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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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アントマン「ピィィィィィィィィ!!!」 「アァァァァァ!!!!」 「ケエエェェェェ!!!」

コリス「囲まれた!!!」

モモ「よしっ!バラバラに散って戦うわよ!!先に捕虜たちを救出した者は連絡して!!」

隊員たち「はいっ!!!」

モモ「では、健闘を祈る!!!!」  そして、隊員たちはそれぞれに散って走った。

テブリッシュ、シュドー、イチゴ、そして・・・・コリス&モモと。

イチゴ「よし!行くぞ!!」  イチゴがまず、複数のアントマンを銃撃して倒し続けた。

アントマン「キャァァァッ!!」  「ウキイィィィィィ!!!」

しかし、一人のアントマンが冷凍光線銃を構え、冷凍光線を発射した。

イチゴ「うわっ!!!」  その冷凍光線がイチゴに直撃した。

しかし、何故かイチゴは凍ってはいなかった。アントマンはこれを見て驚く。

アントマン「ハッ!?」  アントマンはもう一度、冷凍光線を発射してみる。

イチゴ「・・・・っ!?凍っていない。そうか!これがアンチフリーザーバッジの効果なんだ!!!」

そう、イチゴはアンチフリーザーバッジの機能によって氷付けにされる事はないのだ。

バッジさえあれば冷凍光線など怖くない。イチゴは攻撃を再開した。

イチゴ「これで冷凍光線は効かない!反撃だ!!」  イチゴの3発の銃弾が敵の顔に直撃した。

アントマン「パ・・・ッ!!!」  アントマンは頭を撃たれて再起不能となり倒れた。


一方、シュドーは既に別の部屋で、アントマンたちと戦っていた。

アントマン「ピィィ!!」 「ピピイイィィィ!!!」

アントマンたちはシュドーを凍らせようと冷凍光線を撃ちまくる。

しかし、シュドーはアンチフリーザーバッジによって、冷凍光線の効果を受けつかなかった。

シュドー「へへん!!無駄だ無駄だああぁぁぁ!!!」

冷凍光線からバッジの効果に守られているシュドーは調子に乗って、

銃弾を無数に発射して、アントマンを倒し続けた。

アントマン「キャァァァキャァァァキャァァァァァ~ッ!!!!」

アントマンたちはシュドーの凄まじい連射によって次々と倒れていく。

シュドー「アンチフリーザーバッジ!素晴らしい力だぜっ!!これで安心して戦えるぜ!!!

・・・・むっ!?おらぁ!!」  シュドーは右上の方から何か気配を感じて、そこを射撃する。

そこにいたのは、上にあった床で待ち伏せしていたアントマンだった。

そいつはシュドーの銃撃を受けてしまい、そこから落ちてしまった。

アントマン「ヒャアァァァァン!!」

シュドー「上から待ち伏せしていたって俺にはわかるのさっ!!」


そして、テブリッシュも別の部屋でアントマンたちと戦っていた。

アントマン「ピイィィィッ!!」  アントマンは冷凍光線でテブリッシュを凍らせようとする。

しかし、アンチフリーザーバッジを付けているテブリッシュの前では無効であった。

テブリッシュ「・・・・っ!」 テブリッシュは反撃として、敵の頭を撃った。

アントマン「ピィィィィヨン!!」  アントマンは頭を銃弾に撃たれて倒れた。

テブリッシュ「よし!アンチフリーザーバッジの機能に狂いはない!行くぞ!!」

テブリッシュは次々と射撃し、アントマンを倒し続けた。しかし、新たなアントマンが現れる。

アントマン「ウォピイィィィィ!!」  そのアントマンはマシンガンを持っていて、

それを連射して、テブリッシュを襲う。テブリッシュは慌てて物陰に隠れて避けていった。

テブリッシュ「く・・・・っ!敵は冷凍光線銃以外の武器を持っていたか・・・っ!」

テブリッシュはそう言いながら、物陰から出てきてすぐにマシンガンを持つ敵を撃ち倒した。

テブリッシュ「だが・・・・・!今の我々の敵ではない!」


コリスとモモは別の部屋で多くのアントマンたちと戦っていた。

アントマンたちは冷凍光線銃はもちろん、剣や機関銃などを持っていた。

モモ「いい?コリス!アンチフリーザーバッジを付けても、

冷凍タイプ以外の技を受けたら怪我しちゃうから気を付けて!!」

コリス「はいっ!!」  コリスとモモはお互いの背を預けながら連射をした。

姉弟の息の合ったガンプレイに多くの周りのアントマンは次々と撃たれ倒れていく。

しかし、敵の数はなかなか減らない。他の奴等は一斉に二人に攻めてくる。

モモ「このままでは不味いわ!!二手に分かれましょ!!」  コリス「はいっ!!」

モモとコリスは互いから離れ、二人は連射をしながら走っていた。

アントマンたちはその連射を受けて破壊されていく。一人のアントマンが機関銃でコリスを攻撃する。

コリス「くあっ!?・・・・ちィ!!」  コリスはバック転で間一髪避け、射撃で反撃した。

アントマン「ヒャッ!!」  「ピュオオオオオォォォォォ!!!!」

銃を持った敵が倒された後、今度は剣を持ったアントマンが襲ってきた。

コリス「く・・・・・っ!うあ!!」  コリスは無我夢中の銃を盾代わりにする。

しかし、その銃は敵の剣の一振りによって真っ二つにされ、コリスはそれにひるむ。

モモ「コリスッ!!・・・ったく!!」  モモはコリスがピンチである事を知り、

遠くから、彼に切りかかろうとするアントマンに射撃した。そのアントマンは頭を撃たれて倒れてしまう。

コリス「ね・・・姉さん!!」

モモ「近距離用の武器を持っている敵は動きが素早いわ!気をつけなさい!!」

コリス「は・・・・はい!っ!?てあぁっ!!」

コリスは後ろから殴りかかろうとするアントマンに気づき、回し蹴りでその敵を倒した。

モモ「さーて!こっから本番!!ミンキー・ランサー!!!」

モモはどこからちもなくミンキーステッキを出した。しかし、そのステッキの先端から、

光の刃が出ている。これこそが、モモ専用の必殺剣、ミンキーランサーである。

モモ「はあぁぁっ!!とう!!」  モモは階段に上り、そこにいるアントマンを斬り捨てる。

そして、もう一人のアントマンもすぐに斬り倒した。モモはそのまま階段へと上った。

コリス「はぁ!!えぃやあぁぁ!!とぅあ!!」  コリスは得意の格闘で殴ったり蹴ったり、

次々とアントマンを倒していった。一人の敵が剣で攻撃するが、コリスは蹴り上げでそれを弾く。

コリス「ふん!!たあぁ!!」  コリスは渾身のチョップでアントマンの頭を打った。

アントマン「プガ!」  アントマンは頭を打たれ、倒れた。打ち所が悪かったらしい。

モモ「おらおらおらおらおらおらおらおらおらおらおら!!!!!!!」

上の端?を走るモモは銃で連射して、次々の前にいるアントマンたちを次々と倒す。

そして、その先には複数のアントマンが現れる。この時、モモは銃を捨てる。

モモ「ミンキーランサー!!!!」  そしてモモはすぐにミンキーランサーに持ち変え、

それを素早い一振りで二人のアントマンを切り払い、倒した。

モモ「せやっ!!とあぁぁぁぁ!!!」  モモはランサーを素早く振り回し、

次々とアントマンたちを斬り捨てる。中には切断された者や真っ二つにされた者もいた。

コリス「く・・・・・・っ!!」  コリスは一人のアントマンと組み合いながら、

地面でゴロゴロしていた。そして、たちまち立ち上がった。

アントマン「ウッ―ジッジ!!」  コリス「っ!はあぁ!!」

その瞬間に、コリスは素早く勢いのある鉄拳で、アンドロイドを殴った。

アントマン「アアァァァァン!!!」  顔を殴られたアントマンは壊れたか倒れた。

しかし、コリスの前にいるアントマンはまだまだ多かったのだ。

アントマン「キイイィィィキキイィィィィィィ!!」  「キィィィィキィィ!!」 「キキイイィィィィ!!」

コリス「く・・・・!ショワッチ!!!」  コリスはウルトラウォッチを輝かせ、

それを付いている腕を上にかかげ、光と共にウルトラマンクリスタルに変身した。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・ふん!!」  クリスタルはさっそく構えをとる。

しかし、クリスタルは何故か巨大化していなく、今回は等身大の姿になっている。

そう、クリスタルは人間サイズの怪人と同じ大きさとほぼ合わせてミクロとなったのだ。

アントマン「キキャアアアアァァァァァァァァ!!!!!!」

アントマンたちは一斉に等身大のクリスタルに襲い掛かる。

クリスタル「ショアッ!!」  アントマン「キッ!!」

クリスタルはまず、最初に向かってきたアントマンと組み合う。

ウルトラマンクリスタル「えぃ!!とう!!」  クリスタルは膝蹴りで敵の腹を打つ。

アントマン「ウキッ!ギャン!!」  怪人は膝を打たれてひるみ、クリスタルは、

すかさずハイキックでアントマンの顔を蹴り上げ、その敵を倒した。

ウルトラマンクリスタル「むっ!!でぃ!!とぅ!!はっ!!」

そして、クリスタルは向かってくるアントマンたちを手刀やキック、パンチで次々と倒す。

アントマン「フッ!フッ!フッ!フッ!」  一人のアントマンは素早いパンチやキックの、

コンボ連射を繰り出し攻撃する。クリスタルはこれらを防御し、さがっていた。

ウルトラマンクリスタル「くっ!・・・・・っ!!ふん!シェヤアアァァァ!!」

クリスタルは素早いストレートで怪人の顔を殴り、ミドルキックで倒した。

アントマン「キャアアァァァァ!!!」  しかし、また新たなアントマンが剣を持ち、

それでクリスタルに切りかかろうとするが、クリスタルは一歩さがってそれを避ける。

アントマンは次に剣を縦に振るが、クリスタルは真剣白刃取りでそれを受け止めた。

ウルトラマンクリスタル「真剣白刃取り!はあ!!」  そして、クリスタルはすぐに、

ハイキックでアントマンを倒し、その怪人の持った剣を奪い、自分の物にする。

ウルトラマンクリスタル「えぃ!!でっ!シェ・・・ッ!!」

クリスタルはその剣で周りのアントマン3人を素早く切り捨てた。

アントマン「ワッ!!」 「キャン!!」  「ピッ!!」

斬られた怪人3人は体を斬られて、倒れて再起不能になった。

ウルトラマンクリスタル「ぬっ!ショワアァァァァッチ!!!!」

クリスタルはジャンプして飛び、上の橋の方へと移った。そこにもアントマンたちがいるらしい。

ちなみに、モモはどこかへ行ったらしい。

ウルトラマンクリスタル「せあ!かぁ!!」  クリスタルはすぐ側にいるアントマン二人を素早く斬った。

アントマン「イピイィィィ!!」  二人が倒れ、新たな一人が剣で切りかかる。

ウルトラマンクリスタル「くっ!とあ!!」  クリスタルは剣で敵の攻撃を受け止める。

そして、剣を素早く振って敵の剣を弾き、凄まじい一振りでアントマンを斬りおとした。

ウルトラマンクリスタル「えぃ!!」  クリスタルは次に持っていた剣を投げた。

つづく

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石山たち男たちは、ナイフや棒などの様々な凶器で野沢の体を甚振り始めた。

野沢は肩、腕、腹、足・・・・他にも様々な部位を多くの凶器に傷つけられてしまう。

野沢「あぁぁぁっ!!う・・・ああ!!あぁぁぁぁ・・・いあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」

野沢は体を痛めつけられて、泣き叫んだ。しかし、石山たちはその悲鳴など気にせず、

彼女の体を傷つき続けた。その体が傷つけられるたびに、

血が出て、体中に・・・そして地面にまで流れていった。その暴行はしばらく続けられていた。

しばらく時間がたち、雨が降り出していた。しかし、皆は橋の下にいるので、雨にうたれてはいない。

そこでは、石山たちが、飽きたのか、とうとう野沢への暴行をやめたそうだ。

野沢「はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・。」

今の野沢は体中が傷だらけとなり、今に意識が消えそうで壁に背中をつけてぐったりしていた。

しかし、その美しき体を汚された少女をあざ笑うかのように、石山はこう言った。

石山「ふふふふふふ・・・・!殺しはしない。これからお前は俺たちのストレス発散のための、

道具になってもらうんでねぇ。今日はここまでにするが、またいつかやるんで、

その間にその傷を治してもらうんだな・・・・・。はっはっはっはっはっはっはっは!!!」

男たち「はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!!」

こうして石山は笑い声とともに去って行った。無残な姿となった野沢を残して・・・・。

現在の野沢(こうして、今でも消えない傷跡ができてしまった。その頃の私は、

もう死んでしまうのでないかと思った。家に帰りたくても今の状態で帰れるワケがない・・・・。

私は絶望した・・・・。このまま飢死になるのかと思っていた。そんな時・・・・。)

ただ一人、ぐったりして動かない野沢の前にある女性が歩いてきた。

その女性は彼女の胸元に触れた。野沢はそれに感じて、ピクンと少し跳ねそうに一瞬動く。

野沢「ん・・・っ。・・・っ?」 野沢は閉じていた目を少しだけ開け、前にいる女性を見る。

その女性はSSPのメンバー、少し若い春日であった。

現在の野沢(その時・・・・。春日隊長が助けに来てくれた。こんな私を助けに来てくれた。)

そう。それが野沢と春日の初めての出会いであった。春日は重症を負った野沢を助け、

彼女を当時彼女が住んでいた家(マンションではないらしい。)へと連れた。


両親は傷だらけの彼女を見て泣き、春日と話し合っていた。

そして、治療を受け体中に包帯を巻かれていた野沢はベッドに眠っていた。そして・・・。

野沢「う・・・うう・・・・ん。はっ!!」  野沢はゆっくりと目を覚まし、やがて上半身を起こす。

そして、彼女も隣には春日が優しく見守っていた。野沢は彼女の方を見て、恐る恐るこう言う。

野沢「だ・・・・誰ですか?」  春日「始めまして。あなたを助けた人よ。」

現在の野沢(こうして、私は春日隊長と話し合ってみる。彼女がSSPの人だと言う事は、

その時でわかった。私は今までの事を隊長に話していた・・・・。)

野沢「くすん・・・・ぐすっ・・・・!私が・・・・弱いから・・・・。私が弱いせいで、家族は・・・っ!

私みたいな泣き虫や弱虫なんか・・・・許されるハズがないんだわ・・・・!!」

野沢は泣きべそをかきながら、そう言った。その時、春日は静かにこう言った。

春日「・・・・・強くなりたい?」

野沢「えっ?」  そう聞いた野沢は急にきょとんとして、春日の方に向く。

春日「強くなりたければ、SSPに入隊するといいわ・・・・。私が歓迎するわ。」

春日は笑顔で野沢に手を差し伸べる。そして、野沢も彼女の手をとった。

現在の野沢(こうして、私はSSP隊員となった。私はSSPとしての訓練をつんで、

強くなった気がした・・・・。それ以来、あの男たちの姿が最近見えなかった。)


そして、現在。光次郎は野沢の会話を聞いて感心していた。

光次郎「それが・・・・・野沢さんがSSPに入る理由だったんですね・・・・!」

野沢「ええ。まだ・・・・弱虫や泣き虫なところがあるけどね・・・・。」

光次郎「そうですか・・・・・・。」

野沢「それに、この体の傷跡の意味・・・・少しだけわかっている気がするに・・・・・。」

光次郎「傷跡の意味・・・・・?」

野沢「うん・・・・。それはきっと・・・・・。っ!!?」  野沢は急にまた胸を押さえ込んだ。

光次郎「野沢さん!!まさか・・・・傷跡の意味って・・・・・!」

野沢「ちっ・・・・違うの!古傷が開こうとして・・・その痛みで・・・・・っ!!」

そう、野沢の体中にある多くの古い傷口から少しだけ血が出そうになっていたのだ。

光次郎「・・・・・・っ!野沢さん・・・・・・・。」

野沢「だからお願い・・・・。私の体・・・・・触って?」

光次郎「で・・・・・でも・・・・・。っ!?」  その時、野沢は光次郎にそっとゆっくりと」抱いた。

野沢「お願い・・・・・。あなたが触れてくれないと・・・・この体の痛みが止まりそうにないもん・・・・。

特に胸が・・・・なんか熱くて・・・・・。ねえ・・・・いいよね・・・・?」

光次郎「・・・・・・わかりました。じゃあ・・・・。」

光次郎は野沢の言う事を聞いたか、彼女を急に押し倒した。

野沢「きゃ・・・・・!」  野沢はいきなり背中がベッドにあたって、少し感じた。

光次郎「でも・・・・・もしもの事があったら、容赦できませんよ・・・・?」

野沢「うん・・・・。それでも・・・・・・・。」

光次郎「・・・・・けど、あなたの体中に傷跡がある。痛みが激しくなるかも知れませんよ・・・!?」

野沢「それでもいい・・・。あなたになら・・・・痛くてもいいから・・・・・。」


一方、デスナイトの対日本攻撃支部のメインルームでは、

桐原支部長やダークネスセイバーの前に、ティーザルと謎の男が来ていた。

ダークネス・セイバー「フライドチェイサーのメンテナンスは終わった。」

桐原「これより、作戦の説明を開始する。心して聞きたまえ。」

ティーザル「ははっ。なんなりと・・・・・!」

桐原「まず、フライドチェイサーで東京の都心へ向かう。だが、そこに、

SSPの待ち伏せが待ってる恐れもある。そこに・・・・お前の使命がある。」

謎の男「私に使命ですと?」  桐原は謎の男に指を差して、命じようとした。

その男はサングラスをしていた。この男は何所か見たような・・・・否、それとも・・・・・。

桐原「そうだ。お前はブラックアタッカー部隊を率いて、SSPが待ち伏せを、

する予定となる地へいち早く急行し、そこでSSPを叩き戦力を減らせ。」

ティーザル「それでフライドチェイサーを止める者たちの数が少なくなると言うワケですな?」

桐原「そうだ。」

ダークネス・セイバー「万一に応えて、フライドチェイサーを強化改造しておいた。」

ティーザル「おお・・・・!これはありがたい。では・・・・行きますぞ。支部長。」

桐原「うむ。」  謎の男「では、俺はここで・・・・・。」

謎の男はいち早く任務に就こうとメインルームから出た。

ティーザル「うむ・・・・っ!行けぃ!!フライドチェイサー!!!!」


とある岩山に巨大な鉄のドアがあった。そして、そのドアが次第に開いていき、

そこからフライドチェイサーが走ってきた。これはフライド発進用のドアだったのだ。

フライド・チェイサー「グウウウゥゥゥゥゥワアアアアアアアァァァァァァァァァ」

フライドチェイサーは岩山を走り続けた。そのあまりの猛スピードに、

一瞬にして緑の山へと移ったが、フライドはさらに走り続けた。

このままでは、東京へとあっという間にたどり着いてしまうだろう。


SSP第6分隊支部の司令室では、通信隊員が事件発生の報告を受けていた。

通信隊員「隊長!フライドチェイサーが東京に近づいていますっ!!」

春日「なんですって!!?清水隊員!すぐに高町隊員と野沢隊員に連絡して!!」

清水「はいっ!!」  清水は急いでテーブルに置いてある電話機の受話器をとった。


野沢の部屋。光次郎と野沢はベッドで抱き合っていたが、いきなり何所からか電話の音が鳴った。

光次郎「・・・・・・っ!?」  二人はその電話の音に気づく。

野沢「電話が鳴ったわ。ちょっと待ってね・・・・・・。」

光次郎「はい・・・・・。」  光次郎は野沢から離れ、野沢はベッドから離れて歩いた。

野沢は机に置いてある電話機の受話器を取って、電話を始めた。

野沢「もしもし・・・・・。えっ!?なんですって!!?」

光次郎「どうしたんですか?野沢さん・・・・。」

光次郎が野沢のところへ近づくと、彼女は血相を変えて、彼に向かってこう叫ぶ。

野沢「再びフライドチェイサーが現れたって・・・・・・!!」

光次郎「な、なんですって・・・・・・!?それじゃあ、行かないと!!」

野沢「っ!待って!!!」  光次郎が走ろうとするが、野沢が電話を切り、急に声を出した。

光次郎「な、なんですか!?」 光次郎は足を止め、彼女の方へ向く。

野沢「私も・・・・・戦わせて・・・・・・!!」

光次郎「えっ!?でも、今のあなたの体では・・・・・!」

野沢「確かにまだ痛むかも知れない・・・。でも、あなたと戦いたいの!!!」

光次郎「・・・・・そうですか・・・・。じゃあ、隊長に頼んでみましょう!!」

野沢「・・・・・うん!!」  野沢は出撃できる事に、喜びの涙を流した。


フライドチェイサーは走り続け、東京へと目指していた。

そして、その遠く・・・・東京付近ではたくさんのSSP隊員たちが待機していた。

そこに、野沢と光次郎がいた。空からはフライングファイターと複数の戦闘機が飛んでいった。

フライング・ファイターは桜と青井、清水が乗っていた。3人とも後ろのコックピットに乗っている。

隊員服を着た野沢は光次郎にこう言った。

野沢「あの時の続きだけど・・・・。傷跡の意味・・・・知りたい?」

つづく

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今回は久しぶりにバンカズファーストの第4、5、6話を収録しました。

バンジョー一行、グラブリン族、ティッカー族の三つ巴の戦争がヒートアップし、

不死の魔術師・マンボが怪しい魔術で、物語を動かします。

マンボまうんてん編の終盤に近いです。


第4話・髑髏の秘密

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/382/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/398/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/413/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/427/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/446/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/451/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/458/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/459/(次回予告

第5話・開戦!グラブリンVSティッカー!

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/463/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/477/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/484/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/515/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/555/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/560/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/565/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/566/(次回予告

第6話・マンボの力

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/570/(パート1

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/576/(パート2

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/584/(パート3

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/593/(パート4

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/601/(パート5

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/614/(パート6

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/618/(パート7(終

http://ultrappp.blog.shinobi.jp/Entry/619/(次回予告

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モモ「・・・・と、言う訳で。ついに敵アンドロイドの拠点がわかったのよ。」

イチゴ「そこは一体・・・・・!?」

モモ「ピアンザーファクトリー。かつての大戦で、ドイツ軍が建設した工場よ。

今は廃墟となっているけど・・・・。そこにアンドロイドどもが攫った人たちを集めているの!」

シュドー「そこを一気に叩けば・・・・あっという間に事件は解決しますねっ!!」

モモ「まあ、そう言う事にはなるわな。テブリッシュ、例の武器はもう完成できた!?」

テブリッシュ「はい・・・・!敵は冷凍光線を武器にする。その冷凍光線に対抗するのに、

最適な武器は既に完成しています。これをご覧ください・・・・!」

テブリッシュは手に丸いバッジを持ち出す。上に青色。下は白く何か英文が描かれていた。

テブリッシュ「アンチフリーザーバッジ!これを体に付ければ、

いかなる冷気を受けても、凍結化になる心配はありません。」

そう、テブリッシュが持っているバッジこそ、アンチフリーザーバッジだ。

これさえ付ければ、悪の冷凍光線なんぞどうって事はないのである。

シュドー「すっげぇぞ、テブリッシュ!これさえありゃぁ、俺たちの勝ちも同然だぜ!!」

テブリッシュ「皆の分もある。さっそく付けてくれ。」

テブリッシュは6個分のバッジを両手で持ち、隊員たちに渡す。

隊員たちはそれぞれ一つのバッジを手にし、自分の胸部に付けた。

ちなみに残り一個はサキの分らしい。

シュドー「よっし!付けたぞ!!」  コリス「これで氷付けにならずに済みますね!」

モモ「敵は冷凍光線以外にも他の攻撃を備えているらしいわ。今回の作戦は、

私も自ら出動するわ!皆、さっそくレッツゴーゴーよッ!!」

隊員たち「了解っ!!!!」   そして、コリスは心の中でこう呟いた。

コリス(サキさん・・・・・。今、助けますからね・・・・・っ!!)

こうして、DGC隊員たちによる、アンドロイド基地制圧作戦が開始された。

全ては、捕らわれた人たちを、そして仲間のサキを助けるために。


隊員たちはロードラッシュや専用車で敵拠点に向かってアスファルトの上を走った。

ちなみに、ロードラッシュはイチゴが運転し、テブリッシュ、シュドーが後ろの席に乗っていた。

専用車では、モモが運転し、コリスが隣の席に乗っていた。

二台の車は工業地帯に近そうな町を進み、ピアンザーファクトリーに向かっていた。

モモ「この先にピアンザーファクトリー・・・・・奴等の基地がある事に間違いないわ。

コリス!もし・・・・ピンチに至ったらクリスタルになったら、暴れても構いやしないわ!!

私も危なそうになったら魔法でメチャクチャにするから!!」

コリス「はい。・・・・でも、サキさんを助けるまではあまりメチャクチャには・・・・;」

モモ「ええ。早いとこ、サキを助けなきゃね!!全速前進よ!!」

コリス「はいっ!!」


一方、ピアンザーファクトリーの内部。牢獄とも思える部屋でサキは、

同じ閉じ込められた人々が絶望しているところを見ながら、心の中で呟いていた。

サキ(皆、それぞれ帰りたいと思っているんだわ。もし、アンドロイドに何かされたら・・・・!

それだけで心が折れてしまっている・・・・・。でも、今の私一人では何もできない・・・・。

今できるとしたら、助けを待つ事しかない・・・・・。早く助けて・・・・コリス君・・・・・!!)


そして、メインルームらしき大きな部屋では、アントマンのボスと多くの手下がいた。

アントマン・ボス「さーて!今日も元気に人狩りを・・・・・!!」

その時、レーダーを見ていたアントマン・手下が何を見たか急にハイテンションになった。

アントマン・手下「ウキャァァッ!!ウキャキャキャアアアァァァァァァ!!!!」

アントマン・ボス「どうした?レーダー係よ。」

ボスはレーダー係たる手下が異常になったので、彼の方に近づけてレーダーを覗いてみる。

アントマン・手下「ィヤッティッショウ!!ィヤッティッショウ!!」

アントマン・ボス「何っ!?この工場に近づいている奴等がいるだとぉ!??」

そう。レーダーの右上のところ赤い点がある。この赤い点は敵の印らしい。

アントマン・ボス「・・・・愚かな。来るなら来いや。どうせ俺たちの冷凍光線銃で、

さっきの奴等と同じ道を辿るんだからなァ・・・・!ふはははははははははは!!!」

どうやらレーダーに赤い点はゆっくりと真ん中の法へ進んでいった。


その赤い点とは、既にピアンザーファクトリーに到着し、既に車両から降りた、

モモ率いるDGC隊員たちであった。5人は今、廃墟に近い古き工場。

ピアンザーファクトリーに近づいている最中である。

イチゴ「ここがピアンザーファクトリーか・・・・。いかに不気味な感じがする・・・・。

まさかこのアメリカにもこんなところがあったとはな・・・・・・っ!!」

コリス「しかも、そこにはサキさんやたくさんの人たちが捕らわれているんだ・・・・・!」

シュドー「さらに敵アンドロイドたちがたくさんもいやがりそうだ。まっ!

今の俺たちにはアンチフリーザーバッジがあるから大丈夫だけど。」

テブリッシュ「ああ。だが、機能は完璧なハズだ。後は俺たちの頑張り次第だ・・・・!」

モモ「うん。それじゃ・・・・。っ!!待って!!」

先頭に歩くモモは右手を横に出して、後から歩く隊員たちを止めた。

コリス「っ!?なんですか、隊長?」

モモ「・・・・・見張りがいるらしいわね。」  モモがそう言うと草むらに隠れる。

コリス「えっ!?」  隊員たち「・・・・・っ!?」

隊員たちはそう聞くと、驚いて草むらに隠れた。

そう。モモの言うとおり工場の入り口らしき大きなドアには、アントマンの手下二人が立っていた。

シュドー「くそっ!見張りか・・・・。けど、今の俺たちなら・・・・!」

テブリッシュ「アントフリーザーバッジによって奴等の冷凍光線から守られる。」

モモ「けど、あいつら・・・・。冷凍光線銃を持っていないわよ。」

コリス「え・・・・・・・っ!??」   確かに、見張りの二人のアントマンには、

冷凍光線銃を持っていない。このアントマンは別の方法で迎撃をするらしい。

イチゴ「これではバッジを付けても、別の攻撃を受けて怪我するだけだ・・・・っ!」

モモ「それに、いきなり一斉にかかっても、その騒ぎに他のやつらに気づかれるかも知れない。」

コリス「じゃぁ・・・・どうすれば・・・・・!」

モモ「うん。私に良い考えがあるわ。イチゴ。ちょっと奴等の隙を突いてくれない?」

イチゴ「っ!・・・・つまり、その隙を突かれた奴等を撃つ・・・。奇襲攻撃ですね・・・・っ!?」

モモ「そうよ。あんたの得意な作戦の一つでしょ?」

イチゴ「・・・・はい!任せてください・・・・・っ!!」  そして、イチゴはモモたちから離れ、

草むらに隠れながら走り、工場・・・・その入り口にいる二人のアントマンの方に近づいた。

イチゴ「・・・・・・ここでいいかな。それっ!!」

二人のアントマンより少し近そうな草むらに隠れて止まったイチゴは、

草むらから右手をあげた。その手では、人差し指だけ上に突き出ていた。

アントマン・手下「ハァ?」  「キキッ!?」

二人のアントマンは彼の手を見て、それに近づいてみようと歩き草むらに入る。

二人のアントマンは彼の手にゆっくりと近づいた。

その二人の足が段々と自分に近づいてくるところを見たイチゴは銃を構えようとしていた。

イチゴ「・・・・・・・っ!今だ!!」  イチゴはウルトラシューターの銃口を草むらから出さずに、

二人のアントマンの胸に向け、2発を素早く発射した。草むらから2発の弾が出た。

アントマン「ギキャァァッ!!」  「キャァァァァン!!」

弾はそれぞれアントマンの胸に命中。二人のアントマンは射殺されて倒れていた。

イチゴは立ち上がり、草むらから上半身を出す。モモたちが彼のところに集まる。

イチゴ「うまくいきました。」  モモ「うん!それじゃぁ皆、張り切って潜入するわよっ!!!」

隊員たち「了解!!」  こうして、隊員たちは入り口へと向かい、

敵の拠点たるピアンザーファクトリーに突入した。サキや人々を救うために・・・・。


かくして隊員たちは、ピアンザーファクトリーのロビーらしきところで歩いていた。

シュドー「随分と暗そうじゃねぇか?」  テブリッシュ「だが・・・・敵の気配が感じる。」

モモ「そうね・・・・。ゆっくりと進んで、サキたち捕虜のところへ急ぎましょ。」

5人はゆっくりと歩き続けた。しばらく歩き続けると、何所からかアントマン手下の声が聞こえた。

アントマン・手下の声「グギャゴオォォギガアアアアアアァァァァァァァ!!!!!!」

コリス「っ!?アンドロイドの声が!!」  モモ「もうおいでなすったわね・・・・・っ!!!」

そう。5人の周りにそれぞれ数人のアントマンの手下がやってきた。

つづく

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桜「えっ!!?」  光次郎の突然の発言に他の隊員たちが驚く。

光次郎がいきなり春日隊長に野沢の住所を聞き出すからだ。

青井「ちょ・・・・ちょっと!隊長に向かっていきなり・・・・・!」

清水「彼は・・・・・彼女の家に行きたいとでも言うのかしら・・・・?

光次郎「・・・・・隊長!」  光次郎は春日の返事を待っていた。そして、ついに彼女の口から・・・。

春日「・・・・・A4-地区の2丁目1番地。そこに野沢隊員のマンションがあるわ。」

光次郎「A4-地区の2丁目1番地・・・・・・。」

春日「少し遠いけど、車で行けばすぐよ。・・・・清水隊員!」

清水「え!?・・・・・あ、はいっ!!」

春日「アクターシックスで高町隊員をA4-地区まで送ってあげて。」

清水「し・・・・・しかし・・・・!彼一人の意見では・・・・・。」

春日「これは隊長命令よ。早く送ってやりなさい?」

清水「・・・・わかりました。高町、準備は?」

光次郎「・・・・・万全ですっ!」

清水「そうか・・・・。では、ついてきなさい。」

光次郎「・・・・・はい。」  清水と光次郎は司令室から出ようとする。ところが・・・。

青井「高町隊員!」  光次郎「っ!奈々ちゃん・・・・・?」

光次郎は後ろから青井に呼ばれたので、立ち止まって彼女の方に向く。

青井「・・・・あの時、学園の話の続きだけど・・・・・まさか・・・・!!」

光次郎「・・・・・くすっ。こういう事だ。だから、野沢さん本人に会って聞くのさ・・・・!」

その話を聞いた春日は笑顔で頷く。知りたければ本人に聞いてみる事・・・。

春日は光次郎が自分の言葉をヒントに行動している事を知ったのだ。

桜「光次郎君・・・・。」  桜も笑顔になる。彼女も理解していたのだ。

青井「・・・・・そう。それがあんたのやりたい事なのね。」  光次郎「・・・・うん!」

清水「・・・・・高町隊員!早くしないとやめるわよ!??」

光次郎「おっ!いっけね。では、行ってきます。」

こうして、光次郎と清水は司令室から出て、アクターシックスで出発。


アクターシックスは清水が運転をしていた。光次郎は隣の席に座っている。

光次郎「・・・・すみません、我侭を言ってしまって・・・・。」

清水「何故、謝る?君は何も悪い事はしていないハズだぞ?」

光次郎「いや・・・・。僕はどうしても野沢さんに会ってワケを聞きたいと・・・・。」

清水「その想いだけで私は満足している。」

光次郎「え・・・・・?」

清水「・・・・・私も野沢隊員を心配している。・・・・なんなら、私が今ここで、

彼女の体の秘密を教えてやろうか・・・・?」 清水は笑顔で聞いているが光次郎は何故か拒否した。

光次郎「・・・・・いえ。それでは、こうしている意味がありませんから。」

清水「・・・・・そう。では、そのまま野沢隊員のマンションの前まで行くか。」

光次郎「・・・・・はい!」  かくして、アクターシックスは古そうなマンションの前に停まった。

そこが野沢の住んでいるマンションである。光次郎はさっそくアクターシックスから降りる。

光次郎「・・・・これが野沢さんの家か・・・・・。」

清水「ああ・・・・・。2階の10号室が彼女の家だ。高町隊員・・・・野沢を頼んだぞ・・・!」

光次郎「・・・・・はい!では、行ってきます・・・・・・っ!」  光次郎は野沢のいるマンションへと走った。

そこに入り、二階へとあがり、10号室と書かれてある看板の付いているドアの前へと立ち止まった。

光次郎「・・・・・ここが、野沢さんの家か・・・・。チャイムを押してみよう。」

光次郎はさっそくチャイムボタンを押してみる。 ピンポーン

チャイムの音が鳴った。・・・・・そして、その音に反応したか、ドアが開き野沢が出てきた。

野沢「だ・・・・・誰・・・・・!!?」  光次郎「僕です。野沢さん。」

何故か苦しそうな野沢は目の前の光次郎の姿を見る。すると、少しだけ笑顔になる。

野沢「・・・・こ・・・・光次郎君・・・・!来たんだ・・・・・。」

光次郎「はい。あなたが心配で、隊長に頼んで清水さんに連れて行ってもらって・・・・・。」

野沢「そう・・・・。じゃ、じゃあ・・・・・どうぞ・・・・・。」  野沢は明るそうに言ってるように見えるが、

何故か苦痛を抑えているように、胸を押さえていた。息も荒くなっている。

ちなみに、パジャマ姿でもある。やはり仕事を休んでいるからだろうか。

光次郎「はい。じゃあ・・・。お言葉に甘えて・・・・。」

こうして、野沢の案内に、光次郎は彼女の家に入った。


ここが、野沢の家の中である。二人は今、野沢の部屋にいたのだ。

そこには、建物が古いせいかどこか古い感じもするが、ちゃんとした家具もあるらしい。

本棚にパソコンとラック、テレビにWIIなどもある。タンスにベッドなどもあった。

光次郎「ここが野沢さんの部屋かぁ・・・・。けっこう良さそうですね^^」

野沢「と、ところで・・・・何しに来たの・・・・かなぁ・・・・?」

光次郎「・・・・・っ!あ、そうだ!実は・・・あなたに聞きたい事があるんです!!」

野沢「き・・・・・きき・・・たい・・・・こ・・・・と・・・・・・・?」

野沢は意識が薄れたかゆっくりとベッドに倒れた。光次郎は驚いて彼女に近づく。

光次郎「あっ!!野沢さん、大丈夫ですか!!?」

野沢「はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・。」

光次郎は何故か苦しんで息している野沢の額に触れてみた。

光次郎「す・・・・凄い熱だ・・・・・っ!」  野沢「ぃ・・・・たい・・・・・。」

野沢はかすかながら声を漏らしていた。光次郎はこれに驚き、彼女の口に耳を近づける。

野沢「痛い・・・・・!体が・・・・・・っ!!傷跡が・・・・・・!!」

光次郎「痛い・・・・?体が・・・・?傷跡が・・・・?の、野沢さん・・・・あなたは・・・・!?」

野沢「・・・・・っ!光次郎君、私の体・・・・触って・・・・・。」

光次郎「え・・・・・・っ!?」  光次郎はいきなりそう聞いて驚く。その時、

野沢は顔を赤く染めながら、パジャマを脱ぎ始めた。

光次郎「えっ!!?ちょ、ちょっと野沢さん・・・・!?//////」

そして、野沢はパジャマを脱いだ。しかし、彼女の肌の体に何か異変があった。それは・・・・?

光次郎「・・・・・・・っ!??の・・・・野沢さん・・・・・・!?」  光次郎はそれを見て、驚愕する。

下着姿となった野沢の体中には、酷いとしか言いようのない傷跡が多くあった。

胸部には切られた跡や刺された跡、腹には剥がれたような跡、右腕には数え切れない程の亀裂、

左足には引きちぎられたような傷跡が何ヶ所も。左肩にはまるで抉られたように見える傷跡、

背中には酷い程に多い様々な傷口などが多く、それぞれ傷跡が多かった。

他の部分にも、切られた跡とか刺された跡とかの傷跡が多かった。そう、

野沢の体は傷だらけだったのだ。もう一生治らない程の傷跡が多かったのだ。

野沢「・・・・・私ね、昔よく虐められていたの。いわゆるいじめの犠牲者ってところかな・・・・。」

光次郎「い・・・・いじめ・・・・・・!??」

野沢「うん。だから、今でもこうして多くの傷が私の体に蝕んでくるの・・・・。

こうなったのは全てあの時・・・・・・・!!」


これより、野沢の過去の話が始まる。野沢は小学生の頃より、泣き虫だった。

その泣き虫のせいで、その頃からいじめにあっていた。当時は殴られたり石を投げられたり、

するだけであった。しかし、中学になると虐めがさらに激しくなってしまう。たまに、

性的な暴行を受けた。その頃は少しだけ傷ができた。そして、高校生になっては・・・・。

野沢「きゃあぁぁぁっ!!!」  野沢は川原の端の下のところで何者かに突き飛ばされた。

その者とは、野沢と同じ高校生で男であった。黒い髪とサングラスが特徴らしい。

野沢「何すんのよっ!石山君!!!」 どうやら男の名は石山らしい。不良である。

彼の後ろにはたくさんの恐ろしそうな男がいた。石山は悪魔の笑みで野沢の顎に手をつける。

石山「まだわからないのかね?お前は昔、よく虐められていたそうじゃないか?」

野沢「だからなんだって・・・・!っ!?ま・・・まさか・・・・あなたたち・・・・・!!」

石山「クククククククク!!そうよ。俺たちゃちょいとストレス解消しようと思ってんだよ。

てめぇの体を使ってなあぁぁぁぁぁ!!!!」

石山は勢い良く野沢のセーラー服を無理やり脱がせて下着姿にする。

野沢「い、嫌!やめて!!やめてよぉぉぉ!!!」  野沢は必死に抵抗するが、

結局セーラー服どころか下着まで脱がされ全裸になってしまう。胸と恥ずかしいところは、

手で隠しているが。その時、石山がナイフを手に持ち、他の男たちも、

刃物や棒など様々な凶器を持った。野沢はそれを見て怯えて、壁のところまでさがる。

野沢「い・・・嫌ぁ・・・・っ!!助けて・・・・っ!!」  野沢は怯えすぎて泣き崩れる。

石山「さぁて、皆。殺すつもりでやんずぉおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

男たち「おおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉう!!!!!」

野沢「い・・・嫌!来ないで!!嫌、嫌、嫌あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

こうして、石山たち不良たちは一斉に野沢に襲い掛かる。

つづく

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