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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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ゴダル「・・・・・・・!」  ゴダルはスカルダイ星人の剣を持つを右手を左手で掴み、

右手を鉄拳して、星人の腹を殴る。スカルダイ星人は腹を殴られ、さがっていた。

スカルダイ星人「ギエエエエエェェェェェェェェ・・・・・・ッ!!!!」

星人は腹を殴られひるむが、すぐに気力を取り戻し剣を構える。

スカルダイ星人「ギエエェェェェッ!!ギエエエエエェェェェェェェ!!!!!」

スカルダイは剣を振りまくるが、ゴダルは冷静に避け続けた。

ゴダル「・・・・・!・・・・・・・!!」  三回目に避けたゴダルは、

すぐに星人の顔を殴った。その次すぐにミドルキックで、蹴り飛ばした。

スカルダイ星人「・・・・・・・・!?」  蹴られた星人は後ろの海上に落ちるが、すぐに立ち上がる。

ゴダル「・・・・・・・・・!!」  ゴダルはスカルダイの頭を帽子ごと掴み、無理やり立たせた。

スカルダイ星人「ギエエエエェェェェェェェェ!!!!」  星人は必死に抵抗する。

ゴダル「・・・・・!・・・・・・!」  ゴダルは右手で星人の頭や肩にチョップを打ち続け、

さらに腹を3発殴り、ハイキックでスカルダイを蹴った。星人は打撃を受け続けて、ひるむ。

ウルトラマンクリスタル「おおおおぉぉぉっ!!!でぃ!!ショアッ!!」

さらに、クリスタルがスカルダイ星人をタックルし、膝蹴りをし、エルボーを繰り出した。

スカルダイ星人「ギエエエエエェェェェェ・・・・・!!」 星人はさらにひるんだ。

ゴダル「余計な真似をするなっ!!」

ウルトラマンクリスタル「でも、こいつのせいで人々は・・・・!!」

スカルダイ星人「・・・・・・!ギエエエエェェェェェェェェ!!!!!」

スカルダイ星人が剣を天に掲げると、バラックシップは多くの大砲をクリスタルやゴダルに向けた。

バラックシップ「・・・・・・!・・・・・・!!」 その多くの大砲から無数の砲撃で二人を攻撃した。

ウルトラマンクリスタル「うわああぁぁぁぁ!!?」  ゴダル「・・・・・!?・・・・・・・!?」

二人はいきなり砲撃を受けて、ひるむ。二人は自分たちを攻撃した敵戦艦を睨む。

ゴダル「く・・・・っ!!このボロ戦艦がぁ・・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!この戦艦は僕がっ!!!」

クリスタルは海から飛び出して、バラックシップのところへと移動した。

ゴダル「では、お前は僕が嬲り殺すとしよう・・・・。」

スカルダイ星人「ギエエェェェェェ・・・・・!ギエエエエエェェェェェェェ!!!!」

スカルダイは口から突然、青い炎を吐き出した。ゴダルはこれを浴びてしまう。

ゴダル「・・・・・・!!・・・・・・・・!」  敵の攻撃を受けたゴダルはなんとか耐え、

反撃しようとスカルダイ星人にタックルをくらわせた。そして、アッパーを星人をひるませる。

ウルトラマンクリスタル「ウルトラ・キィィィィィック!!!!」

同じ頃、クリスタルはバラックシップの機体に空中キックを浴びせた。

バラックシップ「・・・・・・・!?」  バラックはクリスタルに蹴られた部分が爆発した。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・・っ!」  クリスタルは海上に入り、バラックシップと対峙する。

オーシャンラッシュが連続砲撃を行い、マリーンが海中から魚雷で敵の船体を攻撃し続けていた。

バラックシップ「・・・・・・!・・・・・・・!!!・・・・・・・!!!!!」

バラックシップは全ての敵を倒そうと、全大砲から無数の砲弾を周りの方向へ撃ち出した。

ウルトラマンクリスタル「ウルトラ・バリア!!!!」

クリスタルは光の壁・ウルトラバリアで敵の無数の砲弾から身を守った。

そして、何故かオーシャンラッシュは敵の砲弾に命中していなかった。

モモ「敵の弾幕にひるまないで!!撃ち続けなさい!!」

オーシャンラッシュは砲撃を続け、バラックシップを攻撃している。

ウルトラマンクリスタル「っ・・・!おあああぁぁぁぁぁ!!!」

クリスタルも敵戦艦に近づき、チョップで機体を破壊し、怪力で大砲をいくつか捥ぎ取った。

ウルトラマンクリスタル「でえぇぇぇぇぇい!!!」  クリスタルは捥ぎ取った大砲を、

バラックシップに投げつける。すると、またバラックの機体が爆発する。

ウルトラマンクリスタル「とどめだっ!!エクセリック光線!!!!」

ウルトラマンクリスタルはエクセリック光線をバラックシップに撃ち込んだ。

バラックシップ「・・・・・・・!!・・・・・・・・・!!」

光線を浴びたバラックシップは大爆発を起こして、確実に破壊されてしまった。

ゴダル「・・・・・・・・・!?」  ゴダルはいきなり星人の剣に斬られてひるんでいた。

スカルダイ星人「ギエエエエェェェェェェェ!!!!!」  星人はまた剣を振りまくる。

ゴダル「・・・・・!」  しかしゴダルはタイミングよく敵の剣の持つ右手を蹴り上げた。

スカルダイ星人「ギエエエエェェェェ!?」  それにより、敵は剣を弾き飛ばされてしまう。

ゴダルは落ちていく敵の剣を掴み、それを膝蹴りでへし折って壊してしまった。

スカルダイ星人「ギエェェェ!ギエエエエエェェェェェェ!!!!」

剣を失ったスカルダイは激怒して、口から青い炎でゴダルを攻撃する。

しかし、ゴダルはその炎を避けた。ゴダルはそろそろ決着をつけようとした。

ゴダル「ダークネスブラスト!!!!!」

ゴダルは最凶の必殺光線・ダークネスブラストでスカルダイ星人を攻撃した。

スカルダイ星人「ギエエエエエエエエエエエェェェェェェェェェェ!!!!!!!!」

こうして、恐怖の宇宙海賊・キャプテンスカルダイは大爆発とともにここで命を落とした。

モモ「ついに悪の宇宙人の野望は潰えた。でも、まだ敵が残っている・・・・・!」

そう。まだゴダルがいたのだ。彼は今、クリスタルと睨みあっていた。

ゴダル「・・・・・お前はあのゴミ戦艦と戦って傷ついているハズだ・・・・。」

ウルトラマンクリスタル「たとえそれでも、君には負けないつもりだ・・・!ショワッ!!」

こうして、クリスタルとゴダルは海の上で激突。まず、クリスタルが殴りかかる。

ウルトラマンクリスタル「たあぁぁっ!!」  ゴダル「・・・・!・・・・・・・・!!!」

しかし、ゴダルはその打撃を余裕に避け、右ストレートでクリスタルを攻撃する。

ウルトラマンクリスタル「ぐあっ!!でやあぁぁぁぁ!!!」

クリスタルは負けずに回転蹴りをした。ゴダルはこれを受けてひるむ。

ゴダル「・・・・・・!!?・・・・・・・・・!!!」  ゴダルはハイキックを繰り出す。

ウルトラマンクリスタル「ふん!!・・・うわっ!?」  クリスタルはそれをバック転で避けた。

しかし、ゴダルがすぐにパンチでクリスタルの顔を殴った。クリスタルはひるんだ。

ウルトラマンクリスタル「く・・・・・っ!ショアァァァッ!!!」

ゴダル「・・・・・・・・!!」   クリスタルとゴダルは組み合いに入った。

ウルトラマンクリスタル「・・・・・っ!う、うわああぁぁぁぁぁぁ!!???」

しかし、ゴダルの方が怪力が強く、クリスタルを持ち上げてしまう。

ゴダル「・・・・・・・!!・・・・・・!??」  その時、ゴダルは砲撃を受けてひるむ。

その砲撃はオーシャンラッシュからであった。オーシャンは激しい砲撃でゴダルを攻撃。

ゴダル「・・・・・!・・・・・・!!」  ゴダルは苦痛により、クリスタルを放した。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!」  クリスタルは海に落ちて、そこに潜って敵から離れる。

オーシャンラッシュはゴダルを攻撃し続けるが、ゴダルはこれに耐えてオーシャンへ近づく。

しかし、海中でマリーンラッシュが魚雷でゴダルを攻撃した。ゴダルはそれに気づいていない。

ゴダル「・・・・・・・!?」  ゴダルはマリーンの魚雷に足を撃たれて、ひるんだ。

マリーンラッシュは海中で移動しながらゴダルを攻撃し続けた。

ゴダル「海の中から攻撃だと・・・・!?姿を見せないとは愚かな・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル「っ!ショワアァァァァッチ!!!」  ドォン ザプウゥゥゥゥゥン

クリスタルは海から出てきて、一気にジャンプしてゴダルに突進した。

これにより、二人は海の中に入ってしまう。しかし、クリスタルとゴダルは、

その海の中でも激しい格闘を繰り広げていた。マリーンラッシュはその戦いを見ていた。

ゴダル「・・・・・・・!!」  ゴダルはキックでクリスタルを痛めつめた。

ウルトラマンクリスタル「ぐあっ!せぇぇぇい!!」  蹴られたクリスタルだが、

反撃として強烈なパンチでゴダルを攻撃した。そして、二人は組み合い、やがて海上へあがった。

ウルトラマンクリスタル「くぅぅぅぅ・・・・!」  ゴダル「・・・・・・・・!!」

二人はまだ組み合っている。その時、バラックシップの残骸から何かが出てきた。

それは、銀色に輝くように見える宇宙船であった。これはスカルダイ星人の宇宙船だ。

恐らく、星人が死んだので自動的に暴走し始めたのだろう。

宇宙船はさっそくビームを発射して、戦っているクリスタルとゴダルを攻撃した。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!?」  ゴダル「・・・・・・!?」

クリスタルとゴダルはすぐに敵の攻撃に気づいたか、間一髪避けた。

ウルトラマンクリスタル「クリスタルレーザー!!!」  ゴダル「・・・・・・・!」

クリスタルはクリスタルレーザー、ゴダルは指先からのレーザーを発射。

二人のレーザーが宇宙船に直撃。宇宙船は大爆発して破壊されてしまった。

ゴダル「・・・・ちっ!どうやら邪魔が入ってしまったようだな。」

ウルトラマンクリスタル「・・・・っ!それがなかったら、まともに戦えたのに・・・・。」

ゴダル「今回は見逃してやる。だが、この次はないと思え・・・・っ!!」

ゴダルはそう言いながら、ゆっくりと消えてしまった。

モモ「・・・・・っ。戦いは・・・・・まだ終わりそうにないわね・・・・。」


戦いが終わり、コリスとサキとハリーは、夕日の輝く海を見つめていた。

サキ「綺麗な海だね、コリス君。」  コリス「はい・・・・。」

ハリー「でも、夕日も綺麗ですよ。サキさん。」

サキ「そうですね。これからもこの綺麗な光景を見るためにも、

これからも一緒に戦ってこの美しい地球を守ろうね、コリス君!」

コリス「はいっ!(この使命を果たすには、ゴダルとの戦いに終止符を打たないと・・・・!!」

こうして、スカルダイ星から来た宇宙海賊の悪の航海も、

ウルトラマンクリスタルによって打ち砕かれました。しかし、

スカルダイ星の海賊が死んでも怪獣軍団はまだまだ存在するのです。

その軍団の中には、あの恐ろしいクリスタルのライバル・ゴダルがいるのです。

ゴダル・・・・そして、彼の主たる悪夢のプリンセス・シャドーがいる限り、

クリスタルの戦いに終わりはないでしょう。ウルトラマンクリスタルは、

この巨大な喧嘩が終わるまで、何度も戦う事でしょう・・・・・。

次回につづく

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こんばんわ。今回はある事を話してみようと思います。

実は、postarで、star・blog(スターブログ)と言うブログを造れる企画?がありましたので、
自分もさっそく【そこ】のブログを作ってみました。
これで3つめのブログか・・・・・。二つ目はエロ用ですからね(ぁ

そのブログがこれ↓

http://reisia-ppp.blog.so-net.ne.jp/

なお、このブログではラテールのプレイ日記風にするつもりです。
あまり、面白くなさそうですけど・・・・(ぇ

ちなみに、私は【星のカービィSNS】とやらも参加していますが、
あまりやってないな・・・・・;
まあ、そのうち気が向いたらやるつもりですがね。

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夜の町に近くの森で、銀色の昆虫が飛びまわっていた。

そこに、警官たちが拳銃でその昆虫を撃ちつづけた。

しかし、銀色の昆虫には全く効き目がなく、今度は昆虫が反撃に出ようとした。

銀色の昆虫「クワワワワワワワ」  昆虫は鳴き声を出しながら、口から溶解液を吐き出した。

警官たち「うわあああぁぁぁぁぁ!!?」  ほとんどの警官たちがその溶解液を、

くらってしまったが、残りの警官たちはなんとか避けきって無事であった。

溶解液を浴びた警官たちは体が白くなって、ドロドロに溶けてしまった。

警官「仲間たちが・・・・・っ!!」  「今は持ちこたえろ!!・・・・むっ!?」

一人の警官が誰かが来た気配を感じる。そう。SSPの6分隊がここに駆けつけたのだ。

野沢、桜、光次郎、青井、他4名である。

野沢「SSPです!!!救援に来ました!!」  警官「ありがたい!!」

桜「ここは我々にお任せを・・・・っ!行くわよ、光次郎君!奈々ちゃん!皆!」

光次郎&青井たち「了解!!!!」  隊員たちは一斉にサイレントガンは昆虫を攻撃した。

銀色の昆虫「クワワワワワワワ」  しかし、昆虫はこの銃撃に耐え、溶解液で反撃する。

隊員たち「きゃあぁぁぁぁっ!!!」  隊員たちは間一髪避けた。全員、無事である。

光次郎「やろォ・・・・っ!!ならば、これでどうだっ!!!」

光次郎はサイレントガンからボウガンへと武器を持ち替えた。

銀色の昆虫「クワワワワワ」  昆虫は溶解液で攻撃する前の光次郎に迫る。

桜「光次郎君!!!」  光次郎「くっ!!」

光次郎は間一髪、敵の溶解液から避けた。そして、ボウガンを構え発射した。

彼の放った一本の矢が銀色の昆虫の体の一部に刺さった。  ドカアァァァァン

銀色の昆虫「クワワワワワワワ」  すると、その昆虫の体の一部が爆発した。

昆虫は急に痛がったか、いきなり隊員たちのところから飛び去ってしまう。

青井「何、あの昆虫?高町隊員のボウガンには凄く効くなんて・・・・!」

野沢「実はこの前、科学班に頼んで光次郎のボウガンの矢を強化してもらったの。」

光次郎「僕もたった今驚いた。普通のボウガンの矢じゃぁ簡単に跳ね返されたかも知れない。」

桜「とにかく、今は昆虫を追いましょ!これ以上、被害を拡大させるワケにはいかない!」

隊員たち「了解!!!」  隊員たちは銀色の昆虫を追うべく、走った。


一方、清水と裕見子は夜の森にいた。どうやらここに設計図が落ちていると思っているそうだ。

二人はここで、設計図を探していたのであった。しかし、なかなか見つからない。

清水「本当に・・・・ここで落ちたの?」

裕見子「ええ・・・。たぶん、私の考えではここだと思うんだけど・・・・。」

清水「とにかく、探してみましょ。もし、設計図がここに落ちているのなら・・・・っ!」

裕見子「・・・・・うん!」  二人は設計図を探そうと森中をくまなく探検し続けていた。

だが・・・・・それでも、まだ見つかる気配はない。その時・・・・!?

ガララ「探しているのは、これか?」  清水と裕見子「っ!!?」

ガララの声を聞いた二人は後ろの方を向く。そこに、何かを持っているガララがいた。

裕見子「ガララ・・・・・っ!!!」  清水「お前!その手に持っているのは・・・・!?」

清水はガララの持つ何かに目をつける。その何かとは二人が探していた、

モンスロイドの全てを記されている設計図であった。何故、ガララがこれを持っているのか!?

ガララ「ふん!まさか・・・・お前がドジを踏んでこの辺に落とすとは思わんとはなぁ。」

裕見子「私の父さんが一生懸命盗んだ設計図が・・・・っ!!!」

ガララ「この前、我々から逃げている時。そのあまりの逃走に夢中、

いつの間にか、この森に落としたそうではないか。流石の俺も、

今になって気づかなかったよ・・・。だが、見つかったから良しとするか・・・・。」

そう言ったガララはピストルを持ち出した。どうやら二人を殺そうとするつもりだ。

裕見子「ああ・・・・!!」  ガララ「地獄で父と再会するがいい・・・・・っ!」

ガララが銃の引き金を引く瞬間、清水が素早く銃を構えて射撃した。

ガララ「うぉっ!!?」  ガララは清水の射撃を受けて、ピストルを弾き飛ばされた。

裕見子「由美子さん・・・・・!」  清水「・・・・・・っ。」

清水は自分に感謝する裕見子に笑顔を見せる。ガララが武器を失い、二人を睨んだ。

この時、銀色の昆虫が飛んで来た。裕見子と清水、ガララはその昆虫の方を見る。

裕見子「銀色の昆虫!!!」

ガララ「おおっ!いいところに戻ってくれたか!!インセクト・イェッガー!!」

そして、ガララが銀色の昆虫に向かって手を出すと、昆虫が彼のもとに飛んでくる。

清水「インセクト・イェッガー!?」  ガララ「さァ!我が武器となれぃ!!」

ガララがそう言うと、銀色の昆虫が銀色の銃器へと変形した。ガララがその銃器を手に取る。

清水「銀色の昆虫が銀色の銃器になった・・・・!?」

ガララは銀色の銃器を構えて、二人を殺そうとした。二人はガララからゆっくりとさがっていく。

ガララ「ふははははははははは・・・・・・!!!ぐあっ!?」

その時、一つの矢が銀色の銃器に刺さり爆発する。ガララはこれに驚き、銃器を放す。

その銃器は地面に落ちて、電気が走る。そこに、光次郎たちが来た。

銀色の銃器を射ち落としたのは、光次郎のボウガンだったのだ。

光次郎「大丈夫ですか!?清水さん・・・・・。」  清水「あ、ああ・・・。なんとか・・・・。」

ガララ「お、おのれええぇぇぇ・・・・!!」  ガララは未だに設計図を持ったままである。

清水「っ!!えぃ!!」  清水はすぐに銃を撃ちだす。その銃弾は設計図に命中した。

ガララ「うわあぁぁっ!!?・・・・っ!ああ!!設計図が・・・・!!」

ガララは今の清水の攻撃で尻餅ついてしまい、設計図が燃えて、地面に落ちていた。

清水「これでモンスロイドの設計図は灰となる。ごめん・・・裕見子・・・・!」

裕見子「・・・・・いいの。私も・・・・あの忌まわしい設計図を燃やしてやりたいと思っていたの。」

二人ははもちろん、光次郎たちも燃え上がって灰になりつつある設計図を見つめていた。

ガララ「お、おのれらァ・・・・!このままで済むと思うなよおぉぉ・・・・っ!!

起きろ!インセクト・イェッガー!!!まだ生きているハズだ!!!」

ガララがそう叫ぶと、銀色の銃器から銀色の昆虫に変形した。

光次郎「あっ!銃器から銀色の昆虫へと変わった!!?」

銀色の昆虫「クワワワワワワワ」  そして、銀色の昆虫は宙へ飛び光りだした。

その銀色の光とともに昆虫は巨大化していき、姿を変えていく。光が消えるとそこには、

顔では左右に五つずつある目。獣に近い口。さらに、左右にカマキリ状の手が二つずつあった。

足が生えていて地面を踏んでいた。背中では蟲の羽も生えていた。

これこそ、銀色の昆虫の正体たる、蟲型のモンスドイロ。インセクト・イェッガーである。

インスェクト・イェッガー「クワワワワワワワワ」  桜「今度は巨大変身した!!?」

ガララ「そうさ!このインセクト・イェッガーこそ、我が相棒のモンスロイドなのだ!!

教えてやろう。このインセクト・イェッガーは変身機能を搭載している。

これにより、小さくなって昆虫になったり武器にもなれるのだ!!

さぁ!インセクト・イェッガー!!全てを焼き尽くせっ!!!!」

インセクト・イェッガー「クワワワワワワワワワ」

ガララの命令を受けたインセクト・イェッガーはさっそく暴れ始めた。

光次郎「く・・・・っ!僕は地上から攻撃する!!野沢さんたちはフライングで!!!」

野沢「わかったわ!!桜ちゃん!奈々ちゃん!皆!行きましょ!!!」

桜と青井「了解!!!」  こうして、野沢たちは一旦、第6分隊支部へと急いだ。

光次郎と清水と裕見子はここに残り、ガララと対立していた。

ガララ「ち・・・・・っ!」  すると、ガララはいきなり何処かへ走り去っていく。

光次郎「あっ!待て・・・・・!!」  清水「高町隊員!!」

清水の呼び声を聞いた光次郎が彼女と裕見子の方に向く。

清水「奴は私が倒す・・・・。その間に、君はこの子(裕見子)を・・・・!」

裕見子「ゆ・・・・由美子さん・・・・!?」

どうやら清水はガララを追うため、光次郎に裕見子を預けるつもりだ。

光次郎「この娘は・・・・・!」  清水「名は裕見子。しばらく彼女を守って欲しい?」

裕見子「由美子さん・・・・・。」  裕見子は心配そうに清水を見つめる。

光次郎「・・・・・いいんですね?」

清水「・・・・ああ。一応、先輩の命令として受け入れてくれるか?」

光次郎「・・・・・わかりました。これより、裕見子ちゃんの保護に移ります。」

清水「ありがとう・・・・。いいよね?裕見子。」  裕見子「うん・・・。でも、死なないでね?」

裕見子は清水を切なそうに見ながら、光次郎のところに来た。

清水「よし・・・・っ!では、これより私はガララを追跡する!!」

清水はそう言いながら、ガララを追うべく走り出した。

一方、インセクト・イェッガーは夜の町で次々と民家を踏み潰していった。

インセクト・イェッガー「クワワワワワワワワ」  インセクトは口から溶解液を吐き出した。

モンスロイドの出した溶解液により、近くの民家が溶けていきやがて崩れていく。

インセクト・イェッガーはまた口から吐く溶解液で他の民家を壊していった。

そこに、夜空からフライング・ファイターは飛んで来た。

桜と青井が前のコックピット。野沢が後のコックピットに乗っていた。

野沢「町の被害が次第に拡大していく!!なんとしてもモンスロイドを破壊するのよ!!!」

桜&青井「了解!!!」  フライングはレーザーバルカンで先攻をかけた。

インセクト・イェッガー「クワワワワワワワワワ」

インセクトイェッガーはフライングのレーザーバルカンを受け、ひるんだ。

インセクトは怒って、四つの手から無数のレーザーバルカンを連射して、反撃する。

しかし、フライングファイターはそれ間一髪、避けた。インセクトは技を外されて悔しがる。

フライングは再びレーザーバルカンでインセクトを攻撃していた。

インセクト・イェッガー「クワワワワ!クワワワワワワワ」

インセクトは近づいて来たフライングを叩こうとするが、タイミングが悪いか、

通りぬかれて打撃を避けられる。そして、次に溶解液で、前から飛ぶフライングを攻撃する。

しかし、速いマッハのフライングに敵の溶解液が届かなかった。

フライングファイターは旋回し、インセクトイェッガーにレーザーバルカンを浴びせた。

その間に、光次郎は裕見子と一緒に森の中を走って行った。

そして、清水もガララを追うべく森の中を走っていた。その間に、

少数のブラックアタッカーが立ちはだかるが、清水は銃で奴らを次々と撃ち倒していた。

ブラック・アタッカー「うわっ!!」  「ぐあ!!」  「ぎゃぁ!!」

清水「・・・・・っ!こんなところにザコどもが・・・・・っ!!」

敵部隊はまだ残っている。清水は次に剣でその残りの敵を斬り捨てて、全滅させた。

清水はさらに走り続ける。そして、ガララを見つけ追い詰めた。

ガララ「ちぃ・・・・っ!!どうやら戦うしかあるまいなぁ・・・・!!

元スイス支部のハイパー・コマンダーの名に懸けて、貴様を倒してやる!!」

清水「・・・・・行くぞ!」  こうして、ガララがもう一つの銃を構え、

清水もサイレントガンを構えた。どうやら二人は銃撃戦を開始するつもりだ。

つづく

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サキ「オーシャンラッシュ!!!でも・・・・誰があの船を・・・・・?」

その時、サキのシーバーから通信音が鳴り出した。

サキ「っ!?こちらサキ・・・・。」  サキはそのシーバーのボタンを押して通信会話を始める。 

モモの声『こちらモモ!オーシャンラッシュは私が艦長として指揮しているわ!!』

サキ「モ・・・・モモ隊長!!?」

そう、オーシャンラッシュを動かしているのは、モモであった。

モモはオーシャンラッシュの操縦室で、この船を操作している船員たちに命令をしていたのだ。

モモは通信機を使って、サキと会話していた。

モモ「敵側が船だってなら、こっちも船で対抗しようと思ってね。」

サキの声『つまり・・・・船には船を・・・・だと言いたいのですか・・・・??」

モモ「・・・・あったりぃ♪」  モモはサキの疑問を聞いて、明るく応えたした。

サキの声『・・・・・っ;そ、それでは!星人と戦艦をこのまま一気に・・・・・!!」

モモ「ええ!思いっきりぶっ飛ばすわよ!!総員、攻撃続行!!!」

オーシャンラッシュは次々と砲撃し、バラックシップを攻撃し続けた。

テブリッシュ「私たちもオーシャンラッシュに続こう!!」

シュドー「おう!!オーシャンさえいりゃぁ、鬼に金棒だぜっ!!!」

マリーンラッシュも続けて魚雷を撃ち続け、バラックを攻撃し続けた。

イチゴ「オーシャン・・・・。モモ隊長が動かしていますね!僕は星人の攻撃にかかろう!!」

コプターラッシュはバルカン連射でスカルダイ星人を攻撃した。

サキもショットバトラーで援護攻撃をしている。スカルダイはこのダブル攻撃にひるみつつある。

スカルダイ星人「ギエエエエェェェェェェ!!!ギエエエエエェェェェェェ!!!!」

バラックシップ「・・・・・・・!・・・・・・!!!」  敵戦艦は怒って、オーシャンに砲撃をしかける。

しかし、その無数の砲撃はオーシャンにあたっていない。

モモ「ひるまないで!!連続砲撃よ!!」 オーシャンも負けずに砲撃を続ける。

これはまるで、船VS船の対決である。サキはその光景を見て、感心しようとする。

サキ「す・・・・凄い・・・!でも、見とれている場合ではないわ!私は星人の攻撃を!!」

サキはそう言った後、スカルダイ星人を攻撃した。星人は怒ってサキのもとへ向かった。

スカルダイ星人「ギエエエエェェェェェェ!!!!!」  サキ「・・・・っ!???」

しかし、オーシャンラッシュは一台の大砲を星人の方へ向け、砲撃した。

スカルダイ星人「ギエエェェェェェェ!??」  星人は背中を砲撃され、ひるむ。

オーシャンはサキを救ったのだ。スカルダイ星人はさらに怒ってオーシャンの方へと向かう。


バラックシップの操縦室では、コリスとゴダルがいた。

コリス「皆が戦っている・・・・・!しかし、この中にいる僕は・・・・!」

ゴダル「ふん!お前もウルトラマンとなって戦えばいいじゃないか?俺は行くぞ。」

コリス「・・・・・っ!?」 コリスはそう言ったゴダルの方に目線を向ける。

しかし、そこには何故かいきなりゴダルの姿が消えていった。コリスは急に戸惑う。

コリス「っ!き・・・消えた・・・・??でも、確かに彼の言うとおりだ・・・・!ショワッチ!!!!」

コリスはウルトラウォッチを光らせ、ウルトラマンクリスタルに変身した。


そして、バラックシップの近くの海が光り、そこからクリスタルが出てきた。

ウルトラマンクリスタル「シェヤアアァァァァッ!!!!」

サキ「あっ!!ウルトラマンクリスタルだわ!!!」

ウルトラマンクリスタル「・・・っ!ショワアァァァ!!」

クリスタルはさっそくバラックシップに近づき、格闘で壊し始めた。

ウルトラマンクリスタル「ふん!!でぃ!!」

クリスタルはチョップやパンチでバラックシップの機体を壊し続ける。

バラックシップ「・・・・・・!?・・・・・・・!!!!」

スカルダイ星人「ギエエエエエェェェェェェェ!!!!!」

スカルダイはこれ以上、自分の戦艦をやらせまいとクリスタルに近づき攻撃しようとした。

そして、クリスタルの背後に近づいた星人は卑怯にも剣で背中を斬りつけた。

スカルダイ星人「ギエエェェェ!!」  ウルトラマンクリスタル「うわああぁぁぁっ!!??」

背中を斬られたクリスタルは後ろの方にいるスカルダイ星人を見る。

ウルトラマンクリスタル「っ!?」  すると、クリスタルは星人や敵戦艦の間から、

左の方へと移動し、スカルダイ星人とバラックシップの方を見る。

スカルダイ星人「ギエエエエェェェェェェ!!!!」  バラックシップ「・・・・・・・・・!!!」

すると、バラックシップは砲撃を連射して、クリスタルに襲い掛かる。

ウルトラマンクリスタル「くっ!!えぃ!!っ!!」

クリスタルは海上で素早いバック転を展開して、敵の砲撃を避けていた。

スカルダイ星人「ギエエエエエェェェェェェェ!!!!!!」

しかし、今度はスカルダイ星人が斬りかかろうとクリスタルに近づいた。

ウルトラマンクリスタル「く・・・・っ!シェァ!!」

クリスタルは両手をいクロス状にして、スカルダイ星人が振り下ろした剣を受け止めた。

ウルトラマンクリスタル「ぬぅぅぅぅぅ・・・・・!!たぁっ!!」

クリスタルは思いっきり両手を左右に払い、敵の剣を弾いた。

スカルダイ星人「ギエエエエェェェェェェ!!???」

スカルダイはこれにより、ひるむが再び斬りかかろうとする。

ウルトラマンクリスタル「むっ!とあっ!!せぇぇぇい!!!」

クリスタルは星人の攻撃を避け、敵の胴体を蹴り右肩にチョップをあびせた。

スカルダイ星人「ギエエェェェェェェ!!!ギエエエエェェェェェェ!!!!!」

打撃を受けたスカルダイは迫るクリスタルに蹴りを入れた。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!」  クリスタルは蹴られて後ろの海面に落ちる。

スカルダイ星人「ギエェェェェェェ!!」  スカルダイはひるんだクリスタルに、

剣で一刺ししようとした。しかし、海中のマリーンラッシュが魚雷で攻撃してきた。

スカルダイ星人「ギエエエエェェェェェェ!!!!」

スカルダイ星人は突然、海中の魚雷攻撃を受けてひるんだ。

ウルトラマンクリスタル「でっ!!ショワッ!!」 起き上がったクリスタルは星人と組み合う。

オーシャンラッシュは連続砲撃でバラックシップを攻撃した。

バラックシップ「・・・・・・!!!・・・・・・・・・・!!!!!」

バラックシップは反撃しようと全ての大砲をオーシャンに向ける。

ウルトラマンクリスタル「っ!?クリスタルボマー!!!」

クリスタルはオーシャンのピンチを知り、クリスタルボマーでバラックを攻撃した。

バラックシップ「・・・・・・!!・・・・・・・・!!」

光線を受けたバラックシップは機体を大爆発した。しかし、まだ死んでいない。

スカルダイ星人「ギエエエェェェェェェ!!!」  その時、星人がクリスタルに斬りかかる。

ウルトラマンクリスタル「ぐあぁぁぁっ!!ショワァ!!!」

敵に斬られたクリスタルはひるむが、気を取り戻し、迫るスカルダイに水をかける。

スカルダイ星人「ギエエエエェェェェェ!!!?」   星人は水をかけられてひるむ。

ウルトラマンクリスタル「でああぁぁぁぁっ!!!」

クリスタルはひるんだスカルダイ星人の顔を両手で掴み、頭突き攻撃をしかける。

ウルトラマンクリスタル「えぃ!!やぁ!!はあああぁぁぁっ!!!」

クリスタルはさらに、スカルダイ星人を二回殴り、右ハイキックで蹴り上げた。

このまま行けばクリスタルとDGCの勝利は目前だろう。しかし、海から新たに何者かが出てきた。

その者はなんと巨大なる黒の仮面・ゴダルだった。

ゴダル「・・・・・・・・・・・!!」  ウルトラマンクリスタル「っ!?ゴダル!!!」

サキ「ゴダル!!何故・・・・奴がこんなところにっ!?」

モモ「冥界の王子まで現れたか・・・・・!!これは大変な事になりそうね。」

スカルダイ星人「ギエエエエェェェェェェェ!!!??」

クリスタルとスカルダイ星人は突然現れたゴダルの方に顔を向ける。

ゴダル「クリスタル!!スカルダイ星人もろとも滅ぼしてやるわ!!」

ついに冥界の王子・ゴダルが久しぶりにその力を見せ付ける時が来た。

スカルダイ星人「ギエエエエエェェェェェェェェ!!!!!」

スカルダイ星人はゴダルが乱入した事に怒って、彼に斬りかかろうとした。

ゴダル「邪魔をするな!!まずはお前からか!!」

ゴダルもスカルダイを倒そうと、海上を走り出し星人のところへと向かった。

つづく

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裕見子「うん・・・・。あの時、父さんから電話が入って、私にこう伝えたの。」

清水「・・・・・・・っ!」

裕見子「それが、私がデスナイトに追われる理由付けにもなったのよ・・・・・。

あの5週間前の事・・・・・。」


これは5週間前、裕見子がまだ自分の家にいた頃である。

どうやら昔、裕見子は父の強力を経て、ようやくデスナイトから抜け出し、

新しくできた自分の家に帰れたそうだ。しかし、それから彼女はこの家で、

独り寂しく暮らしていたのだ。そして、裕見子は今、自分の髪の手入れをしていたそうだ。

裕見子「・・・・・・っ!?」  この時、電話の音が鳴り出した。

裕見子は鏡の前から離れて、電話機のところで、さっそく電話をしようとした。

裕見子「もしもし・・・・・・。」  謎の声『私だ・・・・!裕見子・・・・・!!』

謎の声を聞いた裕見子は急に驚く。彼女は謎の声の主を知っているようだ・・・・。

裕見子「と・・・・父さん!?どうしたの・・・・!?」

そう。謎の声の主は裕見子の父だったのだ。父は今でもスパイとして、

デスナイトの秘密を探っていたのだ。

裕見子の父の声『よ・・・・よく聞きたまえ・・・・・っ!!私は今・・・・!

とんでもない物を見つけたのだ・・・・!!』

裕見子「とんでもない物・・・・!?」

裕見子の父の声『我らFBIの敵、デスナイトの主力兵器・モンスロイドの、

全ての秘密が記されている設計図だ。私はその設計図を奪ったため、

奴等のメンバーにスパイだとバレてしまい、追われているのだ・・・!』

裕見子「な・・・なんですって!!?じゃあ・・・今、どこにいるの!??」

裕見子の父の声『今、奴等の本拠地から抜けてお前のところへ向かっている・・・・!

いいか?私が帰ってくるまで、この家から一歩も出るなよ・・・・!?・・・・あっ!!??』

そして、裕見子の父は電話を切ってしまった。彼の言葉を聞いた裕見子は焦りを感じる。

裕見子「・・・・・・っ!父さん!父さん!!一体・・・・何が・・・・・!」

裕見子は恐る恐る電話の受話器を電話機に戻し、そこからゆっくりと後ろ歩きで離れていく。

体が震えている。きっと、大切な父の身に何かがあったに違いないからだ。すると・・・・。

ダダダダダダダダンダダダダダダダン  何やら外から激しい銃声が響いていた。

裕見子「っ!!あの音は・・・・・・まさかっ!!!」

裕見子は外で何かが起きたと思って、突然走り出した。どうやら外へ出る気だ。


裕見子「・・・・・っ!」  裕見子はドアをバンと思いっきり開けて、家から出た。

まず、右の方を見てみるが何もない。次の左の方を見てみるとそこには・・・・・。

裕見子「あっ!!あ・・・あれは・・・・・!」  そこにある何かを見た裕見子は、

急に物凄く驚く。その何かとは、血まみれとなって倒れている男であった。

その男は白衣を身に纏い、眼鏡をかけていていた。その男は・・・・。

裕見子「父さん!!!!!」  そう、この血塗れとなって倒れている男は実は、

裕見子の父であったのだ。裕見子は父のこの異常を見て、彼に駆け寄る。

裕見子「父さん・・・・!しっかり・・・・・・!!」

裕見子の父「うう・・・・。すまんな・・・・・。私はもう・・・・駄目かも知れぬ・・・・・。」

裕見子「な、何言ってんのよ!!死んじゃ嫌だよ!!」

裕見子の父「ああ・・・・。私だって死にたくないさ・・・・・・。裕見子・・・・これ・・・を・・・・・!」

父は裕見子にある紙を見せる。裕見子はその紙を手に触れる。

裕見子「これは・・・・・・?」

裕見子の父「設計図さ・・・・。その設計図には、モンスロイドのあらゆる情報が眠っている・・・・。」

裕見子「じゃあ、この設計図を見れば、モンスロイドの全てが・・・・!!?」

裕見子の父「そうだ・・・・・っ!この設計図をSSPに渡してくれ・・・・!

愛して・・・る・・・・ぞ・・・・・。我が・・・・いと・・ぉ・・・しい・・・・む・・・す・・・め・・・よ・・・・・・・・。」

裕見子の父はそのゆっくりとした発言とともについに目をつむり、動かなくなってしまった。

裕見子「と・・・・父さん・・・・・?嘘でしょ・・・・?眠ってるんでしょ・・・・・・??」

謎の声「嫌!その男・・・お前の父はたった今よりあの世へ往った!!私の手でなっ!!」

裕見子「っ!!?」  裕見子は目の前にいる父を殺したと思う謎の声の主を睨む。

その者は・・・・ガララであった。そう。裕見子が来るさっきの事。

ガララは既に銀色の銃器を連射して裕見子の父を撃ち殺してしまったのであった。

裕見子「ま・・・・まさか・・・・・あんたが・・・・・・・!!」

裕見子は自分の父を殺したガララを仇として睨む。その目には激しい憎しみが宿っていた。

ガララ「・・・・愚かな目をしている。その目はいつまでしていられるかな・・・・?」

ガララは自分を睨んでいる裕見子に銃器を向けた。裕見子はそれを見て急に怯える。

裕見子「ひっ!!!」  ガララ「・・・・・・設計図を返せ。さもなくば・・・・死ね。」

その時、裕見子は涙を流し、悲痛な声をあげて逃げ出した。

裕見子「い・・・・いやああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


そして、現在。清水はそんな裕見子の過去の話を聞いて、切ない表情になる。

裕見子「それから父は死に、モンスロイドの全てが記されている設計図を私に託した・・・・。」

清水「では・・・・その設計図はどこにあるの・・・・・!?」

裕見子「それなら白布の中に・・・・・・。ん?」

裕見子は自分の身を包んでいる白布から設計図を出そうと、そこに手を入れる。しかし・・・・。

清水「・・・・どうしたの?」  裕見子「・・・・・・・・・;」

しかし、裕見子は冷や汗を流しながら白布の中で手を動かしていた。

裕見子「・・・・・・・ない・・・・・・!!!;」  清水「え?えええええぇぇぇぇぇ!!???」

裕見子の白布の中に、モンスロイドの設計図がなかったのだ。清水はそれを聞いて驚く。

裕見子「たぶん・・・。逃げている間に何処かへ落としちゃったんだわ・・・・・・;」

清水「さ、探してみよう!!そうすれば、そのうちに見つかるかもっ!」

裕見子「はい・・・・;」  こうして、二人は落とした設計図を探す事になった。


一方、デスナイト対日本攻撃支部のメインルームでは、桐原とガララがいた。

桐原「何故、あの少女を追わなければならないのかは知っているな?ガララよ。」

ガララ「はっ。それは・・・・あの少女が我がデスナイトの最強兵器である、

モンスロイドの全てが記されている設計図を盗んだからである。その少女を殺し、

設計図を取り戻す。それが、今回の我々の計画・・・・・!」

桐原「そうだ!それにしても、お前の銀色の銃器・・・・・いや、

モンスロイドは万遍なく凄まじい戦力を誇っている。そのモンスロイドの強力な機能を扱えるのは、

恐らくお前しかいないだろう。お前こそが、あの少女・裕見子を殺せるのに相応しいっ!!」

ガララ「ははっ!!お任せください・・・・・!我がインセクト・イェッガーの力を、

SSPに思い知らせてくれるゥ・・・・・!!ふん!!!」

ガララはモンスロイドと呼ばれている銀色の銃器を上の方に投げ出した。

すると、その銃器が徐々に変形した。銀色の銃器が変形したのは、

銀色の昆虫であった。この蟲は裕見子を追い、SSPと戦った蟲であるのだ。

そう。桐原支部長の言うとおり、ガララの持つ銃器の正体は、

銀色の蟲であるモンスロイドだったのだ。ガララはこの力で再び裕見子を追うつもりであった。


夕日の秋田町。高町邸の和室で、光次郎はあかりとちゃぶ台に座りながら、会話していた。

あかり「デスナイトに追われていた少女がついに見つけたんですか!?」

光次郎「ああ。清水さんが保護するらしい。」

あかり「そうですか。よかったです・・・・。」

光次郎「・・・・可哀想なんだな。デスナイトに狙われている人って・・・・・。」

あかり「・・・・・・そうですね。でも、その人たちを助けるのもSSPの仕事ですよね?」

光次郎「もちろん!これ以上、デスナイトによって切なくなった者たちを増やしはしないよ!!」

あかり「うふふふふふwその意気ですよ^^・・・・・あら?電話だわ。」

あかりは電話が鳴り出した事に気づいて、立ち上がる。ちゃぶ台から出て、

電話機のところへ行く。そして、その電話の受話器をとって電話する事に。

あかり「もしもし・・・・・。あっ!SSPの方ですか・・・・・。はい。・・・光次郎さん!!」

どうやら電話の相手がSSPの隊員だったらしく、何か会話したか、

あかりは光次郎を呼ぶ。すると、光次郎が彼女のところに来る。

光次郎「呼んだ?何かあったの??」

あかり「SSPから電話です。」

光次郎「ええっ!じゃあ、代わって!!」

あかりは言うとおり、に光次郎に受話器を渡す。

光次郎「もしもし・・・・・。高町です・・・・・。」

通信隊員の声『5-2L地区で銀色の昆虫が現れました!高町隊員もただちに出動してください!」

光次郎「なんだって!!?わかった!すぐ行く!!」

光次郎は銀色の昆虫の出現に驚き、受話器を電話機に戻す。

光次郎「悪いけど、またSSPの仕事に行かなきゃいけないみたいだ・・・・!

あの銀色の昆虫を倒せってさ!!もし、僕が危なそうになったら、いつも通り頼むよ・・・・!」

あかり「・・・・・っ!はい・・・・マリオネットライターになってあなたをお守りします・・・・・!!」

光次郎「うん。それでは、行って来ます!!」

あかり「行ってらっしゃいませ・・・・・・。」

こうして、光次郎は切ない表情のあかりに見送られながら、再び第6分隊支部へと向かった。

つづく

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