忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[508] [509] [510] [511] [512] [513] [514] [515] [516] [517] [518]

モモ「そっか・・・・・・なかには幸せではない人がいる・・・・・・。そんな現実が・・・・・・。」

コリス「はい・・・・・。僕はなんとかルイス君の夢を叶えさせてやりたいんです。」

モモ「え?ニューイヤーパーティに行くことがあの少年の夢だったの?」

コリス「本人からはそんなの夢じゃないと言った事もありますが、僕にとっては彼の夢なんです。

でも、もう時間が過ぎてる・・・・・・・。」

モモ「そうねぇ・・・・・・なんとか代わりのものはないかしら?」

コリス「・・・・・・・・・・・。」

そして、夜が来た。夜の町では、民家が眠りに付くかのように窓からは光の見えなかった。

そんな町に、等身大のビバモークが不気味に歩いていた。

ビバモーク「・・・・・・・・・・・・・・」    シュウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ

ビバモークは体から霧を発し、それを自らを包んだ。そして、霧が消えて、

そこから紫ローブの少女が現れた。

実は、この少女こそが魔人ビバモークの人間体だったのだ。

ビバモーク(人間)「・・・・・くすっ。」

ビバモーク(人間)は悪巧みをしそうな笑みで歩いていた。

ビバモーク(人間)「出なさい。」

ビバモークが声に答えて、数人の男達が彼女の前に集まった。

その男達はなんと、レイスを泣かせた不良グループだった。

不良「お呼びですか?ビバモーク様。」

不良たちはビバモークの前でひざまついた。

ビバモーク(人間)「よく集まったわね。私の可愛い人形たち。

で、新年初のお仕事はどうだった?」

どうやら、不良たちは人間ではなく、正体はビバモークの手下であった。

不良「は。特にやる事はなく。ただ、子供達の餅つき大会を妨害しただけです。」

ビバモーク(人間)「ふふふ。私の命令がなくとも、自分達でちゃんとやってたじゃない。

人の夢を奪う仕事をね。」

不良「ところで、ビバモークさま。明日はどのような任務が?」

ビバモーク(人間)「ふふふふふふ。では、あなたたちが今までの暇を潰せるような、

ビッグな任務をあたえるわ。」

不良「すると・・・・・?」

ビバモーク(人間)「子供たちをいじめ、マリンナーサの王子、コリスをおびき出し、

奴がウルトラマンクリスタルになる前に殺しなさい。」

不良「かしこまりました。・・・・かかれ!!」   「ははっ!!」

不良は仲間達に命令する。立ち上がって、さっそく任務にかかるべく、走った。

ビバモーク(人間)「ふふふふふ。子供達の夢を・・・・・めちゃくちゃにしてやる・・・・・!

任務は順調ですよ。シャドー様・・・・・・。」

ビバモーク(人間)は奇妙な文字・・・・・シャドーの指示の記した紙を見て、読んだ。

ビバモーク(人間)「『海に眠りし夢の国の王子、夢を望む者たちに、

悪夢を与えたまえ。』・・・・・・・・・私にとっては簡単よ。はっはっはっはっはっはっは!」 カッ

ビバモークが笑い、夜空に大きな閃光が放った。

夜の闇で少女は怪物へと変わった。

ビバモーク「キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュゥゥ・・・・・・」

次の日。コリスはレイスの家を探すべく、町中をくまなく歩いた。

コリス「レイス君・・・・どこにいるのかな?」

コリスの前に突然、青年が倒れていた。

青年「うう・・・・・・・・。」

コリス「あっ!どうしたんですか!?」

コリスは倒れている青年に駆け寄った。

青年「うう・・・・・・黄色いバンダナをした男をリーダーとした・・・・・・・チンピラグループが、

突然、俺に聞き出したんだ。」

コリス「なんですって?」

青年「気をつけろ・・・・・奴らは・・・・・・お前を・・・・ねら・・・・てい・る・・・・・・・・。」

青年はそう言い残して気を失った。

コリス「僕を狙っている・・・・・・・?待てよ!?」

コリスはシャドーの言葉を思い出した。

シャドー『また来るわ!それまで首を洗って待ってなさい!!』

コリス「・・・・・まさか、シャドーが!?」

「は、放せよ!!」

コリス「っ!?」

コリスは後ろの方を向いた。そこに、例の不良たちが男の子のバッグを取り上げようとしていた。

黄色いバンダナの男「うぜぇ!!それよこせ!!」

コリス「・・・・・黄色いバンダナ・・・・・・まさか・・・・あいつが・・・・・!?」

子供「いやだ!!お母さんのおつかいで買った物が入ってんだよ!!」

「それをよこせっつってんだろ!!」 「殺すぞボケ!!」

子供「いやだ!ごめんなさいぃ!!」

「ごめんなさいじゃねーよ!!」  「・・こ、のやろおおおう!!」

コリス「やめなさい!!!」

コリスが駆けつけてきた。子供がチンピラたちに泣かされている事を放っておくわけにはいかなかった。

黄色いバンダナの男「む!?貴様は!!」

コリス「っ・・・・・・・!!」

黄色いバンダナの男「ちぃ・・・・・引き上げだ!!」

「ははっ!!」

チンピラたちは子供を解放し、逃げていった。子供は喜んでコリスに駆け寄った。

子供「ありがとう。兄ちゃん。」

コリス「うん。もう安心だね。」

子供は家に帰るべく、行った。コリスはレイスの家へ向かった。

コリス「あの黄色いバンダナの人・・・・・・・まさか・・・・・・シャドーの手下かしら?

ん?不良グループらしかったな。もしかして、あいつらがレイス君を!?

とにかく、レイス君に会って、聞いてみよう。」

コリスはレイスの家の前についた。

コリス「ここがレイス君の家か・・・・・。よし!」

コリスは玄関に立ち、チャイムのボタンを押した。  ピンポーン

レイスの母「はーい。」

チャイムに反応した母はドアを開けて、コリスに会った。

コリス「始めまして。DGCのコリスです。」

レイスの母「まあ、可愛い子供がDGCだなんてw」

コリス「ほ・・・本当にDGCの隊員です。」

レイスの母「ごめんなさいね。からかっちゃって。で、どんな御用?」

コリス「レイス君に会いに来たんです。」

レイスの母「まあ。レイスに。レイスなら二階にいますわよ。

ところで、彼とはどんな関係かしら?」

コリス「昨日、落ち込んでる彼に偶然であって・・・・・。」

レイスの母「まあ。ニューイヤーパーティに行けなかった時からあの子、落ち込んでるわよ・・・・・。」

コリス「あの・・・・・昨日、レイス君がおみやげの約束して、それを破った事・・・・・!」

レイスの母「確かに破ったそうね・・・・・でも、安心して。怒ってなんかないわ。

それに、私が可愛い息子に酷い仕打ちするはずないじゃない。」

コリス「・・・・ほっ。」

コリスは安心してほっと息した。

レイスの母「では、どうぞ。」

コリス「おじゃまします。」

つづく

拍手[0回]

PR
光次郎は起きて、キッチンにてあかりのつくった朝ごはんを食べていた。

光次郎「・・・・・・・・あかりさん・・・・・。」

あかり「はい?」

光次郎「昨日は・・・・ありがとう・・・・。」

あかり「いえ。どういたしまして。」

光次郎「・・・・ごちそうさまでした。」

光次郎は朝食を終え、自分の部屋に戻って、パソコンをしていた。

あかりはテレビを見ていた。どうやらニュース番組のようだ。昨夜の事件の映像が映されている。

アナウンサー『昨夜、新年を迎えた初日の夜に、

ジャンボ・ロイドが破壊活動を行い、SSPがそれを食い止めましたが・・・・・。』

あかり「・・・・・バーニング・ハント・・・・!」

あかりはソファから立って、家から出た。しかし、その事を光次郎は知らない。

あかり(・・・・光次郎さん・・・・ごめんなさい・・・・・。)

あかりは走った。しかし、そのあかりを影で見た人たちがいた。

この人たちは・・・・・昨日の高校生と梶たち弓道部(高等部のみ)だった。

梶「おい、あのメイドの女・・・・・家から出たぞ?荒井。」 

どうやら昨日の男の名前は荒井だった。

荒井「ふん!あいつがいなけりゃ好都合よ。池本!」

荒井と同級生の男、池本がすぐに高町邸の前でいきなり叫んだ。

池本「光次郎!!!!!!」

光次郎「・・・・・・・・・・っ!?」

光次郎はいきなり池本の物凄い叫びで呼ばれたためビクついた。

光次郎(あれは・・・・池本先輩!でも、なんで・・・・?僕にまた文句があるの?)

池本「光次郎!!!!昨日はよくも荒井を怒らせたな!!今、打ち殺すからそこで待ってろ!!」

光次郎「はっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!」

光次郎は余裕な表情で窓から顔を出した。

荒井「笑うな!!!!」

光次郎「君達は逃げた方がいいよ!なぜなら僕の家に住み着いたメイドは強い!

なぜならあいつは・・・・・・!」

梶「その女はもういねーよ!!」

光次郎「え・・・・・?」

光次郎は余裕から不安の表情を表した・・・・・。

梶たち「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

梶たちは高町邸に入り込んできた。

光次郎(ねえ・・・・あかりさん・・・・・・。君は僕を守ってくれるんじゃなかったの?

なんで、どこかへ消えちゃったの?わざとなの?)

人気のない町にバーニング・ハントと北園がいた。そこにあかりが来た。

あかり「探したわよ・・・・・!」

北園「お前さんか。マリオネット・ライターの人間体とやらは?今まで何をしておったんじゃ?」

あかり「・・・・・・言うことはない。」

バーニング・ハント「何!?貴様・・・・・・我らデス・ナイトに反逆するとどうなっているか!!」

あかり「わかってます!」

北園「ほう・・・・・・ところで、守りたい人は見つかったかの?」

あかり「え・・・・?」

北園「わしから見れば貴様が何をしているかわかってるんじゃい!

ある人を・・・・救いたい・・・・・あの人を・・・・・守りたいとな。」

あかり「・・・・・・・・・・。」

バーニング・ハント「ジャンボ・ロイドに弱い者を守る権利はない!我らが守るのは、

デス・ナイトだけだ!!!」

あかり「・・・・・・馬鹿げてる・・・・・。」

北園「・・・・・守るより攻めるのが一番じゃ。さあ、わしらのところに帰らんかのぉ。」

あかり「・・・・・・・いやよ。」

バーニング・ハント「なんだとぅっ・・・・・・!!」  ボオオオオオオオオオ

バーニング・ハントは怒りの炎を出した。

北園「よさんか!もういい。帰還じゃ。」

バーニング・ハント「し・・・・しかし・・・・・・。」

バーニング・ハントを包んだ炎は消えた。

北園「今日はあいつと会うだけで十分じゃ!そうじゃ、マリオネット・ライターよ。

お前に一つヒントをやろう。」

あかり「・・・・・?」

北園「明日の午前10時。どこぞの港町が怒りの炎に包まれるぞぃ。では、帰るぞい・・・・。」

バーニング・ハント「はい・・・・・・。マリオネット・ライター。」

あかり「はい・・・・。」

バーニング・ハント「今に見てろ・・・・・・!!」

バーニング・ハントと北園はそのまま帰っていった。

あかり「・・・・・・そうだわ!光次郎さんが!!」

高町邸・光次郎の部屋

部屋はすでにメチャクチャだった。本棚も倒れ、光次郎は傷だらけになり、

廃人のように座っていた。そして、パソコンが壊れてしまい、モニターがガラスのように割れていた。

どれもこれも全て梶たちがやった事だ。

光次郎「・・・・・・・・・・・。」

光次郎は今までの梶たちの暴言を思い出した。

梶『てめぇいい気になってんじゃねぇぞこらぁ!!』

荒井『この世にはやっていい事と悪い事があるんだよ!!』

『お前、まるで、幼稚園の泣き虫だな?』 『ムカツクんだよ!お前のようなクズは!!』

池本『は?このパソコン、もしかしてお前をこーしたんじゃないの?』

光次郎『ああ!やめろ!!』

池本『うるせーっち!このパソコン、いらね。』  パリィン

池本へ愛用のテニスラケットでパソコンを壊していたのだ。

光次郎『あああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

僕のデータが!真奈美ちゃんの遺産が!!!!』

荒井『るっせーっつってんだろーがよ!!』

『お前のような弱い奴に幸せはねーんだよ!!』  『バーカ!死ね。』

そして、現在・・・・・・・。酷く荒れた光次郎の部屋にあかりが戻ってきた。

あかり「光次郎さん・・・・・・。」

光次郎「・・・・・・・・・・・。」

光次郎はあかりの方へ向いた。その彼女は悲しくも優しい表情であった。

あかり「・・・・酷い・・・傷ですね・・・・・・・・。」

あかりは光次郎に優しく触れた。

あかり「今・・・手当てしますから・・・・・。」

光次郎「・・・・さら・・・んだよ・・・・。」

光次郎は怒りを込み上げながら言っているので、声が震えた。

あかり「え・・・・・?」

光次郎「今更何だよ!!!!!!!」

光次郎は今まで激しい怒りの声であかりを殴った。

あかり「きゃああっ!!!」

光次郎「なんだよ!!僕を守ると言ったくせに!!勝手に出やがって・・・・・・!

そんな自分勝手なブスがメイドやんなや?」

あかり「ご・・・ごめんなさい・・・・・・。」

光次郎「ごめんなさいじゃねーよ!!この世にはやっていい事と悪い事があるんだよ!!!

お前のせいでパソコンまで壊れちゃったよぉぉ・・・・・・!!

僕のたった一つの遊びだったのにぃぃぃぃぃぃ・・・・・・・・・!!!」

光次郎は泣き崩れた。あかりも涙が出てきた。

あかり「ご・・・・ごめんなさい。でも、壊れたなら直します。私、機械も得意ですから。」

あかりは悲しい声で言った。そんな悲しい声でも光次郎を慰めようとしたのだ。

光次郎「・・・・うおおおっ!!」

あかり「きゃっ!!」

光次郎はあかりをいきなり押し倒した。

光次郎「責任を取れ・・・・・!!」

あかり「責任なら取ります!許してください!!パソコン、直しますから!

部屋、片付けますから・・・・・・・。」

あかりは泣きながら言った。光次郎も泣きながら言い返した。

光次郎「許すもんか・・・・・・ひ・・・・・今日からお前の体で・・・・・・、

ストレス発散してやるんだ!ひ・・・ひ・・・ひひひひひひひひひひひ!!!」

光次郎は涙を流しながら、壊れた笑い方で、あかりの服を脱がし始めた。

つづく

拍手[0回]

今回はまたもドナルドの動画を載せます。ちなみに、これは逆再生版です。
↑とりあえずドナルドのあらゆるCM動画や某体操系なにを逆再生した方です。

特に、体操の初級の方がとてもカオスで笑えますwwmmmm

ちなみに他にもカオスで、洗脳されますので注意してくださいね(^^

しかし、それと同じくカオスな出来事もあります。(こっからが私の戯言です。)

久しぶりに学校に戻って二日目にマナー講座とかの授業で得した事ありますが、

5、6時間目では、ちょっと性的にちなんだ勉強でカオスになって騒いで喚いてました^^

先生に宇宙人語とか言われました(´з`)

とにかくうちの学校はそこらへんのガッコとは違い、もっとも凶暴で欝な自閉症な生徒が多いのです。

そのせいで僕は今をカオスに進んでますね!!wwwww

・・・うーんらんら!・・・・・・^^

拍手[0回]

隊員達は外で、餅つきをしていた。シュドーはきねを持って、サキは餅米をこねる準備をした。

サキ「いいわよ。」

シュドー「よーし!それぃ!!」  ドン

シュドーはきねを思いっきり振り、餅を叩いた。サキは叩かれた餅をこねる。

サキ「・・・よし!次!」

シュドー「よーし!」

シュドーは何度も叩き、サキは何度もこねた。

コリス「わああ・・・・。だんだん餅になっていく。」

テブリッシュ「もうすぐだな。」

シュドー「よし!これでいいか!?」

サキ「・・・うん!いいよ。おいしそう。」

モモ「さっそく食事の準備よ!」

隊員達はテーブルの前で大きな皿に置かれた数個の餅を食べていた。

サキ「うぅぅ~ん。おいしぃぃぃぃい。」

シュドー「やっぱり柔らかくてで食えるなぁぁ。」

テブリッシュ「うむ。他にもこれをつけるとさらにおいしいぞ。」

サキとシュドーは何もつけずに餅を食べてたが、テブリッシュは海苔を餅に巻いて食べていた。

モモ「へぇ。うまそうね。ま、どっちにしろ餅はもっちろんろんおいしいから。」

コリス「これが餅かぁ。おいしいです!」

モモ「そう。よかったわね。」

サキ「餅はいくらでもありますよ。」

テブリッシュ「早くしないと隊長の分もなくなりますよ。」

モモ「ああ!負けるもんですか!!」

コリス「あ!僕だって!」

隊員達「あははははははははははは!!」

みんな楽しそうであった。しかし、そんな一時を遠くから睨む者がいた。

シャドーの城

前に怪獣インキュラスと一緒にウルトラマンクリスタルを苦しめた悪夢のプリンセス・シャドーは、

前にある巨大なモニターを見ていた。モニターには、餅つきを楽しんでいるモモたちの姿があった。

シャドー「ふふふふふふ。いい気になってんじゃないわよ。

私の部下にして、最強の戦士・ビバモークがこの世界を襲い掛かるわ!

出なさい!ビバモーク!!」

シャドーの声に呼応し、等身大で、顔が尖がっていて、それ以外、

全身がトゲに覆われている怪獣、ビバモークが歩いてきて、

シャドーの後ろに近づいたときに足を止め、泣き声を出した。

ビバモーク「キュキュキュキュキュキュキュキュキュゥ・・・・・・・・」

シャドー「来たわね。」

シャドーは後ろを向き、ビバモークを見て笑った。

シャドー「あなたに任務をあたえるわ。受け取りなさい。」

シャドーはビバモークに奇妙な文字が描かれた紙を渡した。

ビバモーク「・・・・・・・・・・・・」

シャドー「これが今回のあなたの任務よ。あなたなら・・・・・できるわ・・・・・。」

シャドーはさらに笑みを浮かべる。

ビバモーク「・・・キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュゥゥ・・・・・・」

ビバモークは賛成し、消えていった。どうやら人間界に行くつもりだ。

シャドー「頼んだわね。ふふふふふふふふふ。」

夕方、コリスとモモは廊下を歩いていた。

コリス「・・・・・・・・。」

モモ「どうしたの?元気そうにない顔して。」

コリス「・・・・いえ、なんでもないんです・・・・。ただ・・・・・。

ただ、新年を迎えた中に、ちょっと嬉しくなかった人もいるそうなので。」

モモ「へぇ。新年を幸せに迎えられなかった・・・・ね。そんな人と出会ったの?」

コリス「はい・・・・・・・・。」

これは、コリスとハリーがパーティが終わって帰る途中の話であった・・・・。

ハリー「いやぁ楽しかったなぁ。そういえばコリス、大吉だったよな。すげぇなぁ。」

コリス「そういうハリーさんこそ中吉じゃないですか。」

ハリー「いや、俺なんかまだまだだよ。ま、どちらにしろ今年も頑張ろうな。」

コリス「はい。ん?」

その時、コリスは見た。右辺に一人壁の前で泣いている少年を。

少年「うわあああぁぁぁぁぁん!」

ハリー「なんで泣いてるんだ。あの子供。」

コリス「ちょっと話しかけてみます。」

少年「う・・・うう・・・・う・・・う。」

コリス「・・・・どうしたの?」

コリスは少年に優しく声をかける、少年はコリスの方を向いた。

少年「う・・・・・。」

コリス「君・・・・名前は?」

少年「・・・・・レ・・レイスだよ。あんた、誰だよ?まさか!?どこかの詐欺か!!」

少年はいきなり怖がりそうな表情に変わり、コリスから腰が倒れながらも、遠ざける。

コリス「違うよ。僕はみんなの夢を守るDGCの隊員。僕はコリス。」

レイス「そう・・・・じゃあ、なんで僕をニューイヤーパーティへ連れてってくれなかったの?」

コリス「え?君、行ってなかったの?」

レイス「行きたかったよ。友達が待ってるから・・・・・。」

コリス「へえ。じゃあ、その友達に謝っておけば・・・・。」

レイス「いや、僕の友達はあいにくネットでよく話してね。実際に会ったことないさ。」

ハリー「へえ。ネット友達か。そーいや俺もネットでやったよなぁ。よくチャットして楽しかったもんよ。」

コリス「ニューイヤーパーティに行けなかったって、何が起きたの?」

レイス「話せば長いけど・・・・・・。」

コリス「うん。長く聞く。」

レイス「そう。じゃあ、あれは・・・昼ごろだったかな・・・・・・。相変わらずネットで友達のサイトに来た。

ちなみにそのサイトは萌え擬人化サイトだ。しかし、こんなニュースがあった。

『今日は大晦日ですので、ニューイヤーパーティでオフ会しましょう。』・・・と。

僕はチャンスだった。さっそくお母さんに頼んで入場券を買った。

でも、お母さんが変わりに何かおみやげ買えって言い出したんだ。

夜になった約束の時間になり、僕はパーティに向かった。

でも、その途中・・・・・・・幼い頃、僕を泣かせた不良グループたちが僕の前に来て、

蹴ったり殴ったりはもちろん、プロレスのような攻撃もして、とうとう僕の入場券を奪った。

僕は取り返そうとしたけど、僕には力がなく、無意味だった。グループからは、

ちょうど足りないから貸してくれと言った。そして、僕はパーティにいけず、

最悪な新年を迎えた。仕方がないよね・・・・・。でも、僕はいい事したと思ってるのに、

なぜか重いんだ。僕は自分だけの幸せを願って他人のことなんか当てにならなかった。

結局、現実だよ。弱い僕なんか、本当の友達に会うことはないんだ・・・。

ううううううっうっう・・・・ううう・・・・・・。」

少年は再び泣き崩れた。コリスはそれを聞いて怒っていた。

コリス「許せない!!!自分の都合のためだけに弱い人の大切な夢を壊すなんて!!」

ハリー「確かに許せねぇな。その不良どもは。俺がぶん殴ってやるよ。

だから、胸を張っていけよ。」

コリス「そうだよ。前を向いていればいい。前を向いて歩けば・・・・・・。」

そして、現在・・・・・・・・。

つづく

拍手[0回]

今日の絵茶からキャプした一枚や星城さんのメールから届いた昔のキャプ絵を載せていきます。

あ、一番下には微妙にグロい絵がありますから気をつけて(ぇ

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック