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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ザラ「・・・はぁ。頭が痛くなって来たわ。全く、

辛い経験が多い人の言う事もやる事も全く理解できないよ。」

モモ「その人たちから見れば、

得する経験が多い人の言う事もやる事も理解できないわ。」

ザラ「・・・・最後に言っておくが、

この世は常に弱肉強食。弱い人たちは行き場がなくて、心を閉ざして、

自業自得で、差別を受けて、地獄に落ちて当然さ。

やはり、強者は良いなァ。羨ましい弱者も多くいるだろうに・・・。

それじゃ、また来よう。君達のもがきっぷりを見にね。」

そして、ザラは司令室から出た。

シュドーはそんなザラに怒るように銃器を投げ捨てる。

シュドー「二度と来んじゃねェぞ!!!!」

テブリッシュ「あいつ・・・!本当に防衛隊の人か!?

もしかして、宇宙人なワケじゃないだろうな・・・・!!?」

モモ「・・・・残念ながら人間よ。皆。人間ってどう言う生き物か知ってる?」

シュドー「え?そりゃぁ人間は人間っしょ。他の動物とは違いし・・・。」

テブリッシュ「我々人間はいかなる動物よりも知能が、

高く達していますが・・・・。もしかして、隊長!!」

モモ「ええ・・・。私が言いたいのは、人間とはこの世で最も愚かで、

汚れた存在との事よ。私達人間は簡単に争いを起こしやすい・・・。」

イチゴ「確かに人間はこの地球を支配しているつもりで聞きました。」

サキ「けど・・・・それは、間違っていますよね・・・。」

モモ「ええ。私達は・・・・間違いを起こしすぎているわ。

私達は己の欲望や争いで、どれだけの命が失った事か・・・・・。」

そう。我々人間こそが地球を支配しているつもりである、

汚れた存在である。だが・・・それを反対するコリスが声をあげる。

コリス「そんな事ありません!確かに僕ら人間は愚かです・・・。

でも、ちゃんと綺麗な人だっていますよね?」

モモ「コリス・・・・。」

コリス「僕らは決して間違った事ばかりしてません・・・。

地球の事を考えたり、他の生き物を愛したり、他人との共存を考えたり、

そんな優しい人だって多くはいるハズです!!

僕達だって、この地球が平和で夢と希望に満ちた素晴らしい星にするために、

戦っているんじゃないのですか!?夢一つ一つ持ってこそが、

人間なハズ!!それが・・・僕達人間なんでしょう!?」

サキ「コリス君・・・・。」 隊員たちはそれを聞いて、笑顔になる。

シュドー「・・・・へっ。よく言うよ。」

テブリッシュ「コリス。君は・・・とても純粋だな。」

イチゴ「確かに、汚い人間の中にも綺麗な人がいたしね。杏のように・・・。」

モモ「そうね・・・・。つい忘れてしまったわ・・・。

私たちは間違った事しているワケじゃない。世の中、

弱者とか強者とかの問題じゃない。問題なのは夢を持つか捨てるかよ。

持てば叶えるべし。捨てれば、また新しい夢を探せば良い。

人間は・・・まだ自分達の愚かさに気づく事ができるワケね。」

コリス「・・・・はい!」 モモが微笑み、コリスは笑顔になる。

モモ(・・・・ありがとう。コリス。昔の私を思い出したわ。

そうよ・・・!まだ人間は諦めたワケじゃないもんね・・・・。)


その夜。とある軍施設に腐生人間たちの魔の手が伸びようとしていた。

腐生人間「ウウゥゥゥゥ・・・・!」 「グルルルルル・・・・!」

中には顔が髑髏な奴、全身が穴だらけの奴もいる。

そんな彼らの前に亡霊少女がいた。

亡霊少女『やめて!!やめるのよ、

あなたたち!!こんな争いは無意味よ!!!』

腐生人間「五月蝿イ・・・。ドケ。」 「俺達ハコノ薄汚イ連中ノセイデ、

死ンダンダゾ。」 「我ラノ苦痛ヲ、奴等ニモ味ワワシテヤル!」

そして、複数の腐生人間たちが亡霊少女を無視するように進行する。

亡霊少女『っ!!行かないで!!

行っちゃやだ!!これ以上、争わないで!!!』

少女の切ない叫び声も、今や生ける屍たちの耳には届かない。

基地の近くを警備している二人の隊員のところに、奴等が接近してくる。

隊員A「・・・・ん?」 隊員B「な、なんだぁ・・・!!?」

二人の隊員は自分達に近づく腐生人間たちを見て、恐怖を感じる。

隊員A「ゾ、ゾンビだ!!」 二人の隊員は腐生人間たちを倒そうと、

マシンガンを乱射する。腐生人間は少数を犠牲に、二人の隊員を襲う。

腐生人間「ガアアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」


モモ「米軍の第45基地が腐生人間に襲撃されたそうよ!!」

コリス「な、何ですって!?」

モモ「それだけじゃないわ!!奴等は他の軍施設を襲っている。」

サキ「もしかしたら、この基地にも・・・・っ!」

モモ「可能性が高いわ。私とイチゴとサキの3人はここで待機。

シュドーとテブリッシュはEDCの基地を防衛しなさい!!

コリスは・・・・ザラの部隊の基地へ行って!!

あいつ・・・私達に救援を送ったわ。腐生人間に怯えてね・・・。」

シュドー「ちっ!怖いからって、俺達に頼りに来たのか・・・・!」

テブリッシュ「俺達を信用してないのに、何故だ・・・・!」

モモ「そうね・・・。あれだけ言いたい事言ったクセに・・・!」

コリス「けど、彼も人間です!守りに行きます!!」

モモ「気は進まないけど、頼んだわよ!!」

コリス「はい!!」 コリスは司令室から出た。


腐生人間たちの復讐がついに始まった。それぞれ、軍の基地を襲い、

軍隊と戦っている。その被害はあまりに大きかった。

それだけではない。腐生人間たちの中に別の人に殺された人がいるため、

街で集団行動し、殺すべき人間たちを次々と殺して行った。

たとえ、そこが人ごみの中でも、路地の中でも、レストランの中でも。

腐生人間「グエエエェェェェ!!!」 殺される男「うわああぁぁぁぁ!!!」

女性「きゃあああぁぁぁぁぁ!!!誰かあああぁぁぁぁ!!!」

目撃した人たちは逃げたり警察を呼ぼうとしたが、

口封じのためほとんど殺された。

このままでは、地球が腐生人間たちに支配されてしまう。

だが、そんな彼らの猛威を見る一人の男がいた。


サキ「隊長。警視庁から警告がありました。謎の怪人が出現し、

腐生人間たちを倒しているそうです。」

モモ「その謎の怪人は?」

サキ「はい。その怪人は黒い鎧を着たような姿をしています。」

モモ「まさか・・・あいつね・・・・!」

モモは黒い鎧と聞いて、見覚えのある者を思い出した。


コリスはロードラッシュで夜の街を走っていた。その時・・・。

コリス「・・・・・・むっ!!これは!!」

コリスは恐ろしい物を見て、ブレーキを踏む。

移動を止めたロードの前には、一般人たちを殺している腐生人間たちがいた。

その一般人は・・・ほとんどヤクザらしい。

腐生人間「グルルルルル・・・・・!!」

男「や、やめろォ!!俺たちが悪かった・・・命だけ・・・・あぶぁ!!」

抵抗する男を容赦なく喰らう腐生人間。コリスは彼らのやり方を見て、震える。

コリス「く・・・・っ!!ここまでやるのか・・・復讐とは・・・・!!」

コリスはロードから降りて、腐生人間の皆さんに立ち向かう。

腐生人間「グルッ!?」 「ギエエエエェェェェ!!!」

コリス「うおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

コリスは一人の腐生人間を思い切り殴った。

その腐生人間は倒れるが消滅しない。

コリス「(できるだけ倒さず、眠らせるんだ・・・・!)はっ!!」

さらに、コリスはハイキックで次の敵を倒した。コリスは、

人間である腐生人間たちを殺さず、眠らせようとしたのだ。

彼らが自らあの世へ戻ってくれる方法を探すために・・・。


ここは、異人対策隊の基地である。刑務所みたいなところでもあるが、

軍施設みたいなところでもある。そこにも腐生人間の襲撃を受けていて、

複数の隊員たちが彼らと戦っていた。だが、戦力では敵の方が上だった。

そこの、司令室でザラが他の隊員たちに檄を飛ばしていた。

ザラ「ええーい!!何をしている!!さっさと撃ち殺せ!!

もし、奴等がここに来たらどうする!!!」

隊員A「ですが、ザラ隊長!!奴等の戦力は無限です!!

もはや援軍も来ない!!早く次の指示を!!!」

ザラ「じゃあ、全兵士でかかれ!!俺は脱出する!!!」

隊員B「隊長だけ逃げると言うのですか・・・・!?うわ!!」

隊員Bはザラにいきなり殴られる。

ザラ「俺は隊長なんだぞ!!

何か文句あるのかよ!!俺は生きて良いんだよ!!」

隊員A「収容した犯罪者たちは・・・・!?」

ザラ「知るか!!見殺しにしろ!!!あんなクズなどどうでも良いわ!!」

隊員A「そうやっていつも自分の都合だけ僕達を無理やり動かして、

あなたはそれでも隊長ですか!?

自分だけ気持ち良ければ良いんですか!?」

ザラはそう言う隊員Aの胸倉を掴む。

ザラ「おい・・・。俺を怒らすなよ?とにかく、俺は死にたくねーんだよ!!」

ザラは隊員Aを突き飛ばし、脱出の準備をしようとする。

ザラ「俺は死ぬワケにはいかん!!何せ、俺は最高の人間だからなァ!!

くそ・・・!DGCの馬鹿共が!!まだ援軍は来ないのか・・・!!

もし、生き残ったら即刻クビだ!!金も全部奪ってやる!!・・・ひっ!?」

その時、既に多くの腐生人間たちがこの司令室に入っていた。

腐生人間「見ツケタゾォ・・・・!」 「貴様ガ一番ノクズダアァァ・・・!!」

つづく

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コリス「それが・・・・君の夢?」

亡霊少女『夢・・・・?』

コリス「うん。この世の中で最も必要すべき、

人間として一番大切な事さ。夢さえあれば、きっと幸せになれる。

でも、その夢を信じる人が今でも少なくなっている・・・。」

亡霊少女『夢・・・・。戦争時代以来、久しぶりに聞く言葉だわ。

でも・・・その夢はもうとっくに・・・。』

コリス「戦争で全てなくなった・・・・でしょ?でも、

僕はそう思わない!夢を信じる人たちは必ずいる!!

僕たちDGCはその人たちのために戦っているんだ!!」

亡霊少女『そう・・・。軍人の中でも、そんな事をする人がいるのね。

普通ならそれを信じずに、私達を玩具のように扱って殺していたのに・・・。』

コリス「え・・・・・?」

亡霊少女『ほとんどの腐生人間は皆、戦争を行う大人たちに襲われ、

ある人は実験台とされ、ある人は無意味な虐殺を受け、

ある人は奴隷として生を失ったわ・・・。その人たちは、

そんな夢のない現実に怒って、今の腐生人間となっていたわ。』

この亡霊の少女や腐生人間たちは、かつての戦争で、

大人たちの欲望によって虐殺を受けて死んで行ったのだ。

その彼らはそんな戦争を生んだ世の中を恨んでいたのだ。

コリス「そうなのか・・・。やっぱり、戦争って恐ろしいんだね・・・。」

亡霊少女『そう・・・。戦争は人を不幸にする。

腐生人間たちの目的は、この世の戦争を全てなくすべく、

軍人とその関連者全てを抹殺するつもりよ。仕返しするみたいに・・・!

まあ。別の殺され方をした人は、殺した人への復讐をする事もあるけど。』

コリス「・・・・話はわかった。とりあえず、DGCに戻る!

腐生人間たちは必ず止めてみせる!!」

そして、コリスは走り去り、亡霊少女は微笑みで見送り、消えて行った。


次の日。DGC基地の司令室に隊員たちが集まる。

イチゴ「僕が遭遇した腐生人間たちはほとんど、人殺しをしていました。

そして、何故か僕を見て、一斉に襲い掛かって来たんです。」

テブリッシュ「私やシュドーが倒した奴らも、まるで軍人を憎んでいるかのように、

我々に牙を向いて来ました。とてつもない怒りでした。」

シュドー「あいつら・・・!俺たちが何したっつんだ・・・・!!」

モモ「そうねェ・・・・。別に私達は人殺しはしていないんだけど・・・。」

コリス「その通りです。悪いのは戦争をしていた人たちなのですから・・・!」

コリスの発言に、隊員たちは彼の方を向く。

モモ「コリス・・・。何か情報を得たの?」

コリス「ええ・・・。彼ら腐生人間たちは戦争時代で、

軍人たちに殺されて、彼らに復讐しようと僕らに攻めて来たんです。」

シュドー「俺たちがそいつらの代わりだってのか!?八つ当たりかよ・・・!」

シュドーは腐生人間たちのやる事に怒る。テブリッシュが冷静にコリスに問う。

テブリッシュ「コリス。その情報は誰から聞いたんだ?」

コリス「それは・・・・幽霊の女の子でした。」

イチゴ「ゆ・・・幽霊・・・・!?;」 イチゴは何故か急に怯え出す。

サキ「どうしたんですか?イチゴさん・・・。」

イチゴ「ご・・・ごめん。僕、昔から幽霊とかのお化けが苦手で・・・;」

シュドー「おいおい・・・。」 サキ「あはははは・・・・^^;」

テブリッシュ「・・・・して、その幽霊が何故、お前に話しかけたんだ?」

コリス「・・・僕にもわかりませんが、何故か彼女は僕を選んだのです。」

テブリッシュ「選んだ・・・?それだけか・・・・?」

コリス「は・・・はい・・・・。たぶん、僕は霊感が強いのかと・・・。」

いや、コリスに霊感はない。コリスは夢の国の住人なので、

幽霊の気配を感じる事など簡単であるのだ。

それを知られたくないため、あえて嘘ついたのだ。

イチゴ「・・・・そんな怖い事は置いといて・・・。そろそろ来るね。」

モモ「ええ・・・。あいつが・・・・!」 隊員たちはドアに向かって、険しい表情をする。

そのドアが開き、そこからザラが出てきた。

ザラ「昨日の腐生人間たちの退治はご苦労・・・・と言いたいところだが、

残りの奴等がいて、そいつらが軍の施設を襲撃したそうだ。」

シュドー(ちっ!また何か言いたいのかよ・・・このクソ野郎が・・・!)

ザラ「奴等腐って生きもがく人間共はどう言うワケか、

軍人や警察、科学者にマフィア、超一流エリート、お金持ち、

裏社会の人々までも襲っているそうだ。

彼らはとても素晴らしい人たちだと言うのに。」

コリス「・・・・腐生人間たちの目的は、戦争を行った人たちへの復讐なんです。

彼らは戦争で死んだ不幸な人たちなんです。

彼らは助ける権利があると思います・・・。」

ザラ「助ける?君はその人たちを初めとするクズに等しい奴等を守るのかね?」

コリス「クズ・・・・・!!?」 コリスはザラの残酷な言葉に嫌気がさす。

ザラ「そう。貧乏人だの日系人だの無職だの・・・。ましてや、

戦争で悲しむ人たち、いじめを受ける人たち、障害者、そして犯罪者たち。

彼らはこの世にとって最大のゴミであると言う事だ。」

シュドー「・・・・っ!てめェ!!いい加減にしとけよ!!?」

シュドーはキレて、ザラに近づく。テブリッシュもテーブルを叩いて怒鳴る。

テブリッシュ「そうだ!!彼らだって人間だ!!

生きなければならない存在なんだ!!」

ザラ「それがどうした?

人は欲望を持って強者となる人だ。弱者はそれに従うだけ。

それができないなら死んだ方が良い。

どこかの科学者を見捨てた誰かのようにね。」

サキ「・・・・・・っ!!」 サキはそれは自分ではないかと思い、怯え出す。

コリス「そんな・・・!サキさんはもうコリーム博士と和解して・・・!!」

モモ「ザラ・・・!あんたって人はああぁぁぁ・・・・・!!!」

モモは我慢できないか、ザラに殴りかかろうとした。

ザラ「良いのか?」 モモ「・・・・っ!?」

ザラの言葉でモモを急に殴るのを止める。

ザラ「私は君たちDGCを解散される権利を持っているよ。」

モモ「く・・・・っ!!」 イチゴ「卑怯な・・・・!!」

ザラ「もし、今でも戦争が行われていたら、

我々の部隊は喜んで戦い、拉致した敵国の住人たちを玩具扱うして、

虐殺するだろう。君たちは弱いから、すぐに負けて死ぬだろうけど・・・。」

コリス(ザラ隊長・・・・!許せない・・・・!!)


ナイトメアナーサの王宮では、シャドーとゴダルがスクリーンで、

隊員たちとザラのやりとりを見ていた。シャドーはそれを見て笑う。

シャドー「あはははははははは!!!見てよ、ゴダル。

これが人間よ。汚さ、欲望、悪意、非常。それが人間の本性よ!!

こいつらのせいで夢の国は宇宙へ消えたのに、哀れねェ。モモ。

夢を無視して自分勝手に生きる人間たちをまだ信じるなんて・・・。

いっそ、腐生人間たちに襲われれば良いものの。」

ゴダル「その腐生人間たちは僕たちの手下じゃないんだけどな。

何せ、奴等はほとんど憎しみの力で死んだ、

当時の身体で動いているからな。」

シャドー「ええ。その腐生人間ども。ちょっと厄介だからね。どうしましょ?」

ゴダル「僕に聞くな。・・・だが、

このまま奴等を放っておくワケにもいけないしな・・・。」

ゴダルは何かを企むように険しい表情をする・・・。


ザラ「・・・・どうやら、君たちは戦いに向いてないようだな。」

モモ「戦いなんか、こっちから願い下げよ。」

イチゴ「僕らは戦ってるワケじゃなく、世界の平和を守っているだけ。」

イチゴは冷静に言い、サキは悲しげな表情で切なくこう言う。

サキ「ザラ隊長・・・・。あなたは間違っています。

ただ欲望のために戦うなんて、悪の犯罪者や侵略者と同じです。

あなたは過去に・・・・何があったのですか?」

ザラ「別に?ただ、普通に学校に行って普通に友達と遊んで、

普通に家族と暮らして、幸せな生活を送ったけど?

辛い過去なんて少ないもんだよ。君とは偉い違いだよ。君とはね・・・・。」

サキ「・・・・普通に幸せでしたら、そんな事は言わないハズです・・・。」

確かに、幸せな時間を多く経験した者は優しくなれるが、

その一人であるザラにはそれがない。いや、現実ではこれが当たり前なのか。

コリス「この人の言う通りです!幸せな人だったら、

どうして不幸な人たちに思いやりを見せてあげるべきだと思います!」

ザラ「君・・・。冷静になって物を言えよ。第一、子供もいるとは、

どうりでガキ臭い組織だと思ったよ。戦力もメカも中二病臭いし・・・。」

シュドー「ああ。悪かったなァ。中二病で・・・・!」

テブリッシュ「あまり、我々をなめてもらっては困るのだが・・・?」

コリス「あなたたちも軍人であるなら、弱い人たちを救う事を考えてください。」

イチゴ「あなたは人を差別しすぎだよ。人間は皆、助け合って、

一緒に生きていける平等のハズなのにね・・・。」

モモ「・・・・・と、言うワケで。幸せは他人にも分けてあげる物よ。

特に弱者たちにはね。私達はいつも、そうして来たわ・・・。

恵まれない人たちに夢と希望、幸せをあげる。それが私達の使命です。」

つづく

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それを語っては。

サキに自分がマリンナーサの王子である事がバレてしまうからだ。

サキ「・・・・そう。でも、きっと良い家族に育てられたよね?」

コリス「・・・・・はい。」 コリスは小さく返事する。

その時、一人の男が走って来た。どうやらマフィアの男らしいが・・・。

男「わああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

その男はまるで慌てて逃げているそうだ。

サキ「ど、どうしたんですか!?」

男「く・・・腐った奴が・・・・俺たちを・・・!わ、わああぁぁぁっ!!!」

男はサキの前でそう言いながら、後ろを向く。

すると男はさらに走って逃げた。サキとコリスは次に来る人に銃を向ける。

コリス「腐った奴・・・!?まさか!!」

そう。二人の前に腐った姿の人間・・・腐生人間が現れたのだ。

腐生人間「ウゥゥ・・・待テエェェ・・・・。」

この腐生人間はどうやら、前にヤクザに殺されたらしく、

そのヤクザに復讐しようと、こうなっただろう。

サキ「腐生人間!!」 腐生人間「邪魔者ハアァ・・・殺スゥ・・・。」

腐生人間はさっきの男をかくまった二人を襲うつもりだ。

コリス「僕らを殺すつもりだ!!サキさん!!」 サキ「え・・・ええ!!」

コリスとサキは一斉射撃で腐生人間を攻撃した。

腐生人間「グワアアァァァァ・・・・・!!!」

コリスとサキに撃たれた腐生人間は倒れた。そして、消えていった。

サキ「・・・・死んでる・・・・!!」 サキはそれを見て、震えた。

腐生人間はゾンビとは違い、攻撃を受けると普通に死ぬのだ。

男の声「ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

そして、後ろから男の悲鳴が聞こえてきた。二人はそれに気づく。

コリス「あれは・・・さっきの男が・・・!!」

二人は男のところへ向かって走る。彼のところへついたが・・・。

サキ&コリス「あっ!!!」 なんと。その男は既に殺されたのだ。

それを囲んでいるのは、腐生人間であった。今度は二人いる・・・。

コリス「ここにも・・・・!!」 腐生人間「仇討チ・・・終了・・・。」

二人の腐生人間は次の獲物を求めて、どこかへ歩く。

サキとコリスはこれ以上、人殺しはさせまいと、

そんな二人の腐生人間を倒そうと、射撃を開始。

複数の弾が一人の腐生人間に命中。

腐生人間「ウォ!?」 「誰ダアァァァ・・・・・!!」

残った一人がコリスとサキの方へ向かう。サキが一瞬恐れるも、

コリスが一発撃って、敵の頭に命中する。頭を撃たれた腐生人間は倒れた。

二人の腐生人間を倒したコリスとサキだが、まだ敵は複数いた。

走るコリスとサキ。だが、二人は前方に何かがあると気づき、物陰に隠れる。

二人がこっそり隠れながら見る道路には、複数の腐生人間がいた。

腐生人間「ガルルルル・・・・!!」 「ウオオォォォォ・・・・!」

コリス「この町は既に腐生人間の支配下になりましたね・・・っ!!」

近くの民家の二階の窓から一人の男が落ちて来た。

どうやら投げ飛ばされたのだ。

男「うわああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」 次に、破った窓から女性の声が響く。

女性の声「あなた・・・・あなたァ!!あ・・・ぎゃああぁぁぁっ!!!」

どうやら、女性も殺されたそうだ。この民家の中にも腐生人間が暴れていたのだ。

そして、道路のところでも、少数の倒れている人間が。彼らも腐生人間に殺された。

サキ「このままでは、町が全滅してしまう恐れがある・・・。でも・・・!」

サキは怖かった。自分たちと同じ人間である腐生人間を殺すのが・・・。

腐生人間「ウガアアァァァァ!!!」 サキ&コリス「っ!!!」

そして、

後ろから一人の腐生人間がコリスとサキを見つけた。二人はそれに気づく。

その腐生人間は全身が銃弾に撃たれたような傷があるような姿をしていた。

サキ「もう見つかった!?」 二人が物陰から出ると、複数の敵も二人に気づく。

コリス「しまった・・・・!囲まれた・・・・!!」

腐生人間「軍隊・・・・軍隊ダ・・・!」

「ソウダ・・・・。一番悪イノハ、コイツノヨウナ鬼畜ドモダァ・・・!!」

腐生人間たちはまるで怒りをぶつけるかのように、二人に迫る。

コリス「待ってください!!僕たちはあなたたちに危害は加えてません!!」

サキ「いえ。無駄よ、コリス君・・・。どうやら彼らは、

昔の軍隊とか別の軍隊とかに何らかの理由で殺されたのかも知れない・・・。」

コリス「そんな・・・・っ!」 腐生人間「死ネエェェ・・・・!!」

腐生人間の一人がコリスとサキに襲い掛かる。コリスがそんな敵を射撃する。

コリス「く・・・っ!」 一人の腐生人間が倒れて消えた。

だが、まだ複数残っている。

腐生人間「グアアアアアァァァァァ・・・・・・!!!!!」

その複数の腐生人間たちが二人を倒そうとかかる。

サキ「・・・・っ!!」 サキも止むを得ず、腐生人間たちを撃ち続ける。

コリスも攻撃を続け、多くの腐生人間たちが倒れ、消えていく。

だが、その間にも次々と新たな腐生人間たちが来る。

サキ「増殖して来たわ・・・!一旦、退くわよ!!」 コリス「はい!!!」

そして、二人は撤退を開始した。安全なところを目指して走る二人。だが・・・。

謎の声『コリス・・・・コリス・・・・。』 コリス「っ!誰だ・・・!?」

その時、コリスの脳裏に美少女の声が響く。

謎の声『・・・・近くの空き家に来て・・・。私が案内するから・・・。』

コリス「近くの空き家・・・・?」

サキ「どうしたの?コリス君・・・。」

コリス「・・・すみません!!二手して行動しませんか!?」

サキ「え、ええ・・・。いいけど、無茶しないでね・・・?」

コリス「はいっ!!」 そして、コリスは右の道路に移動して、サキと分かれた。

コリスは謎の声に従って、空き家へと目指す。

謎の声『そのまま真っ直ぐです。』 コリス「わかった!む・・・!?」

その時、コリスの前に一人の腐生人間が襲って来た。

コリスはそんな腐生人間に射撃。敵は倒れた。

そして、コリスは空き家の前につく。

謎の声『ここです!!』 そして、コリスは空き家の中へと入る。


空き家に入ったコリス。この空き家の中はまるで殺風景であった。

しかも、ほとんどがボロボロらしい。コリスは二階の部屋へ来た。

コリス「・・・・ここで良い?」 謎の声『ええ・・・。今、出てくるわ。』

そして、コリスの前に一つの白い光が出た。その光から、

白く光る全裸の長い髪の美少女が現れた。しかも、浮いている。

コリス「き・・・君は・・・・!?宇宙人?」

少女『いいえ・・・。幽霊よ・・・。』 なんと。少女は亡霊だったのだ。亡霊少女。

コリス「亡霊少女・・・か。それでも、僕に何の用だぃ?」

亡霊少女『・・・・あなたに止めて欲しいんです。

人間たちのエゴによって怒り狂っている彼らを・・・。』

コリス「あの腐生人間になった人たちの事か・・・。」

亡霊少女『彼らは悪くありません。彼らのほとんどは、

かつての戦争時代で死んでいった者たちなのです。

私も例外ではありません・・・。』

コリス「え・・・!?でも、何故君だけ腐生人間にはならなかったんだ??」

亡霊少女『・・・それは、私が復讐や殺戮を望んでいなかったからです。

復讐と恨みを持つ人のみが、腐生人間として蘇るのです。

特に、自分たちと同じ人間の悪意に殺された場合は・・・。』

コリス「そうだったのか・・・。彼らを止める方法はないの!?」

亡霊少女『それは・・・私にもわからない。けど、

私はどうしても、彼らに殺戮を止めさせあの世に戻してあげたいの・・・!」

つづく

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コリス(姉さんを不安させる程の人か・・・。一体、どんな人何だろう?)

そして、モモが不安する人物がこの部屋に入った来た。

その人物はいかにも軍服を着ている男で、黒い短髪に、

冷静・・・と言うか、冷たい表情の顔をしていた。ヒゲもしている。

男「始めまして。ライク・ザラです。君たちの噂してる通り、

政府に所属してい特捜部隊で、異人対策隊の隊長をやってます。」

その男・ザラ班長はゆっくりとモモに近づき、隊員たちに目を向ける。

モモ「・・・・ザラさんはドイツ人で、彼は、

人間社会で最も危険な人を見つけては逮捕するそうよ。

特に障害者に対しては絶対的にね。たとえ、それが子供だろうと・・・。」

ザラ隊長「そんな事を言っては良くない気がするよ。

私は人を逮捕するだけではなく、異人とも戦っているのだから。」

サキ「異人・・・?」

ザラ隊長「簡単に言えば、人間ではない人間だ。

たとえば、改造人間、ゾンビ、超能力者、障害者など・・・。

だが、最も恐ろしい異人が現れたみたいだな?」

モモ「はい・・・。それは、ゾンビに近い存在で、

どうやら自らの意思で蘇ったそうです。身体が腐りながらも・・・。」

ザラ「ふむ・・・。もしかして、腐生人間ではないのかね?」

コリス「腐生人間(ふせいにんげん)・・・・!?それが、今回の事件の・・・。」

ザラ「うむ。その腐生人間は、5年前にも存在した事があった。

奴等は死んだハズの人間たちで、何かの怨念か傷ついたままの身体で、

生き返ったんだ。そいつらは自分を殺した人たちに復讐するために動いていた。」

モモ「それが・・・腐生人間。まるで、怨念で動く人たちですね・・・。」

ザラ「そうだ。そこで、君たちにやってもらいたい事がある。

・・・・腐生人間たちをオール抹殺したまえ。」

ザラが隊員たちにそう命令した。だが、サキが急にこう叫んだ。

サキ「ちょっと待ってください!!」

ザラ「何だ?」 モモ「サキ・・・っ!」

サキ「いくら異人でも、彼らも被害者なんですよ!?現実の・・・!

確かに、復讐と言う人殺しは許しておけない・・・。でも、

彼らも殺されたんです!これ以上、

彼らに悲惨な目に遭わせろと言うのですか!?」

サキは理解していたのだ。彼らにも暗い過去と忌まわしい出来事で死んだ事が。

そんな彼らにこれ以上、救われない事をしたくないのであった。

ザラ「あんな愚かしい人間のクズなど構う必要はない。

彼らはもう死んでいるのだ。このまま地獄に落ちれば良いものの・・・。

そう言えば、君はコリーム博士の娘だったそうだな?」

サキ「は、はい・・・。」

ザラ「本来なら君はコリーム博士と一緒にいるべきであったハズだ。

それが、彼と離れてこの部隊に所属するとは・・・。

君は親不孝だ。社会では君を弱い者と扱われただろうに。」

サキ「・・・・・・っ!」 サキはそれを聞いて悔しそうになる。

シュドー「おい!!言いすぎだぞ!!あんた!!!」

テブリッシュ「今の言葉を取り消してください!!!」

そんな彼女に対して冷たい発言をするザラに。

怒りをぶつけるシュドーとテブリッシュ。

ザラ「ふん・・・。幼い子供たちがよく言う・・・。」

シュドー「なんだとォ!?」 テブリッシュ「我々は大人だぞ!!」

モモ「よしなさい!!彼には何を言っても無駄よ・・・。」

モモの発言に、シュドーとテブリッシュは怒りを納めて、ザラからさがる。

ザラ「・・・・ありがとう。モモ隊長。危うくいじめられるところでしたよ。」

モモ「別にいじめるつもりではないわ。それに、私からも言っておきます。

あなたは私の部下に対して、失礼が過ぎると思います。」

ザラ「それがどうしたのですか?私は上手に言ったつもりですが・・・。

それから私からも言っておきますが、

もっと部下を上品に育ててくださいません?

今の彼らには、まるで我慢と言う物が足りません。もっと厳しくお願いしますよ?

夢とか希望とか、そう言うのくだらないのを教えない方が得です。」

モモ「・・・・・っ!!」 モモも彼の冷たい発言に怒り心頭であった。

ザラ「では、私はここで失敬します。腐生人間の殲滅。お願いしますよ・・・?」

そして、ザラはこの部屋から出た。二人の男は思いきり文句を飛ばす。

シュドー「んだよ!!あのクソ親父!!聞いてるだけでムカツクぜっ!!」

テブリッシュ「全くだ。人を何だと思っているんだ・・・・!?」

イチゴ「ドイツ人は皆、こうだと言うのか・・・!?」

クール?なイチゴさえも、あのザラの態度を許すワケにはいかなかった。

シュドー「・・・・サキ。あいつの言葉を気にすんなよ。

お前は最高の美少女だ。あの野郎はそんな事を知らねーだけよ。」

サキ「はい。わかっています・・・・。」

コリス(ザラさん・・・。なんて酷い人だったんだ・・・。)

テブリッシュ「・・・隊長。これから、どうします?」

モモ「・・・・腐生人間の殲滅を行うわ。確かに彼らも、

社会の被害者かも知れないけど、これ以上被害を増やすワケにはいかない。

だから、あえて戦いましょ・・・。」

隊員たち「了解・・・・・。」 隊員たちは切なそうに了解した。

コリス&サキ「・・・・・・・。」 特にコリスとサキは、とても悲しかった。

元々人間であった彼らを殺さなければならなかったのだから。


こうして、DGC隊員はそれぞれに分かれて腐生人間の探索に入った。

コリスとサキはS8地区の町で行動していた。時は夜となっている。

コリス「隊長からの話によれば、

腐生人間はこの夜しか活動できないそうです。」

サキ「そうだね・・・。ねえ、コリス君。」

コリス「何ですか?」

サキ「・・・・私が父さんを裏切って、この基地に入った事は知ってる?」

コリス「え・・・?は、はい。多分、あなたの父のやり方が嫌になって、

僕らのDGCに入ったと・・・。けど、今は・・・。」

サキ「うん。今は父さんと仲良くしているつもり。・・・こんな事、

聞いちゃ悪いと思うけど、コリス君にも何か過去とかあるかな?」

コリス「過去・・・・。残念ですが、まだ話せません。」

コリスの過去はマリンナーサでの記憶のみ。コリスはサキに、

その過去を語る事ができなかった。

つづく

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ウルトラマンクリスタル  第47話・悪魔のエゴ

腐生人間
亡霊少女
冥界仮面・ゴダル
登場

世の中は常に平和だと思っている人は多くいると思うだろう。

だが、それはきっと思い上がりである。現実を見るのだ。

そう。人々は今でも争いを続けているのだ。戦争で、

血を流して死んだ者。奴隷として悪のために働かされて死んだ者。

他にも様々な悪の欲望で死んだ罪なき人々。

彼らは戦争を好む悪鬼たちによって殺された人たちなのだ。

もし、その死んだハズの彼らが地獄から蘇ったとしたら・・・?

これはそんなもしもの邪悪な物語である。

ハリー邸で、コリスとハリーはテレビを見ていた。

その映像には、戦車に歩兵、さらに戦闘機に戦艦などが、

敵味方入り乱れて戦っていた。これは戦争である。

アナウンサー『このように、一部の人々はそれぞれの欲望で、

戦争を行っています。征服された国の人たちは、

奴隷とされたり、虐めを受けたり差別されます。

中には死んだ人たちがいます。ですが、誰も助けに来ません。

負けた者たちに希望などありません。・・・ですが、安心してください。

これは昔の話です。今は怪獣や宇宙人による災害で、

戦争などしている場合ではありませんから・・・・・。』

コリス「酷い・・・。現実にそんな事があったなんて・・・。」

ハリー「戦争なんて、大昔・・・・いや、最初からあったんだよ。」

コリスは戦争の残酷さを知り、

悲しそうであった。ハリーも気にくわない表情である。

コリス「最初から・・・・?」

ハリー「たとえば、恐竜時代では常に恐竜たちが戦争していた・・・とかな。」

コリス「そ、そうですか・・・;」

ハリー「けど・・・。確かに戦争は嫌だよな?怪獣事件の方がマシだぜ。」

コリス「・・・なんとか戦争で苦しんでいる人たちを、

助ける方法はなかったのでしょうか?」

ハリー「・・・・それがあったら、とっくの昔にやってたさ・・・。

それだけじゃねェ。どっかの立ちの悪い大人たちが欲望のために、

罪のねェ奴等を襲っている。そいつらもきっと、戦争をしたいそうだけどな。」

コリス「・・・・・っ。」 コリスは苦悩しそうであった。

何故、人間同士の戦いで苦しむ人間がいなければならないのか。


その夜。とある町の高校生たちが楽しそうに歩いていた。

高校生の男A「いやぁ。あいつったら、とってもざまぁねーな!」

高校生の男B「ほんとw俺らの虐めに耐えられなくて自殺とか笑える。」

高校生の女「だっさァwもう少し待てば、殺す予定だったのにwwww」

高校生たちは笑っていた。どうやら、この輩たちは虐めを楽しんでいたのだ。

高校生の男A「やっぱ弱者は強者に従うべきだよなァwwwん?」

その時、高校生たちは足を止める。目の前に誰かがいるからだ。

高校生A「・・・・っ!お、お前は・・・死んだハズだよな・・・!?」

突然、怯える一同の前には少しだけ身体が崩れそうな少年がいた。

きっと、その少年が虐めを受けた人だろう。だが、この人は自殺したと聞くが・・・。

高校生の女「嘘っ!?あんた、自殺したじゃん!?それが何で・・・。」

高校生の男B「っ!!み、見ろ!!周りにも変な奴らが・・・・!!」

高校生たちは周囲を見て、さらに怯える。そう。その周囲には、

少年と同じ身体が腐りかけた人々がいるからだ。

少年「オ前ラハ殺ス・・・。殺ス・・・!」

腐った人々「一緒ニ殺ソウ・・・一緒ニ殺ソウ・・・・!」

高校生の男A「う、うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

そして、腐った者たちは一斉に高校生たちに襲うかかった。


次の日。DGC基地の司令室では、

隊員たちが夜の町での事件を聞いて驚いていた。

シュドー「ええっ!?高校生たちが襲われた!?」

テブリッシュ「それも、人間たちにですか!?」

モモ「ええ。でも、その人たちは少し違うところがあるのよ。」

サキ「違うところ・・・?」

モモ「その襲った人間たちは、関係者たちの情報によると、

その人たちは既に死んでいるらしいのよ。」

高校生を襲った人たちが死んでいると聞いて驚く隊員たち。

シュドー「死んだ!?死んだなら、この世に存在できるハズないっしょ?」

テブリッシュ「もしかして・・・ゾンビになったとか・・・?」

モモ「可能性は高いわね・・・。」

確かにゾンビは死んだ人間が動けると言う恐ろしい存在であるが・・・。

サキ「もしかして、新たな宇宙人がそれを使って・・・!?」

イチゴ「それとも、シャドーが・・・。」

モモ「いえ。残念ながら今回は奴等の仕業ではないわ。

そう・・・。今回の敵は我々人間なのよ・・・。」

コリス「・・・・・・っ!?」 コリスはそれを聞いて動揺する。

サキ「そんな・・・!次の敵が・・・・人間だなんて・・・・。」

サキもまた、信じられなかった。そして、他の隊員たちも。

イチゴ「どう言う事ですか・・・?まさか、人間が殺人を犯したからですか!?」

モモ「・・・・そんな意味もあるわ。そこで、

私はある人を呼んでおいたわ。・・・呼びたくなかったけどね・・・・。」

コリス「呼びたくなかった・・・・・?」

サキ「その、ある人とは一体誰なんです・・・?」

モモ「政府関係の人よ。今来るところだわ・・・。不安だけど。」

つづく

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