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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンクリスタル「はっ!ショワ!!」  クリスタルは体当たりでゾンバイユの動きを封じ、

頭にチョップをかまし、胴体に膝蹴り、続いてストレートパンチを打った。怪獣は苦痛でさがるが、

ウルトラマンが容赦なく怪獣に近づく。しかし、ゾンバイユはそんなクリスタルの顔に平手打ちをする。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!」 クリスタルは敵の平手打ちにひるみ、今度は自分もさがる。

ゾンバイユ「ガビャアアァァァァァァァ」 そして、空が何故か、不気味な赤色に染めた。

それと同時に、ゾンバイユの目が青く光り、から青い光線を出すが・・・・・。

ウルトラマンクリスタル「くっ!!」 クリスタルは間一髪それを避け、再び接近戦に入る。

ゾンバイユ「グビャアアァァァァオオォォォォ」 クリスタルと怪獣が組み合いに入った。

ウルトラマンクリスタル「うあ!?ぬぅぅぅん!でぇえいっ!!!」

クリスタルはゾンバイユの両腕に縛られそうになるが、自身の両腕を左右に広げ、

敵の両腕を弾き、その後すぐにクリスタルはゾンバイユの胴体を殴る。

ウルトラマンクリスタル「ショワァッ・・・・!っ?うわぁぁぁぁ!??」 クリスタルは右手でもう一度殴るが、

ゾンバイユが口でそのクリスタルの右手を噛み付いた。怪獣はそのままクリスタルの手を放さない。

ゾンバイユ「グビャアァァァァァオオオォォォォォ」

ウルトラマンクリスタル「っ!くぅっ!!」 ウルトラマンはなんとか放そうと残った左手で、

ゾンバイユの体に手刀を決めるが、怪獣はなかなか放さない。

ゾンバイユ「ガビャアァァァァァァァ」 さらに、怪獣は再び目を光らせ、そこから光線を出す。

未だに噛まれている右手が放れないクリスタルはその光線を直接受けてしまう。

ウルトラマンクリスタル「くああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 光線を受けたクリスタルは、

身体中に電撃が走った。その後、ゾンバイユはクリスタルの右手をようやく離す。

ウルトラマンクリスタル「あああ・・・・っ!く・・・・!」 光線を浴びたクリスタルはその苦痛にさがり、

後ろに倒れてしまう。 ズズウウゥゥゥゥゥゥゥン

ゾンバイユ「グビャアァァァァァオオオォォォォォ」 ゾンバイユはクリスタルがひるんだ事を知り、

そのままクリスタルめがけ、走り出す。しかし、クリスタルはそれに気づく。

クリスタル「っ!!ショアアァァァァァッ!!!」 クリスタルは立ち上がったジャンプした。

そして、クリスタルはゾンバイユの前の体と後ろの体の真ん中の部分に馬乗りになった。

ゾンバイユは前の体と後ろの体を持っていたのだ。どれも三角だが、前の体が顔となっているのだ。

ウルトラマンクリスタル「ショワッ!!えぃ!!でや!!はあっ!!」

クリスタルは後ろの体の前にいるので、その体を徹底的に叩き続けた。

ゾンバイユ「グビャアアァァァァオオオォォォォ!ガビャアアァァァァァァ」

ゾンバイユは後ろの体を攻撃され続け、その苦痛に耐えられず走り回った。

ウルトラマンクリスタル「っ!?うわ!!」 クリスタルは怪獣のあまりに早い走りで、

振り下ろされてしまい、地上に落ちた。ゾンバイユはクリスタルを睨み、怒った。

ゾンバイユ「グビャアアァァァァァオオオォォォォ」 ゾンバイユは目から光線を出した。 ビイィィィィィ

ウルトラマンクリスタル「っ!クリスタルレーザー!!!」 クリスタルは敵の光線に対応するように、

自身もクリスタルレーザーで応戦。両者の光線がぶつかり合い、やがてどちらも消えてしまった。

ゾンバイユ「ガビャアアァァァァァァァァ」 ゾンバイユはクリスタルに向かって走る。

ウルトラマンクリスタル「シェアアアァァァァッ!!!」 クリスタルは向かってくる怪獣に、

ハイキックを繰り出す。蹴られたゾンバイユはひるんで右の方に扱けてしまった。

ゾンバイユ「グビャアァァァァァオオオオォォォォ」 しかし、怪獣はすぐに立ち上がった。

そして、ゾンバイユは口から紫のガスを吐き、そのガスがクリスタルを包み込む。

ウルトラマンクリスタル「うっ!ぐあ・・・・!あう・・・・っ!!」

クリスタルがそのガスを浴びて、苦しんでいる。ゾンバイユはそのままクリスタルに迫ろうと走る。

しかし、空からスカイラッシュ二機がクリスタルを援護しようと、二機ともバルカン一斉連射し、

ゾンバイユを攻撃。ゾンバイユはいきなり攻撃を受け、身体中に火花が多くも飛び散りひるむ。

ゾンバイユ「グビャアァァァァァオオオオオォォォォォォ」 怪獣はクリスタルからさがった。

ウルトラマンクリスタル「くっ!シュワッ!!」 紫のガスに苦しむクリスタルは高くジャンプし、

紫のガスから出て、怪獣より少し離れたところに着地。クリスタルは怪獣の前で構える。

ウルトラマンクリスタル「くっ・・・・・!はっ!?」  ピコンピコンピコンピコンピコンピコン

クリスタルのカラータイマーが赤く点滅し始めた。3分に近い証拠である。

クリスタルはこれに気づき、そろそろ決着を着けようとした。

ウルトラマンクリスタル「ムーンギロチン!!!」 クリスタルは横型のムーンギロチンを投げた。

ゾンバイユ「―――――――――!!!!!!」  そのムーンギロチンによって、

ゾンバイユの顔である前の体が、切断され、その体が地面に落ちた。

さらに、クリスタルはまた攻撃を続けるつもりだ。

ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!!」 ビイイィィィィィィィィ

クリスタルはエクセリック光線でゾンバイユの全体を攻撃。ゾンバイユの身体は爆発し、

切断された顔である前の体がその燃えた怪獣の破片にあたり、その体も燃え上がり、これも爆発した。

ドカアアアアアァァァァァァン ボオオオォォォゥウ チュドオオォォォォン

イチゴ「・・・・・・名島君・・・・・本当にさよなら・・・・・。そして・・・・チアキちゃんも・・・・・・。」

イチゴは怪獣の死に様を見ながら、切ない表情で二人に別れを告げた。

そして、赤く染めた空は元の空に戻った。時は沈む太陽が輝く夕日であった。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・シォワ!!」 クリスタルは戦いを終えて、空へ飛び去った。


次の日の昼、とある川辺で名島とチアキの墓があった。その二つの墓の前に、

コリスとイチゴ、二人から離れてモモがいた。3人とも切ない顔で墓の前に手を合わせた。

イチゴ「名島君・・・・・・・・・。」 イチゴの脳裏には名島と家でくつろいでいた記憶と、

チアキや名島と遊園地で楽しく遊んだ記憶が浮かび上がった。

コリス「チアキちゃん・・・・・・・・・・・・。」

コリスの脳裏にはチアキと出会った記憶、名島とチアキが星人に殺された記憶が浮かび上がった。

イチゴ「・・・・・・あの星人の言うとおり、一度死んだ人間がすぐ死ぬから・・・・・・。

思い出なんて・・・・・本当にいらなかったのかな・・・・・・。」 イチゴの発言にコリスは顔を振る。

コリス「そんな事ありません。一度死んだ人間も・・・・・必ず思い出がある。

また死んでもその思いでは消えるはずはない・・・・・・。だって、人は・・・・記憶を持っているから・・・・・・。

記憶があるから・・・・思い出もあるんです・・・・・・・。」

イチゴ「そう・・・・・・。だったら、よかったかも知れないね・・・・・・・。

名島君とチアキちゃんに遊園地へ連れて行って・・・・・・・。」

コリス「はい。きっと二人も今の天国でその思い出とともに仲良く暮らしているでしょう・・・・。」

二人の様子にモモが優しく微笑む。

モモ(そうだね・・・・・・・。コリス。名島君とチアキちゃんは今もきっと・・・・・・、

天国でイチゴと一緒に遊んだ思い出を持って・・・・・仲良くしている。

そんな楽しい思い出を持って・・・・後悔なんてしてないわ・・・・・。必ず・・・・・・・・。)

かくして、シルバック星人の悲しい侵略作戦は終わりました。

しかし、恐ろしい怪人でしたね。一度死んだ者を生き返らせ利用するとは・・・・・。

でも、そんな蘇らされた少年と少女にも少しですが、楽しい思い出ができたのです。

人は誰にでも優しい思い出や辛い思い出があるのです・・・・・・。

そう・・・・・たとえ、一度死んだ人にでも。記憶がある限り、思い出は消えないのですから・・・・。

ですが、楽しい思い出ばかりではありません。辛い思い出だってきっとあるのです。

それは・・・・・許されざる思い出でしょうか?どの思い出が許されなかったかは・・・・、

それはあなた自身が決める事かも知れません・・・・・・・。

次回につづく

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