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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョー「よしっ!!」

バンジョーはカズーイの言葉に賛成し、グランティと名乗るサルどもと戦闘にかかる。

コンガの手下「ウキー!!」 「ウッキー!!!」 「キャー!!」

コンガの手下たちは飛び出して、バンジョーに襲い掛かる。

バンジョー「はっ!!たあっ!!」

バンジョーは向かってくる二匹にそれぞれ一発パンチをお見舞いした。

コンガの手下「ウギ・・・・・・ッ!!」

二匹が倒れたが、他の数匹が鳴き声をあげながら、バンジョーに向かって飛びかかる。

バンジョー「行くぞ!!」

バンジョーもコンガの手下たちの方に走った。一匹が拳を振り上げるが、

バンジョーがその一匹の顔面に素早くパンチを打つ。

「ウキキー!!」

カズーイ「キキツキアタック!!!」

三匹がバンジョーの頭上に飛び掛るところ、カズーイがその三匹にキキツキアタックをお見舞いした。

三匹は倒れた。しかし、またもコンガの手下の一匹がバンジョーにキックをお見舞いしようとした。

「ウギーッ!!!」

バンジョー「ぐっ!!!」

バンジョーは横顔を蹴られた。しかし、その痛みに耐え、攻撃を仕掛けた一匹を殴り飛ばした。

バンジョー「とああぁぁぁっ!!!」   「ウギィー・・・・・・!」

カズーイ「えぃっ!!バンジョー!!」

カズーイが別の一匹をくちばしで突き飛ばした後、すぐにバンジョーの名を叫ぶ。

バンジョー「うん!とう!!」

バンジョーはカズーイの声に応えたように返事。手下をキックで倒し、後ろの方に下がった。

バンジョー「ローリングアタック!!!」

バンジョーはローリングアタックを繰り出し、目の前の手下どもを攻撃した。

コンガの手下「ウギイイイイイィィィィィィィ!!!!!!」

コンガの手下たちはバンジョーのローリングアタックによって、次々と吹っ飛ばされた。

バンジョー「やった!!」

カズーイ「待って!バンジョー!あれ!!」

バンジョー「む!?」

カズーイが羽根を伸ばした方向をバンジョーが見ると、そこに、一匹の手下が窮地のまま生きていた。

カズーイ「あのたちの悪いサルに吐かせましょ。」

バンジョー「うん。」

バンジョーは倒れていながら息をするサルに近づくと、カズーイがそのサルの顔に近づいて、叫んだ。

カズーイ「ちょっとぉ!!チューティはどこなのよぉ!!!?」

コンガの手下「ウキッ!?し・・・・知らん・・・・・。」

カズーイ「とっぼけんじゃないわよ!!あんたたちグランティがチューティをさらってでしょ!!?」

コンガの手下「チューティ?知らん・・・・・俺は知らない・・・・・・!」

バンジョー「いや、君たちがさらったはずだ!!グランチルダは僕の妹をさらったって、

ボトルズから聞いたんだ!!!そして、奴は自ら僕たちに宣戦布告したんだ!!!」

コンガの手下「く!・くっ・・・・くくくくく・・・・・!あの方は神出鬼没でね・・・・・・・!

我が上司は、我々の知らないところでひっそりと自分の考えた行動を行っているのだ。」

バンジョー「そうか・・・・・・・・。」

そこに、ボトルズが近づいて手下に問いかけてきた。

ボトルズ「確かにチューティはあなたたちの上司に拉致された事はわかっています。

彼女はどこに閉じ込めたんですか!?」

コンガの手下「知らねぇなぁ・・・・・・。だが・・・・・・そいつはここにはいないぜ・・・・・・!!

詳しくはコンガ様に聞いてみなぁ・・・・・・・・ウキィ・・・・・・・・。」

コンガの手下はそろそろ限界のためか意識を失ってしまい、眠ってしまった。

バンジョー「・・・・・・・これ以上は言えない様だ。」

カズーイ「でも、そのコンガってのは一体・・・・・・。」

ボトルズ「知ってます。辞書によれば、コンガはかつて、ファイナリック・ミレニアム・バトルで、

グランティに所属して、謎の溶解兵器であらゆる命を奪った大男ですって。」

バンジョー「コンガ・・・・・・・!!すると、あいつがグランティの大幹部・・・・・・・!」

ボトルズ「いえ、コンガは単なる戦闘隊長に過ぎません。それに幹部は一人だけではありません。

グランティには数々の強者がいて、彼らこそが大幹部の集まりなのです。

数々な特殊な能力を持つ部下をも含め、数億の戦力を持っています。」

カズーイ「す・・・数億ですって!!???」

バンジョー「か・・・・勝てるのかな・・・・・・。」

カズーイが目が飛び出そうに驚き、バンジョーが不安そうに静かに言った。

ボトルズ「ただし、その数億の戦力はかつてのファイナリック・ミレニアム・バトルによって、

犠牲者が続出し、半分は失ったはずです。」

カズーイ「なるほどっ!じゃあ、まだチャンスはあるはずね!!」

ボトルズ「そうです!グランティが何かしないために、チューティを・・・・・!!」

バンジョー「助け出そう!!!」

バンジョーは元気を出して、叫ぶ。ボトルズやカズーイも笑顔になる。

ボトルズ「その意気です!」

カズーイ「行きましょ!!」

バンジョー「うん!!」

バンジョーたちは走っていった。しかし、そんな彼らを遠くの木の裏から見た者がいた。

その者の正体はチンピーだった。彼は怯えながら呟いた。

チンピー「すごい・・・・・・・。あの怖そうなコンガの手下を全部倒しちゃった・・・・・・・。」

一方、別の森ではローブの少年が倒れていた。そこに、ローブの少女が彼を見つける。

ローブの少女「っ!!?」

ローブの少女は焦って少年に駆け寄る。

ローブの少女「大丈夫!!?」

ローブの少年「ん・・・・・ううう・・・・・・・。」

ローブの少年は少女の声に応え、起き上がった。

ローブの少女「・・・・・・・まさか、あの不死の魔術師に・・・・・・・。」

ローブの少年「ああ・・・・・あいつは・・・・・恐ろしいほど強い・・・・・・・!

今の我々では勝てないだろう・・・・・。いつ奴が動くかわからない。」

ローブの少女「うん・・・・・・早くあいつを止めなきゃ・・・・・・・!!

それに、ティッカー族とグラブリン族がまた戦争する気よ。」

ローブの少年「ちっ!!またか・・・・・・。厄介な事になる前に・・・・。」

ローブの少女「いったん・・・・逃げた方がよさそうね・・・・・・。」

ローブの少年と少女は走った。彼らは今、この山を去ろうとするのだろうか?

一方、ベスはティッカー族と戦闘していた。

ベス「うおおおおぉおおおぉぉぉぉぉお!!!!」

ベスはヤリを振り回して、複数のティッカーを叩き落した。

ティッカー「うぎいいいぃぃぃぃぃ!!!!!」

ベス「はああああぁぁぁっ!!!」

ベスはヤリで、ティッカーを刺し、彼をそのまま木に叩きつける。

叩きつけられたティッカーはその反動で体が粉々に砕ける。

ティッカー「があああぁぁぁぁぁっ!!!」

ベス「うがっ!!!」  ガブウゥゥゥッ

ティッカーがベスの右肩を噛み付いた。ベスは激痛のあまり、膝をつく。

ベス「ぐ・・・・ぬううう・・・・うっ!!!」

ベスは片方にヤリを必死に持ち、それで敵の目を突き刺した。

ティッカー「ぎゃっ!!」

ティッカーは目を刺されたため、ベスや目を刺したヤリから離れ、倒れた。

ティッカー「ちいい・・・・引き上げだ!!!」

残りのティッカーたちはベスから逃げた。

ベス「はぁ・・・・はぁ・・・・なんとか倒したか・・・・・!しかし、あの少女の言うとおり・・・・・。

ティッカーの奴らが俺たちの村を攻めるのだろうか?念のため村に戻ろう・・・・・。」

ベスは村に戻ろうと歩く。だが、先ほどの傷による苦痛で、右肩を抑え、ゆっくり歩いた。

そんな彼の背後に謎の青い牛(バッファロー)が睨んでいた。

バッファロー「・・・・・・・・・・・・。」

謎のバッファローは突然、ベスの後姿から目を反らし、後ろの方向に走った。

一方、バンジョーとボトルズは歩いていた。

しかし、バンジョーの脳裏にまたも謎の声が聞こえる。

謎の声『ドクロヲ―――――ワガモトヘ――――――。』

バンジョー「っ?誰だ!?」

バンジョーは何者かに声をかけられ、思わず声を出した。

カズーイ「どうしたの?」

バンジョー「いや・・・・何も・・・・。」

ボトルズ「空耳でも聞いたのですか?」

バンジョー「・・・・・まあ、そうかも・・・・・。(・・・・・・・・・。)」

つづく

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