよ・・・・!

これ以上言うと、てめェの正体をバラすぞ!」

福崎は泣きながら怒って、言う。

灰間「わ、わかったよ・・・。お前が気が済むまでそうしてろ。

予備の布団、貸してやるよ。それでゆっくり寝れるハズだ。」

灰間は押入れから別の布団を出す。その間に、福崎が呟く。

福崎「あのクソ大人・・・。偽善者共め・・・!」


これは数分前、福崎が自分の家にいた頃の話である。

つづく

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カズサの村で、エゥーラとセイリーが戻ってきた。バンジョーは、

どうやって村から抜け出せるだろうか。そんな時、

インフェロンの部隊が村に襲撃しようとしたのだ。

次回、【守りながら脱出!?】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。バンカズファースト第48話。

今回はテルとミルがデスブラザーと対決すると言うだけの話です。

せっかくですので、さっそくワザと負けると言う形で、

描こうと思いまして。バンジョーとカズーイと同じように(

マンボには戦わないようにしてしまいました。

あと、ボギーの息子の子供が欲しがったプレゼントを、

一つゲットしました。やはり、ゲームに合わせて、

目が付いたり喋ったりしてもらいました。

フローズンズンやま編が少ししかすすんでませんね。まあ、

次回からもスローな展開になりそうですが(

今、思いましたけど・・・。

インフェロンって、今までのバンカズファーストの悪役の中で、

凄い悪人でしたね。今までは何だか誇り高そうな奴らでしたが、

インフェロンがとても汚くて凶暴な感じ^^;

次回はカズーイがこのステージで覚える新技を初めて使います。

それでは。

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ボトルズ「この行為・・・・!まさか!!!」

デスブラザー&ヘルシスター「くちばしバスター!!!!!」

デスブラザーとヘルシスターがくちばしバスターで、

倒れているテルとミルに迫る。このままでは身体が粉々になってしまう。

プルレス「二人とも、殺されてしまうよ!!!」

アシナガ「マンボ!!魔法で助けろ!!」

マンボ「いや。・・・その必要、ない。テルとミル、逆転する!」

マンボがそう言うと、テルとミルはゆっくりと立ち上がろうとする。

そして、テルは右手を光らせ、ミルは左手を光らせた。

テル「まだ・・・!諦めやしない・・・・っ!!」

ミル「この時を・・・待っていたのよ!!!」

デスブラザーとヘルシスター「何ィ!!?」

ヘルシスターの嘴がテルとミルに近づいた。その時。

テル「倒れている間に、力をチャージしておいたのさ!!」

ミル「これを最大の技にして、決着をつけるわ!!」

そして、テルとミルの全身が物凄く光った。

特に構えている手が見えないくらいに輝いていた。

テルとミル「ハイパーストレンジナックル!!!!!!!」

テルとミルはストレンジナックルを発動。しかも、

今までとは全く違い、二人の拳からとても巨大な光のエネルギーが放出し、

テルとミルが立っている地面が抉るくらいである。

デスブラザーとヘルシスター「ぐああああぁぁぁぁぁ・・・・!!?」

そのとっても強力なストレンジナックルを、

受けたデスブラザーとヘルシスターは、

その強烈な威力により、吹き飛んだ。

ボトルズ「や、やった!!!」

プルレス「テルさんとミルさんが勝った!!!」

アシナガ「デスブラザーを倒したぜ!!」

3匹はテルとミルの勝利に喜ぶ。だが、マンボは嬉しくなかった。

マンボ「いや、まだ倒せていない・・・・!」

デスブラザー「・・・・ぐふっ。」 

吹き飛んでいるデスブラザーは笑みを浮かべる。

ヘルシスター「ぬおおおぉぉぉぉぉ・・・・・!!」

そして、ヘルシスターが両方の翼を素早く羽ばたかせ、吹

吹き飛ぶ動作を止め、

デスブラザーをゆっくりと着地させた。そう。まだ倒れていないのだ。

ミル「そ、そんな・・・!ちゃ、チャージしたストレンジナックルが・・・・!?」

テル「き、効いてない・・・・だと!?」

テルとミルはまた倒れようとする。

どうやら、エネルギーを使い果たしたそうだ。

プルレス「テルさん!!ミルさん!!」

マンボ「テルとミル。エネルギーを使いすぎて、

全ての体力、なくなっている。」

デスブラザーは口から血が流れていながらも、笑っていた。

デスブラザー「ククククク・・・・!!まさか、こんな事があろうとはな。

少々、驚いた。流石の俺も普通に効いてしまったぞ・・・・。」

デスブラザーは手で口から流れる血を拭いた。

ヘルシスター「しかし、人間共は倒れようとしている。どうする?」

デスブラザー「決まっておろう。殺してくれるわ・・・!ヘルシスターよ。

ついにあれを使うぞ。ワンダーウィングを・・・・!!」

ヘルシスター「ああ。だが、その前に邪魔者がいるな。」

デスブラザー「ん?ほう・・・。」

デスブラザーとヘルシスターの前に、マンボがいた。

マンボ「今度はマンボの出番。お前たち、必ず倒す・・・!!」

マンボはデスブラザーに向けて、杖を向ける。

テル「マンボ・・・!手を出すなつってんだろ・・・・!!」

ミル「そ、そうよ・・・!もし、あなたでも駄目だったら・・・。」

マンボ「いや。マンボ。必ず勝つ。そして、敵は必ず仕留める・・・!

バンジョーとカズーイも、必ずそうして勝つハズだ・・・!!」

デスブラザー「バンジョーとカズーイ・・・・?もしや、

あの熊と赤い鳥の事か?・・・・さっきから思っていたが、

貴様たち。あの2匹の仲間ではあるまいな・・・・?」

ボトルズ「そうです!!

僕たちはバンジョーとカズーイと共に冒険をしています!!!」

プルレス「バンジョーさんの妹を助けるために、そうして来たんだ!!」

アシナガ「そのため、多くのグランティを倒し、

多くのジグソーを集めたと聞くがよォ!!」

ヘルシスター「こやつら。あの無様なフェイク共の仲間だったか。」

デスブラザー「ふむ。良い事を思いついたぞ。」

その時、デスブラザーは物凄い笑みをする。そして。

デスブラザー「ふはははは・・・・!!気が変わった。

お前ら。今回は殺さねェでおいてやろう。見逃してやるよ。」

マンボ「何・・・・!?」

ヘルシスター「お前たちはあたいたちをここまで追いついた。

その褒美として、見逃してやろうと言うんだ。本来なら、

あたいたちは最強の必殺技で全員、殺す事になろう。だが、

その気がなくなってしまった。」

ボトルズ「・・・・何を企んでいるのです?」

デスブラザー「何も?ただ、君たちの意思を評価したいだけだよ。

また次の機会に会う事だろう。その時は本気で殺すから、

覚悟しておけよ。

・・・・そうそう。デスブラザーとヘルシスターは元々、

偽名だったのだよ。」

マンボ「偽名・・・・!?」

デスブラザー「教えてやろう。俺たちの本当の名前を。

俺の名は、バンジョー!」

ヘルシスター「あたいの名は、カズーイ!」

ボトルズたち「バンジョーとカズーイだって!!?」

デスブラザー「実は君たちと一緒にいた、あの熊と鳥は、

グランティが造った偽物ロボットだったんだよ。俺こそが、

本物のバンジョーとカズーイ。妹など知らん。恐らく、

妹もグランチルダの手下だろうよ。」

ボトルズ「そ、そんなハズがない・・・・!!」

マンボ「お前らの言ってる事、全て偽り・・・!」

デスブラザー「そうか・・・。だが、これから俺が貴様たちに言う事は、

まるっきり真実だ。あの熊と鳥に関わらない方が良い。

あの熊と鳥は別の意味での脅威かも知れないがなァ。ぐふふふふ・・・!!」

ヘルシスター「そろそろ行くぞ。デスブラザー。」

デスブラザー「ああ・・・。」

そして、ヘルシスターは空を飛び始め、

デスブラザーとヘルシスターは空中でマンボたちから去った。

テル「ま、待て・・・・・っ!!」

ミル「・・・・・・っ。」

テルとミルはゆっくりと倒れてしまった。

プルレス「っ!?テルさんとミルさんが!!」

ボトルズ「倒れたのか・・・!何とかしなきゃ・・・・っ!!

それに、バンジョーとカズーイが別の意味での脅威って・・・。」

マンボ「・・・・・っ。バンジョー。カズーイ。」

あの強いコンビであるテルとミルでも、

デスブラザーを倒す事はできませんでした。

デスブラザーはある言葉でボトルズたちを混乱させ、

去って行きました。

デスブラザーは一体、何を企んでいるのでしょう。

バンジョーとカズーイは、

クラッシャーのいる村から出られる事はできません。そして、

あのフラエとガンズが、この聖なる雪山のどこかを歩き続けています。

まるで、何かを探しているかのように。

聖なる雪山で、次の戦いが起きようとしているのです。

次回につづく

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だが、あのクラッシャーの戦士たち、エゥーラ部隊も、

ここにいるのだ。もし、下手して、

バンジョーとカズーイがこの村から出ようとしたら、

必ずクラッシャーの戦士たちに見つかるだろう。

バンジョーはこれを恐れて、動く事さえできないのだ。

クラッシャーの戦士A「いやぁ。この村は良いなァ。

皆、俺らの事を悪人だと思わず、歓迎しちゃうし。」

クラッシャーの戦士B「それに、武器屋もあるし、食料もわんさか。

戦力も強化!感謝の印として、この村を守ってやらなきゃ。」

クラッシャーの戦士C「けど、聞いたかや?例のデスブラザーが、

この聖なる雪山に現れたってよ!」

クラッシャーの戦士A「マジかしら!?だとしたら、不味いな。」

クラッシャーの戦士B「心配する事ァない。

俺たちにはエゥーラさんがついている。」

クラッシャーの戦士C「そうだよな。デスブラザーなんぞ、

エゥーラさんとセイリーの活躍でくたばれってもんだぃ!!」

クラッシャーの戦士たち「はははははははははははは!!!」

戦士たちは愉快に笑った。これをカズサは静かに見ていた。

カズサ(これが噂の武装組織・クラッシャー。以外に、

良い人が多いわね。そうだ!早く倉庫に入ったアレを・・・!)

カズサは何かを持っていながら、走っていった。


カズサの家の中では、バンジョーとカズーイは今でもベッドの上にいた。

バンジョー「ところで、あの緑色のジンジョーはどうしているんだろ?」

カズーイ「そうねェ。カズサもどうしているのかしら?」

バンジョー「じゃ、確かめてみようか。」

カズーイ「あんた。もう立てる?」

カズーイがそう聞くと、バンジョーはベッドから離れ、立ち上がる。

バンジョー「うん!問題ないと思う。怪我は治った。」

カズーイ「あたいも十分、元気になったわ!」

バンジョー「でも、クラッシャーの皆さんに気づかれず、

どうやってこの村から出るか・・・・だね。」

カズーイ「ええ。あのクラッシャーは・・・・。」

カズサ「クラッシャーが何ですって?」

その時、カズサが既に来たため、バンジョーとカズーイは驚く。

バンジョー「わわっ!!もう来てたんですか!?」

カズサ「ええ。これを見てくれるかしら?」

カズサは両手に持ってる何かをバンジョーとカズーイに見せる。

カズーイ「こ、これは・・・・!?」

カズサが持っているのは、クリスマスでサンタから子供がよくもらう、

クリスマスプレゼントの箱であった。箱の色は緑色でリボンが黄色である。

しかも、そのプレゼントには、両目が付いてあった。

バンジョー「クリスマスプレゼント・・・・!?」

カズサ「ええ。あなたたちを助ける前に散歩していて、

偶然、見つかったの。念のため、倉庫の中に入れたけど・・・。

それに、このプレゼント。何かとぶつぶつ言ってるのよ?」

そして、カズサの持っているプレゼントが急に喋り出す。

プレゼント「僕は素敵なプレゼント!泣き虫な小熊に渡してよ!!」

カズーイ「プレゼントが喋った!

まあ、目があるから不思議じゃないわね。」

バンジョー「・・・っ!?待てよ!もしかして、これが、

白熊の子供たちが欲しがったプレゼントでは・・・!?」

プレゼント「そうなんだ。僕は白熊ボギーの息子たちのために、

作られたんだ。だから、僕はその息子たちの元へ行きたいんだ。」

カズーイ「そっか!ついに見つけたわ!一つ目のプレゼントが!!」

バンジョー「うん!残りは二つだね。」

カズサ「あなたたち。ボギーと言う白熊とは知り合いなの?」

バンジョー「いや・・・。ボギーと言う白熊には会ってないんだけど・・・。」

カズーイ「その子供たちがプレゼントを欲しがっていてね。でも、

そのボギーって親父が行方不明になって、あたいたちが代わりに、

プレゼントを探そうってワケよ。それが一つだけ見つかるなんてね。」

カズサ「そう・・・・。でも、不思議ね。グランティの連中に、

奪われてないプレゼントがまだあったなんて・・・。」

バンジョー「グランティ!?一体、何かあったのですか!?」

バンジョーとカズーイはグランティと聞いて、少し怒りそうになる。

カズサ「・・・真実かどうかわからないけど、グランティの奴ら、

どうやらプレゼント工場を制圧し、

その工場を自分たちの基地にしたそうよ。」

カズーイ「何ですって!!?

プレゼント工場って、プレゼントを造るところなんでしょ?」

カズサ「ええ。連中はそのプレゼントのほとんどを、

自分たちの物にしてしまっているわ。そのせいで、

私たちこの山の住人たちは、プレゼントをもらう事ができないわ。

自警団の皆さんが倒そうとしたけど、

奴らの戦力に敵わず全滅してしまった・・・。

でも、クラッシャーの皆さんなら、きっと何とかしてくれるかも・・・。」


カズーイ「そうね・・・。そのプレゼント工場へ向かい、

グランティの連中を倒せば良いのね!?」

バンジョー「けど、その前にクラッシャーの皆に気づかれないように、

うまく隠れながら移動しないと・・・。カズサさん。

僕たち、クラッシャーに命を狙われていると思うんです。」

カズーイ「どうやら、クラッシャーの奴ら。

あたいたちをデスブラザーだと思って、

狙っているのよね。あたいたちはそうじゃないって言うのに。

特にエゥーラって奴。圧倒的にあたいたちを攻撃しまくって・・・!」

カズーイはエゥーラとの戦いの事を思い出して、苛立つ。

カズサ「そうね・・・。何とか考えておくわ。クラッシャーに気づかれずに、

あなたたちがこの村から出られる方法を。

その前に、ベッドの中に隠れた方が良い。

クラッシャーの皆さんがこの家に入ってくると思うから。」

バンジョー「・・・・そうだね。お願いします。グランティを倒す事はもちろん、

このプレゼントを白熊の子供に渡すために・・・!」

カズーイ「せっかく回復して元気いっぱいになったのに、

残念だわ。暴れられなくて。」

バンジョー(けど、必ずこのプレゼントを届けなきゃ。そして、

あのボギーと言う白熊も探さないと。

今回の冒険はかなり長そうだ・・・!)


そして、ついにエゥーラとセイリーは、カズサたちの村に来た。

エゥーラ「しかし、この村。本当に平和そうだな。

俺たちクラッシャーと仲良くなっちまいそうな感じで。」

セイリー「ですが、本当に平和ではないと思います。」

セイリーの言う事は本当であった。よく見れば、

泣いている子供がそれぞれの場所で数人いるそうだ。

セイリー「どうやら、泣いている子供たちは、

プレゼントがもらえないと言う事で悲しんでおられますわ。」

セイリーがそう言うと、少し悲しそうになる。

エゥーラ「そうだな。噂では、グランティの第12番特殊部隊が、

プレゼント工場を制圧しているそうだからな。部隊のボスが、

そのプレゼント全てを独り占めしているだろう。まあ、

奴らは特命隊のような強豪共とは違い、大した事はないがな。」

セイリー「そうですね。あの悪党共は倒さなければ・・・!」

エゥーラ「だが、今日は休もう。作戦は次の日にやれば良い。」


デスブラザーとヘルシスターは、まだテルとミルのコンビと戦っていた。

テル「てりゃあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

テルは右手の拳を光らせ、

強烈なパンチをデスブラザーにぶつける。だが。

デスブラザーとヘルシスター「とんぼがえりジャンプ!!!!!」

デスブラザーとヘルシスターはとんぼがえりジャンプで避けた。

物凄いスピードで一気に離れたところへと着地する。

ヘルシスター「ゆくぞ!!」 デスブラザーが素早く跳ぶ。そして。

デスブラザーとヘルシスター「くちばしアタック!!!!!」

デスブラザーとヘルシスターのくちばしアタックを、

テルとミルは直接受けてしまい、吹き飛んだ。

テルとミル「うあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!??」

ボトルズ「二人とも!!」 マンボ「ぐ・・・・っ!!」

テルとミルは倒れ、ゆっくりと立とうとしながら呟く。

ミル「い、今の・・・!速過ぎて、避け切れなかったわ・・・!」

テル「今までのはやはり、本気ではないそうだな・・・・!!」

デスブラザー「ククククク・・・・!!今のが俺たちの本気だ。」

ヘルシスター「お前たちはもう終わりだ。」

ミル「いいえ!!終わるのはお前たちよ!!

本気の勝負なら負けないわ!!」

ミルはジャンプし、デスブラザーに近づいた。

ミル「くらいなさい!!ええええぇぇぇぇい!!!」

ミルは今までより強い光のエネルギーを包んで手刀で斬りかかる。

その時。

ヘルシスター「・・・・・・っ!!」

ヘルシスターが嘴でミルの手刀を受け流した。

ミル「な・・・・っ!?」 ミルはこれに驚く。さらに。

ヘルシスター「キキツキアタック!!!!!」

ヘルシスターがキキツキアタックでミルの身体を連続で突いた。

ミル「きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

ミルはヘルシスターの攻撃で倒れる。

プルレス「ミルさん!!!!」 テル「おのれえええぇぇぇぇ!!!!」

テルがデスブラザーに向かって走る。その時。

デスブラザー「ローリングタアック!!!!!」

デスブラザーはローリングアタックでテルを攻撃する。

テル「ぐあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

テルは強烈な打撃で倒れてしまう。

デスブラザー「ふははははははは・・・・!!所詮は人間。

俺たちの必殺技に耐えられる人間などいやしないのだ・・・!」

デスブラザーはそう言って、ミルの頭を掴み、彼女を持ち上げる。

ミル「は、放して・・・・っ!ぅあ!!?」

デスブラザーはミルをテルのところへ思い切り投げる。

テル「み、ミル・・・・!」

ミル「す、凄い痛みで・・・。う、うまく動けない・・・!」

テル「くそ・・・!もう戦う力が全てなくなったと言うのか・・・!?」

デスブラザー「さァ!!こいつでトドメといこうか!!!」

ヘルシスター「ショックジャンプ!!!!!」

ヘルシスターはショックジャンプで空高くジャンプした。

そして、デスブラザーとヘルシスターは、

倒れているテルとミルの真上に移動する。

つづく

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福崎はこれを使って、灰間を奴隷にしたのだ。

もし、灰間がその福崎言う事を聞かなかった場合、

福崎が灰間がティアーズである事を、

多くの人々に知らせてしまうのである。

福崎「はぁ・・・。ほら、また来た。」

二人は立ち止まり、目の前には、3人の高校生がいた。

高校生A「おい。福崎。・・・ん?」

高校生B「何だ?お前。何で福崎なんかと一緒にいるんだ?」

灰間「悪いね。俺、こいつのボディガードになってるんだ。

お前ら。何で、こいつをいじめてんだ?」

高校生C「は?お前がそれを知る必要がある?」

福崎「ちっ!相変わらず・・・!俺にも理由を教えず、

勝手にいじめる・・・!でも、もうその必要はないよ。今日から、

俺を守ってくれる奴が来たんだ。もうお前らなんか怖くない・・・!」

灰間「・・・・と言うワケだ。福崎をいじめる前に、俺を倒してみる事だ。」

高校生A「ちっ!!中学生ごときが偉そうな事を!!かかれ!!」

3人の高校生が灰間と福崎に襲いかかる。

灰間「ふん!!でぃ!!たぁ!!」

灰間はそれぞれ一人の高校生に1発のパンチを打ち込む。

高校生たち「うわああぁぁぁぁ!!!」

3人の高校生は倒れた。これを見た福崎は大いに喜ぶ。

福崎「よっしゃあああぁぁぁ!!どうだ!?俺の勝ちだ!!

いじめっこ共!!今まで散々、

俺様をいじめた罰だよ!!ひゃははは!!!」

福崎は一人の高校生を何度も踏みつけた。

灰間(・・・もうこんないじめっこ共、二度と現れねーと良いけど・・・。)


一方、日下部はカプセルから出た怪物の様子を見ていた。その時。

怪物「ウウウウウウウウゥゥゥゥッ」

怪物は口から火炎を吐いた。

これを見た人々はさらに恐怖し、悲鳴をあげる。

その火炎はまだ一人も浴びていないが。

日下部「か、火炎を吐きました!!」

大神の声『もはや人ではないと見えるけ!!

被害が出る前に、麻酔弾を使え!!』

日下部「はいっ!!」

日下部はバルガンから麻酔弾を発射。怪物はその弾を受けて、倒れる。

怪物「ウウウウゥゥゥゥッ」 日下部「せ、成功です・・・。」

大神の声『よし。そのままBAR基地へ運べ。詳しく研究してみよう。』


灰間と福崎は、ある民家の前に来た。随分と貧しそうな感じだ。

福崎「ここが俺の家だ。」

灰間「それで、ここで俺に何をして欲しい?」

福崎「いや。もう良い。家の中は安心だ。まあ、

親が酷くなけりゃ良いけど・・・・。あと、一つ言っておく。

学園に行く前はまずはこの俺んちに来て、俺を迎えに来い。良いな?」

灰間「わかったよ。じゃ、また会おうな。」

灰間は走り、福崎のところから去った。


日下部は処理班に倒した怪物をBAR基地に運ばせ、

緒川たち科学者たちに研究をさせていた。

怪物は今でも眠っていて、カプセルの中で、

身体中をコードに付けられている。

大神「これがカプセルから出た怪物か・・・。」

緒川「怪物から確かに、人間と同じ生体反応とエネルギーがあります。

まるで、人間が怪物になったみたいだ・・・・。」

上川「・・・・っ!?よく見れば、この怪物・・・。ジャミラと似ている!!」

大神「ジャミラだと!?あの被害者の事か・・・!?」

叶野「被害者とは・・・。どう言うワケです?」

大神「ふむ。

諸君は60年代で出現したジャミラと言う怪獣を知っているだろう。

そのジャミラは、実は一人の人間だったんじゃ。」

日下部「えっ!?あ、あの怪獣は・・・元人間だったのですか!?」

隊員たちは怪獣であるジャミラが元人間である事に驚く。

大神「宇宙飛行士だったジャミラは、

事故によって水のない惑星に不時着し、

その惑星の環境に適応して体が変異し、あの姿となったんじゃ。

それで、彼は怪獣となってしまい、人間を襲っていたんだ。だが、

そのジャミラと全く同じ姿を持つ奴が現れたとは、少し驚いた・・・!」

上川「もしかして、

あの水のない惑星に来た人が他にもいたんじゃないでしょうか!?」

緒川「宇宙パトロール隊からの情報によれば、あの水のない惑星には、

強烈な異常変異エネルギーに満ちています。恐らく、

それが原因であるかと思われます。」

日下部「では、この怪物も、元宇宙飛行士なのかしら?」

緒川「その詳細も詳しく調べています。しばらくは・・・。」 

その時、灰間が入って来た。

灰間「すみません・・・!遅くなりました・・・。」

日下部「遅いわよ!!灰間!!!」

つづく

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ゆー1
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35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
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学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
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