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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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二人は思っていた。光次郎が何故、アルキスが基地にいる事がわかっているのかと。

桜「何故・・・・?そんな事が言えるの?」

青井「ってゆーか、奴の基地ってどこにあるか知ってるの?あんた。」

光次郎「・・・・・・この前、僕たちは3F地区の山地でアルキスを探しに行ったには覚えてるね?

そこに、ブラックアタッカー部隊とグラビティベースが現れた事は覚えるだろう?」

桜「確かに・・・・・奴らが現れたそうね。私たちが来たとたんに・・・・・。」

青井「けど、奴らとあの地区とどう関係があるのよ?」

光次郎「・・・・・・僕の考えによると、あの地区にはデスナイトの秘密基地があると思うんだ。

たぶん・・・・だけどね。もし、なかったら申し訳なさそうな気がするけど・・・・・・。」

青井「もし、なかったって・・・・・。あんた、ちゃんと理解して言ってるの?」

光次郎「・・・・わからないけど、そんな気がするんだ・・・・。ごめん・・・・・。」

桜「・・・・・わかったわ!ここは光次郎君を信じてみる価値があるわね。」

青井「月野先輩・・・・。」  光次郎「桜ちゃん・・・・。」

桜「確かに、奴らが単に現れてただ私たちを攻撃しようと動いていたちは思えないと私は思う。

もし、光次郎君の言うとおりが現実だとしたら、デスナイトはその秘密基地とやらを、

防衛してるそうに見えるわね。そのために、グラビティベースも出てきたかも知れないわね。」

青井「・・・・・・高町隊員の言い分が真なら、あそこにアルキスがいるかも知れない!」

光次郎「・・・・本当はわからないけど、アルキスがいるなら・・・・・・っ!!!」

青井「・・・・わかったわ、高町隊員。あんたの事、信じてみるわ!」

光次郎「・・・・ありがとう、奈々ちゃん!」 光次郎は自分を信じると言った青井に笑顔で感謝する。

青井「でも、もし外れたら、い・・・一生信じないからね!」

光次郎「その時は・・・・そうしてくれ。」 光次郎がそう言いながら微笑むと、青井はきょとんとする。

桜「とりあえず、放課後にはSSPの仕事であの地区を調査しましょ。」

光次郎と青井「・・・了解!!」


3F地区の山地の湖の中にあるデスナイトの前進基地。

そのメインルームで、レゴとアルキスがいた。その二人の前にあるスクリーン。

その中の映像では、桐原支部長とダークネスセイバーが映っていた。

桐原「ご苦労だったな。諸君。流石は元イギリス支部の特別破壊部隊のリーダーと、

グラブティベースのマスターだけあって、見事に立派な活躍であったぞ・・・・!」

アルキス「今さら何言ってるの?本当はまだ、高校生じゃね?」

レゴ「貴様!何を言うか!?」

アルキス「あー?ごめんなたーい。つい口にしたうんでつうぅ~っ!」

アルキスは怠けそうに言う。しかし、桐原はそんな彼を褒めるように笑う。

桐原「ふははははは。子供らしきマスターよ。それこそが凶暴性を持つ子に相応しかろうに・・・。」

アルキス(てめぇ(桐原)もガキだろうが。ガ・キ。)

桐原「この基地のメンバーたるお前たちの最大の目的は、この地区を本格的に攻撃し、

攻撃基地として造り上げるのだ!そのためには、なんとしてもグラビティベースと、

そのマスターアルキスが必要なのだ!それまでに彼はこの組織のメンバーでありたい。」

ダークネス・セイバー「ようは、アルキスは一生、この組織を抜けてはいけないと言う事だ。」

桐原「では・・・・・幸運を祈る。」 そして、スクリーンより、桐原とダークネスの映像が消えた。

レゴ「・・・・・ふふっ!よかったなぁ、ガキ。一生、この組織から出れなくてよw」

アルキス「・・・・・・・っ!!(許さん・・・許さんぞクズどもが・・・・・っ!!俺の家族を殺しといて、

俺を一生メンバー扱いする気かよ!?いつかは必ず反乱してたやらぁ・・・・!!)」

アルキスは心の底よりデスナイトを許す気などなく、いつかは滅ぼそうとも思っていた。


放課後の秋田学園。光次郎は廊下で、榊と話していた。

榊「今日は部活に行かないのか?」

光次郎「ああ。急用ができてな・・・・。」

榊「そうか・・・・。じゃ、行って来い。またいつか部活やろうな!」

光次郎「ああっ!またいつかな・・・・。」 二人はお互いに笑顔を見せた。

青井「高町!早く行かなきゃ!」 その時、青井の声がしたので光次郎は急ごうとする。

光次郎「おっ!いけね。またな、榊君!!」 光次郎は榊に手を振りながら走った。

榊「ああ。」 榊も光次郎に手を振った。光次郎は桜と青井と一緒に学園から出た。


3人は学園の外を走って、急いで6分隊の支部へ急ぐ。その時、3人の前に小牧がいた。

小牧「・・・・・・っ。」  光次郎「・・・・・っ!小牧・・・・ちゃん。」

光次郎は小牧の前で立ち止まった。青井は光次郎が止まってるところを見て、こう言った。

青井「っ!高町!今はその子と話し合ってる場合じゃ・・・・!」

光次郎「・・・・すまない!悪いけど、彼女が僕に話を聞きたそうなんだ・・・!」

小牧「・・・・・っ!」  小牧は光次郎が自分の気持ちに気づいたのかと感じた。

桜「・・・・わかったわ。奈々ちゃん。先に行きましょ。」 青井「・・・・・っ!」

こうして、桜と青井は光次郎と小牧を二人にして、先に支部へと急いだ。

小牧「・・・・・光次郎・・・・・さん・・・・・。」

光次郎「・・・・・あの時の話、続けてよ。」 光次郎は笑顔でそう言う。

光次郎は今の小牧の気持ちを知っていたのだ。小牧が今何をしたいのかとも知っていたのだ。

小牧「え・・・・・っ?・・・・・っ。」 しかし、小牧は戸惑っていた。まだ言う勇気はないらしいのか。

光次郎「ほら・・・・。言ってごらんよ。」

小牧「・・・・・・。」  光次郎が応援するが、小牧は恥ずかしがっていた。

光次郎「君は言っただろ?君は・・・・僕の事が・・・・。その後は何を言うつもりだったかしら?」

小牧「っ!わ・・・・私・・・・・。」

光次郎「・・・・待つよ。」

小牧「っ!!」

光次郎「今度はちゃんと聞く。君が本当の気持ちを伝えるまで。ほら、言って。」

小牧「・・・・・・じゃあ・・・・・。もう、言っても・・・・いいですか?」

光次郎「ああ。いいとも。」

小牧「私・・・・あなたの事が・・・・・・。」

小牧は必死で言おうとする。光次郎は真剣にそれを見ている。まるで彼女を応援するように。

小牧「私・・・・・・あなたの事が・・・・・。好きです!!」

ついに小牧は自分の気持ちを言えた。光次郎はこれにどう反応するか・・・。

光次郎「・・・・・・・それが、君の気持ちか。僕の事、好きなんだね・・・・。」

小牧「はい・・・・。私は始めて、あなたを見たとき。その時のあなたから、何か寂しい気持ちと、

優しい気持ちが私の心に感じました・・・・・。それから、あなたの事が気になって・・・・・。」

これは、光次郎が中学部にいた頃の話。彼は当時、弓道部で弓矢の練習に励んでいた。

同じ頃、小牧が外を歩いている時に偶然、弓道部から出た光次郎の姿に目線を合わせた。

その時の彼の顔には、何所か辛そうな表情をしていた。そんな彼の前に、桜と、

今は亡き真奈美が来た。二人の笑顔を見た光次郎は優しさに満ちた笑顔になった。

小牧はそんな彼を見て、何かトキメキを感じるように顔が少し赤くなる。そう。

小牧は光次郎に恋したのだ。内気な小牧はその時からこっそりと光次郎を見ていたのだ。

そして、現在。小牧は光次郎にやっとの思いで、その気持ちを伝える事ができたのだ。

小牧「・・・・・あなたは・・・・私の事なんか・・・・・。まだ・・・・・知りませんよね・・・・・?」

光次郎「確かに、僕は君の事がわからない。でも、君の事をもっと知れば・・・・・。

本当の友達になれると思う。僕は・・・・君を愛せるかも知れない。その時を・・・・待ってくれかい?」

小牧「・・・・・・・うん・・・・・!!うう・・・・っ!」 小牧は涙を流しながら笑顔になる。

そして、小牧は光次郎に抱きしめて泣きじゃくる。これは嬉し涙。恋した相手が自分を愛してくれた、

嬉しさの涙であったのだ。そして、光次郎は優しくこう言った。

光次郎「・・・・・じゃあ、僕はもう行っていいかい?友達が待ってるんだ・・・・・。」

小牧「・・・・・はい・・・・・。もう・・・終わりましたから・・・・。」 小牧は涙を流しながら笑ってそう言った。


かくして、小牧との話を終えて隊員服を着た光次郎は、SSP第6分隊支部の司令室に入った。

そして、光次郎、桜、青井の3人は春日の前に立つ。

春日「・・・・・また、あの3F地区に行って、調査したいのね?」

光次郎「はい。僕の考えによると、奴らの前進基地が隠されているのかと思います。」

春日「・・・・わかったわ。念のため、調査を認めるわ。あと、モンスロイドの出現も考えて、

野沢と清水には、フライング・ファイターに乗って戦ってもらうわ。では、作戦開始!!」

隊員たち「了解!!!!」 かくして、光次郎、桜、青井、清水、野沢の5人は、

それぞれヘルメットを持って被って、司令室から出た。


3F地区の山地。ここに、光次郎と桜と青井の3人が歩いていた。

デスナイトの秘密基地を探すために。空中では、フライング・ファイターが飛んでいた。

フライングでは、前のコクピットで野沢、後ろのコクピットで清水が乗っていた。

野沢「いやあぁぁ~!そういえば初めてだわあぁ~wフライングファイターに乗るの。」

清水「初めて乗れたからっていい気になってはいけないわ。木を引き締めて!」

野沢「了解了解w」  野沢は初めてフライングファイターに乗ったのでご機嫌であった。

清水「・・・・っ!本当に、ここに奴らの基地があるのかしら・・・・・?」

森を歩いている3人は、一人の見張りのブラックアタッカーがいた。

光次郎「っ!?見張りか・・・・!」 桜「これは幸運だわ。こいつから基地について聞きましょ!」

青井「そうと決まれば・・・・!え~い!!」 そして、3人は一人のアタッカーに襲い掛かる。

ブラックアタッカー「っ!?貴様ら、SSPか・・・・!わああぁぁっ!??」

ブラックアタッカーは光次郎たち3人に取り押さえられ、青井はナイフを敵の首筋に近づけた。

青井「さあぁぁ!言いなさい!!デスナイトの秘密基地はどこ!!?」

ブラック・アタッカー「ひ・・・・・!?い・・・言うものか・・・・・!!」

桜「早く言いなさい!あなたとて人間の一人・・・・。命だって惜しいんでしょ!!?」

ブラック・アタッカー「うう・・・・・!わ・・・わかったよ・・・・・!!」


こうして、見張りのアタッカーが3人にアルキスとレゴのいる基地について話した。

それをスクリーンで見たレゴは怒り爆発しそうになって、壁を叩いた。

レゴ「くそ・・・・・っ!!SSPめ!なんでここに俺らの基地があるってわかったんだよ!!

おい、アルキス!!!グラビティ・ベースを呼んで奴らを叩き潰せっ!!!!」

アルキス「はいはい・・・・・。グラビティ・ベース!!行けえぇぇぇぇっ!!!!」


湖の中に潜む基地。そこの巨大なゲートが開き、そこからグラビティ・ベースが出撃した。

グラビティ・ベース「ギャアアアァァァァァァァァオン」

そして、グラビティベースが湖の水中からゆっくりと出てきた。SSPを迎え撃つために。

つづく

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かくして、光次郎、桜、青井を乗せた偵察車はアルキスを探そうと町中を走り続けた。

しかし、夜になってまで走り続けても、アルキスは見つからなかった。

ちなみに偵察車は桜が運転していた。光次郎と青井は後ろの席で周辺を見回していた。

光次郎(・・・・・これほど、探してもアルキスがいない。まさか、奴らの基地にいるのだろうか・・・・?)


アルキス捜索をあきらめた桜たちは、SSPの第6分隊基地の司令室に戻った。

春日「アルキスって子・・・・・街中にはいなかったそうね。」

桜「はい・・・・・・。」  3人はアルキスを見つけられなかった事を春日に報告した。

光次郎「彼は僕らの学園に転校したので、この街や周辺にはいると思ったのですが・・・・・。」

青井「彼がデスナイトの戦士ですので、どこか遠くのところで暗躍しているのでは・・・・。」

春日「・・・そう。では、あなたたちはそろそろ家に帰った方がいいわ。明日も学校があるんでしょ?」

光次郎「はあ・・・・。そうですか・・・・・・。」

青井「本当は続けたいのですが、寝不足になるわけにもいかないですし・・・・・。」

野沢「それじゃあ、アルキスって子の捜索を私が引き受けるわ^^」

光次郎「野沢さん。」 青井「先輩・・・・・。」 二人は安心して野沢に任せようと思った。

清水「私も探させてもらうわ。彼がどんな理由でデスナイトに入ったか聞きたいからね。」

桜「ありがとうございます。二人とも・・・・・。」

野沢「えーっと・・・・・。その前にアルキスってどんな外見をしてるのかなぁ・・・^^;」

野沢と清水はアルキスの外見を知らなかったそうだ。そこに、青井が真面目に教える事に。

青井「茶色い髪や少し泣きそうな顔をした少年です。」

清水「そうか。感謝するわ。行きましょう、野沢隊員。」  野沢「もっちろんw」

光次郎「あっ!その前に二人とも・・・・・。」 行こうとする二人を光次郎が声で止める。

清水「どうした?」  二人は光次郎の方に向く。光次郎は恐る恐る小さく言った。

光次郎「で、できたら・・・・あまり彼を虐めないでやってください・・・・・。」

野沢「・・・わかってるわよ。好きでデスナイトでの悪行をやってるワケじゃないもんね、あの子」

清水「心配しないで。アルキスは・・・・私たちが助ける。だから、心配はしないで。」

光次郎「・・・・・ありがとうございます。」 光次郎は嬉しく感謝する。

野沢と清水「・・・・くす。」  それを見て微笑んだ二人は司令室から出てアルキスの捜索を行った。

春日「では、3人は帰って、ゆっくり眠って行ってね。」

光次郎、桜、青井「・・・・了解!」  こうして、光次郎たち3人はそれぞれの家に帰った。


高町邸。和室で、コタツの前に座っている光次郎はアルリアに詫びた。

光次郎「・・・・すみません。SSPの仲間たちが今、探してくれてますが・・・・。」

アルリア「いいんですよ。アルキスはまだ、生きていますから・・・・・・。」

光次郎「そうですか・・・・。では、僕はこれで・・・・・。」  光次郎は悲しげな表情で部屋から出て、

二階の自分の部屋に行った。アルリアは悲しそうに呟く。そこにあかりが近づく。

アルリア「・・・・・アルキス・・・・・・。」  あかりも悲しそうな顔でアルリアの肩に触れる。

あかり「本当は死んでしまうかどうかは心配なんですね、アルキスが・・・・。」

アルリア「はい。デスナイトは恐ろしい組織です。もし、アルキスが何かしでかしたら、

彼は・・・・処刑にかかって死んでいるかと、前から思ったことがありまして・・・・。」

あかり「もし、そうなる前に・・・・光次郎さんが必ず彼を助けてくれるでしょう。

もし、光次郎さんもピンチな時は、私が二人を助けます・・・・・っ!」

アルリア「え!?あかりさんが・・・・・!?」

あかり「はい。私・・・・・実は、デスナイトと戦っているマリオネットライターなんです!」

アルリア「そうですか・・・・・・。ってええぇぇっ!!?この日本で有名なマリオネットライターが、

あ・・・・あなただったのですか!!?」  アルリアはあまりの衝撃な言葉に驚く。

あかり「・・・・・・・なんて冗談ですよwただ、神に祈って、二人が助かるように・・・・と^^;」

アルリア「・・・・・そうですか。でも、あなたが本当にあのライターであってもよろしいかと・・・・・。」

あかり「そ・・・そうですか;(・・・・私のバカ!私がライターである事が危うくバレるところだったわ。

光次郎さんと内緒にした話なのに・・・・・。) 」 あかりは心で自分を責める。

実は、自分がマリオネットライターである事を光次郎との秘密にしておいていたのだった。

あかり自身が、他人に自分の正体を明かす事をあまり好まないらしい。

あかり「とりあえず、もう寝ましょう^^;アルキスが死なない事を祈って・・・・。」

アルリア「・・・・・・はい。」  この後、二人は就寝をしている事は言うまでもない(


一方。ここは高エネルギーのある工業地帯である。この夜の工場に、

グラブティベースが暴れていた。そのため、モンスロイドの周りは火の海である。

グラビティ・ベース「ギャアアアァァァァァァァァオン」  グラビティは左右の大砲じゃら砲弾を発射し、

遠くの建物を爆破した。そこにSSPの8分隊のリボルバージャック部隊が夜空から飛んで来た。

リボルバージャック部隊は一斉にバルカンでグラビティを攻撃したが、効いていない様子だ。

グラビティ・ベース「ギャアアアアアアァァァァァァァァァァオン」

グラビティベースは反撃で、口から火炎を吐いてリボルバー数機を、撃墜した。

一方、地上では、レゴ率いる特別破壊部隊が逃げる作業員たちを襲いながら走っていた。

レゴ「急げぇっ!!グラビティが暴れているうちに工場を占領し高エネルギーを頂くのだ!!!」

レゴはそう言うと、中型ランチャーで多くのロケット弾を発射して、逃げる作業員たちを死なせた。

デスナイトの作戦は既に始まっていた。アルキスが操るグラブティベースを囮に、

レゴ部隊が工場を占領するとっても攻撃的な作戦が。この作戦は成功に近づきつつあった。

レゴ「やれやれえぇぇっ!!逃げる者も立ち向かう者も全て焼き払えええぇぇぇぇ!!!!」

レゴがそう命令すると、数名のブラックアタッカーがマシンガンやバズーカなどで暴れる。

作業員たち「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「あびゃあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」

それにより、撃たれた者たちが血を出したり体を焼かれたりと死んでいった。

中には体の一部が失って倒れた者たち、物凄い火炎で体を溶かされた者たちもいた。

そこに、SSPの1分隊員たちが多く駆けつけて、レゴの破壊部隊を倒そうとする。

レゴ「SSPだとぉ!?この作戦によく気づこうとは!者ども、ゆけえええぇぇぇぇ!!!!」

ブラックアタッカーたちは様々な銃器でSSP隊員たちを攻撃した。

SSP隊員「うわあぁぁぁ!!?」 「ひるむなあぁっ!!反撃しろおぉぉぉ!!!」

先攻を受けて何人かを失った隊員たちもマシンガンやバズーカなど、他に様々な銃器で、

ブラックアタッカーたちを攻撃した。敵は数名失った。これは激しい白兵銃撃戦だ。

レゴ「貴様らああぁぁぁ・・・・・!!!許さああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!」

レゴはランチャーからロケット弾を発射して、SSPの部隊を攻撃した。

アルキスは人気のないところでグラブティベースを操っていたが、何かとやる気がなかった。

アルキス「全く・・・・。なーにが特別破壊部隊だ。本当は攻撃するしか脳のない、

バカどものクセに・・・・・!」 アルキスはレゴと彼の部隊を憎悪して、そう冷たく呟いた。

グラブティ・ベース「ギャアアァァァァァァオン」 グラビティは両目からのビームを二回発射して、

リボルバージャック2機を破壊し、建物を爆破した。煙突が炎を噴出し、後に爆発をした。

アルキスのやる気になさにデスナイトのこの作戦は成功したのかどうかはわからない・・・・。


夜の街。野沢と清水は自動車で、アルキスを探していた。しかし、なかなか見つからない。

野沢「おかしいわねえぇぇ~。どこにもいないわ。アルキス。」

野沢は周りを見回してアルキスを探していた。清水が運転して自動車を動かしている。

清水「・・・・確か、光次郎が言うにはアルキスはグラビティベースを操っていると聞いたが・・・・。」

野沢「そいつもいなさそうね・・・・・。きっとどこかで暴れているのかしら・・・・?」

清水「・・・・・わからない。とりあえず、ここはあきらめれ帰還しよう・・・・。」

野沢「・・・・・ええ。」 二人もアルキスを見つける事ができなかった。何故って?

アルキスは今、レゴ部隊やグラビティとともび遠くの高エネルギー工場を占領しているからだ。


次の日の朝、高町邸で、光次郎が制服を着て学校に行こうと出た。

光次郎「行ってきまあぁぁぁ~す!!」  あかり「行ってらっしゃいませ。」

アルリア「・・・・行ってらっしゃいませ。」 二人は玄関から光次郎を見送った。

光次郎はその声を聞いて嬉しそうに学校へと進んだ。

アルリア「・・・・彼は、今日も学校が終わってすぐにSSPの仕事に・・・・。」

あかり「ええ・・・・・。あの人は、優しい人ですから。」

アルリア「・・・・私は信じています。光次郎さんが私の弟のアルキスを救ってくれる事を・・・・。」

あかり「アルリア・・・・・・。」 あかりはアルリアが光次郎を信じてくれる事に微笑んだ。


光次郎は遅刻もせずに、秋田学園に入った。そして、ここクラスでは・・・・。

青井「またアルキスの奴がいないそうね・・・・・。」 またアルキスがここに来てないらしい。

桜「・・・・アルキスは一体、普段からどこにいるんだろう・・・・・。」

光次郎「・・・・・・デスナイトの基地・・・・・じゃないかな・・・・・。」

青井と桜「え・・・・・・!?」  二人は光次郎の言葉に同様する。

つづく

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青井の隣の席はアルキスの席。しかし、その席にはアルキスがいなかったのだ。

青井「・・・・・っ!」 青井はその席にアルキスがいないというところを見て、腹立っていた。

そこに光次郎と桜も青井のところに来て、彼女の隣席にアルキスがいないところを見た。

光次郎「・・・・アルキスは今日、来てないんだな・・・・・。」

青井「ええ・・・。さては、正体がバレたから逃げたとでも・・・っ!!」 そう思ってさらに苛立つ青井。

桜「・・・・とりあえず、またSSPの仕事でアルキスの捜索を再び始めましょ。」

青井「了解っ!!見つけたら、捕まえてやりますわ!!抵抗したら撃ちますっ!!」

光次郎「・・・・了解。(・・・・アルキス・・・・。お前の姉さんは本当に・・・・。)」

光次郎は心の中に、アルキスに姉のアルリアは真に自分の家にいるのだと呟いた。


時間がたち、学園は放課後の時間を迎えた。光次郎たち3人は学園から出ようとしたその時・・・・。

不良「うわあぁぁぁ・・・・っ!!!」 一人の不良がいきなり3人の前に倒れた。

光次郎たち「っ!!??」 3人はいきなり自分たちの前に人が倒れたので驚く。

桜「こ・・・これは・・・・・!?」  光次郎「・・・・っ!あっ!!」   その不良を倒したのは、

なんと榊であった。光次郎は彼を見て、驚いたのだ。彼がいきなり不良を倒したからである。

榊「ふぅ・・・・・こんなもん・・・・・かな?」  榊はケンカをしたので、顔に傷が付いていた。

不良「ぐぅ・・・!・・・・っ!!」 立ち上がった不良はよろよろ歩いて逃げ去った。

光次郎「さ・・・・榊君・・・・・・。」

榊「・・・・・ん?おう、光次郎。見ただろ、俺の活躍w」

桜「何故・・・・?今のような事を・・・・??」

榊「・・・月野か。実は、さっきの野郎がこいつがな・・・・・。」

榊の言うこいつとは、何所か気弱そうな中学部の少年であった。

青井「・・・・そう。あなた、なんで不良に絡まれたの?」  青井は少年に質問する。

少年「・・・・・・僕の姉さんはモンスロイドに殺されてこの世を去った・・・・。

それで僕が泣いている時、さっきの奴が僕にうるさいって怒ってきたんだ・・・・。ただ、

姉さんが死んで悲しんでるだけなのに・・・・っ!」  涙目になるこの少年にも、姉がいた。

しかし、その姉が死んだのでもういないのだ。その少年の悲しげな顔を見た光次郎は思った。

光次郎(アルキスと同じように、この少年にも姉がいた。しかし、その姉はもう死んでしまった。

・・・・・・もし、アルキスの姉、アルリアさんが死んでしまったら・・・・・。それを、

アルキスが知ってしまったら・・・・・・。いや、そうはさせない・・・・!!アルリアさんは、

必ず死なせない・・・!彼女とアルキスを再会させるんだ・・・・っ!!必ず!!!)

榊「・・・・ところで、光次郎。」   光次郎「・・・・っ!?な・・・なんだ?」

ハラオウン姉弟の事を考えている光次郎だが、急に榊に声をかけられ、彼と会話する事に。

榊「・・・・・あのさ。忙しい事があるなら無理しなくてもいいんだけど・・・・・。」

光次郎「・・・・僕も部活に行って欲しい・・・・って事だろ?」

榊「え・・・・!?」 榊は驚いた。光次郎が何故、そう言ったのかと。

そして、光次郎は深く考えた。あの姉弟を助ける事がまじ大事であるが、他にも問題がある事を、

考え始めた。最近、榊とは部活に行ってない。このままでは何が起きるかわからない・・・・。

光次郎「・・・・・桜ちゃん。悪いけど・・・・僕・・・・・・。」 光次郎はついに何か決断したそうだ。

桜「・・・・・・わかったわ。でも、終わったら早く来てね。」

桜は笑顔でそう言った。何故なら桜はわかっていたのだ。光次郎は実は・・・・。

光次郎「ありがとう、桜ちゃん。・・・・榊。僕、部活に行くよ!」

青井「ちょ、ちょっと・・・・!」  青井はまさか光次郎がSSPの仕事に行かないのかと思っていた。

光次郎「・・・・・ごめん。奈々ちゃん。でも、今日だけ・・・・でいいよね?」

青井「・・・・まあ、勝手にやってもいいけど・・・・?」

榊「光次郎・・・・・・。」

光次郎「・・・・・うん。じゃあ、行こうか!」

榊「・・・・・・ああ!行こう!!」 こうして、光次郎と榊の二人は、部活へと向かった。

その部活は弓道部。光次郎にとって榊と一緒にやる部活は懐かしいものであった。

青井「・・・・・何よ!SSPの仕事より、学校の部活とかさ・・・・・。」

桜「いいのよ。今はあれで。光次郎君も望んでいる事だし・・・・。本当は、

アルキスの捜索は大事だけど、彼は友達の事もちゃんと考えている。それに、

人は誰でも青春したい事もあるのよ。奈々ちゃんだって・・・何か青春があるじゃない?」

青井「は、はあ・・・・・。私の・・・・・青春・・・・・・。」

桜「・・・・無理に考えなくてもいいのよ^^青春は、いつでも作れるんだから。」

青井「・・・・・はい。ありがとうございます。月野先輩。」

桜「さあ。私たちは先にSSPの仕事に行きましょ!光次郎君も後で必ず来ると信じて!」

青井「・・・・・はい!」  こうして、二人はSSP第6分隊支部へと向かった。


こうして、光次郎は懐かし?の弓道部に来た。光次郎は榊と一緒に練習をしていた。

光次郎が弓矢を持っているのも久しぶりな感じがした。

光次郎(僕が今、持ってるこの弓矢・・・・。今は懐かしい感じがする・・・。

そうだ!僕はこの弓矢で、たくさんのジャンボロイドを弱らせたんだっけ・・・・。)

榊「何考え込んでいるんだ?光次郎。」

光次郎「・・・っ!いや、なんでもない・・・・。ただ、懐かしいなと思っただけさ・・・・。」

榊「そうなのか。じゃあ、あの的を狙って、久しぶりの矢を放ってくれ。」

光次郎「うん!・・・・えぃ!!」 光次郎は弓矢を構え、勢いよく矢を放った。

久しぶりに放たれた光次郎の矢は的の真ん中の近くにあたった。腕は変わってない模様らしい。

光次郎「よし!(なんとか腕は下がってはいない・・・・。)」

榊「相変わらずやるなぁ。でも、俺だってお前に負けないくらい腕をあげたんだ・・・!」

光次郎「え・・・・・?」 光次郎はきょとんとする。そして、次は榊が弓矢を的に向けて構える。

榊「見てろおぉ・・・・!そぃや!!」 榊は思いっきり矢を放った。その矢は的の真ん中に、

見事命中した。光次郎は驚き、感心した。榊の方が弓矢の腕が上と言っていいだろう。

榊「見たかい?俺は今日まで弓矢の練習をし続けたんだ。毎日な・・・・・。」

光次郎「へえぇぇ・・・・・。(そうか・・・・。榊の奴、あんなに練習をしていたなんて・・・・。

それに比べ、僕なんか最低限して練習できてない。なのに、何故だろう・・・・?

何故、今までジャンボロイドとデスナイトの人間を殺せたんだろう・・・・。練習とか腕とか?

・・・・わからない。でも、一つだけならわかる気がする。倒したいという意思・・・・かも知れない。)

榊「・・・・どうする?またやるかい?」

光次郎「・・・・・ああ!やるよ。(そうだ!今からこそ、弓矢の練習をしよう!SSPの隊員だから、

弓矢みたいな武器はない。似た武器ならボウガンくらいだけど。でも、もっと強くなりたい!

桜ちゃん、あかりさん。そして、皆を守るために・・・・っ!!それには今しかないと思う・・・・・。)」

そう思った光次郎はすぐに弓矢を構えて、矢を放った。その矢は真ん中へと向かうが・・・・。

榊「・・・・むっ!?(あの矢、真ん中に向かってるぞ!?あそこには俺の矢が・・・・・。)」

そう、光次郎の矢は榊の矢が刺さっている真ん中へと真っ直ぐに向かっていた。そして。

ドッ 光次郎の矢の先に刺さったのは、榊の矢の矢羽の付いてる後ろの部分であった。

そう、光次郎の放った矢が榊の矢に刺さったのだ。しかし、これはありえないはず。

矢が矢に刺さるなど、普通ではないはずだと思うだろう。しかし、光次郎はこれをやったのだった。

光次郎と榊はその様子を見て驚き、声すら出ないようだ。しかし、一定な時間になると、

光次郎の矢が榊の矢からぽろりと離れて、落ちていった。

榊「す・・・・すげええぇぇぇぇぇ!!!すげーぞ!光次郎!!今の技はよぉ!!」

光次郎「ぼ・・・・僕もこんな事をしているのは始めてだ!!こっちもビックリしたよ・・・・!!」

榊「・・・・・はははは。お前も、毎日練習してたのか?」

光次郎「・・・・いや、僕は・・・・。確かに練習してるけど、毎日じゃないんだ・・・・。(・・・・なのに。

なのに、僕のさっきの矢が榊の矢と重なるように刺さった!普通じゃできない事・・・・。

・・・今思ってるけど。僕は今のを見て、どうりでデスナイトと戦えたワケだとも思っていた・・・・・。)」

榊「・・・・それで、どうする?光次郎。」

光次郎「う~ん。・・・・さっそくで悪いけどもうやめるよ。そろそろ桜ちゃんたちの、

ところへ行かないと・・・・・。」  光次郎の言う桜ちゃんのところとはSSPの仕事の事である。

榊「そうか。・・・・じゃあ、またやろうなw」

光次郎「うん^^」 こうして、光次郎は部活を終えて急いでSSPの6分隊支部へと向かった。


夕方。SSP第6分隊支部の司令室に、隊員服を着た光次郎が慌てて入ってきた。

光次郎「遅れてすみませんでした!!><;」

青井「遅いっ!!!もう何時間立ったと思ってるの!!?」

光次郎「いや、何時間って言われても・・・・^^;」

桜「まあまあ、奈々ちゃん。とりあえず、準備はいいわね、光次郎君。」

野沢「あら、3人とも。またアルキスって子を探すのね。」

光次郎「はい。それに、あいつは・・・・・・。」

清水「デスナイトの戦士として戦っている。でも、それでも彼を姉のところへ連れ帰る・・・・。

そう言いたいんでしょう?ちなみにこれは、月野隊員から聞いたわ。」

光次郎「はい!僕はアルキスをどうしても姉のアルリアさんに会わせなきゃならないんです!

それが、僕とアルリアさんの約束ですから・・・・・っ!!この約束は果たさないといけないんです!!」

桜「そうだね!・・・・約束は守るものだよね!」

春日「そう。月野隊員の言うとおり、約束を守る事で何か価値があるかも知れないわね。

では、月野隊員、高町隊員、青井隊員の3名はアルキスという子の捜索にかかりなさい!!」

光次郎、青井、桜「了解!!!!」

つづく

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夜の秋田町。高町邸にあかりと光次郎は既に帰っていた。

光次郎は和室でアルリアに夕べの事を話していた。アルリアは悲しい気持ちであった。

アルリア「・・・・そう。アルキスが・・・・・デスナイトの一員に・・・・・。」

光次郎「・・・・ごめんなさい。それでも、彼を連れ戻す事ができなくて・・・・。

でも、彼も・・・!あなたの事を想って、あんな恐ろしい事を・・・・・!」

アルリア「いえ、いいのです。それより・・・・あのアルキスが・・・・・。う・・・・っ!

デスナイトの戦士として、悪事を行っていたなんて・・・・信じられない・・・・・・!ぐす・・・・。」

アルリアはあまりの衝撃に涙を流していた。光次郎は険しい表情で静かにこう言った。

光次郎「・・・・・次こそは、必ずアルキスの野郎を連れ戻します!

彼をデスナイトから引き離します。たとえどんな時が起こっても・・・・・!!」

アルリア「すみません・・・・。こんな事を頼んで・・・・。」 それを聞いた光次郎は少し笑って返事する。

光次郎「いえいえw謝ることはありませんよ。むしろ謝るのは僕の方です。

あなたの弟を連れ戻せなかった事をね・・・・・。しかし、次は絶対に・・・・・!!」

そこに、あかりが来た。ちゃんと空気を読んでいるか少し辛そうな表情でこう言った。

あかり「・・・あの・・・・・。食事の用意が・・・・できました・・・けど?」

光次郎「・・・・あっ!そうかそうかwでは、話はここまでにして行きましょう、アルリアさん。」

アルリア「・・・・は、はい。そうですね・・・・・。」

アルリアも少し笑顔になり、光次郎やあかりと一緒にキッチンルームで夜食をしようとした。


あかりと光次郎とアルリアの3人は仲良く食事を楽しんでいた。そして、

その夜食がいつの間に終わったか光次郎は二階でパソコンをしていた。

光次郎は今、擬人化カービィのエロサイトへ来ていた。ピンクの髪の少女。

それが女体化したカービィである。光次郎はそんな彼女が得体の知れない怪獣に、

襲われそうな絵を見て、少し興奮していた。ちなみに15禁らしい。

そこにドアからコンコンと音が鳴る。光次郎は誰かが来たと思って慌ててページを小さくした。

アルリア「失礼します・・・・。」 ドアが開き、そこからアルリアが来た。

光次郎「あ、アルリアさんか・・・・・。僕に何か用ですか?」

アルリア「・・・実は、光次郎さんの部屋がどんなものなにかと知りたくて・・・・・/////」

アルリアは恥ずかしがりながらそう言った。彼女は光次郎が普段何をしているか知りたいそうだ。

光次郎「そうですか^^でも、ご覧の通りこの僕の部屋ではあまり派手じゃないもんですよ。

・・・・・僕も人間だから一般らしい事だってしますよ。ちなみに趣味は今やってるネットです^^」

アルリア「はあ・・・。では、少し見せていただけないでしょうか?」

光次郎「・・・まあ、アルリアさんは大人だからいいですけど、ちょっと恥ずかしいですよ?」

アルリア「え・・・?///は・・・はい・・・////」 アルリアは光次郎に近づいてパソコンを見る。

画面ではいつの間に開いていた擬人化♀カービィのエロ(15禁)絵があった。

アルリア「・・・・こ・・・・これは・・・・・・///////」 アルリアはあまりに恥ずかしい絵を見て赤くなる。

光次郎「すみません・・・・^^;僕、このようなHなサイトに行く事もありますが、

他にもいろんなサイトに行ってますよ。たとえば・・・・・。」  光次郎はネットのページを変えた。

そのページは、アニメ版・大怪獣バトルの公式サイトであった。それを見たアルリアは感心する。

アルリア「光次郎さんって、アニメが好きなんですね。」

光次郎「そりゃそうです^^今はアニメや特撮がブームですから。友達のサイトにも行ってるんです。」

光次郎は再びページを変えた。これは懐かしい真奈美のサイトであった。

アルリア「へぇ・・・・。可愛いサイトですね。これが、あなたの友達さんのサイトですか?」

光次郎「ええ。でも、そのサイトの管理人にして、僕の愛した人はもう・・・いないんです・・・・。」

アルリア「いないって・・・・・?そういえば・・・・閉鎖って書かれてありますね・・・・。」

光次郎「はい・・・・。そのサイトの管理人の名は真奈美ちゃん。僕のかつての愛人でした。

何故そのサイトを閉鎖したのか・・・・。それは、彼女がデスナイトの奴らに・・・・・っ!!!」

光次郎は真奈美がデスナイトに殺された事を思い出して、怒っていた。

アルリア(・・・・そうだったの・・・・・。あの人も・・・・・デスナイトに大切な人を・・・・・・。)

しかし光次郎はすぐに笑顔になり、悲しそうになりかけるアリルアにこう問う。

光次郎「ところで、アルリアさんはネットでどんな事してますか?^^」

アルリア「・・・・あ。そうですね・・・・。少女漫画系とかはよく行きますわねw」

光次郎「そうですか。ははははは・・・・w」 アルリア「うふふふふふふw」 二人は笑いあった。


光次郎のかつての愛人、真奈美を殺した憎きデスナイトが日本に派遣した、

対日本攻撃支部。夜の山の湖の中に、奴らの前線基地があった。そのメインルームでは・・・・?

レゴ「馬鹿野郎!!!グラビティベースがこうもやられそうになろうとは!!」

レゴがいきなりアルキスを殴った。アルキスは何故殴られたかわからず痛がった。

レゴ「SSPの奴らが退いたから良いものの・・・・!もし、最悪であった場合、

俺たちは終わっているかも知れないんだぞ!!戦士の誇りも持てぬ愚か者がっ!!!」

アルキス「・・・・・・・そんな誇り持ってないから・・・・・。」 レゴは怒ってアルキスの胸倉を掴む。

レゴ「うるせぇんだよ!!誇りなくしてデスナイトの戦士が務まるか!!」

アルキス「・・・・・失敗しても怒るなつってんだろうが・・・・。お前のストレスを僕に振り上げるな。

先輩だと思って調子のんなよ?この某おもちゃの名を持つ哀れなおっさんが・・・・!」

レゴ「だ・・・誰がおっさん・・・・!!!」 レゴは怒りを爆発させたかアルキスに殴りかかった。

ダークネス・セイバー「やめなさいっ!!!!」 その時、ダークネスセイバーの声が響く。

その声を聞いたレゴは殴るのを止め、アルキスから離れた。そう、ダークネスセイバーが、

いつの間にかこの部屋に来ていたのだ。二人は恐る恐る彼女の方を見る。

レゴとアルキス「ダ・・・・ダークネス・・・セイバー・・・・・!!」

ダークネス・セイバー「お前たち・・・・。せっかく私が新たな指令を与えに来たと言うのに・・・・。」

レゴ「あ・・・・新たな指令だと・・・・・!?」

ダークネス・セイバー「深夜の時。グラビティベースに高エネルギー工場を襲わせる。

そこにSSPが駆けつけた場合、グラビティに奴らをぶつけ、その隙に・・・・・。」

レゴ「我ら特別破壊部隊が破壊工作で工場を占領する・・・・という事だな?」

ダークネス・セイバー「そう言う事だ。ところで、アルキス。」

アルキス「な・・・なんだよ?」

ダークネス・セイバー「・・・・・お前はグラビティをあやうくピンチにされそうになったな?」

アルキス「ぼ、僕は悪くないよ。おっぱいに宝石みたいなのを付けたでっかい女が強いし・・・・。」

おっぱいに宝石みたいなのとは、ライターの胸にクリスタルが付いていたと言っているだろう。

ダークネス・セイバー「奴は強い。だが、敗北は許される事ではない。

それを自分の胸に刻み込むのだな。では、明日の深夜に行え。では・・・・。」

ダークネス・セイバーはこうして去って行った。アルキスは心でこう思っていた。

アルキス(・・・・・あの機械女のおっぱい・・・・いつかぐちゃぐちゃにしてやらぁ・・・・!!!)

アルキスはそう思った後すぐに走って、この部屋から出た。

レゴ「アルキスめ・・・・・・・!!」


廊下では、アルキスが座り込んで泣いていた。とても切ない気持ちであった。

アルキス「う・・・っ。うう・・・・。う・・・・うえええぇぇぇぇん・・・・・・・!!!」

アルキスは大きな不満に耐えられずただひたすら泣いていた。

自分は一体どうすればいいかわからない。そして、いつになったら姉に会えるかと・・・・。

アルキス「・・・・・会いたいよ・・・・・。姉さん・・・・・・・。」

アルキスはその昔、姉・アルリアと一緒にいた頃を思い出した。


虐められて泣いているところをアルリアが助けに来てくれて彼女に抱きついて泣き叫ぶアルキス。

姉からお菓子を貰って喜ぶアルキス。家族と一緒に買い物に行って楽しい気分のアルキス。

姉といつまでも一緒にいて明るいアルキス。それらは全て幼き日のアルキスであった。

そして、忌まわしき過去が今明かされる。デスナイトのブラックアタッカー軍団が、

アルキスたちのいる街へ襲撃したのだ。街が燃え、人々が血まみれとなって死んでいき、

そして、両親までも死に・・・・・・。アルキスとアルリアは必死に逃げたが、

アルキスがデスナイトに捕まってしまった。そして、アルキスはデスナイトのある基地に拉致された。

そして、幹部とも言える謎の男が放心したような表情のアルキスにこう言った。

「お前がデスナイトの戦士として戦い抜ければ、姉は殺さないでおいてやろう・・・・・。」


そして、現在。その言葉によってアルキスは今でもデスナイトの戦士として戦っていたのだ。

アルキス「・・・・・・あと、どれくらい戦えば・・・・。姉さんに会えるんだろう・・・・・・。」

しかし、アルキスは長年戦っても姉さんに会えないのかと思って大きな不満を抱いていた。


そして、次の日。秋田学園の光次郎たちのクラスでは・・・・・。

つづく

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アンドロイド少女・マリオネットライター     第19話・約束の果て

要塞モンスロイド・グラビティ・ベース登場

デスナイトの対日本攻撃支部が送り込んだ超ヘビー級のモンス・ロイド。

その名はグラビティ・ベース。そのグラビティを操っているのは、ロシア出身の少年、

アルキスだった。だが・・・・アルキスは本来ならデスナイトを許せなかった。

しかし、デスナイトに入らなければ姉を殺すと言う恐ろしい脅しにより、

現在でもデスナイトの戦士として働いていたのだ。光次郎はその彼の姉である、

アルリアと会い、彼女を悲しませたくないために、アルキスを連れ戻そうとするが・・・・?

今、光次郎は夕日の森で逃げるアルキスを追っていた。

光次郎「待てえええぇぇぇぇぇぇ!!アルキィィィィィィス!!!」

光次郎はひたすら呼びかけながら追っていた。アルキスはとても困った顔をしていた。

アルキス「ち・・・いぃぃぃ!なんで僕の名前がわかんだよ!!SSPめっ!!!」

マリオネット・ライター「せぇぇぇい!!」  グラブティ・ベース「ギャアアアアァァァァァオン」

マリオネットライターはグラビティベースの長い首を掴んで、押し合っていた。

マリオネット・ライター「ふん!!でぁ!!」 そのままライターは敵の胴体を二回蹴る。

グラビティ・ベース「ギャアアァァァァァァァオン」  怒ったグラビティは両目から光線を発射した。

マリオネット・ライター「っ!?うわ!!」

ライターはバック転で間一髪、光線を避けて、敵から少し離れた。

グラビティ・ベース「ギャアァァァァァァオン」   そして、グラビティは体の左右から二門の大砲を出して、

ライターに砲撃を始めた。ライターはいきなり1、2発目の砲撃を受ける。

マリオネット・ライター「くあぁっ!!あぅ!くうぅ・・・・・っ!!とう!!!」

しかし、ライターはバック転で砲撃を避け、グラビティに近づこうとジャンプした。

マリオネット・ライター「はあぁぁっ!!!でっ!!えぃ!!っ!!」

ジャンプしたライターはグラビティの背中に乗る。そして、そのまま馬乗りになって、

敵の背中と首の後ろの部分と頭などを叩き続けた。グラビティベースは攻撃を受け続けて、痛がる。

グラビティ・ベース「ギャアァァァァァァオン!ギャアアアァァァァァァオン」

アルキス「く・・・っ!グラビティベースが大ピンチだ!」 その様子を見たアルキスはまだ逃げている。

光次郎「待つんだ!アルキス!!!」

追い続ける光次郎の声を聞いたアルキスは急に止まり、光次郎に向かって、こう叫んだ。

アルキス「だからなんで僕の名前を知ってるんだよ!!!!!」

光次郎「・・・・っ。・・・・だって、僕は一度君に会った事あるから・・・・。」

アルキス「・・・・っ!?よく見れば、あんたは秋田学園で会った人・・・・か?」

どうやら、アルキスは今の隊員が光次郎である事に気づいたいなかったらしい。

光次郎「・・・・そうだ。・・・アルキス。その格好は・・・一体なんなんだ・・・・!?」

アルキス「・・・・・見ての通り、僕はデスナイトの戦士さ。そして、あんたはSSP。

SSPとデスナイトは許しあえない存在。あんたは僕を殺そうとしてんだろ!!!?」

光次郎「違う!!僕はお前を連れ戻しに来たんだ!!!デスナイトなど関係ない!!!!」

アルキス「連れ戻す?・・・・どうせ牢獄なんだろ?その手には乗らないよ!!!」

光次郎「違う!!!僕が言っているのは、お前を姉のところへ連れて行こうと・・・・・っ!!」

アルキス「・・・・僕のお姉さんが・・・・!?まさか、てめぇ!!姉を捕らえたのか!!??

姉には罪はないっ!!それとも、姉さんがデスナイトと繋がりを持ってると思っているのかよ!!」

アルキスはSSPが姉を拉致したのかと思って、怒って銃を構えた。

光次郎「SSPはそんな卑怯な真似はしない・・・・っ!!」 光次郎もボウガンを構える。

アルキス「貴様・・・・・っ!!僕のお姉さんをどこへやりやがった!!??」

光次郎「・・・・言ったはずだ。君の姉は・・・僕の家にいると。それも自分からだ!!」

アルキス「く・・・・っ!!姉が自分からだと・・・・・!?そんな事信じられるか!!」

光次郎「まだわからないのかよ!!とにかく僕の家に来ればわかる!!!

君はデスナイトに何かされたかわからない・・・・。でも、今は僕を信じてくれ!!

僕は君を傷つけたりはしないっ!!姉にも危害は加えていない!!だからお願いだ!!

僕の言う事を聞いてくれ!!君を・・・デスナイトの呪縛から救いたいんだ!!!!」

アルキス「・・・・・姉さんにも危害を加えていない・・・・!?僕を・・・・救うだと・・・・・??」

その同じ頃、マリオネットライターは今も敵に馬乗りになって打撃を続けていた。

マリオネット・ライター「えぃ!!てあ!!えっ!!うん!!えや!!」

そして、グラビティベースは密かに体から再び小型の青い戦車を出した。

どうやら、デスナイトは、グラビティに新しい予備の戦車を搭載させただろう。

その戦車がマリオネットライターに気づかれないようにゆっくりと後ろの方へ移動した。

そして、戦車はその砲身をマリオネットライターの後ろに向けた。それを見た桜と青井は。

桜「マリオネットライター!!!」 青井「後ろ!!!」

マリオネット・ライター「っ!?えぃ!!」 二人の声を聞いたライターは後ろを向く。

そこに小型戦車がライターを砲撃しようとする。しかし、ライターはすぐにグラビティから跳び降りた。

小型戦車の無数の砲弾がグラビティの背中に命中して爆発する。グラビティはさらに痛がる。

マリオネット・ライター「ありがとうございます。・・・・ライド・レーザー!!」

マリオネットライターはすかさず桜と青井に感謝した後、すぐにライドレーザーで戦車を攻撃した。

ドカアアァァァン ライターの光線ですぐに戦車は大破した。そして、桜と青井は・・・・。

桜「メカ獣の頭を狙って!!」 青井「はい!!」  二人はダブル射撃でグラビティの頭を攻撃した。

グラビティ・ベース「ギャアァァァァァァァァオン」 グラビティは悲痛の声をあげていた。

アルキス「・・・・っ!?グラビティが危ない!!」 アルキスはグラビティがピンチなところに気づく。

光次郎「アルキスっ!!!・・・・間もなくモンスロイドは破壊される!!さあ!僕と一緒に・・・・!」

アルキス「く・・・・・・っ!僕は・・・・・お姉さんを死なせたくない!!!」

アルキスは急に光次郎から離れて走っていった。

光次郎「っ!!アルキス!!どこ行くんだ!!」

アルキス「グラビティ!!引き上げろ!!!約束を守らなきゃ姉さんが死んでしまう!!!」

グラビティ・ベース「ギャアアアアァァァァァァァオン」

アルキスの命令を聞いたグラビティベースはすぐさま、戦いから逃げていった。

マリオネット・ライター「・・・・っ!?逃げたか・・・・・・。」

光次郎も走って、大きな声でアルキスを止めようとしていた。

光次郎「待て!!デスナイトに約束なんてあるものか!!?君のお姉さんは僕の家にいる!!

姉は僕たちが守る!!君も救ってみせる!!だから・・・待ってくれよ!!!!」

光次郎は必死に叫ぶが、それも空しくアルキスは次第に光次郎から去っていく。

光次郎「・・・・・アルキス・・・・・。馬鹿野郎・・・・・・!!」

光次郎はアルキスを追いつけなくなったか足を止めた。そこに、桜と青井が来る。

桜「光次郎君!!!」 青井「高町隊員!!!」

光次郎「・・・・桜ちゃん。奈々ちゃん。グラビティベースを操っている奴がわかった・・・・。」

桜「なんだって!?」

光次郎「・・・・・奈々ちゃん。どうやら、君の思っている事は正しかったね・・・・。」

青井「ど・・・・どういう事よ・・・・・?」

光次郎「グラビティ・ベースのマスターは、アルキスだったんだ・・・・・!!」

青井はグラビティのマスターがアルキスではないかと疑っていた。

しかし、その疑いは正しかったのだ。光次郎もさっきのアルキスに会って理解できたのだった。

青井「やはり・・・・・!あいつがモンスロイドを操っていたのね・・・・・っ!!」

桜「・・・・でも、何故その人が秋田学園に・・・・・・。」 光次郎「・・・・・・っ!」

光次郎は悔しがっていた。アルキスを連れ戻す約束を果たせなかった事に。

つづく

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