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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ついにフローズンズンやま編の最終回。だが、

マンボがバンジョーたちから離脱しようとする。

そして、クリグミが涙を流しながらある決断をする。

次回、【聖なる山での別れ】

あとがき

どうも、ゆー1です。

いかがでしたか。バンカズファースト第68話。

今回はバンジョーとカズーイが、

デスブラザーとヘルシスターと再び戦います。

まあ、今回も負けましたが(

フローズンズンやまはクリスマスな雰囲気もありますので、

サンタクロースも登場させました。

まあ、原作には全く存在しませんが。

次回でいよいよ、フローズンズンやま編の最後です。

それでは。

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デスブラザー「ふははははははははは!!!

残りのワンダーウィングの、

エネルギー全てを空に飛ばすとは!!雪が降る以外の、

何の意味もない空になァ!!ははははははははははは!!!!」

ヘルシスター「巨大雪だるまの崩壊が始まった。

早く逃げるぞ。デスブラザー。」

デスブラザー「ああ。この勝負、俺たちの勝ちに決定だ。」

デスブラザーとヘルシスターは空を飛び、

この山から脱出しようとした。

巨大雪だるまの身体が粉々になり、

その破片が全て飛び散ろうとした。その時。

夜空からまばゆい光が出た。デスブラザーとヘルシスターはこれに驚く。

デスブラザー「何!?」  ヘルシスター「空が光った・・・!?」

その空から鈴の音が聞こえ始める。そこから、何者かが現れる。


ユミ「空が光っている・・・!?一体、何が・・・!」

ミクス「・・・何でしょう?この優しい空気。」

ユミ「ミクス・・・?」

ミクス「空から、とても優しい存在が降りてきます!」


ウォーザも光る空から誰かが来て、驚いていた。

ウォーザ「空から誰かが降りて来る!?

ま、まさか・・・!あれは!!」


光と共に夜空から出て来た者は、トナカイの走りで動くソリに、

乗っている赤い衣装と白いヒゲの老人であった。

何と。その老人はサンタクロースであった。

デスブラザーとヘルシスターはそのサンタを見て、驚く。

デスブラザー「こやつわ・・・サンタクロース!?間違いない!

本物のサンタクロースだ!!一体、何故・・・!?」

ヘルシスター「サンタめ!一体、何をしに来たのだ!?」


セイリー「何ですの!?あの空から出てきた老人さんは!!」

カズサ「あのトナカイとソリ・・・。まさか!!」

クリグミ「サンタさんだ!!!」

クリグミは嬉しそうに叫んだ。

クリグミ「カズサお姉ちゃん!!サンタさんが来てくれたよ!!」

カズサ「ええ。サンタクロースなら、

きっと奇跡を起こしてくれるハズ・・・!」

ボトルズ「まさか、サンタさんが本当の存在したなんて・・・!

そうだ。サンタさんなら何かやってくれるハズ・・・!」


フラエ「何!?サンタだと!?」

ガンズ「馬鹿な!?サンタクロースが実在したとは・・・!」

ダンク「いや。実在するさ。

この聖なる山がそれを証明しているからね。」

アシナガ「でも、サンタだけでこの事態は解決できんのか!?」

プルレス「大丈夫!きっと奇跡を起こしてくれるよ!」


崩壊する巨大雪だるまに近づくサンタクロースは、

その雪だるまに右手を向けた。

その右手から鈴の音と共にさらに眩い光が出た。

巨大雪だるまがその光に包まれる。

そして、粉々になる巨大雪だるまの身体が、

元通りになっていく。そう。サンタクロースは魔法で、

巨大雪だるまを回復させているのだ。

デスブラザー「巨大雪だるまが元通りに!?これで、

俺らの計画が終わっちまう・・・・!」

そして、光が消え、巨大雪だるまが元通りになった。そう。

サンタクロースの奇跡により、聖なる山は再び平和となったのだ。

さらに、巨大雪だるまのもはや3つのボタンがない。

ヘルシスター「これでもう巨大雪だるまは壊せずしまいか!!」

デスブラザー「ちっ!とんだ邪魔が走ったか・・・。だが、

こんな山などいつでも滅ぼせる。ゆくぞ!ヘルシスター。」

ヘルシスター「ああ。」

こうして、デスブラザーとヘルシスターは夜空へと去って行った。


巨大雪だるまが元通りになった事に大喜びするクリグミ。

クリグミ「やったああああぁぁぁぁぁ!!!

元に戻ったああぁぁぁぁ!!ありがとう!!

サンタさああぁぁぁぁん!!!」

セイリー「すごいですわ・・・。

サンタクロースにこんな事ができるなんて。」

カズサ「私たちはこれまで、恐ろしい危機からサンタクロースに、

守られた事があるわ。そう。

サンタは我々人類の事を愛しているんだわ。」

ボトルズ「そうですか・・・。つまり、サンタさんは、

カズサさんたちの救世主なんですね。」

クリグミ「カズサお姉ちゃん!!

早くサンタさんに会いに行こうよ!!」

カズサ「ふふ。そうね。」

クリグミがそう言うと、カズサも微笑んだ。そして、セイリーも。

セイリー「エゥーラ様。サンタクロースですわよ。あなたは、

昔、サンタさんに憧れていましたものね・・・。」

エゥーラはまだ眠っている。それにより、

今はサンタの姿を見る事はできない。


白熊の村からでも、

ボギーたちはサンタが巨大雪だるまを救った事に喜んでいる。

ソギー「パパ!!見て!!」

グロッギー「サンタさんが巨大雪だるまを助けてくれたよ!!」

モギー「これで僕たち!救われたね!!」

ボギー「ああ。またサンタさんに助けられたね・・・。

サンタさんはやはり、僕らの救世主だ。」

ボギーは涙目になりながらも、微笑んでいた。

3匹の白熊の子供たち「サンタさああぁぁぁん!!

ありがとおおぉぉぉう!!」


テルたちもサンタの活躍に驚いていた。

テル「すげェ・・・!巨大雪だるまが元に戻っちまった・・・。」

ミル「凄いわ。サンタクロースって奇跡をもプレゼントするのね。」

ダンク「サンタクロースは滅多に我々の前に現れない。

今になって現れたのは、不思議な事であろう。恐らく、

誰かがサンタを呼ぶ奇跡を起こしてくれたのだろう・・・。」

フラエ「・・・・ボロボロのクセに、

いちいち説明してんじゃねェよ。ばーか。」

ガンズ「全くだ。」

プルレス「でも・・・。サンタクロースのおかげで、

この山は救われたよ。ありがとう!サンタクロース。」

アシナガ「ああ。このご恩は、一生忘れねェ。」

プルレスとアシナガが笑顔でサンタに感謝し、

テルたちもサンタの方を見ていた。

恐らく、心の中で感謝しているのだろう。

ダンク(・・・・さて。私はそろそろ基地へ戻るか。

大尉にこの山は救われたと報告しなければな・・・・。)

ダンクは密かにテルたちの元からゆっくりと去って行った。


この聖なる山を救った事で、

その住人たち全てに感謝されているサンタクロース。

そのサンタクロースが、

倒れているバンジョーとカズーイのところに来た。

だが、バンジョーとカズーイにはまだ意識がある。

カズーイ「・・・・あんた。まさか、サンタクロース?」

サンタクロース「そうだ。・・・聖なる光を持つ熊と鳥よ。

ありがとう。もし、

君たちがその聖なる光で私に危機を知らせてくれなかったら。」

バンジョー「僕らが奇跡を起こして欲しいと言う願い。

あなたが叶えてくれたのですね・・・・。」

サンタクロース「邪悪なる者が起こした巨大雪だるまの崩壊は、

私は止めた。聖なる山はまた平和な世界となるだろう。

これも、君たちが奇跡を願ったおかげだ。」

カズーイ「あたい、考えたのよね。もしかしたら、

サンタがこの山を救ってくれるんじゃないかって・・・。

だからこそ、

残った光をあんたのいそうな空に飛ばしたけれど・・・・。」

バンジョー「まさか、本当に来てくださるなんて・・・。

光栄です・・・・。」

サンタクロース「君たちも私を呼んでくれて、感謝する。

そんな君たちにプレゼントを用意した。見たまえ。」

バンジョーとカズーイの隣には、8個のジグソーがあった。

バンジョー「これは・・・・・。」

サンタクロース「巨大雪だるまの中にあったジグソー全てだ。

この山を救おうと頑張った君たちにプレゼントだ。」

カズーイ「・・・マジで感謝するわ。」

サンタクロース「私は知っている。

君たちはとても強い善の意思を持っている。

君たちなら、世界を救ってくれる救世主になれる。私は願う。

この世の全ての子供たちが笑って幸せになれる事を・・・。」

バンジョー「この世界の事は僕たちが、

何とかしようと思います・・・。」

サンタクロース「・・・うぬ。では、頼んだぞ・・・。

聖なる光を持つ善なる熊と鳥よ・・・。」

そして、サンタクロースのところに、テルたちやボトルズたち。

さらにウォーザに、ボギー親子。

そして、ユミやミクスも集まった。

こうして、デスブラザーとヘルシスターの引き起こした、

巨大雪だるまの崩壊は、

バンジョーとカズーイの光を受け取って、

やって来たサンタクロースの奇跡により、無事に止まりました。

雪だるまが元に戻り、この聖なる雪山が平和になったのです。

こうして、フローズンズンやまでの長き戦いは、

ここに終結したのです。

次回につづく

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いよいよ、巨大雪だるまが壊れる時が来たのである。

デスブラザー「わははははははははははははははははは!!!!!

聞くが良い!!聖なる山の住人共!!貴様たちわ、

これより、貴様たちの作りしシンボルに殺されるのだ!!!

聖なる夜の裁きによってなああああぁぁぁぁぁ!!!!!!」


巨大雪だるまが大きく震え、崩れそうになる。

それをボトルズたちが見て、驚愕していた。

カズサ「間もなく・・・巨大雪だるまが崩壊するわ!!」

クリグミ「に、逃げなきゃ!!」

セイリー「ですが、この巨大ですわ!!逃げられるかどうか・・・!」

カズサ「そうね・・・。村にも届いてしまうかも知れないし・・・。」

ボトルズ「とにかく、逃げましょう!!

一秒でも無駄にしてはいけません!!

崩壊する前に、急いで逃げ切るのです!!!」

カズサ「そうね・・・。やってみましょう!」


軍隊のアジトでは、一人の兵士が大尉に報告。

兵士「報告します!!この山のシンボルである巨大雪だるまが、

崩壊します!!急ぎ、避難されたしの事です!!」

大尉「何だとォ!?そんな馬鹿でかい物が崩れたら、

その破片がこちらに届いて、我々がピンチではないか!!

まあ、クラッシャーやグランティが、

巻き添えになるのは歓迎だが・・・。」

兵士「ですが、我々も巻き添えになりましょう!!

そうなる前に、急ぎ避難を・・・・!!」

大尉「わかっておる!!諸君!!ただちに避難の準備をせよ!!!」


モギー「パパ!!巨大雪だるまさんが壊れちゃうよ!!」

ボギー「このままでは・・・・!」

ボギーは自身の脳裏に何かを描き始めた。それは、

巨大雪だるまの崩壊である。巨大雪だるまが大きく破裂し、

その無数の破片がこの山全体に広がり、この山の住む者全てを、

巻き添えにしてしまうと言う想像である。

ボギー「・・・・・っ!子供たちよ!!他の住人たちに伝えよう!!

この山から逃げようと・・・・!!」


ヘルシスター「さて。デスブラザー。あたいたちも逃げるぞ。」

デスブラザー「ああ。後でじっくり、

ジグソーを集めようではないか。むっ!?」

その時、デスブラザーはバンジョーとカズーイが来る事に気づく。

バンジョーとカズーイ「うおおおぉぉぉ!!くちばしミサイル!!!」

デスブラザーとヘルシスター「うおおぉぉぉぉ!!?」

くちばしミサイルを受けたデスブラザーとヘルシスターは、

ダメージを受け、空を飛ぶバランスを失いかける。

そして、バンジョーとデスブラザーは着地する。

デスブラザー「俺たちの必殺技を多く受けながらも、

まだこんな気力があったとわ・・・。流石、俺のフェイクだぜ。

だが、もう限界ではないのか・・・?」

デスブラザーの言う通り、今のバンジョーとカズーイは、

物凄い攻撃を受けすぎて、ほとんど傷だらけである。

身体も血に満ちている。カズーイが口から血を吐いている。

バンジョー「はぁ・・・はぁ・・・。何を言ってるんだぃ?

君たちはここでしてはいけない事をしただろ・・・!?」

カズーイ「あたいたちはあんたたちにそれを止めてもらうまで、

徹底的にあんたたちを痛めつけてやるわ・・・・!!」

ヘルシスター「愚かな・・・・。」

デスブラザー「ふ・・・・っ。どうやら、ほとんどの技でも、

まだくたばらずに立ってしまうらしいな・・・。仕方があるまい。」

カズーイ「そう!!あたいたちは負けないのよ!!」

バンジョー「行くぞ!!カズーイ!!!」

カズーイ「ああ!!もう使いしかないわ!!!」

バンジョーとカズーイ「ワンダーウィング!!!!!!!!」

バンジョーとカズーイはワンダーウィングを発動した。

デスブラザーとヘルシスターはその大きな光を浴びる。

ヘルシスター「この光・・・!!もしや、

貴様らも使えるのか・・・!!」

デスブラザー「ふ・・・っ!感じるぞ。

この圧倒されるパワーを・・・。」

バンジョー「こいつらを倒すには・・・・!!」

カズーイ「これしかない!!!!」

バンジョーが走り、

物凄い光がデスブラザーとヘルシスターに迫る。

ヘルシスター「ぬ・・・っ!これを受けたら、

恐らくあたいたちは、

大怪我では済まないだろう。どうする!?デスブラザー!!」

デスブラザー「決まっているだろう。こちらも使うのさ。

金色の光をなァ!!!!!」

そして、デスブラザーはしゃがみ、

ヘルシスターは両方の翼でデスブラザーを包んだ。

カズーイ「こ、この構えは・・・・!!」

デスブラザーとヘルシスター「ワンダーウィング!!!!!!」

デスブラザーとヘルシスターの身体から、

物凄い金色の光が発した。

光はバンジョーとカズーイの発した光よりとても大きい。

バンジョー「お前たちもワンダーウィングを使えたのか!!?」

デスブラザー「ククククク!!そうだ!!見せてやろう!!

真のワンダーウィングのパワーを!!!」

デスブラザーの発した光がさらに大きくなり、

徐々にバンジョーの発した光を、

掻き消し、バンジョーの光を圧倒していく。

カズーイ「く・・・・っ!何だか押されているみたい!!」

バンジョー「なら・・・!もっと光を!!!」

バンジョーとカズーイは光をさらに大きく発する。

だが、デスブラザーの光の方がさらに大きくなり、

バンジョーの光を減らしていく。


巨大雪だるまから遠く離れたところに来たボトルズたちだが、

その巨大雪だるまの近くから大きな光が発したところを見ている。

ちなみに、セイリーはエゥーラを抱えている。

クリグミ「見て!何か光っているよ!?」

セイリー「本当ですわ。一体、何が起きたのでしょう・・・!?」

ボトルズ(この金色の光・・・。

もしや、バンジョーとカズーイが・・・。

この巨大雪だるまの崩壊は、彼らが何とかしてくれるかも知れない。)

カズサ「この光、一体何なのかしら・・・?

巨大雪だるまの崩壊と何か関係があるのでは・・・。」

クリグミ「・・・・そうだ!サンタさんだ!!」

セイリー「サンタさん?サンタクロースの事ですか?」

クリグミ「うん!

サンタさんはキラキラと輝いているのが好きなの。だから、

サンタさんがこの巨大雪だるまさんを助けてくれるかも・・・。」

カズサ「だと・・・良いわね・・・。」

ボトルズ「・・・とにかく逃げましょう!!」


巨大な金色の光をフラエたちも目撃していた。

プルレス「何かが光っているみたいだ・・・!」

ガンズ「こんな時に、

新たな敵が現れたってワケじゃないだろうな!?」

テル「違う・・・!あれは、戦いによる光かも知れん!!

フラエ「畜生!!巨大雪だるまが崩れ始めるぞ!!!」

ダンク「ああ・・・。この感じ、破裂しそうだな。破裂したら最後、

無数の破片が我々を殺すだろう・・・。もう我々は御終いなのだ。」

プルレス「何を言ってるの!?まだ御終いなワケじゃない!!

きっと何とかなる・・・!この巨大雪だるまの崩壊だって、

バンジョーさんとカズーイさんが止めてくれるハズだ!!」

テル「お前!!まだ奴らの事を・・・!!」

ミル「待って!今はあの熊と鳥を信じるしかないわ・・・。

それに、私。感じるの。あのバンジョーとカズーイなら、

きっと奇跡を呼んでくれると・・・・。恐らく、

あの光は、あいつらが出しているかも。」

プルレス「そうだね。信じようよ。皆で・・・。」


ユミやミクスも空中で金色の光を目撃した。

ミクス「ユミさん!!巨大雪だるまの近くで何かが光ってます!!」

ユミ「きっと、何かがあったのね!!行ってみましょ!!」

ユミとミクスは金色の光の方へ向かった。


デスブラザーの光が増す事で、

バンジョーの光がさらに小さくなっていく。

バンジョー「何と言う力だ・・・!このままでは!!」

カズーイ「諦めちゃ駄目!!!

こうなれば全パワーを使うわよ!!」

バンジョー「ああ!そうだな・・・!!」

そして、バンジョーとカズーイは、

今までよりとても大きな光を発して、

デスブラザーに向かって、走り出した。

バンジョーとカズーイ「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

ヘルシスター「来るぞ。デスブラザー。」

デスブラザー「ああ。ならば、こちらも全パワーだ!!!」

そして、デスブラザーとヘルシスターも、

物凄く巨大な光を発し、バンジョーとカズーイに向かって走る。

互いの光が混ざり合い、やがて一つの金色の光となっていく。

その巨大な光を浴びた巨大雪だるまが粉々になりつつ、

破裂寸前にまで到達する。このままでは、すぐに破裂してしまう。

光の中で、バンジョーとカズーイ、

デスブラザーとヘルシスターが、

それぞれ両者の前に突撃する。そして、両者はぶつかる。

バンジョーとデスブラザーの頭部が重なった時、

金色の光は一瞬だけ、この山全体を包む程に大きく発するが、

その金色の光がほぼなくなった。


もはやこの山に金色の光を見る者はいなくなった。

ダンク「光が・・・消えた・・・・。」

プルレス「一体、何が・・・・!?」


金色の光がなくなった時、既に勝負は終わった。

デスブラザーとヘルシスターの身体が、

少しばかりの光に包まれていた。

そして、バンジョーとカズーイが吹き飛んで倒れようとしていた。

バンジョー「そん・・・・な・・・・・!!」

カズーイ「嘘・・・・でしょ・・・・・!?」

バンジョーとカズーイは全身が血に満ちていた。

それに比べ、

デスブラザーとヘルシスターは何一つ傷つけてない。

すなわち、再びデスブラザーの勝利となってしまったのだ。

デスブラザー「ははははははははははははははは!!!!

もう終わりだ!!貴様らも!!この聖なる山も!!

全てが終わる!!!!!」

ヘルシスター「そして、

このままこの世界を滅ぼしてくれるわ!!」

ワンダーウィングの戦いに敗れたバンジョーとカズーイに、

もはや光はないと言うのか。いや、まだある。

カズーイの翼に少しだけわずかな光が残っていたのだ。

バンジョー(例え、僕たちの力だけでは勝てなくても・・・!!)

カズーイ(奇跡を呼ぶ事ならまだできる・・・・っ!!

だから、起きて!!奇跡よ!!!)

バンジョーは両手を夜空に向け、

カズーイも翼を夜空に向けた。

その両手と翼が合わせ、そこから一つの小さな光が出て、

夜空へと向かった。デスブラザーはそれを見て、さらに笑う。

つづく

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バンジョーとカズーイがくちばしバスターを使おうとした、

その時。

その真下にはデスブラザーとヘルシスターの姿がなかった。

カズーイ「何・・・・・っ!?」

バンジョー「っ!?カズーイ!上を!!」

バンジョーとカズーイが上の方を向く。そこに、

デスブラザーとヘルシスターが、

くちばしバスターの構えを取っていた。

デスブラザーとヘルシスター「・・・バスター!!!!!!」

デスブラザーとヘルシスターのくちばしバスターが、

バンジョーとカズーイに直撃した。

そして、そのくちばしバスターが、

バンジョーとカズーイを地面に叩きつけ、その地面が大きく抉った。

バンジョーとカズーイ「ぐああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

デスブラザーはバンジョーから離れた。バンジョーの胴体には、

ヘルシスターの嘴により、一つの穴ができた。

そこから血が溢れている。

バンジョー「うああああぁぁぁぁ・・・・!!」

カズーイ「ば、バンジョー・・・・っ!!」

ヘルシスター「ふっ。あたいたちのくちばしバスターによる、

直撃を受けても、まだ生きているとはな。しかし、

流石に今ので戦力がほぼ失っただろう。

デスブラザー。最後のボタンを。」

デスブラザー「ああ。押そう。そして、この聖なる山は終わるのだ。」

デスブラザーが笑い、巨大雪だるまの方を向く。だが。

バンジョー「ま、待て・・・・・っ!」

バンジョーが身体にできた穴を手で抑えながら、

ゆっくりと立ち上がった。

デスブラザー「む・・・?ほほう。まだ立てるのか。

すなわち、まだ俺らと戦おうと言うワケであるな?」

カズーイ「これ以上、ボタンは押させない!!」

カズーイが翼を羽ばたかせ、

バンジョーをデスブラザーに近づかせる。

バンジョー「おらああぁぁぁ!!!」

バンジョーは力いっぱいのパンチでデスブラザーを打撃する。

デスブラザー「っ!?であ!!!」

攻撃を受けたデスブラザーはパンチで反撃する。

バンジョー「あぐっ!?はあああぁぁぁぁ!!」

バンジョーは続いて、キックを繰り出す。

デスブラザー「むっ!?やああぁぁぁ!!」

デスブラザーもキックでバンジョーを蹴り飛ばす。

バンジョー「ぐふうううぅぅぅ!!!」

カズーイ「くっ!!」

カズーイは翼を羽ばたかせ、バンジョーが吹き飛ぶのを止める。

ヘルシスター「ちっ!

あの鳥が体勢を取り戻しているのか・・・!」

バンジョーとカズーイ「うおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

そして、バンジョーはデスブラザーに近づき、

連続キックを繰り出す。

デスブラザー「ぬぬ・・・・・っ!?ぬお!!」

デスブラザーがパンチで攻撃するが、避けられる。

カズーイ「キキツキアタック!!!!」

カズーイがキキツキアタックでデスブラザーを攻撃した。

デスブラザー「うお!!?」

デスブラザーがひるみそうになる。その時。

バンジョー「とおおおぉぉぉぉぉぉう!!!!!」

バンジョーは渾身のパンチをデスブラザーの顔に打ち込む。

デスブラザー「ぐふうぅぅぅ・・・・!!」

デスブラザーは少しだけさがった。

まるで少し効いたみたいに。

ヘルシスター「どうした!?デスブラザー!!

以前、奴らの打撃は効かなかったハズでは・・・・!」

デスブラザー「ああ・・・!何故だろうな。もしかしたら、

奴は戦力を上げているかも知れんな・・・!!」

そう。前回の戦いでは全く通用しない格闘であったが、

今回の戦いでは、格闘も少しずつ効くようになったのだ。

それ程にバンジョーとカズーイは、

少しずつ強くなっていくのである。

バンジョー「お前に巨大雪だるまを破壊させない!!

ローリングアタック!!!」

バンジョーはローリングアタックでデスブラザーを打撃する。

デスブラザー「うおああぁぁぁぁ!!?」

デスブラザーはこれを受けて、さがった。

ヘルシスター「デスブラザー!!タマゴミサイル!!!」

ヘルシスターはタマゴミサイルでバンジョーとカズーイを攻撃。

バンジョーとカズーイ「うあ!!ぐっ!!ああぁぁぁ!!」

デスブラザー「はああぁぁぁぁ!!!」

デスブラザーはチョップでカズーイを打撃。

カズーイ「ぐあ!!?」 バンジョー「カズーイ!!」

デスブラザー「ツメツメパンチ!!!!!」

デスブラザーもツメツメパンチでバンジョーを攻撃する。

バンジョー「ぐあああああぁぁぁぁぁ!!!!」

バンジョーは殴り飛ばされ、倒れた。

デスブラザー「ふふふふふふ。驚いたぜ。貴様らの攻撃、

少しだけ成長したって感じがするぜ?だが、やはり、

俺らには勝てねェ。ヘルシスター!!」

ヘルシスター「ああ。ふん!!」

ヘルシスターは空を飛び始めた。

巨大雪だるまにある最後のボタンに向かって。

カズーイ「最後のボタンが・・・・!!」

バンジョー「させるかァ!!!」

カズーイは空を飛び、

一気にデスブラザーとヘルシスターに近づく。

最後の一つであるボタンに迫る、

デスブラザーとヘルシスターの前に、

バンジョーとカズーイが飛んで来て、妨害しようとした。

カズーイ「このボタンは押させないわ!!」

バンジョー「聖なる雪山は終わらせない!!!」

デスブラザー「ほう!!まだ飛べる力も残っているのか!!」

ヘルシスター「だが、もう遅い!!

既に技の準備ができた!!!」

バンジョー「技だと・・・!?」 

カズーイ「ま、まさか!!!」

デスブラザーとヘルシスター「くちばしミサイル!!!!!」

デスブラザーとヘルシスターがくちばしミサイルを使う。

バンジョー「くっ!!それでもおおおぉぉぉぉ!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしミサイルを受け止めてでも、

デスブラザーとヘルシスターを止めようとする。だが。

くちばしミサイルがバンジョーとカズーイを直撃。

全く止められる事がなく、

バンジョーとカズーイは吹き飛んでしまう。

バンジョーとカズーイ「うぐああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

デスブラザー「ははははははははははははは!!!

これで、聖なる雪山の最後だああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

デスブラザーとヘルシスターのくちばしミサイルが、

最後のボタンに命中してしまう。

カズーイ「し、しまった・・・・!!!」

バンジョー「押されてしまった・・・・!!」

デスブラザー「わははははははははは!!!

ようやく始まるぞ!!

聖なる山の終焉が!!聖なる夜の裁きがあああぁぁぁぁぁ!!!」

デスブラザーが大きな声で笑うと、

巨大雪だるまが今までにない程の感じで大きく震え始めた。

そして、ヒビもさらに大きく入り、

もはや巨大雪だるまが崩壊寸前である。

つづく

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そのデスブラザーとヘルシスターが、

3つのボタンのところへ向かっていた。

カズーイ「し、しまった・・・・!!?」

デスブラザー「ククク!!今だ!ヘルシスター!!」

ヘルシスター「くちばしミサイル!!!!」

ヘルシスターはくちばしミサイルで二つ目のボタンを攻撃した。

そのボタンが押され、巨大雪だるまがまたも大きく震え始めた。

その震えは前より増していた。そして、

ヒビもさらに大きく入り始める。


クリグミ「カズサお姉ちゃん!雪だるまさんが壊れちゃう!!」

カズサ「このままでは・・・・!

この聖なる山が滅びてしまうわ!!!」

セイリー「壊れたら、どうなってしまいますの・・・・!?」

カズサ「巨大雪だるまが破裂し、

その無数の破片が私たちを押しつぶすでしょう。

そして、サンタさんとの絆も切れてしまう。つまり、

もうサンタさんに会えなくなっちゃうのよ・・・・!」

クリグミ「じゃあ、僕たち。死んじゃうの!!?」

カズサ「・・・その確率が高いわ。」

ボトルズ「バンジョー・・・!カズーイ・・・!」


テル「俺らが死ぬだァ・・・・!?」

プルレス「もうサンタさんには会えないだって・・・!?」

テルたちもダンクから巨大雪だるまの事を知り、動揺していた。

ダンク「そうだ。聖なる山の歴史はここで終わるのだ。

何者かが巨大雪だるまにある禁断のボタンを押したようだからな。

この聖なる山の人々は年に一度、

今日だけサンタさんに会えるのだ。

だが、そのコミュニケーションも今回で終わる。」

アシナガ「畜生!!誰だ!!

その禁断のボタンって奴を押しやがったのわ!?」

フラエ「デスブラザーだよ・・・!」

フラエの言葉に皆が注目する。

アシナガ「デスブラザーだと・・・!?まさか、

またバンジョーとカズーイの事を言うんじゃねェだろうな!!?」

フラエ「それしか考えられねェだろ!!?

奴らは空を飛べるんだぞ!!

俺らは果たして空を飛べたか!?

あの雪だるまのボタンを押せたのは、

あいつらしかいねーんだよ!!!」

ダンク「そうだ・・・!デスブラザーは、

この聖なる山を滅ぼしに来たんだ。

我々は奴らの手の平で踊っていたに過ぎないのだ。」

テル「くそ!!デスブラザーめ・・・!!!」

プルレス「一体、どうすれば・・・・!」


セイウチの住み処からもセイウチたちが、

巨大雪だるまが壊れそうなところを見ていた。

ウォーザ「・・・あの熊め・・・!!」

ウォーザは怒りと共にすぐにどこかへ走って行った。


ミクス「ああ!巨大雪だるまが壊れて行く!!」

ボギー「このままでは、崩壊してしまう!!もし、

何者かが禁断のボタン3つを押してしまったら・・・・!!」

ユミ「く・・・・っ!私、ちょっと行ってくるわ!!

そのボタンを押そうとしてる奴を止めに行くの!!」

ミクス「私も行く!!」

ボギー「気を付けてな・・・!?」

ユミはミクスを抱えて、巨大雪だるまのところへ向かった。


デスブラザー「ふははははははは!!!あと一つだ!!

あと一つを押せば、この巨大雪だるまが崩壊する!!!」

バンジョー「ぐ・・・っ!

させるかあああぁぁぁぁぁ!!!!」

カズーイが物凄いスピードで飛び、バンジョーが殴りかかる。

だが、デスブラザーはそれを避ける。

デスブラザー「ふっ!おらああぁぁぁ!!」

デスブラザーはバンジョーとカズーイを蹴り飛ばす。

バンジョーとカズーイ「うあ!!?」

ヘルシスター「ぬううぅぅぅぅん!!」

ヘルシスターは嘴でバンジョーとカズーイを連続で突く。

バンジョーとカズーイ「ぐああああぁぁぁぁぁぁ!!!?」

デスブラザー「ははははははははははは!!!!やはり、

本物の俺たちの方が強いな!!もはや、俺たちの勝ちは確定。

この聖なる山の崩壊は、

決まりとなったのだあああぁぁぁぁ!!!」

ヘルシスター「貴様らもこの聖なる山の崩壊と共に死ねィ!!!」

ヘルシスターが嘴で突こうとする。だが、

カズーイが嘴でその攻撃を防いだ。

ヘルシスター「な・・・・・っ!?」

カズーイ「まだ決まったワケじゃないっての・・・!!」

バンジョー「僕たちが・・・この聖なる山を救ってやる!!!」

バンジョーはそう言って、デスブラザーを殴る。

デスブラザー「ぬっ!?ククク・・・!どらああぁぁぁぁ!!!」

デスブラザーはアッパーで、

バンジョーとカズーイを上空へ殴り飛ばした。

バンジョーとカズーイ「うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

デスブラザー「ふ・・・・っ!さぁ!!ヘルシスター!!

最後の一つのボタンを破壊しろ!!!」

ヘルシスター「言われるまでもない!!!」

デスブラザーとヘルシスターが、

くちばしミサイルを破壊しようとする。だが。

デスブラザー「・・・・・何!?」

デスブラザーとヘルシスターは上の方を向く。

そこにバンジョーとカズーイが、

くちばしバスターの構えを取っていた。

バンジョーとカズーイ「くちばし・・・・・!!」

つづく

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