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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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今回は小説をサボりましたが、ピクシブで黄カービィさんが開催した絵チャに参加したので、

そこでキャプった絵を載せようと思います。

なかなか楽しめました。

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今回はマルメ隊員とピグが異世界から来た迷子の怪獣を助けようと、

奮闘するそうです。そして、ヒカリが変身する時のセリフを叫ぶそうです。

あと、今日はちょっと簡単(というより手抜き?)に行くわよ?(ぁ

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謎の新幹線が暴走している。しかし、その正体は巨大な大蛇ロボットであった。

そして、多くの女性たちが謎の触手に襲われている事件も続出しているらしい。

SSPとライターはその二大事件に立ち向かえるのだろうか!?

次回、「悪魔の手が忍び寄る」。  久しぶりのモンスロイドだ!

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?マリオネットライター第25話。

今回は日本昔話も一つ、かぐや姫をネタにして書いて見ました。

ツッコミどころが多すぎるがな(´ω`)  よって、今回の敵は、

かぐや姫を自称したような奴+和風の剣士のようなジャンボロイドにしました。

役どころでは、榊がおじいさんのような役割で、ジャンボロイドがかぐや姫のような役割で(ぁ

原作では最後、月に帰りますが、小説では、あの世に行くと言う設定で(ぇ

まあ、所詮悪のジャンボロイドっぽかったし・・・・・。(

ちなみに、かぐやは本当は最初は榊が嫌いで彼のメイドのフリをしようとしていたが、

次第に彼の事が好きになり、最後の最後まで告白したと言う演出を出しました。

まあ、ジャンボロイドも女の子だかね。ハァハァ(ぁ)  恋だってする奴もいるさ。

そいつは一人だけでもう死んでるけど(自分がそのように描いたろ。

・・・・ちなみに、清水&野沢、春日隊長が何故か出ていない・・・・・(´`;

ごめんね☆  まあ、メインの隊員たちが登場していない回がある番組だってあるし・・・・(

ちなみに、彼女たちはちゃんと次回登場します^^

次回はちょっと危ない・・・・・・かも?(ぇ

それでは。

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光次郎「ライター!!できるだけ、カラミティの動きを止めるんだ!!!」

マリオネット・ライター「はいっ!っ・・・・!えええぇぇぇい!!!」

ライターは手に力を加えて、カラミティムーンを押し返した。カラミティはライターからさがる。

カラミティ・ムーン「・・・・・!?・・・・・・・!」

マリオネット・ライター「たああぁぁぁっ!!」  そして、ライターはいち早く走り出し、

敵に接近して、素早いミドルキックを繰り出してカラミティを蹴り飛ばす。

カラミティ・ムーン「・・・・・・!・・・・・・・・!!」  カラミティはライターに蹴られて扱けるが、

素早く立ち上がり、再び剣を構えた。今度はカラミティが走り出した。

カラミティ・ムーン「・・・・・・・・・・・!!!」  そして、カラミティは剣を振るいライターに斬りかかる。

マリオネット・ライター「きゃ・・・・・っ!」

ライターは間一髪、敵の攻撃を避けきれた。・・・・ハズだが・・・・・。

マリオネット・ライター「・・・・・・あぅ!!?」  ライターの右肩から切られた跡から出るように、

火花が散った。そう。カラミティの攻撃はかすっていたのだ。敵の剣による攻撃は速すぎるのだ。

カラミティ・ムーン「・・・・・・我が剣技の切れ味は強大なり。避けるのに精一杯であろう?」

マリオネット・ライター「く・・・・っ!あの剣をなんとかしないと・・・・・!!」

カラミティ・ムーン「・・・・・・!・・・・・・!」  そして、カラミティは再びライターに切りかかる。

マリオネット・ライター「っ!?くっ!えぃ!やっ!・・・・っ!」

ライターが一度避けると、カラミティが何度も斬りかかってくる。ライターはこれを必死に避け続ける。

マリオネット・ライター「せえええぇぇぇぇい!!!」

ライターはカラミティがまた斬りかかろうとした瞬間を狙って、敵の腹に左手の手刀を打つ。

マリオネット・ライター「たあぁ!!」  そして、ライターは次に右ストレートを決める。

カラミティ・ムーン「・・・・・・・・・・!!?」   カラミティはコンボ打撃を受けてひるんでさがる。

マリオネット・ライター「・・・・・・っ!」  そして、ライターは続けて打撃しようと走るが・・・・・。

カラミティ・ムーン「・・・・・・・!?・・・・・・・・・・!!!」

その時、カラミティが接近してきたライターに剣を思いっきり横に振ってきた。

マリオネット・ライター「わっ!!」  ライターは間一髪、素早いバック転で避けて敵から離れる。

カラミティ・ムーン「それで完璧に避けたつもりか?私はお前の胴体に傷跡をつけてやったぞ。」

マリオネット・ライター「・・・・・・っ!ううぅ・・・・・!!」  そして、ライターは何故か腹を痛がるように、

そこに触れながら右足の膝を地面につく。彼女の腹に切られたような傷跡があった。

マリオネット・ライター「彼女の剣技を打ち破るには・・・・・っ!そうだわ!!

目には目を!歯には歯を!剣には剣を!!マリオネット・サーベル!!」

マリオネットライターは立ち上がり、突然光から発して出現した剣を掴み、それを構えた。

マリオネット・ライター「ふん!!」  カラミティ・ムーン「貴様も剣を使えるとは・・・・!上等なり!!」

光次郎「おお・・・・・!剣VS剣の対決・・・・・っ!これは凄い戦いになるぞ!!」

榊「かぐや・・・・!止めてくれ・・・・・・!!」  しかし、そんな榊の言葉もカラミティの耳には届かず。

マリオネット・ライター「行きます!えぃやああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

ライターはさっそく剣でカラミティに斬りかかる。ジャンボロイドも剣を構えて防御を試みる。

ガキイイィィィン  ライターの剣とカラミティの剣がぶつかり合い、あがて押し合っている。

カラミティ・ムーン「ふ・・・・っ。マリオネットサーベルか・・・・!剣の鋭さは我が剣と互角か・・・・。

下手すれば、体を裂かれる恐れもあるだろう。だがあァァァ!!!」

カラミティムーンはその言葉の語尾とともにライターを押していく。

マリオネット・ライター「う・・・・・っ!?(な・・・・なんて圧倒的な重さなの・・・・・!?)」

カラミティ・ムーン「剣の戦に必要なのは常に剣技と力を合わせる戦意!!

その2つの極意を合わせぬ剣にはさらなる強さを求める刺客なし!!!」

そう言ったカラミティはそのまま剣を横に振るい、ライターを剣ごと弾いた。

マリオネット・ライター「きゃああぁぁぁ!!?」  ライターは敵の圧倒的な攻撃にひるみ、さがる。

光次郎「あか・・・・ライター!!!」  榊「かぐや・・・・!そんなに強かったのか・・・・!」

マリオネット・ライター「くっ!でやァ!!」  ライターはもう一度、敵に斬りかかる。

カラミティ・ムーン「・・・・!!・・・・・・・・・・!!!」  カラミティはその攻撃を避けて、

すぐに剣を振り上げ、ライターに斬りかかる。ライターはこれに気づき、すぐに避ける。

カラミティがまた剣を振るうとライターはまた避ける。すると、カラミティの剣が、

他の民家に斬りつけてしまった。その民家が斬られて、やがて崩れてしまった。

カラミティ・ムーン「・・・・・・・・・!」  マリオネット・ライター「く・・・・・っ!!」

カラミティが斬りかかると、ライターは剣でカラミティの剣からガードする。

やがて弾き合うと、両者は再び剣と剣をぶつけていき、また弾き合ってしまう。

ガキン ガキン ガキン ガキン  ガキン  そして、剣同士のぶつけ合いが続けられていた。

たまに両者の内の一人が避ける事も多少あり、その時に民家が斬られて破壊されるのも、

多少はあった。この激しい戦いを光次郎と榊はただ、見守るだけである。

光次郎「この勝負ではカラミティが勝ったらこの国はデスナイトに支配される。

でも、その代わりにライターが勝ったら、かぐやさんは・・・・・・!」

榊「かぐや・・・・・!もうやめてくれ・・・・・。お前は・・・・こんな奴であって欲しくねェんだ。俺は・・・。」

マリオネット・ライター「きゃっ!!!」  カラミティの突きがライターの剣を弾き飛んでしまった。

カラミティ・ムーン「ついに剣を放してしまったか!今こそ、我が奥義を見せてやろうぞ!!!」

マリオネット・ライター、光次郎、榊「奥義!!!??」  3人はカラミティの奥義と言う言葉に驚く。

そして、カラミティは両手に剣を持ち、それをまるでまるい円形を描くように回した。

カラミティ・ムーン「奥義・・・・・三日月斬り。」  そして、カラミティはライターの体を素早く斬りつけた。

その彼女につけた斬れ跡はまるで三日月であった。その三日月がまるで、

本物の三日月のように光り、その光りが消えた後・・・・ライターの体から、

三日月のような跡から物凄い火花が散った。そう。カラミティムーンの奥義、

三日月斬りは相手の体を三日月のように斬り、大ダメージを与える恐怖の大剣技であった。

マリオネット・ライター「あ・・・・・ああ・・・・・・・・。」  その強烈な技をくらったライターは、

吐きそうな程の衝撃を感じるほどにとてつもないダメージを受けて、倒れそうになる。

右の胸あても斬られたので、今でも粉々になりそうな亀裂ができてしまう。

マリオネット・ライター「く・・・・ううぅぅ・・・・・!!い・・・・痛い・・・・・・!!」

そして、胸のクリスタルタイマーも赤く点滅し始めた。タイムリミットの4分が迫る。

光次郎「このままでは、ライターが危ない・・・・・っ!よーし!こうなったら・・・・・・!!」

光次郎はどこからともなく、ボウガンを持ち出した。隣にいる榊がそれに目をつける。

榊「っ!?光次郎・・・・・。それ・・・・なんなんだよ・・・・・?」

光次郎「・・・・・ボウガンさ。SSPの人から貰ったんだよ・・・・・。」

榊「なっ!?SSPからだって・・・・・!!?一体・・・・彼らとどんな関係が・・・・・!?」

光次郎「・・・・・ごめん。実は・・・・・・高校入学の前からSSPの隊員になっちまったんだ・・・・。

真奈美ちゃんを殺したジャンボロイドが憎いから・・・・・。それだけじゃない。

これ以上、デスナイトの犠牲者を増やさないために。そして、大切な人を守るために!!」

榊「・・・・・そうか。お前はその事を俺たちに隠していたのか・・・・・。」

光次郎「騙すつもりじゃなかったんだ・・・・。許してくれ・・・・・・。」

榊「・・・・・ふっ。いいさ。その代わり・・・・かぐやを止めてくれ!!俺の大切な人を!!!」

光次郎「言われなくても・・・・わかってるよ!!」  そして、光次郎はボウガンをカラミティに向けた。

マリオネット・ライター「く・・・・・・っ!!」  ライターは激痛に耐えながら必死に立とうとした。

そして、彼女の後ろにはライターの剣が落ちてある。ライターは右手で密かにそれを拾おうとする。

カラミティ・ムーン「もう一度奥義を繰り出そう・・・・。今度はお前の左胸に青い宝石を断つ。

その時が・・・・・・お前を死の地獄へと堕とす時であろう。最後に言い残す事はないか・・・・・?」

マリオネット・ライター「・・・・・私は信じる。いつも、私の味方となってくれる方が、

また・・・・助けてくれる事を・・・・・!!私は・・・・・彼を騙したあなたとは違う・・・・っ!」

カラミティ・ムーン「味方?そやつは・・・・・一体何奴?」

マリオネット・ライター「・・・・・私の、ご主人様・・・・・・っ!!」

カラミティ・ムーン「そうか・・・・・。では、死ぬがいい。奥義・・・・・・三日月・・・・・・!!」

満月の光をバックにカラミティムーンが再び奥義三日月斬りを繰り出そうとした。その時・・・・。

光次郎「やめろっ!!!」  光次郎がボウガンから矢を放った。

カラミティ・ムーン「うわっ!!?」  その矢はカラミティの剣を持つ両手に命中した。

その矢は爆発し、その衝撃でカラミティムーンは思わずひるみ、剣を放してしまった。

その日本刀は見事、遠くの地面に突き刺さった。ちなみに、そこに酔っ払いの男が一人いて、

近くに日本刀が落ちたところを見て、驚いて腰を抜いて尻餅をついていたようだ。

カラミティ・ムーン「く・・・・・っ!い・・・・今のは・・・・・・!!」

マリオネット・ライター「そう・・・・。今のは私のご主人様の放った矢です・・・・・。」

そして、ライターはついに落ちていた剣を手に取る。武器を取り戻したライターは、

思いっきり走り、両手に剣を持ってカラミティムーンの胴体を思い切りり斬りつけた。

カラミティ・ムーン「ぐは・・・・・・っ!ああ・・・・・・。」  カラミティは胴体を斬られて大ダメージだ。

それにより、カラミティは力を大幅に落としてしまう。だが・・・・まだ奴は負けたワケではないのだ。

カラミティ・ムーン「ライ・・・ター・・・・・・!ころ・・・・す・・・・・。」

光次郎「まだ諦めてないのか・・・・!」  榊「かぐや・・・・・。なんでだよ・・・・・。」

マリオネット・ライター「・・・・・っ!サーベル・スパイラル!!!!」

そして、ライターは剣を光らせ、それをカラミティに向かって投げつけた。ドスウゥッ

剣は見事、カラミティの胸に命中。その剣からフラッシュブレイカー並みの強烈な光が、

発していた。その光はカラミティムーンを苦しめているようだ。

カラミティ・ムーン「うわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

榊「かぐやああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

榊は苦しむカラミティを見て、悲しそうな表情と声で彼女にかぐやの名を叫んだ。

カラミティは苦しみながら、何故か脳裏に榊の笑顔が浮かび、目から一粒の涙が零れていく。

そして、光が消えカラミティに刺さった剣をライターが抜く。すると、カラミティが倒れ、

徐々に等身大のかぐやの姿へと変わった。榊と光次郎は倒れているかぐやの方にかけよる。

榊「かぐや・・・・・!かぐやっ!!」  榊はかぐやの体を擦って起こそうとする。

かぐや「・・・・さ・・・・榊・・・・悟郎・・・・・・。」

榊「しっかりしろ・・・・・っ!まだ・・・・生きている・・・・よな??」

かぐや「・・・・・いや。私の中の機械が完全ショートを起こしている。もう・・・・。

修理しても遅いだろう・・・・・。それに、ライターにはご主人様とやらがいる。私にはいない・・・・。」

榊「何言ってるんだよ!?お前には・・・・お前には俺がいるだろ!?俺と言うご主人様がよ!!!」

かぐや「お前が・・・・・・?あなたが・・・・・・・?」  そして、かぐやと榊は涙を流し始めた。

二人の脳裏には、二人の楽しい思い出がいっぱい浮かんできた。それは、

かけがいのない大切な思い出であった。二人はそれを思い出して泣いている。

榊「かぐや・・・・・。死んじゃ嫌だよ。死んじゃ・・・・・いやだよ・・・・・・。」

かぐや「・・・・・・もし、デスナイトがいなければ、私は・・・・どんな者になっていたのかしらね・・・・。」

榊「え・・・・・?」  かぐやは泣きながら笑顔になった。そして、両手を榊の頬に触れる。

かぐや「・・・・・・ありがとうございます・・・・・・・。ご主人様・・・・・・・・。」

そして、かぐやは榊とキスをした。かぐやは榊が好きだったのだ。彼の側にいる内に・・・・・。

かぐやは何故か彼の唇から、顔から離れて目を閉じて倒れてしまう。そう・・・・。

かぐやは死んでしまったのだ。榊のメイドとして死を遂げたのだ。

榊「う・・・・。う・・・・!ううう・・・・・・!うう・・・・ううう・・・・・・!!」

榊はかぐやの最後を見て、彼女の遺体を抱きしめて泣き崩れた。

それを見ていた、光次郎とあかりも悲しい表情であった。特にあかりは涙を流していた。

光次郎「・・・・・ごめん。榊君・・・・・。助けてやれなくて・・・・・・。」

それを聞いた榊は涙を拭いて、かぐやの遺体を置いて立ち上がった。

榊「・・・・・いいさ。お前やライターが悪いんじゃない。悪いのは、

かぐやのような悲しいアンドロイドを造り上げたデスナイトのクソ野郎どもだ・・・・・っ!」

そして、泣き止んで真剣な表情をする榊は光次郎に向かってはっきりとした言葉でこう言った。

榊「高町・・・・!デスナイトを倒してくれ!!これ以上。かぐやのような奴を造らせないように!!」

光次郎「ああ・・・・・!デスナイトの奴らは、必ず僕たちが潰す!!!」

光次郎は新たに決意をしたような表情で返事する。あかりも真剣な表情で頷く。

こうして、デスナイトによって造られし悲しきジャンボロイド・かぐやは死にしました。

かぐやは・・・・榊が好きだったのです。榊も彼女の事が好きだったのです。

もし、かぐやが今でも生きていれば人間とジャンボロイドの間に恋が芽生え続けたでしょう・・・・。

しかし、それも叶わぬ夢なのです。そんな悲しき恋を抱いたかぐやを造った、

デスナイトにさらなる怒りを燃やす光次郎とあかり。偽りのかぐや姫の、

悲しい物語は・・・・ここに幕を閉じ込めた。

次回につづく

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あかり「ど、どうしたんですか!!?」

テレビを観て座っていたあかりは驚いて、思わず立って光次郎の方に向く。

光次郎「榊君のメイドは・・・・・かぐやさんは・・・・・ジャンボロイドだったんだ・・・・・っ!!」

光次郎はゆっくりそう言うと、あかりは衝撃の事実を知ったように驚く。

あかり「え・・・・・・・っ!!?」

光次郎「偶然、かぐやさんがデスナイトのブラックアタッカーたちと会話しているところを、

目撃してしまったんだ。アタッカーどもが言うには、かぐやさんの名前は・・・・・・。

カラミティ・ムーンだって言った・・・・・・。僕も最初は驚いたよ・・・・・・。

信じたくもなかった。かぐやさんは・・・・・最初からあかりさんを殺すつもりだったんだ・・・・!」

あかり「・・・・・・っ!やはり・・・・・・。そうでしたか・・・・・・・。」

光次郎「え・・・・・?何が・・・・そうでしたって・・・・・・??」

あかり「私・・・・・。あの夜からずっと考えていたんです。かぐやさんの事・・・・・。

何故、私を恨むような事を言っていた事か・・・・・。その意味が・・・・・今、わかった気がするんです。

もしかしたら、彼女は・・・・・ジャンボロイドではないのかと・・・・・・。」

光次郎「あかりさん・・・・・・。君は・・・・・最初からそう思って・・・・?」

あかり「初めは違うのではないかと思った事もありましたが、

光次郎さんが言ってくださったおかげで、かぐささんがジャンボロイドであると、

心置きなく思えます。ありがとうございます。彼女の正体を突き止めて・・・・・・。」

光次郎「い、いや。でも・・・・・かぐやさんが本当にジャンボロイドかどうか、

本当はわかったもんじゃない。あれは本当の話だったのだろうか・・・・・?

よし!榊君の家に行ってみよう!!かぐやさんに直接会って、聞き出すんだ!!」

あかり「はい!私も一緒に同行してもいいですか!?」

光次郎「・・・・・もちろん!!」  光次郎が笑顔でそう言うと、あかりも笑顔で頷いた。


同じ頃、かぐやは自販機より買ってきたバブルジュースを手に持って、

榊邸に帰ってきた。かぐやは榊がいる二階の部屋に来ていた。

かぐや「ただいま戻って参りました。ご主人様。」

榊「おう。遅かったけど、なんとかうまく買ったみたいだな?」

かぐや「はい・・・・・。」  榊がかぐやがバブルジュースを持っているのを見て確認。ちなみに、

榊はそこでパソコンでラテールをやっている。かぐやはパソコンの隣のところにジュースを置く。

かぐや「ここに、置いておきますね。いつでも飲んでもいいですよ。」

榊「ありがとう。後で飲んでおくよ。あ、後からラテールやる?」

かぐや「・・・・・いえ。今日は遠慮しておきます。」

榊「そうか・・・・・。強引はしないさ。俺の許可がなくても自由にやっていいよ。」

かぐや「ありがとうございます・・・・・・・。」  そして、かぐやは部屋から出た。

部屋の外では、かぐやは怒りに満ちた表情とともに、心の中で呟いた。

かぐや(・・・・・くそ。子供の分際で、ふざけた事を言いおって・・・・・!

何がラテールとやら・・・・・!そんなくだらぬ遊戯など、元よりやりとうないわ・・・・・。

本来ならば、今すぐライターもろともと斬り捨ててやりたい・・・・!だが・・・・・。)

そして、かぐやは何故か顔を赤く染めそうな表情で、胸に手をあてる。

かぐや(なんだ・・・・。この胸の高鳴りは。心が熱く感じる。まさか、私はあの子供に・・・・!?

だが、私はあの子供を利用した。そして、いつかは殺すつもりだ・・・・!なのに・・・・・。)


そして、夜となった。榊とかぐやは二人で同じベッドで寝ようとして、そこの上で横たわっていた。

電気は消したので、部屋は暗い。

榊「・・・・・・あのな。かぐや。」   かぐや「・・・・・・はい?」

二人はベッドの上で会話しようとしていた。榊が静かな声でこう呟いた。

榊「・・・・・俺。ずっとお前にいて欲しいと思っているんだ。俺は・・・・これからも、

お前と一緒にいたいんだ。もっとお前の側にいたいんだ。だって俺、お前の事・・・・好きだからさ!」

かぐや「・・・・・・・・・っ!!?」  榊はかぐやに好きと言った。これは告白か。

それを聞いたかぐやはまるで体が熱いように顔を赤く染め、心が高鳴る。

かぐや(・・・・っ!?また、この感じか・・・・!何故だ・・・・。まさか、私はこの男が、

好きだろ言うのか・・・・・!?嘘だ!私は必ずこの男を愛さぬ・・・・!必ず・・・・・!!)

かぐやは榊から離れるように体を反らし、苦しそうな表情をする。

榊「・・・・・っ?かぐや・・・・??」   かぐや「っ!す・・・すみません。何でもございません・・・・。」

かぐやは榊に言われて、彼に切なそうな表情を見せながら、謝る。

榊「いや。謝るこたァないさ。それより、窓の方を見てみないかい?」

かぐや「え・・・・・?」

榊「ちィと見せてーもんがあるんだ。今夜は凄いからよ・・・・・。」

榊がそう言いながら、起き上がると、かぐやも起きて二人でベッドから離れて窓の方を覗く。

榊「見てくれ・・・・・。」  かぐや「あ・・・・・・!」

二人が見ている夜空にあるもの。それは、夜の闇を照らす、丸く光り輝く満月であった。

榊「ママとパパから、今宵は満月だと聞いたが・・・・まさか、こんなに輝く満月は初めて見たぜ・・・・。」

かぐや「・・・・・そうですか。ですが、この満月・・・・。本当に綺麗ですね・・・・・・。」

榊「ああ・・・・・。かぐや。ちょっとだけ聞いていいか・・・・?」

かぐや「・・・・・っ。はい。何でしょう・・・・・?」

榊「どんな答えでもいい・・・・。お前は・・・・・俺の事、好きか?」

かぐや「っ!!??」  かぐやはいきなりそう聞かれて、驚き動揺する。

榊「どうなんだ・・・・・?お前の本当の気持ちを知りたいんだ・・・・・。」

そして、かぐやはしばらく黙り込み、後から頬を赤く染めながらゆっくりこう言った。

かぐや「・・・・・好き・・・・・・です・・・・・・。」  榊「そうか・・・・・・・。」

榊はそう言われて嬉しいように微笑む。しかし、かぐやの言葉は真なのだろうか。否・・・・・。

かぐや「・・・・・・・でも、もうあなたの側にはいられないのです・・・・・。」

榊「え・・・・・・?」   榊は今のかぐやの言葉を信じられないように驚きそうになる。

かぐや「・・・・・実は、私。今夜の満月で、あなたとお別れしなければならないのです・・・・。」

榊「お・・・・お別れだって・・・・・?嘘・・・・・だろ?」

かぐや「いえ・・・・。本当の話です。ご主人様・・・・・・いえ、榊悟郎。

私が月の国から来たのは、真っ赤な嘘。本当は・・・・マリオネット・ライター抹殺のため、

デスナイトに造られたジャンボロイド。そして、本当のかぐやではなく、

カラミティ・ムーンなのだ!ライターを暗殺のチャンスを狙うために、

あなたのメイドになるフリをしたのだ・・・・・・っ!!私は・・・・あなたを騙したのだ・・・・・!!」

榊「・・・・・・・・っ!!お・・・・お前、デスナイトのジャンボロイドだったのか・・・・!??」

かぐや「・・・・・まだ信じなぬのか?私は人を殺せる程の最凶最悪なジャンボロイドだ。

そんな私を・・・・あなたは愛せるのか?私は・・・・・本当はあなたが嫌いだ・・・・!」

かぐやはそう言いながら、目から一粒の涙が溢れ出していた。

榊「・・・・・好きさ。たとえお前がジャンボロイドでも、俺はお前が・・・・・!!」

榊がかぐやに抱きつこうとするが、かぐやは突然、そんな彼に向かって剣を出した。

かぐや「近づくなっ!!もう・・・・あなたの側にはいられぬと言ったであろう・・・・。

ライターを完全破壊した後、あなたも・・・・葬る。それが私の目的なのだ!!!」

榊「か・・・・・かぐや・・・・・・。」  そして、満月の光がかぐやに向うように指した。

かぐや「・・・・・私は人間であるあなたなど愛するつもりはなかったのだ。

見せてやろう・・・・・・!私の本当の姿を・・・・醜き姿を・・・・・!!」

そして、満月の光に包まれたかぐやはその光に吸い寄せられるように浮かんできた。

榊「ああ!かぐや・・・・・!!」  そして、かぐやは光とともに壁にすり抜けて、家から出ていく。

どうやら、巨大化しようとしているのだ。その時のかぐやの目から涙が流れていた。

かぐや「・・・・・あり・・・・と・・・・・しゅ・・・・ま・・・・・・。」  榊「っ!!?」

かぐやは何を言おうとしているのか聞こえなかった。しかし、榊にははっきりと聞こえたのだ。

榊「かぐや・・・・・。お前は・・・・本当は・・・・・・・!!」


そして、夜の町のアスファルトは走る光次郎とあかりは榊の家へと目指していた。

光次郎「・・・・・っ!あれは・・・・・・!!」  あかり「・・・やはり、彼女は・・・・・!!」

ついに榊の家の前についた二人の前にはとてつもない事が起きていた。

榊の家の前には満月から発した光とともに巨大化していく者いた。

その光は人の姿に変わり、やがてその光が消え、女の姿をした巨人がいた。

その顔は美しく、胸が大きく見える。左手には日本刀を持っていた。

和風な衣装をしているが、胸の部分が肌蹴ていて、谷間だけが見える。

上半身の服は半袖らしく、両腕の部分の肌も見える。下半身の方の衣装も、

少し短く、太ももの部分が見えそうだ。髪が青と黒が混じっていた。目の瞳が赤く輝いている。

この和風の剣士の姿をした巨人は・・・・・やはり・・・・・・。

光次郎「ジャ、ジャンボロイド!!」   あかり「やはり・・・・あれはかぐやさん・・・・!!」

そう。この和風の巨人こそがジャンボロイド、カラミティ・ムーンであるのだ。

あかり「私にはわかります・・・・・!あのジャンボロイドはかぐやさんなのです・・・・・・!!」

光次郎「デスナイトめ・・・・・!企みを本当に実行をしたのか・・・・・!!」

カラミティ・ムーン「・・・・・・・・・・・!!」  カラミティムーンはさっそく日本刀は振り上げた。

そして、思いっきり縦に振ると、カラミティの目の前の民家が多く斬られた跡のような光が、

発し、その多くの民家が次々と吹き飛ばしていく。中には爆発する民家もあった。

あかり&光次郎「く・・・・・・・・っ!!!」

カラミティ・ムーン「あかり!!いや・・・・マリオネット・ライターよ!!!

ついに、お前の首を取る時が来た!!私を一戦を交え、命を絶たれるが良い!!!」

あかり「・・・・・っ!かぐやさん、いえ!カラミティ・ムーン!!!あなたは榊さんのメイドのハズ!!

こんな事をして、あなたのご主人様が・・・・・榊さんが喜ぶと思うのですか!!?」

カラミティ・ムーン「元より私にご主人などいない!!榊悟郎など、利用したに過ぎぬ!!!」

光次郎「く・・・・・っ!こいつ!榊君を騙していたのか・・・・・!!あかりさん!!

構う事は無い!!ジャンボアップでかぐやさん・・・・いや、カラミティムーンを倒すんだ!!!」

あかり「はいっ!!ライトニング・メタモルフォーゼ!!!!」

そして、あかりはマリオネット・ライターに変身し、カラミティムーンと対峙する事になった。

マリオネット・ライター「いきます・・・・・・っ!!」  カラミティ・ムーン「・・・・・・・・・・・!」

そして、家から飛び出して榊が光次郎のところへ走り出した。

榊「高町いいぃぃぃぃっ!!!」  光次郎「・・・・・っ!榊君・・・・!!」

そして、榊は光次郎のところで止まり、彼の肩を掴み、こう言った。

榊「頼む・・・・!ライターに、あの巨人を・・・・かぐやを止める様に伝えてくれ・・・・・!!」

光次郎「でも・・・・かぐやさんは君を騙していたんだぞ!?彼女はデスナイトの戦士だったんだ!」

榊「もう知っているよ・・・・・。だから・・・・ジャンボロイドでもいいんだ・・・・。

俺は、かぐやが好きだから・・・・!だから、お願いだ!!!ライターに、

かぐやを止めるように説得させてくれ!!できなくてもいいから・・・・・!!」

榊はそう言いながら、泣き崩れていた。それを聞いた光次郎はライターとカラミティの方を見つめる。

光次郎「榊君・・・・。く・・・・・・っ!!」

カラミティ・ムーン「この一戦・・・・どれ程待ちわびた事か・・・・・!!マリオネットライター!

今こそ貴様の命、貰い受けようと!!いざ・・・・・勝負!!!!」

そして、カラミティムーンが走り出し、日本刀でライターに斬りかかった。

マリオネット・ライター「っ!く・・・・・っ!!!」  ライターは両手でそれを受け止めた。

つづく

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