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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリス「に、逃げた・・・・!?」

シャドー「いえ、奴は始めるつもりよ・・・!」

モモ「何を・・・・・!?」

シャドー「ヴァルアロスの言う通り、使途は数人いる。

特にヴァルアロスは、破壊を好むから破壊使途と呼ばれているわ。」

コリス「破壊使途・・・・。でも、僕はヴァルアロスは許せない。

どんな奴だろうと、シャドーさんを絶望に陥り、

ゴダルを殺し、

その夢を踏み躙った奴を許してはいけないんだ・・・・!!」

シャドー「コリス・・・・・。」

モモ「どう?私の自慢の弟。彼はとても熱い心を持って、

誰よりも優しいのよ。コリスはね、あんたのために戦うつもりよ。」

シャドー「私の・・・・ため・・・・?」

シャドーはコリスを見つめる。彼の姿では、

美しくも熱き眼差し。敵に向けたいがために強く握る拳。

コリスはヴァルアロスを倒す事はもちろん、

シャドーとゴダルの無念を晴らそうと言う事も望んでいるのだ。

あの敵であった二人の無念を・・・。

シャドー「・・・・・コリス。」 コリス「っ!シャドーさん・・・。」

シャドーに呼ばれたコリスは表情を和らげ、彼女に方に向く。

シャドー「・・・・何故、私を助けてくれたの?どうして・・・・。

私のために戦うの?」

コリス「それは簡単ですよ・・・・。」

シャドー「・・・・・っ?」

コリス「あなたはもう・・・悪の使者ではないからです。あなたはただ、

利用された。それに、ただこの世界を夢の国に満ちた世界に、

戻したかった・・・。それだけですよね・・・・?」

シャドー「・・・・・ええ。」

モモ「コリスは、悪人以外には殺意を向けないわ。だから、

あんたを悪人ではないと見抜いて、助けたのよ。」

シャドー「コリス・・・・・。でも、私はこれまで罪を・・・。」

モモ「だったら、償えば良い!

償うだけで、きっと皆も許しれくれるよ!」

シャドー「償うだけで・・・。モモちゃん、コリス・・・。」

シャドーは二人の優しさに触れて、涙目になりそうである。

コリス「あなたは悪くない。夢の国の皆さんだって、

きっと許してくれます。だから、あなたは安心して・・・・・。」

コリスが発言を続けようとした、

その時。彼の腕のシーバーが鳴り出す。

コリス「っ!!こ、こちらコリス!!」

サキ『大変よ!!アリゾナ79地区で、使途が現れたわ!!』

コリス「な、なんですって!?姉さん・・・・!!」

モモ「ヴァルアロスめ・・・!力を見せると言うのは、

この事だったなんて・・・・!!コリス!ワーピルで基地へ戻って!!」

コリス「はいっ!!」 シャドー「私も行くわ!!」

モモ「いえ。あんたはもう戦えないでしょ・・・?」

シャドー「それでも・・・見届けたいの!彼の・・・・コリスの、

戦う姿を・・・・っ!本当に私のために戦ってくれるか・・・!!」

モモ「・・・・わかったわ!!行くわよ!!!」


アリゾナの街で、空から何者かが落ちて来た。

それはヴァルアロスだった。

ヴァルアロス「グアアアアアァァァァァァァ」

ヴァルアロスは着地するつもりだったが、偶然にもビルを踏んづけて、

そこが崩れて爆発して、その炎に巻き込まれた。だが・・・。

ヴァルアロス「グルルルルルルルルル・・・・・」

使途は生きていた。そう。ヴァルアロスは最初から、

ビルを踏み潰すつもりだった。炎の中でヴァルアロスは語りだす。

ヴァルアロス『聞けィ!!愚かな人間共よ!!!我はヴァルアロス!!

破壊使途・・・ヴァルアロスなり!!人間共よォ!!今日で、

お前らは絶滅する時を迎えるのだ!!!

この我の制裁によってなァ!!!』

街の人々「か、怪獣だああぁぁぁぁ!!!!」

ヴァルアロスの言葉を聞いた人々は怯える。逃げ出す人も多くいる。

ヴァルアロス『人よォ!!我を何と心得る!?我は使途なり・・・!

皆の者・・・我に従い、死滅せよおおぉぉぉぉ!!!

歯向かう者には地獄の苦しみを与えてくれるうううぅぅぅぅ!!!!』

ヴァルアロスはそう言って、暴れ始めた。

ヴァルアロス「グオオオオォォォォォ」 使途は左手の刃物で、

次々とビルを切り裂いて、町並みを燃やした。その間に、

逃げ惑う人々を見たヴァルアロスはにやりと笑みを浮かべる。

ヴァロアロス『人よ。何故、逃げる?

もはや命は失わんっつーのに・・・。』

ヴァルアロスは口から吐息を吐いた。その吐息が緑色のガスとなり、

そのガスが人々を包んだ。すると、人々は突然、苦しみ出す。

人々「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・!!!!!!」

人々は激痛に苦しみ、やがて肉体が腐って崩れて行った。

ヴァルアロスの吐息は毒ガスとなり、人々を腐らせて殺したのだ。

ヴァルアロス「ガオオオオオオオォォォォォォォ」

そこへ、コプターラッシュとロードラッシュが駆けつけた。

コプターはイチゴとサキが。

ロードはテブリッシュとシュドーが乗っていた。

シュドー「くっそ!!

本当ならスカイラッシュでぶっ倒してやりてーのに!」

テブリッシュ「仕方がないんだ!!

シャドーが格納庫を破壊しちまったからな!!

修理には大分時間がかかる!!」

イチゴ「とりあえず、コリス君もZEROで来る!」

サキ「それまでに戦いましょう!シャドーの想いを汚した敵を!!」

コプターとロードがヴァルアロスを倒そうと向かう。

使途はそれを見る。

ヴァルアロス『ほう・・・。我の恐ろしさを知らぬ愚か者が来たか。

良かろう!!貴様たちに地獄に苦しみを与えてやろうぞォ!!!』

コプターはバルカンで、ロードは拡散レーザーで使途で攻撃した。

ヴァルアロス「グアアアァァァウ!グオオオオオォォォォォォォ」

使途は攻撃を受けるが、何故か効いていなかった。

シュドー「効いてねェ!?」 テブリッシュ「攻撃を続けろ!!!」

ロードラッシュは走りながら、拡散レーザーを連射する。

だが、ヴァルアロスには通用できず。

コプターラッシュも続けて攻撃する。

ヴァロアロス「ゴアアアアァァァァァァ」 荒ぶる使途は近くの建物を、

左手の刃物で破壊していく。その破片がロードの近くに落ちて、

ロードが急に止める。止まらなかったら危ない。

サキ「ショットバトラーを使います!!!」 サキは立ちあがり、

コプターの窓から、ショットバトラーの銃口を出した。そして、

コプターでサキが撃てるような方向をヴァルアロスに向ける。

そして、サキがショットバトラーを発射して、使途を攻撃する。

ヴァルアロス「グアアアアァァァァオオオォォォォ」

ヴァルアロスは少し効いたようだ。だが・・・。

ヴァルアロス『こんな物かァ!?人間の力と言うのはよォ!!!

次は私が力を見せてやろう・・・!次に強き力をな!!!』

ヴァルアロスは口から野太い光線を発射し、コプターを襲う。

攻撃を受けたコプターは爆発してしまい、墜落しようとする。

サキ「きゃああああぁぁぁぁ!!!!」 イチゴ「脱出だ!!!」

二人はパラシュートで脱出し、墜落したコプターが爆発した。

テブリッシュ「コプターがやられた!!」

シュドー「くそ!!この怪獣野朗!!!」 ロードが拡散レーザーで攻撃。

攻撃を受けたヴァルアロスは口からの光線でロードを襲う。

シュドー「や、やべっ!!」 テブリッシュ「脱出だ!!!」

二人はロードから降りる。そのロードが光線を受けて爆発した。

シュドー&テブリッシュ「うわあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

近くにいた二人は爆風に吹き飛ばされるが、死んではいない。

ヴァルアロス『ぎゃははははははは!!!

これが人間の力とやらかァ!?

ちっぽけなポンコツで我に歯向かおうとは、

ふざけるにも程があんだよ!!

この無能なるクソチビ共があああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』

ヴァルアロスはそう言って、大暴れをした。刃物で壊す事はもちろん、

毒の吐息で人々を殺し、光線一発で多くのビルを破壊した。

イチゴとサキは倒れていたシュドーとテブリッシュと交流した。

サキ「シュドーさん!!テブリッシュさん!!大丈夫ですか!?」

シュドー「ちきしょォ・・・!なんて強い奴だ・・・・っ!!」

テブリッシュ「だが、

ここで諦めては駄目だ!!地上から攻撃だ!!!」

イチゴ「コリス君もきっと来るハズだ!!」 そして、4人は走り出し、

暴れるヴァルアロスに対して、一斉射撃を開始した。サキだけが、

ショットバトラーで、他の3人はウルトラシューターであった。

ヴァルアロス「グォアアアアァァァァァァァ」

使途は攻撃を受けて、4人の隊員の方に向かう。4人は連射を続ける。

ヴァルアロス『こぉんなちっぽけな銃で我を倒せると思ってるのか?

ん??我は死なぬぞォ・・・!

お前らクソ人間が死ぬまではァ!!!』

攻撃を受けながら発言していたヴァルアロスは、

空から何かが来る事に気づく。

それは、スカイラッシュZEROであった。

つづく

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