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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリス「か、怪獣・・・・・!!」

コリスはファイダルの真の姿を見て、驚く。

ファイダル「そう・・・。これが、俺の本当の姿だ。

どう?なかなかかっこ良いでしょ??」

コリス「・・・・恐ろしい・・・・!」

ファイダル「ふーん。でも、俺の嫁はそんな評価はしてねーけど?」

コリス「嫁・・・・?」 コリスは疑問を感じ、パソコンの方を見る。

その画面には、擬人化♀化したカービィの姿であった。

ファイダル「そう。こいつが俺の嫁!素晴らしいよね?最高だよね?」

コリス「う・・・うん。確かに、素晴らしいよ。このキャラは・・・。」

ファイダル「くふっ!ありがとう。他にも嫁はたくさんいる。

欲張り?そんなんしらね。これを見せてやるから、よーく見てろ!!」

ファイダルは今、見ているページを最小化して、別のページを見せる。

そのページには、いろんな女性キャラの絵があった。

擬カビキャラはもちろん、アニメにゲーム、そして漫画までも・・・。

ファイダル「こいつらは全員、俺の嫁だ。このページは俺の嫁ファイル!」

コリス「・・・・・こんなに多いなんて。まさに、キモオタだ・・・!!」

ファイダル「そう。僕はキモオタ。オタだからこそ、嫁が必要なんだ・・・!」

そして、ファイダルは立ち上がり、フィギュアのあるところへ歩く。

ファイダルは二つの美少女フィギュアを両手に持ち、こう語る。

ファイダル「俺は嫁をこうして触れる事ができる。・・・・けど、

この嫁たちは作り物。俺は本物の嫁に触れたいのだ・・・。

他のオタクだって、きっとそう考える・・・・。」

コリス「・・・・けど、その嫁たちって二次元の人たちでしょ?

僕ら三次元と二次元の人たちは触れ合えないんじゃ・・・。」

ファイダル「確かに、二つの次元の人々は触れ合えないだろう。だが、

そのロックしたカギを開ける事ならできる!強大な力を得てな・・・。」

コリス「強大な力・・・!?それは一体・・・?」

ファイダル「俺たちファイダル族は電波を大きく喰う事で力が大きくなれる。

そして、多くの電波を喰った者だけが次元を越えた力を得られると言う。

俺はその力に憧れ、それを手に入れて二次元の世界へ行くつもりだ・・・!」

コリス「つまり・・・・次元を移動する力が欲しいワケ・・・!?」

ファイダル「それが俺の夢。何か、文句ある?なんなら、

お前が俺を二次元の世界へ連れて行ってくれるの?ウルトラマン・・・。」

コリス「確かに、僕は夢の力を持っている。けど、

別次元へ行ける魔法なんて、簡単に持てるワケがない・・・・。」

ファイダル「あ・・・そう。お前ならやれると信じたのに・・・。」

ファイダルは呆れたかのように言い、人間の姿に戻った。

ファイダル(人間体)「このままだと、俺は電波を食べなきゃいけないらしいな。

まあ。美味しくて食べ放題だから良いけど・・・。」

コリス「・・・・なんか、ごめん。」

ファイダル(人間体)「いいよいいよ。はぁ・・・。二次元の女子たちに会いたいなァ。」

ファイダルがため息をして、そう言う。

その時、思いもしない程の新たな人物の声が聞こえてきた。

謎の声「ばっかじゃねーの?」 コリス&ファイダル「っ!!?」

コリスとファイダルはその声に気づき、その声の主を見る。

その者はいかにもヤクザと言う感じの男であった。他にも数人いる。

ヤクザらしい男「俺の部下がお前にやられたみたいだってよ。

そのお前が、やっぱりキモオタかよ。くだらねーなァ。」

ファイダル(人間体)「だって、あいつらが僕に喧嘩売ってたんだもん。」

コリス「き・・・君。ヤクザにまで手をかけたの・・・?;」

ヤクザらしい男「だってじゃねェよ。俺はなァ・・・。

手下を傷つけた奴は許しておけねーんだよ。」

ファイダル(人間体)「どうでも良いけどさ。さっさとここから出て行って?

僕は争い事は嫌いだし、君たちじゃ勝ち目はないよ。マジで。」

ヤクザらしい男「まあ。確かに部下の情報じゃ、お前は強いらしいな。

馬鹿みたいに。じゃあ、お前には襲わないで帰っちゃるよ。ただし・・・。」

ヤクザらしい男はそう言いながら銃を構える。そして、他の男たちも銃を構えた。

ファイダル(人間体)「ひっ!!」 コリス「な、何を!?」

ヤクザらしい男「この部屋の汚ェ部分を消してからなああぁぁぁ!!!」

ヤクザの男たちは一斉に乱射を始めた。

だが、コリスやファイダルには命中せず、パソコンや漫画やゲーム、

DVDにフィギュアなどが全て撃たれて壊れていった。

ファイダル(人間体)「あっ!!!!!!!!」 

ファイダルはこれに気づいて驚く。そして、男たちが乱射を終えると、

部屋全体が荒らされ、パソコンが破壊され、

漫画もほとんど燃やされ、DVDもゲームもフィギュアも全て破損された。

ヤクザらしい男「これに懲りて、真っ当な大人になれよな・・・。」

ファイダル(人間体)「あ・・・ああ・・・・。」

ファイダルは全ての大切な物を失い、悲しげな声をあげる。

コリス「ファ、ファイダル・・・・。」 コリスはそんなファイダルに同情しそうになる。

ファイダル(人間体)「あ・・・・あが・・・。ぁが・・・が・・・があぁぁぁ・・・!!」

コリス「ファ、ファイダル・・・・!?」 コリスはファイダルの異変に気づく。

ヤクザらしい男「お、おい・・・!なんか、ヤバいぞ・・・!?」

ファイダル(人間体)「があああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

そして、ファイダルは激怒して叫んだ。そして、

彼は怪獣の姿に戻り、6つの角が青く光り出した。


夜のアキダロードの電気屋とデパートの後ろから爆発が起きた。

そこから、巨大な怪獣となったファイダルの姿があった。

ファイダル「・・・・・・・・!」 ファイダルはさっそく暴れようと、

近くのデパートや電気屋を叩き壊した。

コリスとヤクザたちは逃げ切ったようだ。

ヤクザらしい男「ひいいぃぃっ!!

な、何だよ!あいつ!!怪獣だったのかよ!?」

コリス「あなたのせいで、このアキダロードが、

めちゃくちゃになってしまいますよ!!その責任はあなたが・・・・!!」

ヤクザらしい男「そ、そんなの知るか!!逃げるぞ!!皆!!!」

男たちは走って逃げ出した。だが、ファイダルはその男たちを許さない。

ファイダル「逃げんなよ!!このクソッタレ共!!!あのパソコンには、

大事なデータがいっぱいあったんだぞ!!!」

コリス「待つんだ!!ファイダル!!落ち着くんだ!!!」

ファイダル「死ねえええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

ファイダルは6つの角からそれぞれ6つの電撃光線を発射した。

その光線は全てヤクザの男たち全員に命中した。

ヤクザらしい男「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

男たちは黒こげになり、倒れた。重症を負ってしまった。

コリス「う・・・・・っ!」 コリスはファイダルの怒りに恐れを感じる。

ファイダル「こうなったら!この星全体の電波を全部喰ってやる!!!」

怒りが収まらないファイダルは両手を左右に広げ、6つの角を青く光らせる。

コリス「角が光ってる・・・!これが電波を喰っている姿か・・・!?」

その時、街中の多くのテレビやラジオ、電話の機能が停止し始めた。

「あっ!!テレビの画面が消えた!!」

「電話も通じねェ!!」 「ラジオから何も聞こえないぞ!?」

「防衛隊に要請を!!」 「でも、電話もできないし、本部は遠いぞ!?」

その騒ぎの声もサキやイチゴにも届いていた。

二人は既に怪獣がいる事に気づいている。

イチゴ「あの怪獣が街中の電波を狂わせているのか・・・・!?

サキさん!!本部への連絡はまだか!!?」

サキ「すみません・・・!どうやら、通信不可能らしいです・・・!!」

サキは通信機で本部に連絡しようとしたが、

電波を奪われて、連絡できない。

イチゴ「本部のレーダーも、電波のなくなりつつある、

こちらには届かないだろう・・・!仕方がない!!

僕たちだけで攻撃だ!!!」

サキ「はいっ!!!」 

イチゴとサキはウルトラシューターを構え、怪獣に接近。

そして、二人は火薬弾を連射して電波を食べているファイダルを攻撃した。

ファイダル「・・・・!?誰だ!!邪魔しやがったのは!!!」

ファイダルはいきなり誰かに撃たれて、ひるんだ。

それにより、電波を全て食べ損ね、それに怒って暴れ出した。

ファイダル「・・・・・・!・・・・・・・!!」

ファイダルは手足を使った打撃で近くの建物を次々と破壊している。

イチゴ「怪獣が怒った!!連射で沈めるんだ!!」

イチゴとサキは連射して、ファイダルを攻撃した。だが、

今や効き目なしで、ますます暴れまわる一方である。

ファイダル「・・・・・!!・・・・・!・・・・!」

サキ「・・・・っ!は!スカイラッシュ部隊です!!」

夜空をかけるスカイラッシュ二機が飛んで来た。一号機がテブリッシュ、

二号機がシュドーである。

イチゴ「敵が電波妨害を止めたので、いち早くレーダーの位置に従って、

出撃したんだ。彼らに任せて、僕らは人々を避難させよう!!」

シュドー「・・・・何であいつ、眼鏡かけてんだ?」

テブリッシュ「このオタクが多い街から現れたんだから、

きっとそこにピッタリな怪獣と言って良いだろう。とにかく、攻撃だ!!」

スカイラッシュ二機はレーザーバルカンでファイダルを攻撃した。

ファイダル「・・・・!・・・・・・!!!」

ファイダルは6つの角から光線を発射。

スカイラッシュ二機はそれを避ける。二機は再びレーザーバルカンを連射。

ファイダルはまたも受けるが、耐えた。

ファイダル「お前らあぁぁぁ・・・・!調子に乗んなよォ!!!」

ファイダルはまた6つの角からの光線で二機を攻撃するが、

またも避けられる。

怒ったファイダルは町並みの方に光線を発射した。

多くの建物が爆発した。このままオタクの聖地は地獄と化してしまうのか。

コリス「やめるんだ!!ファイダル!!!」

コリスは走って、ファイダルに向かった。

コリス「ショワッチ!!!!!」 コリスはクリスタルに変身した。

ファイダルは自分の前にクリスタルが立っている事に驚く。

ファイダル「・・・・・!?」

ウルトラマンクリスタル「・・・・ヘアッ!やああぁぁぁ!!!」

クリスタルは走り、ファイダルと組み合いに入る。

ウルトラマンクリスタル「・・・っ!ふっ!!でや!!」

クリスタルは怪獣の頭にチョップし、ハイキックでさがらせた。

ファイダル「・・・・・!?・・・・・!!」

ファイダルは反撃しようと走るが、クリスタルのミドルキックに止められる。

ウルトラマンクリスタル「せい!!」 ファイダル「・・・・・・!??」

ファイダルは痛みで動きが止まる。クリスタルはそんな怪獣の角2本を掴む。

ウルトラマンクリスタル「むっ!!シェアアアァァァァァァ!!!!」

クリスタルはそのまま、ファイダルを投げ飛ばす。怪獣は、

ビルに叩きつけられる。そのビルも怪獣の重さに崩れてしまう。

ウルトラマンクリスタル「はあぁぁぁっ!!とう!!えぃ!!」

そして、クリスタルは倒れたファイダルの背中に馬乗りになり、

2本の角を掴み、そのままファイダルの頭を3度か地面に叩きつける。

ファイダル「・・・!・・・・!!・・・・・・!!」

ファイダルは思い切り立って、クリスタルを弾き飛ばした。

ウルトラマンクリスタル「わっ!!」 クリスタルは敵から離れたところに落ちる。

ファイダル「・・・・・!・・・・・・!!」

その時、ファイダルはクリスタルに向かい、両手を左右に広げて、

胸の赤い発光体から黄色い巨大な光線を発射した。ビイイイイイィィィィィィ

ウルトラマンクリスタル「っ!!うわああああぁぁぁぁぁぁっ!!!」

クリスタルはその巨大な光線を浴びて、

吹き飛んで倒れた。かなりのダメージだ。

これぞ、ファイダルの必殺技、ファイダルビッグビームである。

ウルトラマンクリスタル「ぐは・・・・っ!!・・・・っ!」

クリスタルはゆっくり立つが、ファイダルが容赦なくそんなクリスタルを蹴る。

ウルトラマンクリスタル「うわ!!」 ファイダル「・・・・・・!!」

さらに、ファイダルはクリスタルの顔にパンチを打ち込む。

ウルトラマンクリスタル「あぅ・・・・!」 クリスタルは顔を殴られて倒れる。

ファイダル「俺の嫁たちが二次元で待ってるのだ!!

あっはっはっはっは・・・!!」

ウルトラマンクリスタル「二次元は皆の空想と夢の世界なんだ・・・・!!

三次元の世界と二次元の世界は融合してはいけないんだ!!!」

ファイダルはそれを聞いて、苛立って地面をドンドン踏んだ。

つづく

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サキ「コリス君、一人で・・・?」

コリス「彼に会ったのは、僕だけです。必ず、また探してみせます!!」

モモ「・・・・わかったわ。言ったら、止まらないタイプだからね・・・。

けど、あなた一人だけじゃないわ。

今回はイチゴやサキに行かせてもらうわ。」

イチゴ「はい!!」 サキ「・・・一緒に頑張りましょ。コリス君。」

コリス「はい。」

モモ「シュドーとテブリッシュは念のため待機。

怪獣が暴れたらヤバイからね。」

隊員たち「了解!!!!」

こうして、コリスたちはロードラッシュで再びアキダロードへ向かった。


アキダロードは今日も人が多く歩いていた。もちろん、

あのファイダルもだ。だが、ファイダルの周りの人々の中に、

何かヒソヒソ話している数人の人たちがいた。

男A「なぁなぁ。最近、あいついるよなァ・・・。」

男B「ああ。けど、あいつ。ちょっと暗ぇ感じだもんな。」

男C「そうだ。あいつはこの街によくいる奴で有名らしいぜ?」

男A「マジかよぉ。俺的には、いて欲しくねーしw」

男C「なんか、キモイって感じだよな?w」

男B「言えてる言えてるw友達とかいね・・・・。ん?」

その時、男Bの肩に触れる者がいた。

それは、全て聞こえたファイダルであった。

ファイダル「お前らも・・・・僕の事を馬鹿にするんだね・・・・。」

ファイダルはさらに暗い表情をした。これは、

静かなる激怒と言って欲しいだろう。

その一方、別の場所では、コリスたち3人がロードから降りた。

イチゴ「それでは、再びファイダルの捜索に入る。

僕とサキさんはAルート。コリスはBルートで怪獣を探すんだ。」

コリス&サキ「はいっ!!!」

イチゴ「・・・・ところで、コリス君。怪獣はこの街によくいると思う?」

コリス「う~ん・・・。オタクだから、多分よくいるかと・・・。」

イチゴ「念のため、情報収集も行うと言い。それでは、行くぞ!!」

こうして、コリスは一人で、イチゴとサキは二人で分かれて行動開始した。

まずは、イチゴとサキ。二人はそれぞれ、

街の人々から情報を聞き出している。

イチゴ「青い髪で眼鏡をした少年の事ですが・・・。」

女「知らないわ。」 サキ「16、7歳くらいの少年ですが・・・。」

男「そんな奴、どこにだっているんじゃねーのか?」

ファイダルの情報は全然、聞けなかった。二人は歩きながら、会話している。

イチゴ「結局、情報は手に入れなかった・・・。」

サキ「やはり、自分たちで探すしか・・・。っ!?」

その時、二人は多くの人々が騒がしく集まっているところを見る。

サキ「どうしたんですか!?」 二人はさっそくその人々のところへ行く。

男「ああ。なんかこいつら、すげぇ怪我してんだよ。」

イチゴ「凄い怪我・・・?っ!!?」

二人は人ごみを通って、倒れた人たちを見る。その人たちは、

全員、口から大量の血を吐いて、身体の一部が抉られて倒れていた。

サキ「こ・・・・これは・・・・・!?」

イチゴ「誰にやられたのですか!??」

男「え?う~ん。たぶん、青い髪の眼鏡の少年かも知れないぜ?」

サキ「青い髪の・・・・!?」  イチゴ「やはり、ファイダルか・・・・!!」

男「ファイダル?そんな名前、知らねーけど。こいつら、

あの少年に対して何か話していて、

それで彼に襲われたんだろ。でも、何故・・・。」

そこに、別の女性が少年と聞いて、話しかける。

女性「あ!!その少年なら知ってるわよ。」

サキ「え!?本当ですか!?それ・・・。」 サキは女性にそう聞く。

女性「知ってる人は少ないけど、あの少年はこの街に住んでいて、

いろんなアニメグッズを買っているわ。金持ちなのか知らないけど・・・。

見た目も性格も暗いためか、周りの人によく近寄りがたいと、

嫌われている。おまけにいろいろ危険な発言しますわ。それが原因ね・・・・。」

サキ「・・・・そうですか・・・。あの人が・・・。」

イチゴ「あいつ・・・。ただの侵略者じゃないのか・・・?

もっと・・・詳しく話せませんか・・・?」

女性「・・・・あの人は、自分を馬鹿にした人には容赦なく襲うの。

あと、見てないけど、小さい小屋っぽいところにいるって聞いてるわ。

大金持ちだか貧乏だか、わからないわァ・・・。」

イチゴ「そうですか・・・。情報をありがとうございました。」

サキ「行きましょう。イチゴさん。あの人は必ずこの街にいます・・・。」

イチゴ「うん。」  二人はファイダルの情報を知り、怪獣を探そうと走った。


一方、コリスは何故か、メイドカフェにもう一度、来ていた。

メイド「・・・ところで、ご主人様はお子様ですけど、一人だけでしょうか?」

コリス「は・・・・はい・・・・;(モモ姉さんがRPGでは、

情報集めは酒場がピッタリだけど、ここで合ってるのかなァ・・・??;)」

コリスはどうやら酒場なら何かわかると思って、メイドカフェに来ていたのだ。

・・・・だが、違っていたそうだ。・・・と、言いたいところだが・・・。

コリス「(・・・・仕方がない。聞いてみるか?)あの・・・。」

ちなみに、コリスはコーラだけを注文した。

メイド「・・・・あ。ところで、

あなたはDGCでしたね?何でしょうか・・・・?」

コリス「この街に、青い髪と眼鏡の少年を知ってませんか・・・?」

メイド「青い髪と眼鏡の・・・・。もしかして、ファイダルさんの事ですか?」

コリス「・・・・っ!!?」 コリスはこのメイドの女性が、

ファイダルの名を知っている事に驚く。何故、このメイドが怪獣の名を・・・。

メイド「彼のニックネームですよ。あの人・・・・毎日ここに通って来るんです。

ほとんど、あの人曰く寂しい時や辛い事があった時かしらね・・・。」

コリス「ファイダル。それが彼のニックネーム・・・・・。」

メイド「この店ではほとんどニックネームで名乗る客が多いんです。

ファイダルさんは普段はアレですけど、私は彼の事、結構好きです^^

彼とは毎日遊んでいるように、会話をしていたわァ。

ファイダルさんって、存在するだけで虐められる事が多いって。

そのため、

自分は慰めて欲しいと私に甘えて来るんです。でも、私は受け入れたわ。

彼とはいろいろ話したわ。・・・ところで、

ご主人様はファイダルさんに何か用ですか?」

コリス「・・・・彼と友達になろうかと・・・・。」

いや。コリスは彼の友達になるつもりではない。だが、

このメイドにファイダルを倒すと言ったら、彼女は悲しむからだ。

メイド「それは良かった。ファイダルさんは、

この街のどこかにある小さな小屋に住んでると言ってるわ。

電気屋とデパートの隙間にあるんですって。」

コリス「そうですか・・・。ありがとうございます。それでは、

その・・・彼の家を探しに行きます!」

コリスはコーラを一気に飲み干して、店から出た。

メイド「行ってらっしゃいませ。ご主人様ぁ~っ。」


コリスはさっそく電気屋とデパートがあるところへ来ていた。

コリス「ファイダルの居場所がわかった・・・。ここだ・・・!」

コリスはそう言いながら、電気屋とデパートの隙間に入った。

だが、そんな彼を数人の何者かが見ていた。

コリスは隙間のところを進む。すると、彼の前に驚くべき事実が・・・。

コリス「っ!!こ・・・これが・・・・!」

コリスが見たのは、

とても小さくまるで新聞でできたボロいテントの小屋であった。

いかにも、どの貧乏人が住みそうな場所であった。

コリス「・・・・ここが、ファイダルの家・・・・!」

コリスは緊張しながら、そのテントの中へと少しずつ入ってゆく。

コリス「・・・・・・っ!うわっ!!!」

すると、コリスは突然、まるで吸い込まれるように一気に中へ入っていく。


そして、コリスはテントの中へ来た。そして、コリスは周りを見て、さらに驚く。

コリス「・・・・ひ、広い・・・!まるで、外見とは偉い違いだ・・・!!」

そう。この小さいテントの中は、何故か普通の部屋と言って良いくらいに広かった。

この部屋には、漫画やゲームはもちろん、フュギュアも無数にあった。

暮らしのためか、冷蔵庫やベッドまでもあった。

そして、パソコンもあるが、そのパソコンをファイダルがやっていた。

ちなみに、パソコンは机の上にあり、ファイダルは椅子に座ってやっている。

ファイダル(人間体)「よーくここがわかったね。ウルトラマン。」

コリス「っ!!ファイダル!!」  コリスはついにファイダルを見つけ、

彼に銃を向ける。ファイダルはそんなコリスを見て驚く。

ファイダル(人間体)「ちょw何するんだよ!?僕が何か悪い事をした?」

コリス「何故、人間を襲った!?やはり、この星を狙うつもりだったのか!?」

ファイダル(人間体)「違うって!仮にも、狙うのはこの星の電波だけだよ。

それに・・・・僕が襲ったのは、みーんな僕を馬鹿にした人たちさ。

誰も僕に優しくしてくれない。ただ、一人を除いてね・・・。」

コリス「馬鹿にされたからって・・・あんな惨い事を・・・!」

ファイダル(人間体)「仕方がないだろ!?ああでもしなきゃ、

二度と僕に逆らえなくならないじゃないか!!それに、

愚かな人間共がいつ、僕の野望の邪魔をするかわからないしね・・・。」

コリス「野望・・・・?」

ファイダル(人間体)「そうだ・・・。くくくく・・・・!!

僕にはねェ・・・・大きな目標があるんだよ。

それには、とても多い数の電波が必要なんだよ・・・。」

そして、ファイダルは急に怪獣の姿に戻った。身体が青く、

頭が6本もの白い角があり、獣に近そうな顔では眼鏡がかけている。

胸に大きな赤い発光体があり、尻尾まである。

この奇怪な怪人のような姿こそが、ファイダルの本当の姿である。

つづく

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コリス「・・・・・・・っ。」

コリスは話しづらかった。本当に怪獣がいた事を語って良いのかと。

モモ「諜報員の調査で、あの街に宇宙生物反応があったわ。

そこから来たら、もう嘘は言えないハズよ・・・?」

コリス「・・・・はい。あの街には確かに怪獣がいました・・・。」

モモ「・・・・・やはりね。」

コリス「怪獣はファイダルと言って、人間に化けていました。

・・・・けど、彼は地球を侵略しようとしません。

ただ、この星の電波を食べに来ただけなんです。

それに、アニメに興味を持っているし・・・。ただ、悪い人じゃ・・・。」

モモ「そう・・・。っって!!電波を食べるって悪い事じゃん!!!」

コリス「ひっ!?;」 モモがいきなり大声で出し、他の隊員も驚く。

シュドー「な、なんだァ・・・?;」 テブリッシュ「何話していたんだ・・・?;」

コリス「ぼ・・・僕が何か言ったのですか・・・・?」

モモ「その怪獣に電波を全部食べさせてみなさいよ!!!

テレビを見るとか、ラジオを聴くとか、通信とか、電話とか、

できなくなってしまうわよ!!世の中、パニックになるのよ!!?」

イチゴ「な、何かあったのですか・・・・?;」  

サキ「随分と騒がしいのですが・・・・;」

サキとイチゴが恐る恐るモモに話しかける。

モモは根気良く隊員たちに指令する。

モモ「皆!よく聞いて!!アキダロードに潜む宇宙生物の正体は、

怪獣ファイダル!怪獣はこの星の電波を食べようとしているわ!!

奴は人間に化けている・・・・!どんな人間になっているのかしら??」

モモはコリスにそう聞く。彼女はファイダルの人間体を知らないのだ。」

コリス「え、えーと・・・;オタクっぽく眼鏡をかけていて、

僕と2つ年の男性です。たぶん、青い髪や緑色の瞳をしています。」

モモ「・・・・そんな感じの奴を探して!そいつがきっと怪獣よ!!」

隊員たち「了解!!!!!」 こうして、DGCは直ちに怪獣捜索を開始した。


隊員たちはそれぞれ、アキダロードで捜索を行っていた。

イチゴ「例の怪獣はいたかぃ?」  まずは、イチゴとサキ。

サキ「いえ・・・。あまりそれらしい姿が・・・・。」

イチゴ「何としても探すんだ!!

これ以上、電波を食わせるワケにはいかない!!」

次はテブリッシュとシュドー。

テブリッシュ「怪獣の人間体はまだ見つからない!!

奴は一体、どこへ・・・!」

シュドー「早く探せよ!!このままだと、

皆の大好きなアニメが見れなくなっちまうぜ!!」

そして、コリスは一人でファイダルを探していた。

コリス「ファイダル!!どこだ!!出て来なさあぁぁ~い!!!」

コリスは走りながら、必死にファイダルを追っていた。

だが、そのファイダルが今、建物の物陰から彼の様子を見ていた。

ファイダル(人間体)「ち・・・っ。あのクソガキが。防衛隊と一緒に、

俺を逮捕する気かよ・・・!!だが、俺はあきらめないぜ。

俺には野望があるんだからねェ・・・。うふふふふふふふふふ・・・・!!」

そして、数時間が過ぎた。5人は交流して、それぞれの状況を報告する。

テブリッシュ「皆。ファイダルは見つかったか?」

サキ「いえ・・・。残念ですが・・・。」

コリス「こちらも見つかってません・・・。」

シュドー「そうか・・・。我々も発見できてないんだ。」

イチゴ「・・・・そろそろ帰還しよう。明日、探せば良いし・・・。」

隊員たち「了解。」  こうして、DGC部隊は一旦、作戦を中止した。


DGC基地に戻った隊員たちはさっそくモモに報告した。

モモ「そう・・・・。見つからなかったのね・・・・。」

イチゴ「はい・・・・。すみません。」

モモ「困ったわァ・・・。このままだと、私の大好きな番組の一つ、

【小さな草原の大きな家】が見れなくなってしまう。どうしよどうしよ・・・。

やはりここは、なるようになるだばないだばさ・・・かしらねェ・・・。」

コリス「は、はぁ・・・;(・・・にしても、本当に不味いぞ・・・。

何か、嫌な予感がする・・・。何も起こらなければ良いけど・・・・。)」


夜のアキダ・ロード。すっかり人がほとんどいなくなった中、

ファイダルが不気味な笑みで何かぶつぶつ言っていた・・・。

ファイダル(人間体)「あのDGCの偽善者共がァ・・・・!

僕はねェ・・・この星の電波をいっぱいいーっぱい食べてーの。

僕らファイダルは電波を食べるたびに、いろんな意味で強くなる。

そして、最大級の電波を食べると次元を超えた力を得るって、

何よ、そのナイスなレベルwwwだから、僕はこの星の電波を全て食べて、

ちょっと二次元世界へ行って、そこの女子共とキャッキャウフフするのだ。

だから、僕の邪魔する奴は許さないいぃぃ・・・いひひひひひ・・・・!!」

ファイダルがぶつぶつ言ってる時に、

後ろから歩いていた男が怒りそうに話しかける。

男「おい。何ぶつぶつ言っとるんだ、お前。さっきからうるせーなぁ・・・。」

ファイダル(人間体)「っ!ほら、邪魔が入ったあああぁぁぁぁ!!!」

男「わわっ!!ぎゃ、逆ギレかよ!?け、喧嘩なら負けねェぞ!!」

ファイダル(人間体)「あっそ。じゃあ、ちょっとあっち来て。」

男「え・・・?」 男はいきなりファイダルに腕を引っ張られ、

建物の隙間のところへ連れていかれる。

男「おわ!っとっとっと・・・!てめっ!!何しやが・・・!っ!?」

その時、男の目の前にいたのは少年ではなく、等身大の怪獣であった。

男「ぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

そして、男は怪獣にやられたか、街中に聞こえる程の悲鳴をあげていた。


夜の街。ハリーは前に買ったDVDを見ていた。コリスもそれを見ている。

どうやら、これは真・恋姫無双を見ているそうだ。

ハリー「これが三国志のキャラを萌え女体化させた名アニメだ!」

どうやら、ハリーはそのアニメのキャラをデレデレしながら見ていた。

コリス「ま、まぁ・・・。面白いは面白いですね・・・^^;」

ハリー「ところで、今回の怪獣は電波を喰うんだって?」

そして、コリスとハリーは真剣な表情でファイダルについて話す。

コリス「はい・・・。その怪獣のせいで電波がなくなったら、

もうアニメが見れなくなるかも知れません・・・。」

ハリー「そりゃぁ許せねーなァ。まさに、オタクの敵だな。」

コリス「でも、その怪獣も・・・実はオタクなんです。」

ハリー「な、なんだとォ!?」

ハリーは怪獣がオタクである事に驚きます。

ハリー「か、怪獣がオタクだって・・・・そんな怪獣アリかよ!?

・・・・でも、そのオタクの怪獣が、何でテレビを見るための電波を食べるんだ?

まさか、もうアニメが嫌になったのかなぁ・・・・。」

コリス「いえ。そんな理由ではないと思います。

何か別の企みがあると思います・・・。」

ハリー「そうかぁ・・・・。皆がアニメ見れなくて悲しみにくれているところを、

不意をついて地球侵略するっつーんなら俺が容赦しねェけどな。」

ハリーはそう考えて、怒りそうな表情をする。コリスはそれを見て、汗を流す。

コリス「・・・・・・;ま、まあ。そんな事だったら許しませんね・・・・。

(・・・もし、そうだったら。必ずファイダルを倒さなきゃ・・・・!!)」


翌日。コリスはDGC基地の司令室に来た。

モモ「前日。アキダロードで一人の男が瀕死の重傷を負ったとの報告が入ったわ。」

サキ「ひ、酷い・・・!一体、誰が・・・!!」

モモ「被害者は何かの光線を受けたそうで、全身が火傷しているわ。

これは間違いなく、例の怪獣の仕業らしいわね・・・・。」

シュドー「人間相手に光線だと!?鬼畜だぜ・・・・!」

テブリッシュ「奴は、侵略者かも知れませんよ・・・!」

シュドーとテブリッシュはファイダルを悪の怪獣と決める。

モモ「被害にあったのは、男だけじゃないわ。4日前では、

一人の少年を罵った3人の大人たちが、

数分後、何者かに襲われ病院送りにされたそうよ。」

コリス「一人の少年・・・・!もしかして、その人はファイダルじゃぁ・・・・!」

モモ「・・・・その確率は高いわ・・・。」

イチゴ「自分に抗えす者には容赦しないか・・・。やはり、怪獣だな。」

モモ「そうね。ファイダルもまた、地球を狙う宇宙怪獣のようね。」

コリス「・・・・僕に、そのファイダルの捜索をさせてくれませんでした!?」

つづく

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その時、ハリーはコリスの後ろにシュドーとテブリッシュがいる事に気づく。

ハリー「ああっ!これはこれは、コリスの先輩さんたち。お久しぶりですぅw」

ハリーは笑顔で二人の男に挨拶する。

テブリッシュ「お久しぶり。コリスの保護者のハリーさん。」

シュドー「今回はコリスと一緒に来たのかぃ?」

ハリー「ええ。そりゃぁもちろんw今から、メイドカフェに行くつもりです。」

シュドー「メイドカフェですっと!?行く行く!!

俺もちょうど、その気になったんだ!!」

シュドーはメイドカフェと聞いて、喜ぶ。テブリッシュも微笑んで、こう言う。

テブリッシュ「俺たちもちょうど休憩したい気分なんだ。一緒に行こう。」

コリス「つまり、4人で行く事になりますね。」 その通りである。


こうして、4人はメイドカフェへと来た。多くの可愛いメイドの少女がお出迎えする。

メイドたち「お帰りなさいませ。ご主人様あぁぁ~っ♪」

ハリー&シュドー「おおおおおぉぉぉぉぉ~う!!!!」

ハリーとシュドーはあまりの可愛らしさに、さらに興奮する。

テブリッシュ「か・・・・可愛い・・・・。」

テブリッシュも彼女たちの可憐な姿に、惚れてしまったそうだ。

メイド「お客様方は、どちらへ座りますかあぁぁ~っ?」

コリス「に・・・・2番目の席で、お願いします・・・・///////」

まだ子供であるコリスは、メイドの可愛さに惚れたか顔が赤に染まっていた。

4人は席に座って、さっそくメイドが食品を持って来た。

メイド「はあぁぁ~い。4人とも、メイドさん特性のピーチジュースですぅ。」

シュドー「おおぉぉぉう!メイドさん特性かぁ~っwww」

ハリー「美味そうだなァwwww」 テブリッシュ「ピーチだから、桃味だな。」

メイド「おかわりは自由ですよ♪」

4人はジュースを飲んでいき、それぞれ頼んで来た食べ物も食べていた。

メインでは全員カレーだが、

ハリーはうさぴょんケーキ、シュドーはくさまんケーキ、

テブリッシュはチョコレートパフェ、コリスは普通のバニラアイスであった。

4人がそれを食べている中、一人のメイドがとある場所でマイクを持っていた。

メイド「それでは、今回はティアーズ・トゥ・ティアラのED、

Weeping aloneを歌います!」

そして、メイドはその歌を歌い始めた。なんだかとても美しい歌声だ。

カレーを食べながら、4人はそれを聞いていた。

シュドー「美しいなァ。やはり、

メイドとは一味違うくらいの萌えを持ってるもんな。」

テブリッシュ「ああ。確かに、この歌声を聴いてると何故か癒される・・・。」

コリス「くす・・・。・・・っ!??」 その時、コリスはまた険しい表情になる。

また、怪獣の気配を感じたのだ。やはり、

この街の何処かに怪獣が潜んでいるのだ・・・。

コリス(またこの気配だ・・・っ!まさか、この中に怪獣が・・・・!?

しかも、そいつは巨大ではなくまるで人間に化けているそうだ・・・。

どこだ・・・。どんな人間に化けたんだ・・・!?っ!!)

そして、コリスはついに見つけた。

彼の目線によれば、少し自身から離れているが、

ちゃんと見える。コリスが見たのは、さっきハリーが遭遇した少年だった。

もしや、この少年が怪獣が化けた人間体なのだろうか?

少年はコリスの存在に気づいたか、一瞬だけ彼を見て席から立った。

少年「御馳走様でした・・・。」 そして、少年は歩いて店から出た。

メイド「行ってらっしゃいませ、ご主人様あぁぁ~っ♪」

コリス「あっ!待て!!!」 コリスも少年を追おうと走って、店から出た。

ハリー「あっ!おい!コリス!!」 だが、彼の声は届かない。

シュドー「なんなんだ、あいつ・・・。」 テブリッシュ「さぁ・・・?」


コリス「待てええぇぇぇぇっ!!!!」 コリスは走っている少年を追っていた。

そして、少年はピタリと止まった。コリスも彼の後ろで止まる。

コリス「あなたは・・・・怪獣なんですか・・・!?」

それを聞いてピクッと感じた少年は、コリスの方に向ける。

そして、少年は一瞬だけ怪獣の姿になり、それをコリスに見せる。

少年「・・・・だったら・・・・・どうするゥ?」

人間に戻った少年はニヤニヤしながらコリスにそう聞いた。

コリス「この世界で何をしに来たんですか!?」

少年「別にィ?ただ、暮らしているだけど?」

コリス「そうか・・・・。それで、どこから来たの??」

少年「・・・・・宇宙さ。僕らファイダル族は電波が好物でね。

特に僕はこの星の強い電波に導かれて、ここへ来たんだ。」

コリス「ファイダル・・・・。それがあなたの名前・・・。」

ファイダル(人間体)「とにかく、僕はこの星が気に入ったんだ。

邪魔するとォ・・・どうなってるかわかってるよねェ?ウルトラマンクリスタル・・・!」

コリス「っ!?」 コリスはファイダルが自分の正体を知っている事に驚く。

ファイダル(人間体)「僕はね、この星に存在するアニメと漫画と言うのが、

大好きになったのさ。

絵に描いてる女の子が可愛いからねェ・・・へへへへへ・・・!!」

ファイダルはそう言いながら、コリスから離れていた。

だが、コリスは何もせず立ったままだった。

彼の目的は侵略ではないと思うからだ。

コリス「・・・・ハリーさんのところへ戻らなきゃ!」


コリスは急いでハリーたちのいるメイドカフェへ戻った。

無事に食事を終えらしく、4人はここから出た。

メイドたち「行ってらっしゃいませ。ご主人様ああぁぁぁ~♪」

ハリー「・・・・ところで、どこ行ってたんだ?コリス。」

コリス「・・・・・いえ、なんか怪・・・・・・・。」

コリスはこの街に怪獣ファイダルがいると言おうとするが、言えなかった。

シュドー「まあ、細かい事は気にしなくて良いじゃねェかw

せっかく、良いもん手に入れたんだからよォ!」

テブリッシュ「まあ。そうだな。」 4人は店でイベントがやってたか、

それでメイドと遊んだため、その記念品を持っていた。

それは、メイドたちと4人の写真であった。それは4人とも1枚ずつである。

コリス「・・・・そうですね。僕が戻ったら、

いきなりメイドさんとのじゃんけん大会と言う物がありましたからねェ・・・。」

ハリー「あれは楽しかったなァwまた行こうな。コリス。」

ハリーはあのメイドカフェが楽しかったので、コリスにそう言った。

コリス「は、はい・・・・^^;はぁ・・・。」

ハリー「・・・・あ。そうだ!後はフィギュアとかも欲しいなァ・・・^^」

シュドー「お!良いねェw」 テブリッシュ「買ってみるか。」

コリス「・・・・・・っ;」 コリスはいつになったら帰るのかと不安していた。

しばらくして、4人はそれぞれキャラのフィギュアを買って、帰っていった・・・。


次の日。コリスは隊員服を衣装に、DGC基地の司令室に来た。

モモ「・・・・それで、コリス。アキダ・ロードに怪獣はいたわね?」

モモが突然、コリスに近づいてそう聞く。

コリス「え?な、何で僕に・・・・!?;」

モモ「テブリッシュやシュドーにも聞いたけど、知らないって・・・・。」

そして、モモはコリスにもっと近づき、

互いの顔が近くなった時に他の隊員に気づかれないように小さな声に話す。

モモ「あの街には、本当に怪獣がいたんでしょう・・・?」

つづく

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シュドー「いやあぁぁ~っ!今日は得のある買いだったwwww」

シュドーは両手に多くの本が入っている袋を持っていた。

コリス「これって・・・全部、エロ同人誌ですね・・・・?^^;」

シュドー「おう。そうだ。」 シュドーはキッパリと答える。

コリス「・・・・・;あ。テブリッシュさんも何か買いましたか。」

テブリッシュ「ん?ああ・・・・。これだけだよ。」

テブリッシュは一冊だけ漫画を買っていた。それをコリスに見せる。

それは何故か、とてつもなくグロイ感じのストーリー漫画であった。

コリス「・・・・なんか怖そうな漫画ですね・・・。」

テブリッシュ「今回はホラー系の漫画を描こうと思ってな。うん・・・。」

シュドー「そう言うコリスは一体何を買ったんだぃ?」

テブリッシュ「エロ同人はハリーさんに頼まれたからだろう?」

コリス「・・・・これです。」  シュドー&テブリッシュ「・・・・・ん??」

コリスは右手に一冊の本。左手にはハリーに頼まれて買ったエロ同人二つであった。

コリスは右手に持つ本を見せる。それは、某SF美少女アニメ関連の同人であった。

シュドー「なんでぇ?マリオネット・ライターのファンブックじゃねーか。」

テブリッシュ「表紙から見ると、光次郎とあかり中心みたいだな。」

コリス「ええ・・・。一度、読んでみたいんです。同人誌と言うのを。」

シュドー「へぇ。そう言う趣味もあるんだよなァ。・・・・ん?」

その時、3人は右方に何者かの姿を見る。その何者かとは、

いわゆるメイド服の少女であった。何故か歩いていく客たちに手を振っているようだ。

コリス「テブリッシュさん、シュドーさん。あれは・・・?」

テブリッシュ「メイドさんだ。萌え系でよくある美少女キャラの一種だよ。」

コリス「これがメイド・・・・。」

シュドー「そんなメイドたんに会えるなんて、

俺はなんてラッキーだんなあぁぁ~っ!w」

シュドーはメイドの少女に惚れたか、さっそく彼女の方へ向かう。

テブリッシュ「あっ!おい、シュドー!!」 コリス「あははは・・・・;」

そして、シュドーはメイドの少女に近づき、少女もシュドーの方に向かう。

メイドの少女「あら。いらっしゃいませ。お客様。何のご用でしょうか?

シュドー「おお・・・!なんと美しい。君はまるで天使だ・・・・!

ご用?決まってるじゃねェか?君と少し・・・冒険がしたk・・・おわっ!!」

その時、テブリッシュが背後からシュドーの服を掴んで彼を引っ張る。

テブリッシュ「悪いですね・・・。こいつは女好きで・・・。」

シュドー「わあぁぁ~っ!!何すんだ!!放せよ!!放せっての!!!」

テブリッシュ「ほら!行くぞ!!全く、この女好きめ・・・っ!!」

テブリッシュはシュドーを引っ張って行き、コリスは少女に手を振って去っていった。

それを見たメイドの少女はどこからともなく、携帯電話を持ち出し使用する。

メイドの少女「・・・・こちら、特別諜報員NO・23。現在、

DGCの隊員3名がこのアキダ・ロードに滞在している事が判明。

なお、例の怪獣反応は全く発見できず・・・。」

モモの声『そう・・・。後は彼らに任せて、

アキダ・ロードでの仕事を続けると良いわ。

何・・・。あの3人の男なら、きっとやってくれるかも知れないし。』

そう。メイドの少女は国際防衛科学局の特別諜報員の一人であった。

モモの使命で、この街に潜む怪獣を探そうとしたのだろう。

諜報員NO・23「はい・・・・。あっ!」 諜報員NO・23は電話を切るが、

その時に近くに男がいる事が判明し、驚く。

男は諜報員が何をしたか全くわからなかった。

男「・・・・何やってんだ?」

諜報員NO・23「い、いえいえ!何でもありませんよ、ご主人様^^;」


一方、ハリーは欲しい物を求めて、DVDの売っている店にいた。

多く並んでいるDVDからじっくり探しているハリー。

ハリー「えーとえーと・・・。おっ!こいつだ!!」

ハリーはやっと欲しいDVDを見つけて、それを取る。

ハリー「やっと見つけたぜ!ブラッド・チューンの最新巻!!!」

誰かの声「ふふふふふ・・・・。見つけたよ。ブラチューの最新巻・・・。」

ハリー「ん・・・・??」 ハリーのいきなり声を出した何者かの方に向かう。

その者はハリーの隣にいて、いかにもオタクっぽく眼鏡をかけている少年であった。

その少年は既に10本もDVDを持っているのだ。

ハリー「・・・・なぁ。あんた。そのDVD、全部買うのか?」

ハリーはその少年に聞く。少年は笑みを浮かべて、こう答えた。

少年「・・・・もちろん。買うつもりですよ・・・。」

ハリー「ほう。って事は、兄ちゃん。大金持ちか?」

少年「・・・・まあね。ところで、おじさん。萌えアニメは好きですか?」

ハリー「・・・・ああ。大好きだ。あの美少女キャラはとっても素敵だなァ~っ!w」

少年「そう・・・。僕もとっても好きだ。エロやらリョナやらで妄想するくらいねェ・・・。」

ハリー「エ・・・エロやらリョナやら・・・?」 ハリーは少年の言葉に少し動揺する。

少年「そうさ。僕はねぇ・・・自分が好きなキャラをいじるのが好きなんですよ。

もちろん、愛でるつもりでね♪彼女たちのピンチシーンは、

いつ見ても興奮して萌えるよ・・・・!いひひひひひひ・・・・・!!

もちろん、彼女たちの幸せなシーンも凄く萌えるよ。じゃあね・・・。」

少年はそう言いながら、ハリーから離れていた。

ハリー「・・・・今のガキ、何だったんだァ?ちなみに、彼の持ってる奴の中に、

桜姫華伝やクイーズブレイドのDVDもあったな。

あれは・・・確かに過激なシーンもあるんだがなァ・・・。」


コリスたち3人はしばらくして、この街を歩いていた。

シュドー「おおっ!リアンノンだ!あっ!灰音だ!なんと、サクラ姫もいるぞォ!」

シュドーはいろんな美少女キャラ・・・のコスプレをした女性たちを見て喜んでいた。

テブリッシュ「ここはコスプレをする人がよく多くいる場所だ。

なお、アニメファンの女子の中に腐女子と言う、

BLアニメを愛する人もいるらしい。」

コリス「そうですかァ。・・・あっ!ハリーさんだ!!」

コリスが指をさすところを、二人の隊員が見る。そこからハリーが来たのだ。

ハリー「おーい!コリスウウゥゥゥ!!!」 そして、ハリーはコリスに近づいた。

コリス「はい。頼まれた物です。」 コリスはエロ同人誌2冊をハリーに渡す。

ハリー「うむ?ほっほっほw苦しゅうないwwwお前も欲しい本を買ったそうだな。」

ハリーは喜んでいた。シュドーとテブリッシュがいる事も気づかない程に・・・。

ハリー「・・・そうだ!せっかくここに来たから、メイドカフェに行かね?w」

コリス「メイドカフェ・・・・?」

ハリー「そう!可愛いメイドたちが店をやってる、素晴らしい喫茶店よw

俺さ、そこに一度行ってみたかったんだよ。・・・・ん?」

つづく

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