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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!!!」

ティアーズはいきなり空中キックでバム星人を攻撃する。

バム星人「・・・・・・・!?」

バム星人は倒れ、スィールから離れる。そして、

ティアーズはスィールを抱える。

ウルトラマンティアーズ『大丈夫か!?』

スィール「う、ウルトラマンティアーズ・・・。」

バム星人「あ”ああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

バム星人は物凄い怒りとギャン泣きのような叫びと共に、

立ち上がってドラミングする。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・・!!」

ティアーズはスィールをそっと置き、星人を迎え撃つ。

バム星人は走り、棍棒でティアーズに襲いかかる。

バム星人「・・・・・・・・!!!」

バム星人は棍棒で打撃するが、ティアーズは右腕でガードする。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・・!!」

ティアーズは左腕で手刀、そしてキックで星人を攻撃する。

バム星人「・・・・・・!?・・・・・・!!」

星人はティアーズから離れ、再び棍棒で打撃しようとする。

だが、ティアーズはこれを避け、思い切り蹴り上げる。

ウルトラマンティアーズ「シュワッ!!!」

ティアーズに蹴られた星人は倒れる。これをスキに迫るティアーズ。

バム星人「・・・・・・・!!」

バム星人は棍棒から電撃光線を発射。

ティアーズはその光線を浴びてしまう。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアアァァァァァァ!!!!!!」

スィール「灰間さん!!!」 スィールはゆっくりと立ち上がる。

バム星人「・・・・・!・・・・・・・!」

星人はひるんだティアーズを棍棒で数回打撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!・・・・・・・!!!」

だが、ティアーズは何回もキックし、強烈なパンチで反撃する。

殴り飛ばされたバム星人は、またも立ち上がる。

そして、ティアーズとバム星人は互いのスキを見せないように、

同時に右の方へと歩く。そして、星人が走りだし、棍棒を突きだす。

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!」

だが、ティアーズはバム星人の棍棒を持つ腕を掴み、

一気に星人を投げる。

バム星人「・・・・・・・・!?」

星人は倒れるが、また立ち上がる。そして、また棍棒で攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!!」

ティアーズはまたもこれを避ける。

そして、バック転で次の打撃をも避ける。

だが、3回目の打撃を受けて倒れてしまうが、すぐに立ち上がった。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・!」

バム星人「・・・・・・・・!!!」

バム星人は棍棒で思い切り打撃しようとするが、

ティアーズは両手でガードする。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!」

ティアーズはチョップでバム星人の棍棒を持つ腕を何度も打撃する。

バム星人「・・・・・・!・・・・・・!」

スィール「ティアーズ・・・!勝ってください・・・・!!」

そして、次第に朝日が昇り、とうとう朝が近づいて来た。

スィールは祈るように両手を組み、応援した。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!!」

バム星人「・・・・・・・!!」

ティアーズは両手でバム星人の棍棒を掴んでいるが、

バム星人がその棍棒を振るい、ティアーズを右の方へと投げる。

だが、それと同時にバム星人もティアーズの隣へと倒れてしまう。

そして、ティアーズとバム星人は立ち上がり、

それぞれ離れようとバック転をする。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!」

バム星人「・・・・・・・!」

そして、バム星人は走り、ティアーズの頭に棍棒を付ける。

その棍棒から激しい電流が発生し、

ティアーズの身体が電流に流される。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・!!」

ティアーズは激しい電撃を受けて、倒れてしまう。

バム星人はさらにティアーズを攻撃しようと、棍棒を振るう。

ウルトラマンティアーズ「トオオオオォォォォォ!!!」

ティアーズは素早く立ち、バム星人の胴体を掴み、

星人を投げ飛ばす。バム星人はまたも倒れる。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートでバム星人を攻撃するが、

星人は棍棒でガードしてしまう。星人に命中しなかったが、

棍棒は破壊されてしまう。

ウルトラマンティアーズ『く・・・・っ!むっ!?』

その時、ティアーズは落ちていたスィールのヤリに目をつける。

ウルトラマンティアーズ『スィール!

そのヤリを使わせてもらうぞ!!』

スィール「はい!!」

ティアーズはスィールのヤリを手に持った。

ウルトラマンティアーズ「アタッチメントチャージ!!!」

ティアーズはそのスィールのヤリに光のエネルギーを注入し、

そのヤリを光らせた。そのヤリを思い切り投げつける。

バム星人「・・・・・・・・・・・!!!!!!!」

光るヤリがバム星人の胸に刺さると、星人の身体が光る。

そして、光が消えてバム星人が倒れると、すぐに消滅してしまった。

残っているのは、地面に刺さっているスィールのヤリであった。

朝日が完全に昇り、バム星人は死んだ。そして、

ティアーズとスィールは両手を組んでいた。

スィール「ありがとうございます。灰間さん。」

ウルトラマンティアーズ『良いって事よ。

それがウルトラマンとしての使命だからさ。』


そして、BAR基地の前では、スィールが灰間たちの前に立っている。

スィール「皆さん。本当にありがとうございます。

あなたたちのおかげで、

地球の素晴らしさを少しだけ知る事ができました。」

日下部「スィールさん。ごめんね。あなたなら許せるわ。」

大神「そうじゃの。君も魔族じゃが、とても良き心を持っとるき。」

緒川「スィール。また地球に来て良いのよ。私、スィールと、

友達になりたいから。私、いつでも待っているわ。あなたを。」

スィール「はい・・・。私。また地球に来たら、

最初に緒川さんと会おうと思います。」

灰間「また困った事があったら、俺たちのところに来てくれ。

また何とかしてやるよ。」

スィール「ありがとうございます。私ってば不幸じゃないです。

それでは、皆さん。ここで御別れですが、

いつかは必ず、この美しい星、地球に戻って来ます。それでは。」

スィールは光となって、空の彼方へと飛んで行った。

緒川「スィールうううぅぅぅぅぅ!!!

また会おうねええええぇぇぇぇ!!!!!」

緒川が手を振って、スィールを見送った。

こうして、とても美しい美少女の魔族、スィールを狙う、

悪魔のようなバム星人が倒され、スィールは助かりました。

スィールはとても優しき心を持っているので、

彼女なら、いつでも地球に来て欲しいものですね。

良き魔族がまた地球に来れるために、

ウルトラマンティアーズとBARは、

悪の魔族と戦い続ける事になるでしょう。

次回につづく

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スィール「はい・・・。日下部さんや他の女性を傷つけた宇宙人は、

私を嫁にするためなら手段は選びません。あの宇宙人は、

私を嫁にできないストレスで、様々な悪さをしました・・・。そう。

多くの人たちが星人たちに襲われたのは、

全て私のせいなんです・・・!」

上川「あの星人は君を狙うだけのために、あんな事を・・・。」

叶野「あの星人が君を嫁にしようとする理由は一体・・・?」

スィールは自身の身体を抱きながら言う。

スィール「星人は私のこの身体に魅了し、それを目当てに・・・。

それに私は不幸体質を持っています。ですが、星人はそれを知ってて、

奴隷的に利用しようとしています・・・・。私の不幸体質はいつでも、

起きちゃいます。その不幸体質で、私を狙う星人のせいで、

多くの人たちが・・・。あの人たちを巻き込んじゃった・・・・っ!

私のせいです・・・!私が地球に来なければ、今頃は・・・・!!

やっぱり、私ってば不幸です・・・・・。」

スィールは泣き崩れた。他人を巻き込んだ罪と言う不幸を感じて。

緒川「スィール。・・・あなたは悪くないわよ。

悪いのは全部、あの星人だもの・・・・。」

大神「ちょっと待たんかぃ!?ワレ・・・。

地球に来なければと言ったな?

もしかして、お前は・・・・!?」

スィール「・・・・今にわかります。」

スィールはそう言って、日下部に近づく。

そして、彼女の身体に右手で触れる。

その右手から白い光が出た。上川、叶野、大神はこれに驚く。

大神、叶野、上川「おお・・・・っ!?」

そして、白い光が消えた。その時、日下部が目を覚ます。

日下部「ん・・・っ。はっ!!こ、ここは・・・!?」

日下部は起き上がる。日下部が復活したのだ。

緒川「あんなに重症だったのに・・・・!?」

スィール「回復魔法です。一日3回しか使えませんけど・・・。」

大神「おどれ・・・。やはり、地球人じゃなかったんか・・・!」

スィール「はい。実は私。魔族の一人なんです。ですが、

私は地球が好きです。緒川さんや灰間さんのおかげです。ですが、

私が星人から逃げているせいで、多くの地球人が不幸になっています。

これ以上、地球人を不幸にしたくありません・・・。」

スィールはメディカルセンターから出ようと歩き始める。

緒川「す、スィール!?」 日下部「どこへ行くのよ!?」

スィール「終わりにします・・・・。」

スィールはついに出てしまった。灰間はそれを追う。

灰間「ちょっと待て!!」 灰間も出てしまった。

日下部「・・・・あの娘。本当に魔族なの?」

緒川「・・・・・うん。ちょっと変わった魔族なの。」


スィールと灰間は夜の町を歩いていた。

灰間「スィール・・・。まさか、行くんじゃねェだろうな?星人に会いに。」

スィール「ええ・・・。バム星人は私を探し求めて、今でも、

この星の人たちを襲っているハズ・・・。だから。

私。バム星人と戦います!これ以上、あの宇宙人を許せない・・・!」

灰間「そうか・・・。なら。俺も一緒に・・・!」

スィール「駄目です。星人があなたが私を守っていると思って、

あまり私を襲う事が難しいと感じて、現れる事はないでしょう。

それに、私は知ってます。

あなたが姫君の涙を受け継いでいる事を・・・。」

灰間「じゃあ、お前一人で行くと言うのか!?」

スィール「はい。私でないと、あの星人は倒せない・・・・。でも・・・。」

灰間「でも・・・・?」

スィール「怖い・・・。あの星人と戦うの怖いです・・・・!」

スィールは少しだけ怯え、泣きそうになる。そして、灰間に抱きつく。

スィール「本当は・・・・。あなたに守られたい。でも、駄目なの。

魔族がティアーズに守られるなんて、他の魔族に笑われちゃう・・・。

あの星人は強いから、私一人じゃ勝てるかどうかわからないけど・・・・!」

灰間「スィール・・・・。」 そして、スィールは灰間から離れる。

スィール「でも、やっぱり私一人だけで行きます。

あの星人と決着のために。

私ってば・・・・・不幸です・・・・・。」

スィールは微笑んで、泣きながらどこかへ走った。

灰間「スィール!!」


日下部「そう。あのスィールと言う魔族が・・・・。」

緒川「ええ。あの娘は、気弱で不幸だけど、

優しくて少し無邪気で性格が良いの。私。あの娘と友達になりたい。

灰間君・・・。彼なら、宇宙人からスィールを守ってくれるかも。」


夜の町を歩くスィール。そんな彼女の前にある親子がいた。

女の子「ふえええええぇぇぇぇぇん!!」 

スィール「っ?あっ!!」

スィールは驚いた。

泣いている女の子と血まみれで倒れている母親がいた。

スィール「どうしたのですか!?」

女の子「ひっく。ひっく。お母さんが、変な化け物に・・・・。」

スィール「また、バム星人が・・・・!!」

母親を襲ったのは、バム星人のせいであった。それを知って、

怒りを感じたスィール。だが、すぐの落ち着いた表情になり、

母親の身体に右手で触れ、その手から白い光が出る。回復魔法だ。

そして、母親の傷が全て消え、母親は蘇って立ち上がる。

母親「うう・・・。い、生きている・・・?」

女の子「お母さああああぁぁぁぁん!!」 女の子は母親に抱き着く。

スィールは親子に再び平和が戻ったと感じ、

笑顔になる。そして、親子も笑顔に。

女の子「お姉ちゃん。ありがとう!」

母親「あなたが救ってくださったのですね・・・。」

スィールは女の子の頭を撫でて、優しくこう言う。

スィール「・・・幸せになってね。」

スィールは親子から離れて、走って行った。バム星人を倒すために。

女の子「お母さん!あのお姉ちゃんと友達になりたい!」

母親「あの人・・・。きっと、天使だわ。」


スィールは夜の草原に来た。そして、

彼女の身体から水色の光が溢れる。

そして、その光と共に巨大化し、魔獣となった。

魔獣になった後、その光が消えた。

巨大な魔人となったスィールだが、

その美しい容姿は全く変わっていない。

スィール「バム星人!!もう逃げません!!

あなたを倒しに来ました!!」

その時、スィールから少し離れた場所が爆発する。だが、

その爆発がすぐに消え、そこから巨大化したバム星人の姿が現れた。

バム星人「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

スィール「ここで雌雄を決します・・・!!」

スィールはどこからともなくヤリを出し、バム星人に襲いかかる。

スィール「はあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

スィールはヤリを突き出すが、バム星人は両手で受け止める。

バム星人「は?俺様を殺すのかよ?おみぇーのような雌が、

できると思ってんのかや!?なめるんじゃねェよ!!」

バム星人は怪力でヤリを持ち上げ、スィールを地面に叩きつける。

スィール「きゃ・・・・っ!?くっ!!」

スィールは立ち上がるが、バム星人が殴りかかる。

バム星人「・・・・・・!」 スィール「っ!!えぃ!!」

スィールは再びヤリを突き出し、バム星人を攻撃する。

バム星人「・・・・・・・・!?」

バム星人は攻撃を受け、さがる。だが、すぐに反撃しようとする。

バム星人「・・・・・・!!」 バム星人はスィールを蹴る。

スィール「あぅ!?でや!!やぁ!!!」 魔獣はヤリで星人を斬る。

さらに、再び突き出そうとする。だが、

バム星人はチョップでそのヤリを打ち、回避。

スィール「・・・・っ!?くあ!!」

バム星人はスィールを思い切り殴る。

さらに強烈なキックで蹴り飛ばす。

スィール「きゃあああぁぁぁぁっ!!?」

スィールは倒れるが、すぐに立ち上がる。

スィール「はっ!!」 スィールは左手から激しい放水を出す。

バム星人「・・・・・・!?・・・・・・!!」

バム星人はそれを浴びてひるむが、ダメージは一つもない。

星人がひるんでいる間、魔獣はヤリを縦にして、パワーを込める。

スィール「・・・・・っ!はあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

そして、スィールはヤリをバム星人に向ける。そのヤリの先端から、

少し大きな魔方陣が出る。その魔方陣から無数のビームが出る。

バム星人はその無数のビームを浴び、身体中が爆発する。

バム星人「・・・・・・!!・・・・・・・!!」

倒れるバム星人だが、素早く立ち、どこからともなく棍棒を出した。

バム星人「てめえええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

バム星人は自分に嫁にならず、自分を痛めつけたスィールに、

とうとう怒りを限界に達し、殺してしまおうとした。

バム星人「・・・・・・!・・・・・!・・・・・!」

スィール「ふん!せぃ!でや!!」

バム星人の棍棒とスィールのヤリが何度もぶつかり弾き合っていく。

二人の巨人が戦っている間に、空が徐々に明るくなろうとしていく。

間もなく、朝がやって来ようとしているのだ。


灰間は町を走った。スィールとバム星人が戦っている草原へと。

灰間「やっぱり、心配だ・・・!スィールの奴。あの星人の野郎!!

かなり凶悪なパワーを増してやがる!!こりゃ、やべーぞ!!!」

灰間のペンダントが、スィールに危機が訪れる事を教えたのだ。

スィールのヤリとバム星人の棍棒がぶつかり合う。その時。

スィール「えい!!!」 スィールはパンチでバム星人を打つ。

バム星人「・・・・・・・!?」

スィール「せい!!」 さらにスィールはチョップで追加攻撃。

バム星人はひるむ。そして、

魔獣はヤリを少しさげて、思い切り横に振るう。

すると、ヤリが振るった場所から冷たい風が出て、

やがてその風が氷となる。星人の足を包んだ風も氷となる。

これでバム星人の両足が凍ってしまった。

バム星人「ざけんな。ボケ。これで勝ったと思ってんのか?おい・・・!」

バム星人は棍棒を自身の両足に向ける。

その棍棒から電撃光線を発射し、

自身の足を封じた氷を粉々に破壊してしまう。

スィール「そ、そんな・・・・!?」

バム星人「死ねえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

バム星人はキックとパンチの連携攻撃で、スィールを攻撃した。

スィール「うぐっ!?うああああぁぁぁぁ!!!」

バム星人「・・・・・・・・・・!!!」

バム星人は棍棒からの電撃光線でスィールをさらに攻撃する。

スィール「あああああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・!!!」

攻撃を受けた魔獣はヤリを地面に落としてしまう。

バム星人「・・・・!・・・・!!・・・・!!!」

バム星人はスィールを何度も殴り続ける。もはや袋叩きだ。

スィール「ぐっ!?うっ!?くぁ!!きゃ!!ぎゃ!?あっ!!」

さらにバム星人は棍棒でスィールをさらに何度も攻撃してしまう。

スィールは倒れそうになるが、何とか耐えている。

スィール「・・・・・・・っ!」 バム星人「・・・・・・・・!!!!」

星人はそんなスィールに怒りをさらに爆発。バム星人は、

スィールの胸元に棍棒を突く。その棍棒から電流を流し、

スィールの全身がかなり強烈な電撃を浴びてしまう。

スィール「ぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

電流が流れる間、スィールの身体から骨が見えるようになってしまう。

そして、スィールは倒れてしまう。

スィール「ぐ・・・っ!うう・・・・!!」

バム星人「ひゃはははははははは!!!もう貴様は終わりだ!!

だが、まだまだもっと苦しんで死んでもらうぞォ・・・・・!!」

スィール「はぁ・・・。はぁ・・・。はぁ・・・。はぁ・・・。」

バム星人はスィールをさらに襲おうとした。その時であった。

ついに灰間がこの草原に来た。

灰間「スィール!!!ティアーズ!!!!!」

灰間はウルトラマンティアーズに変身した。

つづく

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そして、バム星人は女の子の持つお菓子を素早く奪った。

女の子「あっ!!」 バム星人「うあぁ!!・・・がつがつ!!」

バム星人はそのお菓子を荒々しく食べた。

それを見た女の子は泣きだす。

女の子「うえええええええぇぇぇぇぇぇぇん!!!!!」


またある場所では、

常に笑いながら歩いている男女のカップルがいた。

そこにも、バム星人が跳びだした、現れた。

バム星人「おらあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

カップル「わああああああぁぁぁぁぁ!!!?」

バム星人「幸せそうにしてんじゃねェ!!

このクソ女がああぁぁぁぁ!!!」

バム星人は女性の方を蹴り飛ばす。

女性「きゃああぁぁ!?」 男性「な、何をする・・・!ぐは!?」

バム星人「黙れ!!!わあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

バム星人は男性を殴り飛ばし、棍棒で女性を何度も打撃した。


ある場所で、一人の女性が歩いていた。そこにもバム星人が現れる。

バム星人「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

星人は棍棒でその女性を打ち、物凄い電流を流し込む。

女性「あぴゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

女性の身体から一瞬だけ骨が見え、その身体から多くの煙が出た。


スィールを見つける事ができない悪のバム星人は、

恐ろしくストレスを感じ、

その発散のために次々と女性たちを襲い続けていた。

その事件発生を受けたBARはただちに出動した。

もちろん、灰間も携帯電話でその連絡を受けていた。

灰間「何っ!?宇宙人が暴れている!?」

日下部の声『ええ!!

この近くの町にいる女性たちを襲っているわ!!』

灰間「わかった!!すぐ行く・・・!すまねェ!宇宙人が現れた・・・!」

スィール「・・・・現れたのですね。バム星人が・・・!」

灰間「バム星人・・・・!?」

スィール「私を追っている宇宙人で、とても醜悪で悪意の塊です。」

灰間「そいつは大変だ!じゃ、そいつをぶっ倒してくる!!」

灰間は緒川とスィールを残して、バム星人を倒そうと素早く走った。

スィール「・・・・大丈夫でしょうか?あの灰間さんと言う人。」

緒川「心配ないわよ。これから、私と一緒にどこかへ行きましょ。」

スィール「は、はい・・・・。」


町では、バム星人が別の女性を追っていた。

女性「た、助けてええええぇぇぇぇぇぇ!!!」

バム星人「死ねええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

バム星人は棍棒から電撃光線を発射して、女性を焼き殺した。

女性「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

女性が倒れると、日下部、上川、叶野の3人が走って来た。

日下部「そこまでよ!!宇宙人!!!」

3人はバルガンからの銃弾を連射して、バム星人を攻撃。

バム星人「ぬっ!?うあああぁぁぁぁ!!!ぐるるるる!!」

星人はバック転で避け、走って逃げる。その星人を追う隊員たち。

日下部たち「待てええええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」


そして、とある工事現場らしきところに来る星人と隊員たち。

バム星人「ふうううぅぅぅぅぅぅ・・・・・!!」

バム星人は無数の石の山の上に立つ。上川と日下部が、

地面からその星人を撃とうとするが、命中しない。星人の後ろから、

叶野が出てきて、バム星人を蹴り上げる。

叶野「とあ!!」 バム星人「ぐあああぁぁぁぁっ!!?」

石の山から転がって倒れたバム星人を近くの上川が射撃し始める。

上川「このやろ!!このやろ!!」

バム星人「ぐっ!!ぬううぅぅぅ・・・!!畜生!!!」

日下部「くらいなさい!!」 

日下部が立ち上がったバム星人を連射で攻撃する。

バム星人「ぎぎっ!?ふざけんなよ・・・・!!」

何発かが命中したが、バム星人はダメージを受けただけで倒れず、

日下部に襲いかかる。上川が彼女を守ろうとバム星人に近づく。

上川「させるか!!」 上川は星人を殴るが、通用しない。

バム星人「うっ!?邪魔だああぁぁぁぁ!!!」

バム星人は上川を蹴る。上川は倒れそうだが、何とか持ちこたえる。

上川「うわああぁぁぁぁ!?・・・おっとっと!!」

バム星人「バーカ!!!」 

星人は上川を棍棒で打つ。上川は倒れる。

上川「いでっ!!・・・やっぱり、

僕って格闘は無理だなァ・・・。がくっ。」

日下部「か、上川さん!?・・・・きゃっ!!!」

バム星人「ずああああぁぁぁ!!!」 星人は日下部を棍棒で打つ。

叶野「貴様・・・・!!ぐあ!!」 バム星人「きいいいぃぃぃ!!」

叶野が近づいて来るが、バム星人がその叶野を膝蹴りで攻撃。

バム星人「ぐえ!!ぐえ!!ぐえ!!」 叶野「がっ!!おあ・・・!!」

星人はさらに、叶野の頭を棍棒で何度も打撃した。

そして、倒れた日下部に棍棒を付け、電流を流した。

日下部「きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

バム星人「ぐひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!」

その時、灰間が走って来た。バム星人はそれに気づく。

灰間「おらあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

灰間はパンチでバム星人を攻撃。だが、星人はそれを避ける。

バム星人「ぎっ!?ボケがああぁぁぁ!!!」 星人は棍棒で攻撃。

灰間はそれを避け、キックとパンチの連携攻撃をする。

灰間「ふん!!でぃ!!やああぁぁぁぁ!!!」

バム星人「ぐふっ!?どわああああぁぁぁぁ!!!?」

バム星人は倒れるが、すぐに立ち上がる。

バム星人「てめェはウルトラ・・・!」 灰間「言うんじゃねェ!!」

灰間は強烈なキックを星人に浴びせる。

だが、星人はまた立ち上がる。

バム星人「ぐるるるるるる!!!こらあああぁぁぁぁぁ!!!!」

バム星人は棍棒からの電撃光線で攻撃。

光線が灰間の前に地面に命中し、爆発。

灰間「く・・・・っ!!」 灰間はバック転で避ける。

バム星人「・・・・・っ!!」 

星人はジャンプする。そのまま消えてしまった。

灰間「また逃げやがった・・・・!っ!!そうだ!!日下部!!」

灰間は倒れた日下部のところへ走る。


その頃、緒川とスィールはとある喫茶店に来ていた。

二人はテーブルの上にある、アップルパイを食べていた。

スィール「こ、これが地球人の作った食べ物・・・。」

緒川「ええ。美味しいでしょ?」

スィール「はい。とても美味しいです。特にこのアップルパイは、

魔族にない食べ物ですが、とても素晴らしい味ですね。

この喫茶店の他にも、服屋には色んな素敵な洋服があったり、

ゲームセンターとかでは楽しいお遊びがいっぱいだったり、

図書館では面白い本が多くあったり、

地球には楽しい事がいっぱいです。」

スィールは地球の素晴らしさを笑顔で感心した。

緒川「でしょでしょ?他にもいっぱい、頼んで良いのよ?」

スィール「はい。・・・・でも、心配です。灰間さんや、

他にBARの皆さんがバム星人にやられていないか・・・。」

スィールは灰間たちがバム星人に負けていないか不安になる。

緒川「大丈夫よ。悪い魔族と互角に戦っていたもの。

宇宙人なんて・・・。」

その時、緒川の携帯電話が鳴り出した。緒川は電話をする。

緒川「緒川です!」

灰間の声『こちら!灰間。星人は逃がしてしまった・・・!

日下部が奴の攻撃を受けて、怪我をしてしまった・・・・!!』

緒川「何ですって!?」 スィール「・・・・・・っ!!?」

スィールは悲しそうな表情で手で口を塞ぐ。


BARのメディカルセンターに来た、緒川とスィール。

ベッドの上で日下部が眠っている。

身体中には電撃で焼かれた跡があったか、

その身体中に包帯が巻かれていた。大神と初め、隊員が全員揃う。

大神「星人のガキ・・・!女性には容赦せんとは・・・!!」

叶野「まるで、女性に恨みがあるみたいですね・・・。」

上川「例え、何かあったとしても、僕はあの星人を許せない・・・!」

大神「市民からの報告によると、宇宙人は女性ばかりを襲っとる。

何故、女性を狙うんなら?まず、その謎を・・・。」

灰間「それよりも、日下部の事を何とかしねーと・・・!」

灰間は傷だらけの日下部の手を握ってそう言う。

灰間(まだ生きているみてェだが、あれだけ激しい電流を受けたんだ。

このまま何とかしねェと、死んでしまうかも知れない。)

緒川「日下部さん。どうして・・・。」

スィール「私のせいです・・・。」

大神たち「え・・・・?」 大神たちはスィールの方に気づく。

スィール「私のせいで、日下部さんが・・・っ。」

スィールは泣きそうに言う。

大神「君は確か、緒川君が救出した女性じゃないかね?」

つづく

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緒川「ある宇宙人・・・・!?」

灰間「・・・もしかして、あのどこかの谷で暴れていた宇宙人か?」

女性「はい。その宇宙人は私を無理やり、嫁にしてしまおうとしました。

ですが、私はその宇宙人を嫌っていました・・・。何故なら、

あの星人は狂気と悪意に満ちているからです。」

灰間「そうか・・・・。魔獣に恋する星人がいるなんて、少し妙だな。」

緒川「・・・ところで、あなたの名前は?」

女性「はい。私の名前はスィール。海豹人間族の魔人です。私は、

決して悪しき行いはしません。そして、何か手伝わせてくれませんか?

あなたたちは私を助けてくれました。そのお礼がしたいです・・・。」

灰間「どうやら、こいつも良い魔族みたいだな。」  緒川「そうね。」

灰間と緒川はスィールが良い魔族と知り、微笑む。

緒川「でも、良いわ。無理に手伝う事はない。ゆっくりしていきなよ。」

スィール「そうですか・・・。」

灰間「・・・・そうだ!お前、どんな魔力を持ってんだ?」

スィール「魔力・・・。水を操る事ならできますが・・・。」

灰間「そうだな・・・。じゃあ、ちょっと水をくれねーか?

ちょうど、喉が渇いたし。自販機は金がかかるしよ。」

スィール「はい。」 スィールは少しだけ微笑んで言う。

灰間は何も入ってないコップを出し、

スィールが左手を真上からコップに向ける。

スィール「では、行きます・・・!」

スィールの左手から水が出てきた。

その水が灰間の持つコップに入って行く。

灰間「おおっ!!」 緒川「手から水が出たわ!!凄い!!」

スィールの出す水により、コップが水に満ちていく。だが。

灰間「あわわ!!も、もう良い!もう良い!!」

コップでスィールの水が大いに溢れた。こぼれる確率が高い。

スィール「え?ああ!!」 スィールはそれに気づき、慌てる。

それで、左手を動かして、

灰間の顔にスィールの出した水がかかってしまう。

灰間「うわっ!?」 灰間はこれに驚き、倒れそうになる。

それにより、コップの水のほとんどが灰間の身体にかかってしまった。

灰間「うへぇ・・・。びしょ濡れだぜ。」

スィール「あうぅぅ・・・。こんな事を望んでないのに。

私ってば不幸です・・・。」

スィールは凄く落ち込む。

緒川「あなた・・・。もしかして、不運の持ち主。」

スィール「・・・はい。私ってば。

いつも何かすると、失敗ばかりしちゃうんです。」

灰間「そっか・・・。まっ。頑張れば、何とかなるっしょ。」

緒川「でも、いつまでもこの基地に置いておくワケにはいかないし・・・。

このBARは魔族と敵対しているから・・・。そうだ!

私と一緒に、どこか外へ散歩しない?私の家に行けば、いつでも・・・。」

スィール「・・・・っ!?だ、駄目です!外では、宇宙人が、

私を探そうと行動をしているハズです・・・・っ!」

灰間「大丈夫だよ。俺と緒川さんがボディガードするよ。」

スィール「本当・・・・ですか?」


こうして、灰間は大神に独自にパトロールをする事を許してもらい、

緒川やスィールと共にどこかの街へ出かけた。

スィール「・・・・・あの。本当にすみません。あなた方には、

BARの仕事があるのに。それを放棄して、私を守ろうと・・・。」

スィールは切なそうに灰間と緒川に謝罪する。

灰間「別に放棄なんてしてねェよ。

誰かを守るこそが、防衛隊の役目の一つだし。」

緒川「それに、あなたが良い魔族で本当に良かったわ。

しかも、可愛いし。」

スィール「か、可愛いだなんて・・・。」 スィールは少し照れる。

そして、スィールは周りの人々を見る。笑い合う大人たち。

仲良く手を繋いで歩く親子。楽しそうに走る子供たち。

スィール「でも・・・。よく見ると、地球人って、

何だか楽しくて良き心を多く感じます。他の魔族からは、

地球人は醜悪で汚い存在と聞きましたが・・・。」

緒川「まあ。確かに私たち地球人の中には、

醜悪で汚い者が多いわ。

今、あなたたちが見ているのは、そうじゃない方よ。けどね。

私たち人間は本当はとても醜い存在なの。」

灰間「けど、その人間たちもその醜さに気づき、

やがて良き存在となる。

俺はその可能性を守るために、人間たちを襲う魔族と戦ってるんだ。」

スィール「そうですか・・・。だから、あなたは・・・。きゃっ!?」

スィールは突然、足をくじいて扱けてしまう。

灰間「っ!?おい。大丈夫か・・・?」

灰間はスィールをゆっくりと起こす。

スィール「うう・・・。こんなところで扱けちゃうなんて。不幸です・・・。」

謎の声「あああああぁぁぁぁぁ!!!」 スィール「ひっ!?」

灰間、緒川、スィールは大きな声に驚く。

その3人の前に、森下と徳丸がいた。

大声を出したのは、森下と徳丸の二人であった。

灰間「お、お前らかよ・・・・!?」

徳丸「お前らかよじゃない!!誰なの?この女の人!?」

森下「変な帽子を被ってるし、衣装が何か普通じゃないし、

胸が凄く大きいし・・・!ま、まさか!?翔ちゃん・・・!!」

スィール「む、胸が大きい・・・。」 

スィールは自分の胸を見て、頬を赤く染める。

徳丸「君・・・!この女の人と・・・・!?」

灰間「変な妄想をすんな!!この女は宇宙人に追われていて、

そいつから、この人を守っているだけだよ。」

スィール「ごめんなさい。勘違いをさせてしまって・・・。

宇宙人は私の事を常に狙っていまして・・・。」

徳松「そっか。じゃあ、良かったよ。でも、もし、

本当にアレだったら、すぐに野口さんに知らせないと・・・。」

森下「そして、野口さんは翔ちゃんを変態だと思い、

今までにない態度で翔ちゃんと絶交してしまい・・・。」

灰間「お前たち・・・。」

徳丸「でも、人を守るのも仕事かも知れないし、しっかりやってね!」

森下「あまり度が過ぎて、アレな事にならないようにねェ。」

徳丸と森下は灰間たちから離れて去った。

スィール「・・・何だったのですか?あの二人。」

灰間「少し変な二人組さ。そこまで醜くはねーけど・・・。」


一方、とある町では、幸せそうに歩いている女性が歩いていた。

両手には多くの洋服を持っていた。

女性「らんららーんららーん。いっぱい買っちゃった!

帰ったら、どんな衣装を着ちゃおうかなァ。」

謎の声「ひひひひひひひひ・・・・・!!!」

その時、不気味な謎の声が聞こえる。女性はそれに恐怖を感じる。

女性「っ!?だ、誰・・・・!?」

そして、女性の前に、等身大のバム星人が現れた。

バム星人「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

バム星人はいきなり棍棒で女性を殴った。女性は倒れた。

女性「きゃあああぁぁぁっ!?」

バム星人「ぬっ!?うおおおおおぉぉぉぉぉ!!!」

そして、バム星人は多くの洋服を両手で破り始めた。

女性「あああぁぁぁぁ!!せっかく買った洋服がァ!!」

バム星人「う”ああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

イライラが止まんねええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

全ての洋服を破ったバム星人はまたどこかへ走った。


そして、別の町では、小さな女の子がお菓子を持って歩いていた。

バム星人の声「おらああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

そこに、等身大のバム星人が現れて、女の子に近づく。

つづく

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緒川「この時間なら、何とか仕事に間に合いそうね。」

緒川が行っている科学者としての仕事が始まる時間は、

毎日朝から始まるらしい。そのため、

緒川は毎日、夜明けの時くらいに早起きをして、

こうして、BAR基地へと向かっているのだ。

そして、緒川はとある池に近づく。

緒川「・・・・・っ?はっ!?」

その池を見た緒川は驚く。何を見たのだろう。

その池の中には、人が溺れているではないか。

緒川「人だわ!!」 緒川は走って池の方に飛び込む。

その池を泳ぎ、溺れている人を抱え込む。その溺れた人を、

助けた緒川は池から地面へとあがり、溺れた人を地面に置く。

よく見るとその人は、

宇宙人に襲われていた女性の巨人に似ている。

いや、この人は、あの女性の巨人そのものである。

緒川「ちょっと!大丈夫・・・!?っ!?」

緒川は女性の顔を見る。実は、その少女はまだ息をしていた。

緒川「息をしている・・・?あんなに溺れていたのに?

と、とにかく!メディカルセンターへ連れて行かなきゃ・・・!」

緒川は女性を抱え、BAR基地へと向かった。


そして、昼となった。BAR基地に集まる隊員たち。

灰間や日下部も来ている。緒川も来ている。

大神「ポイントJ-76で巨大宇宙人が何かを企んでいた。

だな?灰間隊員。」

灰間「はい。女性の悲鳴が聞こえたので。

女性を襲っているのではないかと。それに、宇宙人だけではなく、

女性の巨人らしき物体も一瞬だけ見えたような・・・。」

日下部「で、その巨人は幻と言うワケではないでしょうね?」

灰間「一瞬だけ見えたからな。多分、そう思うかも知れない。」

緒川「もし、実際に存在しているなら、あの巨大な宇宙人と、

何か関係があるかも知れませんね・・・。」

大神「ふむ。

その女性の巨人とやらを捜索する必要があるじゃろうか?

今回の事件はそこに何かがある・・・。皆。どう思う?」

大神の言葉に考え込む隊員たち。

その時、灰間のペンダントが光り出す。

灰間(っ!?これは、魔獣反応・・・!?まさか、魔獣が、

いよいよこの基地に潜入したのか!?

その事を皆に知らせたら不味い気がする・・・!)

緒川(あの女の子。大丈夫かな?息はしているから良いけど・・・。)

灰間「・・・・すみません。隊長。ちょっと、

小休止にドリンクを飲みに行っても良いですか?」

大神「ふむ。灰間には夜のパトロールで活躍したけェの。

良えやろ。好きなだけ飲むと良い。」

灰間「ありがとうございます。」 灰間は司令室から出る。

緒川「あの。私もメディカルセンターへ行っても良いですか?

先ほど、救出した女の子の様子が見たいので・・・。」

大神「うん。わかった。あまり時間かけんやないど?」

廊下を歩き続ける灰間。ペンダントは光り続けている。

灰間「・・・そうか。魔獣はメディカルセンターにいるんだな。」

灰間は走る。そして、

メディカルセンターの入り口である扉に近づく。

それと同時に、緒川もその扉に近づき、灰間と会う。

緒川「あら?灰間君。あなたもメディカルセンターに用なの?」

灰間「あ、ああ・・・。ちょっとこの部屋に異変が起きたそうでね。」

緒川「異変って。そんな反応はないと思うんだけれど・・・。」

緒川は扉を開き、灰間と一緒にメディカルセンターへと入る。


メディカルセンターでは、あの女性がベッドの上で眠っていた。

その女性を見た灰間は驚き、ペンダントがさらに光る。

灰間(っ!?こ、こいつが・・・・!)

緒川「この娘。何故か池の中に溺れていたけど、

どう言うワケか呼吸が普通にできているの。

そのため、人工呼吸の必要ないけど・・・。」

灰間「・・・もしかしたら、こいつ。魔獣かも知れねーぞ?」

緒川「え・・・?」 その時、眠っていた女性が目覚めようとする。

女性「う、ううん・・・・!」

そして、女性は目覚め、上半身だけを起こした。

女性「・・・あら?ここは、どこですか・・・?あっ!!」

女性は灰間と緒川の方を見て、驚く。そして、急に怯え始める。

女性「ち、地球人・・・!?」 緒川「地球人!?ま、まさか・・・!」

灰間「お前。魔獣だよな?何を企んでやがる・・・?」

女性「あなた・・・!まさか、噂のBAR!?こんなところで、

会うなんて・・・・。私ってば、不幸です。」

女性は怯え、泣きそうになる。

緒川「さっき、池で溺れたみたいだけど、何かあったの?」

女性「・・・・私はこの地球を狙う気などありません。

信じてもらえませんが、

私。ある宇宙人の男に追われていて、この星に逃げ込みました・・・。」

つづく

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