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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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桜「えっ!!?」  光次郎の突然の発言に他の隊員たちが驚く。

光次郎がいきなり春日隊長に野沢の住所を聞き出すからだ。

青井「ちょ・・・・ちょっと!隊長に向かっていきなり・・・・・!」

清水「彼は・・・・・彼女の家に行きたいとでも言うのかしら・・・・?

光次郎「・・・・・隊長!」  光次郎は春日の返事を待っていた。そして、ついに彼女の口から・・・。

春日「・・・・・A4-地区の2丁目1番地。そこに野沢隊員のマンションがあるわ。」

光次郎「A4-地区の2丁目1番地・・・・・・。」

春日「少し遠いけど、車で行けばすぐよ。・・・・清水隊員!」

清水「え!?・・・・・あ、はいっ!!」

春日「アクターシックスで高町隊員をA4-地区まで送ってあげて。」

清水「し・・・・・しかし・・・・!彼一人の意見では・・・・・。」

春日「これは隊長命令よ。早く送ってやりなさい?」

清水「・・・・わかりました。高町、準備は?」

光次郎「・・・・・万全ですっ!」

清水「そうか・・・・。では、ついてきなさい。」

光次郎「・・・・・はい。」  清水と光次郎は司令室から出ようとする。ところが・・・。

青井「高町隊員!」  光次郎「っ!奈々ちゃん・・・・・?」

光次郎は後ろから青井に呼ばれたので、立ち止まって彼女の方に向く。

青井「・・・・あの時、学園の話の続きだけど・・・・・まさか・・・・!!」

光次郎「・・・・・くすっ。こういう事だ。だから、野沢さん本人に会って聞くのさ・・・・!」

その話を聞いた春日は笑顔で頷く。知りたければ本人に聞いてみる事・・・。

春日は光次郎が自分の言葉をヒントに行動している事を知ったのだ。

桜「光次郎君・・・・。」  桜も笑顔になる。彼女も理解していたのだ。

青井「・・・・・そう。それがあんたのやりたい事なのね。」  光次郎「・・・・うん!」

清水「・・・・・高町隊員!早くしないとやめるわよ!??」

光次郎「おっ!いっけね。では、行ってきます。」

こうして、光次郎と清水は司令室から出て、アクターシックスで出発。


アクターシックスは清水が運転をしていた。光次郎は隣の席に座っている。

光次郎「・・・・すみません、我侭を言ってしまって・・・・。」

清水「何故、謝る?君は何も悪い事はしていないハズだぞ?」

光次郎「いや・・・・。僕はどうしても野沢さんに会ってワケを聞きたいと・・・・。」

清水「その想いだけで私は満足している。」

光次郎「え・・・・・?」

清水「・・・・・私も野沢隊員を心配している。・・・・なんなら、私が今ここで、

彼女の体の秘密を教えてやろうか・・・・?」 清水は笑顔で聞いているが光次郎は何故か拒否した。

光次郎「・・・・・いえ。それでは、こうしている意味がありませんから。」

清水「・・・・・そう。では、そのまま野沢隊員のマンションの前まで行くか。」

光次郎「・・・・・はい!」  かくして、アクターシックスは古そうなマンションの前に停まった。

そこが野沢の住んでいるマンションである。光次郎はさっそくアクターシックスから降りる。

光次郎「・・・・これが野沢さんの家か・・・・・。」

清水「ああ・・・・・。2階の10号室が彼女の家だ。高町隊員・・・・野沢を頼んだぞ・・・!」

光次郎「・・・・・はい!では、行ってきます・・・・・・っ!」  光次郎は野沢のいるマンションへと走った。

そこに入り、二階へとあがり、10号室と書かれてある看板の付いているドアの前へと立ち止まった。

光次郎「・・・・・ここが、野沢さんの家か・・・・。チャイムを押してみよう。」

光次郎はさっそくチャイムボタンを押してみる。 ピンポーン

チャイムの音が鳴った。・・・・・そして、その音に反応したか、ドアが開き野沢が出てきた。

野沢「だ・・・・・誰・・・・・!!?」  光次郎「僕です。野沢さん。」

何故か苦しそうな野沢は目の前の光次郎の姿を見る。すると、少しだけ笑顔になる。

野沢「・・・・こ・・・・光次郎君・・・・!来たんだ・・・・・。」

光次郎「はい。あなたが心配で、隊長に頼んで清水さんに連れて行ってもらって・・・・・。」

野沢「そう・・・・。じゃ、じゃあ・・・・・どうぞ・・・・・。」  野沢は明るそうに言ってるように見えるが、

何故か苦痛を抑えているように、胸を押さえていた。息も荒くなっている。

ちなみに、パジャマ姿でもある。やはり仕事を休んでいるからだろうか。

光次郎「はい。じゃあ・・・。お言葉に甘えて・・・・。」

こうして、野沢の案内に、光次郎は彼女の家に入った。


ここが、野沢の家の中である。二人は今、野沢の部屋にいたのだ。

そこには、建物が古いせいかどこか古い感じもするが、ちゃんとした家具もあるらしい。

本棚にパソコンとラック、テレビにWIIなどもある。タンスにベッドなどもあった。

光次郎「ここが野沢さんの部屋かぁ・・・・。けっこう良さそうですね^^」

野沢「と、ところで・・・・何しに来たの・・・・かなぁ・・・・?」

光次郎「・・・・・っ!あ、そうだ!実は・・・あなたに聞きたい事があるんです!!」

野沢「き・・・・・きき・・・たい・・・・こ・・・・と・・・・・・・?」

野沢は意識が薄れたかゆっくりとベッドに倒れた。光次郎は驚いて彼女に近づく。

光次郎「あっ!!野沢さん、大丈夫ですか!!?」

野沢「はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・。」

光次郎は何故か苦しんで息している野沢の額に触れてみた。

光次郎「す・・・・凄い熱だ・・・・・っ!」  野沢「ぃ・・・・たい・・・・・。」

野沢はかすかながら声を漏らしていた。光次郎はこれに驚き、彼女の口に耳を近づける。

野沢「痛い・・・・・!体が・・・・・・っ!!傷跡が・・・・・・!!」

光次郎「痛い・・・・?体が・・・・?傷跡が・・・・?の、野沢さん・・・・あなたは・・・・!?」

野沢「・・・・・っ!光次郎君、私の体・・・・触って・・・・・。」

光次郎「え・・・・・・っ!?」  光次郎はいきなりそう聞いて驚く。その時、

野沢は顔を赤く染めながら、パジャマを脱ぎ始めた。

光次郎「えっ!!?ちょ、ちょっと野沢さん・・・・!?//////」

そして、野沢はパジャマを脱いだ。しかし、彼女の肌の体に何か異変があった。それは・・・・?

光次郎「・・・・・・・っ!??の・・・・野沢さん・・・・・・!?」  光次郎はそれを見て、驚愕する。

下着姿となった野沢の体中には、酷いとしか言いようのない傷跡が多くあった。

胸部には切られた跡や刺された跡、腹には剥がれたような跡、右腕には数え切れない程の亀裂、

左足には引きちぎられたような傷跡が何ヶ所も。左肩にはまるで抉られたように見える傷跡、

背中には酷い程に多い様々な傷口などが多く、それぞれ傷跡が多かった。

他の部分にも、切られた跡とか刺された跡とかの傷跡が多かった。そう、

野沢の体は傷だらけだったのだ。もう一生治らない程の傷跡が多かったのだ。

野沢「・・・・・私ね、昔よく虐められていたの。いわゆるいじめの犠牲者ってところかな・・・・。」

光次郎「い・・・・いじめ・・・・・・!??」

野沢「うん。だから、今でもこうして多くの傷が私の体に蝕んでくるの・・・・。

こうなったのは全てあの時・・・・・・・!!」


これより、野沢の過去の話が始まる。野沢は小学生の頃より、泣き虫だった。

その泣き虫のせいで、その頃からいじめにあっていた。当時は殴られたり石を投げられたり、

するだけであった。しかし、中学になると虐めがさらに激しくなってしまう。たまに、

性的な暴行を受けた。その頃は少しだけ傷ができた。そして、高校生になっては・・・・。

野沢「きゃあぁぁぁっ!!!」  野沢は川原の端の下のところで何者かに突き飛ばされた。

その者とは、野沢と同じ高校生で男であった。黒い髪とサングラスが特徴らしい。

野沢「何すんのよっ!石山君!!!」 どうやら男の名は石山らしい。不良である。

彼の後ろにはたくさんの恐ろしそうな男がいた。石山は悪魔の笑みで野沢の顎に手をつける。

石山「まだわからないのかね?お前は昔、よく虐められていたそうじゃないか?」

野沢「だからなんだって・・・・!っ!?ま・・・まさか・・・・あなたたち・・・・・!!」

石山「クククククククク!!そうよ。俺たちゃちょいとストレス解消しようと思ってんだよ。

てめぇの体を使ってなあぁぁぁぁぁ!!!!」

石山は勢い良く野沢のセーラー服を無理やり脱がせて下着姿にする。

野沢「い、嫌!やめて!!やめてよぉぉぉ!!!」  野沢は必死に抵抗するが、

結局セーラー服どころか下着まで脱がされ全裸になってしまう。胸と恥ずかしいところは、

手で隠しているが。その時、石山がナイフを手に持ち、他の男たちも、

刃物や棒など様々な凶器を持った。野沢はそれを見て怯えて、壁のところまでさがる。

野沢「い・・・嫌ぁ・・・・っ!!助けて・・・・っ!!」  野沢は怯えすぎて泣き崩れる。

石山「さぁて、皆。殺すつもりでやんずぉおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

男たち「おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉう!!!!!」

野沢「い・・・嫌!来ないで!!嫌、嫌、嫌あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

こうして、石山たち不良たちは一斉に野沢に襲い掛かる。

つづく

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光次郎「・・・・・・っ!!?野沢さん!!??」

光次郎は野沢が倒れたところに気づいて驚く。そして、他の隊員たちも・・・・。

桜「野沢さん!!」  清水「清水隊員!!」  青井「野沢先輩・・・!??」

皆は心配そうに倒れている野沢に近づく。野沢は息を荒くして苦しんでいるようだ。

野沢「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・。」

光次郎「野沢さん・・・・・!一体何が・・・・・っ!」  青井「何故このような・・・・・。」

春日「・・・・・どうやら、野沢隊員。体の傷の苦痛が蘇ったそうね・・・・・。」

光次郎&青井「え!??」  二人は春日の突然の言葉に驚く。

しかし、野沢の体に古傷があるとは。一体彼女の過去に・・・・・?

青井「で・・・・でも!野沢先輩の体の傷って・・・・・!!」

春日「・・・・・・・・っ。」  しかし、春日は急に黙り込んでいた。

光次郎「・・・・・・っ!隊長!!」  光次郎も叫ぶが、春日は黙り込んでいる。

桜「・・・・・・野沢さんの体・・・・・実は・・・・・・。」

桜が言おうとするが、何故か清水がこう言い止めた。

清水「月野隊員!!」  桜「っ!ご・・・・ごめんなさい・・・・・。内緒の話・・・・ですよね・・・。」

光次郎&青井「・・・・・??」

清水「・・・・・野沢は私がメディカルセンターへ連れて行く。」

清水はそう言いながら、野沢を抱えながら司令室から出て、医務室へ行った。

光次郎「・・・・・・桜ちゃん。内緒の話って・・・・・。」

桜「・・・・ごめんね。その話は・・・・光次郎君たち新隊員たちには言えない事になってるの。」

青井「・・・・・野沢さんの体って・・・・・私たちに言えない程の秘密があるのですか!?」

桜「ええ・・・・。とても・・・・・じゃないと思うんだけど・・・・・・。」

春日「そんなに知りたければ、本人に聞いてみる事ね。」

光次郎&青井「・・・・・・・っ。」  二人は野沢の体の秘密に疑問を抱いていた。


そして、光次郎は自宅に帰った。その和室であかりと会話していた。

光次郎「・・・・・と、言うわけで。野沢さんの体の事は秘密にされているんだ。」

あかり「そうですか・・・・。でも、女性の体はあまり見ない方がいいですわよ?」

光次郎「いやいや!僕はHな事みたいに言ってるワケじゃぁないんだ。

ただ、彼女の体が秘密にされてるって事はなんとなく、あかりさんの時と、

ちょっと似てるって感じがするんだよなぁ・・・・・。」

あかり「・・・・確かに、デスナイトの日本支部と戦っていた時、あなたは、

私の体の事や正体を知りませんでしたからね。」

あかりの脳裏には、怒り狂う光次郎にメイド服を脱がされそうになって嫌がるところが浮かんだ。

もし、その時に衣装を脱がされたら、自分の正体をいち早く見破られるからだ。

光次郎「・・・・・女の子って、本当に体を見られるのが嫌なのだろうか・・・・?」

あかり「・・・・・女性の体には男性には見せられない恥ずかしいところがあります。

ですが、好きな男性になら自分からその体を見せる女性もいる事はテレビで見ました。」

ちなみに光次郎は今、既にお風呂からあがったか、パジャマを着ている。

あかりは隊員服や学生服をたたんでいる頃だ。

光次郎「そうか・・・・・。あまりエロイ事を考えるのはいけないって事だね。」

あかり「そうですよ。意味もなく本当にやったら犯罪者になりますから。」

光次郎「わかったよ。変質者になりたくないよ。実際のね。」

あかり「ええ。でも、あなたは立派なSSP隊員ですから、そんな事しませんよね♪」

光次郎「はははは・・・・。まあ、学生である事も忘れないおいて・・・・^^」


デスナイト対日本攻撃支部のアジトのメインルームでは、

桐原とダークネスセイバーがティーザスの報告を受けていた。

桐原「そうか・・・・。しかし、流石だな。マリオネットライターめ、

お前のモンスロイドと互角の走りを見せながらも、奴を時間切れまでに戦い続けるとは。」

ダークネス・セイバー「激しい耐久戦では、一時勝てたと言っていいだろう。」

桐原「お前の元副支部長としての実力。確かに本物であるな。」

ティーザル「ありがたきお言葉。感謝しましょう。」

桐原「フライド・チェイサーは今、メンテナンスで動けないが、それが終われば、

再び活動できるだろう。その日までに休むがいい。」

ティーザル「かしこまりました。では・・・・。」

ティーザルはメインルームから出て、休憩を行おうとした。そして・・・・。

桐原「・・・・お前も休止しても良いぞ。」 桐原は謎の男にそう言った。

謎の男「・・・・・・了解しました・・・。」  この日本人の男は一体何者だろうか・・・・・?

そして、その謎の男もメインルームから出て、休憩を行おうとした。


とある部屋。どこか某控え室らしき部屋で、ティーザルと謎の男がいた。

ティーザル「・・・・・どうやらお前の活躍はなかった事は残念だな。」

謎の男「はい・・・。私は白兵戦及び工作戦を専門としております。

敵部隊・・・特に6分隊は地上で戦っていませんでした。残念な事です・・・。」

ティーザル「だが、次の作戦がお前を待っているぞ。」

謎の男「はい。個人的な言葉ですが、私は敵の6分隊の出現を期待しています。」

ティーザル「ほほう。獲物を選ぶとは、お前の殺し好きには参るわぃ・・・・。

まあ、そこがお前のいいところでもあろうがな。ふふふふふふふふ・・・・・・!!」

謎の男「ふはははははははははははははははは・・・・・・・!!!!」

二人は悪の高笑いをした。その笑い声は部屋中に響いていた。


次の日。高町邸から学生服を着た光次郎が出てきて、見送りするあかりに挨拶する。

光次郎「いってきまぁ~す!!」  あかり「いってらっしゃいませ!」

光次郎は秋田学園へ向かって走っていた。その間に光次郎は・・・・・。

光次郎「・・・・・・・っ!」  彼の脳裏には、倒れている野沢の姿があった。

そして、また彼の脳裏に、春日の声が聞こえる。光次郎は昨日の事を考えていたのだ。

春日『そんなに知りたければ、本人に聞いてみる事ね。』

光次郎「・・・・・・よし!」  光次郎は何か決心し、さらに走った。


かくして、光次郎は秋田学園の教室で授業していた。桜や青井もいる。

光次郎は勉強をしながら、青井に向かってヒソヒソと小さな声でこう喋った。

光次郎(ねえねえ、奈々ちゃん。)  青井(っ!?な・・・なによ・・・・!?)

青井も驚き、彼女もヒソヒソと光次郎と話し合う。

光次郎(昨日、隊長が言ってたあの言葉・・・・・。)

青井(あの言葉!?・・・・・ああ、言ったわよね。そう言えば・・・!

確か、知りたければ本人に聞いてみる事ねって。まさか・・・・あんた・・・・!)

光次郎(・・・・・うん。僕は・・・・・!)  光次郎が語ろうとしたその時、

担任の女性先生が某で黒板を叩いて、ヒソヒソ話している二人に怒鳴る。

担任の女性先生「そこの二人とも、聞いてるの!!??」

光次郎&青井「はひっ!!ご・・・・ごめんなさい・・・・・;」

先生に怒られてしゅんとする二人を見た桜は思わずくすっと笑った。

桜(あの二人・・・・ひょっとしたら、野沢さんの心配をしてるかも知れないね・・・・。)


そして、学園での授業が終わり、3人は6分隊の基地の廊下を歩いていた。

青井「もう!あんたのせいで私まで怒られちゃったじゃないっ!」

光次郎「たははは・・・・^^;ごめんごめん・・・・。」

桜「うふふふふ。まあまあ。とにかく、司令室へ急ぎましょ。」

光次郎&青井「はーい。」  こうして、3人は司令室に来た。


3人と隊員たちはそれぞれ挨拶していた。しかし・・・・・?

光次郎「・・・・・あれ?野沢さんがいない・・・・?」  そう、この司令室には、

何故か野沢がいなかったのだ。いつもならいたのだが、今日は何故かいなかったのだ。

女性隊員「野沢さんは体が痛いから、家で休んでいるわよ。」

光次郎&青井「ええっ!!?」

清水「彼女はまだ体を痛めている。今の彼女にSSPの任務は難しいだろう・・・。」

桜「そう・・・・・。じゃあ、野沢さんは自分の家で休んで・・・。」

光次郎「・・・・・・っ。隊長!」 その時、光次郎は歩いて、春日の前に立つ。

春日「た、高町隊員!?」   桜「光次郎君!??」

光次郎「・・・・野沢隊員の家はどこですか!!?」

つづく

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こうして、フライングファイターは通常バルカンを使って、敵の進行を止めようとした。

フライド・チェイサー「グウウウウゥゥゥゥゥゥワアアアアアアアァァァァァァァァァ」

フライドチェイサーはバルカン攻撃を受けたが、効果はあまりない。

しかも、スピードが速いためほとんど攻撃を外してしまう。フライングはフライドに近づく。

危うく衝突しそうになった時、フライングが右の方へ飛び、なんとか避けられた。

そして、フライングファイターはフライドチェイサーの背後へ飛ぶ。後ろから攻撃する気だ。

今度はレーザーバルカンで、フライドチェイサーの後ろ部分を攻撃した。

しかし、敵はやはり速度が高いので、少ししか命中せず、多くの弾が届かなくなった。

もう一度フライングがレーザーバルカンで試みるが、結果は同じらしい。

清水「ビーム砲で動きを止めなさい!!」  フライングファイターは青いレーザー光線を発射。

光線はフライドチェイサーの後ろ部分に命中し、そこが爆発した。 ドカアァァァァァン

フライド・チェイサー「グウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥワアアアアアアアアァァァァァァァァ」

すると、フライドは攻撃が効いたか足が滑り、扱けてしまった。

光次郎「敵が扱けた!今のうちに・・・・っ!!」

フライングファイターはフライドが倒れている間に、レーザーバルカンで総攻撃をかけた。

ビビビビビビビビビ ドカアァァァンドカドカァァン  倒れているフライドチィイサーは、

無数のレーザーバルカンを受けるが、その痛みに耐えながらゆっくり立ち上がろうとする。

フライングはもう一度レーザーバルカンを使い、敵を立たせないように攻撃する。

しかし、フライドは攻撃に耐え抜いてついに立ち上がってしまった。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥゥゥゥワアアアアァァァァァァ」

フライングはまたレーザーバルカンで攻撃するが、フライドチェイサーはその攻撃に耐えながら、

口から火炎を吐いて、反撃に出た。フライングは危うく、その火炎攻撃を避けた。

フライングファイターはレーザーバルカンで攻撃して、敵をひるませる。

フライドは再び火炎を吐くが、また避けられてしまう。その時、ティーザルがこう叫んだ。

ティーザル「フライドチェイサー!!とっておきの武器を見せてやれぃ!!」

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥゥゥワアアアアアアァァァァァァァァ」

フライドチェイサーの背中の装甲が開き、そこから無数のミサイル弾が飛んで来た。

その無数のミサイル弾がフライングファイターの方に向かって飛んで来た。

桜「これは・・・・っ!!?」  清水「対空誘導弾だ!!避けろっ!!」

光次郎「野沢さん・・・・!っ!?」  その時、光次郎は野沢が何故か苦しそうなところを見た。

野沢「はぁ・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・!」 野沢は少し赤くなって息をして胸を抑えていた。

光次郎「の、野沢・・・・さん・・・・?」  野沢「・・・・っ!む・・・・胸が・・・・・!」

その時、無数のミサイルがフライングに近づいてしまう。それを見た光次郎は驚く。

光次郎「ああ・・・・・っ!!!」  このままでは、フライングが破壊されてしまう。その時。

見た事のある強烈な光が発して、それを浴びた無数のミサイルが爆発した。

これにより、フライングファイターは救われた。しかし、さっきの光は・・・もしや!?

光次郎「・・・・・・っ!え?・・・・あ!マリオネットライター!!!」

そう、空からマリオネットライターが飛んで来て、フラッシュブレイカーで敵の攻撃をかき消して、

フライングファイターを守ったのだ。光次郎は彼女の登場を見て、笑顔になる。

マリオネット・ライター「えぃ!!」  そして、ライターは着陸して、フライドと対峙する。

桜「ライター!来てくれたのね・・・・!」  清水「あとはライターに任せよう!!」

フライド・チェイサー「グウウウウウウウゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァァァァ」

マリオネット・ライター「でぁ!!」  両者は戦いを始める。ライターはフライドの顔を掴む。

フライドチェイサーは必死に首を振るが、ライターは容赦なく敵の体を蹴りつける。

マリオネット・ライター「えいっ!!てや!!むぅぅぅ・・・・!」

二回蹴ったライターはフライドチェイサーの口をこじ開ける。しかし・・・・。

マリオネット・ライター「うわああぁぁぁぁぁぁ!!?」  突然、フライドが口から火炎を吐いたので、

マリオネットライターは危うくこれを避け、フライドチェイサーから離れた。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァァ」

マリオネット・ライター「く・・・・・っ!!シュートフラッシュ!!!」

マリオネットライターはシュートフラッシュを発動した。左手の2本の指から、

クロス状の緑色の光が発すると、フライドチェイサーの体が爆発した。しかし、粉々になってない。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥゥゥワアアアアァァァァァァァ」

攻撃を受けたフライドは怒ってライターの前へ走った。体当たりする気か?

マリオネット・ライター「はっ!!・・・っ!」  ライターはハイキックで向かってくるフライドの首を、

蹴り上げた。そのため、フライドは一瞬ひるみ、さがった。その後、ライターは何故か、

いきなりフライドに背を見せて走り出した。逃げ出したのか?それとも・・・・。

マリオネット・ライター「できるだけ、街から遠い場所へ誘導しなければ・・・・・っ!!」

ティーザス「フライドチェイサーよ!追え!!」

フライド・チェイサー「グウウウウゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァ」

フライドチェイサーは物凄い速さで走り、マリオネットライターに追い抜いた。

マリオネット・ライター「あっ!くぅ・・・・!!」  ライターは抜かされた事に怒って、

さらに速度をあげて、走りフライドチェイサーを追い抜いた。ライターのスピードは、

フライド・チェイサーと同じ走りをする程であった。ライターは後ろから走ってくるフライドに、

まるでついてこいと言うように手を振る。フライドは怒った全速で走りまくる。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァァ」

フライドチェイサーはまたもライターを抜いた。ライターも負けずに全速で走る。

ライターはまたフライドを追い抜く。しかし、フライドがまた追い抜いては、

次にライターがまたまたフライドを追い抜く。両者とも走りが互角らしい。

時に、ライターが追い抜いたフライドをキックやチョップで叩きつけたりもした。

しかし、フライドも追い抜こうとするライターを蹴ってひるませたりもした。

追い抜いたライターは回転蹴りで追い抜こうとするフライドをひるませる。

しかし、フライドがまたライターを追い抜いてしまう。両者はそのまま走り続ける。

フライド・チェイサー「グウウウウゥゥゥゥワアアアアアアアァァァァァァ」

マリオネット・ライター「はぁ!はぁ!このままでは・・・・・・!えぇぇい!!」

マリオネットライターの胸のクリスタルが赤く点滅を始める。タイムリミット4分が近い。

ライターはジャンプして、フライドチェイサーに馬乗りになった。まるで駝鳥に乗る少女だ。

マリオネット・ライター「くうぅっ!なんて速いの・・・・!!振り下ろされそうだわ・・・・!!」

フライドチェイサーは自分に乗っているライターを振り下ろそうと全力で走った。

マリオネット・ライター「てぃ!ふん!!」 そのままライターは敵の頭をチョップで叩き続ける。

しかし、胸のクリスタルの点滅が早くなっていく。間もなく4分に近い。

マリオネット・ライター「もう時間がない・・・・!えい・・・!」

ライターはジャンプして、自らフライドから降りて奴から離れる。

フライド・チェイサー「グウウゥゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァ」

フライドは後ろにいるライターに向いて走りを止めた。ライターは左手を敵に向ける。

マリオネット・ライター「ライドシュート!!」  マリオネットライターがライドシュートを繰り出し、

フライドチェイサーをひるませた。その時、ライターはいきなり空を飛び去った。

マリオネット・ライター「っ・・・・・!」 ライターはもはや時間がないので、あえなく引き上げた。

ティーザル「フライド。お前も戻って修理してもらえ!」 どうやら敵も退くつもりであった。

フライド・チェイサー「グウウウウゥゥゥゥゥゥゥワアアアアァァァァァァァ」


戦いが一時終わり、隊員たちは第6分隊の基地の司令室に戻った。

しかし、野沢は赤くなりながら息をしていて、やがて倒れていった。

つづく

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アンドロイド少女・マリオネットライター   第21話・傷跡の意味は

俊足モンス・ロイド・フライド・チェイサー登場

古そうなマンションのワンルーム。ここが、SSP第6分隊員の野沢隊員の部屋である。

野沢「ん・・・。ふあぁぁ~。」  野沢は今さっきベッドから起きて、朝の準備を始めた。

そして、パジャマを脱いで下着姿となる。そして、すぐに隊員服を着て、洗面所で顔を洗った。

野沢「・・・・・・・っ!」  野沢は真剣な表情をした。これは戦いの使命に対する決意だろうか。

そして、野沢はマンションから出て、SSP第6分隊支部へ向かっていた。


恐るべし巨大科学テロリスト組織、デスナイトの対日本攻撃支部の基地。

そのメインルームでは、桐原支部長とダークネスセイバーがいた。そんな二人の前に、

黒いベレーの帽子を被っていて、鼠色の髪が少し長そうな黒衣の青年がいた。

桐原「よくぞ来てくれた。イタリア支部で副支部長の座につく程の実力を誇りし、

ティーザルよ。」  黒衣の青年の名はティーゼルと言う。

ティーザル「はっ。私はかつて、イタリア支部で副支部長の名を持っていました。

その名を恥じぬよう、その実力でこの支部の力になろうとしました。」

ダークネス・セイバー「それに、お前には専用のモンスロイドがいたとなぁ。」

ティーザル「はい。まずはその私の相棒をスタンバイさせて、出撃の時を待っています。」

桐原「ほう。では、さっそくお前の相棒の力を、我々に見せ付けてはくれまいか?」

ティーザル「はい・・・・・。では、さっそく・・・・!」

そこに、謎の男が割って出た。影に隠れる彼は桐原にこう問う。

謎の男「・・・・サポート役は俺に任せてみませんか?」

桐原「いいだろう・・・・・。お前は、俺と同じ日本人だしな・・・・。」

謎の男は桐原と同じ日本人らしい。対日本攻撃支部のメンバーには日本人がいたのだ。


学園での活動を終えた光次郎、桜、青井の3人は第6分隊支部に入り、

廊下を歩いた。そして、司令室へのドアのところに来て、光次郎がドアを開けた。

光次郎、桜、青井「こんにちわああぁぁぁ~!!」

清水「こんにちわ。」  清水はもちろん、他の隊員たちも挨拶する。

野沢「こんにちわ・・・・・・・。」  野沢は何故か暗そうな声で挨拶した。

いつもの野沢は元気よく挨拶するハズだが・・・・。光次郎は野沢に近づいて挨拶する。

光次郎「こんにちわ。野沢さん。」  野沢「うん。こんにちわ・・・・。・・・・っ。」

野沢は笑って光次郎に挨拶したが、すぐに暗そうな表情で右腕を左手でそっと触れて握った。

その時、通信女性隊員がレーダーの異常反応を見たか、春日にこう叫び伝える。

通信隊員「隊長!E地区で、モンスロイド出現!!」

春日「わかったわ!第6分隊出撃しなさいっ!!」

光次郎たち「了解!!!」  隊員たちは立ち上がって了解をした。

野沢「りょ、了解!!」  ただ一人遅れた野沢も焦って立って了解した。

春日「では、光次郎、桜、青井、野沢、清水はフライングファイターに搭乗して!!

他の隊員たちは地上から支援を!!」

隊員たち「了解!!!!」  野沢「了解・・・・・!」

隊員たちは出撃しとうよ司令室から出る。野沢も出ようとするが・・・?

野沢「・・・・・うっ!?」  野沢は急に胸を押さえて倒れそうになる。まるで、一瞬で痛みを、

感じるように。しかし、その倒れそうな野沢を光次郎が抱えて、支えてくれたのだ。

光次郎「だ・・・・大丈夫ですか?」

野沢「・・・・っ!?あ、ありがとう・・・・光次郎く・・・・。んっ!??」

自分を抱えた光次郎に感謝する野沢はまた急に胸に痛みを感じた。

光次郎「・・・・野沢さん・・・・・!?」  光次郎は苦しそうな野沢を見て心配しそうになる。

野沢「・・・・っ。ごめんね。なんでもないの。いきましょ!」

野沢は痛みを隠すように無理した笑顔でそう言う。

光次郎「・・・・・はい!」  光次郎も安心したようにそう返事して、二人で司令室から出た。


E地区の山中地帯では、奇怪な駝鳥に似た怪獣ロボットが走っていた。

怪獣ロボット「グウウウウウゥゥゥゥゥゥワアアアアアアアァァァァァァァ」

その怪獣は物凄い走りを披露しながら某怪鳥のような声で鳴いていた。

怪獣の姿は確かに駝鳥の姿に似ているが羽がなんとない。しかし、

毛がなく、哺乳類に近そうな雰囲気を持たせる茶と緑の混じったような色をしていた。

首、両足が長く、なんと尻尾も付いてあって、それも長かった。

嘴が少し黄色く、目が完全に黄色く瞳が黒かった。しかし、手はなかったようだ。

そう、この怪獣ロボットはモンスロイドであったのだ。モンスロイドは再び鳴き声をあげる。

モンスロイド「グウウウゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァァァァァァ」

とにかく速い。あまりに速すぎて村に来ては、すぐに通りぬく程であった。

しかし、その間に多くの民家を踏み潰して破壊してしまったが。

そして、遠くの山ではティーザスが、走るモンスロイドの姿を見て、こう言った。

ティーザス「行け!フライド・チェイサー!!お前の高速ダッシュで大暴れしろ!!」

そう、この走るモンスロイドの名はフライド・チェイサー。マスターはティーザスであった。

フライドチェイサーはそのまま走り続けた。前に電塔と電塔を繋がっている電線などもあるが、

フライドチェイサーは、素早い速さによる体当たりで、その電線を切り裂いてしまった。

フライドは前へと走り続け、川ををも渡っていった。そして、またその前に工場がある。

しかし、フライドは走りながら、炎を吐いてその工場を燃やして破壊してしまった。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァァ」

フライドチェイサーは走り続ける。そんなモンスロイドの好きにはさせまいと、

SSPの第10分隊の戦車部隊が立ちはだかり、一斉放射でフライドを攻撃した。

フライド・チェイサー「グウウウウゥゥゥゥゥゥワアアアアアアァァァァァァァァ」

フライドチェイサーは戦車部隊の攻撃を余裕に耐え、進行を続けていた。

そのまま走り、その巨大な足で複数の戦車を踏み潰して爆破していった。

フライドチェイサーの通った後は複数の戦車の残骸であった。残った戦車も少しはあるが。

そこに、ついにSSP第6分隊のフライングファイターが駆けつける。

ちなみに光次郎と野沢が前のコックピット、桜、青井、清水は後のコックピットにいた。

光次郎「第10分隊の戦車部隊の陣地を越えて、倒すとは・・・なんて恐ろしい奴・・・・!!」

桜「このまま進めば、街が危ないかも知れないわ!攻撃します!!」

つづく

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突然、素早い走りをする巨大な駝鳥?のような奴が現れた。奴は新モンスロイド。

フライド・チェイサーだ。あんな巨体が走ったら平和が危ない。出撃するSSPだが、

突然、野沢が体を痛めて倒れてしまう。それには、彼女の過去に関わっていたのだった。

次回、「傷跡の意味は」。  野沢の過去・・・・それはあまりに・・・・。

あとがき

どうも、ゆー1です。

いかがでしたか?マリオネットライター第20話。

いやあぁ~。ライターもとうとう20話に突入しましたねえぇぇぇぇ~w

今回はSSPが敵の前進基地を攻略するというシンプルそうな話でしたな。

ですが、デスナイトが北海道に前進基地を秘密裏に作ろうというのは、

彼らは世界的な秘密テロ組織らしい雰囲気を持たせようというつもりで・・・・。たぶん(ぁ

しかし、秘密裏として毒ガスで基地の秘密を守ると言うつもりが、

謎の毒ガス発生事件になって、ますます怪しく見えますな^^;

まあ、これは一種のヒントと言って良いでしょうね(ぁ

あと、SSPの隊員たちも国際的な防衛組織であり、隊員があまりにも多いため、

犠牲者も出て当然でしょう。・・・・ザギランに倒された某隊員二人のように・・・・(

まあ、SSPとデスナイトは戦争しているようですからねw(

次回は野沢隊員が活躍する話です。内容は彼女の過去話を出すつもりです。

シリアスになるかもでです。

それでは。

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