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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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アンドロイド少女・マリオネットライター   第21話・傷跡の意味は

俊足モンス・ロイド・フライド・チェイサー登場

古そうなマンションのワンルーム。ここが、SSP第6分隊員の野沢隊員の部屋である。

野沢「ん・・・。ふあぁぁ~。」  野沢は今さっきベッドから起きて、朝の準備を始めた。

そして、パジャマを脱いで下着姿となる。そして、すぐに隊員服を着て、洗面所で顔を洗った。

野沢「・・・・・・・っ!」  野沢は真剣な表情をした。これは戦いの使命に対する決意だろうか。

そして、野沢はマンションから出て、SSP第6分隊支部へ向かっていた。


恐るべし巨大科学テロリスト組織、デスナイトの対日本攻撃支部の基地。

そのメインルームでは、桐原支部長とダークネスセイバーがいた。そんな二人の前に、

黒いベレーの帽子を被っていて、鼠色の髪が少し長そうな黒衣の青年がいた。

桐原「よくぞ来てくれた。イタリア支部で副支部長の座につく程の実力を誇りし、

ティーザルよ。」  黒衣の青年の名はティーゼルと言う。

ティーザル「はっ。私はかつて、イタリア支部で副支部長の名を持っていました。

その名を恥じぬよう、その実力でこの支部の力になろうとしました。」

ダークネス・セイバー「それに、お前には専用のモンスロイドがいたとなぁ。」

ティーザル「はい。まずはその私の相棒をスタンバイさせて、出撃の時を待っています。」

桐原「ほう。では、さっそくお前の相棒の力を、我々に見せ付けてはくれまいか?」

ティーザル「はい・・・・・。では、さっそく・・・・!」

そこに、謎の男が割って出た。影に隠れる彼は桐原にこう問う。

謎の男「・・・・サポート役は俺に任せてみませんか?」

桐原「いいだろう・・・・・。お前は、俺と同じ日本人だしな・・・・。」

謎の男は桐原と同じ日本人らしい。対日本攻撃支部のメンバーには日本人がいたのだ。


学園での活動を終えた光次郎、桜、青井の3人は第6分隊支部に入り、

廊下を歩いた。そして、司令室へのドアのところに来て、光次郎がドアを開けた。

光次郎、桜、青井「こんにちわああぁぁぁ~!!」

清水「こんにちわ。」  清水はもちろん、他の隊員たちも挨拶する。

野沢「こんにちわ・・・・・・・。」  野沢は何故か暗そうな声で挨拶した。

いつもの野沢は元気よく挨拶するハズだが・・・・。光次郎は野沢に近づいて挨拶する。

光次郎「こんにちわ。野沢さん。」  野沢「うん。こんにちわ・・・・。・・・・っ。」

野沢は笑って光次郎に挨拶したが、すぐに暗そうな表情で右腕を左手でそっと触れて握った。

その時、通信女性隊員がレーダーの異常反応を見たか、春日にこう叫び伝える。

通信隊員「隊長!E地区で、モンスロイド出現!!」

春日「わかったわ!第6分隊出撃しなさいっ!!」

光次郎たち「了解!!!」  隊員たちは立ち上がって了解をした。

野沢「りょ、了解!!」  ただ一人遅れた野沢も焦って立って了解した。

春日「では、光次郎、桜、青井、野沢、清水はフライングファイターに搭乗して!!

他の隊員たちは地上から支援を!!」

隊員たち「了解!!!!」  野沢「了解・・・・・!」

隊員たちは出撃しとうよ司令室から出る。野沢も出ようとするが・・・?

野沢「・・・・・うっ!?」  野沢は急に胸を押さえて倒れそうになる。まるで、一瞬で痛みを、

感じるように。しかし、その倒れそうな野沢を光次郎が抱えて、支えてくれたのだ。

光次郎「だ・・・・大丈夫ですか?」

野沢「・・・・っ!?あ、ありがとう・・・・光次郎く・・・・。んっ!??」

自分を抱えた光次郎に感謝する野沢はまた急に胸に痛みを感じた。

光次郎「・・・・野沢さん・・・・・!?」  光次郎は苦しそうな野沢を見て心配しそうになる。

野沢「・・・・っ。ごめんね。なんでもないの。いきましょ!」

野沢は痛みを隠すように無理した笑顔でそう言う。

光次郎「・・・・・はい!」  光次郎も安心したようにそう返事して、二人で司令室から出た。


E地区の山中地帯では、奇怪な駝鳥に似た怪獣ロボットが走っていた。

怪獣ロボット「グウウウウウゥゥゥゥゥゥワアアアアアアアァァァァァァァ」

その怪獣は物凄い走りを披露しながら某怪鳥のような声で鳴いていた。

怪獣の姿は確かに駝鳥の姿に似ているが羽がなんとない。しかし、

毛がなく、哺乳類に近そうな雰囲気を持たせる茶と緑の混じったような色をしていた。

首、両足が長く、なんと尻尾も付いてあって、それも長かった。

嘴が少し黄色く、目が完全に黄色く瞳が黒かった。しかし、手はなかったようだ。

そう、この怪獣ロボットはモンスロイドであったのだ。モンスロイドは再び鳴き声をあげる。

モンスロイド「グウウウゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァァァァァァ」

とにかく速い。あまりに速すぎて村に来ては、すぐに通りぬく程であった。

しかし、その間に多くの民家を踏み潰して破壊してしまったが。

そして、遠くの山ではティーザスが、走るモンスロイドの姿を見て、こう言った。

ティーザス「行け!フライド・チェイサー!!お前の高速ダッシュで大暴れしろ!!」

そう、この走るモンスロイドの名はフライド・チェイサー。マスターはティーザスであった。

フライドチェイサーはそのまま走り続けた。前に電塔と電塔を繋がっている電線などもあるが、

フライドチェイサーは、素早い速さによる体当たりで、その電線を切り裂いてしまった。

フライドは前へと走り続け、川ををも渡っていった。そして、またその前に工場がある。

しかし、フライドは走りながら、炎を吐いてその工場を燃やして破壊してしまった。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥワアアアアアァァァァァァァァ」

フライドチェイサーは走り続ける。そんなモンスロイドの好きにはさせまいと、

SSPの第10分隊の戦車部隊が立ちはだかり、一斉放射でフライドを攻撃した。

フライド・チェイサー「グウウウウゥゥゥゥゥゥワアアアアアアァァァァァァァァ」

フライドチェイサーは戦車部隊の攻撃を余裕に耐え、進行を続けていた。

そのまま走り、その巨大な足で複数の戦車を踏み潰して爆破していった。

フライドチェイサーの通った後は複数の戦車の残骸であった。残った戦車も少しはあるが。

そこに、ついにSSP第6分隊のフライングファイターが駆けつける。

ちなみに光次郎と野沢が前のコックピット、桜、青井、清水は後のコックピットにいた。

光次郎「第10分隊の戦車部隊の陣地を越えて、倒すとは・・・なんて恐ろしい奴・・・・!!」

桜「このまま進めば、街が危ないかも知れないわ!攻撃します!!」

つづく

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