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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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とある夜の谷。そこは大量の霧が辺りを覆っていた。

そこでは、巨大な姿が二つ存在していた。そう。

謎の巨人が二人、いるのだ。その二人は何故か争っているのだ。

一人は、まるで人間そのもののような姿で女性。

水色の髪で、青い衣装。海豹に似た不思議な帽子をしていた。

しかも、青いヤリを持っている。もう一人は、

黒に近い色で顔が異形な人型であった。宇宙服らしい衣装である。

異形の巨人「・・・・!・・・・・!!」  女性の巨人「・・・・・!!・・・・・!」

異形の巨人は女性の巨人を襲っているような感じであった。

異形の巨人が常に女性の巨人に向かって走っている。だが、

女性の巨人はその異形の巨人を投げ飛ばし、逃げようとしている。

何故、このような事が起きたのか説明しておこう。

異形の巨人の名前はバム星人。星人はこの謎の女性の巨人を、

嫁にしてしまおうとこの地球にまで追っていたのだ。しかし、

女性の巨人はバム星人が大嫌いであった。どうしても、

自身を好きになってくれない女性にバム星人はついにストレスを込み上げた。

バム星人「おとなしく俺様の嫁になりやがれ!!」

バム星人は女性の巨人に殴りかかるが、女性の巨人は、

ヤリでガード。そして、キックで星人をさがらせた。

女性の巨人「・・・・っ!?はっ!!!」

バム星人「・・・・・!?・・・・・!!」

痛みに耐えたバム星人は女性の巨人と組み合う。

女性の巨人「く・・・っ!!ふん!!えぃ!!」

女性の巨人は膝蹴りを二度も繰りだし、またも星人をさがらせる。

バム星人は怒って、機械的な棍棒を取りだし、

それで女性の巨人を叩く。すると、巨人の身体に電流が流される。

女性の巨人「きゃああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

女性の巨人は倒れた。そして、バム星人が女性の巨人を襲おうとする。

女性の巨人「・・・・・・っ!!」

バム星人「・・・・!・・・・!・・・・!」

女性の巨人(う、動けない・・・!こ、このままじゃ逃げられない・・・!)

その時、灰間が操縦しているバルワンダー1号が飛んで来た。

パトロールの途中で女性の悲鳴を聞いた灰間はすぐにここに来たのだ。

バム星人「ケケケケケ・・・・・!!さァ!!

一緒に我がバム星人へ行ってもらおうか!!そこで、

いっぱい楽しい事をしようやァ・・・!あひゃはははは!!」

バム星人は女性の巨人を掴んでしまう。

女性の巨人「い、いやああぁぁぁぁ!!!」

だが、バルワンダー1号がバム星人に接近する。

灰間「あの巨人が悪そうだな・・・!」

バルワンダー1号は火薬状のバルカンでバム星人を攻撃する。

バム星人「・・・・!?・・・・・・!!」

攻撃を受けたバム星人は素早く跳び、女性の巨人から離れる。

バム星人「何やっとんか!!!このクソ戦闘機!!!!」

バム星人は棍棒から電撃光線を発射。バルワンダー1号はそれを避ける。

灰間「お前が変な事をしようとしてっからだ!!」

バルワンダー1号は次にレーザーバルカンを連射。星人はこれにひるむ。

バム星人「・・・・・・!!・・・・・!?」

バム星人は倒れそうになるが、バック転ですぐに立ち上がる。

そして、女性の巨人はフラフラしながら去っているところを見る。

それを見たバム星人は追おうとするが、バルワンダー1号が、

レーザーバルカンで妨害。バム星人は少しだけ受けて、

すぐにバック転でレーザーバルカンを避け続ける。

バム星人「・・・・・!・・・・・・・!!!」

だが、1号は星人が立った瞬間を狙ってレーザーバルカンを連射。

攻撃を受けたバム星人は棍棒で接近する1号を打撃するが、

避けられる。そして、

バルワンダー1号はまたもバム星人にレーザーバルカンを浴びせる。

攻撃は受けたが、星人は素早いアクションで避ける。

バム星人「くっそおおおおぉぉぉぉ・・・・・!!!」

バム星人はジャンプして、どこかへ去った。

灰間「逃げたか・・・。俺も帰るとしますか。」

1号も基地へと戻ろうと飛んだ。女性の巨人はどこかへ消えたそうだ。


ウルトラマンティアーズ   第31話・水辺の使

魔水少女・スィール
暴漢宇宙人・バム星人
登場


そして、夜明けとなった。ある町で、緒川が歩いていた。

つづく

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極悪な宇宙人に追われる女性の魔獣。その魔獣は、

水の中で生きる事ができる美しい人間のような美少女だった。

その少女はスィール。彼女を助ける者はいるか。

次回、【水辺の天使】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか。ティアーズ第31話。

今回はナイトメアが語った姫君の涙の事を初め、

ウルティメイトペンダントの秘密、灰間の父の消息など、

ティアーズに必要なテーマを少しだけ解明する回でした。

父は生きていますが、まだ行方不明のままにしています。

ちょびっとだけヒントらしい要素を出しましたが。

姫君の涙の伝説については第25話でナイトメアが、

ほとんど語ったそうですが、あれはあくまでセリフでのみ。

実際に詳しくはないそうです。老人の言葉やら映画やらで、

姫君の涙の伝説を灰間に教えてみましたが・・・。

何だかめちゃくちゃでうまく語れたかどうかわかりませんね。

・・・私の説明が下手だから、無理でしょうね。きっと(

今回登場した魔獣はキングジンジャーです。

ジャンボーグAから出演させました。

あのまるでアレンジされたツインテールに、

足が付いたようなデザインが良い感じですよねw

次回はあのティアーズ・トゥ・ティアラより、

私が大好きなあのキャラが登場します。

それでは。

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ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!・・・・・・!!」

ティアーズはキングジンジャーの身体にチョップを打つ。

そして、素早くパンチ。さらに、両手で魔獣の尻尾を掴み、

3回くらい膝蹴りを繰り出す。だが、キングジンジャーも負けていない。

キングジンジャー「キャアアアアァァァァオン」

キングジンジャーは右腕の刃でティアーズを打撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!?・・・・・!!」

攻撃を受けたティアーズはさがり、再び魔獣に近づき、

パンチとキックで反撃。だが、

キングジンジャーの口がティアーズの右足を噛み付く。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアァァァァァ!!!!」

ティアーズは右足を噛まれて、痛がる。

キングジンジャー「キャアアアアァァァァァァオン」

魔獣はティアーズの足を噛みながら、両腕の刃で打撃し続ける。

ティアーズはこの連続の攻撃に何とか耐えている。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・!」

ティアーズは手刀とパンチのコンボで応戦。しかし、

キングジンジャーはそれを耐えながら、

ティアーズの右足を噛み続けている。

そして、魔獣は尻尾の先端の刃物から3つのビームを発射する。

ティアーズは顔を攻撃され、その衝撃でキングジンジャーから離れる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!・・・・・・・!!」

キングジンジャー「キャアアアアアアアァァァァァオン」

ティアーズは顔を痛がり、キングジンジャーが先端の刃物を突きだす。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!」

ティアーズは刃物に突かれ、倒れる。

キングジンジャー「キャアアアアァァァァァァオン」

キングジンジャーはティアーズを噛み付こうと近づく。だが、

ティアーズはそのキングジンジャーの開いた口を両手で掴み、抑える。

キングジンジャー「キャアアアアアアアァァァァァオン」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・・!!!」

その時、バルワンダーDXがキングジンジャーに近づく。

日下部「対魔獣用ミサイル発射!!!」

バルワンダーDXは少し大きく赤いミサイルを発射した。

そのミサイルがキングジンジャーの体に命中し、大爆発する。

キングジンジャー「キャアアアアアァァァァァオン」

魔獣は攻撃を受けて、ティアーズから離れた。

立ち上がるティアーズ。

バルワンダーDXは電気ビームでキングジンジャーを攻撃。

キングジンジャー「キャアアアアアァァァァァオン」

キングジンジャーは電撃を受けて、ひるむ。

ウルトラマンティアーズ「・・・!アームシュート!!!」

さらに、ティアーズはアームシュートで魔獣の顔を攻撃。

顔の一部が爆発し、キングジンジャーは痛がる。

キングジンジャー「キャアアアアアアアァァァァァァァオン」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・!!」

ティアーズは走る。魔獣は先端の刃物から3つのビームを発射する。

ウルトラマンティアーズ「ハイパーリフレクト!!!!!」

ティアーズは走りながら、

ハイパーリフレクトで3つのビームを防いだ。

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアアアアアァァァァァァァ!!!!!」

そして、

キングジンジャーに近づいたティアーズは強烈なキックを繰り出す。

ティアーズに蹴られたキングジンジャーはさがる。そして、

先端の刃物をロケットのように体から離脱させ、

物凄いスピードで飛ばした。

その刃物がティアーズに迫る。だが、ティアーズには通用しない。

ウルトラマンティアーズ「トウッ!!!」

ティアーズはチョップで魔獣の飛ばした刃物を打つ。それにより、

刃物は弾き飛ばされ、キングジンジャーの身体に刺さってしまう。

その刃物が大爆発を起こし、

魔獣の身体は傷だらけに近くなっていった。

キングジンジャー「キャアアアアアアァァァァァオン」

完全に怒り狂ったキングジンジャーは口から火炎を吐き出す。

ティアーズはそれを素早く避ける。だが、

キングジンジャーは両腕の刃から白いレーザーを連射する。

その攻撃を受けてしまうティアーズだが、耐え抜いて反撃。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?プラズマレイガン!!!!!」

ティアーズはプラズマレイガンでキングジンジャーの顔を攻撃。

キングジンジャー「キャアアアアアァァァァァァオン」

その顔が大爆発を起こしてしまう。

これにより、魔獣は戦意を失ってしまう。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!」

ティアーズはファイティウム光線でキングジンジャーにとどめをさす。

キングジンジャーの身体は大爆発で粉々になった。

上川「やった!!」 叶野「うむ・・・!」

日下部「流石だわ。まるで、紅の勇者ね。」

ウルトラマンティアーズ『・・・・ティアーズ。紅の勇者。わかるぞ。

俺が、現代の勇者なんだ。姫君の涙と言う想いを受け継いだから、

次も負けられねーな!・・・・シュワッチ!!』

ティアーズは空を飛び去った。

それを見送るのは、例の老人であった。

老人「ほっほっほっほっほっ。見たか?お前の息子は、

紅の勇者として、今でも魔獣からこの星を守り続けておる。今度は、

姫君の涙の伝説を理解し、

勇者としての心を物凄く強めたみたいじゃぞ。

お前の息子は、とても立派な男になってきおくわぃ!!」

男の声『そうですね。私もあなたから通して、見ていました。

私の息子は・・・立派に成長していますね・・・。』

老人「そうじゃ。これからも見守ろうではないか!現代の紅の勇者。

ウルトラマンティアーズ。灰間翔の活躍を!!!」


BAR基地に戻った隊員たち。大神は笑顔でこう言う。

大神「いやぁ。よくやったのォ。おどれら!今日も、

魔獣は倒され、地球に平和が戻ったけ。」

灰間「・・・まあ。紅の勇者のおかげですけどね。」

日下部「紅の勇者?何それ??」

灰間「ウルトラマンティアーズの事だよ。」

大神「何で、ティアーズの事を紅の勇者と呼ぶ事があるんじゃぃ?」

灰間「それは・・・秘密っすよ。」

灰間は思った。ティアーズの本当の秘密と、

姫君の涙の伝説をBARにまだ教えてはいけないと。

今、教えれば自分がティアーズである事がバレてしまうと思うからだ。

大神「そうかぃ。まあ、ティアーズがどんな奴じゃろうと、

これからもわしらの事を助けてくれるだろう。わしらBARも、

これからも、ティアーズをサポートせなあかんど!!」

隊員たち「了解!!!!」

灰間(今回の戦いで親父の消息は少しだけわかった。あとは、

どこにいるか、探すだけだ。待ってな。親父。

一刻も早く見つけ出してやるからな・・・・!)

ティアーズの秘密が隠されている姫君の涙の伝説を知った灰間翔。

彼はその伝説を知る老人からの情報で、

父、灰間鉄郎がまだ生きている事を知りました。あとは、

どこにいるか探すだけ。灰間は父と再会できる時を待ちながら、

魔獣たちと戦い続けるのです。太古の姫君の想いと、

勇者の意思を継いだ現代の紅の勇者、ウルトラマンティアーズ。

灰間翔。彼はこれからも、

魔獣たちからこの星を守り続ける事でしょう。

次回につづく。

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灰間「そうか・・・!!わりっ!!仕事ができた!!」

灰間はそう言って、走る。野口たちの元から去って行った。

野口「あっ!灰間君・・・・。」

徳丸「何だぃ!せっかく、レストランにでも行こうと思ったのに。」

森下「まぁ。翔ちゃん自身のおごりでだけどね。」

徳丸と野口「え?」


BAR基地へ目指そうと街を走っている灰間の前に、

あの老人が現れる。灰間はその老人の前に止まる。

灰間「っ!?あの時のじじい・・・・!」

老人「やぁ。また会ったのォ。勇者よ・・・。」

灰間「昨日の事で、色んな疑問をしててよ。

あんたに聞きてェ事があるが、今はそんな暇はねェ。

また魔獣が現れちまったんだ・・・。だから。」

老人「そうか。・・・・さっきの映画はどうだったかの?」

灰間「っ!?ぷ、プリンセス・ティアーズの事か?」

老人「そうじゃ。あの映画に、何かを感じたかね?」

灰間「・・・・太古の時代。異形の怪物の軍団。

作られた神秘のクリスタル。そのクリスタルが、

姫君の涙で光が宿り、そのクリスタルを手にした勇者が、

紅の戦士となって、怪物たちを全て、倒した。

・・・・クリスタルが姫の涙で覚醒するとか。まるで、

あんたの言う姫君の涙の伝説に似ているぜ。」

老人「ああ。じゃが、姫君の涙が無意味なハズだった、

クリスタルに神秘のパワーを与えたのは正しい。それが、

伝説に相応しい展開。じゃが、実際の伝説と映画には違いがある。

それは勇者じゃよ。映画では勇者は生身のままで神秘の鎧と剣を、

得た。だが、実際の伝説は勇者は紅の巨人となったのじゃ。

その紅の巨人こそ、ウルトラマンティアーズだ。」

灰間「ああ。紅の勇者がティアーズである事は知っているよ。

そのティアーズの名前の由来は、涙で良いよな?」

老人「うむ。姫君の涙で誕生した。だから、ティアーズなのじゃ。

姫君と勇者がそう名付けたのじゃ。プリンセス・ティアーズは、

勇者が得た力以外、全てが実際の伝説と全く同じであった。

ビーストは魔族と魔獣である事はわかっておる。出身地は異なるが。

実際の伝説では、姫君と勇者は全ての魔獣共を倒した後、

赤きクリスタルを遺跡に封印したのじゃ。二度と争いが起きぬように。」

灰間「・・・・ちょっと待ってくれ。さっきから思ったけどよ。

あんた。あのプリンセス・ティアーズと何か関係あるんじゃないのか?」

老人「このわしがあの映画を制作したってか?いや。

あの映画はどこかの制作者たちが偶然にも、

企画した架空の物語であった。

じゃが、あの物語はあまりにも姫君の伝説と同じすぎていた・・・。

あの製作者の中にも、

姫君の涙の伝説を知っている者がいるやも知れん。」

灰間「そうか・・・・。って、そうだ!!今は、

あんたと会話してる場合じゃねェ!!魔獣が暴れているんだ!!

また会いたい時は探してやっから!!!」

灰間は走るが、老人が呼び止める。

老人「・・・・灰間翔!!!」

灰間「何だよ!?」

老人「姫君の涙の伝説の事は、理解できたかな?」

灰間「映画とあんたの話でほとんど知ったよ!!次は、

親父の事を教えてもらうからな!!それじゃ!!」

灰間は物凄いスピードで走り、老人から離れた。

老人「うむ!魔獣は人々を皆殺しにしようとしておる!!

魔獣を倒すために走るのじゃ!!勇者ティアーズよ!!

・・・・これで良いじゃろ?」

その時、謎の男の声が聞こえてくる。

男の声『ええ。ですが、大丈夫でしょうか?』

老人「大丈夫じゃよ?あやつなら必ずやってくれる!」


キングジンジャー「キャアアアァァァァオン」

キングジンジャーはある村で多くの民家を襲っていた。

その一つの民家を噛み砕いている。そして、

刃物の先端からの3つのビームで遠くの民家を爆破した。

キングジンジャー「キャアアアアアァァァァオン」

魔獣は歩きながら、次々と民家を踏みつぶしていく。

さらに、もう一度噛み付きで別の民家を壊してしまう。

その時、バルワンダーDXとバルワンダー1号が飛んで来た。

バルワンダーDXは日下部、叶野、上川が搭乗。

バルワンダー1号は灰間が操縦していた。しかし、

灰間は頭を痛めているかのように頭を手で掴んでいる。

灰間「いってええぇぇぇ・・・・!1号より日下部へ!!1号より日下部へ!!」

日下部の声『何よ・・・?』

灰間「いくら遅すぎたからって、頭をぶん殴る事ねーだろ?」

日下部の声『今日はいつもより凄く遅かったそうだからでしょ?

反省なさい?戦って、その罪を背負いながらね!?』

灰間「はいはい・・・!それじゃ、攻撃!!」

バルワンダーDXと1号はレーザーバルカンを一斉に連射して、

魔獣を攻撃する。

キングジンジャー「キャアアアアァァァァァオン」

キングジンジャーは攻撃を受けたが、少しも効いてない様子。

叶野「DXは敵の顔の部分に総攻撃を仕掛ける!!」

上川「1号はサポートを頼む!!!」

灰間「了解!!!」

1号はレーザーバルカンをさらに連射し、

キングジンジャーの身体中を撃ちまくる。

キングジンジャー「キャアアアアアァァァオン」

攻撃を受け続けているキングジンジャーは怒って、1号を襲おうとする。

3つのビームで攻撃するが、避けられる。その間に、

バルワンダーDXがキングジンジャーの顔に接近する。

日下部「攻撃!!!」

バルワンダーDXはレーザーバルカンを連射。その攻撃を、

顔に受けたキングジンジャーに急に痛みを感じる。

キングジンジャー「キャアアアアアァァァァァオン」

キングジンジャーはひるんだが、

すぐに気力を取り戻し、3つのビームで反撃。

魔獣から離れているDXはその攻撃を幸いにも避ける事ができた。

灰間「もう一度だ!!」 

バルワンダー1号はまたもレーザーバルカンを連射。

1号はまたもレーザーバルカン連射で、キングジンジャーを攻撃した。

そして、またもキングジンジャーの顔に接近するバルワンダーDX。

日下部「今度はもっと凄い攻撃で・・・・!!」

その時、キングジンジャーの口から火炎を吐き出し、

接近するDXを襲う。

日下部、上川、叶野「うわっ!!?」

バルワンダーDXは間一髪、魔獣の火炎を回避した。

キングジンジャー「キャアアアアァァァァオン」

キングジンジャーはさらに3つのビームでDXを攻撃するが、避けられる。

上川「これでは、魔獣の顔に近づけない!!」

灰間「くそ!!こうなったら・・・・!」

バルワンダー1号はキングジンジャーに、

接近しながらレーザーバルカンを連射する。

キングジンジャー「キャアアアアァァァァオン」

キングジンジャーは3つのビームで攻撃するが、命中しない。そして、

1号はそのままキングジンジャーの顔に接近する。その時。

灰間のペンダントが輝き始める。

灰間「・・・・ああ。そろそろ始めようぜ・・・・!!」

キングジンジャーは口からの火炎で1号を攻撃。命中してしまい、

1号は炎上し、墜落してしまう。そして、爆発した。


灰間は今、とても暗い世界にいた。ここは全てが闇の黒であった。

そこにいるのは、灰間ただ一人だけであった。だが、

灰間の目の前に、ある映像が映し出させる。それは、

赤きクリスタルを持つ美しい姫君であった。その姫君は、

プリンセス・ティアーズの登場人物と全く同じであった。

その姫君は涙を流していた。

その涙の一粒が、赤きクリスタルに零れ、かかる。

そのクリスタルにかかった涙が光り始め、

クリスタル全体からも輝き始めた。

灰間「映画なんかじゃねェ・・・。これは、現実の光景。

姫君の涙の伝説は・・・本当に実在したんだ・・・・・!」

そして、姫君の元に来た勇者。姫君は勇者に、

光るクリスタルを渡す。そして、クリスタルを手にした勇者は、

そのクリスタルを持つ手を上に掲げる。そして、

それと同時に灰間もクリスタルを上に掲げる。

勇者「ティアーズ!!!」

勇者はそう叫ぶと、光と共に紅の巨人へと変身した。その姿は、

ウルトラマンティアーズそのものであった。

灰間もそれに続くかのように叫ぶ。

灰間「ティアーズ!!!!!」

灰間も光と共にウルトラマンティアーズへと変身する。


キングジンジャーの前に、ティアーズが立っていた。

日下部「ウルトラマンティアーズ!!」

ウルトラマンティアーズ(姫君の伝説は確かに実在したぜ・・・。

つまり、俺はやっぱり、

勇者の意思と姫右の想いを継いでるってワケだな。

ならば、その意思と想いで、今日も戦ってやろうじゃねーか!)

そして、ティアーズは戦いの構えをとる。

ウルトラマンティアーズ「シュワッチ!!!」

キングジンジャー「キャアアアアァァァァァァオン」

キングジンジャーはティアーズを襲おうと、走る。ティアーズも走る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!」

ティアーズはパンチでキングギンジャーを攻撃。

魔獣はダメージを受ける。

さらにティアーズはキックを繰り出し、強烈な威力で魔獣をさがらせた。

キングジンジャー「キャアアアアアァァァァァオン」

ウルトラマンティアーズ「ショアッ!!!」

キングジンジャー「キャアアアアアアァァァァオン」

魔獣は3つのビームでティアーズを攻撃。

ティアーズはジャンプで避ける。

ウルトラマンティアーズ「ジャンピングショット!!!」

ティアーズはジャンピングショットでキングジンジャーの身体を攻撃した。

キングジンジャー「キャアアアアァァァァァァオン」

着地したティアーズはキングジンジャーに接近。格闘戦に持ち込む。

つづく

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そして、ペンダントをじっと見続ける。

灰間「親父は生きている。あのジジイの言葉には、

偽りを感じなかった。お前はどう思う?」

灰間はペンダントに聞き、そのペンダントが少しだけ光る。

灰間「そうか。親父はやっぱり生きてるんだな・・。」

灰間は少しだけ笑顔になり、顔を机の上に置く。

灰間「ふぅ・・・・。でも、親父はどこで生きているんだろ?

なァ?親父が今、どこにいるか、わかるかぃ?」

ペンダントはまたも光る。

灰間「流石にわからないってワケか。まあ、良いや。

自力で探すしかねェな。こりゃ。それにしても、

お前を不思議なアイテムにした姫君って一体誰だろうね?

太古から存在していると言うが、今でも生きているのかしら?

親父に魔法をかけたと聞いたけど・・・。」

ペンダントは光る。だが。

灰間「そうか。やはり、わかんねーか・・・。でも、お前。

その姫君の涙と言う物でパワーを得たんだろ?

姫君の涙か。魔族の王からは聞いたが、奴の話は、

まだ完全って感じではない気がする。探すべき物は色々とあるな。」

そう。灰間には探すべき物があるのだ。それは、

自身の父、灰間鉄郎。次に、姫君の涙の伝説の全てである。

そして、あの老人の正体であったのだ。


次の日。秋田学園のクラスでは。

灰間「は?昨日は映画に行かなかった?」

徳丸「うん。・・・と言うか、行けなくなっちゃってね。」

森下「何だか事故があったんだって。だから、観れなかったの。

まあ、別の映画館に行けば、問題ないと思うわ。」

徳丸「そうそう。別の映画館でもプリンセス・ティアーズがやってるしね。」

野口「ねェ。灰間君。今日の予定は?」

灰間「うーん。魔獣が現れねェ限り、予定なしかね?」

森下「じゃ、きっまりーっ!」

徳丸「灰間君も一緒に行こっ!今日こそは絶対!」

灰間「ふむ・・・・。(プリンセス・ティアーズ。姫君の涙か・・・。

魔族の王とあの老人が語った姫君の涙・・・。その伝説が、

映画になったとかだろうか?なら・・・。)わかった。行くよ。」

徳丸と森下「やったあああぁぁぁぁぁ!!!」


そして、灰間、徳丸、森下、野口の4人は、

あるデパートに来て、某映画館の前に来ていた。

看板には【プリンセス・ティアーズ】と描かれている。

4人は映画館の中へと入る。


多くの客の前にあるスクリーンでは、ド迫力のシーンが映っていた。

それぞれ異なる姿のモンスターたちが大勢、攻めてくるのだ。

灰間(あれは、魔獣の軍団と言って良いだろうか?)

そして、モンスターたちの軍団の、

背後にある黒い姿と赤い目の魔物が喋り出す。

魔物『我らはビースト!!

貴様たち人間は今日より我らに支配される運命なのだ!!!』

そして、タイトルのシーン。プリンセス・ティアーズの内容は、

ビーストと名乗る謎の魔物の軍団が人間たちを襲い続けていた。

それを知ったミッドチルダと言う王国は、

すぐにビーストたちとの戦いに備えていた。

その国の姫の名は、マリア。マリアは、別の国から来た勇者である、

ナルドと言う男を愛していたそうだ。勇者であるナルドは、

マリアのいる国を守ろうと多くの戦士たちを集めていた。

マリアはピンクで長い髪。ナルドは青色で短そうな髪であった。

灰間(姫君と勇者か・・・。あとは・・・。)

そして、ついにビーストたちがミッドチルダ国を襲い始めた。

だが、そのミッドチルダの王族は密かにある儀式を行っていた。

灰間(あの儀式・・・!まさか!?)

そう。王族は神々の光を手にすると言う禁じられた儀式をした。

その儀式により、神の光を所持するようになった。その光を、

魔法で加工し、赤きクリスタルが造られた。

それを見て、灰間は驚く。

灰間「っ!!?(う、ウルティメイトペンダントと同じだ・・・!!)」

そう。赤きクリスタルは灰間の持つ、

ウルティメイトペンダントと同じ形であった。

そして、ビーストたちが民を襲いながら、兵士たちと戦っている。

だが、ビーストたちは皆、巨大な姿を持っているので、

人間の力では全く勝てない。

勇者であるナルドも戦っているが、ビーストたちの総攻撃で倒れてしまう。

王族はクリスタルをマリアに渡した。そして、マリアは、

両手でクリスタルを握り、切なく祈る。

マリア『偉大なる神様の光よ。我らを救いたまえ・・・!』

だが、クリスタルは光らない。全くの無意味なのだ。

マリアはそれに絶望する。そして、ビーストたちは王族を襲い、

ついにマリアの父や母、知り合いなどを皆殺しにしてしまった。

それを見て、マリアは悲しみにくれ、涙を流した。

愛する者を想いながら泣いていた。だが、その一粒の涙が、

クリスタルにかかった。その時、クリスタルは光り始めた。

そして、クリスタルが声を出す。

赤きクリスタル『全てを愛するあなたの涙。その涙は、

失った愛する者への想い、

全ての者を守りたいと言う想いが込められた。

私はその想いと君の涙に応えたい。』

灰間(これが、ティアーズの誕生か・・・!ティアーズは、

涙の意味だからな。やはり、ウルトラマンティアーズは・・・。)

そして、ナルドは傷だらけでマリアに近づいて来る。

大勢のビーストたちがマリアとナルドに近づいてくる。

ナルド『姫は・・・!姫には、近づかせん・・・!!』

マリア『神よ。一番愛している者にさらなる力を。』

そして、光るクリスタルはナルドに近づく。そして、

ナルドはそのクリスタルを手にする。その時、奇跡が起こった。

灰間(来るか!?)

クリスタルが赤き光となり、その光がナルドの身体を包む。

そして、手に持つ剣が神々しく輝いた。ビーストたちはそれを恐れる。

さらに、銅色であった鎧が紅に染まっていき、目が黄色く輝く。

ナルド『我は勇者!!勇者ティアーズ!!!

はあああああぁぁぁぁぁ!!!!!』

そして、ナルドは聖なる剣で次々とビーストたちを倒していった。

灰間(あれ・・・?違うぞ?赤き巨人じゃねェ。まさか・・・。)

ついに国に平和が戻った。全てもビーストたちが滅び、

ナルドを包んだ赤き光は消え、クリスタルも元の宝石に戻った。

そして、ナルトとマリアは二人で新たな王国を築く事であろう。

このシーンでとうとう映画は終わってしまった。


映画館から出た灰間たち。

徳丸、森下、野口はとても嬉しい感じであった。

徳丸「いやァ!!かっこ良かったな!!勇者ナルド!!」

森下「マリア姫も可愛かったわァ!!」

野口「うん。何より、話が感動的だったわ・・・。」

野口は笑っているが、

目から少しだけ涙が出たので、その目を少し手で擦る。

灰間(プリンセス・ティアーズ。あの映画は、確かに。

魔族の王が語ったのと似ているのは驚いたが、

何か違う部分があったな。

あの映画は偶然に作られた物だろうか。それとも・・・・。)

その時、灰間の携帯電話が鳴り出した。灰間は電話をする。

灰間「もしもし。灰間です!」

電話から日下部の声が聞こえる。

日下部の声『大変よ!!また魔獣が現れたわ!!!』

つづく

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ゆー1
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35
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男性
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1989/04/29
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学生
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いろんなサイトへいく事 など
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