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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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リムミン「こんにちわ。コリスさん。」

コリス「・・・・・・こんにちわ。・・・・あれ?カワタ君は・・・・・。」

リムミン「カワタ君なら・・・・・・。」  リムミンが木の方に指をさす。

そこに、カワタが隠れていた。どうやらカワタは怯えながら教会を見続けているようだ。

コリス「・・・・・っ?彼はここで何をしているのですか?」

リムミン「さあ?朝からずっとこうなの。何故かずっと教会の方を見ているの。」

コリス「何か理由を聞きましたか?」

リムミン「カワタ君自身から言い出したのですが、

教会の中に、怪獣が出てきたって言うんです。でも、教会で怪獣が生まれたなんて、

子供たちは信じず笑ってしまったんです。私も何か難しそうで、信じれませんでした・・・・。

ためしに教会に入ってみたのですが、怪獣はいませんでした。」

コリス「そうですか・・・・・。じゃ、カワタ君とお話に行ってきます。」

リムミン「はい・・・・。」  リムミンの返事を聞いたコリスはカワタのいる木へと向かった。

コリス「カワタくうぅぅぅぅぅん!!!」  カワタ「・・・・・っ。あ!コリスさん!!」

コリスがカワタの名をあげながら彼の方に来ると、カワタもコリスの方を見る。

コリス「リムミンさんから聞いたよ。教会に怪獣がいるって・・・・・?」

カワタ「うん!!僕は確かにこの目で見たんだ!!怪獣は確かにいたんだ!!!あの夜に・・・・。」

コリス「どんな怪獣だった?」

カワタ「なんかね。体が赤くてトゲトゲで赤ちゃんの声を出しているんだ。

それに、その怪獣は白い髪の光っている女の子が3人が何かの魔法で生まれたんだ・・・・。」

コリス「っ!?白い髪の光る女の子が3人だって・・・・・!?」

カワタ「うん・・・・。その中に、リムミンさんがいたんだ。」

コリス「っ!!!?リムミンさんが・・・・・・!??」

カワタ「うん・・・・・。僕が怖い夢を見て、起きたらリムミンさんが裸になって、

光り始めたんだ。そのままリムミンさんは教会の方に行って、

そこで二人の光る女の子と何か話をして、唱えていたんだ。」

コリス「・・・・・・・っ!?白い髪・・・・・・。二人の女・・・・・。まさかっ!?」

その時、コリスの脳裏に何かが浮かんできた。それは、バロンザウルス事件で現れた、

白い少女・ネール。そして、ファエカーン人事件で現れた白い少女・ディンの二人であった。

二人とも白い髪をしていた。そして、リムミンも白い髪をしていた。

もしかして、リムミンもあの二人の仲間ではないのか。コリスはそう疑い始めた。

コリス「・・・・・わかった。ありがとう。ちょっと教会に入ってみるよ。」

カワタ「うん!!」 コリスは走って、教会の方に向かい、その教会の中に入った。

リムミン「・・・・・ちっ!」 リムミンはそれを見て、嫌味な表情をしていた。

その時、子供たちが多いに遊んでいる教会を遠くから見ている何者かがいた。

何者は黒い鎧の少年にして、冥界の王子・ゴダルであった。この教会で何を狙うのか。

ゴダル「・・・・・・・・・・。」 ゴダルは教会を見つめた後、すぐ去ってしまった。

コリスは教会の中に入った。しかし、そこには誰もいなかった。

怪獣の姿さえ見当たらなかった。コリスは誰もいないかと思って教会から出た。

そして、コリスはカワタのところへ来た。

カワタ「どうだった?」

コリス「いや・・・。特に異常はなかった。ところで、君が言ってた、

あの光る女の子・・・・・。確か白い髪だって言ってたよね・・・・・?」

それに、あの光る少女たちの中に、リムミンさんがいると言ってたよね・・・・?」

カワタ「確かに、リムミンさんもいたよ・・・・。」

コリス「その事も・・・・リムミンさん本人に言った・・・?」

カワタ「言ったけど、リムミンさんったら自分はそんな事してないって言うんだ・・・・・。」

コリス「そうか・・・・。それで、怪獣は夜に現れたとも言ってたね?」

カワタ「うん。そうだけど・・・・・。」

コリス「わかった。教えてありがとう。じゃあ、

夜になったらもう一度確かめに行くよ。リムミンさんのところに行ってくる。」

カワタ「うん!」  こうして、コリスはカワタから離れ、リムミンのところに来た。

リムミン「・・・・あら。コリスさん。カワタさんとの話、どうでしたか?」

コリス「・・・・・彼の話は正しかったと思います。僕は彼を信じます。」

リムミン「そうですか・・・・・。ありがとうございます・・・・・。」

コリス「・・・・・ちょっと、ついてきてください。」

コリスはいきなりリムミンの手を取り、どこかへ引き連れようとした。

リムミン「え・・・・?ちょ、ちょっと何をするんですか!?」


かくして、リムミンはコリスに無理やり引っ張られ森の方に来た。

リムミン「一体・・・・。どうしたと言うのですか?」

コリス「・・・・あなたは、人間ではありませんね・・・・!?」

リムミン「え!?な・・・・何をおっしゃって・・・・・。」

コリス「カワタ君はあなたが夜、教会に行ってる事を知りました。

あなたはそこで、何をしたのですか?とても・・・人間のやる事ではないと聞きました。」

リムミン「・・・・一体、何をおっしゃってるのです?悪ふざけも程が・・・・・。」

僕は前、白い髪の女性二人と出会いました。あの二人はあなたの仲間ですよね?」

リムミン「・・・・・・何故、それを・・・・!」

コリス「もし、あなたがあの二人も仲間であるなら、僕の正体すら知っているハズです・・・・。」

コリスはそう言いながら、ウルトラウォッチをリムミンに見せ、ウォッチを光らせた。

リムミン「・・・・・っ!やはり、あなたがウルトラマンクリスタルですね・・・・・。」

コリス「そうです。僕の正体を知っているあなたは一体誰なんですか!?教えてください!!」

リムミン「・・・・わかったわ。ただし、条件があるわ。これから私が話す事は、

全てカワタ君ら子供たちには暴露しない事。それを守れるならいつでも話せるわ。」

コリス「・・・・わかりました。それでは、お願いします・・・・。」

リムミン「いい子ね・・・・。では、言うわね。ディン、ネール、そして、

この私、リムミンの3人は・・・・・・・・冥界の国のエリザベス族なの。」

コリス「エ・・・・エリザベス族・・・・・!?」  コリスはそれを聞いて動揺しそうになる。

リムミン「私たちの住む冥界はとても荒み、悲しみに満ちていた。冥界に近いところである、

地獄に堕ちて苦しんでいる人々を昔から私は見ていた。見るたびに、怖くて悲しくて、

気づかないうちに泣いていた。そこに、王子・ゴダル様が復活し、シャドー様も来て、

地獄に堕ちた彼らを助けるために力を貸せと言ったわ。私は友人のディン、ネールと一緒に、

ゴダル様とシャドー様の配下となり、人々に悪夢を見せる活動をしたわ。我が目的のために・・・・。」

コリス「・・・・・っ!じゃあ、あなたは・・・・シャドーさんの手下・・・・!?」

そう。リムミンを初め、あの二人、ディンとネールはやはり人間ではなく、

冥界の国のエリザベス族であり、シャドーの手下であったのだ。

コリスはそれを知って驚きの表情をし、震えていた。

リムミン「そうよ。そして、私たちは地獄にさ迷えし幾多の魂を救い、それを一つにし、

ついにマザリュースと言う悲しみの結晶を誕生させた。あの獣には無数の魂が宿っている。」

コリス「・・・・・・マザリュース?まさか、カワタ君が言ってた教会に出てきた怪獣の事!?」

リムミン「そうよ。」 リムミンはハッキリと応える。リムミンは自分の正体を知って、

動揺するコリスに対し、余裕の表情を見せながら語って言った。

コリス「その怪獣で一体、どうするつもりです!?」  リムミン「それは・・・・・っ!」

リムミンが語ろうと口を動かす瞬間。その時、子供の声が聞こえた。

男の子の声「リムミンさああぁぁぁぁぁん!!遊ぼおおぉぉぉぉぉう!!」

リムミン「っ!!?・・・・・悪いわね。マリンナーサの王子・・・・。」

リムミンはコリスとの会話を中断して、子供たちの方へと向かった。

この時のリムミンは子供たちに対し、優しく笑顔で接していた。

コリス「・・・・・・っ!」

コリスはそんなリムミンを警戒していた。今でも彼女が何をしでかすかわからないからだ。


その頃、シャドーのアジトである悪夢の城。今回よりこの城をナイトメア・ナーサと呼ぼう。

そのナイトメアナーサの内部の一つたる、大きな広場では、

悪夢のプリンセス・シャドーと、冥界の王子・ゴダル。そして、

エリザベス族のディンとネールがいた。4人はスクリーンに映ってある、

子供たちと遊んでいるリムミンの姿を見ていた。恐らく、彼女を監視しているだろう。

シャドー「ふふふふ・・・・。どうやら、モモの弟と接触したみたいね。

けど、クリスタルに勝てるのかしらねェ・・・・・。リムミンに・・・・・。」

ディン「リムミンだけではございませぬ。私とネールもいる事をお忘れなく。」

ネール「私とディンとリムミンが一つになる時、巨大なる力を得るのです。」

シャドー「そうね・・・・・。あなたたち3人が力を合わせれば、クリスタルなど・・・・!!」

シャドーは不気味な笑みを浮かべている時、ゴダルが冷酷な声でよぎってきた。

ゴダル「だが、クリスタルを倒すのはあくまで僕だ。弱らせる程度までなら許すが?」

ディン「お言葉ですが、ゴダル様。あなたは我が冥界の偉大なる王子なのです。」

ネール「冥界の王子たるあなたを守る。それが、我がエリザベス族の役目なのです。」

ゴダル「ふん!それはお前たち蛮族が勝手に決めただけの事。

正直、僕はお前たちなどどうでも良い。だが、僕のためにもせいぜい頑張るんだな。」

シャドー「まあ。素直じゃないんだから・・・・。」

ゴダル「何・・・・・?」  ゴダルはシャドーを睨む。

シャドー「くす・・・・っ。」 シャドーは悪戯ににやつく。

ディン「それにしても、リムミンめ。人間の子供などに庇いおって・・・・・。」

ネール「そこが彼女の悪いところでもあるわよね・・・・。」

シャドー「まあ。大目に見てやろうじゃない?間もなく、

愚かな人間たちはマザリュースによって、悪夢を見てしまうのだから・・・・・。

(・・・・そうよ。なんとしても悪夢を見せるのよ・・・・っ!)」

ディン「では、夜になったらマザリュースを出撃させます。」

ネール「マザリュースに宿りし無数の魂が人間たちに憎しみと言う名の牙を向けるでしょう。」

シャドー「よし・・・・。では、夜を楽しみにしているわ・・・・・。」

ゴダル(だが、そうなる前にあの男を・・・・。ウルトラマンクリスタルを・・・・・っ!!)


夕日。コリスは教会から離れたところにある施設のとある廊下にいた。

そこに、シーバーでモモと通信会話をしていた。

モモ「えっ!?リムミンさんがシャドーの手下・・・・!??」

つづく

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今回はウルトラマンクリスタルの小説を書くつもりでしたが、

何かのアクシデントでうまく書けませんでした。代わって、

第13~16話に出てきたゲストさんたちの紹介を行こうと思います。

マイケル(CV・檜山信之氏)
シュドーの通う大学のアメフト部の部員にして、シュドーの友人。
アメフトを愛する熱血な青年で、シュドーとアメフトで一緒にやる事を望んでいる。

ヴィレッタ(CV・柚木涼香氏)
日本でヘンリーを助け、彼に好意を示した優しき少女。
女性友達がたくさんいるらしい。

イングラム(CV・関俊彦氏)
国際防衛科学局の対怪獣特殊陸戦自衛隊・LAFの前線隊員。
DGCのコリスとイチゴと一緒にキンガーと対決した。

理事長(CV・田中信夫氏)
トキワ山で、工事を指揮している男性。何事よりも工事の成功を推薦する。

シャリオ(CV・田村ゆかり氏)
SHINE党を運営している親子の娘で、とても優しい性格。
本当はシャイン星人の子供であったが、地球人のサキと友達になりたがっていた。

シャメル(CV・本田知恵子氏)
SHIBNE党を運営している親子の母で、本当はシャイン星人。
シャイン星からの使命のため、地球を征服する。そのためには手段を選ばない。

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桐原「そうだ。君は過去の切なさを悪のエネルギーに変え、

そのエネルギーによってモンスロイドのマスターとなり、現在に至る・・・・・。」

ダークネス・セイバー「お前を見下した多くの人間を許せぬその憎しみ・・・・・。

その憎しみこそが、我がデスナイトの大いなる戦力となろう。(そう・・・・。彼のように・・・・・。)」

ダークネスはそう思いながら、桐原の方に向いた。その顔は何か切なそうな雰囲気を表していた。

桐原「・・・・と、言うわけでレキファルなき今、この国での破壊活動を、

お前に託すとしよう。君を生んでは使い捨てのように見捨てたこの日本をな!

今こそ、自分だけの望み通りの世界を作り上げるのだ!!中嶋斎よ!!」

中嶋「はっ!!!」  桐原は中嶋に斎と呼んだ・・・・。

斎・・・・・。中嶋斎・・・・・。待てよ?中嶋斎と言うのは、

あの、第6話で梶たちから虐待を受け、大切なものを失ってしまった、

独りぼっちで何もできない切なき存在の少年・・・・・中嶋斎ではないか。

あの貧しき中嶋少年が今、デスナイトの一員にして、モンスロイド、

バイオレンス・テンタクルのマスターとなり、悪の世界に堕ちていったのだ。

桐原「今夜もまたあの任務を行うが良い。報酬はいつもの倍にしてやろう・・・・・。」

桐原はポケットから無数の10万円札を出した。これが報酬らしい。

中嶋「おお・・・・・!素晴らしい・・・・・!!いつもなら50万円のハズだが・・・・。」

中嶋は無数の10万円札を見て、笑顔になる。よほろ悪の誘惑に堕ちていただろう。

ダークネス・セイバー「今回は特別に100万円をやろう。少しばかりの破損もあっていいので、

とことん愚民どもを苦しめてほしい。お前は多くの金を手に入れ、

気の済むまで快く自分の思い通りに遊んでいって欲しい。この戦いが終わればな・・・・・。」

中嶋「はっ!クククククク・・・・・!!ナイスなテロリストだよ・・・・・。この組織は・・・・・・!」

中嶋は完全なる悪の子供になってしまった。しかし、彼の母は生きているだろうか。

もしや、病気で既に死んでしまったのか?だとすれば、彼を止められるものは・・・・・。


第6分隊基地の司令室では、光次郎たち隊員たちが少数いた。

恐らく、夜の現れる触手の怪物の出現に備えているだろう。

光次郎「そう・・・・・。理子ちゃん・・・・悲しそうだったのか・・・・・。」

桜「ええ・・・・・。」   青井「先輩を悲しませたのも、デスナイトのせいですよ・・・・!きっと・・・。」

野沢「でも、理子ちゃんは元気な子だから、また立ち直れると思うわよ。」

清水「・・・・・だと良いのだが・・・・・。もし、あのランドバーナーを破壊された時が、

トラウマであったら・・・・。それこそ立ち直るのに時間がかかるだろう・・・・・。」

光次郎「だとしたら・・・・。きっと理子ちゃんはランドは無敵だって事を信じているでしょうね。」

桜「確かに、あの時理子ちゃんはランドバーナーは誰にも負けないって言ってたし・・・・・。」

光次郎「そうか・・・・・。そういえば、桜ちゃんと理子ちゃんとの出会いの話・・・・・。

まだ、決めていなかったっけ・・・・・。」

桜「・・・・っ!そ、そうだったわね。でも・・・・。」

青井「お言葉ですが、先輩。私も・・・・ちょっと月野先輩と花園先輩の出会いを知りたいです・・・・。」

青井も恥ずかしそうな微笑でそう言う。桜はちょっと戸惑いそうであるが、

野沢がそんな桜の肩に手を置いて、こう言った。

野沢「いいんじゃない?言っちゃっても・・・・・。」  桜「野沢さん・・・?」

清水「この事は花園隊員に黙れば良いと思うわ。」  清水も微笑んでそう言った。

桜「・・・・・・っ。」 野沢と清水にそう言われた桜は光次郎と青井の方を見てみる。

二人の顔はまるで、期待をしているような表情であった。これを見た桜は息をしてみる。

桜「ふぅ・・・・。全く、しょうがないわね。じゃあ、話してあげるわ。」

光次郎「本当!!?」  青井「話してくださるのですね!!?」

桜「ただし、この事は理子ちゃんには内緒にしてね?」

光次郎「うん・・・・・。」  青井「はい。」

桜「あれは・・・・・まだ小学生の頃・・・・・・。」


それは、桜がまだ小学3年生の頃であった。その頃の桜は今、

光次郎や今や懐かしい真奈美と一緒に、学校から帰っている途中であった。

桜「・・・・・じゃ、ここで。さようなら!!」  光次郎と真奈美「さようなら。」

3人はそれぞれの道を歩いて、分かれて帰り道を歩いていた。

桜「さて・・・・と。早く春日さんの所に帰らなきゃ・・・・・・。ん?」

歩く桜の前に何者かが泣きじゃくっていた。それは、桜より一つ年下の女の子であった。

女の子「くすん・・・・・くすん・・・・・くすん・・・・・。」

桜「・・・・・どうしたの?」  桜は泣いている少女に駆け寄り、優しく声をかける。

女の子「くすん・・・・・。あ、あなたは・・・・・?」  少女は桜と初めて出会ったから、

まだ彼女の全てを知ってはいないようだ。桜はそんな女の子に笑顔で自己紹介をしてみる。

桜「私は桜。月野桜。あなたはだーれ?」

女の子「・・・・・っ。理子・・・・。花園理子。」  女の子の名は、花園理子。

そう。この女の子こそが、幼い頃の花園理子であった。一体、この頃の彼女に何があったか?

桜「どうして、泣いているの?よかったら、私が手伝ってあげるわよ。」

花園「うう・・・・・っ。友達が死んじゃったの・・・・・。」

桜「え・・・・・?」   桜はそれを聞いて、悲しそうになる。

花園「私の友達ね・・・・・。家が違うけど、ずーっと一緒にいてくれて、

とっても優しかったの。でも・・・・。その人が交通事故で死んでしまったの。

もうあの人は帰ってこないの。もう一緒にいられないの・・・・・っ!!

たった一人の友達だったのに。あの人が死んで、

私は独りぼっちになってしまったの・・・・・っ!!うう・・・・・。」

花園はさらに泣き崩れる。花園にはかつて、ずっと一緒にいてくれた人がいたそうだった。

しかし、その人がすぐに死んでしまって悲しみにくれているのだ。

しかも、その人はたった一人の友達であったのだ。

桜「・・・・・・じゃあ、今度は私がずっと一緒にいてあげるよ。」

花園「え・・・・・?」  花園はそれを聞いて、きょとんとし泣き止みそうになる。

桜「私があなたの死んだ友達の代わりになってあげる。これから、

私がずーっとあなたと一緒にいてあげる。寂しくなんかさせない。

これからは友達になりましょ。そうすれば、あなたも寂しくないでしょ?」

花園「あなた・・・・・・。さくら・・・・・ちゃん・・・・・・。」

桜「理子ちゃん。」

花園「・・・・・・桜ちゃん。」

桜が花園の名を言うと、花園も次第に笑顔になりつつ桜の名を言う。

桜「理子ちゃん!」  花園「桜ちゃん!」

そして、桜と花園は互いの両手を繋いだ。これが、桜と花園の最初の出会いである。

それから桜と花園は光次郎と真奈美に内緒で、ずっと一緒に仲良く遊んでいたのであった。


そして、それから数年が立ち桜は小6となり、花園は小5となった。

二人は空き地である会話をしていた。

花園「ええっ!!?SSPに入るの!?あの対テロ組織・SSPに・・・・。」

桜「うん。実は、私を育ててくれた春日さん・・・・。SSPの隊長になったの。

だから、私。今まで育ててくれた春日さんに恩返ししようとSSPに入るの・・・・・っ!

SSPに入って、人間たちを影で苦しめているデスナイトと戦うの・・・・・!!」

花園「・・・・だったら、私も戦う!!一緒にSSPに入る!!」

桜「えっ!?理子ちゃんも・・・・・!??」

花園「うん!だって、桜ちゃんはずっと私の側にいてくれたよね?

だから、これからも桜ちゃんと一緒にいたい!!だから・・・・・。

私も桜ちゃんと一緒にSSPの隊員になる!!」

桜「・・・・でも、SSPの戦いはかなり危険よ。本来なら子供が関わって良いところではない・・・・。」

花園「でも、桜ちゃんはその危険なところで戦うんでしょ!?だから、

私も桜ちゃんと一緒に危険なところで戦う!!それに、私・・・・・。

桜ちゃんの力にもなりたいの。あの時、独りだった私を助けてくれたあなたに、恩返しがしたいの。」

桜「理子ちゃん・・・・・。わかったわ!一緒にSSPに入ろっ!!」

花園「うん!!一緒に頑張ろうね!!桜ちゃん!!!」

桜「うん!!」  こうして、二人は握手し、SSPに入隊するようになったのである。


そして、現在・・・・・。

桜「・・・・・それから、私は理子ちゃんと一緒にSSPに入ったけど、

分隊が違っちゃったみたいで・・・。」

光次郎「それが・・・・・桜ちゃんと理子ちゃんの始めての出会いにして・・・・・。」

青井「月野先輩と花園先輩のSSPに入隊するきっかけでしたのね・・・・・。」

野沢「私たちもそれを聞いたわ。」  清水「二人はずっと想い合っていたんだ。昔からね・・・・。」

光次郎「しかし、理子ちゃんも昔は独りぼっちだったなんて・・・・・。寂しかっただろうね。

その昔、ずっと一緒にいてくれた友達が死んでしまって・・・・・・。」

桜「あの人がもし、死んでいなかったら。理子ちゃんはこの隊に入ってなかったかもね・・・・。」

その時、緊急事態発生のサイレンが鳴り出した。あの事件が起きた。

つづく

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今回はあのウルトラシリーズで最も有名な怪獣・レッドキングが、

初代マンと新マンと戦ったあのバニラ、アボラス、アーストロン、ゴーストロン、

ゴキネズラと共に蘇りました!!歴代怪獣夢の大暴れです。

怪獣ファンとアニメファンは必見・・・・・かも知れません。一応・・・・(ぁ

そして、U40の男たちも再登場にございます(`・ω・´)

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カワタ「・・・うう・・・・ん。うううん・・・・・!」

同じく眠っているカワタ。しかし、何故かうなされているそうだ。悪い夢を見ているのだろうか?

それを、リムミンは悲しそうに見ていた。よほど、子供を想う気持ちが強い彼女である。

リムミン「・・・・・・・っ。はっ!?」  その時、リムミンは何かの気配を感じ、驚きそうな顔をし、

後ろを向いた。そして、カワタはさらに魘される。一体、どんな悪夢を見ているのだ・・・・?


そして、どんな悪夢を知るべく場面をカワタ少年の夢の世界に変えるとしよう。

まずはとある暗い空間の浜辺。そこの海は、何故か赤かった。それは血のようであった。

その血の海の浜辺を一人貧しくさ迷う少年がいた。少年は涙を流していた。

それが、カワタであった。カワタは悲しそうに浜辺を歩き続ける。

カワタ「(僕はパパとママに捨てられ、地獄に堕ちた・・・・・。暗くてとても怖い・・・・・。

僕は歩き続ける。そうしなければ、僕と同じ人たちを苦しめる鬼たちが、

追ってくるから・・・・。僕は鬼たちが怖い。ここには助けてくれる人がいない・・・・・。

助けて、、リムミンさん・・・・・・。リムミンさん・・・・・どこにいるの・・・・・・?怖いよ・・・・・・。

寂しいよ・・・・・。リムミンさんに会いたいよ・・・・・・。これも皆、

パパとママが僕を捨てたせいだ・・・・・。許さない・・・・・・。殺してやる・・・・・・・。)っ!?」

カワタはそう思って、目の前の何者かを見て立ち止まる。それは、リムミンの後姿であった・・・・。

カワタ「・・・・・・っ!リムミンさん・・・・・・・!!」  それを見たカワタは涙を流し嬉しそうになり、

リムミンの方へと走る。やっと自分を助けてくれるかと思うからだ。しかし・・・・?

リムミンはカワタの方に向いた。しかし、その素顔は人間としての顔ではなく、

醜い怪物のような顔と変貌してしまった。これは優しさではなく、殺気を表しているそうだ。

リムミン「ウケケケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!!!!」

カワタ「う、うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

カワタはあまりの変貌に驚き、怯えて逃げていった。しかし、リムミンは笑いながら彼を追った。

カワタ「助けてええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!誰かああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

カワタは逃げるために走り続けるが、追う側たるリムミンの方が速かった。

リムミン「ウケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!!!!!!」

カワタ「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・。あっ!!」  走り続けるカワタは、

疲労のあまり扱けてしまった。こうしている間でもリムミンが襲い掛かってしまう。

リムミン「ケケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!!!」

カワタ「う・・・・!う、うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

このままではカワタが殺されてしまう。しかし、これはあくまで夢の出来事である・・・・・。


カワタ「うわっ!!!!」  カワタは起き上がった。

そう。カワタは悪夢から覚め、現実世界に戻ったのだ。

カワタ「ゆ・・・・夢か・・・・・・・。っ!?」  その時、カワタは隣から何かが輝き始めたので、

その眩しさに目を反らす。そして、そっと光るものを見てみると、思わず事態が起きる。

カワタ「っ!!??」  それを見たカワタは驚く。その光るものは女性であった。

その女性はなんと、リムミンであった。何故か全裸となって白く光っていたのだ。

カワタ「リ・・・・リムミ・・・・・・!!」   カワタが思わず声をあげると、

リムミンは彼の方を見る。カワタは慌てて急いで寝むった。

リムミン「・・・・・・・・・・・。」  カワタが眠っているところを確認したリムミンは、

そのまま前の方に向き、そのままゆっくりと部屋から出た。彼女が部屋から出たところに、

気づいたカワタは目を開きゆっくりと立ち、彼女を追うように部屋から出ようとした。


教会の外。夜の森を歩きながら、光る全裸のリムミン。その顔は美しい人間であった。

それをひそかに後からついていくのが、カワタであった。ときどき物に隠れながら追跡していた。

カワタ(リムミンさん・・・・・・。こんな時に裸でどこにいくんだろう・・・?ついてみよう・・・!)

リムミンはゆっくり歩く。そこはなんと、コリスが昼間行った事のある教会であった。

カワタ(なんだ・・・・・。教会か。でも、何をしに行くんだろう・・・・・?)

カワタはリムミンが教会に行く事に一瞬だけほっとした。リムミンは教会によく行くらしい。

リムミンはゆっくりと教会へと入っていった。カワタも急いで教会へ近づく。


そして、教会の中へと入っていった。そこの中で、リムミンが、

ピエノから左右のところにいるリムミンと同じ光る少女二人の前にいた。

カワタ(光が二つある・・・・・!?こんなのあったのだろうか・・・・・?)

カワタは長椅子に隠れながら、リムミンや二人の光る少女たちを見ていた。

リムミン「・・・・予定通りに来たわ。我が同志たちよ・・・・・・。」

リムミンは二人の光る少女たちに同志と呼んだ。その同志と呼ばれし二人とは・・・・・。

右にいる一人目は目が血のように赤く身長が高く、

黒い青い半袖の服や青い短パンで身を纏っている少女であった。

左にいつ二人目が紫色の目をして、その顔は全く無表情であり、

衣装では、白いマントをしていて、黒い半袖の服や黒い短パンをもしている少女であった。

この二人は異なる事件でそれぞコリスが会った白い少女たちではないか。

何故、この不思議な力を持っていた二人がリムミンの同志なのか。

カワタ「あれ・・・・?このお姉さんたちも光ってる。一体何なの・・・・・??」

リムミン「それで・・・・・儀式の準備はいいかしら?ディン。ネール。」

どうやら、右の方の少女がディン、左の方がネールらしい。

ディン「ああ。いつでも始めれるぞ。地獄にさ迷いし多くの魂の結晶の誕生を・・・・・。」

ネール「その前に・・・・これを着て。」  ネールがリムミンの前に手のひらを向けると、

そこから光が出て、その光がリムミンの身をつつむ。すると、その光がなんと衣装になった。

黒い半袖の服や赤い短パンであった。おまけに白いマントまで付けていた。

リムミンのこの白い二人の仲間だったのだ。カワタはそれを見て驚く。

カワタ「・・・・・・・・っ!!リ・・・・・リムミスさん・・・・・・・!!?」

リムミン「・・・・・・・さァ。始めるわよ。哀れなる魂の結集の儀式を・・・・・!」

ネール「うん・・・・・。」   ディン「任せておけ・・・・・・!!」

ネールとディンが後ろの方に向き、3人が手を上にかかげると3人のいる床から、

奇怪な魔方陣が出てきた。そして、周りにロウソクの幻覚が多く浮かんできた。

リムミン「・・・・・・地獄の世に虐げられし悲しき魂よ。今ここで我が呼び声を聞きたまえ。」

ディン「今・・・・・ここに新たな命を与えよう。新たな姿を持って・・・・・。」

ネール「そして、我が僕にして巨大なる力を持った幼き鬼として・・・・。」

リムミン、ディン、ネール「今こそ、多くの悲しき魂に新たな命の結集を・・・・・。」

3人が唱えると、暗闇から怪光が放ちそこから奇怪で巨大な怪獣が現れた。

怪獣「エエエエエェェェェェェェン!!!!エエエエエエェェェェェェェェン!!!!!!」

この怪獣はまるで生まれたばかりの赤ん坊そのものの声を出していた。

その怪獣は多くのトゲを生やした体がほぼ赤く、目が黄色く光っていた。

ディン「見るが良い!!!地獄に堕ちた者たちの魂が一つになった姿であるぞ!!!」

ネール「この者こそ私たちの息子よ。命名は・・・・・マザリュース!」

リムミン「ああ・・・・。なんて可愛いお口。なんて可愛い手。なんて可愛い足・・・・。」

3人はマザリュースの巨大な姿を見て感激する。しかし、カワタは凄まじい恐怖をしていた。

カワタ「う・・・・嘘だ・・・・・!!リムミンさんが・・・・・こんな怪獣を生み出せるなんて・・・・・っ!!!」

マザリュース「エエエエエエェェェェェェェン!!!!エエエェェェェェェン!!!」

怪獣マザリュースは突然、教会内を歩き始めた。一体何をしでかす気だ。

ディン「むっ!?どこへ行く!マザリュースよ!!」

ネール「恐らく、餌を探そうとしているんだわ・・・・・・。」

カワタ「ま・・・・不味い!!ここは逃げなきゃ!!!」  怪獣が自分を食べに来たと察したカワタは、

急いで走り、開いたドアを潜って教会から出た。3人はすぐ、それに気づく。

リムミン「っ!!?あの子・・・・・。」   ディン「むっ!?あの少年・・・・・!見おったか・・・・・!」

ネール「この真実を人間たちは知ってはいけない・・・・・。さて、どうしようかな・・・・?」

リムミン「待って!!・・・・いいの。あの子は・・・・私の・・・・・。」

ネールとディンはこの光景を見たカワタを許さなかっただろう。しかし、リムミンは、

それを静止していた。彼女はカワタを愛しているらしい。それに、

恐らくマザリュースが一番、カワタが密かに見ていたのを一番気づいていたのだろう。


そして、次の日。コリスはロードラッシュで教会の外に来た。そこでは、

リムミンと多くの子供たちがボールで遊んでいた。とても楽しい雰囲気である。

コリス「こんにちわ。リムミンさん。」   リムミン「あら。こんにちわ。コリスさん。」

子供たち「こんにちわ!!コリスさん!!」   リムミンと多くの子供たちがコリスに近づく。

つづく

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ゆー1
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35
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男性
誕生日:
1989/04/29
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学生
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いろんなサイトへいく事 など
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