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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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アンドロイド少女・マリオネットライター   第22話・少女を追う武装兵士

昆虫モンス・ロイド・インセクト・ウェッガー登場

暗い夜の森の中。そのに何か大勢の人たちが走っているような音が聞こえた。

ザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッザッ・・・・・

その走っている者たちは銃器を持っていて、どこか見た事のあるような兵士であった。

しかし、その兵士たちと違う者もいた。その者も走ってはいるが、

何故か兵士たちから逃げるように必死に息しながら走っていた。

その者は体に白布を纏った少女らしい姿をしていた。少女は突然、いきなり消えた。

すると、兵士たちは立ち止まり、少女を探しているかのように周りを見回していた。

その兵士たちはブラックアタッカーに見えていた。

少女はブラックアタッカーの奴等に追われているのだろうか。

ブラック・アタッカー「どこに消えた!?」  「こうなれば、手分けして・・・・・!!」

ブラックアタッカーたちは手分けして謎の少女を探そうとしたその時・・・・・。

ブラック・アタッカー「ぐあっ!!」  突然、どこからともなく銃声が鳴り、

一人のアタッカーが銃弾にあたり、倒れて死亡した。他のアタッカーたちがこれを見て驚く。

ブラック・アタッカー「な、なんだ!?」  「おのれ・・・・!SSPめ!!」

「なんとしても、SSPより先に少女を探すんだ!!今回の計画にとって、

彼女が重要なんだからな!!!」  「ははっ!!!」

こうして、ブラックアタッカーたちはそれぞれに散って行動に出た。


一方、ブラックアタッカーとは違う集団が走っていて、やがて止まっていた。

この集団はSSPらしかった。彼らも少女を探しているのだろうか?

SSP隊員「このあたりか!?」  「いや、彼女の気配がない気もしそうだ・・・・!」

「とにかく探すんだ!デスナイトに拉致させてはならん!!散るぞ!!」

「ははっ!!」  隊員たちもそれぞれ分かれて少女を探そうと走った。

二人の隊員たちが走っている時、偶然ブラックアタッカー二人を遭遇してしまう。

SSP隊員「あ!デスナイト!!」  ブラック・アタッカー「しまった!早く始末を!!」

両者はそれぞれ木に隠れて銃器を構え、銃撃戦を開始した。

激しい戦いの末、ブラックアタッカー二人が撃たれ死亡。しかし、SSP側も一人銃撃を受け、

倒れた。この戦いはSSP隊員が一人残った事でSSPの勝ちだ。

SSP隊員「仲間が倒れたか・・・・・!デスナイトめ・・・・・!!」


銃弾の音が響く森の中で、少女は走っていた。しかし、かなり披露しているそうさ。

少女「はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・!!・・・・っ!!?」

少女は前に誰かがいる事に感じて、すぐ木に隠れた。少女はそのままこっそりと前を覗く。

そこにも激しい銃撃戦があった。しかし、何故かSSP隊員3人が敵側の銃撃を受けて、

全員倒れてしまった。しかし、彼らを倒したデスナイト側ではたった一人だった。

これ程凄い腕を持っているらしい。その凄腕の者はまだ姿が影で見えないが、

何やら銀色に輝く中型の銃器を構えていた。少女はその者に目線が入り、急に怯えそうになる。

少女「・・・・・・・・っ!!!」  その時、少女の腕を何者かの手が掴む。

少女の手を掴んだ者「こっちだ!!」  少女「きゃっ!!?」

その者はいきなり少女を引っ張り、何処かへ連れて行った。

デスナイトの戦士「・・・・・・・っ!?今・・・・何か聞こえたな・・・・・・?」

中型の銃器を持ったデスナイトの戦士は少女の声にかすかに反応したそうだ。

デスナイトの戦士「・・・・・・またこいつを使うか・・・・・・。」

戦士はそう呟きながら、銀色の中型の銃器を見つめていた。

この銀色に輝く中型の銃器は一体何だというのだ・・・・・!?


何者かが少女を腕を引っ張って彼女を連れて走っていたが、急に止まる。

少女を連れた者「・・・・ここでいいでしょう?」   少女「あ・・・・あなたは・・・・・!?」

少女は恐る恐る聞いてみると、彼女を連れた者は影を晴らし、姿を表す。

この者はなんと、清水隊員ではないか。そう、彼女が少女を助けたのであった。

清水「ご覧の通り、SSPの隊員よ。」

少女「SSPの隊員・・・・。こんな綺麗なお姉さんが・・・・・。」

清水「褒めてありがとう。とにかく、ここは危険だわ。私が安全な場所へ連れて行ってあげる。」

少女「い・・・・・いえ・・・・・・。私は・・・・一人でも逃げられます。」

清水「・・・・・そう。じゃあ、気をつけて・・・・・・。」

少女「はい・・・・・。・・・・・っ!」  少女はすぐに清水から離れて走り去っていった。

清水「・・・・・・あの娘・・・・・・。やはり・・・・・・。」  そこに、SSPのメンバー二人が駆けつける。

SSP隊員A「清水隊員!!少女は見つかりましたか!?」

清水「見つけたけど・・・・・。一人で逃げられると言って、一人で去っちゃったわ。」

SSP隊員B「・・・・もう一度彼女を探して、デスナイトから守らねば!!」

清水「そうね・・・・・・!」  3人は再び少女を探すべく、走っていった。

しかし、その3人・・・・特に清水を密かに見つめる者がいた。

その者は小さく木の枝に立っていた。どうやら影であまり見えないが昆虫のような怪物だった。

この昆虫は一体何なんだ?何やら不吉の予感を漂わせているようだ。


次の日。SSP第6分隊支部の司令室ではいつものメンバーがいた。

春日「それで、清水隊員。例の少女は見つかった?」

清水「いえ・・・・。残念ながら・・・・・・・。」

春日「そう・・・・。では、次の指令があるまで、さがっていいわ。」

清水「はい・・・・・・。」  清水はとぼとぼしながらテーブルの前の椅子に座る。

野沢「昨日はお疲れでしたね、清水さん。」

野沢が清水の隣に来て、持っていたお茶を清水に差し入れる。

清水「ん?ありがとう・・・・。」

清水は野沢の持ったお茶を手に取ってもらい、それをゆっくりと飲んだ。

つづく

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ある夜、少女はデスナイトの謎の戦士に追われていた。彼女を助けその戦士と戦う清水。

清水は追われている彼女と何の関係を持つか。その時、世にも恐ろしい、

奇怪なメカ昆虫が二人を襲う。蟲型モンスロイドを倒し、少女を救え!

次回、「少女を追う武装兵士」! 少女は何故、追われるのか?

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?マリオネットライター第21話。

野沢隊員の体・・・・実は、傷だらけだったんです(ぁ

いやはや、傷だらけの少女も悪くないかなぁ~と思いまして^^(

それにしても、虐めって恐ろしいですねぇ・・・・。もし、最悪な場合、

野沢のように全身が傷だらけになっちゃうかもねぇ。しかし、

誰かに救われれば、それで傷跡を背負って強くなるかも知れませんね。

彼女に虐待を与えた男は後のデスナイトのメンバー。

因縁?の二人が出会って戦いのも良さそうかなぁ・・・と思って。たぶん・・・(ぁ

今回登場したモンスロイド、フライドチェイサー。奴はとにかく速い。

それをイメージしてダチョウと爬虫類を合わせたような姿にしてみました。

まあ、モンスロイドですから(ぉま)  アイアンキングの怪獣ロボットカプリゴンが、

元ネタだったりもします(ぁ)  次は蟲のような怪獣アンドロイドが登場します。

次回は清水隊員が活躍する回を始めます。クールで真面目な彼女が、

ワケあり少女を守るお話にする予定です。・・・まあ、できればの話ですがね(ぇ

それでは。

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フライド・チェイサー「グウウゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァ」

フライドとライターは近づきあい、格闘を始めた。フライドチェイサーは先攻として、

いきなり嘴を突き出した。ライターはそれを間一髪避けて、敵の胴体にキックを入れる。

マリオネット・ライター「くっ!やぁ!!」  ライターの打撃を受けたフライドは少しひるむ。

しかし、フライドチェイサーは負けずに首を振って、顔でライターを叩き飛ばす。

マリオネット・ライター「うわあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」  ドゴオォォォ

ライターはフライドに叩かれて、右方に扱けたがすぐに立ち上がる。

ティーザル「敵はひるんでいる!早く東京へ進むんだ!!」

フライド・チェイサー「グウゥゥゥゥワアアアアアアァァァァァァァ」

フライドはティーザルの命令を聞き、ライターから離れて再び走り出した。

マリオネット・ライター「くっ!待ちなさい!!」  ライターも走ってフライドを追う。

フライドとライターは物凄いスピードで走り、再び追いかけっこが始まった。

両者は超高速で抜きあうが、なかなか決着がつかない。

マリオネット・ライター(く・・・っ!このままでは、あの時と同じ結果になってしまう・・・・!

そうだわ!!あの手で行こうっ!!!)  何を思いついたかマリオネットライターは、

いきなり足を止め、ジャンプして空を飛んでいた。一体何をしようというのだ。

空飛ぶライターは大地を走るフライドを通り抜いた。そう。

マリオネットライターは空飛ぶマッハのスピードの方が、

地上を走るスピードより遥かに上回っていたのだ。そして、ライターは降下する。

マリオネット・ライター「・・・・・っ!たぁ!!」  地上に着地したライターは、

後ろから走って来るフライドに後ろハイキックを決めた。

フライド・チェイサー「グウウゥゥゥゥワアアアァァァァァァァ」

フライドは走っている最中に目の前に着地したライターに蹴られて、後ろに扱けた。

マリオネット・ライター「これ以上、動かせはしない!!!」

ライターは倒れたフライドに馬乗りになり、顔にチョップし続けた。

マリオネット・ライター「でぃや!!」  たまに、両方の拳を合わせて、叩く事もあった。

ティーザル「フライド!!気合で乗り越えるのだ!!」

ティーザルの応援を受けたフライドは思いっきり顔を上へ反らし、嘴を突き出した。

マリオネット・ライター「えぃ・・・・!うわっ!!?」

叩き続けたライターは頭を嘴に突かれ、ひるむ。その時、

フライドが急に起き上がり、その衝撃でライターは敵から離れたところへ扱けた。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥゥワアアアアァァァァァァァァ」

そして、フライドチェイサーは背中の開いた装甲から無数のミサイルを発射した。

その無数のミサイルはライターに集中的に迫る。

マリオネット・ライター「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

ライターはフライドが発射した無数のミサイル攻撃を多いに受けた。

全弾が中っているワケではなく、少数のミサイルが彼女の近くの地面で爆発する事もあった。

全てのミサイルが爆発して消え、ライターは多くの攻撃を受け、大ダメージを受けていた。

マリオネット・ライター「く・・・・!またさっきのを受けたら負けてしまう・・・・!!」

フライド・チェイサー「グウゥゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァァァァァ」

フライドチェイサーは素早く歩いて、ライターを蹴り上げた。

マリオネット・ライター「うわっ!!」  ライターは後ろに倒れる。

フライド・チェイサー「グウウゥゥゥゥゥワアアアアァァァァァァァァァァ」

フライドはさらに倒れたライターに嘴攻撃を決めようとした。

マリオネット・ライター「っ!!」  ライターはその嘴を両手で掴み、身を守った。

ライターは敵の嘴を掴んだまま、まだ立つ事はできない。


一方、野沢と石山は剣による激しい戦いが続けられていた。

野沢「はあああぁぁぁぁ!!!!」  石山「かあああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

二人の剣はぶつかり合い、押し合っていた。しかし、すぐに互いから離れた。

野沢「でやああぁぁぁ!!」  石山「ふん!!」

カキン キン キン カィン キィィン  カキィィィィン  二人は剣を弾き合っていた。

野沢「えぃやあああぁぁぁぁぁ!!!!」  しかし、この勝負では、

野沢の方が徐々に押していた。石山は押されて焦りを感じていた。

石山「ば・・・・馬鹿な・・・・・!!この俺が、弱虫ごときに・・・・・・!!!」

光次郎「言った筈だ!!野沢さんはもう強くなったって!!」

野沢「光次郎君!早く他の隊員たちの援護を!!」

光次郎「はいっ!!」  光次郎は野沢に任せて、他の隊員たちの援護に向かった。

石山「この野郎!!」  石山は力いっぱい剣を振るい、野沢も剣を振った。

野沢「・・・・ふうぅぅぅん!!!」  野沢の重い一振りで石山の剣が弾き飛んでしまった。

石山「しまった!!このアマ・・・・・・!!」

野沢「もらった!!」  野沢はもう一振りで、ついに石山を斬り捨てた。

石山「ぐはあぁぁぁっ!!?ま・・・・真に・・・・・強くなるとは・・・・・!!!」

石山は倒れ、ついに息を引き取った。野沢は彼の死骸を切なく見つめていた。

野沢「・・・・・確かに私は強くなった。でも、まだ・・・・弱いかも知れない・・・・。」


ライターは倒れたまま、フライドの嘴を掴んだままであった。

清水「ライターを援護する!!」  フライングは通常バルカンでフライドを攻撃した。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥゥゥワアアアアァァァァァァァ」

背中を攻撃されたフライドは痛がる。

マリオネット・ライター「っ!せやあああぁぁぁぁぁ!!!!」

ひるんだ敵をそのままマリオネットライターは後ろへ投げ飛ばした。

投げ飛ばされたフライドチェイサーは地面に叩きつけられるが、すぐに立ち上がる。

フライド・チェイサー「グウゥゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァァァ」

そして、フライドはすぐに背中から無数のミサイルを発射してきた。

青井「また無数のミサイルがライターに攻めて来るわ!!」

桜「こうなれば、私たちがバルカンで敵のミサイルを撃ち落しましょ!!」

フライングはレーザーバルカンで敵のミサイルを撃ち落し始めた。

ティーザル「ちぃぃ・・・・!SSPめ・・・・・!!」


光次郎「えぃ!!」  光次郎はボウガンで次々とブラックアタッカーを倒し、

SSPのメンバーたちを援護していた。多くのメンバーが光次郎に感謝している。

SSP隊員「いいよ!高町隊員!!」  「流石だわ!!」  「ありがとう!!」

光次郎「へへ・・・・っ。」 照れる光次郎は笑顔で指で鼻の近くのこすった。


フライングファイターのレーザーバルカンにより、フライドの発射したミサイルが、

全て撃ち落され、マリオネットライターは攻撃を受けずに済んだ。

マリオネット・ライター「あるがとう!SSPの皆さん。」

ライターは笑顔でフライングファイターに感謝する。

桜「・・・・・・うん。」 パイロットたちも笑顔でそれに応える。

マリオネット・ライター「・・・・・・っ!フラッシュブレイカー!!!!」

そして、ライターはフラッシュブレイカーでフライドチェイサーにとどめを刺した。

ドカアアアァァァァァァァァァン

フライドチェイサーは強烈な光を浴びて、大爆発を起こした。

ティーザル「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・!!!!!」

そして、フライドの近くにいたティーザルも爆発に巻き込まれて死んでしまった。


次の日。光次郎と桜と青井はいつも通りに学校の後に、

このSSP第6分隊の指令室へと入り、皆に挨拶していた。

光次郎「・・・・・っ。あ!野沢さん!!こんにちわ!!」

野沢「こんにちわ。光次郎君♪」

桜「もう大丈夫ですね?」  青井「もう・・・・痛まないのですか?」

桜は安心したかのように笑顔で言い、青井はまだ心配そうに言う。

野沢「ええ。光次郎君がしてくれたから^^」

光次郎たち「えっ!!???」  隊員たちは野沢の軽い一言に驚く。

清水「た・・・・高町!!あんた、野沢と一体何を!??」

光次郎「い・・・・いやっ!僕はただ・・・・・野沢さんに言われて・・・・・!!」

野沢「光次郎君、だあぁぁぁ~い好き!!」

野沢はいきなり光次郎に抱きついてきた。皆はこれを見て、さらに驚く。

光次郎「わわっ!!の・・・・野沢さん///////」

青井「ちょっと!高町隊員!!!」  清水「やはり、野沢と何かしたのか!!?」

光次郎「だ・・・・だから誤解だって・・・・!!;さ・・・桜ちゃん!!」

桜「・・・・・・・っ。」  桜は機嫌悪そうに頬を膨れていた。たぶん、嫉妬心を感じているそうだ。

野沢「光次郎くうぅぅぅぅぅぅぅんwwwww」

光次郎「おわああぁぁぁぁ!;苦しい苦しい・・・・・^^;」

野沢はさらに抱きしめ、光次郎は苦しそうだったが、何故か笑っていた。

桜「・・・・・ぷっ!ははははははははははははは!!!!」

隊員たち「はははははははははははははははははははははは!!!!!!」

そして、桜や他の隊員たちも大笑いを始めていた。平和な一時を満喫しているかのように。

春日もこれを見て、微笑んでいた。

こうして、野沢の悩みも消え、SSPの隊員たちに笑顔が訪れました。

野沢は昔の愚かさの印として、体に大きな傷を負いました。

しかし、彼女はSSPと言う戦いで、昔の痛みと悲しみを乗り越え、

今は立派な女戦士として世界の平和を守っているのです。

傷跡の意味・・・・それはもっとも大きな意味であるのかも知れません。

次回につづく

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光次郎「えっ!?・・・・あ!そうでしたね・・・・。まだ聞いてませんし・・・・。」

野沢「・・・・・・そう。・・・・私、昔こう思った事あるの。もし、この傷跡ができなかったら・・・・。

隊長とは出会えなかったかも知れないって・・・・・・。」

光次郎「・・・・・っ?」

野沢「つまり、もしあの悲劇が起こらなかったら、一生隊長に会う事は、

なかったって事なの。だとしたら・・・・私は今でもこんな事はしてなかったかもね・・・・。」

光次郎「そうですか・・・・・。悲劇の後に・・・出会いがある・・・・・って事ですね。」

野沢「そうね・・・・・。でも・・・・私は後悔していない。私には、

あなたや・・・・桜ちゃんたちSSPの仲間たちがいるから!私にとって、

SSPは友達のような存在なんだから・・・・・。」

光次郎「そうですか・・・・。僕も、後悔していない気がするんです・・・・。

僕は昔、友達が少なかった。そして、あかりさんと出会い、

あなたたちSSPと出会ってたくさんの友達ができたんです!ただ、

大きな傷跡を残して・・・・・。」

野沢「大きな傷跡?でも、光次郎君には・・・・・。」

光次郎「いや!体の問題じゃないんです。・・・・友達の問題なんです・・・・。

・・・・真奈美ちゃんがジャンボロイドに殺された。それが、僕にとって大きな傷跡なんです。」

野沢「・・・・そっか。光次郎君にも悲劇があったんだね・・・。」

光次郎「真奈美ちゃんがもう帰らないのはもうわかっています・・・。」

光次郎はかつての愛人・真奈美をデスナイトに殺された。

光次郎を彼女を殺したデスナイトを許せなかった。

その憎しみが彼を戦う勇気をあたえ、さらにこれ以上、

彼女のような犠牲者を増やしたくないという想いが、彼を強くし、SSP入隊へと導いた。

野沢ももし、不良たちに大きな傷を負わされ、隊長と出会ってなかったら、

一生傷跡を背負ったまま愚かな姿で生きなければならなかっただろう。

だが、彼女を救った隊長から、野沢は本当の強さを学んでいったのだ。

今の二人は昔とは違い、強くなっているのだ。

光次郎「・・・・これ以上、真奈美ちゃんのような犠牲者を増やすワケにはいかない・・・・・!」

野沢「そうね・・・。これ以上、デスナイトのせいで寂しくなった人たちを、

増やさないためにも、間もなく現れるモンスロイドを・・・・・!」

光次郎「はい!やっつましょう!!ギャフンと言わせる程にね・・・・!」

野沢「うん!頑張ろうね!」  野沢が笑い、光次郎も笑った。

そこに、折原隊員や木之本隊員が二人のもとへ走ってきた。

木之本隊員「野沢さん!!」  野沢「どうしたの?都ちゃん!智ちゃん!」

折原隊員「フライドチェイサーが間もなく接近してきます!!」

光次郎「なんだって!?それは本当かい!?」

木之本隊員「本当だよ!!レーダーでも捉えているんだから!!」

折原隊員「とにかく、すぐに戦闘準備してくださいと隊長もそう言ってます!!

フライングファイターと戦闘機部隊が戦車部隊がスタンバイしています!」

野沢「戦闘ね・・・・!行くわよ、光次郎君!!」

光次郎「はいっ!デスナイトめ・・・・・!」 こうして、二人は戦闘準備を開始しようとした。


東京付近にフライドチェイサーが凄いスピードで走っていた。

フライドチュイサー「グウウウウゥゥゥゥゥゥゥワアアアアアアァァァァァァァァ」

フライドは走る。その怪ロボットの前にSSPの戦闘機部隊が飛んで来た。

戦闘機全機はミサイルを一斉連射し、フライドチェイサーを攻撃した。

しかし、フライドチェイサーはその攻撃をビクともせず、前進を止めなかった。

戦闘機部隊はもう一度ミサイル攻撃を試みるが、結果は同じである。

フライドチェイサーは口から炎を吐いて、戦闘機部隊を攻撃した。

多くの戦闘機が炎上し墜落してしまった。しかし、戦闘機部隊は全滅したワケではない。

ついに飛ぶ戦闘機部隊は走るフライドチェイサーを越えてしまった。

戦闘機部隊は後方へ飛び、フライドの背後にミサイル攻撃を連射する。

しかし、ほとんどのミサイルが命中せず、数少ない弾だけが命中したが効果が全くない。

そこに、フライングファイターが飛んで来た。フライドを足止めする気だ。

青井「デスナイトめ・・・・・!これ以上行かせないわよ!!」

清水「攻撃開始!!敵の行進を阻止するんだ!!」

桜「レーザーバルカン展開!!!」

フライングファイターはレーザーバルカンでフライドチェイサーを攻撃した。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥゥワアアアアアアアアァァァァァァァ」

攻撃を受けたフライドは、フライングファイターを倒そうと火炎を吐く。

フライングはその火炎を間一髪避けながら、レーザーバルカンを連射した。

しかし、フライドチェイサーはまだ前進を止めない。フライングはモンスロイドに近づいた。

フライングファイターは走るフライドから離れようと、右方へ飛ぶ。


フライドチェイサー対戦闘機部隊の戦いは野沢たちの目にも届いていた。

まだ遠いので、少ししか見えないが・・・・。

光次郎「ついに始まったんですね・・・・!戦闘が・・・・!!」

野沢「ええ。でも、奴が止まる気配が全くなさそうね・・・・。

でも、桜ちゃんたちならなんとかできる・・・・・・っ!!」

謎の声「なんとかだとぉ?できるワケがないだろ!弱虫のお前に!!」

野沢&光次郎「っ!???」  二人は謎の声に驚き、後ろを向く。

そこに、多くのブラックアタッカーたちと謎の男がいた。

その男は、黒い髪とサングラスをしていた。その男は、何所かで見た事あるようだが・・・・?

野沢「っ!!?あ・・・・・あなたは・・・・・!!」  野沢はその男を見て驚愕する。

謎の男「なんだよ?久しぶりの再会なのに、随分ムカツク事してくれるではないか?」

光次郎「・・・・野沢さん。この男は・・・・!?」

野沢「ええ・・・・。石山君・・・・・!私に傷を負わせた男よ・・・・!!」

そう、この謎の男は、かつて野沢を虐待した石山であったのだ。

彼は今、デスナイトの対日本攻撃支部としてティーザルの支援を担当していたのである。

石山「ほう・・・・。わかっているじゃあねぇか。そうよ。俺様は今、

どういうワケか、デスナイトにスカウトされ、わけのわからんうちに、

こうなっちまったのよ。まあ、こういう仕事も悪くはなかろうがよぉ。」

野沢「石山君・・・・・!あなた、わかってるの!?この仕事が世界を滅ぼす事だって・・・・!」

石山「確かにこの世界は俺たちの手で滅びる。しかし!

俺たちがその滅んだ世界を造り替え、俺たちが支配する世界を創るのさ!!!」

光次郎「そうか・・・・!お前が野沢さんを・・・・・・!!」

光次郎は野沢を虐待したのが、この石山であると気づき、ボウガンを彼に構える。

石山「そう。くだらねぇガキを友にしたか、野沢よ。だが、もう遅い!

他の隊員たちは今頃、我が同士たちの攻撃を受けているハズだ!」

野沢&光次郎「なんでって!!?」

そう。他の隊員たちはブラックアタッカーの別働隊と戦っていたのだ。

銃の音や剣の音が多く響いていた。激しい戦闘である。

石山「野沢ぁ~!あの時の続き・・・・・してやるよぉぉぉ・・・・!!」

野沢「あの時・・・・・!?はっ!!?」

野沢はあの時と聞いて、急に脳裏に何か浮かべて驚愕する。

彼女の脳裏には、昔自分が石山たちに傷つけられている事が浮かんでいた。

野沢はその忌まわしい感覚に襲われ、体を震えていた。

石山「ククククククク・・・・・!相変わらず弱虫らしいなぁ・・・・!!」

光次郎「違う!!!!」  恐怖に震える野沢を笑う石山に光次郎は怒鳴った。

石山「は?」  石山は自分を怒鳴った光次郎を睨んだ。

光次郎「野沢さんはもう弱くないハズだ!!彼女はお前から受けた傷跡を背負い、

隊長の優しさに支えられて、強くなったんだぞ!!!」

野沢「・・・・・っ!そうだわ・・・・!石山君!!私はもうあなたの思い通りにはさせないっ!!

あなたを・・・・ここで倒す!!かつての傷跡とともに!!」

野沢は剣を構え、光次郎はボウガンを構えた。そして、石山も剣を構えて迎え撃つ。

石山「よかろう・・・・!!俺は白兵戦を得意としている!

貴様らなんぞでは、この俺に勝てると思うてか!?」


フライドチェイサーは段々と東京付近へ近づきつつある。

しかも、その前には光次郎たちSSPと石山率いるデスナイトの別働隊が、

戦闘していたのだ。このままフライドが進めば一体どうなるのだろうか?

フライングファイターはダブルミサイルでフライドを攻撃していた。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥワアアアアアアァァァァァァァァ」

ミサイルは命中して、フライドはひるみ、少しだけ足を止める。

しかし、すぐに走り出し、気を取り戻しスピードをあげていた。

清水「ひるませるだけでは駄目だ!!確実に倒すんだ!!」

桜「くっ!このまま行けば、光次郎君や野沢さんたちがなんとかしてくれるけど・・・・!!」

その時、空からマリオネットライターが飛んで来た。

青井「あっ!マリオネットライターです!!」

マリオネット・ライター「えぃ!!」  ライターはさっそくフライドの前で着地する。

フライド・チェイサー「グウウウウァァァァワアアアアァァァァァァァァ」

フライドチェイサーは目の前のライターに驚き、急に足を止めた。

スピードが高すぎたため、その足は滑るが、ライターの前でピタリと止めた。

マリオネット・ライター「・・・・ふん!!」

マリオネット・ライターはチョップでフライドチェイサーを叩く。

フライドは右の方に扱けるが、すぐに立ち上がった。

ティーザル「おのれえぇぇぇぇ・・・・!ライターめええぇぇぇぇっ!!」

基地から出たティーザルは草むらから出てきて、両者の戦闘を見守った。

つづく

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石山たち男たちは、ナイフや棒などの様々な凶器で野沢の体を甚振り始めた。

野沢は肩、腕、腹、足・・・・他にも様々な部位を多くの凶器に傷つけられてしまう。

野沢「あぁぁぁっ!!う・・・ああ!!あぁぁぁぁ・・・いあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

野沢は体を痛めつけられて、泣き叫んだ。しかし、石山たちはその悲鳴など気にせず、

彼女の体を傷つき続けた。その体が傷つけられるたびに、

血が出て、体中に・・・そして地面にまで流れていった。その暴行はしばらく続けられていた。

しばらく時間がたち、雨が降り出していた。しかし、皆は橋の下にいるので、雨にうたれてはいない。

そこでは、石山たちが、飽きたのか、とうとう野沢への暴行をやめたそうだ。

野沢「はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・。」

今の野沢は体中が傷だらけとなり、今に意識が消えそうで壁に背中をつけてぐったりしていた。

しかし、その美しき体を汚された少女をあざ笑うかのように、石山はこう言った。

石山「ふふふふふふ・・・・!殺しはしない。これからお前は俺たちのストレス発散のための、

道具になってもらうんでねぇ。今日はここまでにするが、またいつかやるんで、

その間にその傷を治してもらうんだな・・・・・。はっはっはっはっはっはっはっは!!!」

男たち「はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!!」

こうして石山は笑い声とともに去って行った。無残な姿となった野沢を残して・・・・。

現在の野沢(こうして、今でも消えない傷跡ができてしまった。その頃の私は、

もう死んでしまうのでないかと思った。家に帰りたくても今の状態で帰れるワケがない・・・・。

私は絶望した・・・・。このまま飢死になるのかと思っていた。そんな時・・・・。)

ただ一人、ぐったりして動かない野沢の前にある女性が歩いてきた。

その女性は彼女の胸元に触れた。野沢はそれに感じて、ピクンと少し跳ねそうに一瞬動く。

野沢「ん・・・っ。・・・っ?」 野沢は閉じていた目を少しだけ開け、前にいる女性を見る。

その女性はSSPのメンバー、少し若い春日であった。

現在の野沢(その時・・・・。春日隊長が助けに来てくれた。こんな私を助けに来てくれた。)

そう。それが野沢と春日の初めての出会いであった。春日は重症を負った野沢を助け、

彼女を当時彼女が住んでいた家(マンションではないらしい。)へと連れた。


両親は傷だらけの彼女を見て泣き、春日と話し合っていた。

そして、治療を受け体中に包帯を巻かれていた野沢はベッドに眠っていた。そして・・・。

野沢「う・・・うう・・・・ん。はっ!!」  野沢はゆっくりと目を覚まし、やがて上半身を起こす。

そして、彼女も隣には春日が優しく見守っていた。野沢は彼女の方を見て、恐る恐るこう言う。

野沢「だ・・・・誰ですか?」  春日「始めまして。あなたを助けた人よ。」

現在の野沢(こうして、私は春日隊長と話し合ってみる。彼女がSSPの人だと言う事は、

その時でわかった。私は今までの事を隊長に話していた・・・・。)

野沢「くすん・・・・ぐすっ・・・・!私が・・・・弱いから・・・・。私が弱いせいで、家族は・・・っ!

私みたいな泣き虫や弱虫なんか・・・・許されるハズがないんだわ・・・・!!」

野沢は泣きべそをかきながら、そう言った。その時、春日は静かにこう言った。

春日「・・・・・強くなりたい?」

野沢「えっ?」  そう聞いた野沢は急にきょとんとして、春日の方に向く。

春日「強くなりたければ、SSPに入隊するといいわ・・・・。私が歓迎するわ。」

春日は笑顔で野沢に手を差し伸べる。そして、野沢も彼女の手をとった。

現在の野沢(こうして、私はSSP隊員となった。私はSSPとしての訓練をつんで、

強くなった気がした・・・・。それ以来、あの男たちの姿が最近見えなかった。)


そして、現在。光次郎は野沢の会話を聞いて感心していた。

光次郎「それが・・・・・野沢さんがSSPに入る理由だったんですね・・・・!」

野沢「ええ。まだ・・・・弱虫や泣き虫なところがあるけどね・・・・。」

光次郎「そうですか・・・・・・。」

野沢「それに、この体の傷跡の意味・・・・少しだけわかっている気がするに・・・・・。」

光次郎「傷跡の意味・・・・・?」

野沢「うん・・・・。それはきっと・・・・・。っ!!?」  野沢は急にまた胸を押さえ込んだ。

光次郎「野沢さん!!まさか・・・・傷跡の意味って・・・・・!」

野沢「ちっ・・・・違うの!古傷が開こうとして・・・その痛みで・・・・・っ!!」

そう、野沢の体中にある多くの古い傷口から少しだけ血が出そうになっていたのだ。

光次郎「・・・・・・っ!野沢さん・・・・・・・。」

野沢「だからお願い・・・・。私の体・・・・・触って?」

光次郎「で・・・・・でも・・・・・。っ!?」  その時、野沢は光次郎にそっとゆっくりと」抱いた。

野沢「お願い・・・・・。あなたが触れてくれないと・・・・この体の痛みが止まりそうにないもん・・・・。

特に胸が・・・・なんか熱くて・・・・・。ねえ・・・・いいよね・・・・?」

光次郎「・・・・・・わかりました。じゃあ・・・・。」

光次郎は野沢の言う事を聞いたか、彼女を急に押し倒した。

野沢「きゃ・・・・・!」  野沢はいきなり背中がベッドにあたって、少し感じた。

光次郎「でも・・・・・もしもの事があったら、容赦できませんよ・・・・?」

野沢「うん・・・・。それでも・・・・・・・。」

光次郎「・・・・・けど、あなたの体中に傷跡がある。痛みが激しくなるかも知れませんよ・・・!?」

野沢「それでもいい・・・。あなたになら・・・・痛くてもいいから・・・・・。」


一方、デスナイトの対日本攻撃支部のメインルームでは、

桐原支部長やダークネスセイバーの前に、ティーザルと謎の男が来ていた。

ダークネス・セイバー「フライドチェイサーのメンテナンスは終わった。」

桐原「これより、作戦の説明を開始する。心して聞きたまえ。」

ティーザル「ははっ。なんなりと・・・・・!」

桐原「まず、フライドチェイサーで東京の都心へ向かう。だが、そこに、

SSPの待ち伏せが待ってる恐れもある。そこに・・・・お前の使命がある。」

謎の男「私に使命ですと?」  桐原は謎の男に指を差して、命じようとした。

その男はサングラスをしていた。この男は何所か見たような・・・・否、それとも・・・・・。

桐原「そうだ。お前はブラックアタッカー部隊を率いて、SSPが待ち伏せを、

する予定となる地へいち早く急行し、そこでSSPを叩き戦力を減らせ。」

ティーザル「それでフライドチェイサーを止める者たちの数が少なくなると言うワケですな?」

桐原「そうだ。」

ダークネス・セイバー「万一に応えて、フライドチェイサーを強化改造しておいた。」

ティーザル「おお・・・・!これはありがたい。では・・・・行きますぞ。支部長。」

桐原「うむ。」  謎の男「では、俺はここで・・・・・。」

謎の男はいち早く任務に就こうとメインルームから出た。

ティーザル「うむ・・・・っ!行けぃ!!フライドチェイサー!!!!」


とある岩山に巨大な鉄のドアがあった。そして、そのドアが次第に開いていき、

そこからフライドチェイサーが走ってきた。これはフライド発進用のドアだったのだ。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥワアアアアアアアァァァァァァァァァ」

フライドチェイサーは岩山を走り続けた。そのあまりの猛スピードに、

一瞬にして緑の山へと移ったが、フライドはさらに走り続けた。

このままでは、東京へとあっという間にたどり着いてしまうだろう。


SSP第6分隊支部の司令室では、通信隊員が事件発生の報告を受けていた。

通信隊員「隊長!フライドチェイサーが東京に近づいていますっ!!」

春日「なんですって!!?清水隊員!すぐに高町隊員と野沢隊員に連絡して!!」

清水「はいっ!!」  清水は急いでテーブルに置いてある電話機の受話器をとった。


野沢の部屋。光次郎と野沢はベッドで抱き合っていたが、いきなり何所からか電話の音が鳴った。

光次郎「・・・・・・っ!?」  二人はその電話の音に気づく。

野沢「電話が鳴ったわ。ちょっと待ってね・・・・・・。」

光次郎「はい・・・・・。」  光次郎は野沢から離れ、野沢はベッドから離れて歩いた。

野沢は机に置いてある電話機の受話器を取って、電話を始めた。

野沢「もしもし・・・・・。えっ!?なんですって!!?」

光次郎「どうしたんですか?野沢さん・・・・。」

光次郎が野沢のところへ近づくと、彼女は血相を変えて、彼に向かってこう叫ぶ。

野沢「再びフライドチェイサーが現れたって・・・・・・!!」

光次郎「な、なんですって・・・・・・!?それじゃあ、行かないと!!」

野沢「っ!待って!!!」  光次郎が走ろうとするが、野沢が電話を切り、急に声を出した。

光次郎「な、なんですか!?」 光次郎は足を止め、彼女の方へ向く。

野沢「私も・・・・・戦わせて・・・・・・!!」

光次郎「えっ!?でも、今のあなたの体では・・・・・!」

野沢「確かにまだ痛むかも知れない・・・。でも、あなたと戦いたいの!!!」

光次郎「・・・・・そうですか・・・・。じゃあ、隊長に頼んでみましょう!!」

野沢「・・・・・うん!!」  野沢は出撃できる事に、喜びの涙を流した。


フライドチェイサーは走り続け、東京へと目指していた。

そして、その遠く・・・・東京付近ではたくさんのSSP隊員たちが待機していた。

そこに、野沢と光次郎がいた。空からはフライングファイターと複数の戦闘機が飛んでいった。

フライング・ファイターは桜と青井、清水が乗っていた。3人とも後ろのコックピットに乗っている。

隊員服を着た野沢は光次郎にこう言った。

野沢「あの時の続きだけど・・・・。傷跡の意味・・・・知りたい?」

つづく

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