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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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今日も夜がやって来た。だが、今回の夜は特別である。

何故なら、今日は大晦日。今年最後の日である。

午後11時59分。とある山で、一人の少年がいた。

その青く短い髪をした少年が持っているのは、

何と凧であった。その凧は子供が落書きしたように、

描かれた顔のようで、表情が笑顔であった。

少年「そろそろ良いかな・・・。えぃ!!」

少年は凧を上げた。凧が夜空へあがっていく。その時。

除夜の鐘が大きく鳴り始めた。それと同時に。

月が一瞬だけ大きな輝きを発した。だが、それは1回だけである。

そして、少年は笑顔でこう叫ぶ。何度も続く除夜の鐘と共に。

少年「あけましてえええぇぇぇぇ!!!

おめでとおおおおおぉぉぉぉぉぉぉう!!!!!」

その時、夜空にあがる凧に異変が起きる。

目と口の部分が一瞬だけ赤く輝く。少年は気づいていないが。


ウルトラマンティアーズ   第27話・凧揚げ魔獣V新兵器

凧魔獣・ダゴロン登場


灰間邸の和室では、灰間と美由紀はもちろん、

野口、森下、徳丸がいた。全員、和服を着ている。

灰間たち「あけまして、おめでとうございます。」

全員はそう言いながら、礼儀正しい態度を見せる。

灰間「・・・・って、何で俺の家でやるんだよ?」

美由紀「良いじゃない。私が誘ったんだから。」

森下「そうよねェ。翔ちゃんのお母さんってすっごく優しいのね。

それより、今年もよろしくね。翔ちゃん。」

徳丸「こっちも、今年もよろしく!」

灰間「・・・・ああ。今年もよろしく。」

野口「今年もよろしくね。灰間君。

また一緒にいられると良いわね。」

灰間「ああ。できれば、一緒にな。」

美由紀「さっ。せっかく来たんですし。皆で御節を食べましょ。」

徳丸「おう!!御節!!食べたい食べたーい!!!」

徳丸は御節を食べられると聞いて、喜ぶ。

灰間「できれば、餅の方を食いたかったがな。」

森下「あっ。私もそう思う・・・。」

野口「まあ。せっかくだし、皆で仲良く食べよ。」

灰間「そうだな・・・・。じゃ、食べるか。」

そして、数分過ぎ、皆は御節を食べていた。その間に、

もぐもぐと食べながら、徳丸がこう言う。

徳丸「ああぁぁ。ほうほう。いんらでれェ・・・。」

灰間「食いながら喋るな。」

そう言われた徳丸は食べている物を全て呑み込んで、こう言う。

徳丸「・・・そうそう。皆でね、凧揚げをしない?」

野口「凧揚げ・・・。そうね。お正月だし、したいわね。」

森下「やりたい!やりたい!やりたーい!!」

灰間「凧揚げか・・・。でも、やる気が出ねーからなァ。」

美由紀「まあ。そう言わないで。はい。翔。」

美由紀はどこからともなく、凧を持ち出して灰間に見せた。

灰間「それ。去年まで使った凧か。まだ捨ててなかったのか・・・。」

美由紀「ええ。野口さんたちがまだ、

お前と一緒に遊びたがっているからね。さっ。皆と遊んでおいで?

BAR隊員として戦う事を考えないでさ。」

灰間「・・・・しょうがない。ちょっと遊んでやるか。」


灰間たちはとある河原に来た。そこでは、

複数の子供たちがそれぞれ正月らしい遊びをしていた。

徳丸「さァ!!皆で凧を揚げるよ!!それええぇぇぇ!!!」

森下「よーし!!私もおおおぉぉぉぉ!!!」

徳丸と森下ははしゃいで走り、凧を揚げた。

野口「私たちも行きましょ!」 灰間「うん!」

灰間や野口も走って、凧を揚げた。4人の凧が空に上がった。

つづく

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新年が来た。灰間たちがお正月を楽しんでいる時、

奇怪な凧が襲って来た。その凧には魔獣が乗り移っていた。

そして、BARの新しい武器とメカが登場する。

次回、【凧上げ魔獣VS新兵器】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでした。ティアーズ第26話。

今回はクリスマスにちなんだ話で、それらしい怪獣を出しました。

サンタクロース的な宇宙人とトナカイ的な魔獣です。

今回登場したオリジナルの魔獣は、スーロク星人とサタングロン。

スーロク星人はサンタクロースをポジションにした宇宙人で、

サンタさんらしいやり方で子供たちを襲ってました。

サタングロンはトナカイのような魔獣にしました。トナカイって、

クリスマスか冬に似合う存在でしょうし(

冷凍怪獣ではこの小説でAのアイスロンがいましたが、

オリジナルの冷凍怪獣も出したいと思いましたからねェ。

そして、今回のゲストは、

多分、大人気らしいエロゲのWHITEALBUM2のヒロインである、

小木曽雪菜さんです。

ホワルバ2のヒロインは皆、可愛いと思います^^(

ホワルバ2の関しては、子供はあまり関わらない方が良いです(

この小説でも、他作品のキャラを出そうと思いまして(

次回はお正月にちなんだ話です。また、

BARの新兵器を登場させる予定です。

それでは。

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サタングロン「クワアアアァァァァァァオゥピイイイィィィィヨン」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!」

ティアーズも走り、サタングロンと突撃、組み合いをする。

ティアーズが力いっぱい魔獣を押そうとする。だが、

サタングロンが両目から破壊光線を出して攻撃する。

ティアーズは間一髪、それを避け、この行為が2回続く。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・・・・!!」

ティアーズはアッパーでサタングロンを殴り飛ばす。

スーロク星人「クエエェェ!!クエエエエエェェェェェェ!!!!!」

これに怒ったスーロク星人は虹色の光線でティアーズを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!?」

スーロク星人「クエエエエエエェェェェェェェ!!!!」

星人は走って、ひるんだティアーズを蹴り上げる。ティアーズは倒れる。

サタングロン「クワアアァァァァオゥピイイイイイィィィィィィヨン」

サタングロンは両手から冷凍ガスを出して、ティアーズを襲う。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!トウッ!!!」

ティアーズはジャンプで避け、空中キックでサタングロンの頭を打つ。

サタングロン「ピイイイイイイィィィィィィィヨン」

魔獣は着地したティアーズを殴る。ティアーズもパンチで反撃する。

スーロク星人「クエエエエエエェェェェェェェェェ!!!!!!」

後ろからスーロク星人がティアーズを殴る。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・!!」

ティアーズは後ろのスーロク星人を肘打ちで攻撃する。

スーロク星人「クエエエェェェ!?」

さらにティアーズはキックでサタングロンを蹴り上げる。

叶野「あの巨大宇宙人が偽サンタに化けた奴に違いない。

これより、星人の方を攻撃し、ティアーズを援護する!!」

バルワンダー2号はレーザーバルカンでスーロク星人を攻撃する。

続いて、地上から上川がバルガンの火薬弾で星人を攻撃する。

スーロク星人「クエエエェェェェ!!!クエエエエエエェェェェェェ!!!!!」

星人は攻撃を受けて、ティアーズから離れて、2号を襲おうとする。

ウルトラマンティアーズ「ティアーズナックル!!!!!」

ティアーズはティアーズナックルでサタングロンを連続で殴る。

サタングロン「クワアアアァァァァァオゥピイイイイィィィィィヨン」

魔獣は少しだけ離れて、

両目から光線を発射する。光線がティアーズの顔に命中。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!!!!」

攻撃を受けたティアーズは倒れそうにさがる。

サタングロンが容赦なく蹴る。

ティアーズが倒れた。そして、サタングロンは口から冷凍光線を発射する。

ティアーズはそれを間一髪、避ける。魔獣はもう一度、発射する。

ウルトラマンティアーズ「ショワアアァァ!!!ジャンピングショット!!!」

ティアーズはジャンプで避けて、ジャンピングショットでサタングロンを攻撃。

サタングロン「クワアアアアァァァァァァオゥ」

着地したティアーズがサタングロンを倒そうと走る。だが。

スーロク星人「クエエエエエエエェェェェェェ!!!!おのれ!!

このまま好きにはさせんぞォ!!クリスマスポイズン!!!!!」

スーロク星人の口から紫色のガスを吐き、

ティアーズはそのガスを浴びてしまう。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアアァァァァァァァ!!!!!!」

ティアーズは物凄く苦しみ、倒れる。恐ろしい威力の毒ガスだ。

スーロク星人「どうだ?ウルトラマンティアーズ。俺の毒ガスは、

宇宙一の威力を誇ろう。俺はその毒ガスを無数のプレゼントに、

仕込んでおいた。朝になれば、子供たちは皆、毒ガスで死ぬだろう!!

何せ、地球人が浴びるとすぐに死ぬのだからなァ!!!

クエエエエエエエエエエエェェェェェェェェ!!!!!」

叶野「そうか・・・!サンタに化けた理由はそこにあるのか!!」

日下部「子供たちの夢を踏みにじるなんて許せない!!

魔獣と星人を倒して、

毒ガスのプレゼントを全て、回収しなければ!!」

叶野「よし!!大神隊長に頼んでみよう!!!」

スーロク星人「もう一度くらえ!!クエエエエエエェェェェェ!!!」

スーロク星人は再びクリスマスポイズンと言う毒ガスで、

ゆっくり立とうとするティアーズを苦しめる。

だが、ティアーズは必死に耐えた。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!ハアアアアァァァァァァ!!!!!」

ティアーズは思い切りジャンプして、敵の毒ガスから解放する。

スーロク星人「クエエエエエエエエエェェェェェェェ!!!!!!」

さらに星人もジャンプ。敵の跳んだ跡から水色のキラキラが出る。

ティアーズに近づいたスーロク星人がパンチで叩き落とす。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・!??」

サタングロン「クワアアアアァァァァオゥピイイイイィィィィィヨン」

さらにサタングロンが冷凍光線でティアーズを攻撃してしまう。

ティアーズは地面に落ち、右足を両手で抑える。

ウルトラマンティアーズ『冷てェ・・・!足が凍っちまった!!』

ティアーズの右足が魔獣の冷凍光線を浴びたため、凍ってしまった。

スーロク星人「片方の足も凍らせろ!!!」

サタングロンは星人の命令で再び冷凍光線を発射。

ティアーズの左足も凍ってしまう。

これでティアーズは立てなくなってしまった。

サタングロン「クワアアアアァァァァァオゥピイイイイィィィィヨン」

さらに魔獣は角から無数の雷を出し、ティアーズを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアアァァァァァァァ!!!」

上川「ティアーズに手を出すな!!!」

上川がバルガンの火薬弾で魔獣を攻撃する。

サタングロン「クワアアアアァァァァァオゥピイイイイイィィィィィヨン」

攻撃を受けたサタングロンは怒って、角からの雷で上川を攻撃する。

上川「うわっ!!よっと!!げっ!!あひっ!!」

上川は慌てて迫る無数の雷からピョンピョン跳ねながら避け続ける。

叶野「魔獣を攻撃しろ!!!」 

2号がレーザーバルカンでサタングロンを攻撃。

スーロク星人「両足の凍った貴様はもう動けん!!

最大限の毒ガスで殺してやる!!!」

ウルトラマンティアーズ「ウルトラホットパワー!!!!!」

その時、ティアーズは両手をあげて、体全体が赤く光った。

ティアーズは自分の体温を物凄い熱エネルギーに変えて、

両足の凍った部分を溶かし始める。

熱エネルギーにより、凍りが完全に溶けた。

これにより、ティアーズは自由に立てるようになった。

スーロク星人「クエエエエエェェェェェ!!?ば、馬鹿な!??」

ウルトラマンティアーズ「プラズマレイガン!!!」

ティアーズはプラズマレイガンでスーロク星人を攻撃した。

サタングロン「クワアアアアァァァァァオゥピイイイイイィィィィヨン」

魔獣はティアーズに迫ろうと走り、

角を突き出し、ティアーズを突き飛ばす。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!・・・・・・・!!」

ティアーズは手刀でサタングロンの二つの角を切断した。

サタングロン「クワアアアアァァァァァオゥピイイイイィィィィヨン」

魔獣は角を破壊されて、弱体化するようにさがった。

叶野「日下部隊員。火力エネルギーを最大にチャージしたか!?」

日下部「はいっ!!行けます!!」

叶野「うむ!!では、フルチャージ版火薬弾を発射せよ!!」

日下部「了解!!!!」

バルワンダー2号は今までより強力な火薬弾を発射した。

その攻撃を受けたサタングロンは燃え上がり、粉々に爆発した。

魔獣は死に、残りはスーロク星人だけになった。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!・・・・・・・・!!」

ティアーズはパンチとキックの連打で星人を痛めつける。

スーロク星人「クエエェェェ!!クエエェェェ!!クエエエエェェェェェ!!!」

星人はさがり、ティアーズはとどめの必殺を出そうとする。

ウルトラマンティアーズ「シューティングスラッシュ!!!!!!」

ティアーズはシューティングスラッシュで、

スーロク星人の身体を半分に切断した。

斬られた部分から毒ガスと水色のキラキラが大量に出た。

上川「やったあああぁぁぁぁ!!!偽サンタをやっつけたぞォ!!!」

日下部「後は、毒ガスのプレゼントを回収しましょう!!」

叶野「よし!!急ぐぞ!!!」


スペシャルコンサートでは、既にフルムーンの活躍が終わっていた。

森下「いよいよ小木曽雪菜さんの出番ね・・・!」

徳丸「うん!待ちに待った、小木曽雪菜さんの出番が来る!!」

そこに、灰間が走って戻って来た。多くのコーラを持って来て。

灰間「悪い!!待たせちまったな!!!」

徳丸「遅いよォ!!灰間君!!!」

野口「もうすぐ始まるわよ!!」

灰間「ああ。でも、間に合ったみたいだろ?」

灰間はそう言いながら、皆にコーラを配る。

森下「わぁ!ありがとう!!翔ちゃん!!」

灰間「・・・・おっ!出たぞ!!」

そして、ついにステージに小木曽雪菜が出た。

男性アナウンサー『いよいよエントリーナンバー25番!!!

とっても美しい歌声で有名な小木曽雪菜です!!!』

雪菜がマイクを持って、こう語り始める。

雪菜「皆さん!!今日も来てくれてありがとうございました!!

今年も冬が来ましたね。冬には色々な出来事があります。例えば、

すれ違う想いと恋。そして、届かない恋愛もあると思います。私も、

その経験をしました。そして、

私は同じ経験をしている者たちを応援します!!

タイトルは・・・・届かない恋。」

そして、雪菜は歌を歌い始めた。

曲はホワルバ2のOPである届かない恋である。

それを聞いている客たちは大いに盛り上がる。

徳丸「良いぞォ!!小木曽雪菜ァ!!」

森下「最高おおおおおぉぉぉぉぉぉう!!!!」

野口「綺麗。何て綺麗な歌声。

何だか、切ないのに凄く感動できるわ・・・。」

灰間「・・・・そうだな。この曲は美しいぜ。」

その時、雪菜は灰間と野口の方を見て、あの時を思い出す。

あの時とは、昼間、

灰間と日下部が一緒にいた時の事である。そこで、

雪菜は思った。灰間には野口と日下部と言う二人の女がいる事を。

雪菜(そっか。灰間君。君も経験しているんだね・・・。)

雪菜はそう思いながら歌い続けた。少しだけ涙を流そうとしながら。

小木曽雪菜の美しい歌声は会場に響き渡った。客たちのほとんどが、

とても感動していた。

そして、コンサートが終わり、灰間たちは灰間の家で、

楽しいクリスマスパーティを行いました。小木曽雪菜は、

町を歩き、

静かな微笑みを雪を降らし続ける夜空を見上げています。

クリスマスを地獄の日にしようとしたスーロク星人の企みは、

ティアーズとBARの活躍で見事に潰えました。クリスマスはやはり、

楽しい日でなければなりません。それを汚そうとする者は、

ウルトラ戦士が決して許さない事でしょう。

次回へつづく。

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その窓から、親と一緒に起きている子供がいた。

スーロク星人「起きている子供がいるか・・・っ!くそぅ!!

子供が起きて、親も一緒にいては、どうもやりにくい。

別の子供に渡しておくか・・・・っ!」

スーロク星人は別の子供にプレゼントを渡そうと移動した。


サタングロンは冷凍ガスで氷漬けにしたビルを叩き壊している。

サタングロン「クワアアアァァァァオゥピイイイィィィィヨン」

バルワンダー1号がレーザーバルカンを連射しているが、全然通じない。

上川「畜生・・・!!1機だけじゃ駄目だ!!・・・あっ!!」

その時、上川はバルワンダー2号が飛んでくるところを見て、驚く。

2号には叶野と日下部が操縦していた。

上川「2号が援護に来てくれた!!これで勝てる!!!」

日下部「まるで、トナカイみたいな魔獣ね・・・!」

叶野「星人もクリスマスを楽しんでいるのか!?ふざけた奴だ!!」

2号はレーザーバルカンでサタングロンを攻撃。だが、通用しない。

サタングロン「クワアアアァァァァオゥピイイイイイィィィィヨン」

サタングロンは両目からの光線で2号を襲う。だが、避けられる。

1号と2号はレーザーバルカンを一斉に連射して、総攻撃する。

サタングロン「ピイイイイイィィィィィヨン」

魔獣は攻撃を受けすぎたか、痛みを少しだけ感じる。その時。

サタングロンの口から白い光線を発射した。その光線を浴びてしまう1号。

すると、バルワンダー1号の機体が凍り始めた。

上川「さむううぅぅぅっ!!き、機体が凍っているのか!?

し、システムもエンジンも故障していく!!早く脱出しないと!!」

寒がる上川は急いで1号から脱出した。1号は墜落してしまった。

叶野「口からの光線を狙ったものを凍らせる技か・・・。」

日下部「感心してないで、攻撃しましょうよ!?」

叶野「そうだな!!火薬弾!!発射!!!」

バルワンダー2号は火薬弾を連射して、サタングロンを攻撃。

サタングロン「クワアアアァァァァァオゥピイイイイィィィヨン」

サタングロンは怒って、口から冷凍光線を出すが、避けられる。

2号はまたもレーザーバルカンを連射するが、

ダメージを与えるだけで倒せない。


サタングロンとBARが戦っている間に、スーロク星人は、

次々と眠っている子供たちにプレゼントを与え続けていた。

すると、ある民家の部屋で、一人の男の子が起きる。

男の子「ふわああぁぁぁ~あ。・・・ん?ああっ!!」

男の子は近くにプレゼントが置いてある事に気づき、喜ぶ。

男の子「プレゼントだ!!わああぁぁぁい!!

サンタさんが来てくれたんだ!!

サンタさんからもらったプレゼントだ!さっそく開けよっと!!」

男の子はプレゼントを開ける。すると。その中から、

紫色のガスが大いに出てきて、男の子がそのガスに包まれて苦しむ。

男の子「う”えええええぇぇぇぇぇぇぇ・・・・!!!」

男の子は苦しみ、倒れる。だが、この部屋だけではない。

他の部屋にもガスが充満し、和室にいた父親と母親も苦しんで倒れた。

ガスは民家だけに満ちていて、外には決して漏れなかった。

そう。スーロク星人からのプレゼントは毒ガスであった。

その毒ガスの出るプレゼントは全て星人が渡した子供の家にあり、

今、起きた子供たちがそれぞれ、

そのプレゼントを開けてしまう。それにより、

多くの家族が毒ガスに襲われてしまう。

それが、スーロク星人の狙いだった。

星人はサンタのフリして、大量殺人を行おうとしていたのだ。


スペシャルコンサートの会場では、

また一人の歌手の歌が始まろうとした。

男性アナウンサー『さァ!次は、エントリーナンバー24番!!

フルムーンです!!今夜も切なき歌を歌ってくれるでしょう!!』

森下「次はフルムーンかァ。」

徳丸「ETERNAL・SNOWかな?冬だしね。」

野口「確か、この次はいよいよ小木曽雪菜さんらしいわよ。」

灰間「そっか。いよいよ・・・・。むっ!?」

その時、灰間のペンダントが輝き始める。

灰間「(何!?サンタに化けた星人が悪行を行っているだと!?

そりゃァ大変だ・・・!)悪ィけど、ちょっとコンビニに行ってくる。

急に、コーラを飲みたくなっちまってよ・・・。」

徳丸「あっ!僕もお願い!」 森下「私もォ!!」

野口「確か、飲み物はOKだったわね。私もお願い。」

灰間「・・・・・ああ。」

灰間は走って、ステージから出る。


廊下を走る灰間。だが、その前に小木曽雪菜が立っていた。

だが、今の雪菜は何故か泣いているように見える。

灰間「・・・っ!?お、小木曽雪菜さん!?ど、どうしたんですか!?」

灰間に話しかけられた雪菜は急に涙を拭くように、目を拭いた。

雪菜「・・・・っ!?あ、何だ。昼間の君か。来てくれたんだね。」

灰間「・・・何だか、泣いてるような感じがしたんですが・・・。」

雪菜「・・・・うん。ちょっと、昔の事を思い出してね・・・・。」

灰間「昔の事で悲しんでるんですか?」

雪菜「うん。ちょっと、大切な人の事で・・・ね。」

灰間「そうですか。俺も・・・・。」

その時、灰間のペンダントが光り出す。

灰間「いけねっ!!それじゃ、ちょっと用事で・・・。

すぐ、あんたの曲を聴きに、戻るからっ!!」

灰間は走って、雪菜から離れた。雪菜は切ない表情で呟く。

雪菜「・・・・春希君。あの人と一緒にうまくやってるかな・・・・?」


会場から出た灰間はすぐさま、ティアーズに変身する。

灰間「ティアーズ!!!!!」

等身大になっているティアーズは星人を探そうと夜空を飛ぶ。

ウルトラマンティアーズ「ショワッ!!!」


民家の屋根を歩くスーロク星人は、不気味に笑う。

スーロク星人「クックックックックック・・・・!!作戦はうまく行ってる。

このまま深夜になれば、皆は眠りにつく。子供たちだけではなく、

大人たちにも毒ガスをプレゼントしてやる・・・・・・!!!!」

ウルトラマンティアーズの声『そうはさせねーぜ?』

スーロク星人「何っ!?・・・・むっ!!き、貴様は!!」

スーロク星人は隣の民家の屋根に、

等身大のティアーズがいる事に驚く。

ウルトラマンティアーズ『お前の毒ガスのプレゼント。子供たちは、

欲しくねーと思うぜ?俺が全て、そのプレゼントを破壊してやる!!』

スーロク星人「けっ!!そうはさせんわ!!ウルトラマンティアーズ!!!

俺の本当の姿を見せてやる!!クエエエエエェェェェェェェ!!!!」

スーロク星人は赤い衣装を思い切り脱ぐ。

すると、星人は本当の姿となる。

サンタに似た衣装が青く、ヒゲが赤い。

肌が緑色で、黄色い三角帽子をしていた。

衣装の周りには複数のツウィンクリーズがあり、

異なる色でそれぞれ光っていた。

それが、スーロク星人の真の姿である。

スーロク星人「クエエエエエエエエェェェェェェェェ!!!!!!」

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!!」

ティアーズはアームシュートで攻撃する。だが、

スーロク星人はそれを避けて、右手から虹色の光線を発射する。

スーロク星人「クエエェェ!?クエエエエエエエェェェェェェェ!!!!!」

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?アームシュート!!!」

ティアーズは避けて、再びアームシュートを発射する。だが、

スーロク星人もそれを避けて、再び虹色の光線を発射する。

二つの攻撃がぶつかり合い、消えて行く。その時。

スーロク星人「クエエエエエエェェェェェェェェェ!!!!!!!」

スーロク星人はジャンプした。彼の跳んだ跡に、

水色のキラキラとした光が、

出る。そして、ティアーズの隣に着地。すぐに格闘が始まる。

スーロク星人「クエエエエェェェェェ!!!」 

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!」

スーロク星人がいきなりティアーズを殴る。

だが、ティアーズは負けずに、

キックで反撃。続いてチョップで攻撃。だが、星人は耐えて、

ティアーズを蹴り上げる。そして、エルボーを打つ。

ウルトラマンティアーズ「ショワッチ!!!!」 

スーロク星人「クエエエェェェ!!?」

ティアーズは星人の顔面にパンチする。そして、両者は互いを掴み、

民家の屋根から落ちて、道路に落ちる。

スーロク星人「クエエエエエェェェェェ!!!!」

星人は頭突きで攻撃する。だが、ティアーズはアッパーで反撃する。

ウルトラマンティアーズ「ショアアアアアァァァァァッ!!!!」

ティアーズはキックでスーロク星人を蹴り飛ばす。

スーロク星人「クエエエエエエエエェェェェェェェェ!!!!!!」

星人は倒れた。だが、敵はすぐに立ち上がり、空を飛びだした。

スーロク星人の飛んだ跡から、またもキラキラとした水色の光が。

ティアーズもその光に続くように空を飛ぶ。


サタングロンが暴れている街に、

スーロク星人とティアーズが飛んで来た。

すると、星人はキラキラとした光に包まれて、その光と共に、

街に着陸しながら巨大化していた。光が消えて、星人が大きくなった。

スーロク星人「クエエエエエエエエェェェェェェェ!!!!!!!」

そして、ティアーズも光と共に巨大化して、着陸した。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!!」

スーロク星人「クエエエエエエエエェェェェェ!!!!!

サタングロン!!ティアーズを八つ裂きにしろ!!!」

星人の命令を受けたサタングロンはティアーズを襲おうと走る。

つづく

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大神「スーロク星!?まさか・・・!やはり、

サンタは偽物っちゅーんかぃ!!スーロク星は、

悪魔のような生物がぎょうさんいるハズじゃ!!」

上川「そうだと思われます!!」

その時、通信機から叶野の声が聞こえてくる。

叶野の声『こちら!叶野!!宇宙パトロール隊が、

スーロク星人と接触・・・!ああ!!トナカイらしき生物が、

光線を出して、

宇宙パトロール隊のメカを次々と破壊していきます!!!』

上川「・・・・っ!隊長!!」

大神「この状況じゃと、星人は地球へ必ず突入する!

わしは特殊部隊に迎撃要請を出す!!

お前もバルワンダーで出るんど!!」

上川「了解!!!」


そして、夜となった。雪が少しだけ凄く降り始めた。

会場では皆、大いに盛り上がっていた。

ステージにいるのは、オレンジ色の髪の女性と、

青色の髪の女性がかっこよく歌っていた。

女性「きゃあああぁぁぁぁ!!!素敵いいぃぃぃぃ!!!」

男性「ツヴァイウィング最高うううううぅぅぅぅぅ!!!!!」

無論、徳丸や森下も何故か盛り上がっていた。

徳丸「良いぞォ!!!」 森下「頑張れェ!!!」

灰間「・・・・なァ。雪菜さんの出番はいつなんだ?」

野口「えーと・・・。まだ先らしいわよ。」

灰間「そっか。その間に、魔獣とか出なきゃ良いけどな・・・。」


だが、夜空では偽りのサンタであるスーロク星人が飛んで来た。

スーロク星人「ぐふふふふふふ・・・・!!いよいよ、

可愛い子供たちにプレゼントを渡す時が来たようだ。

わしが送った物は皆、とても面白い物ばかりだからなァ。むっ!?」

その時、スーロク星人の前に、複数の戦闘機が飛んで来た。

スーロク星人「地球の大人たちめ!!また邪魔をするか!!

サタングロン!!!光線を出せ!!!!」

サタングロンと呼ばれたトナカイの両目から水色の光線を発射。

その光線を1機の戦闘機に命中。その戦闘機が破壊されてしまう。

すると、他の戦闘機が一斉にミサイルを発射した。

その全てのミサイルがスーロク星人のソリに命中。

大爆発を起こした。果たして、星人は死んだだろうか。その時、

爆発したところから、キラキラとした光が出て、どこかへ続いて行く。

その光が街に来て、集結していく。そして、光が形を作っていく。

それは、巨大な怪獣の形であった。そして、光が消えると、

まるで、トナカイが2足型の怪物になったような姿の魔物が現れる。

色は赤く、頭部の二つの角がトナカイに近い。目が緑色で、

顔つきがまるで鬼のような感じであった。そう。

この怪物は魔獣であり、スーロク星人の部下である、サタングロンだ。

サタングロン「クワアアァァァァァオゥピイイイィィィィヨン」

サタングロンは両手から冷凍ガスを放射した。そのガスにより、

多くの建物が氷漬けになってしまう。そして、その凍ったビルを叩き壊す。

サタングロン「クワアアアァァァァァオゥ」

暴れる魔獣を倒そうと、戦闘機部隊が攻撃にかかる。

火薬状のバルカンを一斉に連射して、サタングロンを攻撃する。

サタングロン「クワアアアアアァァァァァァオゥピイイィィィヨン」

だが、その攻撃が全く効かず、魔獣はさらに暴れ続ける。

3機の戦闘機がサタングロンに接近しようとする。

サタングロンはそれに気づき、両目から水色の光線を発射し、

その3機の戦闘機を破壊する。そこに、バルワンダー1号が飛んでくる。

バルワンダー1号は上川が操縦している。

上川「バルワンダー1号より本部へ!!ポイント・579で、

魔獣が出現しました!!スーロク星人の手下かと思われます!!」

大神「じきに、叶野と日下部が増援に来る!!

その間に足止めするんだ!!」

上川「了解!!!!!」

バルワンダー1号はレーザーバルカンでサタングロンを攻撃する。

サタングロン「ピイイイィィィィィヨン」

攻撃を受けたサタングロンはバルワンダー1号を狙おうとする。

両手から冷凍ガスを放射するが、

1号はそれを避けながら、レーザーバルカンを連射。

その攻撃を受けるサタングロン。だが、ダメージは全く受けてない。


別の静かな町では、サンタが着地していた。だが、このサンタこそが、

スーロク星人であった。大きな袋を背負い、ゆっくりと歩いている。

スーロク星人「ついに21時となった。

そろそろ子供たちが眠りにつくだろう。

いよいよ、このプレゼントを渡す時が来たようじゃな・・・!

はっはっはっはっはっはっ・・・・・!!」

スーロク星人は笑いながら、愉快に歩いて行く。そして、

遠くの街で大暴れしているサタングロンの方を見る。

スーロク星人「良いぞ。サタングロン。

もっと暴れろ。お前が暴れるたびに、

BARを初めとする全ての防衛隊がお前に注目する。そうすりゃ、

わしの仕事は楽になろうからなァ・・・。

あははははは・・・!!かァ!!!」

スーロク星人がジャンプして、ある民家の屋根に着地する。

スーロク星人「サンタと言えば、

やはり煙突に入るのが基本じゃのォ。」


この民家のある暗い部屋で一人の子供が眠っていた。部屋には、

大きな靴下がある。その時、暖炉からスーロク星人が出てきた。

スーロク星人「ふっふっふっふっふっふっふっ・・・・!!!良い子に、

寝ているねェ。そんな良い子には、プレゼントをあげよう・・・。」

スーロク星人は、袋から一つのプレゼントの箱を取り出す。

そのプレゼントを眠っている子供の近くに置く。

スーロク星人「それでは、良い子の最後に、メリークリスマス!

うひゃははははははははは・・・・!!!」

スーロク星人は暖炉に入り、この家から出ようとした。


そして、

スーロク星人は次々と眠っている子供たちの家に行こうとした。

その家にひっそりと入って来て、眠っている子供の近くに、

プレゼントの箱を置き続けた。サンタが眠っている子供たちに、

プレゼントを渡すのは当然だが、このサンタからは、

何やら良からぬ感じをしていた。

スーロク星人「かかかかかかかかか・・・・!むっ!!?」

その時、スーロク星人は明りが付いている民家を見て、驚く。

つづく

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