忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

最近、腐った姿の人間たちが出没していると言う怪事件が発していた。

その正体はこの世における暴力と悪意に殺された人たちだった。

彼らを止めようとするコリスの前に、亡霊の美少女が来る。

次回、【悪魔のエゴ】! 人の欲望で死んだ人が今・・・。

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?クリスタルの第46話。

今回はあの海モモのゲストであるチェリーとクリフを登場させました。

二人は赤ちゃんを何度も欲しいと言いましたが、

二人にしました。スマソ(

・・・と、言うかこれはフィクションですので、実際の彼らがどうなっているか、

知った事ではありません(酷

今回は等身大でクリスタルVSゴダルの室内戦を描きました。

あらゆる部屋でウルトラマンが戦うシーンを描いてみたかったのです。

今回の怪獣はオリジナルのジリンダス。海で戦うので、

下半身は足なしで尻尾のみにしました。その方が自由に泳ぎやすいかと(

最後のシーンは、ゾーンのスーパージキロ戦を似せました。

そのための話なのれす・・・(

ヒロインのサキが、コリスの正体に気づき始めているそうですが、

それでも彼に好意・・・と言うか恋心を示しているのかも知れません(

やはり、ヒロインには主人公に好意を示している場面を出すべきでしょうか?

次回はゾンビ・・・・のような奴らが出ます。

それでは。
 

拍手[0回]

PR

頭が赤く大きい角で、胸には獣のような顔があった。

両腕には大砲のような物があり、下半身では足がなく、

太く長い尻尾だけであった。この不気味な怪物こそ、

冥界怪獣の一匹、ジリンダスであった。

ジリンダス「キャオオオォォォォォン」

サキ「か、怪獣だわ!!!」

ウルトラマンクリスタル「やはり、そうだったのか・・・・!」

ジリンダスは海を移動して、船に迫っていく。

それを船内から人々は恐怖に怯え、逃げようと騒ぎを起こす。

人々「うわあああぁぁぁぁ!!!!」 「こっちに来るぞおぉ~っ!!


そして、モモたちも個室の窓から、怪獣が来るのを見た。

モモ「怪獣が出たわね!!・・・モモより本部へ!モモより本部へ!」

モモがシーバーで本部に連絡している間に、

二人の夫婦は迫るジリンダスに恐怖を感じる。

クリフ「か、怪獣だ!!!」 チェリー「私達も逃げなきゃ!!」

アレルヤ「大丈夫だよ!!」

クリフ&チェリー「え・・・・?」

アレルヤ「だって、ウルトラマンクリスタルが守ってくれるもん!!」

マリー「・・・・そうよ!きっと、私達を守ってくれるわ!!」

クリフ「アレルヤ・・・。」 チェリー「マリー・・・。」

クリフとチェリーは二人の子供の信じる心に感動し、おとなしくなる。


ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!ショワッチ!!」

そして、クリスタルは巨大なジリンダスを倒すために、巨大化した。

船の上に立つクリスタルを見たジリンダスは、怒るように吼える。

ジリンダス「キャオオオオオォォォォォォン」

ウルトラマンクリスタル「む・・・っ!でやああぁぁぁ!!!」

クリスタルは船からジャンプして、ジリンダスに空中キックをお見舞いする。

怪獣はこれを受け、後ろの海面に沈み込む。

クリスタルがそんな敵に馬乗りになる。

ウルトラマンクリスタル「ぬうぅぅ・・・!でや!!とう!!」

クリスタルはジリンダスの顔を何度か殴るが、怪獣は負けずに、

両目を光らせて、その光でクリスタルを弾き飛ばした。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!!」 クリスタルは少し離れた海に落ちる。

ジリンダス「キャオオオオオォォォォォォン」

ジリンダスは海に潜ると、クリスタルも海へ潜る。海中での戦いが始まる。

ウルトラマンクリスタル「シュワアアァァァァ!!!」

クリスタルはジリンダスに素早いパンチを打つ。ジリンダスはこれを受けてさがる。

ウルトラマンクリスタル「クリスタルレーザー!!!」

クリスタルはクリスタルレーザーで攻撃する。だが、

ジリンダスは海中を素早く移動して、それを避けた。

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!?うわっ!!」

そして、ジリンダスは長い尻尾を振って、クリスタルに大打撃を与えた。

ジリンダス「キャオオオオォォォォォォン」 さらに怪獣は頭の角で突進してきた。

怪獣ジリンダスは海中では素早く移動する事ができるのだ。

クリスタルに突進してくるジリンダス。そんな怪獣に右の方向2発の魚雷が命中。

ジリンダス「キャオオオオオオオォォォォン」 

ジリンダスは怒って、その方向を見る。

そこに、マリーンラッシュが来ていた。ジリンダスを攻撃したのは、

操縦するテブリッシュ、シュドー、イチゴの3人であった。

テブリッシュ「敵は奇怪な生物だ!!クリスタルと一緒に戦うんだ!!」

シュドー「よっしゃ!寸止めまで撃ちまくってやるぜ!!」

イチゴ「運転は任せて!!」 マリーンラッシュは複数の魚雷で敵を攻撃。

ジリンダス「キャオオオオオォォォォォォン」 ジリンダスはマリーンラッシュを、

破壊しようと泳ぐ。

後ろからクリスタルがそうはさせまいと怪獣を羽交い絞めする。

ウルトラマンクリスタル「シュワッ!!」 ところが、ジリンダスは突然、

上へと移動を始めた。クリスタルを振り放すつもりだ。

ウルトラマンクリスタル「う・・・っ!えぃ!」 クリスタルは怪獣から離れる。

ジリンダスは素早くクリスタルを殴ろうとするが、

クリスタルが手刀で受け止める。

ジリンダス「キャオオオオオォォォォォォォン」 ジリンダスはもう片方の、

手?でクリスタルを殴る。クリスタルは激痛でジリンダスからさがる。

ウルトラマンクリスタル「ぐはああぁぁっ!!」 マリーンラッシュが魚雷連発で、

ジリンダスを攻撃した。ひるんだ怪獣にクリスタルは海中キックを打ち込む。

ウルトラマンクリスタル「ショワアアァァァァッ!!」 

キックが見事、怪獣にヒット。

そして、クリスタルとジリンダスは海上へあがりながら、殴り合いをしていた。

ジリンダスのアッパーがクリスタルを襲い、クリスタルはさがった。

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!エクセリック光線!!!」

クリスタルは必殺のエクセリック光線を発射した。これで怪獣を倒す・・・。

ハズだった。ジリンダスはクリスタルのエクセリック光線を、

右手の大砲で吸い寄せた。クリスタルや隊員たちはこれを見て、驚く。

ウルトラマンクリスタル「っ!!!エ・・・エクセリック光線が・・・・・!!!」

シュドー「きゅ・・・吸収されちまった・・・!!」

だが、それだけに驚いては困る。

ジリンダスは左手の大砲がクリスタルを向ける。すると、

そこからエクセリック光線が発射してきた。その光線をまともに受けるクリスタル。

ウルトラマンクリスタル「うわああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

テブリッシュ「怪獣は・・・ウルトラマンの必殺技をコピーしたと言うのか!?」

シャドー「ふふふふ・・・・。そう。ジリンダスの最大のマジックは、

敵の攻撃を跳ね返す事。

相手の力を自分の力に変えるマジックはすっごくレアよ。」

シャドーはどこかの個室で戦いを見ながら、そう呟いていた。

自身の光線を浴びたクリスタルは強烈なダメージに耐えていた。

ジリンダス「キャオオオォォォォォン」 ジリンダスは頭の角を光らせる。

その時、クリスタルが急に頭を抱えて苦しみ出す。

ウルトラマンクリスタル「うあ・・・っ!うぅぅ・・・・!!」

クリスタルの目線にはジリンダスが無数に見えてきた。

怪獣は幻覚魔法を使ったのだ。

ジリンダス「キャオオオオオォォォォォォォォン」

さらにジリンダスは口から複数のナイフを発射して、クリスタルを攻撃する。

多くのナイフがクリスタルの身体に刺さり、爆発する。これは大ダメージだ。

ウルトラマンクリスタル「ぐわああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

クリスタルのカラータイマーが赤に変わった。もう3分に近くなっているのだ。

ジリンダスは両手の大砲からバルカンを無数連射して、クリスタルを苦しめた。


モモ「まずいわ・・・っ!この怪獣・・・ヤケに強いわね・・・・。」

アレルヤ「でも、どんな怪獣だってクリスタルは負けないよ!!

頑張れ!!クリスタル!!怪獣をやっつけてええええぇぇぇぇぇ!!!!!」

チェリー「そうよ!!クリスタル!!あなたは私達の天使!!

私達の・・・私達の生んだ子供たちの未来を守るために、負けないで!!!」

クリフ「そうだ!!僕らの夢と希望を守れるのはあなたしかいないんだ!!!」

マリー「あなたは私達の希望!!だから・・・頑張って!!!!」


サキ「クリスタル・・・・!勝って!!!!」

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!!おおおぉぉぉぉ・・・・!!」

皆の応援を受けたクリスタルは気合で立ち上がり、怪獣のバルカン連射に耐える。

ジリンダス「キャオオオオォォォォォォン」 怪獣はクリスタルの根性に驚き、

バルカン連射をやめ、今度は再びナイフを無数に発射した。

ウルトラマンクリスタル「はっ!!ショワ!!てやあぁぁっ!!」


クリスタルは手刀で次々とナイフを叩き落す。

今のクリスタルには闘志が溢れている。

ジリンダスはこれに怒り、クリスタルにかかろうと泳ぎ、彼と組み合いに入る。

ウルトラマンクリスタル「むっ!ぬうぅぅ・・・!!」

ジリンダス「キャオオオオオオォォォォン」 怪獣は尻尾でクリスタルを巻きつける。

ウルトラマンクリスタル「うっ!・・・・・っ!!シュア!!えい!!」

クリスタルはジリンダスの頭にチョップ、顔に手刀を打った。

ウルトラマンクリスタル「むん!!ウルトラ・ジェット・スイング!!!!!」

クリスタルはジリンダスの尻尾を掴み、それで怪獣を振り回して投げ飛ばした。

ジリンダスは遠くの海に落とされ、怒って右手の大砲からバルカンを連射。

ウルトラマンクリスタル「ショワッ!!」 クリスタルはジャンプして、回避した。

ジリンダス「キャオオオオオオオォォォォォォォォォォン」

怪獣は左手の大砲でバルカン連射する。

クリスタルはそれをウルトラバーリヤで防ぐ。

ウルトラマンクリスタル「ウルトラバーリヤ!!!」

サキ「・・・・・っ!」 サキは祈るように両手を組む。

ウルトラマンクリスタル「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!

エクセリックドリームフラッシャー!!!!!!!」

そして、クリスタルはピンク色のエクセリック光線を発射した。

ジリンダスはそれを右手の大砲で吸収する。だが、突如に、

ジリンダスの頭が爆発し、身体もついに爆発して死んでしまった。

パワーアップしたエクセリック光線を吸収できなかったジリンダスの、

身体はその強大な力に耐えられずに爆発してしまった。かくして、

ウルトラマンクリスタルの強化版エクセリック光線、

エクセリックドリームフラッシャーが勝利を収めたのだ。


アレルヤ「やったあああぁぁぁぁ!!クリスタルが勝ったぞォ!!!」

アレルヤはクリスタルの勝利に喜び、はしゃいだ。

モモ(よくやったわ。我が弟・・・。)

そして、クリスタルは光となって消えていった。


サキは船内の廊下でコリスを探していた。モモたちも手伝っているそうだ。

サキ「コリス君!!コリスくううぅぅぅぅん!!!」

マリー「サキさああぁぁぁぁぁん!!!」 その時、マリーが走って来た。

サキ「マリーちゃん!!コリス君は見つかったの!?」

マリー「はい!!こっちです!!」 マリーはサキを連れて、コリスのところへ。


甲板でコリスが倒れていた。そんな彼をモモたちが心配するように見ていた。

そこに、サキやマリーが来た。サキはコリスを見て、彼に近づく。

サキ「っ!コリス君!!!」 クリフ「大丈夫!気を失っているだけだ。」

チェリー「この子、何故か海に落ちていたから・・・。」

アレルヤ「DGCの人たちが助けてくれたけど・・・。」

サキ「海に落ちて・・・・?・・・っ!」

サキは自身の顔に、コリスの顔を近づける。そして、互いの唇が重ねていく。

その時、コリスは目覚めた。

サキは彼の顔から離れて、彼が目覚めた事に感激する。

コリス「・・・・っ。サ・・・サキさん・・・。」 サキ「コリス君・・・・・!」

コリスはゆっくりと立った。サキは人工呼吸でコリスを救ったのだ。

コリス「ありがとうございます。サキさん・・・。」 サキ「・・・・うん。」

チェリー「・・・・二人とも。ああやって、私達は恋を芽生えたのよ。」

アレルヤ「これが・・・・。」 マリー「恋・・・。」

そして、一同は沈む夕日を見つめていました。船で見る夕日は、

平和と愛に満ちた輝きが満ちています。

サキはコリスを見て、何かを思いました。

サキ(・・・・もしかして、コリス君。あなたが・・・・。)

サキはコリスの秘密を知り始めましたのかも知れません。

コリスとサキ。二人の関係はどんな方向へ進むのでしょうか・・・?

次回につづく

拍手[0回]


シャドー「・・・・・くすっ。意外と単純ね。姉と同じくらいに・・・・。」


コリスは船内に戻り、廊下を走っていた。ゴダルやジリンダスを探すために。

コリス(どこだ・・・・!ゴダル!!今度こそ決着をつけてやる!!!)

コリスは走り続けた。まずは、ゴダルを倒そうと・・・。

コリス「・・・・・っ!?」 そして、コリスは殺気を感じて、止まった。

そして、殺気が出てきたところを探そうと顔を動かす。

コリス「・・・・これは殺気。・・・むっ!あのドアからか!!」

そして、コリスは殺気が出てきたドアを開け、ある部屋へと入った。


ここは、誰かの個室であった。そこに、ゴダルがいた。

ここはゴダルの部屋であった。

ゴダル「・・・・よう。待ってたぜ?マリンナーサの王子・・・。」

コリス「ゴダル・・・!殺気で待ち伏せしていたのか・・・。」

ゴダル「ああ。わざわざ探すなんて、めんどくさいからな。

ま。それが無理なら探すがな。ただし、周りをめちゃくちゃにしてまで。

全ては・・・お前の伝説の力を手に入れ、冥界を変えるために・・・・!!」

コリス「この船には、たくさんの人たちが乗っているんだ!!

お前にその人たちを手出しはさせない!!」

ゴダル「やれるもんなら、やってみろよ!!」

そして、二人は変身の体制をとる。

コリス「ショワッチ!!!」 ゴダル「暗黒装着!!!」

コリスはクリスタルに変身し、ゴダルは黒い鎧を身に纏った。

ウルトラマンクリスタル「はあああぁぁぁぁ!!!」

クリスタルはいきなり素早いパンチで先攻をとる。

ゴダル「・・・・!・・・・・!」 ゴダルはそのパンチで右腕で受け止め、

キックでクリスタルを蹴り飛ばす。

ウルトラマンクリスタル「うわああああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

攻撃を受けたクリスタルはベッドの上に落ちる。

ゴダル「・・・・・・・!!」  ゴダルは容赦なくかかと落としを繰り出す。

ウルトラマンクリスタル「っ!!えい!!!」 クリスタルは素早く避け、

ゴダルのかかと落としがベッドにあたり、ベッドが壊れてしまう。

ウルトラマンクリスタル「でや!!」 

クリスタルはミドルキックでゴダルを打つ。

ゴダル「・・・・・!?・・・・・・!!!」 蹴られたゴダルは負けずに、

素早く身体を回転し、ボディブローでクリスタルを攻撃した。

ウルトラマンクリスタル「うっ!!ぐわぁ!!」 さらにゴダルは、

飛び蹴りで攻撃した。蹴られたクリスタルは壁に叩きつけられた。

ゴダル「・・・・・!」 ゴダルはまた容赦なく蹴ろうとする。

ウルトラマンクリスタル「っ!!ショワ!!」 クリスタルはこれを避け、

ゴダルのキックが壁を突く。そして、

クリスタルがゴダルの身体を羽交い絞めした。

ゴダル「・・・・・!??」 

ウルトラマンクリスタル「ぬ!おりゃああぁぁぁぁ!!」

クリスタルはそのまま、

ゴダルを思い切り投げつけた。敵はテレビにあたる。

テレビが壊れ、倒れるゴダル。だが、ゴダルはすぐに立ち上がった。

ゴダル「バーストハデス!!!」 ゴダルはバーストハデスで反撃する。

ウルトラマンクリスタル「ふっ!!」 クリスタルはまたも攻撃を避けるが、

敵の光球が冷蔵庫に命中し、それが爆発するが火事になる程度ではない。

ゴダル「・・・・・・!!・・・!」 その時、ゴダルはこの部屋から出ようと走る。

そこに、二人の警備員が騒ぎを聞いて、やって来た。

警備員「何があったァ!!」 「そこで何をして・・・うわ!!」

二人の警備員を殴り飛ばしたゴダルは部屋から出た。クリスタルも敵を追う。

ウルトラマンクリスタル「待てェ!!!」 

そして、二人の抗争は船内へ広がる。


廊下を走る二人の戦士。そこにいる人たちはそれを見て、驚いている。

ウルトラマンクリスタル「・・・・ショワッ!!てや!!せい!!」

クリスタルはジャンプしてゴダルの前に着地。

そして、すぐに手刀やキックで迫る。

ゴダル「・・・・!・・・・!・・・・・・!!」 攻撃に耐えたゴダルは、

クリスタルの顔にパンチを打ち込むが、クリスタルはミドルキックで反撃。

ウルトラマンクリスタル「とう!!」 ゴダル「・・・・!?・・・・!」

ゴダルはチョップでクリスタルを打撃した。そして、ゴダルは空中を飛び、

別の通路へ逃げ出した。クリスタルも空中を飛んで追う。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!!であ!!」


別の個室では二人の男女がいた。二人は嬉しそうに食事している。

そこに、ドアを突き破ってゴダルやクリスタルが出てきた。

ウルトラマンクリスタル「シェアアアァァァァ!!!」

クリスタルは出てきたとたんに、ミドルキックでゴダルを攻撃した。

女性「きゃああああぁぁぁぁぁ!!!」 

男女は逃げ、二人の戦士は抗争を続ける。

攻撃を受けたゴダルがテーブルにぶつかり、多くの食品が潰され、落ちる。

ゴダル「・・・・!!・・・・・・・!!!」  ゴダルは立ち上がり、

すぐにジャンプして、クリスタルに延髄蹴りをお見舞いする。

ウルトラマンクリスタル「あぅ!!うぉあああぁぁぁ!!!」

攻撃に耐えたクリスタルがハイキックでゴダルをひるませる。


戦いは続き、今度は階段のところで繰り広げている。

ウルトラマンクリスタル「シュワ!!でい!!」

クリスタルは連続蹴りでゴダルを攻撃している。ゴダルはパンチで対抗。

ゴダル「・・・・・!」 ウルトラマンクリスタル「うわ!!」

ひるんだクリスタルをゴダルはハイキック、そして連続パンチで反撃。

ウルトラマンクリスタル「うっ!!ぅあ!!

とあぁぁぁ!!クリスタルレーザー!!」

攻撃を受けたクリスタルはストレートでひるませ、クリスタルレーザーを発射。

だが、ゴダルはそれを避け、代わりに廊下の床に命中。

近くの人「ひっ!!」 そこが爆発し、近くの人が驚き尻餅をつく。

ウルトラマンクリスタル「無断で光線を使っちゃ駄目か・・・っ!わ!!」

ゴダルは素早くクリスタルのところを通り、階段の上へあがった。


さっきマジックショーでも行われた、多くの人たちが集まっている広場。

そこでも、クリスタルとゴダルの喧嘩が始まり、複数の人々が逃げている。

ウルトラマンクリスタル「シュワァ!!えぃ!!とあっ!!」

ゴダル「・・・・!!・・・・・・!!!」

クリスタルは素早いパンチとキックの連続コンボで攻撃するが、

ゴダルも負けずに、素早い二段蹴りでクリスタルを攻撃した。

子供たち「クリスタル!!頑張れえええぇぇぇぇ!!!」

逃げ惑う人々の中に、3人の子供たちがこっそり応援していた。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!むっ!!」

ゴダルのパンチを受けるクリスタルだが、子供の応援を聞いたか、

敵の2発目のパンチをクロス状にした両腕でガードし、キックで応戦した。

ゴダル「・・・・!ムーンギロチン!!!」

攻撃を受けてさがったゴダルはムーンギロチンで反撃した。

クリスタルがこれを避けるも、食品の屋台に命中し、そこが爆発する。


この激しい抗争を警備員は個室にいるモモに報告した。

モモ「何ですって!?クリスタルと宇宙人が船内で戦ってる!!?」

警備員「はい!!被害が多く出ています!!DGCに出撃要請を!!」

モモ「わかったわ!!ただちに出撃をさせるわ!!!」

アレルヤ「お姉ちゃん!ウルトラマンクリスタルが出てきたの!?」

アレルヤはクリスタルと聞いて喜ぶ。

子供はやはり、ウルトラマンが好きだろう。

マリー「そ、そうみたいね・・・・。」

サキ「・・・・っ!コリス君が危ない!!!」

サキはコリスの身に危険を感じたか、慌てて彼を探そうと部屋から出た。

モモ「あっ!サキ!!!」


クリスタルとゴダルの戦いはまだまだ続き、今度は船内プールだ。

ゴダル「・・・・!・・・・・!」 ゴダルはパンチとキックの連続攻撃で、

クリスタルを痛めつけ、蹴り上げでプールに落とした。

ウルトラマンクリスタル「うわあああぁぁぁぁぁ!!!!」

だが、こんなところで負けないクリスタルは、

プールからジャンプして出てきた。

ウルトラマンクリスタル「はああああぁぁぁぁ!!!スカイハイチョップ!!!!」

クリスタルはそのままスカイハイチョップでゴダルを攻撃した。

攻撃を受けたゴダルは、またどこかへ逃げた。それをクリスタルが追う。

それを今更駆けつけたサキが見た。

サキ「クリスタル・・・・!それに・・・ゴダル・・・・!?」


甲板を走るクリスタルはゴダルを探した。ゴダルを見失った。

ウルトラマンクリスタル「出て来い!!ゴダル!!・・・・むっ!?」

そして、後ろからゴダルが出てきて、指からのレーザーで攻撃した。

ウルトラマンクリスタル「うわ!!」 ゴダル「フライングナックル!!!」

ゴダルはジャンプして、

フライングナックルをクリスタルに大ダメージを与える。

ウルトラマンクリスタル「ぐわあああぁぁぁぁ!!!・・・・っ!!」

クリスタルは吹き飛んだが、

すぐに立ち上がる。ゴダルは着地して格闘を開始する。

ゴダル「・・・・・!・・・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル「てや!!シュア!!はっ!!」

ゴダルが2回キックするも、クリスタルがそれをガードする。

そして、敵の攻撃が終るとクリスタルはすぐにパンチでゴダルを攻撃する。

ウルトラマンクリスタル「シュワアアアアァァァァァァ!!!!」

クリスタルは強烈なキックでゴダルに大ダメージを与える。

ゴダル「・・・・・!!!・・・・・・・!!!!」

壁に叩きつけられたゴダルは怒り心頭にジャンプ。

クリスタルの後ろに着地。

ゴダル「・・・・・・・・・・・!!!!!」

ゴダルは手刀でクリスタルを打つ。

クリスタルは反撃にパンチを繰り出す。

ウルトラマンクリスタル「うぐっ!!ショワ!!!」

クリスタルのパンチがゴダルに決まる。だが、ゴダルは負けない。

ゴダル「・・・・・!!!・・・・・・・!!!」

ゴダルは膝蹴りでクリスタルをひるませ、パンチを2回打つ。

ウルトラマンクリスタル「あぅ!!うっ!!うぁ!!ぐあああぁぁぁぁ!!!」

そして、クリスタルは敵の強烈なアッパーを受けて、遠くに落ちる。

まだ甲板の床に落ちたものの、もし攻撃が強ければ海に落ちるところであった。

ゴダルはひるんだクリスタルを倒そうとした。その時・・・・。

ゴダル「・・・・・・!?」 ゴダルは別の方向から何かの銃弾を受けて、

立ち止まる。その方向にサキがいた。サキがゴダルを攻撃をしたのだ。

サキ「そこまでよ・・・・!冥界の王子・・・・!!」

ゴダル「・・・・・・!!」 ゴダルがサキに襲おうとした。だが・・・。

ウルトラマンクリスタル「っ!!クリスタルボマー!!!」

クリスタルはクリスタルボマーでゴダルを攻撃した。

ゴダルは船外まで吹き飛び、海の方へ落ちた。

サキ「大丈夫!?クリスタル・・・!」 サキはクリスタルに近づく。

ウルトラマンクリスタル「はい・・・。助けてくれて、ありがとうございます・・・。」

サキ「くす・・・・っ。っ!!」

サキの目に、クリスタルの顔がコリスの笑顔に変わる。

サキ「・・・・・・っ!(コ・・・・コリス君・・・・!?)」

ウルトラマンクリスタル「・・・どうしたんですか?むっ!?」

その時、

マジシャンガールことジリンダスが現れた。二人は彼女を見て、驚く。

ジリンダス「ふふふふふ・・・・。ウルトラマンのクセに、人間とラブラブね。」

サキ「あなたは・・・・。」

ウルトラマンクリスタル「気をつけて!

あの人はシャドーさんの手下です!!」

ジリンダス「ご名答。では、見せてあげるわ。私の真の姿を・・・!!」

そして、ジリンダスはジャンプした。彼女は海の方へ落ちた。

サキ「う、海に落ちた・・・・!?」

その時、海が紫色に光る。そこが沸騰し、そこから奇妙な怪獣が出てきた。

つづく

拍手[0回]

コリス(っ!!!こいつら・・・・・!!)

コリスはあのゴダルとシャドーがいた事はもちろん、

あのマジシャンガールも二人の手下である事に気づく。

なお、シャドーとゴダルは黒ずくめの衣装をしている。

マジシャンガールのショーを手伝っていたのも、この二人だったのだ。

シャドー「相変わらず素晴らしい手品ねェ。

マジシャンガール・・・・。いえ、ジリンダス。」

なんと、マジシャンガールの本名はジリンダスであった

ジリンダス「はっ。全てはあなた様の意思のために・・・。」

シャドー「ねぇ、ゴダル。冥界の中で強いのは、この人で最後よね?」

ゴダル「さあな。」

コリス(マジシャンガール・・・・いや、ジリンダスも、

もしかして、冥界の使者・・・!?だとしたら、

あの現代ではありえないマジックは、やはり冥界の者の仕業・・・!)

シャドー「・・・・良い?ジリンダス。もうクリスタルを倒せるのは、

あなたしかいないのよ。あんたが倒されたら、

私はあいつに会わせる顔がないんだからね・・・!?」

ジリンダス「はい。」  ゴダル「待て。」

シャドー「何かしら?」

ゴダル「クリスタルを倒せるのは僕じゃなくて、

こいつ(ジリンダス)だと?僕は冥界の王子なんだぞ!?」

ゴダルは自分ではクリスタルは倒せないかと思われて怒る。

シャドー「何さ?あれだけクリスタルとの戦いから逃げて、

そんな事が言えるかしら?

他の奴等は皆、クリスタルと戦って死んだのよ。

それに比べて、あなただけ逃げて、死なずに生きている・・・。」

ゴダル「俺はいつもクリスタルを倒すつもりでやっていた。だが・・・。」

コリス(・・・何だか、もめているみたいだ。シャドーさんは、

僕を倒してないゴダルに見切りをつけようとしているのだろうか・・・?)

シャドー「戯言はもう良いわ。ジリンダス。行きなさい。」

ジリンダス「はい。あの少年・・・マリンナーサの王子に、

ジョーカーのカードを渡しました。

あのカードは死を予告するためのアイテムです。」

コリス(ちくしょう・・・!あの人は僕を完全に殺す気か・・・っ!こんなもの!!)

コリスは自分の持ってるカードが自身の死を意味する事に気づき、

怒ってそのカードを思い切り床に投げつけて、捨てた。

ゴダル、シャドー、ジリンダス「っ!!!??」 

だが、3人はその音に気づく。

コリス(し・・・しまった・・・・・!!) コリスは慌ててピンチを感じる。

シャドー「誰!?そこにいるのは!!!」 シャドーたちは走って、

コリスのいるところへ向かった。そして、そこへついたが・・・?

ゴダル「っ!?いない・・・・だと!?」

そう。3人が来たところにコリスがいない。コリスは敵に見つかる前に、

密かにワーピルを唱えて、どこかへ瞬間移動して逃げていたのだ。

シャドー「逃げたか・・・・!一体、誰が・・・・!?」

ジリンダス「・・・マリンナーサの王子ね・・・。」

ジリンダスはコリスが捨てたカードを拾い、彼の仕業であると知る。

ゴダル「あいつは僕らが気づいた途端に、すぐに魔法で姿を消しただろう。

あんな事ができるのは、奴しかない・・・。やはり、奴が始末するべしだ。」

ジリンダス「ゴダル様。ここは共に行動しましょう。さすれば、彼奴も・・・。」

ゴダル「断る!!クリスタルを倒すのは、この僕だけだ・・・っ!!」

シャドー「良いのよ。ジリンダス。彼は孤独が好きだから・・・。

あなたはあなたなりに行きなさい。」


サキたちは既にチェリーとクリフに来ていた。

チェリー「どうだった?コリス兄さんとサキ姉さんと遊んで?」

アレルヤ「うん!コリスお兄ちゃんと遊んで、とっても楽しかった!!」

マリー「サキ姉さんも一緒に遊んでくれて、とても嬉しかったわ。」

サキ「うふふふ。そう言って、私も嬉しいわ^^」

モモ「どう?クリフ。私の隊員たちはとても良い子でしょ?」

クリフ「はい。とても最高ですよ。この子たちの面倒を、

見てくれて、凄く感謝しています。ところで、コリス君は・・・?」

チェリー「あら。そう言えば、いないわねぇ。」

モモ「あ、あの人は単独行動が得意なのよ^^;

恐らく、この船に宇宙人がいるんじゃないと思い込んでるわ・・・。

(・・・コリス。まさか、あいつらのところへ・・・・!?)」

サキ「・・・私、ちょっとコリス君を探して来ます。」

サキはコリスを探そうと、部屋から出ようとする。ところが・・・。

そのコリスがこの部屋に来た。それを見て驚くサキ。

コリス「ただいま・・・。」 サキ「っ!!コ、コリス君!?」

アレルヤ「お兄ちゃん!お帰りぃ~っ!」

アレルヤはコリスを見て、喜んで彼に近づく。

コリス「えへへへへ・・・。ジュースを買っちゃいました。」

コリスは手に持つ白い袋をサキたちに見せる。

袋の中には、ジュースが何個かある。

アレルヤ&マリー「ええっ!?本当!?」 子供たちがジュースと聞き、喜ぶ。

コリス「全員、コーラにしたよ。それぞれ違うと、ちょっと大変だしね。」

アレルヤ「わーい!僕、コーラが大好き。」

マリー「ありがとうございました。私もアレルヤもコーラが好きです。」

コリス「そうか。じゃあ、あげるよ。ほら。」

コリスは袋を置き、そこからコーラを取って、それぞれ二人の子供に配った。

アレルヤ「あははは。見て、ママ。ジュースもらったよ。」

チェリー「本当!?ますます良かったわねえぇぇ~っ!!」

チェリーは笑顔でアレルヤの頭を撫でながら、コリスにこう言った。

チェリー「コリス君。ありがとう!あなたは本当に優しい人ね♪」

コリス「い、いえ・・・。ただ、皆が喜べるなら・・・と。」

コリスは恥ずかしながら、微笑む。

アレルヤとマリーは既にコーラを美味しく飲んでいる。

コリス「あっ!サキさんたちの分もありますよ!」

コリスはまたコーラを取り出す。サキはそのコーラを手にとる。

サキ「ありがとう。コリス君。」 モモ「うん。ちょうど喉が渇いちゃったわ。」

チェリー「私も一つ良いかしら?」 クリフ「僕も・・・・。」

こうして、コリスからもらったコーラを皆で美味しく飲んでいた。

そして、コリスも自分の分も飲んでいた。

クリフ「いやはや。子供はもちろん、

僕らのような大人に気を使ってくださるなんて・・・。」

コリス「いえ・・・。」

クリフ「ところで、コリス君とサキちゃんは、

あのマジックショーは見たかぃ?」

コリス「ええ。見てました。」 サキ「モモ隊長も見てましたしね。」

モモ「ま、まあねェ・・・・^^;」

チェリー「私達も見てたの。すっごく凄かったんだから!」

アレルヤ「本物の怪獣は怖かったけど、凄く面白かった!」

マリー「マジシャンガールも可愛かったです。」

モモ「そうそう!カードで鉄を斬っちゃう凄腕のマジックをしたもんね!!」

チェリー「現実では全くできない方法だったわよね!」

クリフ「爆弾の方も凄かったよ。」

マリー「シルクハットの方がマジックらしかったわよ。」

アレルヤ「とにかく、面白かったよね。マジックショー。」

コリスは皆が楽しく会話している内に、部屋から出ようとしていた。

コリス「くす・・・。ちょっと、行ってきますね。」

そして、コリスは部屋から出た。だが、モモは知っていた。

モモ(・・・ついに戦うのね・・・。) モモは気づいていたのだ。この船に、

シャドーの軍団が潜んでいる事を。マジックショーを見て、すぐに・・・。

コリスはそんなシャドーたちと戦うつもりなのだ。

アレルヤ「ねえ。コリスお兄ちゃん、どこ行ったの?」

モモ「ん?戦いに行ったのよ。悪い人たちと。」

アレルヤ「・・・そうだね。お兄ちゃんはDGCだもんね。」

サキ「そうよ。安心して。コリス君は負けないよ。」

アレルヤ「うん!!」 チェリー&クリフ「ふふ・・・。」


コリスは廊下を走り、ついに船の甲板に来ていた。

そこにシャドーがいた。

シャドー「・・・・来たわね。モモの弟・・・コリス。」

コリス「シャドーさん・・・。今度は何を企んでいるんですか・・・!?」

シャドー「ふふふふ・・・。決まってるじゃない。

あんたの命(タマ)を取るためよ。」

コリス「あのマジシャンガールもあなたの手下ですね・・・・!」

シャドー「そうよ。冥界怪獣の一人・ジリンダス。

マジックショーを開いたのも、彼女の力をわからせるためよ。

言っとくけど、あなたはジリンダスには勝てないわ。」

コリス「どう言う事・・・!?」

シャドー「あの怪獣はゴダルの戦力を上回っている。

ジリンダスは絶対にあなたを殺すわ。

あなたに渡したカードの予告通りね・・・!!」

コリス「そうはさせない・・・・!」 コリスはクリスタルに変身しようとするが・・・。

シャドー「待って!良いのかしら?ここで変身しても・・・。」

コリス「・・・・・・っ!??」 コリスはそれを聞いて、変身の構えを解く。

シャドー「今、ゴダルとジリンダスが船内であなたを探しているわ。

彼らは本当はキレやすい性格でね。もし、あなたを発見できなくて、

イライラしたら・・・・あなたが知っている人たちを人質するかもね?」

コリス「な、何ですって!!??」

シャドー「嫌なら、彼らに会ってあげた方が良いわよォ・・・?」

コリス「く・・・・っ!!あなたは卑怯です・・・・!!」

シャドー「あら?私はそのつもりじゃないけど?

ただ、あいつら自身がそれを望んでいるのよ。」

コリス「・・・・あの人たちには、手を出させない!!!」

コリスはシャドーから離れるように、走った。

つづく

拍手[0回]

少女「母さんと父さんはDGCの隊長さんと友達だったのは、

私達もこの前、知ってたわ。」

モモ「・・・・・ん?ところで、この子たちは・・・・?」

モモはチェリーとクリフの近くにいる子供たちを見る。

クリフ「ああ。紹介します。この子たちは私達の子供です。

女の子の方がマリー。男の子がアレルヤです。」

クリフとチェリーの子供であるマリーとアレルヤ。

マリーは小学4、5くらいの少女で白く長い髪をしている少女だ。

アレルヤは幼い少年で、黒い?髪があり、それで右目の部分が隠れている。

アレルヤ「よろしくね!!」 マリー「よろしくお願いします。」

チェリー「皆、私が生んだ赤ちゃんよ!今はもう立派な子供たちなの!!」

モモ「そう・・・。とりあえず、おめでとう!!」

コリス「今回は何故、あなたたちと隊長がここで・・・?」

モモ「うん。チェリーとクリフが数年前の今日で結婚したので、

その記念日として、パーティを開こうと私を誘ったの。」

コリス「そうだったのですか・・・。」

チェリー「せっかくの記念日だから、これくらいはいかなきゃね!」

アレルヤ「ママはね、ときどきこんな感じでいくんだよ。」

サキ「そ、そうなのね・・・・^^;」

チェリー「こら!!アレルヤ!!」

チェリーはサキにそう言ってるアレルヤに怒る。母が息子に注意して当然だろう。

アレルヤ「あぅ;・・・でもね、ママは本当は優しい人なんだよ。」

マリー「ええ。母さんと父さんはこれまで、私達に未来を教えてくれたんです。

特に結婚して赤ちゃんを生んで幸せになれと私に・・・。」

チェリー「女の子はね、好きな男の子と結ばれて、

赤ちゃんを生むの。それはまさに・・・愛の結晶と言うのよ!!

女の子にとって、それはまさに幸せと言う事よ!!」

サキ「そうですか。確かに、子供は二人の恋人が、

結ばれた印ですしね。(私も・・・いつか赤ちゃんを生めるのかしら・・・。)」

アレルヤ「僕にはね、いつかDGCに入って愛すべき人を守れって言われたの。

僕もDGCがだーい好きだから、大きくなったらそこに入るんだ。」

コリス「そうか。もし、入ったら一緒に頑張ろうね。」

アレルヤ「うん!!」 アレルヤが笑顔にそう言い、それを見たマリーも微笑む。

モモ「くす。チェリーとクリフの子供たち。なんか元気があって良いわね^^」

クリフ「ええ。この子たちが元気なのは全てチェリーからの譲りなんです。

この子が元気なのを見ているだけで、私達は幸せなんです。」

モモ「そう・・・。これからも、その子たちを幸せにしてやってね!!」

チェリー「当然よ!子供には大きな幸せと夢を与えなきゃ!!」

モモ「うん!!その使命、モモも手伝うから!!」

サキ「うふふ・・・。ところで、コリス君。そのカード。」

コリス「・・・・ん?ああ、これ・・・。」 コリスは手に持っているカードを見る。

そのカードはマジシャンガールが投げつけた物だ。

そのカードには悪魔のような絵柄と、JOKARと書かれていた。

コリス「・・・・ジョーカー・・・。」

サキ「何か・・・不吉な事が起こらなきゃ良いけど・・・。」

コリス「・・・・そうですね・・・・。(何故、マジシャンガールは、

僕にこのカードを・・・。彼女は何を企んでいるんだろう・・・。)」

チェリー「・・・・そうだ!二人とも、せっかくだから。

DGCの皆さんと遊んでらっしゃい!」


コリスとサキは子供たちと一緒に船内で遊んでいた。

モモはチェリーとクリフと共に、二人の個室にいた。

4人はゲームセンターに来ていた。コリスとアレルヤは、

ウルトラマンの格闘ゲームをやっていた。

アレルヤ「いけっ!!最強のレッドキング!!!」

コリス「なんの!!無敵のゴルザ!!!」

アレルヤはレッドキング、コリスはゴルザで対戦していた。

サキとマリーはまだ遊んでいない。

と、言うかまだ遊ぶゲームが決まってない。

サキ「何か・・・決まった?」

マリー「いえ・・・。あ。これにしましょ!!」

マリーはクレーンゲームに目をつけて、サキの腕を引っ張ってそこへ近づく。

サキ「あ!ちょ、ちょっと・・・・;(やはり、マリーちゃんも子供なのね・・・^^;)」

子供のマリーは大いにはしゃぎ、クレーンゲームのところへ来た。

サキ「じゃあ、私がお金を入れてあげるから、何が欲しいの。」

マリー「えと・・・。あっ!これです!萌香の人形です!!」

マリーはクレーンゲームにある萌香の人形に目をつける。他にも、

いろんなキャラの人形があり、

中にはアザラシになったスィールの人形が目立つ。

サキはお金を入れてさっそくゲームが始まろうとしている。

マリー「私がやります。自分で欲しい物は自分でとらないと。」

マリーはゲームをしている間に、サキは心の中で呟く。

サキ(自分の欲しい物は自分でとるか・・・。良い大人に育つわ。あの子・・・。)

そして、クレーンが萌香の人形を掴み、開口部のところへ落とした。

ついにマリーは萌香の人形をゲットできて、喜んだ。

マリー「やったァ!!サキさん、ついにやったですぅ~っ!!」

サキ「ええ。素晴らしいチェレンジ魂を見せてもらったわよ!」

サキは笑顔で拍手した。マリーは人形を持ながら、サキに近づく。

一方、アレルヤはコリスとの対戦で勝ったそうだ。

アレルヤ「やったああぁぁぁ!!勝ったあぁぁ~っ!!」

アレルヤは勝利して、はしゃいだ。子供は都合が良いと騒ぎやすいのだ。

コリス「いやぁ・・・。強いなァ・・・君・・・^^」

いや。コリスは実は、手加減をしていたのだ。

遊びでは、大人は常に子供に勝利を導いてやるべきだと、

コリスはそう思っているからだ。このように、

4人はしばらくゲームセンターで遊んでいた。


モモはチェリーとクリフの個室で、二人と会話していた。

モモ「あの二人の子供・・・。とても元気だったわよ。」

チェリー「それはもちろん、私達が幸せになったからよ。」

クリフ「幸せとは、他の人も元気にする事。幸せさえあれば、

皆は笑顔になれます。僕らは今、それを実現しているのです。

たとえ、辛い現実にあってとしても、互いを理解し合えば、

試練を乗り越えれば、再び幸せを得られる。」

モモ「そうねェ・・・。あのライバルの子は今、どうなっているか・・・。」

あのライバルの子とは、海モモ第48話において、

クリフに勝って、チェリーを奪おうとした少年の事です。

彼の名前は作者が忘れてしまったので、申し訳ない・・・--;

クリフ「彼なら・・・僕らの事を忘れて、

今は某コーポーレーションを勤めて、働いています。

この船を造ったのも、実はそのコーポレーションからの協力があってこそです。」

チェリー「彼なりに、幸せを求めているに違いないわ・・・。

それより、どんな事がおきようとも、私とクリフと子供たちの幸せは、

決して砕かれはしないわ!私達の夢は不滅よ!!」

モモ「うふふふふ。そうね・・・。そう祈るわ。これからのあなたたちをね。」

3人「あはははははははははははははは!!!」

3人は笑った。このように、3人は仲良く会話しているのだ。


コリスたちは遊び終えて、廊下を歩いていた。

アレルヤ「もっと遊びたかったけど、

そろそろママとパパのところへ戻らなきゃ!!」

コリス「くす。良い子だね。」 コリスはアレルヤの頭を撫でる。

サキ「コリス君。この子たち・・・凄く良い子ね。」

コリス「はい。これも、あの二人の優しさがあってこそでしょう。

将来が楽しみです。・・・・・っ!?」

その時、コリスは何かの気配を感じたか、立ち止まる。

サキ「・・・っ!どうしたの・・・?」

コリス「・・・・すみませんが、先にアレルヤ君とマリーちゃんを、

連れてくれませんか?僕はちょっと、行きたいところがあるから・・・。」

サキ「わかったわ。行きましょ。二人とも。」 マリー&アレルヤ「はい。」

コリスは3人を先に歩いて行かせた。コリスは別の通路を歩く。

コリス「(この中に・・・・奴等が・・・・!)っ!!」

その時、コリスは近くの右の通路から話し声が聞こえてきたので、

物陰に隠れながら、その通路のところをこっそり見る。

そこには、シャドーとゴダル。そして、マジシャンガールがいた。

つづく

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック