ディスタガス「ギャアアアアアァァァァァァオン」
大暴れするディスタガスの前に、バルワンダーDXが飛んで来た。
叶野「レーザーバルカン発射!!!」 上川「発射!!」
バルワンダーDXはレーザーバルカンでディスタガスを攻撃する。
攻撃を受けるディスタガスだが、ダメージがとても少ない。
ディスタガス「ギャアアアアアァァァァァァァァァオン」
ディスタガスは眼から光線を発射する。だが、避けられる。
DXは再びレーザーバルカンで魔獣を攻撃した。
一方、別の町ではバルターボが走っていた。
日下部が運転している。
灰間「・・・・っ!!いたぞ!!!」
日下部「何ですって・・・!?あっ!!」
そして、バルターボは急に停まる。バルターボの前には、
二人の女子高生を襲おうとしているガルプキンがいたからだ。
ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッ」
二人の女子高生「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
バルターボから降りた灰間と日下部は、
バルガンの銃弾を連射し、ガルプキンを攻撃する。
ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッ」
攻撃を受けたガルプキンは痛がる。
日下部「早く逃げて!!!」 二人の女子高生「は、はい!!」
二人の女子高生は素早く逃げて行った。
ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッファッファッ」
ガルプキンは怒って、灰間と日下部に襲いかかろうと走る。
灰間と日下部はバルガンの銃弾を連射して、迎撃する。だが、
ガルプキンはジャンプして、回避。そして、二人の背後に着地する。
ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッファッファッ」
魔獣は日下部を襲おうとする。それに気づいた灰間は。
灰間「ぬっ!?てやあああぁぁぁぁ!!!」
灰間は素早いキックでガルプキンを蹴り飛ばす。
日下部「っ!?この・・・!」
日下部は後ろに気づき、バルガンを構える。
ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッ」
ガルプキンは倒れるが、すぐに立ち上がる。
ジャンプして、どこかへ逃げる。
灰間「どこかへ逃げようとしてやがるな・・・・!!」
日下部「二手に分かれて、探しましょ!」
灰間「ああ!」 灰間と日下部はそれぞれに分かれて、走った。
灰間はこの町の別のルートを走っていた。
灰間「あのカボチャ野郎・・・!相当、ずる賢いからな・・・。
一刻も早く見つけねェと、大変な事になっちまう・・・!むっ!?」
その時、灰間は立ち止まる。灰間の前には、
あのピンク髪の少年が立っているからだ。
灰間はその少年を見て、驚く。
灰間「お、お前は・・・・!」
ピンク髪の少年「やぁ。また会ったね。
ティアーズ。いや、灰間翔君。」
ピンク髪の少年は微笑みながら、そう言う。
灰間「・・・・知ったよ。お前の正体・・・。お前の正体は、
マリンナーサと夢の国から来た、王子コリスだろ?」
ピンク髪の少年の名はコリスであった。そして。
灰間「そして、俺たちと同じ光の戦士・・・。ウルトラマンクリスタル!!」
灰間は微笑んでそう言う。コリスはさらに笑顔になる。
そう。ピンク髪の少年こそ、マリンナーサの王子であるコリス。
そして、怪獣たちからアメリカを守ったウルトラマンクリスタルであった。
コリス「そうさ。僕が、ウルトラマンクリスタルだ。数年前、僕は、
この星の人々に夢と希望を取り戻させようと自らアメリカに来た。
でも、そのアメリカでは、
たくさんの怪獣や宇宙人が人々の夢を壊そうとしたんだ。
それを阻止しようと、僕はウルトラマンクリスタルとして、
その怪獣たちからアメリカを守るために戦ったんだ。
DGCと言う組織に、入っていたんだけど、
この日本を狙う怪人たちとの戦いの日で解散しちゃった。
だから、今。こうして人々の夢を叶えさせようと旅立ってるワケさ。」
コリスが語っているシーンで、
次々とクリスタルの過去の場面が出てくる。
火を吐くギルゾング、出現するターゲザン、暗躍する昆虫怪人たち、
夜の町を走るギラギンド、町を荒らすベルザス星人、
毒ガスを吐くグレイヴァ星人、暗黒の中に漂うクロネ星人、
走り回るカプリゴン、闇夜に立つゴダル、
踊る等身大のハヌマーン、そして、使徒の軍団。
灰間「そうだったのか・・・。だが、この日本は、
魔族っつー恐ろしい戦力を誇る悪魔の星人に狙われているんだ。
奴らは魔獣と言うモンスターを使って、この国を襲っている。」
コリス「そうか。けど、今の敵は暗黒宇宙から来た、
ハウル星人。魔族と同じくらい恐ろしい宇宙人だ。」
灰間「ハウル星人!?もう調査できたのか!?」
コリス「色々あってね。・・・・そろそろ来ると思う。」
灰間「まさか・・・!ハウル星人か!?」
コリス「多分・・・。でも、その前に。」
コリスと灰間はある方向を見る。そこから、ガルプキンが歩いて来た。
ガルプキン「ブッファッファッファッファッファッファッファッファッファッ」
ガルプキンは素早いスピードで灰間とコリスを襲う。だが。
灰間「にゃろ!!」
灰間はバルガンの銃弾を連射して、魔獣を攻撃。
コリス「はああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
コリスは物凄いパンチでガルプキンを殴り飛ばす。
灰間「すげーパンチだな。」 コリス「ウルトラの力のおかげだよ。」
バルワンダーDXはレーザーバルカンでディスタガスを攻撃し続けた。
ディスタガス「ギャアアアアアアァァァァァァァオン」
ディスタガスは口からディスター線のガスを吐く。だが、
バルワンダーDXはそれを避けて、
ディスタガスをレーザーバルカンで攻撃し続ける。
ディスタガス「ギャアアアアァァァァァァオン」
上川「それ!!電気ビームを受けて見ろ!!」
バルワンダーDXは電気ビームで、ディスタガスをさらに攻撃する。
ディスタガス「ギャアアアアアアアァァァァァァァァオン」
ビームを浴び続けるディスタガスは徐々に苦しむようになる。
上川「やっぱり、昔の魔獣なんか、
このDXの敵じゃないみたいだね!」
叶野「このまま一気に攻撃を続ければ、勝てる!!」
バルワンダーDXは電気ビームを発射し続けて、
ディスタガスを攻撃している。
その時、どこかの方向から謎の青いビームが出てきて、
そのビームが電気ビームに命中。
それにより、電気ビームが消える。
叶野「何っ!?」 上川「い、今のは・・・!?」
上川と叶野は謎のビームが妨害した事に驚く。
叶野「・・・・むっ!?あ、あれは!!」
その時、ビームが放った方向で、何かの怪光が光っていた。
同じく、灰間やコリスの前にも同じ怪光が発生していた。
灰間「こ、この光は・・・・!?」 コリス「来るぞ・・・!奴が!!」
そして、怪光が消えると、恐ろしい姿の宇宙人が出てきた。
ディスタガスとバルワンダーDXの戦場でも、怪光が消え、
同じ恐ろしい姿の宇宙人が現れた。
その姿は紫色が中心らしく、
顔は大きく、その顔の左右には両腕が生えていた。
下半身は普通らしい。目は黒く、口が獣のようであった。
頭には二つの触覚があり、その先端には、
緑色の目が付いていた。手は人間と同じらしいが、足は異形らしい。
叶野「な、何だ!?この異形の魔獣は・・・・!?」
そして、現れたその異形の宇宙人は不気味な声で喋り出す。
宇宙人『我が名はハウル星人。暗黒宇宙から来た者だ・・・!』
灰間「ハウル星人だと!?」
コリス「そうだ!こいつがハウル星人だよ!!」
コリスと灰間の前にいる宇宙人も、ハウル星人であった。
ハウル星人『我々はこの表宇宙を研究しようと活動している間、
私はこの星を見て、
この星を自分の物にしてみようとした。そこで、
私はこの星では、魔星と言う惑星の生物の死骸を発見し、
その死骸で魔獣とやらを研究した。』
バルワンダーDXの前でも、ハウル星人は喋り続ける。
ハウル星人『そして、私は、
ディスタガス、ガルプキンと言う2匹を気に入り、
我がハウル星の超科学でその2匹を蘇らせた。』
上川「ディスタガスとガルプキンを復活させたのは、
宇宙人の仕業だったのか・・・・!」
灰間「あの2匹が生き返った感じがするワケだぜ・・・!」
ハウル星人『私は後に、他の魔獣たちをも蘇らせるつもりだ・・・。』
コリス「何・・・・っ!?」
つづく
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