不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。
あと、動画も公開する予定です。
桜&あかり「っ!!?」
二人は突然の光次郎の言葉に体に電撃が走った。 光次郎「そうだ。あれは2年前・・・・・僕のお誕生日・・・・・・。 家族でデパートに行こうとした。僕の欲しがったプレゼントのためにね。 ところが、謎の雷撃が僕の家族を奪ってしまった。」 光次郎の脳裏に、突然放たれた雷撃、そして、それの犠牲となった両親の死骸が浮かび上がった。 あかり(知ってる・・・・・・サンダーフェイズが・・・・・・!) 桜(私たちSSPが目撃した事ある・・・・・ジャンボ・ロイドの仕業で、光次郎くんは・・・・・!!) あかりと桜は光次郎の家族を奪ったのがジャンボロイドだと知って、 悔しさや悲しみ、怒りを混ぜたような表情を表していた。光次郎はそれを見て、怯える。 光次郎「あ・・・・の;怒ってる?」 あかり「あ、ごめんなさい。全然怒ってませんよ。」 桜「光次郎君を責めるわけないじゃない。」 二人はそう言われて、慌てて笑顔を見せた。光次郎はほっとして、話をつづけた。 光次郎「・・・・・それから僕は家で一人だけの生活を送っていた。 ご飯も作れず、まともに掃除できない。生活のサポートはいつも桜ちゃんたちに任せた。 でも、僕はそのたび、思った。彼女たちに迷惑をかけてしまっているんじゃないかと。」 桜「ううん。私、本当に光次郎君の事思ってやっていたのよ。」 光次郎「そう。でも、一人ぼっちの生活は過酷だった。 弓道部の奴らが時々、僕の家にやってきて、自分勝手にやってて僕は本当に迷惑した。 金も奪われたけど、桜ちゃんが僕に金をあげたんだ。それも大金・・・・・。」 あかり「そうですか?桜さん。」 桜「はい。私、可哀想な人・・・・ほっとけないんです。」 光次郎「それから、一年・・・・・切ない日々を送り続けた僕に、あなたが来てくれた。」 光次郎はあかりに指を指した。 あかり「はい。私は、あなたを保護するために、この家に留まる決意をしました。」 光次郎「なんで?」 あかり「え?」 光次郎「なんで僕なんか守るの?僕は・・・・・あなたが来るなんてちっとも思ってなかったのに・・・・。 でも、こんな駄目な僕の保護をしてくれている事は感謝してるよ。でも、一つだけ欠点ができた。 恋人となるはずだった真奈美ちゃんの死、桜ちゃんの恐るべし秘密、 そして、ジャンボ・ロイドの存在・・・・・・・・・。僕は真奈美ちゃんを殺したジャンボ・ロイドを・・・・・・、 仇として殺した。この弓矢で・・・・・・・!!」 光次郎はそう言って、どこからともなく矢を持ち、不安の表情の二人に見せる。 あかり「こ・・・・・光次郎さん・・・・・・!?」 桜「やっぱり・・・・・君だったんだね・・・・・・。」 光次郎「え?」 桜「私、思ってたの・・・・・ジャンボ・ロイドを刺した矢・・・・あれは、光次郎君がやったんだって?」 光次郎「さ・・・・・桜ちゃん・・・・・?」 桜「今度は、私の番ね・・・・・・・・私ね・・・・デス・ナイトの子だったの。」 あかり&光次郎「!!!!!????」 二人は桜の悲しげな声と衝撃な言葉によって、体に電撃が走った。 桜「私は幼い頃、周りの人と同じような普通な平凡な毎日を送っていた。でも、それはつかの間だった。 両親は実は、デス・ナイトの一員だったの。両親は私をデス・ナイトの戦士として、 スパルタな教育を受けて、幼稚園以外はどこにも行けなかった・・・・・。」 光次郎「そんな・・・・まさか・・・・桜ちゃんが・・・・・・?」 桜「でも、そんな私を支えてくれる人がいた。その人は私のお姉さんだった。 お姉さんは私に優しくしてくれた。でも、お姉さんは私が拉致させる時から急に、 どこかに消えちゃった。お姉ちゃんのいない虐待の日々を受けていた。 私は我慢の限界で、デス・ナイトを抜けた。」 あかり「・・・・・・自分たちの子供を巻き込むなんて・・・・・!」 二人は桜の過去話を聞いたため、不安な表情とともに、目から涙が出つつある。 桜「それでも、過酷な生活は長く続いた送っていた。帰るところの私には、 入れてくれる家はなかった。友達もいなかった。何も食べれなかった。 でも、そんな私を受け入れてくれる人がいた・・・・・・。」 光次郎「そ・・・・・それは・・・・・・?」 光次郎とあかりはごくっと息を飲んだ。 桜「・・・・・・SSP日本支部第6分隊現隊長・春日智美。」 あかり「え・・・・SSPの人に!?」 光次郎「まさか・・・・・桜ちゃん・・・・・・!!」 桜の過去、町に雨が降り注いだ。その雨に寂しく打たれる幼い桜が一人泣いていた。 幼い桜「うっ・・・うう・・ううっ・・・・おねえ・・・・ちゃぁん・・・・・う・・・・。」 そんな桜の前に、一人の若い女性が手を差し伸べた。その人こそが隊員時代の春日である。 桜は春日に拾われ、彼女の家にいた。 春日「もう少しで風邪引くところだったよ。でも、よかったね。」 桜「・・・・・・はい・・・・・・。」 春日「あなた、名前は?」 桜「・・・・・月野・・・・・桜・・・・・・・。」 春日「月野桜・・・・・月の桜ってわけね。親は?」 桜「・・・・・・・父さんと母さんはデス・ナイトという変な組織の人たちだったの。」 春日「なんですって!!?」 桜「っ!?・・・ご・・・・ごめんなさい・・・・・・。でも、私・・・・そんな組織・・・嫌いだった・・・・・・。」 春日が大声出したため、桜は泣きそうになる。しかし、春日は優しい笑顔で桜を抱きしめる。 春日「・・・・じゃあ、ここに住んでいいよ。」 桜「え・・・・・・?」 春日「・・・・・私・・・・子供が大好きで・・・・・・。それに、デス・ナイトの犠牲者を見逃せなくて・・・・・・。 今日から私はあなたの親よ。ずっと側にいてあげる。ずっと守ってあげるから・・・・・・。」 そして、現在。桜は涙を流しながら語り続ける。 桜「彼女がまだ隊員だった頃、7歳くらいの私を家に入れてくれた。 彼女は私の事を面倒を見てくれた。行きたいところは連れてってくれた。 私は春日隊長と優しい時間を送り、小4の頃、光次郎くん、あなたと出会った。」 光次郎「だから・・・・君は優しかったんだね・・・・・・。」 桜「でも、もし春日さんがいなければ、デス・ナイトに戻って、悪の戦士になったところね・・・・。」 光次郎「でも・・・・君は・・・・・・・優しいから、友達が・・・。」 桜「うん。でも、私はただ、優しいだけじゃない。私が小6の頃、 春日さんが隊長になったの。そして、私も自らすすんで、隊員となった。 それに、私はそれまで・・・光次郎君に出会う前は友達一人もいなかった・・・・・。 そして、私はSSPの隊員として、孤独な戦いを続けた。人も大勢、殺した・・・・・・・・。 仲間はいっぱい死んだ。私はいつも孤独だった。でも、友達は少しだけ増えた。 理子ちゃん、野沢さん、清水さん・・・・・それくらい・・・・・・。 それでも・・・・・私は・・・・・・・・・・・・。」 光次郎「うっ・・・ひぐっ・・・・うえ・・・ううう・・・・・・・。」 光次郎はとうとう桜のあまりの辛い過去に泣き出した。 桜「こ・・・・光次郎くん・・・・・・・・。」 あかり「光次郎さん・・・・・・・。」 光次郎「知らなかった・・・・・桜ちゃんが・・・・・・・・あんなに可哀想だったなんて・・・・・・。 それにわかった・・・・・やっぱり・・・・桜ちゃんが・・・・SSPの隊員だって・・・・・・・・。」 桜「私も・・・・・・光次郎君が戦っているなんて・・・・思わなかった。いえ、思いたくなかった・・・・・!」 光次郎「桜ちゃん・・・・・・これからも・・・・・・・僕たち・・・・・・・!!」 桜「うん・・・・・守ってあげるよ・・・・・光次郎君が辛くなったら私がなんとかしてあげる・・・・・・!」 光次郎「桜茶ちゃああああああぁぁぁぁん!!!!」 桜「光次郎くううううぅぅぅぅぅぅぅん!!!!」 光次郎と桜は抱き合って泣き叫んだ。あかりも同情して泣き崩れた。 あかり「ううっ・・・うう・・・あああっ・・・・・あう・・・・・・・・。」 桜「ごめんなさい!ごめんね!!今まで黙って・・・・・・・。」 光次郎「僕も・・・・・疑ってごめん・・・・・でも・・・・ずっと友達でいようね・・・・・・。」 一方、高町邸の前に、アドゥス・サイルドとガンズ・スライドがいた! アドゥス・スライド「みーつけた♪た・か・ま・ち。ここに違いないわ。」 ガンズ・スライド「だが、奴(マリオネット・ライター)は危険な力を持っている。 ジャンボ・アップして一気に勝負を決める・・・・・・・・!!」 高町邸 ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・・ 和室が急に揺れだした。3人はこれに驚き、慌てる。 桜「きゃっ!!?こ・・・・これは!?」 光次郎「まさか・・・・・・・・・!!」 あかり「ジャンボ・ロイド・・・・・・・・・・!!」 光次郎と桜は外に出た。すると、二人の前に巨大な姿となった、二大ジャンボ・ロイド。 アドゥス・サイルドとガンズ・スライドが現れた。 アドゥス・サイルド&ガンズ・スライド「・・・・・・・・・・・・!!!!」 光次郎「ジャンボ・ロイドが二人!!?」 桜「くっ・・・・・・・!!月野より、第6分隊へ!月野より、第6分隊へ!!」 アドゥス・サイルド「あなたが高町光次郎ね!?たっぷりおしおきしてあげるわ!!」 ガンズ・スライド「SSP・・・・いや、デス・ナイトの裏切り女!死んでもらう!!!」 あかり「ライトニング・メタモルフォーゼ!!!!!」 あかりは誰もいない和室でマリオネット・ライターに変身した。 マリオネット・ライターは光のジャンプで高町邸から一瞬に現場に到着した。 アドゥス・サイルド「出たわね?マリオネット・ライター!私の鞭で気持ちよく死になさい。」 マリオネット・ライター「この二人に悲しい思いをあたえたあなたたちを許さないっ!!!」 ガンズ・ズライド「ほざけ!!我が組織を裏切った分際で!月野桜と同じように!!」 マリオネット・ライター「くっ・・・・・・・・・!!」 マリオネット・ライターは怒りに任せて走った。しかし、アドゥス・スライドが彼女に鞭を打つ。 アドゥス・スライド「・・・・・・・・・・!!」 パシィ マリオネット・ライター「うわ!!」 マリオネット・ライターはいきなり鞭を打たれ、ひるむ。 ガンズ・スライド「・・・・・・・・・・・・・!・・・!!」 ガガガガガガガガガガ さらに、ガンズ・スライドがマリオネット・ライターに無数の弾を撃った。 マリオネット・ライター「・・・・っ!?えっ!!!」 マリオネット・ライターはジャンプして、敵の無数の弾を避けた。 つづく PR |
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