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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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光次郎「実は、僕も・・・・赤ちゃんの頃、何をしたかわからなくて・・・・・・幼稚園児の時から、

ちょっと知能を持てた。でも、その程度じゃだめで、いつも周りの人にいじめられた・・・・・・。」

あかり「・・・・・・なんか・・・・可哀想ですね・・・・・・。」

光次郎「可哀想でいいさ。今の僕はさらに可哀想な女の子を虐めたい気分を持っているさ・・・・・・。」

あかり「・・・・・・でも、あまり、人を傷つける事は・・・・・。」

光次郎「いや、僕はもう・・・・・・・・・。」    ピンポ―――――ン

その時、玄関のチャイムが鳴った。

あかり「あ・・・・・・・。」

光次郎「僕がいってくる!」

あかり「はい。」

先にいこうとするあかりを止めた光次郎は玄関の方に来た。そこのドアから、桜が入ってきた。

桜「おじゃまします・・・・・・。」

光次郎「あ!君は!!!?」

光次郎が驚くのは当たり前の事だ。自分が気になっていた桜が自信の家に来たからである。

桜「えへへ・・・・・来ちゃった・・・・・・・・。」

光次郎「ど・・・・・どうして・・・・・?」

桜「実は・・・・・・・。」

頷きあう二人のところにあかりが来た。あかりは桜を見て、彼女に声をかけた。

あかり「あら。あなたは・・・・・・・。」

桜「あ・・・・・・・・・。」

3人は和室に来て、桜は光次郎に何をしているかと聞いた。光次郎は今やるべき事を語った。

桜「そうだったんだ・・・・・実は、私も自分の昔の事・・・・光次郎くんに伝えたくて・・・・・。」

光次郎「桜ちゃんも・・・・・・。あかりさんはどう思う。」

あかり「・・・・・桜ちゃん・・・・・ですよね?じゃあ、聞かせてください。」

あかりはにっこりと答えた。

桜「光次郎さんのメイド・・・・・・にこにこで優しいね。」

光次郎「いや・・・・・僕もあかりさんの事・・・・まだわからないんだ。」

あかり「ごめんなさい。サンダーフェイズ事件でいきなり、あなたの家に入り込んで・・・・。」

光次郎「いや、今はいいさ。」

あかり「うふふふ・・・・・。っ?」

あかりは桜の顔を見た。桜は一瞬、悲しげな表情を表し、目から一粒の涙が出る。

あかりは少し驚き、悲しみを感じて、辛い表情を表す。

桜「・・・・・・・光次郎君・・・ちょっとアルバム開いてくれる?」

光次郎「うん。いいよ。」

一方、アドゥス・サイルドとガンズ・スライドは秋田町に来ていた。

しかし、巨大化はしていない。

ガンズ・スライド「マリオネット・ライターめ・・・・・・!光次郎とやらの少年を保護してなんになる?」

アドゥス・サイルド「まあ、私はその少年を可愛く虐めたいけど?」

ガンズ・スライド「私は殺す・・・・・・・。この機関銃でじわじわ撃ち、のたうちまわさせるさ!」

アドゥス・サイルド「うふ。素直じゃないのね。」

ガンズ・スライド「お前のそのショタコンはなんとかならんのか!」

アドゥス・サイルド「そっちこそ、殺す癖、どうにかしたら?」

ガンズ・スライド「何を言う。それが、我々ジャンボ・ロイドの生きがいだろう?」

アドゥス・サイルド「では、高町光次郎を探しましょう。看板に苗字の名が書かれているから、

そこで見つければいいわ・・・・うふふふふふふふふ・・・・・・・!!」

高町邸・和室

光次郎「僕が幼稚園の頃ね、いつも怖そうな子に虐められていたよ。

それで、僕は泣いた。大事な物も奪われたよ。」

光次郎は、幼稚園でよく上の子供たちに叩かれたりしていじめられていた。

その時の彼はよくないていた。家で、母や父によく怒られるが、たまに慰められる事もあった。

桜「慰めてくれる人はいた?」

光次郎「いなかった・・・・・・でも、一度だけ、一人だけいたんだ。」

桜「一人だけ・・・・・?」

あかり「なんですか、その子は?」

光次郎は昔の出来事を思い出す。昔の泣いている彼の目の前に一人の少女が手を差し伸べる。

光次郎は少女を見るが、その少女の顔は夕日の光で見えないか、わからなかった・・・・・。

光次郎「・・・・・・あの時、小学生くらいの女の子が、僕にハンカチをくれて、慰めてくれたんだ。

その子がなんなのか・・・・・まだわからない・・・・・。」

桜「・・・・・・・・・・・・。」

桜は辛い表情で、何かを隠しつつあるように見せた。

光次郎「どうしたの?」

桜「ううん。なんか・・・・・私と似てるね・・・・・・・。

私だって、幼稚園の頃、よく泣いてて、その時、お姉ちゃんが私の頭を撫でてくれて・・・・・。」

光次郎はアルバムのページを開く。今度は小学生の頃の写真だ。

あかり「まあ。この光次郎君も可愛いですね。」

光次郎「そう・・・・・・。これが、小学生の僕だ。その頃の僕も・・・・まだ泣き虫だった。

最近は同級生だけじゃなくて、中学生にも虐められたよ。」

桜「・・・・・・やっぱり、大人は子供に容赦しないのね・・・・・・。」

光次郎「・・・・・!?・・・・そうだね・・・・・・・。高校生は中学生に、

今の僕たち中学生は小学生に残酷を教えているかも知れない・・・・・・。」

桜「でも・・・・・あたえられるのはそれだけじゃない。それは・・・・・・優しい心だよ。」

光次郎「そうだね・・・・・でも、僕に優しい心は・・・・・・・・。」

桜「あるよ。今の光次郎くんなら・・・・・・・。」

光次郎はそれを聞きながら、アルバムのページを開く。小学生の頃の桜もいる写真がある。

あかり「まあ。可愛い女の子ですね。」

桜「あは。これ、小学生時代の私だ。」

光次郎「そう。覚えている?小学4年生の頃・・・・・・・・。

僕はその頃でも、いじめられて、そのまま絶望の日々が続くかと思いきや、

天使が現れたんだ・・・・・・・・。」

桜&あかり「天使・・・・・・・?」

光次郎「君だよ。桜ちゃん。そして、今、亡くなった真奈美ちゃん・・・・・・・・。」

光次郎は昔の光次郎、桜、真奈美の三人の笑顔の写真の指を指しながらそう言う。

桜「くすくすw私・・・・そんなに天使じゃないわよ。」

桜はふざけて言ってるんじゃないかと思って笑っていた。

あかりも笑いながら、光次郎の意見に賛成。

あかり「いえ、あなたは今でも天使ですよ。」

3人は笑いあっていた。だが・・・・桜は心では悲しそうな気持ちを持っていた。光次郎も・・・・・・・。

光次郎「ふふ・・・・・桜ちゃんや真奈美ちゃんはその頃からとても優しくて、

いつも僕の側にいてくれた。いつも3人だったんだ。その一人、真奈美ちゃんが・・・・・・・。」

桜「今はジャンボ・ロイドに殺されて死んだのね・・・・・・・。」

光次郎「僕にとって真奈美ちゃんはとっても大切な人だったんだ・・・・・・。

いつも、悪い人から僕を守ってくれた。時々、僕にプレゼントをくれた。」

桜「私も・・・・・昔、真奈美ちゃんに慰めてもらった事あるわ。」

あかり「でも、その人は・・・・・・もう・・・・・・・・。」

あかりがそう言うと、桜と光次郎はとっても暗いムードに包まれた。

あかり「あ・・・・・・;すみません・・・・・・・orz」

光次郎「・・・・・いいよ。もう・・・・・しょうがないから・・・・・・。」

あかり「本当にすみません。ただし、私がちゃんと私を守って差し上げますから。」

光次郎「うん。頼んだよ。今は、聡子さんや榊くんもいるから。」

桜「・・・・・・・守ってくれる人・・・・・増えたんだよね、中学生に入ってから・・・・・。」

光次郎はアルバムのページを開いた。今度は中学部の入学式の写真があった。

光次郎「ああ。僕たちは中学生に入った・・・・・・・・。僕たち3人は仲良しだった。

でも、部活を弓道部にしてからが残酷だった。高等部の人たちは厳しすぎた。」

光次郎は部活のメンバーの集合写真を見せる。

桜「・・・・・どうして、弓道部にしたの?」

光次郎「・・・・・強くなりたいと思って・・・・・・・。でも、格闘技ではすぐ敵の反撃で痛い目に会うから。

遠くから、見えないところから、攻撃してやりたい。そう思って弓矢の練習を・・・・・・。

あははははは。僕、卑怯者だよね・・・・・・。」

桜「ううん。これも戦い方って言っていいんだよ。光次郎君は悪くないよ。」

光次郎「そうか・・・・・・。話は変えるけど、パソコンでネットできるようになったのもこの頃だった。

小学生では、ゲームよくしたよ。あまり一緒に遊んでくれる人いなかった。

当時は外でみんなと遊ぶ事なかった。僕は弱虫だからね・・・・・・・。」

桜「私も・・・・・・・・・。」

光次郎「そう・・・・・・。・・・・・・でも、2年生になってから・・・・・悲劇が起こった・・・・・・。」

あかり「・・・・・・・・・・・・・。」

桜「何?悲劇って・・・・・・?」

光次郎「この家には両親はいないってわかるよね?」

桜「うん・・・・・・・・。」

光次郎はページを開き、お葬式の写真を見せた。写真には、光次郎一人だけだった。

光次郎「僕の父さんと母さんは・・・・・・・去年、謎の雷撃によって死んだ・・・・・・。」

つづく

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