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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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マッドネスアシッダーはさっそく暴走が始まり、近くの団地の建物を叩き壊し始める。

このままでは、中の人たちが危ない・・・と、思いきや。

SSPの隊員たちが既に捕らわれた人々を多く救出し、団地の外にいたのだ。

しかし、光次郎、桜と、青井側はまだ逃げ遅れていた。まだ団地の中で、

捕らわれた人々を必死に誘導していた。

桜「落ち着いて非難してください!!!」

光次郎「できるだけ急いでください!!」

青井「く・・・・っ!こんな時にモンスロイドが・・・・!!」

マッドネスは近くの団地を叩き壊してしまう。

野沢「モンスロイドが出てくるなんて・・・・!聞いてないわよ!!」

清水「いや!デスナイトのやる事だ!!作戦の失敗に怒って、起動させたに違いない!!」

マッドネス・アシッダー「キチャアァァァッ」 マッドネスは口から黒い液体を吐いた。

その液体にかけられた団地の建物はドロドロに溶けてしまった。

そう。マッドネスの吐く液体は溶解液なのだ。背中のタンクには、

その液体がタップリ蓄えているだろう。マッドネスは再び溶解液を吐き、

今度は遠くの民家を多く溶かしてしまう。これを見た人々は恐怖に怯える。

そこに、高志とあかりが来る。光次郎たちの心配に来たのだ。

高志「あっ!モンスロイドだ!!姉ちゃんどうなっちゃうの・・・!?」

あかり「・・・・っ!光次郎さん・・・・・!」

神山副隊長「一斉射撃開始!!!モンスロイドに破壊をさせるな!!!」

神山副隊長の命令で、隊員たちは一斉射撃を開始して、マッドネスを攻撃。

マッドネス・アシッダー「キチャアァァァッ!キチャアアァァァァッ」

攻撃を受けたマッドネスはますます怒り、周りの団地を破壊し始める。

あかり「このままでは、いけない・・・!高志君!!少し待ってください!!」

高志「うん!!」 高志が頷くと、あかりも頷いてすぐ彼から離れて行った。

そして、あかりは誰もいない団地の建物の中に入って、変身を開始した。

あかり「ライトニング・メタモルフォーゼ!!!!!」

そして、あかりが入った団地の建物からマリオネットライターが突き破って出てきた。

マリオネット・ライター「・・・・・っ!!」 そして、ライターはすぐ敵に向かって、

ファイティングポーズを構える。しかし、マッドネスはこれに気づかず、暴れている。

桜「あっ!!マリオネットライターだわ!!」 美里「ライターが来てくれたのね!!!」

高志「ライターのお姉ちゃん!!美里お姉ちゃんを助けて!!!」

マリオネット・ライター「はい!!」 そして、ライターは光次郎たちのいる、

団地の建物へと向かって歩く。そこに近づき、光次郎たちも彼女に近づく。

ちなみに、光次郎たちはまだ4階?にいる。逃げるのに時間がかかるだろう。

マリオネット・ライター「・・・・・っ!!」

ライターは光次郎たちに向かって両手を出して、地上へいち早く運ぼうとした。

光次郎「ライターはあなた方を助けてくださいます!!焦らずに乗ってください!!」

美里「はいっ!!」 そして、美里たち捕らわれた人々の半分がライターの両手に乗った。

そして、ライターはその人々を乗せた両手を地面に置き、その人々をおろした。

捕らわれた人々「やったァ!!」 「助かったぞ!!」 美里「ありがとうございます!!!」

桜「ライター!!残りの人々もお願い!!!」 マリオネット・ライター「はい!!」

そして、ライターは再び捕らわれた人々に向かって両手を向ける。

残りの人々全員がライターの両手に乗る。

そして、ライターはその人々を乗せた両手を、

地面に置いて、彼らをおろす。これで捕らわれた人々は全て完全に救出された。

マリオネット・ライター「さァ!!光次郎さんたちも・・・・!!」

ライターはそう言いながら、光次郎ら隊員たちに両手を向けて。

光次郎「よし!行こう!皆!!」 隊員たち「了解!!!!」

そして、隊員たちもライターの両手に乗る。

マリオネット・ライター「これで最後・・・・!」

ライターは光次郎たちを乗せた両手を地面に置いた。

桜「今よ!おりましょ!!」 光次郎「ありがとう!ライター!!!」

そして、隊員たちはライターの両手から降りて、地面を走って団地から離れる。

マリオネット・ライター「良かった・・・。これで全員救出できた・・・。っ!?」

その時、今になってマッドネスがライターがいる事に気づいて、溶解液を吐き出した。

マッドネス・アシッダー「キチャアアアァァッ」 マリオネット・ライター「くっ!!!」

ライターはいち早く溶解液を避けようと、建物から離れるように跳んだ。

それにより、溶解液が建物にかけて、溶かしてしまう。

光次郎「もし、ライターが助けに来てくれなかったら、今頃僕らは溶けたかも・・・!」

マリオネット・ライター「・・・・っ!ぬっ!!!」 ライターは敵に向かって走り出す。

マッドネス・アシッダー「キチャアアァァッ」 そして、マッドネスも走り、彼女と激突する。

マリオネット・ライター「はっ!!でぃ!!せや!!!」 ライターは敵にタックルし、

そのまま膝蹴りを打ち込む。そして、手刀でマッドネスアシッダーにダメージを与える。

マッドネス・アシッダー「キチャアアァァッ!キチャアアァァァッ」

マッドネスはすぐにパンチで反撃するが、

避けられる。しかし、もう一発のパンチは決まった。

マリオネット・ライター「ふっ!!うわっ!!?」 ライターは敵の拳を受けてひるむ。

そして、マッドネスは長い首を振って、ライターを突き飛ばしてしまう。

マリオネット・ライター「あぅ!!くぅ・・・っ!!」 ライターは近くの団地の建物にぶつかり、

その建物が崩れてしまう。ライターはその建物の瓦礫の中から立ち上がる。

マッドネス・アシッダー「キチャアァァァッ!キチャアアアアァァッ」

マッドネスは口から溶解液を吐いて、ライターを倒そうとする。

マリオネット・ライター「ハイパー・リフレクト!!!!!!」

ライターはハイパーリフレクトで敵の溶解液を防いだ。

桜「ライターを援護します!!!」 光次郎&青井「了解!!!!」

そして、桜や青井はサンレントガン、光次郎はボウガンでマッドネスを攻撃した。

無数の銃弾と火薬の仕込んだ矢の複数による攻撃を受けたマッドネスは隊員たちの方に向く。

マッドネス・アシッダー「キチャアアアァァッ」 マッドネスは溶解液で隊員たちに迫る。

ほとんどの隊員たちが走って避けるが、少数の隊員たちが溶解液を浴びて溶けてしまった。

マッドネス・アシッダー「キチャアァァッ!キチャアアアァァッ」

マッドネスは両手からの光線で、遠くのビルを爆破した。

マッドネスアシッダーはそのまま団地から離れ、街で暴れようと歩いた。

マリオネット・ライター「っ!?はあああぁぁぁぁぁ!!!!」

ライターはジャンプして、街で暴れるマッドネスの前に着地してすぐに打撃する。

マリオネット・ライター「とう!!!たァ!!!」 ライターは手刀でモンスロイドの、

首を打ち、まわし蹴りでマッドネスアシッダーを蹴り飛ばす。

マッドネス・アシッダー「キチャアアァッ」 マリオネット・ライター「えええぇぇい!!」

ライターは走るが、マッドネスは両手からの光線を発射。

ライターは光線を受けてひるむ。

マリオネット・ライター「きゃあぁぁっ!!!」 動きを止めたライターを倒そうと、

マッドネスは一気に立ち上がり走り出した。そして、頭突きでライターを突き飛ばす。

マリオネット・ライター「うわあああぁぁぁぁぁ!!!!!」

ライターは敵から離れた場所で倒れるが、すぐに立ち上がる。

そして、クリスタルタイマーが点滅してしまう。タイムリミットの4分が近い。

マリオネット・ライター「っ!!でやああああぁぁぁぁぁ!!!!!」

ライターは物凄いジャンプで高く跳ぶ。そして、マッドネスめがけ空中キックを決める。

マリオネット・ライター「フラッシュキック!!!!!!」 ドカアアアァァァァン

ライターの強力必殺キックがマッドネスに炸裂。光る足が敵の身体に直撃して、

その身体が爆発。マッドネスアシッダーはそのまま倒れてしまう。

そして、背中のタンクが地面にぶつかり、そのタンクが壊れてしまう。

その壊れたタンクから大量の液体が漏れ出し、マッドネスがその液体を触れてしまう。

ドカアアァァァァン ボオオォォォォ・・・・

その溶解液に触れたマッドネスの身体が爆発し、ほとんどの機体が炎上してしまう。

マッドネス・アシッダー「キチャアアァァァッ!キチャアアァァァッ」

マッドネスは今のアクシデントで瀕死状態である。

マリオネット・ライター「シュートフラッシュ!!!!!」

ライターはシュートフラッシュを発動。これを受けたマッドネスは大爆発を起こし、

粉々になって死んでしまった。これを見た光次郎と高志は喜んではしゃぐ。

光次郎「やったあああぁぁぁぁぁ!!!!ライターが勝ったぞォ!!!!」

高志「わーい!!モンスロイドをやっつけたぞおぉぉぉっ!!!」

里美の声「高志いいぃぃぃぃっ!!!!」 その時、里美の声が聞こえて来た。

高志「え・・・?あ!お姉ちゃんだ!!」 光次郎「え!?本当かぃ!!?」

高志と光次郎は里美の方を見た。里美は高志に向かって走った。

里美「高志いいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!」

高志「お姉ちゃああああああぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!!!!」

高志も姉の里美に向かって走る。そして、姉弟は再会して、抱き合いながら泣いた。

里美&高志「わあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

光次郎「よかった・・・・。この人たちの幸せを守れて・・・・。」

微笑む光次郎の近くにあかりが来て、彼女も微笑む。

あかり「ええ。これからもこの二人は幸せに生きる事でしょう・・・。」

光次郎「うん・・・・。これからも人々の幸せを守っていこう・・・・。」

そして、桜や青井も笑いながら帰っていく里美と高志を見ていた。

桜「あなたが・・・・この二人の幸せを守ったのよ・・・。」

桜は青井に感謝するように言うが、青井は何故か落ち込んだような表情であった。

青井「・・・・でも、私の幸せはもう・・・・・。」

桜「え・・・?」

桜が今の青井の言葉に感づく。しかし、青井は桜から離れるように歩き去った。

こうして、デスナイトの人狩り作戦は潰えました。しかし、

桐原は恐ろしい程の強敵でした。果たして、

光次郎は桐原に勝てるのでしょうか?そして、勝利した青井の心に、

晴れがありませんでした。青井に笑顔は戻るのでしょうか?

次回につづく

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桜「く・・・・っ!そこをどきなさい!!!」

ブラック・アタッカー「ふざけんな!!刺すぞ!!!」

「この先には奴隷たちの収容所があるのだ。我々はそこを死守するのみ!!!」

青井「こ・・・のォ!!!」 桜「待って!奈々ちゃん!!」

青井がアタッカーたちに切りかかろうとする時、桜が彼女を制止する。

青井「っ!?先輩・・・・・。」

桜「ここは私たちに任せて・・・・!あなたは光次郎君たちと一緒に救出を・・・!」

青井「けど、こいつらは・・・・・!!」

桜「わかってる。私も・・・・デスナイトが憎いわ。

でも、SSPの任務は抹殺より防衛なの。わかる?この意味・・・?」

青井「・・・・・っ。」 しかし、青井は理解できず苦悩しそうになる。

桜「防衛・・・・。それは人の命を安全を守る使命なの。

それが、SSPの一番の使命。それが、デスナイトを倒す道でもあるの・・・・。」

青井「・・・・っ。了解・・・・!」

光次郎「行こう!!奈々ちゃん!!早く救出しなきゃ、どうなるかわからないぞ!!!」

青井「・・・・・ええ!先輩、生き延びてください!!!」

そして、青井は光次郎や他の隊員たちと一緒に、牢獄へと走っていった。

桜と数名の隊員たちがブラック・アタッカー部隊と戦い始めた。

ブラック・アタッカー「ざけんなオラァ!!!」 「散れやァ!!!」

アタッカーたちは剣で襲い掛かるが、隊員たちも剣で迎え撃つ。

桜「はっ!!でぃ!!とぁ!!!」 桜は素早い剣裁きで敵を2,3人斬り倒す。

ブラック・アタッカー「あ”あぁぁっ!!!」 新たなアタッカーが桜に襲いかかる。

桜「く・・・・っ!」 桜は剣でガードし、そのまま敵と一緒に団地の部屋へと入り込む。


そして、桜と複数のアタッカーたちは団地の部屋でも戦いを繰り広げる。

ブラック・アタッカー「おらああぁぁぁぁ!!!!」 桜「・・・・・っ!せえぇい!!」

アタッカーと桜は剣で押し合う。桜は力いっぱい、敵の剣を弾いて、

そのままアタッカーを斬り捨てた。すると、他のアタッカーたちも桜に襲い掛かる。

桜「はっ!ぐっ!!せや!!とう!!てぃ!!」

桜は一人目のアタッカーを素早く斬るが、二人目の攻撃をガードし、

すぐに敵の剣を弾き、そのアタッカーを斬り倒し。そして、3人目の攻撃を受け流し、

その3人目をも切り捨てた。そして、4人目の腹を貫き、5人目を斬り倒した。

ブラック・アタッカー「雌豚ああぁぁぁぁっ!!!!」

また一人のアタッカーが椅子を投げつけた。しかし、桜はこれを避ける。

桜「ふん!!ふああああぁぁぁぁ!!!!」 そして、桜はすぐにそのアタッカーを斬った。

ブラック・アタッカー「ぐあ!!!」 アタッカーは桜の素早い横斬りに倒した。

桜「・・・・っ!奈々ちゃん・・・!光次郎君・・・!」


そして、青井と光次郎は数名の隊員たちを引き連れて走っていた。

その頃、清水と野沢は階段のところでアタッカーたちと戦闘をしていた。

清水「はああぁぁぁぁ!!!」 野沢「えええぇぇぇぇい!!!」

野沢と清水は華麗な剣術で、ほとんどのアタッカーを切り倒し、

複数のアタッカーたちは階段からゴロゴロと転がっていた。

清水「早く市民たちが閉じ込められている牢獄へ急ぎましょ!!」

野沢「ええ!!!」 そして、二人も牢獄へと進んでいこうと階段を上った。


牢獄へと目指すためにひたすら走り続ける青井と光次郎たち。

光次郎「急げ!!敵が邪魔してくる前に牢獄へ辿りつくんだ!!!」

隊員たち「了解!!!!」 青井「・・・・・・っ!!!」

その時、後ろから複数の銃弾が飛び出し、一人の隊員を射殺してしまう。

隊員「きゃ!!!」 青井「はっ!?」 光次郎「何っ!!?」

他の隊員たちは一人の隊員が撃たれて倒れた事に気づき、後ろへ向く。

そこに、4人のマシンガンを持ったブラックアタッカーたちがいた。

ブラック・アタッカー「ふっふっふっふっふっふ・・・・!!」

光次郎「今度は射撃部隊かよ・・・!!」 青井「許さない・・・・っ!!」

青井がナイフを構えるが、光次郎が彼女の前に立つ。

光次郎「待つんだ!!奈々ちゃん!!ここは僕に任せろ!!!」

青井「・・・どうして・・・!どうして、私を戦わせてくれないの!!?」

光次郎「桜ちゃんが言っただろ!?SSPの使命は抹殺より防衛だって・・・・!!

それに、こいつらは銃器を持っている!近距離用の武器を持つ君たちでは不利だ!」

青井「・・・・っ!わかったわよ。ただし、死んだら承知しないからね・・・・っ!!」

光次郎「ああ・・・・!皆!ここは僕に任せて捕らわれた人々を・・・!!」

青井「ええ!!」 隊員たち「了解!!!」

こうして、青井たちは光次郎に任せ、牢獄へと進んだ。

ブラック・アタッカー「おのれっ!!」 「死ね!!!」

4人のアタッカーがマシンガンを発砲するが、光次郎はいち早くドアを開き、

それを盾代わりにして、そこから隠れながら光次郎はボウガンで射撃した。

ブラック・アタッカー「ぎゃ!!」 「畜生!!!」

一人のアタッカーが矢に刺されて絶命。

残り3人が攻撃する中、一人が光次郎に近づこうと走る。

光次郎「せぃ!!」 光次郎はボウガンでその接近するアタッカーを倒した。

ブラック・アタッカー「これでどうだ!?」 3人目のアタッカーが手榴弾を投げ出した。

手榴弾が爆発して、光次郎が盾代わりに使ったドアが壊れたが、いち早く後方へと、

跳んだ光次郎は素早く矢を発射して3人目のアタッカーを倒す。敵は残り一人だ。

ブラック・アタッカー「た、たった一人で・・・!ひィ!!!」

残り一人のアタッカーが逃げ出した。その時、謎の銃弾がそのアタッカーを射殺した。

ブラック・アタッカー「ぎゃぉ!!!」 光次郎「っ!?何だ・・・!?」

光次郎はいきなりアタッカーが何者かに撃たれた事に驚く。

そのアタッカーの前に何者かが来た。光次郎は彼を見て、驚く。

光次郎「っ!!?お・・・・お前は・・・・!!」

光次郎を知っている彼・・・。そう。彼はデスナイト対日本攻撃支部の支部長。

又の名を、桐原零であるからだ。桐原は光次郎に会えたか、邪悪な笑みを浮かべる。

桐原「ククククク・・・・!!ようやく会えたな。高町・・・・。

我が親衛隊を倒すとは・・・。しかし、親衛隊は残り無数にいる・・・・。」

光次郎「桐原・・・!役立たずならなんでも撃つとは・・・。冷酷な男だなァ!!」

光次郎は敵支部のリーダーたる桐原に向かってボウガンを向ける。

桐原「ふふっ。お前は純粋な奴だ。性格を除けば、俺とお前は似ているみたいだな・・・。」

光次郎「似ている・・・?何がだ・・・・!?」

桐原「ククク・・・・。冥土の土産に教えてやろう。お前のように、

俺にもメイドがいたってワケさ。わかるかね?」

光次郎「メイド・・・・?まさか、お前のメイドもジャンボロイドだと言うのか!?」

桐原「ああ・・・・。その通りだ。俺のメイドはお前のメイドよりずーっと強い・・・!

まあ・・・・。お前のメイドは本当はただの・・・・・いや。なんでもないか。」

光次郎「何を言ってるか知らないが、僕のあかりさんの悪口は許さない!!!」

光次郎はボウガンで矢を発射した。しかし、桐原はそれを冷静に避けた。

桐原「ふっ。どうやらお前は言ってもわからぬようだな。では、マジ喧嘩と行こうか!」

桐原はピストルを構えだし、いきなり撃ちだした。光次郎は慌てて避けた。

光次郎「うわわっ!!くそぅ!!」 光次郎はもう一度ボウガンを撃つ。

しかし、桐原は何故か動いていない。それなのに、矢が桐原に命中していない。

桐原「ふふふ・・・。どこを狙っている。中学における弓道部での、

あの活躍はどこへ行った・・・!?はては、あの部活はもうあきて、鈍ってしまったのかぃ?」

光次郎「く・・・・っ!たとえ、そうだとしても意地さえあれば!!!」

光次郎は桐原に狙いを定めて、矢を発射する。

しかし、桐原は顔を少しだけ右に動かして避ける。

光次郎「な・・・・っ!」 光次郎は桐原が余裕な表情で避ける事に驚いた。

桐原「どうした?意地とはこの程度なのか?矢のスピードが遅く見えたがよォ・・・!!?」

そして、桐原はピストルを構える。光次郎は逃げる準備をする。

桐原「くくっ!!」 桐原はピストルを発砲した。銃弾は光次郎のボウガンに命中した。

光次郎「うわっ!!?」 光次郎は敵の銃弾に驚き、ボウガンを弾き飛ばされてしまった。

桐原「どうよ?」 光次郎「く・・・・っ!(速い・・・!奴の銃弾・・・とても速い・・・!!)」

光次郎は敵の攻撃に驚く。桐原はもう一度ピストルを構える。

桐原「・・・・今度は命だ・・・・!!」

光次郎「く・・・・っ!・・・!おお・・・!!」

大ピンチな光次郎。しかし、彼は桐原の後ろを見て、笑顔になる。

そう。後ろから桜が来たのだ。桜は桐原に斬りかかる。

桜「てやあああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 桐原「むっ!?」

しかし、桐原は後ろからの攻撃に気づき、左の方向へ避けきった。

桜「大丈夫!?光次郎君!!」 光次郎「ああ!ありがとう!!」

桐原「ほう・・・!今度は高町のガールフレンドか。どうだ?最近できてるか?」

桜「な・・・////そんな事は関係ないわ!!/////

とにかく、話は聞いたわ!あなたが対日本攻撃支部の支部長だったのね・・・!!」

桐原「そうだ。悪いか?支部長で・・・・。」

桜「・・・なんで、デスナイトのメンバーが私たちの学園の生徒のフリをしていたの?」

桐原「フリなんてしてねェよ。ちゃんと通ったさ。貴様らが中学を卒業するまではな・・・・。」

光次郎「もしかして、僕たちを監視するためにか・・・・!?」

桐原「ああ。そうだ。特に貴様ら二人は特別だからな。」

光次郎「何っ!!?」 桜「どう言う事・・・・!?」


その頃、青井と隊員たちはついに、

里美たちが閉じ込めれている牢獄の前へと辿りついた。

青井「あそこです!!!」 隊員たち「人がいっぱいいるわ・・・・!!」

閉じ込められている人々「あっ!SSPだ!!」 「おおぉぉぉぉい!助けてくれェ!!」

里美「SSP・・・・!良かった・・・・!」

青井「あなたが高志君の姉の美里さんですね!!」

里美「はい・・・・っ!弟の高志はどうなさっていますか・・・・!?」

青井「はい!高志君は高町隊員のメイドさんに保護されています!!」

里美「メイドさん・・・・!?あっ!!デスナイトの人よ!!?」

青井「えっ!??」 青井たちは後ろの方を見る。そこにアルザンがいた。

アルザン「この場所を見たからには死んでもらう・・・・!」

アルザンはマシンガンを構えた。

隊員たちは恐れてさがるが、青井だけがそうはいかなかった。

青井「・・・・・っ!先輩たちは救助を・・・・。」

隊員「え!?青井隊員、何を・・・・!!」

青井「私がこの男を倒す!!・・・・・ふく・・・防衛のために・・・・っ!!!」

そして、青井は跳び出した。そして、アルザンが撃ち出そうとする。

アルザン「バーカ!!自分から死ぬのかよォ!!」 美里「無茶よ!やめて!!」

アルザンはマシンガンを発砲するが、青井は素早く短剣を振って、無数の銃弾を弾く。

青井「死ぬのはお前よ!!!」 そして、青井はアルザンの胸をブスリと刺した。

アルザン「ぐは・・・・っ!!!」 隊員「やったわ!!今のうちに救出を!!!」

一人の隊員が銃で牢獄の鍵を破壊した。これで救出できる。

アルザン「本当に馬鹿だな。てめーは・・・・。このマスターの俺が死んだ今・・・・。

モンスロイドは暴走を始める・・・・・・っ!!」

青井「え・・・・っ!?どういうこ・・・・きゃっ!!?」

笑みを浮かべて死んだアルザンの発言にとまどう青井だが、突然の地震が起きた。

里美「じ・・・地震だわ!!」 隊員「早く非難を・・・・・!!!」


光次郎と桜、桐原のところにも地震が起きていた。団地全体に地震が起きていたのだ。

光次郎「わわわ・・・・っ!!地震か!?」 桜「まさか・・・!モンスロイドが・・・!!」

桐原「ち・・・っ!あの馬鹿マスター!しくじりやがって・・・・!!」

桐原が逃げようとしたその時、光次郎が叫んで静止する。

光次郎「待て!!僕と桜ちゃんが特別だってどう言う事だ・・・!?」

桐原「ふ・・・・っ!それはいずれわかる!!まあ。てめェらが生きてればの話だがな・・・・。」

桐原はそう言って、走り去っていった。


そして、団地のとある建物が崩れた。そこから巨大な怪物が突き破って出てきた。

その怪物は首が長く、顔が人間に近かった。身体がいかに怪獣らしいが、

機械らしい部分があった。背中にはタンクのような物がある。

この奇怪な姿をした機械怪獣が、マッドネス・アシッダーであった。

マスターはアルザンで、恐らくマスターの死に怒り狂ったのだろう。

マッドネス・アシッダー「キチャアアァァァッ」

つづく

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高志「頑張ってね!!おにいちゃん!!!」

光次郎「うん!!絶対に負けないさ!!!約束だ。」

高志「あは。」 高志はそう聞いて笑顔になる。光次郎も笑顔になった。

あかりも密かに二人の話を聞いていた。

あかり(第56地区・・・・。そこに美里さんがさらわれて・・・・!

私も助けに行かなきゃ・・・・・!!)


一方、夜のとある団地がある・・・・。そこが、第56地区の団地である。

そこの団地はまだ工事中であるように見えるが、

実はデスナイトがこの団地を占領して、収容所としているのだ。

収容しているのは、もちろん日本の人々でその人々は、

とある団地のとある部屋に閉じ込められているのだ。

その部屋は牢獄であり、それは多くの団地にそれぞれあるのだ。

とある牢獄で多くの人々が閉じ込められて、その中に美里がいた。

中には泣いている子供たちがいる。そんな人々の前に一人のブラックアタッカーがいた。

ブラック・アタッカー「いいかァ!?お前たちは今日から、

偉大なるデスナイトの奴隷になる!!お前たち奴隷は一生、

奴隷として過ごす事!!逃げ出そうとしたら即座に殺すよ!?

そして、女たちは雌豚として扱われる!!いいね!?」

美里「く・・・・っ!!(これがデスナイト・・・・!酷い・・・・!!酷すぎる!!)

美里はデスナイトの恐ろしさを改めて知って、震えていた。

ブラック・アタッカー「さらに、人体実験も行ってやるから、死ぬ覚悟しろ!!?

死んでも、地獄でゆっくりと苦しめるから安心しろよ!!

お前らどの道良い事なんてないからな!?・・・・な?わかるだろ、この意味。

中にはデスナイトの兵士としての素材がある奴はすーぐに兵士にする!!

雌豚どもは我々の子孫を残す使命もあるから、そこを忘れるんじゃねェぞ!!!」

美里「冗談じゃないわ・・・・!早く・・・なんとかしなければ・・・・・!!」

ブラック・アタッカー「では、明日は本部へ連れてってやるから、

ちゃんと寝ろよ!!うるさくしたら即、射殺だからね?いいね!!??」

アタッカーはそう言って、この部屋から出た。

美里「一体・・・どうしたらいいの・・・?高志・・・!

せめてあなただけでも生き延びて・・・・!!」

美里は弟の高志の無事を祈るべく、両手を組んでいた。


別の団地のとある部屋では何やら司令室のような部屋であった。

そこのテーブルの前の椅子に座っているのは、アルザンであった。

アルザン「今回の収容はどうだ?」

ブラック・アタッカー「はっ!ほとんどいっぱいであります!!

あと、SSPの妨害がなければ全ての牢獄が満員できますが・・・。」

アルザン「ふん!満員できなくとも、多くいりゃぁそれでいい。

また、集めれば良いではないか?・・・だろう?」

ブラック・アタッカー「・・・は、はあ。確かにそうですなァ。」

アルザン「では、明日は予定通り奴隷どもを支部へ連行せよ。一人も欠けずにな。」

ブラック・アタッカー「は。では・・・・。」 こうして、一人のアタッカーが部屋から出た。

その時、テーブルに置いてある電話が音を鳴らした。アルザンがその受話器をとる。

アルザン「む?もしもし・・・・。」 桐原の声『俺だ!アルザン。』

電話の相手がアルザンだとわかり、アルザンは思わず緊張を走らせる。

アルザン「っ!!?こ、これはこれは桐原支部長。何かありましたかな・・・!!?」

桐原の声『先ほどSSPの奴等に、この団地にこの収容所がある事が、

知らされてしまった。SSPは明日必ずこの収容所を攻めて来るだろう。」

アルザン「ええっ!!?な、何故知らされたのです!?

この団地を収容所にすればバレないハズなのですが・・・。

はっ!!あの時・・・!あの馬鹿なアタッカーめがSSPに脅されて・・・!」

桐原の声『その愚かなアタッカーを脅したのはどんな隊員だったかな?」

アルザン「確か・・・。第6分隊で雄一の男性で・・・・。」

桐原の声『そうか・・・・。では、明日はこの収容所をガードせよ。

明日は俺も自らこの収容所の防衛に参加する。』

アルザン「な・・・なんと!!桐原支部長自らが・・・・!!!?」

桐原の声『そうだ・・・・。この支部長自らがお前たちに協力してやると言うのだ。

ありがたく感謝しろよな・・・・。』

こうして、桐原が電話を切った。アルザンは震えて、受話器を落とした。

アルザン「おお・・・!なんとありがたき幸せ!この支部長が我々を助けようとは・・・!!」


対日本攻撃支部のメインルームでは、ダークネスが桐原に話しかける。

ダークネス・セイバー「明日は収容所へ行かれるそうですね。」

桐原「そうだ。明日はあいつも来るだろうからな。」 桐原はそう言いながら笑みを浮かべる。

ダークネス・セイバー「・・・高町光次郎ですね。何故、あの少年に・・・?」

桐原「クククク・・・!あいつにはちょっと因縁っつーのがあってよ・・・!」

ダークネス・セイバー「因縁・・・・・ですか・・・・。」

桐原「どうやら、あいつは俺とちょっと似てるのでな。宿命ってもんを除いてな。」

ダークネス・セイバー「宿命とは何ですか?」

桐原「そうさ。俺とお前がこの世界を征服するのに対し、

あの少年と・・・・・マリオネットライターはこの世界を防衛すると言う、

まったく逆の宿命さ。それ以外は同じかも知れんな・・・・。」

ダークネス・セイバー「・・・・・・っ。」 その時、ダークネスは何かの思い出した。

これは過去の記憶。その記憶の中には、とても明るくおもちゃがいっぱい置いてある、

部屋で一人の少年が一人の女性と戯れていた。その女性はダークネスだった。

その頃のダークネスは何故か優しく微笑んでいた。そして、少年は・・・・。

なんと。幼い頃の桐原であった。その頃の桐原は何故か明るかった。

そして、現在。ダークネスは思い出して切ない表情をしていた。

桐原「・・・・・何寂しい顔をしてやがる。」 それを聞いたダークネスは驚き、慌てて謝る。

ダークネス・セイバー「っ!!!も・・・・申し訳ございません。

支部長のジャンボロイドであろうものが・・・このような惨めな表情を・・・・!!」

桐原「誰が謝れと言った?お前は確かに俺のジャンボロイドだ。安心しな。

俺はお前を捨てるつもりはない。あの頃、お前がそうしたようにな。」

ダークネス・セイバー「支部長・・・・・。」 ダークネスはそう聞いて、嬉しくなったか微笑む。

桐原「念のためお前はこの支部に残ってもらう。収容所は俺と親衛隊で行く。」

ダークネス・セイバー「・・・・はっ!!」 ダークネスはすぐに険しい表情で返事した。


そして、次の日。SSP第6分隊基地の作戦室では隊員たちが集まっていた。

春日「では、高町隊員。昨日の情報をもう一度隊員たちに伝えて。」

光次郎「はい。デスナイトは拉致した人々を、

第56地区の団地に閉じ込めています。理由はわかりませんが、

とにかく、あの団地に人々が閉じ込められている事は事実だと思います。」

桜「つまり、行ってみなければわからないと言う事ね?」

春日「そう言う事ね。デスナイトは収容所を防衛するから、

相当の戦力で迎え撃つわ。よって、今回は隊員たちで行ってしてもらうわ。」

青井「・・・・・っ。」 青井はデスナイトに対する怒りでいっぱいだった。

しかし、脳裏に清水に打たれた事を思い出し、一瞬落ち込んだ表情をする。

野沢「・・・・奈々ちゃん。」 青井「っ!!?」

青井は野沢に名前を呼ばれ、彼女の方に向く。

野沢「・・・一緒に頑張って、みんなを助けよっ!!」

青井「・・・・・は、はい!!」 そして、清水が青井にこう言った。

清水「青井隊員。復讐心には絶対支配されないで。復讐は己の心を負に変える・・・。」

青井「はい。できるだけそのつもりでいます。」

春日「では、皆。準備はいいわね?出動!!」

隊員たち「了解!!!!」 こうして、春日を除く隊員たち全員が出動した。


そして、ここが第56地区の団地の前である。第6分隊を初めとする、

複数の分隊の全メンバー(ただし、隊長は除く。)が団地へとゆっくり近づいていった。

神山副隊長「これより、救出作戦を始める!!まず、その作戦の説明をする。

第10分隊と第2分隊は敵兵に攻撃を仕掛け、敵の注意を引き付ける。

第6分隊、第3分隊は拉致させた人たちの救出する。」

青井「もし、敵が邪魔したら・・・・。その時は・・・・!」

青井は妨害する敵を倒そうとする意思か拳を握り締める。

デスナイトへの憎しみはまだ消えず。

神山副隊長「ただし、敵との戦闘はできるだけ避けていただきたい。」

青井「え!?・・・・・っ!」 青井は戦えないのかと思い、少し悔しがる。

神山副隊長「第9分隊と第5分隊は念のため、外で待機せよ。

もし、兵士たちやモンスロイドが出てきた事に備えて迎撃準備にかかれ。

また、遠距離用武器を持っている隊員は遠距離援護狙撃を開始せよ。

それでは、作戦を開始する!!!!」

隊員たち「了解!!!!!」 こうして、隊員たちはそれぞれ分隊に分かれて、

団地へと潜入した。ただし、第9、5分隊のメンバーたちは外で待機した。


こうして、それぞれの団地内で隊員たちとブラックアタッカーたちの戦闘が始まった。

神山副隊長「はああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 神山副隊長は、

スパークサーベルを振り回して、少数のアタッカーたちを斬り倒していった。

神山副隊長「なんとしてもこの団地のアタッカーどもを一掃するのだ!!!」

隊員たち「了解!!!!!」 隊員たちも剣でアタッカーたちを倒していった。

SSP隊員「うわっ!!!」 しかし、一人の隊員が剣を持つアタッカーに倒されてしまう。

隊員たちもブラックアタッカーに倒されてしまっているところもあった。

団地での戦いでは、部屋でも隊員たちとアタッカーたちが戦っていた。

さらに、団地の近くのところでも戦いが開始されていた。

中には銃器を使う者もいた。これはまさしく戦争だ。

ちなみに、第9、5分隊は狙撃兵たちが銃器で団地の中にいるアタッカーたちを狙撃した。

この時のアタッカーたちは誰が撃ち殺したのかと混乱していた。


そして、光次郎たち第6分隊のメンバーたちは多くのマンションの近くを走っていた。

桜「剣や銃の音が響いている・・・。もう戦争が始まったのね・・・・っ!」

清水「各団地にそれぞれ人々が収容されているところがあるわ。

二手に分けて行動しましょ!私と野沢、他10名はA班として、

残りのメンバーはB班として別々の団地に向かってもらう。」

野沢「それでは皆!健闘を祈る!!」 隊員たち「了解!!!!」

こうして、6分隊のメンバーはA班、B班として二手に分けて行動を開始した。


光次郎たちB班はとあるマンションの中を走っている。

その時、そんな彼らの前に多くのブラックアタッカーたちが現れた。

ブラック・アタッカー「ここから先へはゆかせん!!!」

光次郎「ちっ!ブラックアタッカー部隊め・・・!!」 青井「デスナイト・・・!!」

つづく

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光次郎「くらえ!!!」 光次郎はボウガンの矢で遠くのアタッカー一人を倒す。

ブラック・アタッカー「うわっ!!?」 そして、次に桜の攻撃が始まる。

桜「ふん!!たぁ!!」 桜は素早い剣裁きで周りのアタッカーを次々と蹴散らす。

途中で敵からの攻撃からガードするが、カウンター攻撃で倒していく。

折原隊員「えええぇぇぇぇい!!!」 折原隊員や他の隊員たちも剣で、

次々とブラックアタッカーたちを倒していく。この勝負はSSP側の勝利に間違いない。

光次郎「むっ!?とぅ!!!」 光次郎はとある民家の上のところにボウガンを発射する。

すると、その矢が民家の屋根からライフルを構えていたアタッカーの胸に命中した。

ブラック・アタッカー「ぐわあぁぁ・・・・!!」 屋根から落ちて絶命したアタッカーは、

どうやら狙撃兵であった。その狙撃兵を倒した光次郎は引き続き他のアタッカーを撃っていく。

ブラック・アタッカー「ぬおおおぉぉぉぉぉ!!!!!」

巨大な斧を持ったアタッカーが桜に襲ってくる。桜は剣でガードする。

桜「くっ!!?」 ガキイイィィィン

しかし、敵の斧の威力が大きいか、剣でガードした桜に振動が走る。

桜(な・・・なんて重いの!?) ブラック・アタッカー「むううぅぅぅぅん!!!!」

斧を持ったアタッカーはそのまま走って桜を押し出した。このままでは危ない・・・が。

ブラック・アタッカー「ぐあ!??」 斧を持った敵の背中に矢が刺さっていた。

光次郎がボウガンからの矢で援護攻撃したのだ。敵はひるみ、桜は素早くさがる。

光次郎「桜ちゃん!!今だ!!!」 桜「ありがとう!!えぃ!!!」

桜はひるんだアタッカーに一振り。斧を持った敵は倒れて、死んだ。

折原隊員「光次郎さん!!月野先輩!!!敵はまだ多いそうです!!!」

桜「ええ!どうやら敵は本気で作戦を行うそうね・・・・!」

光次郎「奈々ちゃんたちは別のところで行動しているけど、大丈夫かな・・・!?」


その頃、別の町では青井は木之本隊員たち数名の隊員たちと一緒に、

ブラック・アタッカーと戦闘をしていた。青井は短剣で戦っている。

青井「でぃ!!はっ!!とりゃああぁぁぁ!!!」

青井は短剣を振り回して、ブラックアタッカーを次々と切り裂いて倒していく。

青井(許せない・・・!許せない・・・・!!こいつらだけは・・・・・!!!!)

青井はデスナイトに対する憎しみで戦い続けた。

木之本隊員や他の隊員たちは剣で戦い、アタッカーたちも剣で戦っていた。

ブラック・アタッカー「うわっ!!!」 青井の攻撃で一人のアタッカーが、

剣を弾き飛ばされ、尻餅をついた。そして、青井がそんなアタッカーに短剣を向ける。

青井「覚悟しなさい・・・!この人殺しどもめ・・・・!!!」

ブラック・アタッカー「す・・・すまない!!許してくれ!!命だけは・・・・!!」

アタッカーは命乞いをした。しかし、それを聞いた青井はさらに怒り、短剣をあげた。

青井「命だけは・・・・??あんた、人の大切な人を殺してよくそんな事が言えたわね!!!!」

そして、青井は短剣を振り下ろし、命乞いをしたアタッカーの顔を斬った。

敵は顔から血が出て、死亡した。しかし、青井は容赦なくその敵の首をも斬ってしまう。

木之本隊員「っ!?あ・・・・青井さん・・・・!?」

ブラック・アタッカー「よくもっ!!!」 ヤリを持ったアタッカーが青井に迫る。

青井「むっ!でえぇぇぇい!!!!」 青井も走り、アタッカーと激突していく。

ドスウゥゥッ そして、青井は敵のヤリ攻撃を避け、そのままそのアタッカーに直撃。

ブラック・アタッカー「ぐぉ・・・・!!」 アタッカーの腹に青井の短剣が深く刺さっている。

青井「・・・・っ!!死んでしまえ・・・・!」 そして、青井はさらに、

アタッカーの身体をドスドスと刺し続ける。腹だけではなく様々な部位が刺されていく。

ブラック・アタッカー「―――――!!」 アタッカーは何度も刺されて死亡した。

そして、ブラックアタッカーたちが引き上げようと走り去っていく。

ブラック・アタッカー「引け!!引けェ!!!」 青井「っ!!!逃がすかァ!!!」

木之本隊員「青井さん!!!?」

青井は一人だけ逃げるアタッカーたちを追っていく。

他の隊員たちが追わないが、青井だけが追っている。

しかし、とある民家の屋根から、

一人の剣を持つブラックアタッカーが出てきた。

青井はすぐそれに気づくがもう遅い。これは危ない。

ブラック・アタッカー「死ねガキャアアァァァッ!!!」 青井「っ!!??」

その時、二つの銃弾が青井に斬りかかるアタッカーに命中した。

ブラック・アタッカー「うべっ!!?」 アタッカーは銃弾に撃たれて、

青井のところから左の方に倒れて死んだ。青井は左の方から撃って来た方向へ向く。

そこには野沢と清水がいた。そう。二人が青井を助けてくれたのだ。

野沢「大丈夫?奈々ちゃん。」 青井「あ、ありがとうございます・・・・。先輩t・・・・。」

パチィン その時、清水が青井に近づいて、彼女を思い切り平手打ちで殴った。

青井「・・・・っ!!?」 野沢「し、清水さん・・・・!?」

清水「この馬鹿!!なんでそこまでデスナイトを倒そうとするの!??」

青井「だ・・・・だって・・・・。奴らは・・・・私の・・・・・。」

清水「隊長は言ったハズだ・・・・。憎しみに捕らわれずに正義の心を保てと・・・!

なのに、あなたは一体、何をしている!?さっきの戦いは一体何なの!?」

青井「だって・・・・憎いから・・・・。私の家族を奪ったやつ等が・・・・!!」

清水「・・・・デスナイトに大切な者を奪われた人は多くいる。でも、

いつまでもマイナスな心に捕らわれはいけない。復讐を果たしたところで、

あなたの家族が帰ってくると思ってる?あなたの家族はもう帰らない・・・・。

でも、まだあなたは完全に一人ぼっちになったワケじゃない・・・・・。」

青井「え・・・・・?」

野沢「あなたには・・・・・私たちがいる。今では、

私たちがあなたの新しい家族なの。たとえ、それで納得できないとしたら、

私たちがあなたを一人にはさせないわ。だってあなたは孤独じゃないから。」

青井「・・・・っ!うう・・・・!!」 青井は野沢に抱きつき、すすり泣いた。


そして、各地で人狩りを行ったブラックアタッカーたちを掃討する任務を終えた、

光次郎はSSPから帰宅した。高町邸の居間では、高志がテーブルの前の椅子に座っていた。

あかり「もうすぐできますから、待っててくださいね。」 高志「うん!」

あかりは何かを料理していた。鍋がグツグツするのをじっくりと見て、

しばらくたつと、ガスを切った。そして、皿に乗せたご飯の米に鍋に入った物を入れる。

これは、カレーだ。今日のおかずはカレーなので、あかりはそれを高志の前に置いた。

あかり「はい。あなたの食べたかったカレーですよ。」

高志「わーい!ありがとう!いっただっきまーす!!」

高志は喜んでカレーを美味しく食べていた。あかりはそれを見て、微笑む。

高志「もぐもぐ・・・・。美味しい!!」 あかり「そうですか。それを聞いて嬉しいです。」

その時、光次郎がこの部屋に来た。あかりはそれを見て、彼を迎える。

光次郎「ただいま・・・・。」 あかり「おかえりなさいませ。今日はカレーですよ。」

高志「おにいちゃん。おじゃましてます。」

光次郎「おお。高志君。あかりさんと一緒でどうだぃ?」

高志「うん。あかりねえちゃん、すっごく優しいよ。」

光次郎「そうか。」 光次郎は微笑んで高志の頭を撫でる。高志は嬉しがる。

あかり「光次郎さんの分もできましたけど、手洗いはしましたか?」

光次郎「うん。この部屋に来る前にちゃんとやったさ。」

あかり「では、少し用意しますので先に座ってください。」

光次郎「わかった。」 そして、光次郎もテーブルの前の椅子に座った。

あかり「はい。光次郎さんの分ですよ。」 あかりは光次郎の前にカレーを置いた。

光次郎「あは。いただきます!!」 光次郎はカレーを美味しく食べていた。

あかり「おいしいですか?」

光次郎「ああ。美味しいよ。」

あかり「嬉しいです^^ご主人様にそう言ってもらえると、

料理した甲斐があります。高志君も美味しいとおっしゃってくれましたし。」

光次郎「そうか。あかりさんの料理は誰でも食べやすい素晴らしい料理ってワケだね。」

あかり「そこまで感謝してくださいますと、私・・・・/////」

あかりは光次郎に褒められすぎで、恥ずかしそうな表情で嬉しくなる。

光次郎「あかりさん・・・。君は最高だよ。」

あかり「光次郎さん・・・。あなたを選んで良かったです・・・・。」

あかりと光次郎は微笑みを見せ合った。それを見た高志君はこう発言する。

高志「光次郎おにいちゃんとあかりおねえちゃんってラブラブだねw」

光次郎&あかり「え!!?////あは・・・あははははははは・・・・//////」

高志にラブラブと言われた光次郎とあかりはさらに恥ずかしがって笑った。

光次郎と高志は美味しくカレーを食べ続けていた。

高志「ふぅ・・・。おかわりっ!!」 あかり「はい。」

高志は一度カレーを食べ終えたので、あかりにカレーのおかわりを任せた。

光次郎「・・・・そうだ!!高志君!!君の姉さんは明日、助けられるぞ!!!」

高志「え!?姉さんを助けられるの!!?」 高志はそれを聞いて喜ぶ。

光次郎「ああ!君の姉さんが捕らわれている場所をキャッチできたんだ!!」

これは数時間前、光次郎と桜はブラックアタッカーと戦っている時のシーンである。

光次郎は最後の一人となったアタッカーの首を締め上げていた。

光次郎「さァ言え!!美里さんをさらった奴等はどこにいる!!?」

ブラック・アタッカー「し、知らない!!知るもんか!!?」

桜「デスナイトは作戦を聞いて知らないハズがない!動かないハズがないっ!!!」

桜はそう言いながら、アタッカーに剣を向ける。すると、アタッカーは怯えて正直に話す。

ブラック・アタッカー「わ、わかった!!言う!言うよ!!!

と、東京第56地区の団地に我々がさらった人々がいる!!そこで・・・・ぎゃっ!??」

その時、どこから飛んできた銃弾によってアタッカーの頭を貫き、殺してしまった。

桜「ああ・・・・っ!!」 光次郎「くっ!誰だ!!!!」

二人は銃弾が飛んだ方向へと向く。そこに、アルザンがいた。

アルザン「ち・・・っ!馬鹿が・・・・!!」 アルザンは正直に話した部下を許さなかった。

光次郎「あっ!!待て!!!」 光次郎は追おうとするが、アルザンが去ったので、止まった。

桜「光次郎君・・・・。あの男・・・・。」

光次郎「間違いない・・・。あいつが美里さんをさらった本人だ・・・・。」


そして、現在。高志は美里さんの居場所がわかった事に驚愕した。

高志「そ・・・そこに、お姉ちゃんが捕らわれているんだね・・・・!」

光次郎「そうだ・・・!隊長にもそれを警告したから、

明日、僕たちSSPが第56地区の団地へと襲撃して、君の姉を救出するつもりだ。」

高志「・・・・光次郎おにいちゃん・・・!僕の姉ちゃんを必ず助けて・・・・っ!!」

光次郎「うん・・・!必ず助けてやる!!デスナイトなんて僕たちSSPが粉砕してやるさ!!!」

つづく

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そう。この黒いヘルメットの男こそが、アルザンであった。

アルザン「はっ。この私めの手にかかれば、1日50人は簡単にございます。」

桐原「随分と自信がありすぎるようだな。だが、SSPどもに、

てこずっているとの報告もあったが?」

アルザン「彼奴等SSPは恐ろしい程の戦力を持っているでしょう。それに、

もし、我が部隊がSSPにより、全滅に追いやられし時は、

我がモンスロイドのマッドネス・アシッダーを出撃させましょう。」

桐原「全滅に追いやられし時・・・・か。まるで、最終兵器のように言うのだな。」

アルザン「クククク・・・・!そう。切り札は最後までとって置く・・・・。

それが、我がブラジル支部のやり方でしてねェ。」

桐原「そのやり方も悪くないが、今お前が所属しているのはこの対日本攻撃支部だぞ。

この支部にいる限り、俺の命令には必ず従ってもらうからな。」

アルザン「承知しております。」

桐原「よいか。さっきも聞いたから知っているが、今回の任務は、

我がデスナイトに相応しい人材と奴隷どもを集める事である。近々、

SSPとライターどもによって、我が支部のメンバーがことごとく失っている。

このまま行けば、この支部のメンバーは少数のみとなり、

戦力もさぞ縮小していくだろう。SSPの一斉攻撃を受け、壊滅するのも時間の問題だろう。

そこで、アルザンよ。お前の人狩りのプロとしての力を見込み、この任務に任せたのだ。」

アルザン「はっ。仰せのままに、桐原支部長。」

桐原「では、少しの時間の間に休むがいい。戦力も整えておけ。」

アルザン「はっ・・・・。」 こうして、アルザンはメインルームから出た。

桐原「・・・・そうだ。ここでこの支部を終らせるワケにはいかん・・・・。

もっと増やすんだ・・・戦力を・・・・。そして、SSPに逆転勝利して、

この日本を我が物にしてやる・・・っ!!俺を見捨てた奴等を・・・・。

許せぬ愚民どもに復讐するために・・・・・!」

ところで、いつもなら桐原の隣にいるダークネスセイバーだが、

今回は何故かいないらしい。一体、何故だ?


ダークネス・セイバーは今、とある部屋にいた。それはとても暗い部屋で、

そこには、何故か多くのおもちゃや絵本が散らかっていた。

ダークネスはそれを見て、何故か切なそうに思った。

ダークネス・セイバー「・・・・零さん・・・・・。」

ダークネスは静かで切なそうな声で小さく呟いた。


SSPの第6分隊の司令室では、光次郎たちが戻っていた。

桜「・・・・と、言うワケです。」 桜は今回の任務で、

ブラックアタッカーたちが高志少年の姉・里美を拉致した事を報告していた。

春日「そう・・・。一人の身寄りなき子が一人ぼっちに・・・・。

これは、誰かが保護してあげる必要があるわね・・・・。」

光次郎「・・・よし!ここはあかりさんに任せましょう!!

あかりさんはいつも僕の家で家事をしていますから、高志君も安心できると思います。」

桜「・・・そうだよね。あかりさんなら・・・・。隊長!ここは高町隊員のメイドさんに・・・・!」

春日「その方がいいわね。高町隊員。さっそくあなたのメイドさんに電話して。」

光次郎「はい!!」 青井「・・・・・っ!デスナイトめ・・・・!!」

光次郎が電話しに行くのと同じく、青井が里美をさらったデスナイトを憎んでいた。

桜(奈々ちゃん・・・・・。) 桜はそんな青井を心配そうに見ていた・・・・。

春日「青井隊員。デスナイトは確かに我々の敵・・・・。けど、

憎しみにとらわれてはいけないわ。保つのよ。正義の心を・・・・!」

青井「・・・・・っ。はい・・・・。」


こうして、光次郎からの電話を受けたあかりは高町邸の玄関で、

光次郎と桜と青井に連れてこられて来た高志を迎え入れた。

光次郎「・・・・と、言うワケでこの子を頼むよ。あかりさん。」

あかり「はい。よろしくね。高志君。」 高志「よ・・・よろしくお願いします。」

桜「私たちが絶対、里美さんを助けるから。それまで、

このメイドのお姉さんに面倒を見てもらうのよ。」

高志「うん。わかった。絶対、お姉ちゃんを助けてくれるよね?」

青井「・・・・ええ。必ず助けてあげるわ。これ以上、あなたを悲しませはしない。

子供たちを・・・・・私のような悲劇を生ますワケにはいかない・・・・・っ!!」

高志「・・・・お姉ちゃん・・・・・??」 高志は切ない表情の青井を見て、心配する。

青井「・・・大丈夫。絶対、救ってみせるから。」

高志「・・・・うん!!」 青井が笑顔でそう言うと、高志も笑顔で返事した。

桜「・・・・と言うワケでお願いします。」 光次郎「では、僕らはまた仕事に戻るので・・・・。」

あかり「いってらっしゃいませ。さァ。和室へ行きましょう。お菓子を置いて来ましたから?」

高志「わーい!行く行くゥ!!」 高志は喜んであかりについていき、和室へと入った。


かくして、和室で高志がこたつの前に座って、イチゴショートケーキを食べていた。

高志「もぐもぐ・・・・。もぐもぐ・・・・。」

あかし「おいしいですか?高志君。」

高志「うん!美味しいw」

あかり「よかった。他に欲しい食べ物があったら言ってください。買ってあげますよ。」

ケーキを食べた後、すでにオレンジジュースを飲んでいた高志はそれを聞いて、こう言った。

高志「・・・う~ん。じゃあね。チョコレートとキャンディー・・・・。それとね、

ソーダアイスやコーラが頂戴!」

あかり「はい。では、それを買いに行きます。」

あかりは高志の欲しいお菓子を買いに行こうと、家から出た。

そして、少しの時間がたち、あかりは多くのお菓子を詰め込んだ買い物袋を持って、

家へ帰り、和室のこたつにチョコを初めとする複数のお菓子を置いた。

チョコレートとキャンディー、ソーダアイスにコーラまで。全て高志の欲しい物であった。

あかり「買って来ましたよ^^」  高志「わーい!ありがとう。いっただっきまーす!」

高志は喜んで、まずキャンディーをペロペロとなめた。

あかり「・・・くす。」 あかりは元気そうにお菓子を食べる高志を見て、微笑む。

まるで、幸せそうな子供の姿を暖かく見守る姉のように・・・・。

ペロペロキャンディーをなめ終った高志はすぐにチョコレートを食べる。

キャンディーと同じくチョコを食べている時も美味しく幸せそうに食べていた。

しかし、半分まで食べると、高志は急に食べるのを止めて、寂しそうに息をしてこう言う。

高志「・・・・はぁ。姉ちゃん・・・・。」

あかり「・・・・美里さんの事が好きなんですね・・・・。」

高志「うん。だって、たった一人で僕を守ってくれたもん。でも・・・・・。」

高志は美里がいつ戻ってくれるか心配していた。あかりはそれを見て落ち込む。

あかり「・・・・大丈夫です!絶対に光次郎さんたちが助けてくれます。

・・・そうですわ!早く戻ってくれるように私と一緒にお祈りしませんか!?」

高志「お祈り・・・・?」

あかり「そうです。美里さんが一日でも戻ってくれる事を信じて、お祈りするのです。

もし、一日で戻れなかったら、また早く戻れると祈ればいいですよ。」

高志「うん!やってみる。一日でもお姉ちゃんが助かるように・・・。」

あかり「うふ。じゃ、一緒にお祈りしましょ!」

高志「うん!!」 高志は笑顔で頷き、あかりも微笑む。

しかし、その後すぐに、あかりは切なそうな表情で、上の方に向いた。

あかり(・・・光次郎さん。早く、美里さんを助けてあげてください・・・・・。)


そして、夜の時を迎えた。デスナイトが再び人狩りを始めた。

アルザンの配下であるブラックアタッカーたちはそれぞれ、

町の片隅で若者たちを捕らえ、追放されて一人ぼっちで泣きじゃくる子供を捕らえ、

夜帰りの女子高生たちを捕らえ、家にこっそり潜みそこに住む人たちを捕らえ、

酔っ払いの男たちを捕らえ、お風呂に入っている女性を容赦なく捕らえたりと、

次々と人を捕らえ続けていった。しかし、SSPがそうはさせまいと、

ブラックアタッカーたちと戦って、妨害しようとしていた。

桜や光次郎、折原隊員ら他4名の第6分隊も夜の秋田町でアタッカーたちと戦っていた。

つづく

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