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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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かくして、5人はフライング・ファイターで北海道へと飛んでいた。

前のコックピットが光次郎、桜、青井。後ろのコックピットが清水と野沢であった。

光次郎「・・・・・しかし、このフライングで北海道に着くのにいつかかるとやら・・・・・。」

桜「大丈夫!このフライングファイターはマッハ4メートルくらいのスピードを持っているから、

30分くらい飛べば、あっと言う間に北海道に着けるハズよ。

光次郎「・・・・・へぇ~。それよりもっと早く着ける事を祈るよ。」

青井「まだ3分もたってないわよ?男だったら真面目にやりなさいよ。」

光次郎「ごめんごめん。早く北海道に行って事件の黒幕を探さねば・・・・・っ!」

桜「北海道に近い地区を基地に持つ3分隊も協力してくれるわ。彼らとうまく強力しましょ。」

光次郎と青井「はい!!」  フライングファイターは北海道へ向かうべく青い空を翔けていた。


そして、30分後。ついにフライング・ファイターは北海道上空に飛んで来た。

そして、フライングはその山の方に着陸して、そこから5人の隊員が降りて来た。

光次郎「ふぅ・・・・。ついに北海道に着いたか。ってゆーか。

僕、今日で初めてなんだよね。北海道に着くのは・・・・・。」

野沢「仲間の2分隊が既に調査を始めているわ。」

清水「確か、この山あたりに毒ガスが起きていると思うわ。気を付けて。」

桜「了解。では、我々はこれより作戦行動に入ります。清水さんと野沢さんは道路の方を、

調査してください。私は高町隊員と青井隊員と一緒に森の方へと調査に向かいます。」

隊員たち「了解!」

清水「行くわよ、野沢。」  野沢「ええ!清水さん。」

二人はさっそく道路へと調査へ向かった。そして、桜たちも調査を始めようとする。

桜「我々も行きましょ。」  光次郎&青井「はい!」  3人は森の中で調査にかかる。

道路では清水と野沢が調査をしていた。二人は真相を探そうと歩き回っていた。

清水「・・・・・何か、詳細は掴めた?」  野沢「・・・・・いえ。まだないわ。」

森の中でも、光次郎と青井と桜が調査をしていた。

桜「・・・・・・怪しそうな物がなさそうに見えるのだけれど・・・・・。」

青井「・・・・・本当にデスナイトいるの?高町隊員。」

光次郎「・・・・・・わからないけど・・・・。とりあえず、そんな気がするんだ。」

桜「とにかく、徹底的に調査すればいずれわかる時が来るわ。頑張りましょ!」

光次郎と青井「了解!!」  3人も徹底的に調査していた。

しかし、その間にも情報は何も見つからず、時間が進まず午後8時となっていた。

5人は一度、森の方にあるフライングファイターの近くに集合していた。

清水「・・・・・・月野隊員。何か証拠は掴めたの?」

桜「それが・・・・・ありませんでした・・・・・。清水さんたちは・・・・?」

野沢「こちらもないみたいなのよ。こんなハズはないと思ったんだけど・・・・・。」

光次郎「・・・・・ごめんなさい・・・・・・。僕の思い違いでした・・・・・・。」

桜「光次郎君・・・・・?」

青井「・・・・・・な、何言ってるのよ!高町隊員!正直言うけど・・・・・。

わたしもこの事件がデスナイトの仕業であると思っているわ・・・・!」

光次郎「奈々ちゃん・・・・・・・・。」

青井「だから、ここであきらめないで・・・・・っ!!っ!!?」  その時、青井はふと後ろの方に向くと、

4人もそこに向く。そこに二人のブラックアタッカーが遠くで何か行動してるように歩いていたのだ。

桜「ブ・・・・ブラック・アタッカー!!!!」 光次郎「やはり・・・・!いたのかっ!!」

しかし、ブラックアタッカーは光次郎たちに見られている事に気づいてはいなかったようだ。

桜「・・・・光次郎君。あなたの判断力は素晴らしかったわ。やはり、今回の事件も・・・・!!」

青井「デスナイトの仕業だったのね・・・・・!!だったら今すぐ・・・・!!」

光次郎「よ~しっ!尾行して奴らを叩き潰してやる・・・・・!」

桜「待って!今動くと不味いかも知れないわ。それに、私たちは夜帰らなきゃいけないし・・・・。」

青井「・・・・・っ!せっかくデスナイトの奴らを叩けるのに・・・・・!」

光次郎「しかし、明日は学校。深追いして夜遅くなったらどうする事やら・・・・・。」

野沢「だったら残りの私たちが調査してあげる^^」

清水「あなたたちはフライングで先に帰って。私たちの事は心配ない。」

桜、光次郎、青井「はい・・・・・・。」 こうして、3人はフライングファイターに搭乗し、

自分たちの住む東京へ帰ろうと、夜の空へ飛びあがった。それを清水と野沢が見上げる。

清水「・・・・・・さあ!あのブラックアタッカーたちを追いましょ!!」

野沢「・・・・・うん!!」  二人はブラックアタッカーを追うべく走り出した。

二人のブラックアタッカーたちはひたすら走っている。そのアタッカーたちを、

清水と野沢は敵に気づかれないように木々に隠れながら走り続け、アタッカーたちを追跡していた。

野沢「奴ら・・・・・一体どこへ走っているのかしら・・・・・?」

野沢は清水と一緒に木に隠れながらそう言う。そして、再び木から出て尾行に走る。

清水「・・・っ!わからない。しかし、奴らが毒ガスを作っていたには確かだ・・・・!」

清水は野沢と一緒に再び木に隠れてそう言った。アタッカーたちが自分たちに、

気づいていないところを見た二人は木から出て走り、出して尾行した。

二人はブラックアタッカーたちを追跡し続けた。その時、二人のアタッカーが急に立ち止まる。

清水「・・・・っ!隠れて!!」  野沢「うん・・・・!」

それを見た二人は木に隠れて、二人のアタッカーが何をするか警戒するように見る。

ブラック・アタッカーA「・・・・誰にも見られてはいないな?」

ブラック・アタッカーB「ああ。そろそろ俺達は基地に戻ってもいいだろう・・・・。」

ブラック・アタッカーA「では、前進基地に戻るぞ・・・・・!」

ブラックアタッカーのAがそう言い、隣の木に触れる。すると、二人のアタッカーが急に、

下の方へと消えていった。二人はそれを見て驚く。

清水と野沢「・・・・・・っ!!??」  二人はすぐに木から出てアタッカーたちが消えたところに来る。

野沢「き・・・・消えちゃった・・・・・・!!!!」

清水「何等かのトリックを使って・・・・・!瞬間移動したと言うのか・・・・・!??」

二人はアタッカーたちが消えたところを徹底的に調べた。地面を触ったり、

多くの木に触れたりとしていた。しかし、何も起こらなかった。

清水「おかしい・・・・・。奴らは確かにここで消えたのだが・・・・・!・・・・っ!?」

野沢「・・・・・あっ!誰かが来るわ・・・・・!!」  二人は何者かが走っている音を聞いたので、

その者の方に顔を向けた。その者とは、SSPの隊員服を着ている男性だった。

野沢「あれは・・・・!」  清水「SSPの第3分隊のメンバーだ!」

そう、この男こそSSP第3分隊の隊員の一人であった。後ろから二人の男性メンバーが。

第3分隊員「大変だ!!6分隊のメンバー!!!」

清水「どうしたんだ!?3分隊のメンバー!!」

第3分隊員「実は、デスナイトの前進基地らしき物があったんだ!!」

野沢「ぜ、前進基地ですって!!?」

第3分隊員「ついてきてくれっ!!!」  二人は走る第3分隊員たちの後についていくように走った。

5人は夜の森の中を走り続ける。その時、前にに走っていた第3分隊員が止まって、

後ろのメンバーたちに止まるように右手を横に出す。そして、5人の前には・・・・・・?

第3分隊員「あれだ!!!」  清水&野沢「ああああ・・・・・・・!!!」

5人の前には何やら巨大な青いドームのような物があった。

その中には巨大な工場みたいな基地があるみたいだが、何所か作りかけの部分もあるらしい。

野沢「これが・・・・・デスナイトの基地・・・・・!?」

第3分隊員「ああ・・・・・!そのように見えるが・・・・・・!」

清水「・・・・・・潜入しては?」

第3分隊員「いや、今の我々の戦力ではあの基地を攻略するのはとても無理だ。

我々はこの状況を隊長に報告して、明日この基地を制圧に乗り出すつもりだ。君らは?」

清水「うむ。我々6分隊も君たちと同じ行動に出よう。」

第3分隊員「よし!明日は共同戦線だな。」

野沢「はい。一緒に奴らの拠点を叩きましょう・・・・・!!」


一方、高町邸では光次郎が既に帰っていて、キッチンであかりと一緒に夜食をしていた。

つづく

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アンドロイド少女・マリオネットライター   第20話・前進基地を叩け!

毒ガスモンスロイド・スモッグ・ダイラス登場

とある夜の山。その道路で一台のトラックが走っていた。運転手の男性が呟く。

運転手「ふぅぅ~。後一息で仕事が終わる。早く帰って・・・・ん!?」

その時、走るトラックの前に謎の紫と黒の混じった煙が漂っていた。

運転手「な・・・・なんだ!?この煙は・・・・・!げほっ!げほっ!!」

トラックは謎の煙の中に入っていった。その時、運転手は首を押さえて苦しむ。

運転手「げほっ!げほげほっ!!うう・・・・!く・・・苦しい・・・!なんだ、この煙は・・・・・・っ!!!」

運転手が苦しんでいるので、トラックの走りが乱れている。そんなトラックの前のカーブから、

謎の巨大な獣のような顔が見えてきた。運転手はそれを見て驚く。

運転手「・・・・・っ!!???か・・・・・怪獣・・・・・・・・!!!!」   運転手がそう言った瞬間、

トラックがカーブの道路を走れず、バリケードを破って道路から落ちてしまった。


秋田学園の放課後では、光次郎、青井、桜が歩いていた。

光次郎「ふうぅぅ~。今日の学校の授業がついに終わったかぁ~。」

青井「ホントよねぇ。特にあの数学の授業、とても難しかったわ。」

桜「でも、これくらいで果ててはいけないわ。これからSSPの授業があるから。」

青井「そうですね!ここであきらめたらSSP隊員が務まりませんからね。」

光次郎「あぁぁ~そうですねぇ~。が・・・・頑張らないと・・・・・。」

光次郎はとても疲れているようだ。

桜「あ・・・・。む、無理しなくてもいいのよ、光次郎君・・・・・^^;」

光次郎「い、いや!僕は男だ。SSPの仕事も頑張らなければ・・・・!」

光次郎はSSPの仕事に張り切っていた。それを見た桜は微笑んだ。

桜「くす。光次郎君、頑張り屋さんになりそうだわw」

青井「私もSSPの仕事では全力を尽くすつもりです!」

桜「うふふふ。そうだよ。頑張ってね、奈々ちゃん♪」

青井「了解!!」 青井はビシィッ!と敬礼した。それを見た桜はさらに笑う。

桜「ふふふふふふっ!」  花園の声「おおぉぉ~い!さ~く~ら~ちゃ~ん!!」

そこに、花園の声が聞こえた。花園が桜たちのところへ来たのだ。

桜「あっ!理子ちゃん!」 桜は笑って花園のところに来る。

花園「桜ちゃあぁ~ん!」 花園も笑って桜に抱きつく。彼女に会えて嬉しいだろう。

青井「花園先輩ですか。」  光次郎「理子ちゃん。」 花園は桜から離れて二人に挨拶する。

花園「こんにちわ。青井隊員。光次郎さん。ところで、学校どうでしたか?」

光次郎「いや・・・・。ちょっと、授業に疲れてね。」

青井「数学とか凄くレベルが高かったんですよ。先輩はどうでしたか?」

花園「えーっと・・・・。私、桜ちゃんとは違う学校だから・・・・。」

光次郎「ええ!?理子ちゃんって違う学校の人だったのか!?」

花園「そうですよ。私は桜ちゃんと同じ学園に通ってはいると思っていたのですか?」

桜「はははは。ごめんね、光次郎君。私と理子ちゃんはSSPでの親友なのよ。」

光次郎「そっかあぁ~。」  青井「では、花園先輩はどの学園にいらっしゃいますか?」

花園「え~と・・・・。埼玉春日部学園に通っているわ。」

光次郎「埼玉かあぁ~。僕らは東京の秋田町にいるから、遠そうだな・・・・。」

花園「へぇ~。そうですか。SSPの仕事以外でも会えたらいいですね^^」

光次郎「うん。その方がいいかもなw」

桜「・・・・じゃあ、今度の日曜日に、みんなでどこか遊びに行かない?」

光次郎「おっ!いいねぇw」  花園「わーい!そうしようそうしようw」

青井「・・・・ふふふふ。たまのは息抜きも必要ですしねw」

桜「・・・・・では、私たちはここで。これから支部に行くから。」

花園「うん。また会おうね、桜ちゃん。そして、二人とも。」

桜「うん。また会いましょ。」  光次郎「元気でな。」  青井「お気をつけて。」

花園が楽しそうに走ると、3人は手を振って笑顔で見送った。

桜「・・・・・さあ!理子ちゃんも自分の支部へ行くそうだし、私たちも急ぎましょ!」

光次郎&青井「了解!」


かくして、3人は第6分隊支部の司令室に入った。さっそく隊員たちに挨拶する。

桜、光次郎、青井「こんにちわああぁ~。」

野沢「こんにちわっ♪」   清水「・・・・こんにちわ。」

野沢は元気よく挨拶し、清水は静かに微笑んで返事した。

桜「学園の方は終わりました。」  桜が机の前に座ってそう言う。

清水「そうか・・・・・。後はこの仕事を済ませようと・・・・な。」

野沢「でも、学園にこの仕事・・・・・結構大変だもんね・・・・・。」

青井「いえ。お言葉ですが、私はそれでも頑張りぬくつもりです!」

光次郎「僕も奈々ちゃんと同じ気持ちです。せっかくSSPの隊員になったから、

ここで休むワケにはいきません!たとえ凄く疲れても。」

春日「うん。その元気さえあれば、まだ行けるわね。」

桜「あ、隊長。何かあったのですか?」

春日「ええ。あったわ。実は最近、とある北海道の山地に謎の煙が発生したの。」

それを聞いた隊員たちは動揺する。そして、青井が恐る恐る春日にこう言った。

青井「謎の煙ですって・・・・・!?」

清水「なんでも、その煙のせいで多くの車が事故でをして死亡者も続出してるそうよ。」

春日「北海道の人々からはその煙を毒ガスと言うそうよ。」

光次郎「毒ガス・・・・・ですって!?」

野沢「その毒ガスが出てから誰もあの山に来ていないの。」

春日「でも、おかしいと思わない?毒ガスなんて簡単に自然に出るハズがないわ・・・・。」

光次郎「・・・・・これは、デスナイトの仕業ですね!?」   光次郎の言葉に皆は驚く。

青井「ちょ・・・・ちょっと!まだ何も詳細はつかめていないのに、何故そんな・・・・・!」

光次郎「いや、あの毒ガスが簡単に自然に出るハズがないとおっしゃりましたよね?」

春日「え、ええ・・・・。そうだけど・・・・・・。」  光次郎に聞かれた春日はそう言い返す。

光次郎「・・・・・これはやはり、デスナイトの仕業ではないかと僕は思います。」

桜「・・・・確かに、奴らは強大な科学を持っているし・・・・・。」

光次郎「それだよ。デスナイトの奴らはその科学で毒ガスを造っているのではないかと思います。」

春日「・・・・・うーむ!確かに、デスナイトならやりかねないわね。」

青井「隊長。もし、犯人がデスナイトなら調査する必要があると思います・・・・!」

春日「・・・・・っ!そうね。では、月野、高町、青井、野沢、清水の5人は、

フライング・ファイターで北海道に急行して調査しなさい。」

光次郎たち「了解!!!!」

春日「あ、でも夜になったら、光次郎と青井と月野は先に帰っておくといいわ。

明日も学校かも知れないしね。」

光次郎、桜、青井「・・・・・・・・・;」  3人はそう聞いて汗を出していた。

野沢&清水(まあ・・・・・この3人はまだ子供だし・・・・・。)

つづく

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最近、謎の毒ガスが噴出している山があるとの知らせを受けたSSP。

その山を決死に調査している光次郎たちの前に真犯人たるモンスロイドが立ち塞がる。

モンスロイドはスモッグ・ダイラス!奴は一体どこから来たのだろうか!?

次回、「前進基地を叩け!」  デスナイトの秘密基地はそこにあるのだろうか!?

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?マリオネットライターの第19話。

前回に続いて今回登場したゲストのハラオウン姉弟ですが、

その弟のアルキスはすっごい自己中でしたな・・・・^^でも、姉を救いたいと言う気持ちは、

本物でした。彼も本当はデスナイトの仕事はしたくなかったのですよ。

ようするに私は、やるたくなかったが大切な人を守るために、あえて悪の組織に入って、

戦う切ない物語を書いてみたかった・・・・というわけですなw(ぁ

デスナイトのメンバーはあくまでロボットと人間だけです。その人間の中にも、

本当は善の心を持っている人(その人がアルキス等。)もいる事を書いてみました。

人間にも色々目的とか野望とかあるのです。デスナイトに入った人間たちも、

悪の願望以外にも、金目当てだったりとか色々違う目的のために働いているのかと思います。

しかし、アルキス君。姉のアルリアに会えて本当によかったね^^(ぉ

湖の中にデスナイトの基地がありましたが、これはあくまで本部ではありません。

他の悪の組織が色んな前進基地を持つように、デスナイトにもそれを複数持ってると思います。

それにしても、悪によって引き裂かれた姉弟の長き間に果たせた再会。

なんだか切ないですね。まあ、このあと幸せになればいいのですが。

次回はSSPとデスナイトの戦いを中心としたお話にする予定です。あ、いつもの事か(ぇ

それでは。

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アルリアの応援を受けながら、ライターはグラビティベースの首をいきなり蹴り上げた。

マリオネット・ライター「はああぁぁぁっ!!えぃ!!む・・・・っ!!」

グラビティ・ベース「ギャアアアアァァァァァァァオン」

そして、ライターはすかさずグラビティの首を掴み、引っ張ろうとしていた。

グラビティ・ベース「ギャアアァァァァオン」 しかし、敵はあまりに重すぎるのでなかなかできない。

マリオネット・ライター「くぅ・・・・っ!ふん!!むん!!てあぁぁ!!!」

マリオネットライターは手刀でグラビティの頭を二回打ち、まわし蹴りで敵の体の右部分を蹴った。

マリオネット・ライター「・・・・・・っ!うわああああぁぁぁぁぁぁ!!???」

今度はグラビティベースが自分の首を思いっきり振り回して、ライターを投げ飛ばした。

マリオネット・ライター「あぅっ!!く・・・・っ!」 地面に叩きつけられたライターだが、

なんとか立ち上がろうとする。しかし、グラビティベースが走って彼女の方に迫る。

グラビティ・ベース「ギャアアアアァァァァァァァァァァオン」 そして、グラビティベースは突進で、

再びライターを倒れさせ、飛び出してマリオネットライターを押し倒してしまう。

マリオネット・ライター「うわっ!!・・・・っ!この・・・・・!!!」

マリオネットライターは自分を下敷きにしているグラビティからなんとは放れようと、

両手でグラビティをどかそうとしているが、奴が重すぎるのでうまく放れられない。

野沢「マリオネットライターが危ないっ!!」 清水「援護攻撃よ!!」

その時、フライングファイターが火薬タイプのバルカンとレーザーバルカンの、

ダブル連射でグラビティベースの背中を攻撃。大ダメージをあたえる。

グラビティ・ベース「ギャアアアァァァァァァァオン」  グラビティはあまりのダメージに、

マリオネットライターからやっと放れた。ライターは転がりで敵から放れ、立ち上がった。

マリオネット・ライター「っ・・・・・・!!だああぁぁぁっ!!!!」  この時、マリオネットライターの、

胸のクリスタルが赤に変わる。間もなく4分が近づく頃だ。しかし、ライターは負けずに、

跳びだして、グラビティの巨大な体の左部分に突進。そして、蹴りや手刀、パンチなどで、

そしてまた蹴った後に、チョップでグラビティベースの体を痛めつける。

グラビティ・ベース「ギャアアアアァァァァァァァオン」  打撃を受けすぎて怒ってグラビティは、

大きな尻尾を思いっきり振って、マリオネットライターを攻撃した。

マリオネット・ライター「きゃあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ライターはグラビティベースの巨大な尻尾攻撃を受けて、吹き飛んで地面に落ちる。

マリオネット・ライター「く・・・・っ!マリオネットキック!!!はあぁ!!」

マリオネットライターは必殺の跳び蹴りでグラビティの首を思いっきり攻撃した。

その後すぐに、敵の前に着地して回転蹴りでグラビティの体の右部分に打撃をあたえた。

マリオネット・ライター「えぃ・・・・!」 ライターはすぐに素早いバック転でグラビティから放れた。

グラビティ・ベース「ギャアアァァァァァァオン」 モンスロイドは口から火炎を吐く。

マリオネット・ライター「うわっ!!」 ライターは間一髪、その火炎を避けた。


一方、デスナイトの秘密基地のメインルームでは、光次郎部隊VSレゴ&アルキス部隊の、

清算な戦いが続いていた。敵部隊の激しい銃撃に、光次郎たちはあまり反撃しにくい。

青井「このままでは手も足も出ない・・・・っ!!」  桜「けど、敵は必ず隙を作る!!」

アルキス「光次郎!!姉さんは誰にも渡さない!!僕には姉さんだけが必要なんだ!!!

姉さんさえ僕のところに来てくれれば、もうこのような愚かな事をしなくて済むんだ!!!」

アルキスはそう言って目から涙が溢れつつあった。アルキスは姉のアルリアさえいれば、

今のようにデスナイトの戦士として戦わなくて済むと思うからだ。

光次郎「君の姉は・・・・そんな事、望んではいないっ!!君がデスナイトの戦士として、

戦っているところを見て、アルリアさんが喜ぶと思っているのか!!?」

アルキス「黙れよおぉぉっ!!!僕がもう一度姉さんに会うためには・・・・・っ!」

その時、アルキスのマシンガンの弾が切れた。アルキスはこの事に気づく。

光次郎「お前がこの組織を抜ける事だああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

光次郎はアルキスが攻撃できなくなったところを見て、物陰から出てきて、

弓矢を構える。渾身の一つの矢を放ち、その矢がついにアルキスの左肩に命中した。

アルキス「うっ!!!ぐああぁぁぁぁ・・・・・!!!」 アルキスは左肩を矢に刺され、

マシンガンを落として、倒れる。どうやら光次郎はアルキスを殺さず戦闘不能にしただけだった。

レゴ「マシンガンの弾切れで倒れたか・・・・!この役立たずがあぁぁぁ!!!」

レゴはショットガンをアルキスに向ける。そうやら役立たずを許さないようだ。

桜「今だ!!奈々ちゃん!援護よろしく!!」

青井「あ・・・・。はい!!」 青井が返事をしたので、桜はすかさず物陰からジャンプで飛び出す。

桜「はあああぁぁぁぁ!!!」 そして、桜はそのまま銃から剣へと持ち替え、

レゴのところへと着地した。レゴはその事に気づく。

レゴ「っ!?き、貴様・・・・・!!」  桜「せぃ!!とあ!!」  ズバッ ザシュッ

桜は剣を素早く斜めに横に振って、レゴを二回斬った。レゴは口から血を吐いて銃器を落とす。

レゴ「ぐはっ!!があぁ・・・・!ば・・・・馬鹿・・・・な・・・・・・・・!!!!」

レゴはついに倒れて死んだ。しかし、残りのアタッカーたちが一斉に桜に銃を構える。

青井「月野先輩を殺させるかあああぁぁぁぁぁ!!!!」

青井は銃をすかさず撃ち続け、桜を狙うブラックアタッカー複数を倒した。

ブラック・アタッカー「うわっ!!」 「ぎゃっ!」 「う・・・っ!!」 「ぐおお・・・・!!!」

光次郎「く・・・・っ!!アルキス!!」  光次郎は矢を放ってアタッカーを倒しながら、

アルキスのところへと進んだ。階段にいるアタッカーを矢で倒し、ようやくアルキスのところにつく。

光次郎「アルキス・・・・・っ!!生きているか?」 アルキス「・・・・・・・・。」

アルキスは死んではいない。その証拠にまだ息をしているのだ。

桜「大丈夫。アルキスはまだ生きているわ。」 光次郎「・・・・アルキス・・・・・。」

光次郎はアルキスに刺さってる矢を抜き、彼の腕を自分の肩に乗せて、彼を抱えた。


山地ではマリオネットライターとグラビティベースの激戦が続いていた。

グラビティ・ベース「ギャアアァァァァァオン」 モンスロイドは両目からビームを発射した。

マリオネット・ライター「くああぁぁぁ・・・・っ!!!」 ライターは光線を受けて後ろに扱ける。

アルリア「ああ!あかりさん!!」 アルリアはライターがピンチになったのを見て心配する。

グラビティ・ベース「ギャアアアアァァァァァァァオン」 そして、グラビティは走って、

再びマリオネットライターを押しつぶそうとするが、ライターはその手をくう事はなかった。

マリオネット・ライター「えぃ!!」 ライターは両足でグラビティの首を蹴り上げる。

これによって、ライターは敵に押されずに済み、そしてすぐにその敵から離れた。

マリオネット・ライター「これで終わらせます!!フラッシュブレイカー!!!!!」

マリオネットライターは渾身のフラッシュブレイカーを放つ。カッ ドカアアアァァァァン

グラビティ・ベース「ギャアアァァァァァァオン」  グラビティベースは強烈な光を浴びて、

ついに爆発して、機体が炎上した。ついにグラビティベースはここに地獄へと堕ちて行くのだった。

そして、その同時に湖から何か爆発するように水が大きく飛び散っていった。何故なら、

湖の中のデスナイトの基地が光次郎たちによって爆破されたからだ。戦いが終わり、

光次郎はアルキスを抱えながら、青井や桜と一緒に森を歩いた。そこに、アルリアとあかりがいた。

あかり&アルリア「光次郎さあぁぁ~ん!!!」 光次郎「あかりさん。アルリアさん。」

アルリア「・・・・・っ!?ア・・・アルキス!!!」 アルリアはアルキスに近づいた。

そう、ついにアルリアはアルキスと久しぶりに会えたのだ。そして、アルキスも・・・・・。

アルキス「う・・・・ううう・・・・ん。こ・・・ここは・・・・・?」 アルキスも目を覚ます。

そして、彼の目の前に、ずっと会いたかった自分の姉、アルリアがいた。

アルキス「・・・・・・っ!!ね・・・・姉さん・・・・?姉さんなの・・・・・・!?」

アルリア「そうよ。アルキス・・・・・・。会いたかった・・・・・・・!」

アルキス「姉さん・・・・・。姉さん・・・・!姉さあああああぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」

アルキスは立ち上がり、光次郎から放れて、姉のアルリアと泣きながら抱き合った。

アルキス「わああああぁぁぁぁぁぁん!!!!!怖かった!!怖かったよおぉぉ~!!!

うええええぇぇぇぇぇぇぇぇ~ん!!!!」 アルキスは泣き叫び、アルリアも泣きじゃくる。

アルリア「ぐすん。ごめんね・・・・ごめんね・・・・・!心配させて・・・・・っ!!ううう・・・・っ!

もう・・・・。うえっ!放れないから!ずっと・・・・側にいてあげるから・・・・・っ!!!」

アルキス「うん・・・・・。ぐすっ!もう・・・・僕の事・・・・見捨てないでねええぇぇぇ・・・・・っ!!!」

二人は泣きながら抱き合い続けていた。何年かぶりの姉弟の温もりを感じたいからである。

光次郎「・・・・・・アルキス。」  あかり「・・・・・アルリア。」

光次郎とあかりはそれを見て微笑んだ。そして、青井や桜も。

青井「・・・・これであいつは、もうデスナイトじゃないってワケですね・・・・。」

桜「うん。でも、元々あの少年は、デスナイトの戦士のつもりじゃなかったのよ・・・・。」


夕方の秋田町。高町邸の前では、アルリアとアルキスが光次郎とあかりの前に立っている。

アルリア「・・・・色々、ありがとうございました。」

光次郎「いえいえ。ただ、僕は約束を守っただけです。あなたとの約束をね・・・・。」

アルキス「・・・・・光次郎。・・・ごめんなさい。僕は君たちに大変愚かな事を・・・・・。」

光次郎「いやだなぁwアルキス。もういいんだよ。過ぎた事だし。それに、お前は、

もうデスナイトとしてではなく、僕らと同じ普通の人間として生きるんだろ?」

そう。アルキスはもはやデスナイトから抜けたのだ。今のアルキスの着ている衣装は、

デスナイトの戦士としての物ではなく、緑色の服と青いジーパン。まさに一般人としての衣装だった。

アルリア「・・・・それに、あかりさん。真にありがとうございました。」

あかり「いえいえ。礼を言うなら、約束を守ってくれた光次郎さんに。」

アルリア「そうですね^^ありがとうございました、光次郎さん。これから、私とアルキスは、

これから、自分たちの家を探して一緒に幸せに暮らすつもりです。」

アルキス「・・・・・そのために、僕らは違う町へ行く。学校も転校するかも知れない。

もう君たちには会えないのかも知れないけど、僕たちを救ってくれた君達の事は忘れないつもりさ。」

光次郎「ああ。僕たちはもう友達さ!今度会ったら、敵ではなく友達として・・・・・。」

アルキス「おう!その時は、友達として一緒に・・・・!」 そして、光次郎とアルキスは、

熱い握手をする。いつの間にか、二人に友情が芽生えたのだった。

アルリア「・・・・アルキス。そろそろ行きましょう。」 アルキス「うん!じゃ、またな。光次郎。」

光次郎とアルキスは手を放し合う。そして、アルキスは大好きな姉、アルリアの側へ。

アルリア「では、私たちはこれで。短い間でしたが、お世話になりました。」

あかり「はい。またいらしてください。」

アルキス「またな!光次郎。」  光次郎「また来てもいいよ、アルキス。」

こうして、ハラオウン姉弟は高町邸を後にしました。姉のアルキスと弟のアルキス。

この二人はデスナイトの犠牲者である切なき姉弟なのです。もし、光次郎とあかりがいなければ、

捕らわれたアルキスは、姉を救おうとする想いだけを頼りに永遠に間違った道へと歩んでいたでしょう。

しかし、そこに姉のアルリアがそんな切ない弟を救って欲しいとの約束を、

光次郎が受け入れなければ、アルキスは今頃どうなっていたのでしょうか・・・・。

約束の果てには?そこには、大きな価値がきっとあるはずです。そして、

ライターの活躍により、デスナイトの対日本攻撃支部の第3の使者は地獄へと堕ちました。

ですが、デスナイトはまだあきらめないでしょう。彼らは既に、

第4の使者をスタンバイさせている頃のハズです。ですが、ライターとSSPがいる限り、

この世界はきっと守られるに違いありません。

次回につづく

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しかし、そのグラビティ・ベースの前にフライング・ファイターが飛んで来た。

野沢「出たわね!モンスロイド!!攻撃開始!!」

フライングファイターはバルカンで湖の水上に泳ぐグラビティベースを攻撃した。

清水「できるだけ、地上にあがる前に多くのダメージを与えるんだ!!!」

フライングファイターは次にレーザーバルカンを連射。しかし、敵にはあまり効いてないらしい。

グラビティ・ベース「ギャアアアァァァァァァァオン」   グラビティは左右の大砲から、

次々と強力な砲弾を連射して、光次郎たちを攻撃しようと地上の森を攻撃して燃やした。

フライングファイターがレーザーバルカンで攻撃を止めようとグラビティベースを攻撃した。

攻撃を受けるグラビティは砲撃の勢いが少しだけ崩れてしまうが、それでも砲撃を続けた。

地上の森では、光次郎がその戦いの爆音を聞いていた。

光次郎「・・・っ!?フライングファイターとモンスロイドが既に戦っている・・・・!?」

青井と桜が見張りのブラックアタッカーに前進基地について聞いていた。その時・・・。

桜「光次郎君!敵の秘密基地の入り口がわかったわよ!」 光次郎「え!?本当か!??」

桜から聞いた光次郎は青井に胸倉を掴まれている?見張りのアタッカーに近づいてこう言った。

光次郎「おい、見張り!!この湖にお前らデスナイトの秘密基地の一つがあるとなぁ!?」

見張りのブラックアタッカー「あ・・・ああ・・・・!この森のどこかに洞窟らしいところがある。

そこが、我々デスナイトの一つの前進基地がある。それ以外に何もない・・・・・。」

光次郎「ふーん。ご苦労さま・・・・ねっ!!!!」 光次郎は見張りをいきなり殴った。

見張りのブラックアタッカー「ぐはあぁっ!!」  青井「もうあんたは用なしよっ!!!」

続いて青井も見張りを殴る。そして、次第に光次郎と青井は見張りを殴り続けた。

光次郎「はっ!一度やってみたかったよなぁ!!この痛めっぷりをさあぁっ!!!」

見張りのブラックアタッカー「ぐあ!!うう・・・!」 見張りは殴られ続けて苦しんでいた。

桜「もうやめてっ!!痛めつけても意味がない。早く敵の基地へ急ぎましょ!!」

光次郎「・・・っ!あ、そうだった!急ごう!!」 青井「袋叩きしてる場合じゃないそうね!」

光次郎たちはいち早くデスナイトの前進基地へと急いだ。殴られすぎて意識を失った見張りを残して。

フライングファイターはレーザーバルカンと火薬タイプのバルカンを同時に連射した。

グラビティ・ベース「ギャアァァァァァァオン!ギャアアァァァオン」

攻撃を受けたグラビティベースは攻撃に耐えながら地上へあがって行った。

グラビティは口から火炎を出して、フライングファイターを攻撃。命中してしまう。

野沢「きゃあぁぁぁっ!?」 清水「大丈夫!この機体の装甲は少しの火力なら耐えられるわ!」

フライングファイターはとても頑丈な装甲で敵の火炎に耐える事ができた。

そして、グラビティの火炎攻撃からついに脱出した。そのまま空を飛べる事ができる。

フライングファイターはレーザーバルカンでグラブティベースに反撃した。

一方、光次郎はさっそく森の中でトンネルらしいところの前に着いた。

光次郎「っ!洞窟だ・・・・っ!!」  青井「ここがデスナイトの前進基地の入り口ね・・・・!」

桜「さぁ!行こう!!」

光次郎と青井「了解!!!」 こうして、3人は洞窟の中へと入り、敵の前進基地へと突入した。


湖の中に潜む基地。ここが今、3人が入り込もうとしていたデスナイトの前進基地なのだ。

ここのメインルームにレゴとアルキスがいる。アルキスがスクリーンを見て、

マイクで映像に映っているグラビティベースを命令を出している。

アルキス「何ぼやっとしてんだよ!早く殺せ!ノロマめ・・・・っ!!」

その時、ドアが開き、そこから二人のブラックアタッカーが攻撃されたように出てきて倒れた。

ブラック・アタッカー「うわあぁぁぁ・・・・!!」 レゴ「むっ!?な、何事だ!!!」

光次郎「この事さっ!!」 そして、ドアからさらに光次郎、桜、青井の3人が出てきた。

レゴ「SSP・・・・!!」  アルキス「光次郎!てめえぇ・・・・っ!!」

光次郎「ははははは・・・・っ!見張りが馬鹿で間抜けで残念だったね・・・・!」

レゴ「うるせえぇぇっ!!貴様らに邪魔はさせん!!我々の野望をよおぉ~!!」

桜「その愚かな野望も私たちが潰してみせる!!」

青井「覚悟なさいっ!家族の仇ぃ!!!」 そして、3人はそれぞれ武器を構える。

光次郎は弓矢、桜と青井はサイレントガンであった。

レゴ&アルキス「あぁ?」  3人に対し、レゴはマシンガン、アルキスはショットガンを持ち出した。

青井「・・・・って、光次郎!あんたの持ってるのって、一般の弓矢じゃないの!?」

光次郎「ごめん・・・・。でも、今日はこれを使いたいんだ・・・・!」

桜「・・・・・いいじゃない、奈々ちゃん。光次郎君が使いたいって言うから・・・・。」

青井「・・・・・っ!」 光次郎「・・・・・・っ。(そうだ。これが僕の一番の武器なんだ・・・・!)」

アルキス「SSP!!僕は姉さんを助けるために、この基地を潰させるわけにはいかねぇよ!!」

光次郎「っ!アルキス!お前は騙されているんだ!!デスナイトに!!

デスナイトが、お前の姉・アルリアさんを助けてくれると思っているのか!!?

デスナイトはただ、姉と言う幻覚を使ってお前を一生悪の仕事をさせ続けているんだぞ!!!」

アルキス「言うなっ!!言うなよ・・・・!たとえそうだったとしても、俺は・・・・・っ!!!」

レゴ「ふははははは!!そうだ、アルキス!!お前はデスナイトの戦士として戦えぃ!!

さすれば、姉はお前のもとへ帰ってくるだろう!!」

青井「何よ、あいつっ!人を物扱いしてぇ・・・・!!」 青井はレゴのやり方を許さなかった。

アルキス「うっせーよ、おっさん!!いつになったら姉さんに会わせてくれんだよ!!?おい!」

レゴ「な・・・何・・・・・っ!!?」

桜「アルキス!!デスナイトの言う事を信じちゃ駄目!!光次郎君の言う事が正しいのよ!!」

アルキス「だ、黙れ!!もし、僕がデスナイトを抜けたら・・・・姉さんは殺されてしまう・・・・。」

光次郎「そんな事ない!!お前の姉のアルリアさんは今、僕の家にいる!!

本当だ!信じてくれ!!お前をアルリアさんに無理やりでも会わせる!!!

お前もアルリアさんもデスナイトに殺させはしないっ!!!!僕を信じろよ、アルキス!!!」

アルキス「黙れっつってんだろーが!!このクソガキが!!」

アルキスは怒り狂ってマシンガンを連射して、光次郎たちを襲う。

青井「きゃあぁっ!!?」  桜「隠れて!!」  光次郎「アルキイィ~ス!!!!」

3人はそれぞれこの部屋のコンピューター等の物陰に隠れた。

光次郎は左の方、桜と青井は右の方の物陰に隠れて、武器を構えた。

レゴ「ブラックアタッカー部隊、構え!!!」 レゴの叫びに数人のブラックアタッカーたちが、

それぞれ銃器を構えていた。そして、別のドアから新たに複数のアタッカーも来て銃器を構える。

アルキスとレゴは階段を上って、上のところに移動してそこから銃器を構える。

ちなみに別のドアやそのドアから出てきたブラックアタッカーたちがも上のところにいた。

しかも、そこのアタッカーたちの頭に角が付いている。こいつらはレゴ部隊の一員だ。

レゴ「撃てえぇぇぇい!!!」  アルキス「わあああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

レゴとアルキス、複数のブラックアタッカーたちは一斉射撃で、光次郎たちに襲い掛かる。

光次郎、青井、桜「く・・・・っ!!!」 3人は物陰に隠れて敵の攻撃から避けた。

青井「この・・・・っ!!」  青井は物陰から少し出て、射撃した。

ブラック・アタッカー「うわ!!」 青井の射撃により、一人のアタッカーが撃たれて倒れる。

桜「私たちも続くわよ!?光次郎君!!」 光次郎「く・・・っ!いいとも!!」

桜も銃で射撃し、光次郎も弓矢を構え、矢を射出した。それらの攻撃に複数のアタッカーが倒れた。

ブラック・アタッカー「ぎゃあぁぁっ!!!」 「ぁぐあぁぁ!!」

レゴ「愚かなガキがっ!!」 レゴはショットガンを発砲。素早い弾丸が光次郎を襲う。

光次郎「くっ!やろう!!」 光次郎は物陰に隠れて、レゴの射撃から逃れ、

その後すぐに、物陰から出て弓矢を構えようとするが、今度はアルキスが攻撃に出る。

アルキス「こうじろおおおおおぉぉぉぉぉぉう!!!!!」 アルキスはマシンガンを発砲。

光次郎「ちぃっ!」 光次郎は物陰に隠れて、アルキスの放った無数の弾を避けた。

さらに、他のブラックアタッカーたちも一斉に射撃して3人を攻撃するが、

3人は物陰に隠れているので、攻撃にあたらない。しかし、逆に攻撃もしにくいはず。

青井「くうぅ~っ!!このままではまともに戦えない!!どうします!?月野先輩!!!」

桜「まずは、耐えるのよ・・・・っ!自分たちにチャンスが訪れるまでなんとか耐えるのよ!!」

光次郎「く・・・・っ!アルキス!もう目を覚ましてくれ!!僕は君と戦いたくないんだよ!!」

アルキス「ふざけんなよ!!!僕だって好きでこんな事やってんじゃないんだよ!!!」

光次郎「だから君はデスナイトに騙されているんだ!!」 アルキスは怒って連射を続けている。

アルキス「何度もその手がくうと思うかよ!!この偽善者めぇ!!」


あかり「・・・・・っ!!」  高町邸の和室であかりが何かの気配を感じてこの部屋から出た。

アルリア「っ!?あかりさん・・・・・!?」 アルリアも気になって彼女についていく。


家の外では、あかりがマリオネットライターに変身しようとする。

あかり「光次郎さん・・・・!ライトニング・・・・・・!!」 そこに後ろからアルリアが声をだす。

アルリア「待ってください!!!」  あかりは後ろに向いてそこにアルリアがいる事に気づく。

あかり「っ!?ア・・・・アルリア・・・・・・。」

アルリア「どうしたんですか?急に外に出て・・・・・。」

あかり「・・・・ごめんなさい・・・・。今まで黙っていたのですが・・・・・。」

アルリア「・・・・・っ?」

あかり「話すつもりはなかったのですが、私・・・実は、マリオネットライターなんです。」

アルリア「ええっ!?あ・・・あなたがあの日本を守り続けたあのライター・・・・ですか!!??」

あかり「詳しい事情は後で・・・・。それより、光次郎さんがデスナイトの基地で、

戦っているのかと思います。私はそのような気配をマリオネット回路で感じ取れるんです。」

アルリア「デスナイトの基地・・・・・!では、そこにアルキスも!!?」

あかり「可能性があります・・・・。ついていきますか!?アルリア・・・!」

アルリア「は・・・・はい・・・・・・。」

あかり「わかりました・・・・。では、行きます。ライトニングメタモルフォーゼ!!!!!」

そして、ついにあかりは眩い光に包まれ、マリオネットライターに巨大変身した。

アルリア「こ・・・・この人が・・・・マリオネットライター・・・・・。な・・・なんて大きいのかしら・・・・。」

アルリアはライターのあまりの巨大さに驚いていた。ライターはそんな彼女の前に右手を差し出す。

マリオネット・ライター「さあ。行きましょう、アルリア。」 アルリア「・・・あ。は、はい・・・・・。」

アルリアは恐る恐るマリオネットライターの手にゆっくりと乗る。

ライターは彼女が乗った右手を落ちないようにゆっくりとあげた。

マリオネット・ライター「それでは、空を飛びます。しっかり捕まっててください・・・・・!」

アルリア「はい・・・・・。」

マリオネット・ライター「・・・・っ!えぃ!!」 そして、ライターはジャンプして空高く飛んだ。


山地では、グラビティベースとフライングファイターの戦いが続いていた。

フライングファイターはバルカンを連射するが、グラブティにはあまり効いていなかった。

グラビティ・ベース「ギャアアァァァオン」 フライングは続いてレーザーを撃つが、今一つの効果だ。

そこに、空からマリオネットライターが飛んで来た。ライターはさっそく地上に降りる。

野沢「あっ!マリオネットライターだわ!!」 清水「来てくれたのか・・・・!」

ライターはモンスロイドと戦う前に、右手を下げて、アルリアを降ろした。

マリオネット・ライター「危険ですので、ここから動かないで・・・・!」

アルリア「はい・・・・。」 アルリアがライターの手から離れたので、今は森の中にじっとしている。

マリオネット・ライター「・・・・・・っ!!」 そして、ライターはグラビティベースの方に向いた。

グラビティ・ベース「ギャアアァァァァァオン」 ついに第3ラウンドの戦いが始まった。

まず、グラビティが左右の大砲から砲撃を連射してライターを攻撃しようとする。

マリオネット・ライター「・・・・っ!?ハイパーリフレクト!!」 ライターは光の壁、

ハイパーリフレクトで砲撃を防いだ。後ろにアルリアがいるので、避けたら危ないと思ったからだ。

アルリア「きゃ・・・・っ!」 アルリアは今の衝撃に驚く。しかし、敵の砲撃は続くばかり。

マリオネット・ライター「く・・・・っ!このまま続けると持たない・・・・!!」

野沢「マリオネットライターを援護します!!」 清水「ダブルミサイル発射!!!」

フライングファイターは強力な2発のミサイルを発射して、グラビティを攻撃。

グラビティ・ベース「ギャアアアアァァァァァァァァオン」 二つのミサイルがグラビティベースの、

左右の大砲を破壊した。グラビティは大砲を失われて苦しんだ。それにより、

敵からの砲撃がなくなったので、マリオネットライターは安心してリフレクトを解いた。

マリオネット・ライター「今だ!!せあああぁぁぁぁぁ!!!!!」

アルリアを守れたマリオネットライターはジャンプして、一気にグラビティの近くに着地した。

アルリア「あかりさん・・・・・。負けないでください・・・・・・。」

つづく

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