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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ダークロンはビームを発射するが、クリスタルはバック転で避ける。

ウルトラマンクリスタル「はっ!!・・・・っ!」

クリスタルは少し警戒を試みる。

すると、ダークロンは何か両手を広げる。

ダークロン「グオオオオオオオォォォォォウウウウゥゥゥゥ」

ウルトラマンクリスタル「・・・・シュワ!!」

クリスタルが攻撃しようと走り出すと、

突然ダークロンが両手をクリスタルに向ける。その時、

クリスタルの身体から火花が散っていくではないか。

ウルトラマンクリスタル「ぐああぁぁ・・・・っ!!」

クリスタルはこの特殊攻撃を受けて、ひるむ。

ダークロンはそんなクリスタルに容赦なく蹴り飛ばす。

ウルトラマンクリスタル「うぁ!!!」 蹴られたクリスタルは倒れ、

その同時に、後ろにあった工場がクリスタルの重さで潰され爆発する。

ダークロン「グオオオォォォォウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

ダークロンは倒れるクリスタルに容赦なく迫らんと走る。

だが、そこにコプターラッシュがバルカン連射で妨害する。

怪獣は攻撃を受けて、動きを止める。

そして、クリスタルは立ち上がる。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・・っ!!!」

ダークロンはもう一度、クリスタルに両手を向ける。すると、

再びクリスタルの身体から火花が散る。だが、今度は耐えた。

ウルトラマンクリスタル「くぅ・・・・っ!ウルトラカウンター!!!」

さらに、クリスタルは両手をダークロンに向ける。

すると、

ダークロンの身体から火花が散っていく。怪獣は苦しんでいる。

ダークロン「グオオオオォォォォウウウウゥゥゥゥ」

ウルトラカウンターは相手の特殊技をそのまま返す技だった。

ウルトラマンクリスタル「うおおおおぉぉぉぉぉっ!!!!」

クリスタルはひるんだダークロンの顔面を思いきり殴る。

ダークロンは痛みでさがるが、そのまま両目からのビームで反撃する。

ウルトラマンクリスタル「むん!!」 クリスタルはこれを素早く避ける。

そして、ダークロンはまた消える。これに驚くクリスタル。

そんなクリスタルの後ろに現れる怪獣だが、

コプターはそれにいち早く気づき、バルカンで攻撃する。

ダークロン「グオオオオォォォォウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」

ウルトラマンクリスタル「っ!!そこかああぁぁぁ!!!」

後ろに気づいたクリスタルは、

素早いキックでダークロンにダメージを与える。

クリスタルはさらに怪獣を攻撃しようと走る。だが、

怪獣は両目からの光線を発射する。

だが、その光線は何故か上の方向へ。

そこはクリスタルの頭上で光線がそこで爆発を起こした。

それにより、

火花がクリスタルに降りかかり、クリスタルはこれに苦しむ。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!うぅぅ・・・・!」

ダークロン「グオオオォォォォウウウウゥゥゥ」

怪獣は両手を突き出し、クリスタルに打撃。

ウルトラマンクリスタル「ぐあ!!でええぇぇぇい!!!」

クリスタルは攻撃を受けた後すぐに蹴り上げで応戦。

だが、ダークロンはそれに耐えて、両手を広げ、

それでクリスタルを捕らえた。

クリスタルは怪獣に絞められ動けない。

ウルトラマンクリスタル「うわ!!・・・・・っ!!」

ダークロン「グオオオオォォォォウウウウゥゥゥゥ」

ウルトラマンクリスタル「畜生・・・・!駄目だ・・・このままじゃ・・・・!!」

このままではクリスタルが危ない。

だが、クリスタルはこの状況で喋り出す。

ウルトラマンクリスタル「・・・・亡霊少女。君は人間の心まで、

失ったのか・・・・!?もう・・・・戻れないのか・・・・!??」

だが、ダークロンは応えない。彼女は完全に怪獣になっているのだ。

ウルトラマンクリスタル「僕は信じてたんだ・・・。君なら、

理解できるって・・・。友達になれるかも知れないって・・・・!」

その時、クリスタルの身体が金色に光り始めた。そして、

クリスタルの脳裏から亡霊少女の言葉が響く。

亡霊少女『・・・それは、私が復讐や殺戮を望んでいなかったからです。

復讐と恨みを持つ人のみが、腐生人間として蘇るのです。

私はどうしても、

彼らに殺戮を止めさせあの世に戻してあげたいの・・・!』

ウルトラマンクリスタル「あんなに優しかった君が・・・・。」

亡霊少女『夢・・・・。戦争時代以来、久しぶりに聞く言葉だわ。』

ウルトラマンクリスタル「こんな事になるなんて・・・・・。」

亡霊少女『・・・・この子は・・・コリスは純粋で綺麗な心を持っているわ。

歌を歌って皆を癒したかったの・・・・。戦争で傷ついた人たちを。』

ウルトラマンクリスタル「僕はこんな事を許せない・・・・・!」

亡霊少女『ありがとう・・・コリス・・・。』

ウルトラマンクリスタル「こんな悲劇を生んだ、

真の悪を許せない!!!」

そして、クリスタルの身体が次第に輝いていく。

彼の脳裏にモモの言葉が。

モモ『どんなハプニングがあろうとも、

人々の夢と希望を取り戻させる事を忘れない!

それがあなたの使命よ!!』

ウルトラマンクリスタル「・・・・ぅうおおおおおおぉぉぉぉ!!!!!!」

クリスタルの身体から次第に輝きが増していく。

そして、怪獣の目から涙が。

ウルトラマンクリスタル「おおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ

ぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

フラッシュボディーボム!!!!!!!!!!!!!!!!」

クリスタルがそう叫ぶと、大いなる光が物凄く発し、

ダークロンの身体が粉々に吹き飛び、大爆発を起こした。

フラッシュボディーボムは身体から爆発性の光を発し、

近くの敵を倒す荒業なのだ。

これを受けたダークロンは死んだ。それと時に朝日が昇っていた。

クリスタルはカラータイマーの点滅と共にその朝日を見ていた。

まるで、死んだダークロン・・・いや、亡霊少女を見送るように。


そして、

とある海面で大勢のクロネ星人がいる巨大な黒い雲が進行していた。

それを倒そうと3機のスカイラッシュが飛び、戦っていた。

モモ「攻撃開始!!!」 シュドー&テブリッシュ「はい!!!」

スカイラッシュ1とスカイラッシュ2は強力ビーム砲を発射した。

だが、距離が問題なのか、黒い雲の先端を切り裂く程度であった。

そして、黒い雲は無数の紫色のレーザーバルカンを連射。

3機のスカイラッシュはそれを避けながら、

レーザーバルカン一斉連射で、黒い雲を攻撃する。

だが、あまり効果を表していない。

テブリッシュ「隊長!!いくら攻撃しても消滅できません!!」

モモ「もういいわ!!私に任せて!!!」

シュドー「え!?た、隊長一人でやるつもりですか!??」

モモ(できるわ・・・。いえ!できなきゃ意味がない!!)

そして、モモは操縦桿を握っている両手を光らせる。これは魔法だ。

モモ「魔法全開!!!!」 そして、ZEROの機体の先端から、

ピンク色の光が発する。モモは魔法でZEROを強化したのだ。

モモ「ディバインバースト!!!!!」 モモが叫ぶと、

ZEROの先端からピンクの光線が出てきた。これぞ、

ZEROの武装とモモの魔法が合体したディバインバーストである。

その光線が見事に黒い雲に命中。その雲にピンクの稲妻が走る。

シュドー「おお!!効いてるぞ!!!」 

そう。ディバイバーストを受けた、

黒い雲はかなりのダメージを受けているのだ。

テブリッシュ「クロネ星人が逃げていきます!!」

そして、黒い雲はそのまま宇宙へとあがっていった。

だが、その雲は徐々に消えていく。これは消滅だ。

モモ「・・・・勝負あったわね。」

そして、ついに宇宙へあがったクロネ星人たちだが、

雲の消滅と共に、ピンクの光と共に消えていく。

クロネ星人『ギャアアアアアァァァァァァァァァァ・・・・・。』

地球へ脱出したばかりの星人たちは、

これで全て消えて全滅するだろう。

こうして、クロネ星人の地球侵略は潰えたのである。


午後0時。コリスとモモはとある海岸にある墓標を見ていた。

これは、亡霊少女の墓だった。墓にはこう書かれている。

文字は英語であるが、ここは日本語でいってみよう(

墓に書かれてある文字『人間の悪意を憎み、

宇宙の悪意を得た切なき少女の魂、ここに眠る。』

コリスとモモはそれを見て、切ない表情をした。

モモ「・・・・本当なら安心して、

あの世へ成仏できるハズだったのに・・・。

これに何もかもクロネ星人のせいだわ・・・・。星人だけじゃない。

私達人間もあの娘のような悲劇の亡霊を増やさないように、

努力する必要があるわね・・・・・・。」

コリス「・・・・けど、僕は信じます。人間全てが、

今までの悪意を反省し、やがて本当の平和を掴んでくれる事を。」

モモ「そうね。そのために、私達夢の国の姉弟が戦わないと。

でも、あの娘・・・・。」

コリス「・・・・ええ。ダークロンが死んだ時、

彼女の霊も消えてしまいました。完全な無となったんだ・・・っ!」

コリスはその語尾と共に拳を強く握る。余程、

亡霊少女を救えなかったのが悔しいだろう。だが・・・・。

コリスとモモの後ろに消えたハズの亡霊少女の姿が。

コリス&モモ「っ!!??」 二人は後ろに気づきそこへ向くが、

そこに、亡霊少女の姿がいなかった。

モモ「・・・・気のせい?」

コリス「・・・・いえ。僕には感じます。

あの娘はまだ存在しているんです。」

そう。亡霊少女は今でも存在している。

それを知ったコリスは笑顔になる。

少女の霊はこの後、成仏して天国へ旅立つ事でしょう。そして、

もし、新たな亡霊少女が来たら?それはきっと、

別の人間たちが汚い争いを、

始めようとしている合図と言って良いでしょう。

人間の悪意の犠牲者である亡霊少女。

彼女は一人だけではないかも知れません。

次回につづく

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コリス「っ!!!??」  コリスは亡霊少女が、

クロネ星人を知ってるような言葉を聞いて驚く。

何故、彼女がクロネ星人を知っているのか・・・。

コリス「い・・・今。クロネ星人って・・・!?」

亡霊少女『・・・・ええ。何故、私が今に至ると思う?

それはね・・・・。クロネ星人に助けられたからよ。』

コリス「た、助けられた!?」

亡霊少女『・・・本当なら私は仲間を失って、

あまりのショックで消滅していったわ。

あの世へ行くのかと思ったら、いつの間にか、暗闇の世界に来たわ。

そこで彼らと出会ったのよ。』


亡霊少女が言う彼らとは、クロネ星人の事であった。

これは、そんな星人と亡霊少女が出会った頃のシーンである。

暗い闇の空間に漂う亡霊少女。

目を瞑り、気を失っているような彼女を、

クロネ星人たちが見ていた。星人は彼女をどうするつもりだろうか?

クロネ星人『見ロ・・・。コレガ人間ト言ウ生キ物ダ・・・。』

『ダガ、生命反応ガ感ジナイ。コレハ、死体ダゾ。』

『死体カ・・・。イワユル、亡霊ト言ウワケカ・・・・。』

『・・・ソウダ!コヤツヲ使ッテミヨウデハナイカ!!』


亡霊少女『・・・・そして、現在。私は彼らに助けられた。

新しい力を得てね・・・・。人間を倒すための力を・・・!』

コリス「あ、新しい・・・力・・・・!?」

亡霊少女『そうよ。彼らは理解してくれたのよ・・・。

人間がどれだけ愚かだと言う事を・・・・!!』

コリス「違う!!君は利用されているだけだ!!あの星人に・・・!!

君は、クロネ星人にそそのかされただけなんだ!!!!」

コリスは怒るが、それは亡霊少女に対してではなく、

彼女を利用しようとしたクロネ星人に対してだった。

亡霊少女『そう・・・。私はそれでも良いけどね。』

コリス「そ、それでも良い・・・・??」

亡霊少女『ええ。だって私、

クロネ星人の手下になったの。怪獣として。』

コリス「か、怪獣・・・・!?ま、まさか・・・・!?」

コリスは亡霊少女が怪獣になったと聞いて、

信じられない様子であった。

亡霊少女『そのまさかよ。私、ダークロンになっちゃったの。』

なんと。あのダークロンの正体は、亡霊少女だったのだ。

コリス「う・・・・嘘だ!!!」 コリスはそれを信じたくないつもりだ。

亡霊少女『嘘じゃないわ。だってね、クロネ星人に改造されたのよ。

人類抹殺用兵器として。でも、私は正直、感謝しているわ。

もはや、人間は滅びるべきだとね!!!』

コリス「そんなワケないっ!!

君は・・・そんなに荒んだ人じゃないハズだ!!

本当の君は・・・・もっと優しかったじゃないか・・・・っ!」

コリスは切なくそう言う。だが、

亡霊少女は冷たい表情でこう言い返す。

亡霊少女『確かに、私はあなたの言う通り、

優しかったのかも知れない。

でも、それも無駄だった。やはり、この世は悪に満ちるべきよ!!

見せてあげるわ。私の新しい力を・・・・!!』

コリス「やめるんだ!!亡霊少女!!!」

亡霊少女『止めないで!!もう・・・何もかも遅かったのよ。

ごめんね・・・・。でも・・・もう・・・・。

がああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!』

そして、亡霊少女を光が包み、その光が巨大化していくと同時に、

彼女の姿も変わっていく。まるで、怪獣になるように・・・。

コリス「ああ・・・・・!!」 コリスはこの光景を見て、絶望しそうになる。

そして、光は完全に姿を変えて、

亡霊少女は巨大怪獣・ダークロンになった。

ダークロン「グオオオオォォォウウウゥゥゥゥ」

コリス「う・・・嘘だ!こんなの・・・・こんなのって・・・・!!」


そして、暗闇の空間で、無数にいたクロネ星人の誰かが叫ぶ。

クロネ星人『地球人メ・・・!ヤハリ、抵抗ヲ選ンダカ・・・・!!

DGCノガキ共ガ今、コチラヘ向カッテイル・・・・!

我々ヲ倒スタメニッ!!

モウ約束ノ時間ガ過ギタ!!コレヨリ、攻撃ヲ開始スル!!

マズハ、アメリカダ!!行ケ!!ダークロンヨ!!!

抵抗スル馬鹿共ヲ一人残ラズブチ殺セィ!!!!』

そう。地球人はクロネ星人の要求を拒否したのだ。

それを知った星人は怒りを爆発して、ついに地球侵略を始めた。


DGC基地の司令室で、サキはレーダーで怪獣反応を発見する。

サキ「イチゴさん!!NP-地区で怪獣出現!

街へ向かっています!!」

イチゴ「ち・・・っ!もう約束の9時間を過ぎたか・・・。

でも、それで良い!!モモ隊長たちが星人を倒しに行ってる!!

僕らも行こう!!怪獣を倒しに・・・・っ!」

サキ「はい!!!コプターラッシュを使いましょう!!!」

こうして、イチゴとサキはコプターラッシュで現場へ向かう。

モモ、シュドー、テブリッシュは既に、クロネ星人を倒すために、

スカイラッシュ部隊で海外へ飛んだ。


ダークロン「グオオオォォォォウウウウゥゥゥ」

ダークロンは歩き出した。もちろん、

人間たちが多くいる街へ向かって。

コリス「そんな・・・・。あの子が、怪獣だったなんて・・・・。」

コリスは亡霊少女がダークロンになった事で、

あまりの悲しみに両膝を地面につく。

ダークロン「グオオオオオォォォウウウウゥゥゥゥ」

ダークロンはそのまま真っ直ぐ、街へ向かっている。

コリスはそれを見守っている。だが、コリスは躊躇っていた。

果たして、亡霊少女を殺して良いのだろうかと・・・。

コリス「・・・・・できない。僕にはできないよ。

あの子を殺すなんて・・・。あの犠牲者を・・・・。

これも、人間が悪い事したせいなのかな・・・?人間が・・・・。」

また何かを失いかけるコリスの脳裏に、あのモモの言葉が響く。

モモ『まだわからない?つまり、人間と言うものを一人ずつ見ろって事よ!

誰が良いのか、誰が悪いのか。それは自分で決めなさい。』

コリス「っ!!姉さん・・・!」

モモ『もっと信じるべきよ。人間と言うものを。

疑ったら駄目だから・・・・。』

コリス「・・・・そうだ。これは人間のせいじゃない・・・・。」

モモの言葉で目覚めたコリスは、

ついに真の敵を見つけ、立ち上がる。

コリス「彼女を怪獣にしたのは星人なんだ・・・!そして僕は・・・。

その邪悪な星人から弱い人間たちを守り、その人たちの、

夢と希望を守る・・・!それが、僕の戦いだ!!!」

コリスは走る。街へ近づくダークロンへ向かって。

コリス「うおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!

ショワッチ!!!!!!!!!!!!」

そして、コリスはクリスタルに変身して、ダークロンの前に立ちふさがる。

多くに良き人間たちと、その夢と希望を守るために。

ウルトラマンクリスタル「・・・・シュワ!!」

ダークロン「グオオオオォォォォォウウウウウゥゥゥゥゥ」

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!!でやあぁぁ!!!」

クリスタルは先攻をとり、キックでダークロンを攻撃した。

ウルトラマンクリスタル「むうぅぅん!!ショワァ!!」

さらにパンチで追い討ちするクリスタル。

だが、怪獣だって負けてない。

ダークロン「グオオオォォォウウウウゥゥゥゥゥ」

ダークロンは右手でクリスタルを殴る。クリスタルは痛みでさがる。

ウルトラマンクリスタル「うわ・・・・っ!シュォワアァァッ!!!」

クリスタルは耐えて、回し蹴りで反撃。怪獣の顔にヒットした。

ダークロンはさがり、クリスタルがまた攻撃しようと迫るが・・・。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!!うおおぉぉぉっ!!!」

だが、

ダークロンは近づいたクリスタルに両目からの光線をお見舞いする。

ウルトラマンクリスタル「ぐあわああぁぁぁっ!!?」

ダークロン「グオオオオオオォォォォォウウウウウゥゥゥゥゥ」

ダークロンはさらに両目からの攻撃する。

ウルトラマンクリスタル「ふっ!!」 クリスタルは素早く、

その光線を避ける。その途端にクリスタルが必殺光線を発射する。

ウルトラマンクリスタル「エクセリック光線!!!!!」

クリスタルはエクセリック光線で攻撃する。いきなり決着をつける気か。

だが、ダークロンは突然、消えた。

これにより、エクセリック光線が外される。

そう。ダークロンは瞬間移動を使ったのだ。

ウルトラマンクリスタル「・・・っ!?」

そして、後ろからダークロンが現れる。

ダークロン「グオオオォォォウウウウゥゥゥゥゥ」

ウルトラマンクリスタル「はっ!?」 クリスタルはそこに気づく。

ダークロンが両目から光線を発射。

クリスタルは急いでジャンプで避ける。

ウルトラマンクリスタル「はああぁぁっ!!スカイハイチョップ!!!」

クリスタルはそのままスカイハイチョップで攻撃するが、

またダークロンが瞬間移動で消えて、避けてしまう。

ウルトラマンクリスタル「っ!!またか・・・!!」

クリスタルはダークロンの気配を探そうと、警戒する。

そして、また後ろからダークロンが。だが、

今度は光線を出さずに、素早くクリスタルに羽交い絞めをしかけた。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!し、しまった・・・・!!」

ダークロン「グオオオオォォォォウウウウウゥゥゥゥゥゥ」

ダークロンの羽交い絞めでクリスタルは動けない。だが、

暗い夜空からコプターラッシュが来てくれた。

運転手がイチゴで、サキが攻撃を担当している。

イチゴ「クリスタルを援護する!!」 サキ「攻撃!!」

コプターはバルカンでダークロンの背中を攻撃。

ダークロン「グオオオオォォォォウウウウゥゥゥ」

ダークロンは後ろから攻撃を受けて痛がり、クリスタルを放してしまう。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!!シュワッチ!!!」

つづく

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コリス「一人ずつ見る・・・・信じる・・・・使命・・・・・。」

そして、コリスは真剣な表情をした。今までより熱そうな感じだった。


隊員たちは司令室で、戦いの時を待っていた。

シュドー「畜生・・・!クロネ星人って野朗に、

地球を渡してたまるかってんだよ!!」

テブリッシュ「ああ・・・!あの星人は確か、

我々人類を大分なめているからな!負けてられないな!!」

イチゴ「あの星人は何としても僕ら人類が倒さなきゃ・・・っ!」

3人の男はクロネ星人に対して怒りの炎を燃やしていた。

だが、サキだけ悲しい表情をしていた。

サキ「・・・ねえ。3人とも・・・。」

シュドー「ん?」 テブリッシュ「何だぃ?」

サキ「人間って・・・そんなに闘争心丸出しなのかな・・・。」

シュドー「なーに言ってんの?闘争心さえあれば戦えるさ。」

サキ「そうじゃないんです!!私、思うんです・・・。

人間って一体何なのかって・・・・。」

テブリッシュ「サキ・・・。一体、どうしたんだ??」

サキ「・・・・あの星人は確か、人間はこの星で最も残酷で卑怯で、

自分勝手だって・・・。あいつらの言う事は本当だと思うの・・・。

大人たちは子供の意見を聞かずに、自分勝手をやっていて、

強者が弱者を虐げていたり、

己の欲望のために他人を犠牲にしたり・・・。」

イチゴ「サキちゃん・・・・。」

サキ「私がそれを知ったのは、全て父と母、

そして周りの大人たちから教わったからです。私の父は昔、

研究に執着しすぎて娘の私を無視して、

母を見殺しにしてしまいました・・・。

それで私は、大人を信じない事もありました・・・。」

シュドー「おいおい。いきなり過去話かぃ?どうしたんだ?さっきからよ。」

サキ「・・・・あなたたちの過去は何ですか?」

テブリッシュ「ん?何故、その事を・・・。」

サキ「あなたたちにとって人間とは何なのか知りたいからです・・・。」

シュドー「ふ~む。そうだな。俺はガキの頃、

テロ事件で母さんを殺されたよ。

それから父さん一人で育ててくれたよ。

・・・・まあ、俺が言うには何だが、人間っていろんな奴がいると思うぜ?

隣のおばちゃんが俺の母代わりをやってくれたしよ。」

テブリッシュ「俺は両親を持っているが、

雄一の嫌な事があったと言えば、学校でよく虐められた事かな。

俺の漫画がつまらんと罵る連中がいたな。

けど、そんな俺に優しくしてくれる奴等もいたよ。そいつらと一緒に、

虐める奴等を倒したさ。一度、他人を信用しなかったけど、

優しい心さえあれば全てを信じられるもんだな。人間も・・・。」

イチゴ「僕は両親がいない頃かな。母は海外出張だってさ。

でも、僕は信じたよ。

必ず帰って来るって・・・。大人は汚いとよく聞くけど、

そんな大人にだっていろいろ忙しい事があると思うかも知れない。

僕は人間を信じているよ。だって、全て悪いワケないじゃないか。」

サキ「皆・・・。」 サキは3人の笑顔を見て、心が染みそうになる・・・。

イチゴ「だからさ。サキちゃんも信じようよ。人間をね・・・。」

サキ「・・・・・はい。」 サキは涙ながら笑顔で返事した。

隊員たちは人間たちの愚かさを知ろうとも、

立派に生きていける素晴らしい奴等ばかりなのだ。

サキ「私、知りました・・・。

人間だって良心くらいは残っている事を・・・。」

シュドー「そうそう!俺達はいつでも良い心を持たにゃいかんのよ。

それに、汚さは美しい心を引き立てるためにあるって聞いたしな。」

テブリッシュ「うん。人間たちは過ちに気づける。

その時を信じて、俺達は戦ってるんだ。」

サキ「はい・・・。やはり、この地球は人間たちが守るべきですね。」

イチゴ「うん。一緒に倒そう・・・クロネ星人を・・・・!!」

隊員たちが会話している間にも、既に時は流れつつあったのだ。


午後8時50分。決断の時は後5時間となったのだ。

モモは世界各国から代表を集めて、

クロネ星人対策会議を始めていた。

モモは必死にクロネ星人やダークロンの事を語る事で、

代表たちはそれぞれ恐怖を感じたり、緊張を走らせたりしていた。


コリスはロードラッシュで、とある暗い森を走っていた。

コリスは一体、何を探しているのだろう・・・。

コリス(感じる・・・。この辺りだ・・・!)

そして、ロードラッシュは紫の霧がかかっているところへ停まった。

コリスはそこでロードから降りて、そこを歩く。

コリス「・・・・ここにいるんだろう!?亡霊少女!!」

どうやら、コリスは気配で亡霊少女を探していたのだ。

そして、コリスの前に亡霊少女が出てきた。

亡霊少女『私を必死に探したと言うのは、

とうとう結論が出たと言う事ね・・・。』

コリス「・・・・そうだ!」

亡霊少女『私と一緒に協力する気・・・出た?』

コリス「・・・人間を殺すんでしょ?悪いけど・・・。」


DGC基地司令室に、モモが戻って来た。

モモ「会議で決定が出たわ・・・!」

イチゴ「それで、どうだったのですか・・・!?」

モモ「言うまでもないわ・・・。クロネ星人に降伏する事を・・・・。」


コリス&モモ「受け入れない!!!!」


亡霊少女『・・・・それ、二度も聞いたけど・・・?』

コリス「僕は知ったんだ。全ての人間が悪いワケじゃないって・・・!

君は人間が悪い事したくらいで、

全ての人間が悪いと思っているんだろ?」

亡霊少女『・・・・っ?』

コリス「人間にはいろんな人がいる。

良いのと悪いのと分かれて当然だって。

そう。優しい人だって多くはいるハズだ!だから、

もう一度信じてよ!!人間を・・・・!」

亡霊少女『・・・・それはできないわ。私はちゃんと知ってるよ。人間を。』

コリス「違う!!君は人間を完全に知っていない!!僕は、

人間を信じる!人間は・・・今までの過ちに気づいて、

君達に詫びてくれる!!僕はそれを信じる!!」


サキ「ついにクロネ星人と戦争ですね・・・・っ!!」

モモ「ええ・・・。これから、クロネ星人に勝つ作戦を開始するわ。」

シュドー「さっすが隊長!!今すぐ戦うワケですねっ!!」

モモ「ええ。敵は確か、グアム島を占領したわね?

我々が先攻して、そこを一気に叩くわ。」

テブリッシュ「なるほど。敵拠点を先に制圧して、

全滅させるワケですね!」

モモ「そう。その担当は。スカイラッシュ1がシュドー。

スカイラッシュ2がテブリッシュ。そして・・・・。

私がスカイラッシュZEROで行くわ。」

サキ「世界各国からも優秀な部隊を送ろうとする予定です。」

イチゴ「では、僕とサキちゃんは怪獣の対策を・・・。」

モモ「よろしく頼むわ。」

サキ「・・・・そう言えば、コリス君がいないのですが・・・。」

モモ「ああ。彼なら大丈夫。彼も彼なりに、

宇宙人と戦っているつもりよ・・・。」

イチゴ「そ、そうなんですか・・・。」

モモ(本当にそうよね?コリス。信じているわよ・・・。)


モモはコリスがクロネ星人のところへ、

向かっているのではないかと思っていた。だが・・・。

亡霊少女『・・・・そう。じゃ、見て。これを・・・。』

コリス「・・・・っ!?」

コリスは亡霊少女が指さしたところを見る。すると、

そこに多くの墓が立ててあった。一体、この墓地は何だろう・・・?

コリス「こ・・・これは・・・・・!?」

亡霊少女『・・・・汚い人間たちに殺された弱い人間たちの末路よ。

見た目が古いのはわかる?それは、弱い人間が、

死んだ弱い人間が天国へ行けるように造ったのよ。

自身だけの手でね・・・。』

コリス「・・・・そうだったんだ・・・・。」

亡霊少女『弱い人間を助けてくれる人間なんて一人もいない・・・!

だから、私はその人間を許さない!!滅ぼしてやるのよ!!

クロネ星人と一緒にね!!!!」

つづく

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そして、スクリーンに移る宇宙人が声をあげ始める。

宇宙人『我々ハ暗黒宇宙カラ来タ、クロネ星人ダ。』

星人は子供らしい声で喋る。だが、隊員たちは恐れを見せていない。

モモ「地球に来た理由は何なの?」

クロネ星人『モチロン、地球侵略ダ。宇宙ノ黒イ雲ハ実ハ、

我々ノ宇宙船ナノダ。物質ヲ変換シテ、形ノアル物ニシテ造ッタ。』

モモ「その宇宙船とやらは、一体どこへ?」

クロネ星人『フフフフフ・・・・。既ニ、地球ニ置イテアルワ。

我々ハマズグアム島ヲ占領シ、宇宙船ノ止マリ場ニシタ。

ソコカラ、全国ヲ攻撃スル。怪獣ダークロンヲ使ッテナ。』

コリス「ダークロン!?さっきフロリダを攻撃した怪獣か!?」

クロネ星人『ソウダ。ダークロンハ我々ノ使イダ。

モシ、我々ニ歯向カウヨウデアレバ、即座ニダークロンヲ送ロウ。』

コリス「・・・・何故、地球を侵略するんだ?」

クロネ星人『・・・・コノ星ニハ人間ト言ウ生キ物がイル。

ソレガ、オ前達。オ前達ハコノ星デ最モ残酷デ、

卑怯デ自分勝手ト聞ク。・・・・ト言ウ事ハ。

君達ハ近イ未来、宇宙征服ニ乗リ出シ我々ノ星ヲ狙ウダロウ!』

隊員たちはそれを聞いて驚愕する。そして、シュドーが怒って叫ぶ。

シュドー「勝手に決めるんじゃねェ!!俺達がそんな酷い事を、

するかってんだ!!そこら辺の宇宙人と一緒にしちゃぁ困るぜ!!!」

次にテブリッシュが冷静にハッキリと言う。

テブリッシュ「我々も多くの宇宙人にこの星を荒らされかけていた。

君たちはその経験をするのが怖いから、先に侵略しようと言うのか!?」

クロネ星人『イヤ、違ウネ。我々ハ宇宙全体ノ平和ヲ望ンデイルノダ。

ダカラ、立チノ悪ソウナ星ガ二度ト侵略デキナイヨウニ、

武力行使スルト言イワケダ。ソウスレバ、ソノ星ノ連中ハ、

モウ悪イ事ハシナイ。ドウダネ?素晴ラシイ行イダロウ。』

確かに、悪い事をした子をお仕置きする事で、その子は悪い事を、

しなくなるだろう。いわば、正義の鉄槌と言って良いだろう。

クロネ星人は地球人にその事をしているつもりだろうが、

そうではない。クロネ星人のやる事をコリスとモモは知っているのだ。

コリス「そんなの・・・・平和的な事じゃない!!」

モモ「あなたの言いたい事はわかるけど、

残念ながらあんたたちのやってる事は、ただの侵略よ。

自分たちの欲望だけに多くの星を支配しているだけでしょ?」

コリスが叫び、モモが冷静に語ると、

クロネ星人は怒りじみた声で返事する。

クロネ星人『愚カナ地球人メ・・・。コレダカラ、

君タチハ野蛮ナ人種ナノダヨ。9時間ノ有余ヲ与エル。

ソレマデニ、我々ニ降伏シロ。サモナクバ、

コノ星ノ生物ヲ、オール抹殺スルゾ。覚悟スルンダナ・・・。

ハッハッハッハッハッハ・・・・・・!!!』

星人は笑い声と共にスクリーンから消えた。

シュドー「けっ!だーれが降伏するかっての!!」

イチゴ「だが、このままでは済まないみたいだね・・・。」

サキ「でも、確かに私達人間にも罪はあるし・・・。」

テブリッシュ「隊長!何か対策を・・・・!!」

モモ「そうね・・・。一応、軍法会議を開いてみるわ。

そこで対策を考えておくから、それまで休憩ね。」

隊員たち「了解・・・・。」


モモは司令室から出て、会議へ向かおうと歩く。

だが、後ろからコリスの声が聞こえる。

コリス「姉さん!!」 モモ「っ!コ、コリス・・・・?」

モモは後ろの方のコリスを見て、立ち止まる。

モモ「どうしたの?こんなところで・・・・。」

コリス「・・・・話しておきたい事があるんです。」

モモ「話したい事・・・?」 モモはきょとんとする。

コリスはしばらく黙り込んで、少し緊張してこう言う。

コリス「・・・・人間は・・・・っ。人間は、

人間は夢なんて持つ気のない、悲しい生物なのですか?」

モモ「な、何を言ってるの・・・・?確かに、

人間は夢を持っていない人が多いけど・・・・。

どうしたの?いきなり、そんな事を聞き出すなんて・・・。」

コリス「・・・・亡霊の少女が、僕に語りかけて来たんです。

人間とは、自分のため都合のために、

平気で罪のない人から夢を奪うと・・・。僕、見たんです。

怪獣に襲われそうで泣いている子供が。でも、

自衛隊の人は助けてくれませんでした・・・。」

モモ「・・・・そんな事があったなんて・・・・。」

コリス「姉さん・・・。人間ってそんな自分勝手な人が多いのですか!?

もう・・・わからなくなって来たよ。人間をこのまま守って良いのか・・・。」

コリスは苦悩して悲しんだ。自分だけのためなら、

他人なんて見捨てる。

そんな冷たい人間の味方でいても良いのかと・・・。

もし、人間が悪の存在だったらコリスは諦めるかも知れないだろう。

モモ「・・・確かに人間はずるい。自分の事しか考えない奴が多い・・・。

私はそんな奴を多く見た事あるわ・・・・。」

そう。モモはずるくて自分の事しか考えない人間と多く会ったのだ。

戦争を楽しむ男。ニンジン畑を荒らす工員たち。

核ミサイルで戦争する国々。

北の国で巨木を売って金儲けしようとする者など・・・。

皆、他人の夢を踏み躙る戯け者であった。だが・・・・。

モモ「・・・・それでも、私は頑張ったわ。人間たちが、

夢と希望を取り戻す事を信じて・・・・。それでも、

現実では無理だと思うけど・・・・。」

コリス「・・・・・・・っ。」 コリスは悲しそうな表情をする。

モモ「・・・・でもね、コリス。人間はそんな悪い奴ばかりじゃないわ。

中には夢を持っている人や優しい人だっている。

その人たちとあなたもそれを知ってるハズよ。思い出して。」

コリス「・・・・・っ!」 モモの言葉を聞いたコリスは思い出す。

サキを初めとするDGCの仲間たちや、今まで出会った、

夢を持つ人や優しい人たちの事を。

人間には確かに、悪い者だらけではない。

コリス「・・・・・でも、その同時にずるくて自分勝手な人たちも・・・・。」

だが、コリスの脳裏に、ずるくて自分勝手な人たちの事を思い出す。

そんなコリスを見たモモはため息をする。

モモ「はぁ・・・・。良い?コリス。人間では、

いろんな人が多いの。良いのと悪いのとに分かれて当然よ。

皆、一人一人が違っているの。夢もそうよ。

でも、コリス。それはあなた自身が見切らなきゃいけないのよ。」

コリス「見切らなきゃいけない・・・?」

モモ「そうよ。あなたは人間全体をまとめて見てるそうね。

私から見れば・・・。

人間が悪い事したくらいで、全ての人間が悪いと思ってるの?」

コリス「そ、それは・・・・。あぃて!」

戸惑うコリスに、モモが彼の額にデコピンを打つ。

モモ「まだわからない?つまり、人間と言うものを一人ずつ見ろって事よ!

誰が良いのか、誰が悪いのか。それは自分で決めなさい。

もっと信じるべきよ。人間と言うものを。疑ったら駄目だから・・・・。」

モモはそう言うと、すぐに歩き出しコリスから離れた。

モモ「最後に言っとくけど!どんなハプニングがあろうとも、

人々の夢と希望を取り戻させる事を忘れない!

それがあなたの使命よ!!」

モモは歩きながらコリスにそう語った。

そして、廊下でコリスは一人になった。

つづく

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サキ「隊長!!フロリダG地区で怪獣が出現しました!!」

モモ「何ですって!?コリス!引き続き、

スカイラッシュZEROで怪獣を倒して!!シュドーとテブリッシュも、

援護に向かわせるわ!!」

コリス「はい!!!」


フロリダの街で巨大な黄色い怪獣が暴れていた。

その怪獣は少数の角があり、青い目をしている。

この怪獣はダークロン。宇宙怪獣だ。

ダークロン「グオオオォォォウゥゥゥ」

ダークロンは角のような両腕で近くのビルを叩き壊した。

時に足で壊す事もあり、中にも蹴り飛ばされる車もあった。

その恐怖を見た人々は、逃げ惑っていた。

ダークロン「グオオオオオウウウゥゥゥゥゥ」

ダークロンはさらに、両目からビームを発射して、遠くのビルを破壊した。

既に戦車部隊が攻撃しているが、ダークロンには全く効かず。

怪獣はビームを発射し続けて、戦車を攻撃し続ける。

このままでは、どんどんと街が燃えていく。

ダークロン「グオオオオウゥゥゥゥ」

そこに、スカイラッシュZERO(コリス)が飛んで来た。

コリス「こいつがワシントンを襲ったのか!!畜生!!」

スカイラッシュZEROはレーザーバルカンでダークロンを攻撃する。

ダークロン「グオオオオオォォォウウウゥゥゥゥ」

ダークロンには、その攻撃が通じないそう。怪獣は攻撃を続けるZEROに、

ビームを発射する。ZEROは素早く避ける。

コリス「く・・・っ!ならば、これだ!!!」

ZEROはダブルブラスターで怪獣を攻撃する。

攻撃を受けた怪獣の動きが一瞬だけ止まる程度であった。

まだ倒れないダークロンは引き続き、大暴れをしようとする。

そして、空からスカイラッシュ二機が駆けつけた。宇宙から戻ってきた。

テブリッシュ「待たせたな!!コリス!!」

コリス「二人とも!!来てくれたのですね!?」

シュドー「皆で怪獣をやっつけるぜ!!!」

コリス「はい!!!」 そして、3機のスカイラッシュがダークロンに迫る。

一斉にレーザーバルカンを連射して、ダークロンを攻撃する。

ダークロン「グオオオオォォォウウウウウゥゥゥゥ」

ダークロンは怒ってビームで攻撃するが、3機はこれを避ける。

怪獣は命中しない事が気に入らず、近くのビルを叩き壊す。

残った戦車部隊もダークロンを攻撃するが、それが怪獣をさらに怒らせる。

ダークロンはビームでその戦車を3機くらい破壊する。

ダークロン「グオオオオオウウウウゥゥゥゥゥゥ」

スカイラッシュ1とスカイラッシュ2が通常バルカンでダークロンを攻撃。

コリス「くらえ!!!」 

スカイラッシュZEROもディバインレーザーで攻撃。

攻撃を受けたダークロンはひるみ始めた。

コリス「このまま一気に・・・・・!っ!?」

その時、コリスは怪獣の近くで泣いている男の子がいる事に気づく。

どうやら、その子は足を挫いて逃げられない。

コリス「なんて事だ・・・近くに子供が・・・!こちら、コリス!!」

コリスは戦車部隊に連絡をした。子供を助けてもらうために。

自衛官の声『どうした!?』

コリス「怪獣の近くで子供が転んで逃げ遅れています!救出を・・・!!」

自衛官の声『それはできない!!』

コリス「え・・・・!?」

自衛官の声『怪獣の近くにいては、

我々も怪我では済まないではないか!!

今は救出より怪獣を倒す方が先だ!!!』

コリス「そんな・・・・っ!怪獣に襲われる人命を助ける・・・。

それが、防衛隊の使命じゃないのですか!?

救出より殲滅だなんて・・・!近くの人が巻き込まれたら・・・・!!」

自衛官の声『助けたいなら、

自分で助ければ良い!!我々は自衛隊だ!!』

自衛官はそう怒鳴って、通信を切った。戦車部隊が怪獣を攻撃し続ける。

ダークロン「グオオオオオオォォォォウウウウゥゥゥゥ」

ダークロンはその戦車部隊を倒そうと近づくが、

その方向に泣いている男の子がいる。

コリス「このままでは、罪のない子供が・・・!くそおおおぉぉぉぉ!!!」

ZEROはダークロンに急接近して、レーザーバルカンで攻撃する。

ダークロン「グオオオォォォウウウウゥゥゥ」

怒った怪獣はZEROを破壊しようと追う。これがコリスの狙いだ。

コリス「ついて来い!!子供のところから離れさせてやる!!」

ダークロンがZEROを追う事が子供は助ける作戦は成功した。

そこに、右方からスカイラッシュ1が、

左方からスカイラッシュ2が飛んで来た。

テブリッシュ「コリスの奴。うまく誘導したな!!」

シュドー「おっしゃ!!挟み撃ち攻撃だ!!!」

スカイラッシュ二機はレーザーバルカンでダークロンを袋叩き。

コリス「今だ!!!」 

ZEROも巡回し、ダークロンにディバインレーザーを浴びせた。

ダークロン「グオオオオォォォウウウゥゥゥ」

攻撃を受けすぎた怪獣は消えて行った。テレポートで逃げて行ったのだ。

コリス「逃げたか・・・。これで、あの子供は助かる・・・・。」

その時、サキから通信が入る。

コリス「っ!こちら、コリス・・・・。」

サキの声『大変よ!!

スクリーンで宇宙人らしい生物が移っているわ!!』

コリス「宇宙人・・・・!?」


宇宙人と聞いて、即刻DGC基地に戻って来た3人の隊員。

コリス「何があったんですか!?」

モモ「あっ!3人共!ちょうど来たわね!!モニターを見て!!」

3人はサキやイチゴが見ているスクリーンの方を向く。

そのスクリーンには、黒い空間で、小さそうな白い物体があった。

その物体は手足もなく口もない。ただし、赤い目と尻尾がある、

そんな奇妙な物体は無数にいて、空間に漂うように浮かんでいた。

シュドー「げっ!な、何だァ!?あの変な物体は・・・!!」

テブリッシュ「こいつらが例の宇宙人か・・・・!!」

イチゴ「はい・・・!どうやら、

今回の事件はこいつらの事件らしいんです。

どうやら、黒い雲の正体はこいつらだったんです・・・・!」

モモ「おっと!話はここまで。そろそろ話して来るわ。」

つづく

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