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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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桜「う・・・・っ!!うう・・・・!ぐす・・・・。それが、あなたの過去・・・・!」

光次郎「デスナイトめ・・・・っ!惨い事を・・・・!!」

青井「・・・・これでわかったでしょ?私がデスナイトを憎む理由が・・・・。

今、思い出しただけでも怒りが込み上げてくる・・・。復讐心も湧き上がる・・・・!!」

桜「わかってる・・・・。でも・・・・だからって、やはり復讐は・・・・。」

青井「・・・・ええ。復讐心で戦っては・・・・駄目ですよね?」

桜&光次郎「え・・・・・!?」

青井「・・・・昨日からいろいろ考えていました?私も、

想いで戦って見ようと思うんです。」

光次郎「奈々ちゃん・・・・・。」

青井「けど・・・・過去のトラウマのせいで、復讐心が湧き上がってしまい、

またあなたたちに迷惑がかかるかも知れない・・・・・。」

桜「もし、そんな間違った道にまた歩みそうになったら、

また叱って止めてあげるわ。みんなで・・・・・。」

青井「え・・・・・?みんな・・・・・。」

桜「そう・・・・。あなたはもう独りじゃない。あなたの近くには、

私がいる。光次郎がいる。そして・・・・・SSPの仲間たちがいる!

だから、あなたを独りにする者は誰もいない。」

光次郎「そうだ!僕らはもう友達だ。良一君と同じ友達を、

既に君は何十人もできたんだ。それでも・・・・まだ復讐するかぃ・・・?」

青井「・・・・・しない・・・・・。」

光次郎「っ?」 光次郎は青井の言葉に感づく。そう。青井はもう・・・・。

青井「しないわ!!もう復讐はしない・・・・。だって、あなたたちがいるもん・・・・!!」

そして、青井は涙を流し、光次郎に抱きついた。光次郎は優しくそれを受け止めた。

青井「・・・・・・・っ!!」 光次郎(奈々ちゃん・・・・。) 桜「奈々ちゃん・・・っ!」

光次郎や桜も青井が復讐心を捨てたので、嬉し涙を流した。


そして、ついに第6分隊の出撃の時が来た。司令室では、春日が隊員たちの前でこう語る。

春日「昨夜の戦闘で、ネプチューンシップが敗戦してしまったわ。」

その言葉に隊員たちは動揺する。ネプチューンを倒したアクアンは、

今までのモンスロイドより最も強い怪獣ロボットだと思うからだ。

春日「そこで、我々第6分隊はついにサブマリア・リキッドスを使用し、

アクアンフィッシャーの破壊を実行するわ。」

野沢「ですが、ネプチューンでも勝てなかったアクアンに、

戦力ではネプチューンより下なサブマリアでも勝てるかどうか・・・・。」

清水「・・・・確かに、サブマリアの戦力はネプチューンには勝てない。

しかし、潜水と言う機能があって、複数の機体もある・・・・。そうですよね?隊長。」

春日「ええ。アクアンを倒すには、サブマリアの機能を生かした作戦と、

それを有効にするチームワークが必要よ。それらさえあれば、必ずアクアンを倒せるわ。

ただ・・・・デスナイトへの恨みが強くて、それがチームワークを乱す事があるわ。」

青井「・・・・大丈夫です。私はもう、復讐はしません。」

春日「え・・・・?」 野沢「嘘・・・・!?」 清水「・・・・・っ!?」

青井の言葉に隊員たちは動揺する。そして、春日も。嬉し顔の光次郎や桜を除いて・・・。

青井「・・・・・私、やっとわかったんです。復讐より強い物がなんなのか・・・。

それは、想い。その想いで私も独りではなくなったと言う事がわかったんです。」

春日「・・・・くすっ。そう。やっと、答えが見つかったのね・・・・。

それでは、作戦を開始するわ。使用するメカは、サブマリアは3機。

各隊員はそれぞれ一機に10人ずつ乗って。」

隊員たち「了解!!!!!」

こうして、第6分隊の皆さんは、特殊潜水艇、

サブマリア・リキッドスで出撃する事になった。


青い海では、アクアンフィッシャーが既に防衛軍の海軍と戦っていた。

アクアン・フィッシャー「プイイィィップイィィップイイイイイィィィィィィィィィ」

そして、アクアンは3隻の戦艦を相手に、無数の砲弾で攻撃。3隻とも爆破されてしまう。

他の数隻の戦艦が、無数の砲撃でアクアンを攻撃。命中したが、全くの効き目なし。

続けて、戦闘機部隊が飛んで来て、ミサイル一斉発射でアクアンフィッシャーを総攻撃。

アクアン・フィッシャー「プイイイィィィップイイイイイィィィィィィィィ」

アクアンは少数の大砲を上に向け、そこから砲弾を連射し戦闘機を複数撃墜した。

残りの大砲からも砲弾を無数発射し、砲撃している戦艦を数隻破壊した。

戦闘機と戦艦の連合部隊は攻撃しながら、アクアンに向かってくるが、

敵の無数の砲撃によって次々と破壊されてしまう。モンスロイドの周りには、

戦艦と戦闘機の残骸が多く海の上に漂っていた。しかし、まだ軍のメンバーは健在。

数少ない戦艦と戦闘機が奮闘し、海中では複数の潜水艦もアクアンに接近。

中にはSSP所属の中型戦艦や戦闘機までもがあった。

その多くの機体もアクアンを攻撃するが、敵の砲撃で返り討ちにあってしまう。

海中から迫る潜水艦は魚雷を多く発射して、アクアンを攻撃する。

多くの魚雷はアクアンの下部に命中。しかし、傷は一つもつかず。

アクアン・フィッシャー「プイィップイィップイィップイイイイィィィィィィィィ」

アクアンは魚雷を数発発射して、4発の潜水艦を破壊する。

さらにモンスロイドは両目から赤いレーザーバルカンを連射し、

多くの戦艦と戦闘機を破壊し、防衛隊とSSPの部隊戦力をほぼ消してしまった。

ブラック・アタッカー「敵部隊・89%戦力低下!!このまま行けば、全滅です!!」

ライス「ふふふふふ・・・・!勝ったな。」

ブラック・アタッカー「・・・・っ!?10時の方向より、新たな反応が!!それも3つ!!」

ライス「何ィ~?」 レーダー手の言葉にライスが怒りそうになる。

3つの新たな反応とは、海を掛ける3隻の潜水艦であった。その潜水艦は、

ただの潜水艦ではない。いかにも近未来的なデザインで、水色と白のカラーをしている。

そう。この特殊な潜水艦こそが、SSPの強力潜水艇、サブマリア・リキッドスである。

1隻目は光次郎、青井、他5名で、2席目は桜、野沢、清水、他4名で、

3隻目は他の隊員7名である。この構成で作戦を開始する。

桜「これより!海上自衛隊の支援及び、

アクアンフィッシャー殲滅作戦を開始します!!我々2号機と3号機は、

正面から攻撃。高町隊員ら1号機は背後から攻撃してください!!

この攻撃方法で敵を撃滅できない場合は別の攻撃作戦を考えます。」

光次郎「了解!!!・・・・聞いたかぃ?奈々ちゃん。」

青井「だから、私は青井隊員よ!!でも、先輩の話なら聞いたわ!!」

光次郎「では、アクアンから後ろの方へ回れ!!奴の挑発なんかに乗るんじゃないよ?」

青井「ええ!もう・・・憎しみになんか負けない!!!」

光次郎は攻撃担当で、青井は運転担当であった。

ちなみに、如月隊員が指揮担当である。

そして、光次郎と青井の操縦する1号機はアクアンの背後につこうと、

敵から離れて移動する。

その間に桜たちが操縦する2号機と3号機は正面からアクアンに立ち向かう。

アクアン・フィッシャー「プイイィィィップイイイイイィィィィィィ」

ライス「SSPの主力潜水艇か・・・!まあいい!!

海の藻くずにしてしまえ!!!アクアンフィッシャーよ!!」

アクアン・フィッシャー「プイィィップイィィップイイイイィィィィィ」

そして、アクアンは潜水し、サブマリア2隻を倒そうと前進を始めた。

桜「敵が接近して来ました!!」 清水「先攻せよ!!奴にスキを与えるな!!」

野沢「了解!!!魚雷発射!!!」 そして、2隻のサブマリアは魚雷を複数発射した。

その魚雷は全てアクアンに命中した。しかし、その効果は今一つである。

ライス「負けるな!!こちらも魚雷で反撃だ!!!」

アクアンも魚雷を無数発射して、反撃しようとした。しかし、サブマリア2隻には命中しない。

ちなみに、2号機では桜は運転担当、野沢は攻撃担当、清水は指揮担当である。

サブマリア2号機と3号機は魚雷を無数に発射して、アクアンの攻撃し続ける。

その間に1号機はアクアンの背後へ向かいつつあった。

野沢「幾ら魚雷を撃ち続けても、敵は破壊されません!!」

清水「レーザーバルカンに切り替えて!!魚雷よりダメージが大きいハズ!!」

サブマリア2隻はレーザーバルカンで、アクアンを攻撃。

アクアンの司令室がゆれ始める。これにライスとアタッカーたちが慌てだす。

ブラック・アタッカー「わわっ!!敵はレーザーバルカンで攻撃してきました!!」

ライス「おのれェ!!こちらのレーザーバルカンの方が強いと思え!!!」

そして、アクアンフィッシャーから目からレーザーバルカンを連射。

そのレーザーバルカンでサブマリア3号機に命中し、爆破してしまった。

第6分隊員「3号機、破壊!!!搭乗員も全員死亡・・・・!!」

野沢「・・・・・っ!!なんて奴なの!!」

清水「しかし、直に逆転が来る!!!」 そう。アクアンの背後から、

サブマリア1号機が接近してきたのだ。1号機はさっそく攻撃準備にかかった。

如月隊員「レーザーバルカンで敵の後部を破壊するのよ!!!」

光次郎「了解!!2号機を援護します!!!!」

サブマリア1号機はレーザーバルカンでアクアンを攻撃した。

アクアン・フィッシャー「プイイィィップイィップイイイイイィィィィィィィィ」

ブラック・アタッカー「ああ!!後ろからも攻撃が!!!」

ライス「畜生!!背後の敵に魚雷を発射しろ!!前方にはレーザーバルカンを!!」

アクアンは魚雷を2発発射。その2発が後ろの方のサブマリアへと向かった。

青井「危ない!!」 1号機はなんとか1発を避けるが、2発目には命中されてしまう。

ドカアァァン 1号機は攻撃を受けるが、一部が破損しただけで完全に破壊されてない。

青井「きゃっ!!」 光次郎「やったな・・・!」

そして、アクアンはレーザーバルカンで2号機を襲うが、2号機はそれを避ける。

野沢「く・・・・っ!!このォ!!」 2号機も負けずに魚雷4発で攻撃する。

アクアン・フィッシャー「プイイィィップイイイイイィィィィィィィ」

攻撃を受けたアクアンだが、余裕の表情をしている。しかし、

後ろから1号機が魚雷を連射して攻撃する。敵はこれには流石にひるむ。

ライス「ええい!!挟み撃ちを受け続けては駄目だ!!離れてから攻撃だ!!」

アクアン・フィッシャー「プイイィィップイィップイィップイイィップイイイイィィィィ」

そして、アクアンは2隻のサブマリアから離れた。

清水「いけない!!我々は遠距離から支援する!!

1号機はアクアンフィッシャーを追跡しなさい!!」

青井「了解!!追跡を開始します!!」 

そして、1号機が敵を追い、2号機がレーザーバルカンで攻撃。

そのレーザーバルカンが逃げるアクアンを攻撃。1号機はアクアンへ接近する。

光次郎「よーし!奈々ちゃん!!このままアクアンに突撃してやれ!!」

青井「と、突撃って・・・!まさか、敵の中へ侵入しろって事!?」

光次郎「そうだ!!このままやっても終らない!それに、君は、奴を許せないだろう?」

青井「・・・・ええ!私はライスを許さない!でも、奴を倒しても家族は還らない・・・・。」

光次郎「ならば、復讐心でなく、

正義の心でライスを倒そう!!いいですよね!?如月さん!」

如月隊員「え・・・ええ・・・!とりあえず、2号機に連絡しておくわ!!」

光次郎「よし!!では、突撃だ!!」 青井「・・・ええ!わかったよ!!!」

そして、1号機は全速前進でアクアンに近づく。突撃寸前だ。

ライス「げげっ!!た、体当たりをするつもりか・・・・っ!?うわっ!!」

ドオオオォォォォン そして、ついにサブマリアがアクアンに体当たりした。

アクアン・フィッシャー「プイイイィィィップイイイイィィィィィィィィィ」

しかし、アクアンの機体が硬すぎるため、穴は開けられなかった。

如月隊員「今よ!!今のうちに水中スーツで、敵の内部に潜入するのよ!!!」

光次郎&青井「了解!!!」 そして、二人は急いで立って走った。

如月隊員「森隊員!!赤夜隊員!!交代よ!!!」

そして、光次郎と青井は水中スーツを着て、サブマリアから出て、海中を泳いだ。

光次郎「モンスロイドの口から入ろう。」 青井「そこからライスを倒すのね!」

二人はアクアンの口の中に侵入。二人はとうとう敵の内部に侵入できた。

そして、空からマリオネットライターが飛んで来た。

マリオネット・ライター「っ!!」 ライターは海上に飛び込み、アクアンが海上へ浮水した。

アクアン・フィッシャー「プイイイィィィップイイイイィィィィップイイイイィィィィィィ」

ライターとアクアンの海の戦いが今、始まった。


そして、もう一つの戦いも始まろうとし、光次郎と青井はアクアンの内部を走った。

光次郎「まずは敵幹部のいる司令室だ!!」

青井「ドアがあれば、そこね!!探して見ましょう!!」

つづく

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