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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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バンジョーとカズーイの大冒険・THE・FIRST    第9話・武装組織クラッシャー

ついにマンボまうんてんでの戦いを終え、新たなるステージ、

おたからザクザクびーちへ進もうとするバンジョーたちの前に、

グランチルダの妹であるブレンチルダと彼女と関わりがあるCRASHERの戦士たちが現れる。

しかし、そのCRASHERの戦士の一人、ダッタがバンジョーとカズーイに勝負をしかけた。

しかし、激しい戦いは決着がつかず、いち早くダッタが、おたからザクザクびーちへ進み、

バンジョーとカズーイ、ボトルズ、プルレスもここ、おたからザクザクびーちの世界に突入したのだった。


バンジョーたちはようやくおたからザクザクびーちの浜辺に足を踏み入れる事ができた。

カズーイ「それにしても、ダッタの奴・・・・。どこに行ったのかしらね?このびーちの何処かに、

いるはずなんだけど・・・・・・。」  カズーイはダッタを探しているかのように顔を振っていた。

バンジョー「ダッタの後を追うように来ちゃった感じもするからね。

きっと、この辺にいるはずだと思う。まあ・・・・できたら会いたくないけど・・・・・・。」

プルレス「まあ。あの人はとてつもなく凶暴だから、僕なら負けそうかも・・・・・^^;」

カズーイ「あたいは会って、今度こそ勝ってやるわっ!!」

ボトルズ「でも、ダッタという男は今まで戦った奴より強い気がします。」

今のバンジョーとカズーイに勝てるかどうか・・・・・・。」

カズーイ「勝つ!勝てるかどうかじゃなくて勝つのよ!!」

カズーイは悔しかったのだ。勝負がつけず、ダッタにあの言葉を言われて・・・・・。

ダッタ『俺とまた会うことになったら、今度こそ、俺に負けてね。』

カズーイにとってはとても気に入らない言葉であった。彼女の怒りの表情が強張っていく。

カズーイ「・・・・きぃぃぃ~!ダッタめ!!バンジョーは悔しくないの!?あんな事言われて!!」

バンジョー「・・・・・・・・。それは僕だって悔しい。でも、あいつは強い。

あのマシンガンの威力・・・・あのナイフの鋭さ・・・・・。どれも強く恐ろしかった。

今の僕ではダッタに勝つことは難しい・・・・・!」 バンジョーはダッタの強さを知っていたのであった。

カズーイ「・・・・だったら、あたいたちがもっと強くなればいいじゃない!?」

カズーイはそう言って、怒りの表情を解く。

バンジョー「強くなれば・・・・・・・。」

ボトルズ「・・・・・そうでしょうね。これからも敵は強くなり、戦いは厳しくなっていくでしょう。

カズーイの言うとおり、ここは強くなるために自分を鍛えた方がいいと思います。」

カズーイ「うんうん!それに・・・・・・・。」

カズーイは自分の羽を見て、一瞬だけ切ない表情になった。しかし、すぐに真剣な表情になる。

バンジョー「そうだね・・・・・!これからの戦いに備えて何か力をつけないと。」

プルレス「じゃあ、まずはこの辺の海を泳いだらどうでしょうか?

水中戦で必要な技を完成させるといいかと思いますよ。」

プルレスは青い海に指をさしながら、そう言った。

バンジョー「でも・・・・・。僕、あまり泳ぐのが得意じゃないんだ・・・・・。」

カズーイ「臆病ね、バンジョーは。じゃあ、あたいが手伝ってあげるわ。」

バンジョー「ありがとう。じゃあ、特訓と同時に久しぶりの水遊びを楽しもう!」

カズーイ「よーし!その意気よ!!」 そして、バンジョーは海に向かって走る。

バンジョー「そーれっ!」 バンジョーはジャンプして、海に飛び込んだ。

バシャアァァァァン バンジョーが海に飛び込むと、塩水が飛び散った。

バンジョーは今、海を泳いでいるのだ。しかし、途中で何故か溺れそうになる。

バンジョー「わっぷわっぷ!ぷはぁ!」 バンジョーは一生懸命手を動かし、泳いでいた。

プルレス「ああ見えてもバンジョーさん、結構頑張ってるんだね。」

バンジョー「ふむ。そうだ、カズーイ!僕が海に潜っている時のあれ・・・・・。」

カズーイ「はあ・・・。わかったわ。さっさと潜ってちょうだい。」

バンジョーはカズーイに言われた通りに海に潜った。


海の中でバンジョーとカズーイは深く潜った。しかし、海の中なので息するのが難しかった。

バンジョー「ぶぐぶぐぶぐぶぐぶぐ!!」

カズーイ「よーし!行くわよ~・・・ぶぐぶぐ。」

そして、カズーイは両方の羽を伸ばし、それを櫂を使うように羽を動かした。

それによって、バンジョーとカズーイが早く泳いだ。そして、カズーイはその動作を繰り返した。

カズーイのおかげでバンジョーは舞うように見える泳ぎをしていたのだ。

バンジョー「ぶごぉ~い!ばぶばばぶ~い!やばりぼのおぼりはだいぼうだば。」
通訳(すごーい!さすがカズーイ!やはりこの泳ぎは最高だ。)

カズーイ「ばいばい。わばりばじだぼ。」
通訳(はいはい。わかりましたよ。)

二人は海に潜っているため、あまりうまくしゃべれていない。

バンジョーは今の泳ぎが心地よく思ったが、カズーイは何故か楽しそうにもなかったそうだ。


浜辺では、ボトルズとプルレスが朝日にあたりながらも、座り込んで青い海を見ていた。

しかし、バンジョーとカズーイの姿があまり見えなかった。彼らは潜って泳いでいるから・・・・・。

プルレス「バンジョーさんとカズーイさん・・・うまく泳いでいるでしょうか・・・・・。」

ボトルズ「きっと、彼らはうまく泳いでいると思います。たぶん・・・・・・。

・・・・・・・・ああっ!!!」 ボトルズは突然、驚くように声をあげた。

プルレスはその大声を聞いて、驚く。

プルレス「わわっ!な、なんですか!?;」

ボトルズ「忘れてた・・・・・・。この海には凶暴なサメがいると言う事を・・・・・・!!」

プルレス「ええっ!!?ま・・・・まさか・・・・・;あっ!!」

二人は海の方を見て、さらに驚いた。青い海を泳ぐ、謎の青い三角の物体。

しかも、泳ぐスピードが速い。この物体はもしや・・・・・・!?


海の中でバンジョーとカズーイが泳いでいる。しかし・・・・・・・?

カズーイ「・・・・・・。っ・・・・・・・・・・!!!?」   カズーイは目の前に何かがいた事に気づき、

物凄い驚きの形相とともに、急に止めた。

バンジョー「ぶぐ?どぼじだ、ばぶーい・・・・・ぶぐぅ!!?」
通訳(む?どうした、カズーイ・・・・・うっ!!?)

バンジョーも目の前のものを見て、物凄い形相で驚く。

二人の前にいるのは、鋭い牙に怖い目の魚・・・・・・それに青い・・・・・。

この姿はまさしくサメだ。そのサメは目の前の二人を睨んでいた。

サメ「グルルルルルルルル・・・・・・!おいしそうな動物どもだ・・・・・・!!」

バンジョーとカズーイは目の前のサメが自分たちを襲うだろうと感じて汗を流した。

バンジョーとカズーイ「ぶ・・・ぶぐううううううううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!」

バンジョーとカズーイは後方に向かって急いで泳いだ。サメから逃れようとしたのだ。

サメ「逃がさんぞおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!

お前たちはクッキーか!?それともケーキなのかあぁぁぁぁぁ!!!!!??」

サメも物凄いスピードでバンジョーとカズーイを追う。しかし、なかなか追いつかない。

バンジョーとカズーイ「ざ・・・・ざべだあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
通訳(サ・・・・サメだあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!)


浜辺。ボトルズとプルレスは青い海からサメの上のヒレが近づいているところを確認した。

ボトルズ「あ!サメが近づいてくる!」

そして、海の塩水が大きく跳び散り、そこからバンジョーとカズーイが飛び出してきた。

バンジョーとカズーイ「サメだああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

プルレス「あ!バンジョーさんとカズーイさん。」

そして、バンジョーは浜辺に着地し、海の方を見る。

ボトルズ「あのサメはバンジョーとカズーイを食べようと・・・・・・!!」

そして、またも海から塩水が大きく飛び散って、巨大なサメが現れた。

サメ「ザメエエエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!」

プルレス「サメだ!!!!」

バンジョー「あのサメが僕たちを食べようとしていたんだ!!」

カズーイ「とても凶暴よ!!!」

ボトルズ「かつて、多くの海賊を滅ぼしたサメの一匹とはこいつですね・・・・・!!」

サメ「スナッカーさまの登場だっ!!!美味しそうな御菓子がいっぱいだああぁぁぁ~!!!!!」

つづく

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ウルトラマンクリスタル   第24話・ウルトラの戦士!

強食宇宙人・ベルザス星人
凶悪宇宙人・ザラブ星人
ウルトラマンパワード
登場

宇宙ではあらゆる惑星が無数にも存在しています。

そして、この一つの惑星で暗躍する者たちが今、恐ろしい事を始めようとしていました。

ここは、その一つの惑星。尖った岩が多く、激しい風の音、

あたりは緑色みたいだが、とてつもなく暗かった。まるで死の世界であった。

その荒地で、二人の巨大な怪人がいた。しかし、彼らは突然、戦いを始めた。

怪人A「・・・・・・・・・・・・・・・!」 一人目の怪人Aが敵の顔を思いっきり殴る。

怪人B「・・・・・・・・!・・・・・・・・・・!!」 今度は二人目の怪人Bが殴り返した。

殴られた怪人Aはさがる。しかし、怪人Bは戦いの構えを解いた。

怪人B「貴様が地球を征服するだと?笑わせんじゃねーよ!」

怪人Bは頭に髪が生えていて、口が裂けていた。その口の中に鋭い牙がいくつも生えていた。

怪人A「けっ!てめーのようなチンピラに地球は頂けっかよ・・・・・!」

怪人Aは頭が大きく白かった。口が怪人Bと違い、小さく丸かった。

怪人B「か・・・っ!誰がチンピラだとよぉ!!」 怪人Bは怪人Aに蹴り上げる。

しかし、怪人Aはそれを避け、ミドルキックで怪人Bを攻撃した。怪人Bは後ろに扱ける。

怪人A「なめんなコラ。俺の先輩は、地球へ襲来した事あったんだぞ?」

怪人Aがそう言うと、怪人Bは立ち上がって言い返す。

怪人B「ふーん・・・・・。でもなぁ。俺は自分で地球に近づいた事あるぜ。」

怪人A「ほう・・・・・。だが、地球にはウルトラマンが守っている。」

怪人B「ウルトラマンだと?ああ。数々の怪獣を倒した英雄って奴か。」

怪人A「ウルトラマンは強い。どうだ?我々と手を組まないか?」

怪人B「ヒヒヒヒ・・・・!丁度いい。この際、地球を我らベルザス星人と、貴様らザラブ星人・・・・。

両方の物にしようじゃないか!」  怪人Aはザラブ星人、怪人Bはベルザス星人であった。

かくして、2大星人は手を握り合った。どうやら手を組んだそうだ。


場所は変わって、ここは地球のアメリカのソドーリゾートである。

ソドーリゾートとは、第7話の舞台でもある。とても平和なリゾート地である。今日の日まで・・・・・。

そのリゾートにコリスとサキが歩いていた。周りの人たちもとても楽しそうだ。

中には、子供たちが何かお面を被って遊んでいるようだ。

一人はウルトラマンクリスタルのお面を。もう一人がギルゾングのお面を被っていた。

どうやらウルトラマンクリスタルごっこをしているようだ。

ギルゾングのお面を被った男の子「ぎゃおぉ~う!」

怪獣のお面を被った男の子がクリスタルのお面を被った男の子を思いっきり殴った。

クリスタルのお面を被った男の子「いってぇぇ~!気をつけろ!!

本気で殴ったら負けちまうじゃないか!!」 そう言って、その男の子は立ち上がる。

ギルゾングのお面を被った男の子「ははっ。ごめんごめん。次、気をつけるよ・・・・。」

クリスタルのお面を被った男の子「当たり前だ!ウルトラマンが負けたら、世界は闇だぃ!」

ギルゾングのお面を被った男の子「うん!じゃあ、行くね!」

クリスタルのお面を被った男の子「おう!行くぞ~っ!!」

こうして、二人の男の子が組み合いに入った。コリスとサキはその様子を見て、微笑んだ。

コリスは青色の上着を着て、青いジーパンを履いていた。

サキは白い上着を着て、ピンク色のスカートを履いていた。

ちなみにコリスとサキは隊員服を着ていなく、それぞれ普通の衣装を着ていた。

コリス「ウルトラマンクリスタルごっこかぁ。楽しそうですね。」

サキ「ええ。クリスタルもすっかり子供たちの人気者になったそうね。」

コリス「ハリーさんから聞いたけど、来週、ウルトラマンクリスタルのスナックも出るそうです。」

サキ「そう。・・・・それにしても、相変わらず楽しいわね。ソドーリゾート。」

コリス「ええ。シャドギラー事件ではあんなに大変だったのに、それをもう忘れている感じですね。」

サキ「うん。じゃあ、ラテールショーへ急ぎましょ。もうすぐ始まっちゃう。」

コリス「ええ。確か・・・・・・ボン様が主役で・・・・・・。」

楽しく話し合う二人の前に紳士服のような衣装を着た青年が来た。

青年「いやぁ・・・・。可愛らしいですね。二人とも。」

コリス&サキ「え・・・・・?」 二人はいきなり青年に声をかけられ、とまどう。

青年「よかったら・・・・・。私と一緒にどこかへ来ませんか?」

サキ「・・・・結構です。」 コリス「僕も・・・・・・。」

二人は青年から遠ざかろうと、後ろの方に行く。青年はナンパしに来たと思うからだ。

青年「そうはいきませんよ?」  しかし、青年は一瞬に二人の前に来た。

サキ「っ!?(一瞬で・・・・・・!?でも、どうして・・・・・!?)」

コリス(・・・・・この人・・・・・。まさか・・・・人間じゃない・・・・・・!??)

青年「特にあなたのような美しい女性は・・・・実に遊びがいがありますねぇ・・・・・。」

そう言うと、青年はサキの手をいきなり掴み、もう片方の手が彼女の胸に近づき・・・・。

サキ「っ・・・・・!」 そして、サキは青年から恐怖を感じた。その時・・・・・。

コリス「このぉ!!」 コリスがサキを襲おうとする青年を体当たりで攻撃した。

青年はコリスの体当たりをくらい、サキから離れ、後ろに扱けるが、すぐに立った。

青年「うぐ・・・・っ!貴様ぁ・・・・・!見抜きやがったな!?」

コリス「見抜いた!?」 コリスは青年の言葉を理解できなかった。

青年「貴様がこの女がどれほど大切かわかった。だが、そいつを人質には、

流石にできなかったそうだな。ならば今度はぁ・・・・・・!おおおおぉぉぉっ!!!!」

青年は、ゆっくりと立ちながらそう言った後、急に両手をあげ、体中が青い光に包まれる。

その光は次第に大きくなっていき、やがて光は消え、巨大なザラブ星人となった。

サキ「青年の姿が・・・・・・!」

コリス「正体は巨大星人だったのか・・・・・!!」

ザラブ星人は奇怪な音を発しながら、街の人々にこう言った。

ザラブ星人「聞けぇい、地球人ども!この星は我々が支配する。

お前たちは我が奴隷となる運命なのだ!!!」 ザラブ星人はそう言いながら、歩き始めた。

街の人たちは星人から逃げ惑った。しばらく歩いた星人は近くの建物を叩き壊す。

ザラブ星人「・・・・・・・・・・・・・・・!」

コリス「くっ!サキさん、僕は星人と戦います!サキさんは人々の非難を!!」

サキ「ええっ!」 そして、サキは走って、コリスから離れた。

そしてコリスも橋って、人気のないところについた。

コリス「・・・っ・・・・・・!ショワッチ!!!!」

そして、コリスはウルトラマンクリスタルに巨大変身した。

サキ「っ!ウルトラマンクリスタル!!!」 サキは現れたクリスタルの姿を見る。

ウルトラマンクリスタル「ショワッ!・・・・っ!」

そしてクリスタルはジャンプし、先制攻撃として、ザラブ星人にジャンプキックをあびせた。

ザラブ星人「・・・・・・・!?・・・・・・・・・!!」  星人はいきなりクリスタルに蹴られて、

倒れるが、すぐに立ち上がり、クリスタルの前に向いて、襲い掛かろうと構える。

つづく

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今回はウルトラギャラクシー大怪獣バトル・ネバー・エンディング・オデッセイのOPです。

ネバーエンディングオデッセイは略して「NEO」になるかと思います(ぁ

内容は前回からの続編で、今度は宇宙人たちがレイオニクスとして怪獣を操って戦うそうです。

私はようつべでその話を見ています^^



↑このOPも結構いいと思いますwなお、このOPは、

原作のアーケード(ウルトラモンスターズNEO)のBGMにも使われています。

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今回は星城さんから年賀のイラストを頂きました。

まあ、お正月ですからね^^(ぁ

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/2701d955efc7e455d28ef553e5c5f1c8/1230914526

↑星城さんからの年賀イラストです。

まるで本物の年賀状みたいでいいですねーwおにゃの子も可愛いですぅ。

私も皆さんも今年も良い年になるといいと思いますね(

それでは、しつこいようですが、今年もよろしくです。

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アンドロイド少女・マリオネットライター     第16話・怪獣ジャンボ・ロイド

凶暴モンスロイド・ライド・ザウルス登場

2022年、人類は二つの勢力に分かれていた。

一つは最新科学で世界を我が物にしようと目指すDEATS・NIGHT(デス・ナイト)。

もう一つはその悪意を消そうと立ち向かうSSP(サイレント・シークレット・ポリス)。

そして、その戦いに巻き込まれた少年、高町光次郎(たかまち・ひかりじろう)。

彼は切ない人生を辿っていた少年だったが、謎のメイドの少女、あかりと出会った。

そして、あかりは彼の知らないところで、マリオネット・ライターへと巨大化し、

デスナイトの人造兵器、ジャンボロイドを次々と倒し、光次郎を守っていた。

そして、SSPの中でも、光次郎を愛していた少女・月野桜(つきの・さくら)。

彼女もまた、知らないところで、光次郎を守り、デスナイトの戦士たちを蹴散らしていた。

しかし、光次郎は気づいていたのだ。桜がSSPの隊員である事を。

そして、あかりがマリオネット・ライターである事を。

しかし、彼は次第に彼女たちとともに、デスナイトと戦う道を進んでいた。

そして、激しい戦いの末、ついにデスナイトの日本支部は壊滅した。

支部を支配していた男・佐野山を光次郎が殺し、支部最強のジャンボロイド・・・・、

ジェノサイド・シーザー率いるジャンボロイド軍団をマリオネット・ライターが滅ぼした。

こうして、日本は平和に戻った。・・・・・かに見えた・・・・・・。そして、光次郎は今・・・・・・・・・・・・。


ここは、SSP第6分隊支部。普通によくあるビルの形をしているが、

これも立派な基地と言っていいだろう。そして、ここがその司令室である。

一般の仕事をする部屋に見えるが、ちゃんとモニターだの通信機だの機械があるらしい。

そして、ここに青色と緑色の隊員服を着た女性たちが集まっていた。

その中に一人の少年がいた。その少年こそ高町光次郎である。

彼の近くには、月野桜と彼女の先輩である、清水由美子隊員と野沢芽衣隊員がいた。

そして、隊員たちの前に第6分隊の隊長、春日留美隊員が立っていた。

光次郎(とうとう・・・・・。とうとう僕は・・・・・・。)

光次郎は笑っていた。何故なら、この分隊に入る事が彼の夢だからだ。

そして、光次郎と4人の女性が歩き出し、春日の隣に立った。

春日「皆、改めて紹介するわ。本日つけでこの分隊に入隊する事になった、

高町光次郎。蒼井奈々。折原智明。木之本都の4人よ。」

光次郎、蒼井、折原隊員、木之本隊員「よろしくお願いします!!」

4人が礼儀正しい態度で桜たちに挨拶する。桜たちは歓迎するように拍手を送っていた。

光次郎「・・・・・高町光次郎です。この中では雄一の男である僕ですけど、頑張りたいと思います!」

桜(光次郎くん・・・・・・。) 桜も光次郎がここに来て、嬉しく笑っていた。


こうして、新隊員の紹介が終わり、光次郎と桜、野沢と清水は廊下を歩いていた。

桜「おめでとう。光次郎くん!これからはずっと一緒だね。」

光次郎「うん!でも、この隊に入ったからには過酷な戦いに挑まなきゃいけないんだよね。」

清水「そうだ。この部隊の人たちは皆それぞれ宿命を持っている。

悲しい事もあるけど、君なら幾多の試練を乗り越えられると私は思うわ。」

野沢「激しい任務もあるけど、楽しい事だっていっぱいあるのよ。

何かトラブルが起きて落ち込んでも私たちがしっかり慰めてあげるから。」

桜「だから光次郎くん。同じ隊員同士、頑張りましょ!」

光次郎「はい!野沢さん。清水さん。桜ちゃん・・・・・。ありがとうございました!」

野沢「それに、光次郎君は私のような女の子いっぱいの分隊の中でたった一人の男の子だから、

なんかハーレムな気分だと思わないかしら?」

光次郎「い・・・・言われて見れば・・・・・////」 光次郎は照れながら言った。

清水「確かに光次郎くんは男ね。男ならどんな事でも、あきらめないね?」

光次郎「はい!僕には・・・・守りたい人がいるから・・・・・・。」

光次郎はそう言いながら桜の方を見た。桜は思わず赤くなる。

桜「・・・・ありがとう・・・・・・。」  桜は光次郎が自分の事を守りたい人と認めてくれたので微笑んだ。

光次郎「うん・・・・・・。」

光次郎もそれを聞いて微笑んだ。二人もその様子を見て微笑む。

光次郎「そして・・・・・デスナイトは必ず僕たちが倒してみせる・・・・・!」

光次郎はそう言いながら真剣な表情になる。他の3人も真剣な表情になった。

野沢「でも・・・・・。日本支部はもう壊滅したし・・・・・・。」

清水「しかし、その日本支部は壊滅したといえど、デスナイトはこの日本をどう攻めるか・・・・・。」

桜「・・・・・マリオネットライターがジェノサイドシーザーを倒した後に、

ドイツ支部の代表と名乗るジャンボロイドが来たんです。」

光次郎「えっ!?ドイツにもジャンボロイドがいたの!?」

桜「詳しくはわからないけど・・・・・・。そのジャンボロイドは、【対日本攻撃支部】を結成したと・・・。」

野沢「そうね。あの時、ライターが戦っていた場所に桜ちゃんが入院していた病院があったから・・・。」

清水「対日本攻撃支部・・・・・・!という事は新たな敵がここに来ると言う事か・・・・・・!」

光次郎「その対日本攻撃支部は・・・・一体どんなジャンボロイドを送り込むんだろう・・・・・・!

日本支部の奴らより・・・・・どんな過激な悪行を・・・・・・・!」

「男のクセに何臆病風ふかしてるんだか。」 考え事をしてるような光次郎に別の少女が声を出した。

光次郎たちはその声の主の方を見た。その者はなんと蒼井奈々であった。

光次郎「あっ!君は・・・・・・。」

桜「光次郎と同じ新隊員の蒼井奈々ちゃんね。」

蒼井「はい。月野先輩。・・・・高町って言ったわね?」

蒼井は桜には礼儀正しく、光次郎には何故か態度が悪かった。

光次郎「うっ;な・・・なんだい?蒼井隊員。」

蒼井「一体どんなジャンボロイドかどんな過激な悪行とかって・・・・・。

たとえどんな悪行でもそれを打ち砕くのが私たちの仕事じゃない!

あんたと私はもう一般市民じゃないんだから、勇気を出して立ち向かわないと!

それに高町隊員は男なんだからシャキっとしなさいよね・・・・・・。」

光次郎「あ、ああ・・・・・。わかった。」 光次郎は汗を流しながら微笑んだ。

桜「あのね、奈々ちゃん。光次郎くんは男だけど、未知の敵だと聞いて、

どんな恐ろしい敵か想像してるだけなの。それに、誰だって臆病風ふかす事だってあるのよ・・・・・。

あなただって、そんな事あったでしょ?」 桜は入隊したばかりの蒼井に優しく微笑んでそう言った。

蒼井「お言葉ですが、月野先輩。私の事を【奈々ちゃん】とあまり呼ぶのは、

やめていただけないでしょうか?・・・・確かに、私も臆病風ふかしたりした事もありますが・・・・・。

隊員ならどんな状況でも戦わなければなりません!」

桜「うん。そうだね。」

光次郎「確かにどんな状況でも戦わなきゃいけないね。奈々ちゃんの言うとおり、

僕も男としてシャキっとしないと!!」

蒼井「ってあんたも呼ぶんじゃないわよ!!!」 蒼井は光次郎に怒鳴った。

光次郎「ははははwごめんごめん。じゃあ、蒼井隊員・・・でいいね?」

蒼井「・・・・・・・。まぁ、たまに奈々ちゃんって呼んでもいいけど。

でもあまり呼び過ぎないでよね?こっちが恥ずかしいから・・・・・・!」

光次郎「ああ。わかったよ。」

桜「ふふ・・・・・・・。む!?」 ピ―――ピ―――ピ―――ピ―――

光次郎、野沢、清水、蒼井「っ!!!?」 その時、廊下に緊急事態のサイレンが響いた。

蒼井「こ・・・・このサイレンは・・・・・・!!」

桜「緊急事態のサイレンよ!!」

光次郎「だったら司令室に戻らないと!!」

清水「またデスナイトのジャンボロイドが来たというのか・・・・・・!!」

野沢「とにかく急ぎましょ!!!」 5人は急いで司令室に向かおうと走った。


かくして、5人は司令室に戻った。そこに春日隊長を初め数名の隊員もいた。

つづく

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