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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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そして、数学、国語へと続き光次郎たちは必死に頑張った。

そして、時間が進み、午前11時のチャイムが鳴った。その時、担任の女性先生がこう言った。

先生「では、ここで今日の授業は終わるわ。そろそろ帰宅の時間よ。起立!れい!」

女性先生の言葉に生徒たちは立ち、れいをした。

光次郎「終わったね。」 桜「うん。もう帰れるって。」  そう、もう今日の学校の授業が終わったので、

ほとんどの生徒たちが帰宅しようと校舎から出た。光次郎、桜、青井の3人もそのために校舎から出る。

青井「・・・・・月野先輩・・・・。」

桜「ん?どうしたの、奈々ちゃん。」

青井「・・・・・さっきは・・・・・ありがとうございました・・・・・。でも、私は・・・本当は・・・・。」

そう言った青井はすぐに黙り込んだ。本当は・・・・。その後の言葉は一体何なのか?

青井が言いたくないその言葉は光次郎と桜を悲しませてしまうというのだろうか?

桜「・・・・青井さん?」  光次郎「・・・・・言いたくないなら言わなくてもいいよ。」

青井「え?何の話よ?」

光次郎「・・・・・君は【本当は・・・・。】と言ってから何も言わなかったんだろう?

まだ言わなくてもいいさ。まだ言わなくても・・・・。僕だって見せたくない事は見せない。

かつてはそう言う事もあったんだ。君が何か隠し事をしているように、僕も・・・・いや、

誰だって隠し事はするんだ。(そして、あかりさんも・・・・。)」

光次郎は少し笑いながら辛くそう言った。かつて、光次郎はSSPに入る前に、

単身でデスナイトと戦っている事をあかりや学園の皆に黙っていた。・・・つもりだった。

あかりもかつてはマリオネットライターである事を光次郎には内緒にした事もあった。

そして、桜も自分がSSPの隊員である事をかつて光次郎に内緒にした事がある。

青井「・・・・・・わかったわよ。じゃあ、まだ言わない事にするわ。」

光次郎「・・・・・うん。その方がいいよ。まだ仲間になったばかりだし。」

青井「・・・・・・別にまだ仲間になったわけじゃない。同じ隊員同士として・・・・・!」

光次郎「それでもいいさ。同じ隊員としてでも・・・・・・。」  桜「くす・・・・・。っ!?」

その時、桜の携帯が鳴りだし、桜はそれを使って電話をする。

桜「こちら、月野です!!!!」

通信隊員の声『東京23地区に怪獣ロボットが現れました!!』

桜「くっ!わかりました・・・・・!光次郎君、奈々ちゃん!!」 桜は電話を切りながら二人に言った。

光次郎「よーし!出撃だな!!」  青井「一緒に戦いましょう!!」


街では、既にギガント・パンチャーが暴れていた。拳でビルを叩き壊してしまう。

ギガント・パンチャー「ガアアァァァァォウ」 そして、ギガントは次のビルを拳骨するように叩き壊した。

そして、別の建物の屋上では、仮面を外しているレゴがギガントにこう叫んだ。

レゴ「・・・・行け!ギガント・パンチャー!間もなく我々もともに戦おう!!」

レゴはそう言うと角の付いた仮面を被った。どうやらギガントはレゴの命令で動いているらしい。

モンス・ロイドにもマスターがいるのだろうか?だとしたらレゴがギガントのマスターかも知れない・・・。

そこに、野沢と清水率いる歩兵部隊がサイレントガンを持って出撃した。

清水「懲りずに現れたわね・・・・・っ!」 野沢「今度こそやっつけてやるわ!!!」

そして、隊員たちは火薬弾の一斉射撃でギガントパンチャーを攻撃した。

ギガント・パンチャー「ガアアァァァァオウ」 攻撃を受けたギガントは地上の隊員たちに目をつけ、

口からロケット弾を発射して彼女たちを襲うが、命中できず一方的に隊員たちは射撃を続ける。

清水「うむっ!ここに留まっては危険だ!!別の方向から攻撃に移る!!」

清水がそう言って走ると、野沢や他の隊員も彼女に続いて走る。そして野沢が空を見上げる。

野沢「っ!あ!マリオネットライターだわ!!」 そう、空からマリオネットライターが飛んできたのだ。

そして、マリオネットライターがモンスロイドの前で着地すると構えをとった。

マリオネットライター「この怪獣もモンスロイドなのね・・・・・!!」

ギガント・パンチャー「ガアアァァァァァァオウ」 そして、両者は近づき、組み合いに入る。

マリオネットライター「・・・・・・っ!」 マリオネットライターはいきなり背負い投げを繰り出した。

ギガント・パンチャー「ガアァァァァオウ」 ズズウゥゥン ギガントは地面に叩きつけられて痛がる。

マリオネット・ライター「ふあぁぁっ!!えぃ!!で!!」 そしてライターはギガントパンチャーに、

馬乗りになり、モンスロイドの顔を殴り続ける。その間に両手のチョップで首を打つ事もあった。

しかし、ギガントパンチャーはそれに耐えながらも、口からのロケット弾で応戦した。

マリオネットライター「きゃっ!!」 ライターは敵のロケット弾を間一髪避けた。

しかし、それでライターがギガントから離れてしまい、ギガントパンチャーは立ち上がってしまう。

ギガント・パンチャー「ガアアアァァァァァァオウ」

そして、ギガントパンチャーはライターに近づく。巨大な拳でマリオネットライターを殴った。

マリオネット・ライター「うあぁぁ!!」  ライターは巨大で強烈なパンチをくらって後ろに扱けるが、

なんとか立ちあがる。そして、向かってくるギガントに左ハイキックでひるませた。

野沢「よしっ!このまま行けば・・・・・!っ!!?」 その時、隊員たちはあるものを見て驚く。

ビルが突然、爆発を起こしたのだ。しかし、ギガントはライターと戦ってビルを壊していない。

清水「ビルが何もせずに爆発した!??一体何が・・・・・!!」

ギガントがいないのに、ビルが爆発した。もしや、ギガント以外に誰かが・・・まさか・・・・。

マリオネット・ライター「フラッシュ・・・・・きゃあぁぁっ!!!」

マリオネットライターがフラッシュブレイカーを繰り出そうとした時に、

背中が突然、爆発してしまう。いや、ギガントではない何者かが砲弾でライターの背中を撃ったのだ。

そう、角の付いたブラックアタッカーたち、イギリス支部出身の特別破壊部隊の仕業であった。

そして、リーダーのレゴがアタッカーたちに指示を出していた。

レゴ「A班は破壊工作!B班はマリオネットライターを攻撃!我々C班はSSPを叩く!!」

ブラックアタッカーたちはレゴの命令に動き、班ごとに分かれていた。

そして、アタッカーたちはそれぞれバスーカやランチャーなどを武装していて、

A班はそれらの武器で次々と建物を爆破し、B班はマリオネットライターを攻撃し続けた。

マリオネット・ライター「うあっ!!あああ・・・!くっ!ど・・・・どこから・・・・・・!!」

そして、レゴ率いるC班が堂々と野沢や清水たちのと前に現れた。

ちなみに彼らはバズーカなどを持たず中型マシンガンを武装していた。

野沢「っ!?この連中が光次郎君たちが言ってた角が付いたブラックアタッカーたち!?」

レゴ「いかにも!我々は元イギリス支部出身の特別破壊部隊だ!!構え!!」

レゴの命令で、アタッカーたちが一斉に構えた。もはや発射準備OKである。

清水「では、街を破壊したりライターを攻撃したのはお前達の仲間の仕業か!!??」

レゴ「その通り、A班とB班が目標を完全破壊するまで、攻撃をやめないだろう・・・・!

そして、俺たちC班は貴様らを全滅させるまで戦いはやめぬぞぉ!!撃てぃ!!!」

そして、レゴを含め、アタッカーたちが一斉射撃で隊員たちを襲う。

「きゃあああぁぁぁぁぁ!!!」 「く・・・・・っ!!!」 隊員たちはなるべき銃弾にあたらないように、

慌てて動く。しかし、野沢と清水は恐れずに銃を構える。

清水「させない!!!」 バキュン バキュン バキュン バキュン

二人の放った銃弾が少数のアタッカーたちを撃って倒した。

レゴ「なにぃ!!?」 そのため、レゴ部隊の隊列が崩れてしまう。今がチャンスである。

野沢「これで諸君も最後だ!!」 今度は隊員たちが銃器を構える。形勢逆転だ。

レゴ「ちきしょう・・・・・・!!引き上げだ!!後は奴らに任せる!!」

レゴはA班とB班の活躍を希望にかけて、逃げ出した。

清水「くそっ!逃げたか・・・・・!だが、まだ終わらない!!

私たちはビルを破壊している者たちを叩く!!野沢隊員たちはライターを攻撃している者たちを!!」

野沢「了解!!!」 こうして、清水たちと野沢たちで二手に分かれて行動を開始した。


その頃、既に隊員服を着て来ていた光次郎と桜と青井は6分隊支部の司令室にいた。

3人は春日と一緒にスクリーンを見ていた。ギガントと戦っているライターが、

ブタックアタッカーたちに攻撃されている映像であった。

光次郎「畜生・・・・!このままでは・・・・・!!」  桜「あのギガントをどう倒すべきか・・・・・!」

青井「・・・・そうだっ!隊長、昨日言ってた新兵器は・・・・・!!?」

春日「ええ・・・・。フライング・ファイターの事ね・・・・・!」

光次郎「っ!そうです!!あのフライング・ファイターはもう使えますか!?

一刻も早くあか・・・ライターを助けたいんです!!」 光次郎の心であかりを助けたいと思っていた。

春日「・・・・・ええ。そのフライング・ファイターは既にゲットしたわ!」

春日がそう言うと、光次郎たちはついに新兵器が使えると喜びを見せるように笑顔になる。

春日「・・・・地下の発射ベースに行きなさい!月野隊員、案内して!!」

桜「はい!!行きましょう、光次郎君、奈々ちゃん!!」 そう聞いた二人は元気よく敬礼して返事した。

光次郎と青井「了解!!!!」


かくして、3人は地下にあるSSP第6分隊専用のメカ格納庫についた。

そこに、青と緑が混ざっているようなカラーが目立つ大型戦闘機があった。

左右に翼が4つあって、前の部分には少し小さな翼2つ、後の部分には大きな翼が2つあった。

さらに、細そうな大砲が2本あった。コックピットらしいのも二つあり、前後に一つずつある。

光次郎「すっげええぇぇぇ~!!なんてでかい戦闘機なんだ・・・・・!

ランドバーナーと及ばないが、とてつもなく大きいぞ・・・・・!!」

青井「月野先輩・・・・・・。この戦闘機こそが・・・・・・・!!」

桜「そう・・・・・。これが新兵器、フライング・ファイターよ!!!!」

そう、この大型の戦闘機こそが新兵器、フライング・ファイターだ。

SSP第6分隊の新たな兵器で、素晴らしい武器がたくさん隠されているだろう。

光次郎「・・・・・そうだ!!感心してる場合ではない!!

さっそくフライング・ファイターに乗ってマリオネットライターを助けに行かねば!!」

青井「そうだったわ!!でも・・・・・初めてだからどう動かせばいいか・・・・・。」

桜「大丈夫!私がマニュアルで説明するから言うとおりに動けば勝てるわ!

さっそくフライング・ファイターに乗りましょ!!」

光次郎「よ~し!この新メカに初めて乗るのは僕たちだ!!早く発進しよう!!」

こうして、3人はフライング・ファイターに乗り込んだ。桜が前のコックピット。

光次郎と青井が後ろのコックピットである。

桜「フライング・ファイター、出撃!!!」 そして、フライング・ファイターが発進しようと起動した。

フライング・ファイターの下の床?が前へ進むように動いた。

そして、街のアスファルトが前に開いて、その中のカタパルトが階段のようになる。

さらに、フライング・ファイターのブーストが点火し、一気に床がスピードを上げて進む。

そしてカタパルトと接触したフライング・ファイターはそろそろ飛ぼうと、浮かび上がる。

カタパルトを越えて、ついにフライング・フライヤーは空へ飛び上がった。

光次郎「やったああぁ!!ついにフライング・ファイターを扱う時が来たぁ!!!」

青井「うん!まずは現場へ向かいましょ!!」

桜「それでは、フライング・ファイター、東京23地区へ直行します!!」

こうして、フライング・ファイターは戦場へ向かおうと風よりも速く飛んだ。

つづく

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花園「・・・・あ!桜ちゃん!」  花園の元気な声を聞いた桜は彼女が来た事に気づく。

桜「・・・・・あ!理子ちゃん!こんにちわ。」

花園「・・・・あれ?この人たちは?」  花園は桜の後ろにいる二人に気づいた。

一人はどこかで見覚えがある人・・・。もう一つは全く知らない女の子であった。

青井「・・・あなたは第4分隊の隊員ですね。私は第6分隊の青井奈々です。

新しくSSPに入隊したばかりです。今後ともよろしくお願いします。」

花園「新人ね。こちらこそよろしくお願いします。」

光次郎「同じくSSPの第6分隊に入隊した高町光次郎です!」

花園「光次郎・・・・・?ああっ!!あなた、もしかしてひなまつりで・・・・・!!」

光次郎「覚えているかい?理子ちゃん。」

花園はそう聞くとひなまつり(第13話を参照。)の事を思い出す。その時の花園は、

高町邸で茶色い髪をした少女・・・・いや、女装した少年に会っていた。

その少年と今の少年は同一人物。花園はそれに気づき、やっと思い出す。

花園「思い出しました!あなたは・・・・かつてひなまつりで女装した高町光次郎さん!!」

光次郎「ぶっ!;お・・・思い出してくれたのはいいけど・・・ねぇ・・・・^^;」

花園「・・・・・あっ!すみません;・・・それはさておき、あなたもSSPの入ったのですね!?」

光次郎「ああ。僕もデスナイトの奴らと本気で戦い、桜ちゃんも守りたいと思ってな。」

花園「桜ちゃんを守るのですかぁ・・・。じゃあ、私と同じですね^^」

光次郎「同じ・・・・。じゃあ、君も桜ちゃんが好きだったんだね。」

花園「ええ・・・・。だって友達だもん♪」 花園は笑顔で桜に抱きつく。

桜「もう、理子ちゃんたら・・・・。」 桜は照れながら笑った。青井はこの様子を見て感心する。

青井「へぇ・・・・。お二人は仲良しだったんですかぁ。」

桜「そうだよ。」 花園「・・・ところで、第6分隊にも新兵器が送られるって聞いたけど・・・・。」

青井「はい。確か、最新大型万能戦闘機であるかと・・・・。」

光次郎「名前はフライング・ファイター。明日使えるようになるらしいんだけど・・・・。」

花園「なるほどぉ。なんか強そうだねw」

青井「・・・だといいのですが・・・・・。」

桜「きっと強いはずよ。だって、最新の大型万能兵器だもの。」

花園「じゃあ、もし強力な武器があったらマリオネットライターと一緒に戦えるわね。」

光次郎(・・・・確かにもし強力な戦力があるなら、あかりさんを助けられるかも知れない。)

光次郎はフライング・フライヤーを操縦できれば今度は自分があかりを助けられると思った。

桜「大丈夫。フライング・フライヤーにはとっても強い武器が装備されていると聞いているわ。」

青井「強い武器・・・・。それは楽しみですね。」

花園「ねえねえ!明日になったらフライング・フライヤーの勇姿、見せてくれるよね?」

桜「もっちろんよ!」 光次郎「期待してくれよ。」 青井「明日まで待ってくださいね。花園先輩。」

花園「ありがとう。じゃあ、楽しみにしてるわ。じゃあ、私はここで!また会おうね。」

花園は元気に走ってどこかへ去った。3人は微笑みながら手をふる。

青井「花園先輩・・・・。まだ中学くらいなのに私より前に頑張ってたにですね・・・・。」

桜「うん。だって、ランド・バーナーのパイロットだもん。」

光次郎「・・・・それにしても、明日が楽しみだなぁ~!」

青井「確かにそうね。早くフライング・フライヤーに乗ってみたいわ。」

桜(ふふふふふ・・・・。あの二人、なんか子供っぽいわ。新人だから・・・かしらね。たぶん。)

桜は明日、フライングフライヤーが使える事に浮かれる二人の様子を見て、そう思った。


とある夜の街。ここに一つのビルが突然爆発した。それを見た人々は悲鳴をあげて逃げ惑った。

一方で暗くて見えないところから謎の集団がバズーカのような物を構えていた。

集団はそれを発砲し、別のビルを攻撃。そのビルも爆発を起こしてしまった。


高町邸では、光次郎はネットでニュースサイトを見ていた。

光次郎「・・・・【19時51分、謎のビル爆破事件発生】・・・・・かぁ・・・・・。

【犯人は正体不明のテロリストであると予測】だと聞いたけど、やはり・・・奴ら・・・・。

デスナイトの仕業か・・・・・・!!?」 そこにあかりが入ってきた。

あかり「お食事ができました。」

光次郎「ん?ああ、今行くよ。・・・ちょっとまた事件が起きそうなので、

明日、学校の授業を終えたらまたSSPに行くよ。」

あかり「ええ。いつでも帰りを待ってます。」

光次郎「ありがとう。」 光次郎はそう言いながらあかりと一緒に夜食しようと部屋から出た。


その頃、デスナイト対日本攻撃支部では、桐原とダークネス・セイバーの前に、

角が付いたブラックアタッカーたちが横列に並んであった。

桐原「ウォーミングアップご苦労であったな。流石は、イギリス支部の特別破壊部隊だ。」

頭に角が付いてるブラックアタッカーたちはなんと元イギリス支部の精鋭の皆さんだったのだ。

ダークネス・セイバー「今回、何故君たちにウォーミングアップを行わせたか知ってるか?」

その時、一人のアタッカーの青年が仮面を外してその素顔を見せた。

金髪の髪にどこかクールそうに見える顔つきであった。こいつがリーダーだと思う?

仮面を外したアタッカー「簡単に言えば、モンス・ロイド、ギガント・パンチャーの援護に回れと?」

桐原「ふむ。確かにそうだ。特殊部隊長・レゴ・ハップィスよ。

だが、お前達に与えた任務では、別の方法もある。」

レゴ「別の方法ですと?」

桐原「お前たちはバズーカ、ランチャー、対空武器などと言った兵器を使い、

ギガント・パンチャーを脅かす者たちを攻撃するのだ。そして、都合がよければ、

ギガントパンチャーとともに進行し、SSPも各支部を破壊するのだ!SSPさえ潰せば、

日本など簡単に支配できる・・・・・!」

レゴ「ですが、桐原支部長。そもそもあなたはその日本の住人でしたのでは?」

桐原「確かに俺はそうだった。だが、俺はあくまでもデスナイトの戦士だ!

デスナイトのためならば、共食いでもどんな事でもしてやるさ・・・・っ!!」

レゴ「はっ。ではさっそく明日の作戦に向けて・・・・・・。」

桐原「よろしい!では、休息に入りたまえ・・・・・。」

桜たち率いる戦車部隊をピンチに追い込んだ角の付いたブラックアタッカー部隊。

彼らはイギリス支部の特別破壊部隊であった。そして、夜の街で、

次々とビルを破壊したのも奴らだった。それも、ウォーミングアップのために過ぎず・・・・・。


次の日、今日の秋田学園の高等部では新入生たちにとって初の授業の日であった。

青井「今日から私も高校生としてここでの授業を受けるんだ・・・・!

まあ、今日は特別に午前中だからいけそうかも知れないけど・・・・・!!」

光次郎「高等部にはさらなく試練が待っているだろう・・・・・。順調に行かねばっ!!」

青井「Σ(°Д°)」 青井は既に隣にいる光次郎が話している事に気づいて驚いた。

光次郎「・・・・・あ。おはよう、奈々ちゃんw」

青井「・・・って、だから奈々ちゃんじゃないってば!いきなり声出してぇ・・・・!」

光次郎「いや、申し訳ない・・・・・^^;でも、今日から高校の授業だね?」

青井「・・・・まあ、挨拶ならするわ。おはよう。」

光次郎「ああ。今日から僕たち高校だからしっかりやろう!」

青井「え、ええ・・・。そうね。ところで、月野先輩は?」

光次郎「たぶん・・・。後で来ると思うよ。あの人はSSPでの僕たちの先輩だからなぁ。」

青井「そうね・・・・。きっと先輩たちは朝でもSSPの仕事に励んでいるかも・・・!

私も・・・・・いつか功績をあげて、私の愛した人を殺したデスナイトを滅ぼして見せる・・・・・!!!」

光次郎「ああっ!その意気だ!!」 その時、一人の高等部の男が二人を見て喋る。

高等部の男「うむ?なんかこの女、見たことあるぞ?」 光次郎&青井「っ!?」

男の発言に周りの皆がぶつぶつ喋りだした。女とは青井のようだが?

「間違いない。あの女の子だよ。」 「昔、事件に巻き込まれたんだとか。」

光次郎「え・・・・?」 光次郎はそう聞くと、青井を見る。彼女には何か理由がありそうに感じた。

「そうだよ、あの女の子に似ているよきっと。」 「なんでこいつが新入生に・・・・??」

青井「っ・・・・・・!!」 青井はさっきの言葉の数々に苛立っているそうだ。

光次郎「奈々ちゃん・・・・・。君は・・・・・・。」 梶「こいつかぁ?新入生っつーのは?」

そして、梶たち弓道部のメンバーもいた。彼らも二人について何かぶつぶつ話しているようだ。

光次郎(梶・・・・・・!!) 光次郎は心で梶を憎んでいた。中学の頃、

光次郎はよく彼らにいじめられていたのだ。光次郎は今でも梶と仲良くなるつもりはないらしい。

「おい、光次郎もいるらしーぜ?」 一人の高校生の言葉に梶はこう言った。

梶「光次郎か。・・・・もう、あいつの事は一切関わらねーよ!俺らと同じ高校生だしな。

それにしても。奴の隣にいる女、ちょっとムカつかね?存在自体が。」

「おお。言えてるな。確かにあいつは昔、ニュースに出ていたしなw」

「そうそう!他の学校にその女がいると噂されてな、よく迷惑かけてたってよ!」

「ほほう。じゃあ、今のうちにやっとかねーとな。」 「カツアゲとかどう?w」

梶「あの女が俺たち弓道部に入ったなら、可哀想だがちょっとお仕置きしねぇとな~。」

青井「ち・・・・いぃぃ・・・・・!!」 いろいろ言われ続けている青井の怒りは爆発寸前。その時・・・・。

桜「いい加減にしてください!!!」 桜が来て、梶たちに怒鳴る。

梶「は?誰だあの女。」 「うーむ。光次郎と一緒にいた女の子だと思うが・・・??」

桜「奈々ちゃんだって色々悲しい理由もあるんですよ!?そんな事も知らないで・・・・・!!」

光次郎「そうだそうだ!!まさか・・・・中学での中嶋のように・・・・・・!!!」

そして、光次郎も梶たちに怒る。しかし・・・?

梶「ちっ!光次郎か・・・・・!!久しぶりなのにムカつく言葉を・・・・。行くぞ、お前たち!」

梶は何故か光次郎と喧嘩せずに仲間たちとともに去っていった。

光次郎「え・・・・・?」 光次郎はきょとんとした。普通だったら梶は文句言われた事に怒り、

光次郎と喧嘩したのかも知れない。しかし、梶は何故かどこかへ行ったのだ。

青井「ちょっと待ちなさいよおぉ!!!」 青井は我慢の限界で怒り梶たちを追うが桜に肩を触れられる。

桜「待って!・・・・・いいのよ・・・・。あなたは何も悪くないから・・・・・。

桜は青井を止めたのだった。止められた青井は納得いかず、桜に向かってこう言った。

青井「・・・・いえ!私は間違った事を言われました・・・・・。だから私はっ!!

今それを修正し、正さなきゃいけないんです!!!」 そう聞いた桜は優しい微笑みでこう言った。

桜「修正したって・・・何も変わらない。それに、あなたが本当は優しい人だって知ってるよ。」

青井「・・・・・・っ。」 そう聞いた青井は桜の優しさに触れたように落ち着いた。

光次郎(・・・・・桜ちゃん。・・・・奈々ちゃん・・・・・。) 光次郎は二人の様子を見て微笑んだ。

チャイムが鳴り、光次郎たちはさっそく授業を受けた。

つづく

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そして、戦闘機部隊を蹴散らした両手は再びギガント・パンチャーの両腕と接続した。

光次郎「モンス・ロイドは機械の怪獣なんだ。だから、

両手をロケットのように飛ばすことができるんだ!!どうするんだ!?」

桜「これ以上街の被害を拡大してはいけない・・・・!攻撃を続けて!!

私たちが無理でも、足止めだけでもできればいいわ!!」

光次郎「わかった!発射ぁ!!」 桜たちの戦車が再び砲撃を開始した。

ギガント・パンチャー「・・・!?ガアァァァァァオウ」

その砲撃をくらったギガントパンチャーは戦車部隊の方に向けて歩いた。反撃しようとする。

しかし、後ろの方向から無数の弾がギガント・パンチャーに命中した。

ギガント・パンチャー「・・・・・・・!!」 ギガントは後方に目を向ける。

そこに清水と野沢率いる歩兵部隊がいた。部隊は再び一斉射撃を開始する。

清水「撃て!!撃ちまくるのよ!!」 野沢「行けるところまで行くのよ!!!」

ギガント・パンチャーは隊員たちの射撃の受けすぎに怒り、隊員たちを襲おうとする。

しかし、戦車部隊が一斉砲撃で、ギガントパンチャーの背中を攻撃した。

ギガント・パンチャー「ガアアアァァァァァオウ」 ギガントは背中を痛がり再び戦車部隊の方に向けた。

青井「またこちらに向けたか・・・・・!このぉ!!」 青井は機関銃で敵を攻撃した。

戦車たちも一斉砲撃を続けたが、ギガントはあまりひるみそうにない様子。

そして、歩兵部隊や残っていた戦闘機たちも一斉攻撃を行うとギガントは少し動きが止まる。

光次郎「効いたか!??」 しかし、ギガントパンチャーは両手を戦車部隊の方に向けた。

青井「っ!またさっきの・・・・!!」 青井の予感は見事にあたった。

ギガントパンチャーの両腕から二つの拳がロケットのごとく飛んだ。 ドゴオォンドカアアァァァン

その二つの拳は複数の戦車に突撃。攻撃を受けた戦車たちは爆発して大破した。

青井「くあっ!?」 光次郎と桜「うううう・・・・っ!!」 別に桜たちの戦車は攻撃を受けていない。

ただ、近くの戦車たちの爆発の衝撃で地面が揺れていただけだろう。そんな時、

遠く離れたところから、バズーカを持った謎の男がいた。男は笑いながら呟く。

バズーカを持っている男「ふふふふ・・・・っ!いいぞ、ギガント・パンチャー・・・・!

今の必殺ロケットアームは。もう一度二つの拳、ロケットアームを発射させるんだ・・・・・!!」

ギガント・パンチャーの二つの拳をロケットのように飛ばす技。その名も、ロケット・アーム。

ロケットアームこそがギガントパンチャーの最大の必殺技である。ギガントは二つの拳を、

自分の両腕に戻した。その後すぐにギガントは右の方を見て驚く。その方向より、

SSP第4分隊の地上戦闘要塞、ランド・バーナーが来たのだった。

清水「第4分隊のランドバーナー!!」 野沢「理子ちゃんたちが操縦しているのね!!」

第4分隊員の男A「こちら、レーダー!前方にモンス・ロイド確認!!」

第4分隊員の男B「ターゲットの照準は既に合わせている!いけるぞ!!」

花園「はい!!よーしっ!いっけええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」

ドゥン ビュビュビュビュビュビュ 花園がレバーのような物に付いているスイッチを押していると、

ランドバーナーの主砲から巨大な砲弾、他の複数の小さな大砲?から無数のレーザーバルカンが、

発射された。そのほとんどの砲撃がギガント・パンチャーに命中した。ギガントはひるんだ。

ギガント・パンチャー「ガアアァァァァァオウ!ギャアアァァァァァオウ」 しかし、ギガントパンチャーは、

気力を取り戻し、二つの拳をランドバーナーへ向ける。そして、またもロケットアームを発射した。

物凄い速さで飛んでくる二つの拳がランドバーナーに直撃した。 ガキイィィィン

花園「きゃあああぁぁぁぁ!!!」 隊員たち「うわああああぁぁぁぁぁ!!!!」

しかし、機体の一部が損傷しただけで、完全に破壊されたわけではないようだ。

桜「理子ちゃんのランドバーナーが大ダメージを・・・・・!!」 光次郎「ちぃ・・・・!うむっ!??」

二人は近くで大きな爆発音に驚く。砲塔の青井もその騒音に驚く。

青井「なんなのよ・・・・・。あっ!!」 青井は後ろの方に向いて驚いた。なんと、3人の戦車の後方で、

次々と戦車が後ろからの謎の砲撃で爆破されていくではないか。その後ろから砲撃しているのは、

バズーカを持っているブラックアタッカーであった。しかし、このアタッカーたちは、

頭に赤い角が突き出ていた。青井はその武装部隊の存在に気づき、操縦席に移る。

青井「月野先輩!後方に重装のブラックアタッカー部隊が攻撃をしかけています!!」

桜「なんですって!!?光次郎君!これ以上、この戦車に乗っては危険だわ!!

二人とも、脱出を!!」 光次郎「了解!!!」 青井「了解・・・!っ!!」

青井は嫌な予感を感じ、砲塔に移る。後方の赤い角のアタッカーたちがバズーカを構えだす。

ブラックアタッカー「ぬふふふふ・・・・・!死ぬがいい!SSPの諸君!!!」

青井「この戦車の機関銃は後ろでも回れる!!」 青井は機関銃を後ろの方に回した。

そして、その方向のブラックアタッカー部隊めがけて機関銃を連射した。

ブラックアタッカー「ぎゃあああぁぁぁぁ!!???」  青井の連射によって複数のアタッカーが、

撃たれて死亡する。しかし、ギガント・パンチャーが右足を大きく上げた。

ギガント・パンチャー「ガアアアァァァァァァァオウ」 どうやらギガントパンチャーは、

桜たちが脱出する前にいち早く戦車を踏み潰して彼女たちを踏み殺そうとするつもりだ。

桜「奈々ちゃんも早く!!」 そして、桜と光次郎がいち早く戦車から降りた。

青井「く・・・・っ!!」 青井も二人に続いて、戦車から脱出した。

ギガント・パンチャー「ガァァァァァオウ」 そして、モンスロイドは右足を素早く下ろし、

戦車を踏みつけた。踏まれた戦車は爆破した。しかし、3人は間一髪脱出した。

光次郎「くっそ!僕たちの近くにモンスロイドとブラックアタッカー部隊が・・・・!!」

神山副隊長「モンスロイドを隊員たちから切り離さなければ!!」

花園「ランドバーナーはまだ戦えるわよ!!!」 戦闘機(神山機)がミサイルを発射し、

ランドバーナーが主砲を発砲。この二つの攻撃が同時にモンスロイドに命中した。

ギガント・パンチャー「ガアアァァァァァオウ」 攻撃を受けた敵はひるんで桜たちから離れた。

桜「っ!?ブラックアタッカーたちが!!」 残りのアタッカーたちが一斉にバズーカを発砲する。

ブラックアタッカー「このやるぁあああああああああ!!!!!!」  ドン ドドン

アタッカーたちの放った複数の砲弾が3人を襲う。しかし、3人はこららの砲撃を避けた。

桜「一斉射撃、行きます!!」 光次郎と青井「了解!!!」 3人はサイレントガンを構えて、

一斉射撃を行った。ほとんどのブラックアタッカーが悲鳴をあげて撃たれて死亡。残りは一人だが?

ブラックアタッカー「畜生!!ギガントパンチャー!一旦引き上げだ!!!」

しかし、その残り一人のアタッカーが逃げていった。それと同時にギガント・パンチャーも・・・・。

ギガント・パンチャー「ガアァァァァァァオウ」 ・・・と、どこかへ歩いて逃げていったそうだ。

どうやら、このまま戦うことが危険だと承知しただろう。戦いは一旦中断したらしい。

光次郎「どうやら一旦引き上げたみたいだね・・・・。」

桜「それにしても、あのモンスロイド・ギガントパンチャー。

とても強い怪ロボットだったわね・・・・!」 3人はモンスロイドの脅威を改めて胸に刻んだ。

青井「・・・・・・・それにしても、さっきのブラック・アタッカー。頭に角が付いていました。」

桜「角が?」 光次郎「なんで奴ら、角を生やす必要があるんだ?」

青井「まだ知らないわよ!・・・・なんで角が生えているか知らないけど・・・・・。」

桜「うん・・・・。とりあえず、さっきの奴らはバズーカを持っていたらしいわね・・・・。」

光次郎「・・・・もしかして、頭の角は、重装兵の印って事だろうか?」

桜「いえ。頭に角が生えてないアタッカーでも重装備で戦っていたわ。

彼らは一体どんな部隊なのか・・・・・。とりあえず、基地に戻りましょ!」

光次郎と桜「了解!!!!」


かくして、隊員たちは第6分隊支部の司令室に戻っていた。

春日「・・・・・両手を飛ばして戦うモンスロイド・・・・ギガント・パンチャーか・・・・・。」

野沢「ええ。あのロボットの二つの鉄拳はまるでロケットのように飛んで攻撃しました。」

清水「あのモンスロイドは、前回現れた同類のライドザウルスを上回った戦力を持っています。」

青井「しかも、頭に角が付いたブラックアタッカーたちもバズーカで私たちを襲いました。」

春日「頭に角が付いたブラックアタッカー?」

桜「ええ。青井隊員がそう言ってまして。私と高町隊員もこの目で見ました。」

春日「そう・・・・。私の考えによれば、あのブラックアタッカーたちはどこか、

別の支部の者かも知れないわね・・・・・。」 その言葉に桜たちは動揺し、光次郎も考え込む。

光次郎(・・・・別の支部・・・・・!もしかして、外国のどこかの支部とでも言うのか・・・・・!?)

春日「・・・・・あ、そう言えば、高町隊員は、月野隊員が少しだけ教えてくれたフライング・ファイター。

あれはまだ詳しくは知ってなかったわね?」 それを聞いた光次郎が頭をかきながら返事する。

光次郎「っ!は・・・はい・・・・・。そんな気が・・・・・。」

春日「なら、私が直接教えてあげるわね。」

光次郎「え?いいのですか!?遅れてしまった僕なんかのために・・・・。」

春日「本来なら話す事などなかったけど、新隊員だから仕方がないわ。」

「なんかいいわよねぇ~。」 「うん。あの男の子が隊長自らに教えてもらえるなんて・・・・。」

「こんな事滅多にないかも知れないのに。」 青井「・・・・・ふん。」

春日と光次郎のやりとりに隊員たちはひそひそ話し合っていた。ほとんどが羨ましがっていた。

青井は何故か顔に横を振った。きっと、彼女も羨ましがっていたのかも知れない・・・・。

桜「あの・・・・・。隊長、私が教えてあげるって言ったんですけど・・・・・。」

春日「あら、そう。でもごめんね。フライング・ファイターの事はまだあなたは知らないんでしょ?」

桜「そ・・・・そうですけど・・・・・・。」

光次郎「・・・・・ごめんな、桜ちゃん。」

桜「う、ううん。光次郎君が謝る事ないわ^^じゃ、隊長の説明、しっかり聞いてね。」

光次郎「うん。・・・・では隊長、お願いします。」

春日「わかったわ。よーく聞いてね。・・・・フライング・ファイターは、

我が6分隊が新たに扱う最新大型万能戦闘機よ。」

光次郎「最新大型万能戦闘機・・・・・。なんか凄そうですね!」

光次郎は最新大型万能戦闘機の凄さをイメージして、感心する。

春日「・・・・とまあ、強いて言うなら空の要塞と言っていいわね。」

光次郎「空の要塞・・・・。そう言えば、4分隊のランド・バーナーと言うのがなんか・・・・・。」

春日「ええ。あれは、地上の要塞って言っていいのよ。空の要塞である、

フライング・ファイターもランドバーナーと同じ様々な機能と兵器が隠されているわ。」

光次郎「凄そうですね・・・・!たとえばどんな武器があるんですか!??」

青井「・・・もう!隊長に向かって子供らしい態度は・・・・!」

桜「まあ、いいんじゃない。たまにはこーいう事も・・・・・。」

青井「でも・・・・・・・。」

春日「武器については・・・・・まだ言えないわね・・・・・・。」

光次郎「そうですか・・・・。では、フライング・ファイターはいつ使えるんですか!?」

春日「・・・・明日になったらこの基地の地下の格納庫に収納されると思うわ。」

青井「ええ!?このビルに地下に格納庫あったんですか!!??」

光次郎「ほ・・・・本気ですか、こりは!?;」 新隊員である二人は春日の発言に驚いた。

野沢「そうよ。だって私たちSSPの基地は秘密だも~ん♪」

清水「・・・・・・この6分隊基地の地下には6分隊専用の戦車や戦闘機などが、

格納されているわ。そして、フライング・フライヤーの使用を許可を得たので、開発スタッフ陣が、

いち早くフライング・フライヤー専用の格納庫・・・そして、発進ゲートを開発していたわ。

光次郎と青井「そうですかあぁ・・・・・。」

春日「とりあえず、フライング・フライヤーは明日届く。我々の戦力は大幅アップするわ。

そうなれば、あのギガントパンチャーにも勝てるかも知れない。それでは、解散!」


夕日の街を光次郎、桜、青井の3人が歩いていた。そんな3人の前に花園が来た。

つづく

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あかり「え?・・・・もうSSPの仕事に行くのですか?」

光次郎「うん。なんか、あるみたいだから・・・・・。」

あかり「そうですか・・・・・。なら、これをどうぞ!」 あかりはどこからともなく服のような物を出した。

光次郎「これは・・・・・僕の隊員服じゃないか!」

そう、あかりが持っているのは、SSP隊員専用の服であった。

隊員たちは活動する時に、この服を着ているのだ。

光次郎「でも、どうして・・・・・・?」

あかり「こんな事もあろうかと・・・・と思いまして♪」

光次郎「そうか・・・・・。ありがとう!それじゃ、行ってくる!!」

あかり「行ってらっしゃいませ!!」 あかりの元気な挨拶を聞いた光次郎は、

隊員服を今来ている衣装のどこかに隠しながら、学園から出ようと歩いた。

光次郎は廊下を歩き続け、次第に学園の出入り口へ進みつつある。そんな時。

榊「・・・・・久しぶりだな。」 光次郎の前に榊が声をかけてきた。光次郎は彼の前に止まる。

光次郎「あっ!君は・・・・榊君!!」

榊「おう。これから俺たち高校だな、光次郎。春休みの間に何をしていたんだい?」

光次郎「え?んーと・・・・まあ・・・・^^;(言えないんだよなぁ・・・・・。

僕がSSP隊員だって事は・・・・・・。)とりあえず・・・・・。相変わらずパソコン遊び。」

榊「そっか。俺は・・・・・。光次郎と同じ、パソコンでネットをしまくったなw

でも、ネットだけじゃなくて、ロザバンやストパニのDVDを全巻買って見たぜ。」

光次郎「おお!全巻買うとは・・・・!自分、おこづかいがちょっとアレだから、

あまりDVD買ってないななぁ・・・。みなみけの第1期くらいかなぁ。」

榊「みなみけかぁ。今は【おかえり】をやってたっけなぁ・・・・。

なんか俺とお前の関係・・・・・高校でも変わりそうにないみたいだな。」

光次郎「うん・・・。そうだな。(そうだ・・・・。この関係・・・・できるだけ変わって欲しくない・・・・・。)

榊「まあ、とにかく・・・・。これから同じ高校生。これからも頑張ろうぜ!」

光次郎「うん、これからも頑張ろう。僕、これから用事があるから・・・・・。」

榊「用事か。じゃあ、今日はここまでだな。また会おうな!」

光次郎「ああ!では!!」 光次郎は急いで学園から出ようと歩いた。それを見た榊は・・・。

榊「・・・・きっと、でっかいところに向かうんだろうな。あいつは・・・・・。」


かくして、学園の外に出た光次郎は日向隊長に会った。

光次郎「日向さん・・・いえ、日向隊長!ただいま来ました。」

光次郎は日向隊長に向かって敬礼してそう言った。

日向隊長「そうですか。では、行きましょうか。」

光次郎「はい!」 こうして、光次郎は日向隊長と一緒にSSP第6分隊基地へ向かった。


その同じ頃、SSP第6分隊支部の指令室では、春日、桜、青井の3人が来て、

光次郎以外ほとんどの隊員がそろった。春日が隊員たちの前に立っている。

春日「・・・・・まだ来てないみたいね、高町隊員が。」

清水「ええ。彼は今、何をしているのでしょうか・・・・?」

桜「一緒に来たあかりさんと会ってから・・・・と言いまして・・・・・。」

野沢「自分のメイドに挨拶する主人・・・かぁ。でも、なんかカップルっぽくていいわねw」

桜「っ!そ・・・そうですね・・・・・。(そうだよね、光次郎君、あかりさんの事も・・・・。)」

青井「それにしても、遅いわね。高町隊員は。」

春日「・・・・仕方がない。先に礼の新武器についての話をする!

高町隊員には後で詳しく教えてあげるわ。」

隊員たち「はい!!」


その時、とある街では地震が発生し、地面を突き破って巨大な怪獣が出てきた。

この怪獣は緑色で爬虫類のような姿をしているが、両腕が大きく、

特に手が凄く巨大であった。突然出現したこの怪獣は一体なんだ!?

いや、こいつは怪獣ではない。対日本攻撃支部が誇る怪獣型モンス・ロイドの二番目、

ギガント・パンチャーである。このモンスターこそが、このお話の敵である。

ギガント・パンチャー「ガアアアァァァァァァァオウ」



春日「まず、私が話したいのは、後で届く我が第6分隊の新武器。

その名も・・・・・。【フライング・ファイター】!!」  新武器の名はフライング・ファイター。

その名を聞いた隊員たちは動揺するような感じをしていた。

桜「フライング・・・・ファイター・・・・・!」

野沢「フライング・・・・!?もしや、空を飛ぶアレですね!?」

春日「そう。我々第6分隊の新武器、フライング・ファイターは、最新大型万能戦闘機よ!

・・・第4分隊のランド・バーナーが地上の要塞なら、我々のフライング・ファイターは、

空の要塞と言っていいわね。様々な兵器や武器も装備されているわ。」

青井「最新大型万能戦闘機・・・・。これは頼もしそうですね・・・・!!」

清水「それで、そのフライング・ファイターはいつ届けられるのでしょうか・・・・?」

春日「うん・・・・。その、フライング・ファイターが届けられるのは・・・明日かも知れないわね・・・。」

青井「そうですか・・・・。明日になれば、我が6分隊の戦力は大幅アップですね!」

春日「そうよ。・・・・・っ!?」 突然、緊急事態のサイレンが鳴り出した。

通信隊員が急いでコンピューターのところへ向かい、ヘッドホンのような通信機で、

何かの連絡を聞き取る。そして、聞き終わったか、通信隊員が春日に報告を始めた。

通信隊員「2W地区で、怪獣らしき物体が出現!!暴れているそうです!!」

桜「なんだって!??」 そこに、既に隊員服を着た光次郎が来た。

光次郎「遅くなってすみませんでした!!」

どうやら光次郎は、どうやら遅れたと思って、礼儀正しく大きな声で誤った。

清水「遅いわよ、高町隊員!!事件がまた起きてしまったわ!!」

光次郎「え!?まさか・・・僕らをそのために・・・・・・。」

野沢「本当なら私たち6分隊の新兵器、フライング・フライヤーについての話だったんだけど・・・。」

光次郎「新兵器?フライング・フライヤーって何ですか?!」

桜「・・・・明日、私たち6分隊が新しく扱う大型の戦闘機よ!詳しくは言えないけど、

怪獣らしき物体が現れたから、そいつをやっつけたら、私がちゃんと教えてあげるね。」

光次郎「そうか。でも、怪獣ってまさか・・・・・・!!」

青井「っというか、あんたが遅れたからいけないじゃないの!!!」

光次郎「ご・・・・ごめんごめん^^;」

春日「時間がないわ!とにかく現場に急行して、標的を倒すのよ!!」

隊員たち「了解!!!!」  光次郎「了解!日向隊長たち2分隊も来てくれます!!」


街では、ギガント・パンチャーが大暴れをしていた。街の住人たちは逃げ惑っている。

ギガント・パンチャー「ガアアァァァァァオウ」  ギガント・パンチャーは大きな右手でビルを殴る。

あまりに巨大な手に殴られたビルは粉々に壊れてしまう。

そして、もう片方の手で別のビルを壊してしまう。ギガントパンチャーの拳は強だ。

ギガント・パンチャー「ガアァァァァオウ」 そして、ギガントパンチャーは口を大きく開く、

すると、モンスロイドの口から鉄棒のような大砲が突き出る。 ドドドドドドドドドドドン

その大砲から無数のロケット弾が飛び出してきた。その無数のロケット弾は、

多くの建物を燃やし、破壊していた。ギガントパンチャーは口からロケット弾を発射する事ができるのだ。

そこに、SSPの部隊が駆けつけてきた。戦闘機部隊と戦車部隊だ。

神山副隊長「全機、モンス・ロイドに一斉攻撃を仕掛けろ!」

先頭に飛んでいる戦闘機のパイロットは第2分隊の女性副隊長の神山副隊長であった。

2分隊は戦闘機部隊と戦車部隊で戦うつもりだ。そして、第6分隊では、

戦車部隊と歩兵部隊で迎え撃つつもりだ。しかし、6分隊の戦車は少し少ない気がした。

なお、この戦いでは、光次郎、青井、桜は一機の戦車に乗り、野沢と清水は徒歩を担当する。

光次郎「まさか・・・・・SSP隊員になったら、この戦車にも乗れるとはね・・・・!」

桜「私は前にこれに乗った事があるわ。私が指示するから、砲撃を言ったら撃ってね!」

青井「わかりました!・・・・あっ!怪獣を発見しました!!」

6分隊の戦車部隊の前にギガントパンチャーが歩いた。

桜「あれが・・・・今日、出現した怪獣・・・・・・!!?」

光次郎「いや・・・・。こいつはモンス・ロイドだ!!!」 光次郎の言葉に二人が驚く。

青井「モンス・ロイド!!??」

桜「まさか・・・!そいつも、こないだのライド・ザウルスと同じ・・・・・!!」

光次郎「ああ!間違いない!日向隊長はもう承知しているはずだ!!」

桜「く・・・っ!モンス・ロイド・・・・!デスナイトが日本に送り込んできた、

怪獣型ジャンボ・ロイド・・・・・!!見た目は怪獣だけど中身は機械・・・・・!!」

青井「デスナイトめ・・・・・・!!たとえ、どんな奴だろうとも必ずやっつけてやるっ!!!!」

そして、第2分隊の戦闘機部隊が一斉にミサイルを連射して攻撃を開始した。

ギガント・パンチャー「ガアアアァァァァァオウ」

ギガントパンチャーはいきなり戦闘機部隊の一斉攻撃を受けるが、あまりひるんでいない。

桜「よし!私たちも攻撃よ!!奈々ちゃんは機関銃を!!光次郎君は砲撃準備!!」

光次郎と青井「了解!!!」 桜の命令を受けた光次郎と青井。

青井は戦車の操縦席から砲塔に移って機関銃を構える。

光次郎は戦車の大砲を操作する事に。桜は戦車の運転を担当した。

桜「もっと照準を上にあげて!」 光次郎「うん・・・・・!」

そして、光次郎の操作によって、戦車の大砲と照準は徐々に上に向かっていき、

ギガントパンチャーの胴体部分に照準を合わせた。その時、桜が声をかける。

桜「よ~し!砲撃して!!!」 光次郎「了解!!砲撃ぃ!!!」

そして、戦車部隊も一斉砲撃を開始した。砲塔にいる青井や他の隊員たちも、

機関銃でギガントパンチャーを攻撃した。 ドンドドン ズガガガガガ ドカァァンドドオォォォォォン

ギガント・パンチャー「ガアアァァァァァァァオウ」 戦車部隊の一斉砲撃を浴びたモンスロイドは、

口からロケット弾を連射して、戦車部隊を攻撃した。2、3機の戦車が大破してしまう。

しかし、ほとんどの隊員はなんとか脱出できた。光次郎たちの戦車は無事だ。

光次郎「ちっ!やるやがる・・・・・!!怪獣ロボットめ!!!」

清水と野沢たち歩兵部隊も攻撃を開始した。清水は中型ランチャー、野沢は火薬弾入りの機関銃、

他の隊員たちは異なる銃器でギガントパンチャーを攻撃。しかし、少ししか効いてないらしい。

そして、再び戦闘機部隊が攻撃を仕掛けようとする。

ギガント・パンチャー「ガアアァァァァァオウ」 ギガントパンチャーは、その戦闘機部隊に向けて、

両手の拳を出した。すると、その二つの拳がロケットのように突然、飛んで来た。

青井「げげっ!!両手が本体から離れて飛んできた!!」

そして、飛んでいるギガントパンチャーの両手は物凄いスピードで戦闘機部隊に迫る。

二つの拳が複数の戦闘機にぶつかってきた。すると、その複数の戦闘機が、

巨大な拳に殴られて爆発してしまい、中には墜落する機体もあった。

桜「あのモンスロイド・・・・・!両手を飛ばして、遠くの敵に打撃を与える事もできるのね・・・・!!」

つづく

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そして、聡子と日向隊長が3人に向かって拍手する。そのパチパチと鳴っている音を聞いて3人は、

拍手をしている二人の方に向いた。

光次郎「あ!聡子さん!!日向さん!!」

青井「誰ですか?あの二人。」 青井は桜にヒソヒソして話す。

桜「西・聡子と第2分隊の日向隊長よ。二人とも私たちの先輩なの。」

桜もこっそり青井の耳に近づいて静かに返事した。どうやら日向隊長と聡子には聞こえてないらしい。

青井「そうですかぁ・・・・・・。」

聡子「光次郎君、桜ちゃん。高校入学おめでとう。」

光次郎「はい!高校になった僕たちでも・・・・よろしくお願いします!」

日向隊長「うふふふ。こちらこそよろしくお願いしますわ。

これで私たちは一緒ですわね^^学年とクラスが違っても・・・・。」

桜「はい。一緒に高校生活を頑張りぬきましょう!」 桜は張り切って敬礼する。

青井「・・・あなたが、第2分隊の日向沙耶隊長ですね!?」

日向「あら。そういうあなたは、第6分隊の青井奈々新隊員ではありませんかw」

光次郎と桜「!!!!!Σ(゜Д゜)」 光次郎と桜は、

日向隊長と青井が聡子の前で堂々とSSP隊員として呼び合った事に驚いた。

本来、SSPの隊員の中では、正体を隠さなければならない者が多くいるのだが・・・。

聡子「あら?第2分隊と第6分隊って・・・・・・・。」

光次郎「え?あ!いえいえw関係のない事ですので・・・・^^;」

桜「た・・・多分、軍隊ごっこをしてるかと思いますので・・・・・^^;」

日向隊長「あ・・・・;そ、そうですわよ!私たち、軍隊ごっこが趣味ですのよwほほほほほ・・・;」

青井「あ!;そ、そうですそうです、はい・・・・^^;」

日向隊長や青井も自分たちの秘密がバレそうになる事に気づき、誤魔化した。

聡子「そう・・・。でも私、なんとなくこう思うの・・・。」

光次郎、桜、青井、日向隊長「え?」

聡子「・・・・・いつか、SSPの隊員に入ってみたいなって・・・・・・。」

光次郎たち「えええぇぇぇぇぇぇ!???!」 4人は聡子の発言に驚いた。

聡子「・・・・・なんて冗談よww」

光次郎「で、でも・・・・・。」

聡子「ただ・・・・・・。そこにあなたたちがいる気がしてね・・・・。」

光次郎「っ!・・・聡子さん・・・・・・・。(もしかして、聡子さんは僕たちの事・・・・・・。)」

光次郎は思っていた。まさか、聡子が既に光次郎たちがSSP隊員である事に、

気づき始めたのではないかと。しかし、聡子からは【あくまでも】そんな気がしただけであったらしい。

聡子「・・・・・でも、今、あなたたちはここにいるもんね。」

桜「ここって・・・・?」

日向隊長「・・・・ああ!高等部の事ですわね!」

光次郎「高等部って・・・・・・・。」  青井「・・・って、私たちも高等部だわ!!」

聡子「正解!!wwははははっ!」

光次郎、桜、日向隊長「・・・・・はははははははははははははは!!!」

そして、皆は大笑いした。そして、青井も・・・・・。

青井「・・ふ・・・ふふ・・・・。はははははははははははははは!!」

青井もこらえきれないためか、大笑いをした。それを見た光次郎はふとこう思った。

光次郎(・・・・・奈々ちゃんもこんな事・・・あるんだよな・・・。いや、なかったらおかしいかもね・・・。)

光次郎はそう思いながら微笑んだ。光次郎は青井の本気で笑った声など聞いていなかった。

しかし、今も青井はこんなに元気に笑っている。光次郎は彼女にも笑顔があると改めて知ったのだ。

日向隊長「何はともあれ、これからも同じ高校生として一緒に頑張りましょ!」

光次郎、桜、青井「はいっ!!!」

日向隊長(・・・・・でも、どういう事かしら?私たちと同級生であるはずの、

桐原さん。今日は後輩たちの入学式なのに、何故。桐原さんだけいませんの・・・・?)

日向隊長の言うとおり、彼女と同じ高校生である桐原が今、この学校にいない。

何故、彼がこの学校にいないのか?彼は今、どこにいるのだろうか・・・・?


一方、デスナイトの対日本攻撃支部の基地である。

対日本支部とは?それは、デスナイトが壊滅した日本支部に変わり、

新たに日本攻撃用に結成した新支部で、メンバーは主に、各国で暗躍している各支部より、

集められた特にほとんどの一流の精鋭たちで構成されている。

彼らの切り札は怪獣型ジャンボロイド、即ち、モンス・ロイドである。

そして、この暗そうな部屋で、まだ高校生くらいの年齢でありながらも、

いかに残酷そうな雰囲気を持つこの青年こそが、桐原零。

この対日本攻撃支部の支部長であるのだ。彼の隣にいる黒いマントの女性。

彼女の名は、ダークネス・セイバー。桐原支部長の側近にあたるジャンボ・ロイドである。

ダークネス・セイバー「桐原支部長。」

桐原「なんだ。ダークネス・セイバーよ。」

ダークネス・セイバー「技術スタッフ陣が、ギガント・パンチャーのメンテナンスを完了。

いつでも出撃可能です。いかがなさいましょうか?」

桐原「ギガント・パンチャー。あの超攻撃型のモンス・ロイドか。

いいだろう。あのモンスロイドの【ロケットアーム】の威力、民間人どもに思い知らせようじゃないか!」

桐原はそう言うとニヤリと笑みを浮かべる。すると、ダークネス・セイバーの冷酷に微笑んだ。

ダークネス・セイバー「はっ。では、さっそくギガント・パンチャーを東京に送り込みます。」


秋田学園のある廊下で、日向隊長、光次郎、桜、青井がいた。

日向隊長「・・・それにしても、驚きましたわ。光次郎さんが本当にSSPに入隊したなんて。

確か、桜ちゃんと同じ第6分隊ですわよね?」

光次郎「ええ。青井隊員と同じ入隊したばかりですが・・・・。」

青井「高町隊員の言うとおり、私は入隊したばかりで、まだ未熟かも知れません・・・・。

でも、日々の訓練や戦いを乗り越えて、立派な隊員になるつもりです!!」

光次郎「うん!僕もそう思うから一緒に頑張ろう、奈々ちゃんw」

青井「だから、奈々ちゃんって気安く呼ばないでってば!!それに、あんた。

元々、第6分隊は女性だけで有名だったのよ。私の情報によれば・・・・・。

男のあんたが何故、第6分隊なんかに・・・・・?」

光次郎「それは・・・・・・。守りたい人がいるから・・・・・・!」

青井「え・・・・・・?/////」 青井は光次郎に守りたい人がいると聞いて、何故か赤くなった。

光次郎「・・・・・・・っ・・・・・。それは・・・・さ・・・・・・・。」 光次郎が言おうとした瞬間に・・・・。

日向隊長「桜ちゃんですよね?^^」 日向隊長がいきなり顔を出してあっさりと言った。

光次郎「ぶふっ!!お・・・脅かさないでくださいよっ!!;」

光次郎は思わずブーッ!と唾を吐いて驚いた。日向隊長の言葉を聞いた桜は、

照れるように微笑みながら、赤くなっていた。青井もビックリしたように驚く。

光次郎「た・・・・確かに、僕は桜ちゃんが好きさ・・・・・//////」

桜「わ・・・私も・・・・・光次郎君の事が・・・・・好き・・・・・//////」

青井「高町隊員・・・・・。月野先輩・・・・・。そーいう関係だったんですか・・・・・;;;」

日向隊長「とても可愛らしいバカップルですわwwwwおほほほほほほほほほほほほほ。」

そこに、春日が来た。4人は春日に向かって敬礼した。

春日「皆、高校生に入った気分はどう?」

桜「はい。とてもいいと思います^^」

光次郎「でも、高等部とSSP。この二つの仕事をどうやり過ごすか問題ですね・・・・・。」

青井「何言ってんのよ、高町隊員。男なら男らしくするもんでしょ?」

光次郎「いやぁ、確かに平和を守る仕事もいいけど、しっかり勉強もしなければ・・・・・・^^;」

桜「それなら。もし授業中で緊急事態になったら、一緒になんとかしようね。」

光次郎「うん。なるべく先生に怒られない程度でね。」

日向隊長「私は隊長ですが、ちゃんと授業に行かなければならないので、

神山副隊長に代理をやらせていますが、やはり、私も一応、防衛隊ですので、

時に、こっそり抜け出して戦場に駆けつけなければならないと思った事ありました。」

春日「それでは、私はさっそく第6分隊の基地へ戻るけど、皆は今すぐ戻れる予定はある?」

桜「っ!・・・・・はい。」

青井「私はいつでも構いません。」

光次郎「・・・・・僕は、少しあかりさんと会ってから、行きます。」

青井「・・・・・要するに、行ってきますとか言いたいでしょ?」

光次郎「うん。そのつもりかもね・・・・・・。」

青井「・・・・・そう。」

春日「では、私は桜と青井を連れて、支部に戻るわ。高町隊員は後で来るわね。」

光次郎「はい。あかりさんにちゃんと言ってきたら、すぐに来ますので。」

日向隊長「もし、遅れても私が一緒に第6分隊支部へ連れて行ってあげますからね^^」

光次郎「日向隊長・・・・。ありがとうございます。」

春日「では、行きましょう。桜、青井。」 桜と青井「了解!!」

かくして、春日は桜と青井を連れて、いち早く第6分隊の支部へ向かった。

光次郎はあかりに会おうと廊下を歩いた。日向隊長は校舎の入り口で光次郎を待っていた。

廊下では、光次郎はあかりと既に会っていた。

つづく

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