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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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アンドロイド少女・マリオネットライター  第23話・蘇ったジャンボロイド

ニセマリオネット・ライター
変身ジャンボロイド・メタモル・チェンジャー
登場

恐怖の怪獣マシーン・モンスロイドを操り日本制圧を狙う、デスナイトの対日本攻撃支部。

ここ、奴等のアジトのメインルームではいつも通り、桐原支部長と、

ダークネス・セイバーがいた。今回も何か恐ろしい事を考えているらしい。

桐原「ふふふふ・・・・・!ククククク・・・・・・ッ!!!」

桐原は何か不気味に笑っていた。ダークネスセイバーは気になって、彼に聞いてみる。

ダークネス・セイバー「何を笑っておられるのですか?支部長。」

桐原「はっはっはっはっは・・・・・っ!!かつて、この国を支配していた、

佐野山支部長率いる日本支部を倒したマリオネット・ライター!

奴を今、国民の諸君はどう思っているかね??」

ダークネス・セイバー「はい。あの女は我が対日本攻撃支部の誇る戦闘マシーン、

モンスロイドたちを次々と蹴散らし、今や国民たちの守り神となっています。」

桐原「ほほう!つまりは女神か・・・・・。確かにそれも合っているが、

もはやあの女はアイドルになっているのだよ・・・・!」

ダークネス・セイバー「アイドル・・・・!?」  ダークネスはそれを聞いて動揺する。

桐原「そうさっ!最近、幾多の街ではライターをヒントとしたグッズが無数にできている。

さらに、秋葉原では、ライターたん萌え萌え~だのと叫ぶ変態も増え、

彼女の姿にコスプレをしている女性たちもいた。このままいけば、

マリオネットライターは完全なる国民の味方となろう。だが・・・・そうはさせまい・・・・!

そんなマリオネットライターの人気伝説など、すぐに終わらせてくれるわ・・・・・っ!!」

ダークネス・セイバー「では、それに最適したモンスロイドを・・・・!」

佐野山「いや・・・。今回はモンスロイドは使わんよ。」

ダークネス・セイバー「えっ!?では、どうなされようと言うのですか・・・・?」

佐野山「ふふふふふふ・・・・・!安心しろ。別の手段ならできてあるさ・・・・っ!!」

ダークネス・セイバー「別の手段・・・・・!?」

佐野山「ああ・・・・!いわゆる・・・・お楽しみと言う事で、OKかしら・・・・?」


その頃、高町邸の和室では、座りながらテレビを見ているあかりがいた。

そこに、光次郎がふすまを開けて、来た。何やら楽しそうな雰囲気をしているようだ。

どうやら、光次郎は学園から帰ったそうだ。

光次郎「たっだいまあぁぁぁ~♪」

あかり「おかえりなさいませ。光次郎さん。何か楽しい事がありましたか?」

光次郎「実は、帰りにショップによってこれを買ったんだ・・・・。」

光次郎はポケットからフィギュアのような物を取り出した。あかりはこれを見て、驚く。

あかり「まあっ!!これって・・・・私ではありませんか!?」

そう。光次郎の手に持つフィギュアは、あかり=マリオネットライターそっくりのものであった。

光次郎「そうさ。あかりさんがマリオネットライターとして、これまで多くの敵を倒し、

平和を守り続けたから、すっかりマリオネットライターが人気者になったんだ。」

あかり「私が・・・・人気者に・・・・・??」  あかりはこの事にきょとんとした。

光次郎「そうさっ!その功績によって人々はライターを感謝し祭ろうと、

ライターに関する商品が多く作られたんだ。たとえば、このフィギュアとか、

今ではコミック化もされて、アニメにもなっているんだ!!

さらに、お菓子にもなっているらしいんだ。確か、ソーダ味とか他にもあるらしいよ。」

あかり「そ、そんな事する程に人気者になられたのですか、私は・・・・・?;」

光次郎「ああ。時代はまさに、マリオネットライターブームさ!!つまり、君が主役だよ!!」

あかり「そ・・・・そうですか・・・・・^^;」

光次郎「そうだよ。君のおかげで、学園の皆、大喜びだよw

特に桜ちゃんはライターグッズを多く買ってるって言ったし。」

あかり「そうですか。皆が喜んでいるらしいから、私も嬉しいです。」

光次郎「うん。あかりさんも嬉しくなると、僕も嬉しくなっちゃうよ^^」

あかり「ありがとうございます^^私はこの世界の幸せを守るマリオネットライターですもんね!」

二人は笑い合った。そう。二人は今、幸せを感じているのだ。

光次郎「ふふふ・・・・・っ。・・・・む!?DGCシーバーの通信音だ。」

光次郎は右腕のシーバーが鳴り出したので、そのスイッチを押して連絡を受けようとする。

あかり「その腕のシーバー・・・・。DGCから貰ったんですね?」

光次郎「うん。この前、隊長から貰ったんだ。・・・・こちら、高町!!」

通信隊員の声『東京E-71地区にて、事件が発生しました!至急、支部に来てください!!』

光次郎「わかった!!すぐ行く!!」  光次郎はそう応えてシーバーを切った。

あかり「また・・・・デスナイトが現れたんですね・・・・!」

光次郎「たぶんな・・・・っ!じゃあ、行って来るよ!!!」

あかり「行ってらっしゃいませ・・・・!」

こうして、光次郎は家から出て、DGC第6分隊支部へと目指した。


かくして、光次郎は第6分隊の司令室へと来た。

光次郎「遅くなってすみませんでした!!」

春日「・・・ようやく来たわね。では、状況を説明するわね。

・・・・・まぁ。高町隊員にはちょっと気まずいかも知れないのだけれど・・・・。」

光次郎「気まずい・・・・・!?」   青井「・・・・隊長の話を聞けばわかる事よ・・・・。」

桜「・・・・・っ!」  桜は何故か切ない表情になっていた。

光次郎「ど、どういう事ですか・・・・!?詳しく教えてくれませんか!!?」

春日「ええ・・・・。はっきりと教えるわ。・・・・マリオネット・ライターが、

街で暴れているの。人々を踏み殺し、建物を破壊していっているのよ・・・・っ!!」

光次郎「っ!!!??・・・・な・・・・・・なんです・・・・って・・・・・!!??」

光次郎は春日の言葉に今までにない驚きの表情を表していた。


一方、東京の街では、何処か知っている巨人のような者が暴れて、建物を破壊し続けていた。

その者は・・・・・なんと、マリオネット・ライターであった。

つづく

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