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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンクリスタル   第35話・fake.mothers&child

3頭奇怪獣・エリザベス
幼鬼・マザリュース
冥界仮面・ゴダル
登場

交通事故事件を多数引き起こした怪獣バロン事件。

無数の宇宙船と共に地球を侵略しようと暴れるファエカーン星人事件。

これらの事件にそれぞれ異なる不思議な少女がコリスの前に立ちはだかっていた。

コリスは思っている。あの少女たちは一体何なのか?何のために何を企んでいるだろうか?

コリス「・・・・・・・あの少女たちは・・・・・。」   その時、見知らぬ声がコリスの耳に届く。

謎の声「コリスさあぁぁぁぁ~ん!」  その声は紛れなく男の子の声であった。

コリス「・・・・っ?あ、カワタ君。」  コリスは後ろを向き、男の子の姿を見る。

その子は白い服と赤いズボンをしていた。髪は金色で笑顔が可愛らしかった。

この少年こそが、カワタである。そして、今コリスがいるのは、何所にでもある教会の中であった。

カワタ「リムミンさんがご飯を作ってくれたよ。コリスさんの分のあるって。」

コリス「そうか・・・・。じゃ、行こうか^^」

カワタ「うん!」  こうして、二人はリムミンとやら人物のところへ行こうと、教会から出る。


教会から少し離れたとある建物。その建物は大きいが、少しだけ小さかった。

ここは、いわゆる施設と言って良いだろう。その施設のある部屋で、

コリスとカワタがテーブルに座っていた。ここは、キッチンと言っていいだろう。

そこに、スープの皿を2本持つ女性が入ってきた。その女性は、

白く長い髪をして、目が水色をしていた。その顔は優しい笑顔に満ちていた。

この女性こそが、リムミンと言う女性であろう。

リムミン「お食事の用意ができました。」

カワタ「わーい!ご飯だあぁぁ~っ。」  コリス「美味しそうですね。」

リムミンは二人のところに2つのスープを置く。

コリス「じゃあ・・・。さっそく頂こうか・・・・・。」  コリスがそう言いながら、スプーンを取るが・・・。

カワタ「待った!いつもの事、忘れたのかい?」  カワタがそう言い、コリスを止める。

コリス「え・・・・?ああ。そうだった。あの祈りをやるんだったね・・・・・。」

リムミン「ええ・・・・。そうですよ。・・・・・・我ら人に命を与えてくれた神よ。

再び我らに大地の恵みを与えん事を・・・・・。」  リムミンはそう祈ると、コリスやカワタも真似る。

コリスとカワタ「我ら人に命を与えてくれた神よ。再び我らに大地の恵みを与えん事を・・・・。」

リムミン、コリス、カワタ「頂きます。」  どうやらこれは、食事の前の祈りであるらしい。

教会では、あるところによれば、いつもこのような行為もするハズなのかも知れない。

コリス「さぁ!食べるぞ!!」  カワタ「うん!」

二人はスープを美味しく飲んでいた。ちなみに、このスープは何も入ってないらしい。

コリス「うん。このスープ、うまいね。」

カワタ「当たり前さ。リムミンさんの昼食は暖かくて優しい感じがして、素晴らしいんだぃ。」

コリス「そうか・・・・・。ん?リムミンさんは・・・・・食べないのですか?」

その時、コリスはそう思っていた。彼の言うとおり、リムミンは何も食べない様子で彼女の前には、

食物はおろか、何もないそうだ。リムミンは二人が食べているところを見ているだけらしい。

リムミン「・・・・・ええ。こうして、あなた方が美味しく頂ければ、私も満足です・・・・・。」

カワタ「リムミンさんは時々、食べないところもあるんだ。」  コリス「そう・・・・・・。」

リムミン「・・・・・では、パンも持ってきますので、先にスープを食してくださいね。

もうじき他の子供たちも来ますから・・・・・。」

カワタ「はーい。」   コリス「はい。」

リムミンは二人の返事をしっかり聞いて、部屋から出た。パンを持ってくるつもりだ。

その間にコリスとカワタはスープを美味しく食べている。

しかし、何故コリスがこの施設に来るようになったのか、それは3日前に遡る・・・・。


その頃のDGC司令室では、コリスがモモと会話をしていた。

コリス「ええっ!!?今日からあるところに行けですって・・・・!?」

モモ「そう。その名も、E45地区にある教会。その教会で働いているリムミンさんの、

お手伝いをしてもらうわ。彼女は身寄りのない子供たちを育てているそうよ。」

シュドー「光栄に思えよ。コリス。リムミンさんは噂では、優しくて美人なんだぜw」

テブリッシュ「彼女はずっと寂しい子供たちを一人で、一生懸命育てたそうだ。

そんな人の手伝いをしてやつのも、我々DGCの立派な仕事の一つだ。」

モモ「それに、あの教会から何か嫌な予感がするのよね。私の感によれば・・・・・。」

コリス「そうですか・・・・・。わかりました。これより、

E45地区の教会のリムミンさんのお手伝いに行きます。」

サキ「頑張ってね。コリス君♪」  イチゴ「君ならやっていけるよ。」

コリス「はい。それでは、行ってきます。」


そして、現在。コリスはスープを飲んで、こう考えていた。

コリス(・・・・・・しかし、姉さんは何故、僕にこのような仕事を・・・・。

でも、いいか。なんか良い仕事だし。リムミンさんも噂通り優しいし。

カワタ君を初めとする子供たちもほとんどが明るそうだったし・・・・・。)


一方、リムミンは多くのパンを持って、施設に戻ろうとしていた。

リムミン「・・・・・・・。っ!?」  今やにこにこであったリムミンは、

目の前に何者かが現れて、急に真剣な顔になって立ち止まった。

その何者かとはまだ姿を見せられないが、影があった。その影は二つある。二人いるのだ。

リムミン「・・・・・・あなたたち。どうだった?」

謎の影の者「・・・・・・彼の力、別に大した事はないかも知れないわ。」

「だが、万一の事もある。そろそろ動き出さねばなるまい。準備はいいかね?」

影の二人は何処かで聞いた事のある声をそれぞれしていた。

リムミン「・・・・・わかっているわ・・・・・。」  リムミンは一体、誰と話しているのだろうか?


一方、施設の部屋では、カワタがコリスと会話をしていた。

つづく

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