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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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突然、街の建物が何の前触れもなく自然に爆発を起こし、人々が何もされずに死んでしまう。

これは全て、見えなき者の仕業。犯人を必死に捜査するSSPの隊員たち。

そして、ついに光次郎が見えない者のターゲットになってしまうのか!?

次回、【見えない恐怖を打ち破れ!】  今度の敵は見えないぞ。

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?マリオネットライター第23話。

今回は偽者の回にして、ジャンボロイド復活の回でした。

いやはや・・・・最近モンスロイドだけ使っていましたが、

たまには久しぶりのジャンボロイドも使ってみたいかと思いまして・・・^^

予告通り、モンスロイドは登場せず、ジャンボロイドを蘇らせました。

マリオネットライターの戦いは、巨大な者同士の戦いですので、

ヒーローは必ず(な事もない事もあるけど(ぇ)勝つので、

そのヒーローが愛される事もありますね。この小説のヒロインたるライターも、

ちょっと人々に愛されるように描こうと、ブーム的なシーンも書いてみました。

ですが、ヒロインの偽者のせいでちょっとそのブームが崩れ、そのヒロインを、

信じなくなったり憎むようになる人もいたりしますよね^^; いやはや、

信じるとか疑うとかとは・・・少し恐ろしいもんですね。それも試練と言う事もありますが・・・(ぇ

結局、今回で本物のヒロインたるライターが偽者を倒して、

再び人々からの信頼を取り戻しましたからね。ちなみに、梶たちは、

ライターを元より愛してはいないそうです。だって、ムカツキキャラですしね^^(ぁ

光次郎がどれだけあかり=ライターを愛しているかをできるだけ書いてみました。

光次郎がSSPの仲間にたぶん怒ったのはたぶん(またか)、この話が初めて?かも・・・・。

これも、仲間たちのドラマと言っていいでしょうね。きっと(

次回は透明をテーマにした話を書きます。

それでは。

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マリオネット・ライター「えぃ・・・・・っ!!」

そして、本物のライターとニセのライターが組み合った。ついに二人のライターの戦いが始まる。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・!・・・・・・・・!!」

しかし、ニセライターは手刀でライターの顔を叩いてひるませる。

マリオネット・ライター「あぅ!!」  顔を殴られたライターは敵から少しさがる。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・・・・・!!」  そして、ニセライターがひるんだ本物に殴りかかる。

マリオネット・ライター「っ!でぃあ!!」  しかし、ライターはニセライターの拳を、

手刀で受け流し、そのスキに急接近して右ストレート、そしてハイキックのコンボ技を決めた。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・・・!?・・・・・!!」

ハイキックを受けた偽者はひるむが、すぐに体勢を取り戻し、ライターを殴った。

マリオネット・ライター「ぐはっ!!たぁ!!」  なんとか耐え抜いたライターは、

ニセライターの頭にチョップを打ち込んだ。しかし、ニセライターはアッパーで反撃する。

マリオネット・ライター「くあ!!っ・・・・・!!」  アッパーを受けたライターはそれによる衝動を、

利用して敵から離れたところへ移動し、そこから遠距離攻撃を仕掛けようとした。

どうやらフィンガーラッシュを繰り出そうとした。それに感づいたニセライターも・・・・。

マリオネット・ライター、ニセ・マリオネット・ライター「フィンガーラッシュ!!!!!!」

なんと。本物のライターとニセライターが一緒に同時にフィンガーラッシュを発射してきた。

両者のフィンガーラッシュがぶつけ合い、互いのレーザーが爆発し合う。

たまに、それぞれのレーザーが本物のライターとニセライターに命中する事もあったが、

両者は耐え抜いた。無数のレーザーが次々と爆発していきやがて煙幕までもが出てきた。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・・!?・・・・・・・・???」

その煙幕により、ニセライターは前にいたハズの本物のライターが見えず混乱した。

やがて、煙幕が晴れていき前方が見えるようになるが、そこにライターがいない。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・??・・・・・・・・!!」

その時、ニセライターが気配を感じたように上の方へ向く。そこから本物のライターが。

マリオネット・ライター「はああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」   そう。

ライターは煙幕を利用して、敵の目をあざむきその隙に空中キックを決める作戦を考えたのだ。

ライターの空中キックが見事、ニセライターに直撃した。偽者は後ろの方へ扱ける。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・・・・・!!?・・・・!」

しかし、ニセライターはすぐに立ち上がる。この時、ニセライターは何故か両手を前に出した。

ニセ・マリオネット・ライター「オリジンロケット!!!!」  すると突然。

ニセライターの両手がロケットのように飛んで来た。二つの拳が本物のライターに迫る。

マリオネット・ライター「っ!こんな技・・・・私は持ってない!!!」

そう。オリジンロケットやらの技を本物のライターが持つワケがないのだ。

こんなオリジナルの技を持つなどやはり偽者は偽者だと言っていいだろう

ライターは手刀で敵が飛ばした両手を叩き、回避した。叩かれた両手はニセライターの、

元に戻った。そして、ニセライターは左手の2本から緑色のクロス状の光が発した。これは・・・。

ニセ・マリオネット・ライター「フラッシュ・シュート!!!!」

偽者のフラッシュシュートを発動した時、本物のライターの胸のクリスタルから火花が散った。

マリオネット・ライター「きゃあああぁぁぁぁぁ!!!?」  ライターはクリスタルを攻撃され、

苦しんでクリスタルを抑えていた。その時、ニセライターが何か導火線付きの爆弾を持ち出した。

マリオネット・ライター「・・・・・・っ!!?こ・・・・これは・・・・・!?」

ニセ・マリオネット・ライター「聞けェ!!この高性能デジタル爆弾を使い、この施設もろとも、

お前らを葬ってくれるわ!!これを使った時点で私の勝利は決定なのだ!!」

ニセライターはそう言った後、すぐに高性能デジタル爆弾たるダイナマイトに付いている、

導火線に火がついた。その火は線に沿って爆弾に近づいていくのだ。

光次郎「あっ!爆弾が起動した!!」  桜「なんとか止めないと・・・・!!」

マリオネット・ライター「スライス・ライト!!!!」

マリネットライターはスライスライトを投げつけ、ニセライターの右腕を攻撃した。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・・・・・・・・!!!?」  偽者の右腕は火花と共に、

切断して吹き飛んでしまった。その腕は爆弾を持ったまま地面に落下した。

しかし、爆弾の起動は止まらず、導火線を沿っている火は段々と爆弾に近づいてくる。

そして、ニセライターの切断された右腕。その時、その右腕が何故かすぐに生えだしたのだ。

しかし、その腕は何故か前のとは違い、黒色に染まっていたのだ。

マリオネット・ライター「・・・・・っ!?見えたわ・・・・偽者の正体を・・・・・!!」

ニセ・マリオネット・ライター「ちぃ・・・・っ!私の本当の部分が・・・・・!!」

その時、フライングファイターがその爆弾の起動を阻止すべく飛び出した。

青井「あんたたちの思う壺にはいかないわよ!デスナイト!!!」

清水「消火作業開始!!!」   野沢「冷却ガス、発動しますっ!!!」

そして、フライングファイターから白いガスが噴出した。これが冷却ガスである。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・・・・・・!!」  マリオネット・ライター「待ちなさいっ!!」

ニセライターが爆弾を取ろうと走るが、後ろから本物のライターに捕まり止められてしまう。

フライングファイターは爆弾の落ちたところを飛びまわって、冷却ガスを振りまく。

これにより、導火線に沿っていた火が冷却ガスによって消されていった。

桜「やった!なんとか爆発は避けられたわ・・・っ!」  そう。敵の爆弾の起爆は阻止できたのだ。

ニセライターと本物のライターがそれを見た。そして、ニセライターがついに怒りを爆発させた。

ニセ・マリオネット・ライター「貴様のせいでっ!!!」

ニセライターがライターを思い切り殴る。本物のライターもすぐにキックで返す。

マリオネット・ライター「あぅ!!・・・・でや!!とぁ!!!」

この後すぐにライターはパンチで痛めつけチョップで決めるが、偽者は両手でそれを受け止める。

マリオネット・ライター「な・・・・っ!?うわあぁぁぁ!!?」

そして、ニセライターは勢いの良い蹴り上げで本物のライターを蹴り飛ばした。

マリオネット・ライター「痛・・・・っ!」  ライターは離れたところに扱ける。

ニセ・マリオネット・ライター「これで終わらせてやるっ!!フラッシュブレイ・・・・・!!」

ニセライターはフラッシュブレイカーを発動しようとした。このままでは危ない。

光次郎「させるかあぁぁぁっ!!!」  光次郎は本物のライターを援護しようと、

ボウガンから矢を発射した。その矢はニセライターの胸のクリスタルに直撃。 ドカアァァン

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・・・・・・・!!!??」  そのクリスタルは矢に刺され、

爆発した。そのクリスタルが割れて、その割れ目から火花が散りニセライターは苦しんだ。

桜「ライターは負けるハズがない・・・・!絶対に・・・・・!!」

小牧「本物なら必ず勝つ・・・・!頑張ってライター!!偽者に負けないでえええぇぇぇぇ!!!」

そして、小牧も桜と同じ本物のライターが勝つと信じて、木から飛び出してそう叫んだ。

光次郎「そうだ・・・・!本物は絶対に勝つ!ライター!フラッシュブレイカーを使うんだ!!

本物の実力を見せてやれ!!!!」  光次郎も本物のライターにそう叫んだ。

マリオネット・ライター「はいっ!フラッシュブレイカー!!!!」

本物のライターは本家のフラッシュブレイカーを発動。ニセライターが強烈な光を浴びて苦しむ。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・・!!」

強烈な光を浴びて苦しむニセライターはみるみると姿が変わっていく。

ニセライターは完全に姿が変わり、顔以外の全身タイツをしていた女の巨人となっていた。

そう。こいつこそがニセライターの真の姿。こいつこそが、マリオネットライターに化けて、

彼女の名を汚さんとした悪魔の巨大少女・メタモル・チェンジャーだったのだ。

マリオネット・ライター「っ!!!ジャンボロイド!!!!??」

光次郎「な・・・・・っ!ジャンボロイド!?モンスロイドではなかったのか・・・・・!!」

桜「日本支部が操ったジャンボロイドが、対日本攻撃支部でも所持していたなんて!」

青井「こ・・・・こいつがジャンボロイド・・・・!?モンスロイドとは違う雰囲気を感じるワケだわ・・・!」

そう。メタモル・チェンジャーはデスナイトが誇りし人型巨大アンドロイド、

ジャンボロイドの一人だったのだ。対日本攻撃支部で初のジャンボロイドがこいつだったのだ。

メタモル・チェンジャー「ぬぅぅぅ・・・・!まさか、この私の完璧な変装が敗れようとは・・・・・・!!」

メタモルチャンジャーは怒ってライターに迫る。ライターも接近し、両者は組み合う。

マリオネット・ライター「む・・・・っ!えぃ!!やあぁ!!」

この時、ライターはメタモルに膝蹴りを打ち、両手で敵の首の後ろの部分を叩く。

メタモル・チャンジャー「・・・・・・!・・・・・・・・!!!」

メタモルチェンジャーは負けずに、マリオネットライターを力いっぱい殴る。

マリオネット・ライター「うわっ!このおぉっ!!」  ライターも強く殴り返す。

メタモル・チェンジャー「・・・・・!?・・・・・・!」  メタモルはひるんだ。それを見たライターは、

メタモルチェンジャーの顔を両手で掴み、頭突きを決める。それから次に、

ハイキックやチョップ。そして、両手で敵の頭を叩いた。そして・・・・。

マリオネット・ライター「ふん!でぃ!はっ!やああああぁぁぁぁ!!!!」

ライターはメタモルチャンジャーの左手を掴み、背負い投げで敵を地面に叩きつけた。

メタモル・チェンジャー「おのれえぇ・・・・!ライター・・・・・・!!!」

マリオネット・ライター「思い知ったかしら!?本物の実力を・・・・・っ!はあぁぁっ!!!」

そして、ライターはジャンプして右足でメタモルに空中キックしようとした。

その時、右足が青い電光に包まれた。この光は強化の印だろ言うのか。

マリオネット・ライター「フラッシュキック!!!!」

フラッシュキックとは、マリオネットライターの強化必殺飛び蹴り技である。

そのフラッシュキックが見事、メタオルチャンジャーの首に直撃した。

すると、メタモルの首が爆発し、顔が吹き飛び地面に落ちた。

身体では、なくなった首から火花が散り、その身体が倒れて爆発を起こした。

小牧「やったぁ!偽者を倒した!!ははははは!!」

小牧は本物のライターが勝ってはしゃいでいた。

マリオネット・ライター「・・・・私の偽者の正体がジャンボロイドだったなんて・・・・・。」

光次郎「デスナイトの対日本攻撃支部め・・・・!モンスロイドだけではなく、

ジャンボロイドまで使ったのか・・・・!なんて恐ろしい知力なんだ、奴等は・・・・・っ!!」

桜「・・・・デスナイトとの戦いが・・・さらに激化していくのね・・・・。」


戦いが終わり、高町邸の和室で光次郎とあかりがいた。

光次郎「・・・・それにしても、やっぱり本物の君はやっぱり強いね。

偽者に化けた奴なんて卑怯者なだけで結局負けたもんねw」

あかり「でも・・・・あまり敵を甘く見てはいけないと思いますよ。」

光次郎「わかってる。これからも、対日本攻撃支部の奴等は、

僕たちの知識だけでは読め切れない程の作戦で行くだろう・・・・。」

あかり「でも、あなたたちSSPが力を合わせて助け合って戦えば、きっと勝てますよ。」

光次郎「うん。それに僕たちだけではなく、君の協力があってこそ今回の事件を解決できたんだ。」

あかり「・・・・そうですか。・・・もし、また困った事があったら私に協力を求めてください。」

光次郎「ああ。いつでもするさ。これからもよろしくね。あかりさん!」

あかり「はい。じゃあ、夕食の用意を致しますので^^」

光次郎「頼む^^」

こうして、ニセマリオネットライターに化けた恐怖のジャンボロイド、

メタモルチェンジャーに勝利する事ができました。しかし、驚きましたね。

対日本攻撃支部の皆さんが、モンスロイドだけではなくジャンボロイドまで使おうとは。

奴等は次にまたジャンボロイドを使うのか、それともモンスロイドを使うのか。

・・・たとえ、どんな奴が来ようともSSPとライターは協力的な戦法で、

いかなる敵に打ち勝つ事でしょう。

次回に続く

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光次郎は今、彼女にデスナイトの今回の動きについて語った。あかりは驚く。

あかり「高科学エネルギー開発施設にデスナイトが!?」

光次郎「うむ。たぶん、奴等はそこにニセライターを送り込むと思う。」

あかり「もし、そこに私の偽者が現れてそこに私が本物になって来たら・・・・っ!」

光次郎「君の無実は晴らされるかも知れない!!もし、君が奴に勝ったらの話だけど・・・。」

あかり「勝ちます!見事偽者を打ち倒し、ライターの無実を晴らして見せます!!」

あかりは余裕の表情でそう言った。どうやら偽者を倒せるチャンスだと思っているからだ。

光次郎「よーし!その意気だ!!では、さっそく僕は隊員たちと一緒に、

高科学エネルギー開発施設に行ってくる!もし、偽者が出てきたらその時は頼むよ!!」

あかり「はいっ!お任せください!!では、行ってらっしゃいませ!!」


こうして、光次郎は家から出た。そこに、桜が運転しているアクターシックスが走って来た。

アクターが光次郎の前に停まり、桜が窓から顔を出して、光次郎に声をかける。

桜「準備はいい?光次郎君!」

光次郎「ああ。いつでもいいさ!!さァ!偽者を倒しに行くとするか!!」

桜「その偽者が出てくるか出てこないかわからないけど、とりあえず。

奴を倒したいのは私もあなたも同じ気持ちを持っているのね。」

光次郎「うん!さっそく高科学エネルギー開発施設に行き、

マリオネットライターの偽者を倒しに行こう!!!」

桜「ええ!」  こうして、光次郎はアクターシックスに乗り、アクターはついに走り出した。

しかし、その近くには密かに小牧がいた。しかし、彼女は二人の姿を見ていなく、

変わりにその声を聞いていた。そして、小牧は少し震えながらこう呟いた。

小牧「高科学エネルギー開発施設にライターの偽者が・・・・!?・・・・・っ!」

そして、小牧は震えを止め表情を強張らせる。何か決意をしたそうだ。


ここが、高科学エネルギー開発施設である。高いエネルギーを造るので、

大きな工場のように建てられているそうだ。煙突もたくさんある。

そこの近くにアクターシックスが到着。そこから光次郎や桜、3名の隊員たちがいた。

桜「いい!?これからこの施設に潜入しているブラックアタッカーたちを倒すべく、

私たちは白兵戦で奴等を討伐するわ!なお、施設内で戦う時は無闇に銃器を使わないで。

もしもの時があったら、大きな被害が出ちゃうから。」

光次郎「了解しました!ちなみに、青井さんたちはフライングで出撃したって・・・?」

桜「ええ・・・。万が一、ニセのライダーが出てきた事に備えてね。

では、他の班も施設に潜入して白兵戦に取り掛かっているわ。我々も行きましょ!!」

光次郎と隊員たち「了解!!!!」  こうして、桜たちはついに開発施設へと走った。


ここが、高科学エネルギー開発施設の内部である。その一つの部屋である、

ロビーでは、既にブラックアタッカー部隊と光次郎たちの部隊が戦っていた。

桜「てぃ!!ええい!!はぁ!!とっ!!」  桜は華麗な剣術で多くのアタッカーを斬り捨てた。

他の隊員たちもアタッカーたちと戦っているが、あまり多く倒してないらしい。

光次郎「・・・・・・っ!」  遠くから光次郎はボウガンで複数のアタッカーを倒す。

ブラック・アタッカー「うわっ!!」  「ぎゃぁ!!」  「ぬお!??」

アタッカーたちはボウガンの矢にそれぞれの急所を刺され倒れていく。

ブラック・アタッカー「おるああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  光次郎「っ!!??」

残りのアタッカーが後ろから光次郎に斬りかかる。光次郎はそこに向くが、これは避けきれない。

桜「でぃあああぁぁぁぁぁぁ!!!」   ブラック・アタッカー「ぎゃあぁぁぁっ!!?」

しかし、桜が素早い動きで光次郎に襲い掛かるアタッカーに斬りつけ、彼を助けた。

ブラックアタッカーは倒れて、死亡しロビーでの敵は一双した。

桜「ありがとう。光次郎君。」

光次郎「助け合うのが、仲間だからね!」

桜「うん!さぁ!次のエリアへ行きましょう!!」

奥へと続く廊下を走る光次郎たち。しかし、右の方からの廊下から何者かのショットガンが。

そのまま前へとを走る隊員たちを狙うかのように、右からにお通路からショットガンからの銃弾が、

発射された。その銃弾は右からの廊下の前を通り越した一人の女性隊員の胴体を貫いた。

SSP隊員「きゃあぁっ!!!」  その隊員は胴体をいきなり撃たれ、倒れた。

桜「っ!?大丈夫!!?」  光次郎「しっかりしてください!!!」

桜たちが倒れた隊員に気づいて、彼女のところに駆け寄る。

SSP隊員「・・・・む!?あそこに敵が!!」  桜たち「えっ!!?」

生き残った隊員の一人が右からの廊下から撃ってきた者に指を指す。

そこに、ショットガンを構えたブラックアタッカーがいた。

桜「ブラックアタッカー!!」  光次郎「待ち伏せしたのか!!!」

ブラック・アタッカー「うけけっ!!」  アタッカーは再びショットガンを撃ってきた。

桜「危ない!!!」  一同は伏せ、なんとか敵の銃撃を避けた。今度は光次郎が立ち上がる。

光次郎「野郎!!!」  光次郎はボウガンを発射、ショットガンを持つ敵に攻撃した。

ブラック・アタッカー「ぎぎゃっ!?」  アタッカーがボウガンからの矢に首を刺され倒れた。

桜「く・・・・っ!二人は怪我をした隊員を診ていて!私と光次郎君は別ルートへ進行するわ!!」

光次郎と二人の隊員「了解!!!」  こうして、残った二人の隊員が倒れた隊員の側にいて、

光次郎と桜は別のエリアへ向かうべく、走った。撃たれた隊員は息をしているので、

まだ生きているが、このまま治療を受けなければ、生命の危険が迫っているらしい。


一方、開発施設の上空を飛びまわっているフライングファイターでは、

青井が前のコックピット、野沢と清水が後のコックピットで操縦していた。

野沢がレーダーで施設で戦っている隊員たちの行方を見守っていた。

レーダーに映っている青い点がSSP側、赤い点がデスナイト側である。

野沢「負傷者も多数出ていますが、段々と敵部隊の戦力を削っていきます!!」

清水「うん。このまま行けば、開発施設を取り返したのも同然だ!」

野沢「桜ちゃん、光次郎君。頑張って・・・!」

清水「だが、ニセのライターとやらも出てくるかも知れない。気をつけなければ・・・!」


施設内のあらゆるところでそれぞれSSP隊員とブラックアタッカーたちが戦っていた。

光次郎と桜も、とある部屋(研究室らしい。)で、ブラックアタッカーたちと戦闘していた。

桜「たあああぁぁぁぁぁ!!!!」  桜は剣を思い切り振って、一人のアタッカーを一刀両断した。

光次郎「行くぞォ!!」  光次郎はボウガンから矢を連射して、次々とアタッカーを倒す。

ブラック・アタッカー「ぐああぁぁ・・・・!!」  こうして、また一つの部屋での敵は全滅した。

桜「このまま一気に行くよ!」  光次郎「おぅ!!!」

二人はさらに走り、施設内での外の通路を通った。そこから、

違うドアからブラックアタッカー3人が出てきて、二人に襲い掛かってきた。

ブラック・アタッカー「ぇやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

光次郎「またかぁ!!!」  光次郎は迎撃しようと、ボウガンから矢を2発撃った。

ブラック・アタッカー「うわっ!」  「ぎゃ!!」

その2発は左右にそれぞれいた二人のアタッカーの心臓を貫いた。二人の敵は倒れた。

ブラック・アタッカー「このやらあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

残りの真ん中のアタッカーが怒って、桜に斬りかかって来た。

桜「くっ!!とおおぉぉぉぉう!!!」  桜は剣で敵の攻撃からガードする。

それから、すぐに剣を思い切り振り上げ敵の剣を弾き飛ばした。

ブラック・アタッカー「わわ・・・・っ!!」  桜「はあああああぁぁぁぁぁ!!!!」

桜は一気に剣を振り下ろして、ブラックアタッカーを切り倒した。

ブラック・アタッカー「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁ・・・・・!!!!」

桜「さぁ!行きましょ!!」  光次郎「わかった!!!」

二人はブラックアタッカーが開けたドアへと入り、別ルートへ潜入した。


ここが、施設のコンピューター室らしい。この部屋でこの施設の所長の男性や、

他の研究員たちが人質となり、アタッカーたちに銃を向けられ両手をあげていた。

ブラック・アタッカー「クククク・・・・!諦めな。この施設で開発中のエネルギーを奪い、

それを新たなデスナイトの強力な兵器を造り日本を征服してくれるわ!!」

そこで、この部屋のドアがバタンと開き、そこから光次郎と桜が出てきた。

光次郎「SSPです!!」  桜「救援に来ました!!」

所長「おおっ!来てくれたか!!」  ブラック・アタッカー「おのれぇ!かかれぃ!!!」

多くのブラックアタッカーが光次郎と桜に襲い掛かる。しかし、二人は恐れず迎え撃つ。

桜「でぃや!!たあ!!とう!!はっ!!」  桜は剣を振り回し、次々と敵を倒す。

ブラック・アタッカー「うわああああぁぁぁぁぁ!!!!」  「ぎゃああぁぁぁ!!!」

光次郎「行け!!」  光次郎もボウガンを連射して、次々とアタッカーを倒していた。

ブラック・アタッカー「わっ!」 「ぎゃ!」 「あが!」  「うは!」

こうして、この部屋での敵は完全に消え去り、所長たちは救われた。

所長「ありがとう。SSPの子供たちよ。」  桜「所長たちがご無事で何よりです。」

所長と桜が握手した時、いきなりこの部屋が揺れてきた。これは地震か。否・・・。

所長「な、なんだ・・・・!?」  研究員「地震か・・・・!?」

桜「いえ・・・・。これは巨大な何者かの仕業です!!」

光次郎「巨大な何者か?・・・もしや!!」

光次郎と桜、そして他の隊員たちや所長や研究員たちが一斉に施設の外に出た。

そこに、ニセ・マリオネット・ライターがこの施設の近くにいたではないか。

ニセ・マリオネット・ライター「はっはっはっはっはっはっは!!見るがいい!!

愚かな人間どもよ!今こそこの高科学エネルギー開発施設を破壊し、

次世代のためのエネルギーをすぐに奪い取ってやるぞおおぉぉ!!!」

光次郎「マリオネットライターの偽者・・・・・っ!!!」

ニセ・マリオネット・ライター「マリオネットサーベル!!!」

ニセマリオネットライターはマリオネットサーベルを召喚し、その剣を取った。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・・・・!!」  ニセライターはさっそく剣を振り回し、

高科学エネルギー開発施設を攻撃した。これにより、施設が徐々に壊されていき、

次々と爆発が起こる。しかし、そうはさせまいとフライングファイターが迎撃に出た。

青井「こいつが昨日、街で暴れたニセライター・・・!どうやら高町隊員の方が正しかったそうね!!」

フライングファイターはさっそく通常バルカンでニセライターを攻撃した。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・・!・・・・・・・・!!」

フライングのバルカン連射を浴びたニセライターは、すぐにフライングを攻撃しようとする。

近づいてきたフライングを剣で斬りつけようとしたが、避けられてしまう。

青井「もう一度!!」  フライングは再びバルカンでニセライターにダメージを与えた。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・!?・・・・・・!!・・・・・・・・・!!!!」

ニセマリオネットライターは怒って剣を振り回し、フライングを倒そうと暴れた。

そして、この光景を木から隠れて見ている人がいた。この人は小牧であった。

小牧「この施設にライターの偽者がいると聞いて来てみたんだけど・・・・。

色が緑でアイシールドが黄色く、クリスタルタイマーも赤い・・・・。

やっぱり光次郎さんの言う事は本当だったんだ・・・・!」

桜「フライングを援護する!一斉射撃!!」

地上にいる桜たち隊員たちも一斉射撃でニセライターを攻撃していた。

光次郎「マリオネットライターの誇りは汚させん!!!」

光次郎もボウガンを撃った。今度は火薬入りの矢を発射し、ニセライターにダメージを与える。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・・・!!・・・・・・・・!!!」

フライングの攻撃を受けていて、さらに地上からの攻撃をも受けたニセライターは、

怒り爆発して、地上の方の隊員たちを倒そうと剣を振り回す。今、ニセライターは、

施設の側にいるので、彼女が剣を振り回しながら歩くたびに、

爆発して段々と壊れていく。光次郎たちは少しさがりながら攻撃をしていた。

光次郎「くそっ!調子に乗って暴れるなど・・・・!!むっ!あれは!!」

光次郎は空から出てくる何者かを見て笑顔になる。その何者かとは、

青い色、アイシールドが緑、クリスタルタイマーも青い、手足が銀色の巨大な少女。

そう。本物が来た。本物のマリオネットライターが来てくれたのだ。

光次郎「マリオネットライター!!本物のライターだ!!」

桜「間違いない!本物だわ!!」  フライングも本物のライターの姿を確認していた。

青井「本物・・・・。そうよ!こいつこそが本物のマリオネットライターよ!!!」

清水「形勢逆転だ!!頼むわよ本物!!」

野沢「頑張って、本物!偽者なんかに負けないで!!!」

そして、本物のライターはニセライターの前に着陸した。

ニセ・マリオネット・ライター「き・・・貴様!?まさか、本物の・・・・!!」

マリオネット・ライター「偽者!あなただけは私が倒す!!!ライドシュート!!!」

本物のライターはレーザーラッシュでニセライターを攻撃。

ニセ・マリオネット・ライター「・・・・・!・・・・・!!?」

これにより、ニセライターは剣を破壊されてしまい、なくなってしまう。

マリオネット・ライター「・・・・・・・っ!!」  ニセ・マリオネット・ライター「おのれっ!!!」

そして、ライターは施設の近くに走って、ニセライターと接近戦を行おうとした。

つづく

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小牧「・・・・・・・・。」  小牧の姿を見た、光次郎は彼女の前に止まり、

すぐに怒りを治めながら、無理して作った笑顔で話し掛けた。

光次郎「・・・・・っ!あ、お・・・おはよう・・・・。小牧ちゃん・・・・・。」

小牧「・・・・っ!!こ・・・光次郎さん・・・・・・。」  光次郎に話しかけられた小牧は彼の前に止まる。

光次郎「ど・・・・どうしたのかな?なんか・・・・元気がないみたいだけど・・・・っ。」

小牧「・・・う・・・・っ。ううぅ・・・・・っ!!」  その時、小牧は光次郎に抱きついてすすり泣き出した。

光次郎「うっ!?こ・・・・小牧ちゃん・・・・・・??」

小牧「う・・・・っ。ぐす・・・・う・・・うぇ・・・・。ううう・・・・・。」

光次郎「な・・・何が・・・・あったんだ・・・・・・!?」

小牧「・・・・・・う・・・・う・・・・。ライ・・・ターが・・・・・ライターが・・・・・。」

光次郎「っ!?ま・・・・まさか・・・・君も・・・・・・。」

小牧「・・・・あのマリオネットライターが・・・・あんな事をするなんて・・・・。うぅぅ・・・・っ!」

光次郎「・・・・・・・っ!!」  この時、光次郎は気づいたのだ。小牧も、

マリオネットライターを純粋に愛していたのだ。しかし、そのライターが昨日、

平和な街を破壊してしまったのだ。あの正義の少女ライターが突然、残酷なる悪魔に・・・。

それを知った小牧は悲しみにくれ、心の底より泣いていたのだ。

光次郎はそんな悲しみを持つ小牧を優しく強く抱きしめながら、こう思った。

光次郎(・・・・小牧ちゃんも、僕と同じライターを愛していたんだな・・・・っ!だが・・・・・。)

光次郎は真剣な表情をして、小牧を抱きしめるのを止め彼女に向かってこう言おうとした。

小牧の顔は、涙を流していて今でも悲しい表情でありそうだったが、なんとか落ち着きそうだ。

光次郎「・・・・・大丈夫。あのライターは偽者だったんだ。」

小牧「・・・・・っ。偽者・・・・・?でも・・・・どうして・・・・・?」

光次郎「僕にはわかるんだ。・・・・っていうか、あのライターは色違いだからね・・・・。」

小牧「・・・・色違い・・・・?」

光次郎「そうさ。・・・・昨日、街を攻撃したライターは緑色なんだよ。本物のライターは、

美しく青く、いつも僕ら人間に対して優しい笑みを見せてくれるんだ。

だから、あの緑色のライターは偽者だ。いいかい?青いのが本物、緑が偽者だよ。」

小牧「偽者・・・・?じゃあ、あのライターは偽者で、緑色をしていた・・・・。」

光次郎「そうだ。だから、昨日暴れた奴はライターじゃないんだ。

でも・・・・驚いたよ。まさか、君もライターが好きで、彼女のために泣いたなんて・・・・。」

小牧「っ・・・・・。ごめんなさい・・・・。いきなり泣いてしまいまして・・・・。

でも・・・・私、マリオネットライターが好きなんです。それなのに、私・・・。」

光次郎「いや、いいって^^ライターが好きなら、それでもいいんじゃない・・・・かな?」

小牧「でも・・・・私もライターのようにいつかは、強く凛々しく立派な女性になろうと・・・・。」

光次郎「それだけでも、彼女に近づけんじゃない?それくらいの優しさだけさえ、

ずっと持っていればいつかは、立派な女性になれるさ。」

小牧「・・・・ありがとうございます・・・・。光次郎さん・・・・。」

光次郎「・・・・うん。」  小牧は光次郎に慰められたか笑顔になり、光次郎も微笑んだ。

小牧「・・・・光次郎さんもマリオネットライターが好きですか?」

光次郎「・・・・・うん!大好きさ!!」

・・・・二人はお互いライターを愛している者同士と知り、絆が深めそうになった。

小牧「私も好きです。・・・・仲間ですね^^」   光次郎「・・・・・うん!」

二人は笑顔を見せ合った。その時、青井の叫び声が響いてきた。

青井の声「高町!!!!」  光次郎と小牧「・・・・・っ!!?」

二人は彼女の声に驚き、後ろへ向く。そこに、イライラしてそうな青井の姿があった。

光次郎「な・・・・奈々ちゃん・・・・!?」 光次郎は小牧から少し離れる。

青井「だから、青井だって言ってるでしょ!!?全くどこでほっつき歩いたんかと思ったら・・・・!!」

小牧「あ・・・・あの・・・・・・。」

青井「ん?あなたは・・・・・誰?」  どうやら、青井は小牧とはこれが、初めてだそうだ。

小牧「・・・・・私、小牧千尋です。ま・・・まだ中学ですが・・・・・。」

青井「・・・・いわゆる、高町の友達って言いたいでしょ?」

小牧「・・・・は、はい・・・・・。そ・・・・そのつもりですが・・・・。」

光次郎「どうやら、小牧ちゃんは僕に憧れているそうなんだ。」

青井「そう・・・・。それより、月野先輩が呼んでるから、早く急いでっ!!」

光次郎「え?!桜ちゃんが!?わかった・・・・・すぐ行く!!ごめん、小牧ちゃん。僕、行くから」

小牧「は・・・はい・・・。また会えますよね・・・・?」

光次郎「・・・会えるさ。」  青井「・・・・またいつか、会えるわ。それまで待てる?」

小牧「・・・・・はい。待って見せます。何時間でも・・・・っ。」

光次郎「・・・・・うん。行こう、奈々ちゃん!!」

青井「何処かへほっつき歩いていたあんたが言わないでよ!でも、急がなきゃね!!」

二人は桜のところへと走った。小牧は切ない顔をしているが、涙は流れていなかった。


こうして、光次郎と青井は人気のない学校の屋上で、桜と交流した。

光次郎「一体、どうしたって言うの?桜ちゃん。」

桜「・・・・実は、光次郎君に言われて、隊長に連絡して、

ライターの偽者について連絡してみたんだけど・・・・・。」

青井「まさか・・・・・その偽者が現れたと言うのですか・・・・!?」

桜「いえ・・・・っ。その偽者について清水さんと野沢さんが昨日、偽者が破壊した街を、

調査をしていたけど、そこにブラックアタッカーたちが現れたの。」

光次郎「ブラックアタッカー!?」  青井「まさか・・・・デスナイトが!!」

桜「ええ・・・・。でも、そいつらはもう既に清水さんや野沢さんに倒されたわ。その時、

高科学エネルギー開発施設占領作戦の情報を聞いたのよ。」

光次郎「高科学エネルギー開発施設!?」

青井「そこは、これからの人類のために、新しいエネルギーを造るための、

研究しているところだけど・・・・。待てよ!?まさか・・・奴等は・・・・・っ!!!」

桜「ええ・・・・っ!その施設で開発されているエネルギーはジャンボロイドを、

造れる程にもなるかも知れないわ。デスナイトは施設に襲撃し、

そこのエネルギーを入手して、新たな戦力にしようと企んでるらしいわ。」

光次郎「・・・・・だったら好都合かも知れないね・・・・っ!」

桜「えっ?」  青井「どこが好都合なのよ!!?奴等は・・・・・!!」

光次郎「ライターの偽者を送り込んで、僕らの行動を妨害する。」

桜「っ!?な・・・・何故そんな事が・・・・??」

光次郎「・・・・僕、思うんだ。あのマリオネットライターの偽者は、

デスナイトが送り込んだのだと。奴等はライターの信頼を崩そうとしていたんだ。」

青井「まさか・・・・・っ!あの昨日の騒動もデスナイトの仕業じゃ!!?」

光次郎「まぁ・・・・。昨日、あかりさんとの会話でそう思ったけど・・・・。

これは真実かも知れない。でも、あの偽者はデスナイトの手先だと思うんだ!!」

桜「しかし、私たちや隊長たちは偽者は緑色をしていると言う事はもうわかっているわ・・・・。」

光次郎「もし、そこで偽者が現れた・・・・僕たちSSPの力で叩きのめしてやる!!!」

青井「・・・・そうすれば、ライターの無実が晴らされるってワケね!!」

桜「でも、我々SSPだけではないっ!もし、我々がピンチな時は、

本物のライターが来て、本物が勝てばそれこそ無実が晴らされるって事よ!!」

光次郎「っ!?その手があったか!!」


一方、デスナイトの対日本攻撃支部のメインルームでは、桐原支部長とダークネスの前に、

ニセライターに化けたメタモル・チャンジャーがいた。

桐原「・・・・これより、我々は高科学エネルギー開発施設占領作戦を開始する。

しかし、その前にSSPが、邪魔しに来るだろう。そこで、君がマリオネットライターとなり、

奴等の前に現れ、彼等を殺してしまえ。そうすりゃ、奴の信頼はさらに崩れるだろう・・・・っ。」

メタモル・チェンジャー「はい・・・・っ。必ず、SSPを滅ぼし・・・・!見事、

マリオネットライターの信頼を完全に崩壊して差し上げましょう・・・・。クククク・・・・・!!」

ダークネス・セイバー「メタモルよ。完全工作を達成させるため、

万が一、高性能デジタル爆弾を与える!これで、都会を一発で消し飛べるハズだ。」

メタモル・チェンジャー「はっ。ありがたき幸せ・・・・・っ!!」

桐原「行け!メタモルチェンジャー!!さっそくニセのライターに変身するのだ!!」

メタモル・チェンジャー「かしこまりました!!!」


アジトから出たメタモルチェンジャーは何処かの森で何か仕出かそうとした。

メタモル・チェンジャー「・・・・・メタモルフォーゼ・チェンジ!!!!」

メタモルは両手をあげながらそう叫ぶと、彼女の体が光に変わりやがて、

その光が巨大化していく。その巨大化した光は徐々に巨大な少女の姿になる。

体が緑色・・・アイシールドが黄色い・・・クリスタルタイマーも赤い・・・・・手足が黒い・・・・。

そう。これは、ニセマリオネットライターの姿だ。そう。ニセのライターは、

デスナイトの戦士・メタモルチェンジャーの変身した姿だったのだ。

ニセ・マリオネット・ライター「ふはははははははは!!!!ライターよっ!

今に見てるがいい!!お前の仲間を皆殺しにして、

人間たちのお前への想いを完全にロストしてやるぞォ!!はっはっはっはっはあァーっ!!!」


そして、光次郎は高町邸に戻り、あかりのいる和室へ入った。

つづく

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そして、次の日の朝。高町邸の玄関より制服姿の光次郎が出ようとした。

あかり「行ってらっしゃいませ。」  あかりはそう言いながら、光次郎を見送る。

光次郎「うん。行ってきます。」  どうやら、光次郎は学園へ行くつもりだ。

あかり「・・・・・っ。あの偽者・・・・いつ出るのかわかりませんが、その時は・・・・!」

光次郎がいなくなった事を確認したあかりは少し真剣な表情になり、和室へ行った。

どうやら、あかりは自分の偽者を許せず、奴の出現に備えて待機した。


街中を歩く光次郎は、桜と青井と出会った。

光次郎「おはよう。桜ちゃん。奈々ちゃん。」

桜「おはよう。光次郎君。」   青井「・・・・・おはよう。」

3人はそのまま一緒に学校へと歩いていた。その時、青井は小さく呟く。

青井「・・・・・昨日は・・・ごめん・・・・。」   光次郎と桜「えっ!?」

二人は何故か青井が謝る事に気づく。一体、青井は何に謝ったのだろうか・・・?

光次郎「・・・・今、なんて・・・・・?」

青井「・・・・・あんたに言ってるのよ。あんた、ライターが好きだと思っているから。」

光次郎「・・・・・そうか。じゃぁ・・・許すよ。それに、こっちからもごめん。」

青井「・・・なんであんたが謝るワケ?」

光次郎「僕も・・・・あの時、奈々ちゃんにあんなに怒ってしまって・・・・。」

青井「・・・・・っ!べ、別に許すけど、怒られるのが隊員としての常識じゃないの!?

・・・・ってか、たまには青井って呼んでくれないかしら!?」

光次郎「へぇ・・・・。じゃあ・・・・・・青井さん・・・・でいいかな?」

桜「・・・・くすっ。」  桜は二人のやりとりを見て、微笑んだ。

どうやら二人は仲直りをしそうになりそうなので、安心しようとした。

青井「・・・・・っ。まあ・・・・その一言だけでいいけど?」

青井は少し納得したか赤くなりながらもそう言った。光次郎と桜はそれを見て、笑った。

光次郎と桜「はははは・・・・・っ!」


こうして、3人は秋田学園の、自分たちのクラスに入った。

どうやら多くの生徒たちが何やらにぎやかに話し合っているそうだ。

男子生徒「・・・・どうやら、昨日、マリオネットライターが暴れていたらしいぜ。」

「嘘だろ?あの正義のお姉さんがよ・・・・。」  「俺は結婚したい程に好きだったのになァ・・・・。」

女子生徒「私も憧れていたのに、あんまりだわ・・・・。」

「なんで急に暴れだしたのかしら?」  「昨日は信じられないよ。あの優しい巨人が・・・・。」

男子生徒「一体ライターに何があったのだろうね?」

女子生徒「わからないわ。・・・・・あの女神が、悪魔になっちゃったなんて・・・・。」

光次郎「なんかクラスが騒がしい事になってるな・・・・。」

青井「きっと、昨日ライターが暴れていた事が噂になってるのよ・・・・!」

桜「皆、ライターが好きだったのに彼女が悪意を持った事に信頼をなくそうとしているんだわ。」

光次郎「・・・・・今まではあんなにライターブームについて話し合っていたのに。」

男子生徒「俺さ・・・・。マリオネットライターのフィギュアを10個くらい買ったんだぜ。

あれは一個につき、何千もしたんだ。でも、今じゃ損した気分になりそうだなぁ・・・・。」

「俺も、今度、ライターの同人誌やイラスト集を出そうと思っていたんだ・・・・。」

女子生徒「私も、マリオネットライターのコスプレをしようと思ったけど、やる気がなくなったわ。」

光次郎「そうそう。今度、マリオネットライター祭りがあるんだよねェ。」

青井「・・・・・って、他人の話に割り込むような事してどうするのよ。」

桜「・・・・でも、マリオネットライターが何故、あんな事を・・・・。」

光次郎「・・・・僕、実はマリオネットライターが暴れた理由を知っていたんだ。」

桜と青井「ええっ!!!?」  二人は光次郎の発言に驚く。

光次郎「昨日、街を破壊したライターは・・・・実は偽者だったんだ。」

桜「に・・・偽者・・・・??」  青井「でも、なんでそんな事を簡単に考えられるの!?」

光次郎「・・・・よく考えてよ。昨日のライターの姿・・・なんか変だったんじゃないか?」

桜「・・・・っ!確かに昨日のマリオネットライター・・・・体が緑だったわ。

クリスタルタイマーも元から赤かった。何もかも色が違ったわ。」

青井「・・・・・それに、必殺技の名を叫ぶ以外掛け声もなく、声もなんか違っていたわ。

まさか・・・・誰かがマリオネットライターに変装しているんじゃ・・・・・!!」

光次郎「そうさ!あのライターは何者かが化けた偽者なんだ・・・・!!」

桜「そうだよね・・・・。そうだと信じたい・・・・!本当のマリオネットライターなら、

何も事件がないのに、すぐに現れて何の理由もなく暴れる事ないよね。」

青井「確かに・・・・。本物のライターはデスナイトの巨大兵器から平和を守る存在だわ。

・・・それに、本物なら4分間だけ活動する。昨日のライターは、4分以上活動していたわ!!」

光次郎「うん!タイムリミットの4分以上も動いているライターなんてありえないっ!!」

桜「その4分以上でも動けるライターは偽者だわ・・・・!やはり、あいつは偽者!!!」

光次郎「そうだ!あの偽者め・・・・ライターの顔に泥を塗ろうとしやがって・・・・・!!

桜ちゃん!すぐ、SSPに連絡するんだ!昨日のライターは偽者なんだって!!」

桜「了解!!やってみるわ!!」


数分後、光次郎は廊下を歩いていた。そこで、聡子と出会っていた。

聡子「・・・・・昨日、マリオネットライターが街を破壊したってね・・・。」

光次郎「あっ!聡子さん。」

聡子「・・・・・・・残酷だよね。いきなり正義の味方のお姉さんが悪の巨人になるなんて。

光次郎君は何故、ライターが暴れたと思っているのかな?」

光次郎「・・・・・あのライターは実は、偽者だったと思います!

本物のライターが罪のない人たちの平和を破壊するワケありません!!」

聡子「ふふっ。そうだね。ライターがあんな事するワケないもんね。」

聡子は微笑んで光次郎の頭を撫でた。光次郎も微笑む。しばらくして、彼女は彼の頭を放した。

聡子「あのライターは偽者だといいわね。私もライターのファンなんだ。」

光次郎「そうですか。でも、あの偽者が正体を表したら、本物が成敗するでしょう!」

聡子「そう^^じゃ、またね。」  聡子は手を振りながら、光次郎から離れた。

光次郎「・・・・・くすっ。・・・・む!?」  彼女を見送りながら微笑む光次郎だが、

すぐにまた誰かが来た事に気づく。榊が光次郎のところへ走ってきたのだ。

光次郎「さ、榊君!!!」

榊「光次郎!昨日のニュースを見たか!?」  榊は光次郎のところで止まってそう言った。

光次郎「知ってるさ。昨日のマリオネットライターが暴れた・・・だろ?」

榊「っ!?あ・・・ああ!そ、そうだ!!あのライターが悪い事するなんて・・・・っ!!」

光次郎「いや。あのライターは偽者だと思うんだ。」

榊「・・・・え?おお!お前もあのライターが偽者だと思っていたのか!?」

光次郎「え!?榊君も僕と同じ想像したのか!!?」

光次郎はまさか榊が自分と同じ想像をしている事に驚いた。

榊「とりあえずなんだが・・・・あのライターは偽者だと思うんだ。」

光次郎「そうだよな。・・・あいつ、緑色をしやがった!本物なら青いハズだ!!」

榊「そうそう。あの時の緑色のニセライター、街を破壊するし、すっげぇ許せなかったぜ!!

それにくらべ、本物の青いライターは勇敢で可愛いんだよなあぁ~w」

光次郎「あ・・・・ああ・・・・・・;」

榊「とりあえず、あの昨日の奴はライターじゃない。どっかの遊星人かも知れないぞ。

気をつけろよ。緑色の偽者野郎は絶対に許しちゃおけねぇからな。それじゃ!」

榊は元気良く歩き、光次郎から離れた。光次郎は今の彼の姿を見て微笑んだ。

光次郎「・・・・榊君。君はやっぱり最高の友達だよ・・・・。」

光次郎はしばらく廊下を歩いていた。しかし、何かを見た光次郎は急に足を止めた。

光次郎「っ!?あいつらは・・・・!!」  そう。光次郎の前には、

梶たち弓道部のメンバーがいた。しかし、彼らは何か話していた。

梶「しかし、あのマリオネットライターが昨日、街で大暴れしたとはよォ。」

梶の友人たち「・・・・・だが、あれは事実だぜ。やべぇよな。」

「もしや、ライター。実は本当は凶悪なデスナイトのジャンボロイドで、

今まで正義の味方のフリをして、俺たちを騙したんじゃ・・・・・っ!!」

梶「・・・・かも知れんなァ。つぅかあの女、元々デスナイトのジャンボロイドらしいしな。

・・・・ってか、俺たちマリオネットライターなんか関係も興味もないし。

もしものときゃ、後はSSPや防衛隊が・・・・っ!」

光次郎は彼らの話を聞くたびに、目を強張り、歯を食いしばり、怒りが込みあがってきた。

光次郎「っざけんなよ!!!!!」  そして、我慢の限界が来たか、光次郎は、

マリオネットライターを馬鹿にした梶たちを許せず、彼らに物凄い怒声をかけた。

梶「あぁ・・・・!??あっ!!」  梶たちはその声を聞いたか、切れそうに後ろの方を向く。

そこに光次郎がいた。彼を見た梶たちは急に驚き、何故か一歩離れる。

光次郎「お前ら・・・・・!!ライターがどれだけ僕たちやお前らを含む多くの人間たちを、

デスナイトの怪ロボットどもから守ってきたかわかってんのかよ・・・・・っ!!!

あの人は、数え切れない程の傷を負いながらも何度も立ち上がり、戦ったんだぞ!!!!」

梶「ち・・・っ!高町、お前か・・・・・!行くぞ、皆!!」  梶の友人たち「おう・・・・!!」

梶たちは何故か光次郎と喧嘩せず、彼の方から逃げるように歩いていた。

光次郎「あ!待て・・・・・っ!!ち・・・!あのクズどもが・・・・・・!!!」

光次郎はさっきの事で怒りながら、廊下を歩いていた。

光次郎「・・・・むっ!?」  その時、光次郎の前に悲しそうな表情をしている小牧の姿が。

つづく

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