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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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灰間「大勢の魔獣が蘇ったら、大変な事になっちまう!!」

ハウル星人『私はその魔獣たちをさらに研究し、

オリジナルの魔獣の制作も考えている。それを500匹くらい作り、

地球人を我が奴隷にしてしまうようにしてやろう・・・!』

コリス「魔獣を500匹造るか・・・!凄い科学力らしいな。」


ハウル星人『そして、うまく行けば、

この宇宙全体を我らハウル星人の物になれようぞ!』

上川「そうはさせないよ!!」 叶野「発射!!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンを連射し、ハウル星人を攻撃。

だが、その攻撃がハウル星人の身体を透き通ってしまう。

レーザーバルカンがビルに命中し、そのビルが爆発。


灰間「おらああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

灰間はバルガンを連射し、ハウル星人を攻撃する。

だが、全ての銃弾がハウル星人の身体を透き通ってしまう。

灰間「何・・・・っ!?」

コリス「もしや・・・!ホログラムか!?」

ハウル星人『その通り。君たちにトリックを見せるなど、

容易い事だ。ガルプキン。ディスタガス。BAR共を始末しろ!

私は魔獣の研究をさらに進める事にしよう・・・。』

ハウル星人は怪光となり、その怪光がどこかへ飛んだ。


そして、巨大なハウル星人も怪光となり、どこかへ移動した。

上川「星人が消えました・・・・!」

叶野「奴は新たな魔獣を増やすらしいな・・・!」


コリス「ハウル星人め・・・!何としても、倒さないと!」

灰間「そうだな・・・!ペンダントが教えてくれたよ。

ハウル星人はあそこにいるってなァ!!」

そして、灰間は光っているペンダントを持ち、空に掲げる。

コリス「むっ!?それは、ウルティメイトペンダント!!」

灰間「ショワッチ!!!!!」

灰間はティアーズに変身し、すぐにどこかへ飛んだ。

コリス「きっと、ハウル星人のもとへ行く気だな!?よーし!!」


ティアーズは空高く飛び、ある岩山の上空に来た。そして、

その岩山に着地する。すると、何か奇怪な音が聞こえてくる。

ウルトラマンティアーズ『何だ?この音は・・・。もしや!?』

ティアーズは東の方を向く。そこには、巨大なハウル星人がいた。

ハウル星人は怪光に包まれていた。そして、

空から二つの怪光が飛んできて、その怪光がハウル星人と合体し、

星人を包んだ怪光が消える。すると、ハウル星人が急に動き出す。

ハウル星人「クォクォクォクォクオオオオォォォォォォ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?」

ティアーズは星人が動いたのを見て、構えをとる。

ハウル星人『流石はウルトラマンティアーズ。よく、ここがわかったな?

だが、ここが君の墓場となろう。来い!!

ディスタガス!!ガルプキン!!』


ハウル星人の言葉により、

ディスタガスとガルプキンは急に消えてしまう。

コリス「き、消えた・・・!?まさか、ティアーズを!?」


ハウル星人の近くにディスタガスと巨大化したガルプキンが現れる。

ディスタガス「ギャアアアアアアァァァァァァァァオン」

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッファッファッ」

ハウル星人『やれ!!2大魔獣!!ティアーズを倒すのだ!!』

ハウル星人の命令で、2匹の魔獣はティアーズに迫る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!」

ティアーズは、まずは素早く迫るディスタガスと押し合いをする。

ウルトラマンティアーズ「ショワッ!!」

ティアーズはそのディスタガスを投げる。

続いてガルプキンがジャンプで襲う。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッファッ」

そして、空中キックでティアーズを蹴る。ティアーズは倒れる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!?」

ハウル星人「クォクォクォクオオオオオオォォォォォ」

ティアーズは立ち上がり、迫るディスタガスとガルプキンを倒そうと走る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!・・・・・・・!!」

まずは、ディスタガスにキックを浴びせ、次に、

ガルプキンを思い切りパンチする。ガルプキンは倒れるが、

ディスタガスは口からディスター線のガスを吐く。

ディスタガス「ギャアアアアアアァァァァァァァァァァオン」

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・・・!!!」

ガスを浴びたティアーズは苦しみ、そのガスから離れる。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッファッファッ」

ガルプキンが走って来て、ティアーズを突進する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!」

突進を受けたティアーズだが、何とか耐えて、反撃する。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートでガルプキンを攻撃する。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッ」

ガルプキンは攻撃を受けて、ひるむ。

そして、ティアーズはジャンプする。

ウルトラマンティアーズ「シュワアアアアアァァァァァッ!!!」

ティアーズはジャンプし、ハウル星人の近くに着地する。

ハウル星人「クォクォクォクォクォクオオオオオォォォォォォォ」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!」

ティアーズはいきなりハウル星人をパンチで攻撃する。続いて、

キックを打つ。さらに、もう一度パンチを決める。

ハウル星人「クォクォクォクォクォクォクオオオオオオオォォォォォォォ」

攻撃を受けたハウル星人はさがるが、反撃で思い切り殴り返す。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・・!!」

反撃を受けたティアーズはハウル星人の頭を両手で掴み、

膝蹴りを連続で打ち始める。その時。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッファッ」

ディスタガス「ギャアアアアアアアアァァァァァァァオン」

ガルプキンとディスタガスが背後から歩いて来て、

それぞれティアーズの腕を掴み、ハウル星人から遠ざけようとした。

ウルトラマンティアーズ『くっ!!放せ!!この野郎共!!』

ハウル星人「クォクォクォクオオオオオオオォォォォォォォォ」

ハウル星人は黒い目から白い光線を発射して、ティアーズを攻撃した。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアァァァァァァァ!!!!!」

そして、ガルプキンとディスタガスがティアーズを放す。すると、

ティアーズが倒れてしまう。星人の光線はとても威力が高いらしい。

ハウル星人「クォクォクォクォクォクォクオオオオオォォォォォォォォォ」

さらに、ハウル星人は口から火薬バルカンを連射して、

ティアーズを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・・・!!」

ティアーズは数発を受けて、激痛のあまり立ち上がる。

ハウル星人「クォクォクォクォクオオオオオオオオォォォォォォ」

ハウル星人は走り、頭突きでティアーズを打つ。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・・・!!!」

ティアーズは星人の頭突きを受けて、倒れる。

ハウル星人『どうだね?ティアーズ。私の実力は。そして、

2匹の魔獣の協力で、私は貴様など敵はなさそうに感じるのだよ。』

ディスタガス「ギャアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァオン」

ディスタガスは倒れそうなティアーズを蹴り上げる。そして。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッファッファッ」

ガルプキンが口からの火炎でティアーズを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!」

ティアーズは火炎を浴びて苦しむ。さらに、周りの地面が燃えてしまう。

だが、ティアーズの身体から炎が消え、立ち上がろうとする。

ハウル星人「クォクォクォクォクォクォクォクオオオオオオォォォォォォ」

ハウル星人の両手から緑色の閃光が数回、発する。すると、

ティアーズの身体から閃光が発する。ティアーズはこれに苦しむ。

ウルトラマンティアーズ「グワアアアアアアアァァァァァァァ!!!!!」

ティアーズは完全に倒れてしまう。

ハウル星人『はっはっはっはっはっはっはっ!!

ウルトラマンティアーズも今日で終わりの時が来たな・・・!』

謎の声「いや!!まだ終わりではない!!!」

ハウル星人『何・・・っ!?』 

ウルトラマンティアーズ『こ、この声は・・・!』

ハウル星人とティアーズは声が出た方向を見る。

そこに、コリスがいた。

ウルトラマンティアーズ『こ、コリス・・・・!?』

ハウル星人『誰だ!?貴様は・・・・!人間ではないと見える!!』

コリス「僕は夢の国、マリンナーサの王子、コリス!そして、

ウルトラの国の巨人のパワーを受けて誕生した、

ウルトラマンクリスタルさ!!」

コリスは腕に付いている腕時計、ウルトラウォッチを輝かせる。

コリス「ショワッチ!!!!!」

コリスはウルトラウォッチをさらに光らせ、その光に包まれる。

その光と共に、ウルトラマンクリスタルとなって巨大化した。

ウルトラマンクリスタル「シュワッチ!!」

ウルトラマンティアーズ『う、ウルトラマンクリスタル・・・・・!!』

ハウル星人『ほう・・・。新しいウルトラマンか。

魔獣たちよ!!やってしまえ!!』

ディスタガス「ギャアアアアアアアアァァァァァァァァァァオン」

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッ」

2匹の魔獣がクリスタルに迫る。だが。

ウルトラマンクリスタル「はああああぁぁぁぁぁ!!!」

クリスタルはパンチでディスタガスを攻撃する。

ディスタガスはさがりそうになる。

ウルトラマンクリスタル「でやっ!!」

続いて、クリスタルはキックでガルプキンを攻撃。

ガルプキンも倒れそうになる。

ディスタガス「ギャアアアアアアアアアァァァァァァァァオン」

ディスタガスは口からディスター線のガスを吐き出す。

ウルトラマンクリスタル「むっ!?とう!!!」

クリスタルはジャンプして、空中キックでディスタガスを攻撃する。

ウルトラマンクリスタル「どりゃああああぁぁぁぁぁ!!!」

クリスタルのキックを受けたディスタガスを倒れる。

ディスタガス「ギャアアアアアアァァァァァァァァァァオン」

ウルトラマンクリスタル「はっ!!ふん!!せぃ!!やぁ!!」

クリスタルはディスタガスに馬乗りになり、パンチを連打する。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッ」

ガルプキンは口から火炎を吐いて、

クリスタルを攻撃しようとする。

ウルトラマンクリスタル「っ!?シュワッ!!」

クリスタルはジャンプして、ガルプキンの火炎を避ける。

ウルトラマンクリスタル「でえええええぇぇぇぇぇぇい!!!」

クリスタルは再び空中キックでガルプキンを攻撃する。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッ」

また倒れそうになるガルプキンをクリスタルは連続で殴り始める。

ウルトラマンクリスタル「ショワッ!!えぃ!!たぁ!!どああぁぁ!!」

そして、クリスタルは強烈でキックでガルプキンを蹴り飛ばす。

ウルトラマンティアーズ『す、すげェ・・・!!

素手だけで余裕で押してやがる!』

ハウル星人「クォクォクォクォクオオオオオオォォォォォォ」

ハウル星人は怒って、クリスタルに迫る。だが。

ウルトラマンクリスタル「クリスタルレーザー!!!」

クリスタルはクリスタルレーザーでハウル星人を攻撃し、

ひるませる。

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!クリスタルフリーザー!!!」

クリスタルはクリスタルフリーザーで、

ティアーズの周囲の炎を消した。

つづく

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ディスタガス「ギャアアアアアァァァァァァオン」

大暴れするディスタガスの前に、バルワンダーDXが飛んで来た。

叶野「レーザーバルカン発射!!!」 上川「発射!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンでディスタガスを攻撃する。

攻撃を受けるディスタガスだが、ダメージがとても少ない。

ディスタガス「ギャアアアアアァァァァァァァァァオン」

ディスタガスは眼から光線を発射する。だが、避けられる。

DXは再びレーザーバルカンで魔獣を攻撃した。


一方、別の町ではバルターボが走っていた。

日下部が運転している。

灰間「・・・・っ!!いたぞ!!!」

日下部「何ですって・・・!?あっ!!」

そして、バルターボは急に停まる。バルターボの前には、

二人の女子高生を襲おうとしているガルプキンがいたからだ。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッ」

二人の女子高生「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

バルターボから降りた灰間と日下部は、

バルガンの銃弾を連射し、ガルプキンを攻撃する。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッ」

攻撃を受けたガルプキンは痛がる。

日下部「早く逃げて!!!」 二人の女子高生「は、はい!!」

二人の女子高生は素早く逃げて行った。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッファッファッ」

ガルプキンは怒って、灰間と日下部に襲いかかろうと走る。

灰間と日下部はバルガンの銃弾を連射して、迎撃する。だが、

ガルプキンはジャンプして、回避。そして、二人の背後に着地する。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッファッファッ」

魔獣は日下部を襲おうとする。それに気づいた灰間は。

灰間「ぬっ!?てやあああぁぁぁぁ!!!」

灰間は素早いキックでガルプキンを蹴り飛ばす。

日下部「っ!?この・・・!」 

日下部は後ろに気づき、バルガンを構える。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッ」

ガルプキンは倒れるが、すぐに立ち上がる。

ジャンプして、どこかへ逃げる。

灰間「どこかへ逃げようとしてやがるな・・・・!!」

日下部「二手に分かれて、探しましょ!」

灰間「ああ!」 灰間と日下部はそれぞれに分かれて、走った。


灰間はこの町の別のルートを走っていた。

灰間「あのカボチャ野郎・・・!相当、ずる賢いからな・・・。

一刻も早く見つけねェと、大変な事になっちまう・・・!むっ!?」

その時、灰間は立ち止まる。灰間の前には、

あのピンク髪の少年が立っているからだ。

灰間はその少年を見て、驚く。

灰間「お、お前は・・・・!」

ピンク髪の少年「やぁ。また会ったね。

ティアーズ。いや、灰間翔君。」

ピンク髪の少年は微笑みながら、そう言う。

灰間「・・・・知ったよ。お前の正体・・・。お前の正体は、

マリンナーサと夢の国から来た、王子コリスだろ?」

ピンク髪の少年の名はコリスであった。そして。

灰間「そして、俺たちと同じ光の戦士・・・。ウルトラマンクリスタル!!」

灰間は微笑んでそう言う。コリスはさらに笑顔になる。

そう。ピンク髪の少年こそ、マリンナーサの王子であるコリス。

そして、怪獣たちからアメリカを守ったウルトラマンクリスタルであった。

コリス「そうさ。僕が、ウルトラマンクリスタルだ。数年前、僕は、

この星の人々に夢と希望を取り戻させようと自らアメリカに来た。

でも、そのアメリカでは、

たくさんの怪獣や宇宙人が人々の夢を壊そうとしたんだ。

それを阻止しようと、僕はウルトラマンクリスタルとして、

その怪獣たちからアメリカを守るために戦ったんだ。

DGCと言う組織に、入っていたんだけど、

この日本を狙う怪人たちとの戦いの日で解散しちゃった。

だから、今。こうして人々の夢を叶えさせようと旅立ってるワケさ。」

コリスが語っているシーンで、

次々とクリスタルの過去の場面が出てくる。

火を吐くギルゾング、出現するターゲザン、暗躍する昆虫怪人たち、

夜の町を走るギラギンド、町を荒らすベルザス星人、

毒ガスを吐くグレイヴァ星人、暗黒の中に漂うクロネ星人、

走り回るカプリゴン、闇夜に立つゴダル、

踊る等身大のハヌマーン、そして、使徒の軍団。

灰間「そうだったのか・・・。だが、この日本は、

魔族っつー恐ろしい戦力を誇る悪魔の星人に狙われているんだ。

奴らは魔獣と言うモンスターを使って、この国を襲っている。」

コリス「そうか。けど、今の敵は暗黒宇宙から来た、

ハウル星人。魔族と同じくらい恐ろしい宇宙人だ。」

灰間「ハウル星人!?もう調査できたのか!?」

コリス「色々あってね。・・・・そろそろ来ると思う。」

灰間「まさか・・・!ハウル星人か!?」

コリス「多分・・・。でも、その前に。」

コリスと灰間はある方向を見る。そこから、ガルプキンが歩いて来た。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッファッファッ」

ガルプキンは素早いスピードで灰間とコリスを襲う。だが。

灰間「にゃろ!!」 

灰間はバルガンの銃弾を連射して、魔獣を攻撃。

コリス「はああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

コリスは物凄いパンチでガルプキンを殴り飛ばす。

灰間「すげーパンチだな。」 コリス「ウルトラの力のおかげだよ。」


バルワンダーDXはレーザーバルカンでディスタガスを攻撃し続けた。

ディスタガス「ギャアアアアアアァァァァァァァオン」

ディスタガスは口からディスター線のガスを吐く。だが、

バルワンダーDXはそれを避けて、

ディスタガスをレーザーバルカンで攻撃し続ける。

ディスタガス「ギャアアアアァァァァァァオン」

上川「それ!!電気ビームを受けて見ろ!!」

バルワンダーDXは電気ビームで、ディスタガスをさらに攻撃する。

ディスタガス「ギャアアアアアアアァァァァァァァァオン」

ビームを浴び続けるディスタガスは徐々に苦しむようになる。

上川「やっぱり、昔の魔獣なんか、

このDXの敵じゃないみたいだね!」

叶野「このまま一気に攻撃を続ければ、勝てる!!」

バルワンダーDXは電気ビームを発射し続けて、

ディスタガスを攻撃している。

その時、どこかの方向から謎の青いビームが出てきて、

そのビームが電気ビームに命中。

それにより、電気ビームが消える。

叶野「何っ!?」 上川「い、今のは・・・!?」

上川と叶野は謎のビームが妨害した事に驚く。

叶野「・・・・むっ!?あ、あれは!!」

その時、ビームが放った方向で、何かの怪光が光っていた。


同じく、灰間やコリスの前にも同じ怪光が発生していた。

灰間「こ、この光は・・・・!?」 コリス「来るぞ・・・!奴が!!」

そして、怪光が消えると、恐ろしい姿の宇宙人が出てきた。


ディスタガスとバルワンダーDXの戦場でも、怪光が消え、

同じ恐ろしい姿の宇宙人が現れた。

その姿は紫色が中心らしく、

顔は大きく、その顔の左右には両腕が生えていた。

下半身は普通らしい。目は黒く、口が獣のようであった。

頭には二つの触覚があり、その先端には、

緑色の目が付いていた。手は人間と同じらしいが、足は異形らしい。

叶野「な、何だ!?この異形の魔獣は・・・・!?」

そして、現れたその異形の宇宙人は不気味な声で喋り出す。

宇宙人『我が名はハウル星人。暗黒宇宙から来た者だ・・・!』


灰間「ハウル星人だと!?」

コリス「そうだ!こいつがハウル星人だよ!!」

コリスと灰間の前にいる宇宙人も、ハウル星人であった。

ハウル星人『我々はこの表宇宙を研究しようと活動している間、

私はこの星を見て、

この星を自分の物にしてみようとした。そこで、

私はこの星では、魔星と言う惑星の生物の死骸を発見し、

その死骸で魔獣とやらを研究した。』


バルワンダーDXの前でも、ハウル星人は喋り続ける。

ハウル星人『そして、私は、

ディスタガス、ガルプキンと言う2匹を気に入り、

我がハウル星の超科学でその2匹を蘇らせた。』

上川「ディスタガスとガルプキンを復活させたのは、

宇宙人の仕業だったのか・・・・!」


灰間「あの2匹が生き返った感じがするワケだぜ・・・!」

ハウル星人『私は後に、他の魔獣たちをも蘇らせるつもりだ・・・。』

コリス「何・・・・っ!?」

つづく

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森下「そうよねェ。確かに、怪獣の代わりに、

魔獣たちが暴れているもんねェ・・・・。」

徳丸「その魔獣たちもウルトラマンクリスタルが、

やっつけてくれれば良いのに・・・。そうすれば、

この戦争は僕らの勝利に近くなると思う。」

野口「アメリカでも魔獣は多少に出現している事もあったのに・・・。

DGCがその魔獣たちを倒してくれたけど。」

森下「まあ、今はウルトラマンティアーズがいるから、大丈夫よね。」

徳丸「そうだね。ティアーズならきっと、

魔獣たちを全部、倒せるし。」

徳丸と森下が笑顔で会話している間に、

灰間は心の中で何かを呟く。

灰間(・・・ウルトラマンクリスタルか。夢の国の王子で、

アメリカにいたのか・・・。どんな奴だったのかな?

王子のような奴か?まあ、

実際に会ってみなきゃわかんねーな・・・。)


そして、灰間と野口たちはそれぞれ分かれ、

それぞれの家へ帰ろうとした。ただし、

灰間はBARの任務があるので、

BAR基地へ向かおうと、一人で道路を走っていた。

灰間「早くBARの皆にあの事を知らせないと・・・・!」

その時、灰間の前に謎の少年が現れた。その少年は、

ピンクの髪をしているが、何やら普通の少年らしい衣装であった。

だが、目が髪に隠れて、見えなかった。

灰間はその少年に気づかずに走り続ける。その時。

ピンク髪の少年「君も・・・BAR隊員なのか。」

灰間「ん!?だ、誰だ?お前は・・・。」

灰間は少年にそう言われて、立ち止まって少年の方を向く。

ピンク髪の少年「・・・・君、中学生かぃ?」

灰間「ああ。けど、

何らかの理由でBARの隊員になっちまった・・・。」

ピンク髪の少年「くすっ。同じだね。僕も中学生くらいの時に、

DGCと言う防衛隊に入ったんだ。ただし、自分からだけどね・・・・。」

灰間「お前・・・。何者なんだ?「」

ピンク髪の少年「君に良い事を教えてあげるよ。

あの2匹の魔獣を蘇らせたのは、

暗黒宇宙から来たとても邪悪な宇宙人だ・・・。」

灰間「暗黒宇宙から来た・・・・!?」

ピンク髪の少年「ああ。僕はその星人を追うために、

この日本に来た。

じゃあ、僕はそろそろ去るよ。日本から魔獣を守ってね。

・・・・・ウルトラマンティアーズ。」

ピンク髪の少年がそう言って、すぐに歩いて去ろうとする。

灰間は少年に、自分の正体がバレた事に驚いている。

灰間「何っ!?お、お前・・・!ちょっと待・・・。え!?」

その時、後ろからバルターボが走って来た。

日下部が運転している。


BAR基地の司令室に来た灰間と日下部。

大神「昨夜の都賀市で、ガルプキンと思われる怪物が、

複数の一般人を襲ったそうじゃけ。」

日下部「まさか・・・!?ガルプキンも蘇ったと言うのですか!?」

灰間「ああ。蘇ったさ。

俺にも襲いかかったんだからな。あのカボチャ野郎は。」

大神「うむ。灰間君の意見により、ディスタガスだけではなく、

ガルプキンも復活した事が判明したそうだ。表では、

ディスタガスやガルプキンを倒さなければ、ならんが・・・。

本当はあの2匹を蘇らせた何者かの、

正体を突き止めなければならん。」

その時、灰間の脳裏に、あの少年の声が出た。

ピンク髪の少年の声『君に良い事を教えてあげるよ。

あの2匹の魔獣を蘇らせたのは、

暗黒宇宙から来たとても邪悪な宇宙人だ・・・。』

灰間(良いのか?あんな奴の言葉を信じて・・・。

ま、わかんねーよりはマシか。)

灰間はピンク髪の少年を疑っていたが、

彼の放った言葉を信じようとした。

灰間「・・・・2匹の魔獣を復活させたのは、

暗黒宇宙から来た星人かと思われます。」

日下部「えっ!?」 日下部たちは灰間の方を向く。

大神「何故、わかるんじゃい?」

灰間「いえ。これは俺の仮説ですが、俺の前に、

怪しいピンク髪の少年がいて、彼が俺に2大魔獣を蘇らせた、

元凶の事を話したんです。

彼がその元凶を知っているかと思われます。」

大神「なるほど・・・。敵は宇宙人か。

で、そのピンク髪の少年は?」

灰間「残念ですが、どこかへ去ってしまいました・・・。」

叶野「もしかして、あの少年は宇宙人かも知れないな・・・。」

上川「もし、そうだとしたら、彼は正義の宇宙人かも!」

日下部「そうよね。確かに、敵の正体を灰間に教えてくれたし。」

その時、灰間のペンダントが光る。

灰間はそれを見て、隊員たちから離れる。

灰間「何・・・っ!?あの少年の正体の事だと!?・・・・っ!

ま、まさか・・・!あの少年が・・・・!!」

その時、コンピューターの通信を受けた上川が、

皆に向かって叫ぶ。

上川「大変です!!ポイントRD-35に巨大なディスタガスが、

ポイントF-176で等身大のガルプキンが出現しました!!」

日下部「何ですって!?」

叶野「くそっ!!それぞれ街を攻撃するつもりだな!!」

大神「おどれェ・・・!上川と叶野はバルワンダーDXで、

ポイントRD-35へ向かえ!!灰間と日下部はバルターボで、

ポイントF-176へ行け!!BAR、出撃じゃ!!」

隊員たち「了解!!!!」

こうして、灰間と日下部はバルターボで、

上川と叶野はバルワンダーDXでそれぞれの現場へ向かった。


ディスタガスが町で大暴れをしていた。

ディスタガス「ギャアアアアアアァァァァァァァァァオン」

民家を踏みつぶし続けるディスタガスは、

口からディスター線のガスを吐いて、

別の多くの民家を破壊する。

つづく

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こうして、バルワンダーDXと2号も基地へ戻ろうと移動した。


BAR基地の司令室に戻った隊員たち。

上川「ディスタガスめ・・・!逃げ足の速い奴だよ!」

大神「何故、ディスタガスが復活したのか、

その原因を突き止める事にしよう。かつて倒した相手だと思って、

油断したのが、今回のお前たちの欠点であったぞ?」

大神が怒ってそう言う。隊員たちはそれにしょんぼりする。

叶野「すみません・・・。甘く見てしまいました・・・。」

緒川「魔獣の戦力は前とは変わっていません。上手く、

攻略できれば、倒せると思いますが・・・。」

日下部「今度、また現れたら、必ず倒してやるわ!!」

灰間(ディスタガスの野郎・・・。何で蘇った?

蘇生能力を持つ魔獣が現れたってのか?それとも・・・・。)


夜の町を一人で歩く灰間。今日は何故かとっても暗かった。

ゆっくりと歩く灰間のペンダントが光り出した。

灰間「っ!?誰かが来るだと・・・・!?あっ!!」

その時、不気味な何者かが灰間の周りを飛び交う。

その何者かが、

灰間の前に着地する。灰間はその者を見て、驚く。

灰間「っ!?て、てめーは・・・・っ!!」

灰間の前に着地した者は、何とガルプキンであった。

ゼルンチルダの手下であるガルプキンが再び現れたのだ。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッファッファ」

ガルピキンは灰間を襲おうと、突進をし始める。

灰間「ぬっ!?」 灰間は素早く避ける。

ガルプキンは殴りかかろうとするが、

灰間はその拳を右手で受け止める。

魔獣の両腕はマントに包まれているが。

その時、またもペンダントが光る。

灰間「何っ!?こいつは、

ハロウィンの日に出てきた奴そのものだって!?ぬん!!」

灰間はガルプキンを背負い投げする。

だが、ガルプキンはすぐに立ち上がる。

ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッファ」

そして、ガルプキンはすぐにジャンプして、消えて行った。

灰間「逃げたか・・・。ディスタガスと言い、ガルプキンと言い、

一体、どうして2匹も復活したんだ?まっ。突き止めてやるけどね。」

灰間はそのまま家へ帰ろうと歩き続けた。その背後。

暗い部分から、何やら怪人の顔らしきものが少しだけ見えた。


次の日。秋田学園の廊下では、

灰間、野口、徳丸、森下の4人が、歩きながら会話していた。

灰間「・・・・なァ。野口よ。アメリカとか夢の国の王子とか、

ウルトラマンとか言ったよな?あれは一体、どう言う事だ?」

野口「うん・・・。知る人のみぞ知るとか言われているけど、

3年前、アメリカで夢の国の王子と呼ばれたウルトラマンがいて、

そのアメリカを襲う怪獣たちと戦った事があるらしいわ。」

灰間「そのウルトラマンは・・・・!?」

野口「そのウルトラマンは・・・・。ク・・・・。」

野口が名を語ろうとする。その時、

森下と徳丸が彼女の前に出て、灰間に向かってこう叫ぶ。

森下&徳丸「ウルトラマンクリスタル!!!」

野口「えっ!?」 

野口は森下と徳丸がいきなりそう言った事に驚く。

灰間「う、ウルトラマンクリスタル・・・・!?」

徳丸「そうだよ!ウルトラマンクリスタルは夢の国からやって来て、

アメリカの人たちを怪獣や宇宙人から守ったんだ!」

森下「そして、冥界から来た悪者たちも倒した事あるのよ!

そのウルトラマンクリスタルの活躍が、

この絵本に記されたってワケ!」

森下は手に持っている【夢の国から来た王子】に指をさしてこう言う。

灰間「そうなのか・・・?野口。」

野口「・・・・・うん。」 野口は少し悲しそうに言う。

3人の言う事は真実であった。ウルトラマンクリスタルは、

夢の国の王子が変身した巨人でアメリカを襲う怪獣と戦っていたのだ。

そのクリスタルは今、どこに旅をしているのだ。伝説となって。

野口「でも、

最近はそのアメリカで活躍したウルトラマンクリスタルは、

現れていないらしいわ。アメリカにもう怪獣が出ないからかしら?」

灰間「いや、この地球にほぼ怪獣は現れないだろう。

魔族や魔獣共が、この地球に大勢来たせいでよ・・・。」

つづく

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森下「はあああぁぁぁ・・・。」

森下は何かの本を読んで、楽しそうであった。隣には徳丸もいた。

ちなみに、ここは秋田町の道路。既に下校時間であったそうだ。

そこに、灰間と野口が歩いてくる。

灰間「何を読んでるんだ?楽しそうだけど?」

森下「ん?ああ。翔ちゃんに野口さん。ちょっと、

二人で面白い絵本を読んでたのよ。」

灰間「絵本って・・・。」 野口「どんな絵本なの?」

徳丸「うん。【夢の国から来た王子】って言う絵本で、

アメリカから怪獣たちを守った光の巨人をモチーフに、

描かれたから、子供から大人まで人気らしいよ?」

野口「夢の国の王子・・・。アメリカ・・・。巨人・・・。

もしかして、あのウルトラマンじゃないの?」

灰間「ウルトラマン・・・・?」

その時、日下部が走って来て、灰間に話しかける。

日下部「灰間!!緊急事態よ!!」

灰間「どうした!?日下部!」

日下部「また魔獣が現れたわ!!急いでBAR基地へ行くわよ!!」

灰間「ああ!悪い!また今度な・・・!」

日下部と灰間は野口たちから離れて、走った。


ウルトラマンティアーズ   第30話・共闘!ティアーズクリスタル!!

科学魔人・ハウル星人
悪戯魔獣・ガルプキン
流星魔獣・ディスタガス
登場


BARの司令室に来た灰間と日下部。隊員たちは集まり、

前に大神が立ち、こう語りかける。

大神「ポイントF-289にディスガタスが現れたそうだ!

ディスタガスは街に進行しようとしている。」

上川「あのディスタガスが!?流星も落ちてないのに!?

もしかして、ゾンビになったんじゃ・・・・!!?」

緒川「生命反応は前に現れたのと同じ反応かと思われます。」

大神「恐らく、何者かによって再生したのかと思われる。

何者かが復活させたかわからんが、ディスタガスに

都市を入れるワケにはいかん!!バルワンダーで出撃せよ!!」

隊員たち「了解!!!!」


ある森でディスタガスが歩いていた。街へ目指すために。

ディスタガス「ギャアアアアァァァァァァァァオン」

そこに飛んでくるバルワンダーDXとバルワンダー2号。

DXは灰間と日下部、2号は叶野と上川が乗っていた。

日下部「ディスタガスを発見しました!!」

叶野「ディスタガスは二度も倒した敵だ!!速攻で撃つぞ!!」

バルワンダーDXと2号はレーザーバルカンを連射し、

ディスタガスを攻撃する。魔獣は攻撃を受けながらも進行する。

ディスタガス「ギャアアアアアアアァァァァァァァァオン」

上川「強力な火薬弾を受けろ!!!」

2号は火薬弾を連射する。これを受けたディスタガスは、

少し効いたか立ち止まり、DXと2号に向ける。

ディスタガス「ギャアアアアアアァァァァァァァオン」

そして、ディスタガスは眼から光線を発射する。

DXと2号はそれを素早く避け、レーザーバルカンを連射する。

灰間「このまま接近しながら攻撃しまくってやる!!」

DXと2号はレーザーバルカンを連射しながら、ディスタガスに近づく。

攻撃を受け続けるディスタガスだが、2号とDXが近づいた瞬間。

ディスタガス「ギャアアアアアアアアァァァァァァァァァァオン」

魔獣は口からディスター線のガスを吐き出した。

それを浴びてしまうDXと2号。これに慌てる隊員たち。

叶野「ま、まずい!!離れろ!!!」

DXと2号は素早く移動し、敵のガス攻撃から離れ、回避した。

灰間「危ねェ・・・・。魔獣のガスは恐ろしい威力を持つからな・・・。」

ディスタガス「ギャアアアアアアァァァァァァァオン」

そして、ディスタガスは何故か消滅していった。

日下部「ま、魔獣が消えてしまいました・・・・!」

叶野「逃げたのか・・・?一旦、基地に戻ろう。

つづく

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