忍者ブログ
不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
[302] [303] [304] [305] [306] [307] [308] [309] [310] [311] [312]

レリッカー「・・・・・!!・・・・・・・!!!!」

残りのレリッカーたちは怒って、一斉にロードに向けて左手を向けた。

ロードはまたも赤いビームでレリッカーを一人倒す。

その後の瞬間にレリッカーたちの左手から電撃光線が発射された。

複数の電撃光線がロードに迫る。サキとイチゴはこれを見て、驚く。

イチゴ「い、いけない!!」 そして、二人はロードから素早く降りた。

多くの電撃光線がロードに命中し、そのロードが爆発してしまった。

サキとイチゴがいち早く脱出したので、助かったが・・・・。

イチゴ「残る手は白兵戦だ!!ショットバトラーを・・・・!!」

サキ「はい!!!」 イチゴとサキはショットバトラーを出した。

レリッカーたちはそんな二人を襲おうと走る。

イチゴ「既に紫色の銃口を取り付けた!くらえ!!!」

サキとイチゴはショットバトラーで多くのレリッカーを攻撃する。

2発の青い強烈な閃光弾でレリッカーが少数爆発して倒される。

サキ「凄いわ!!たった一発一発で少数の敵を倒せたわ!!!」

イチゴ「よーし!これなら!!」 イチゴは再び青い閃光弾で複数のレリッカーを倒した。

そして、テブリッシュもショットバトラーでレリッカーたちを倒していった。

ちなみに、このレリッカーたちは紫色の目をしてないため、

テブリッシュも普通の銃口のショットバトラーで攻撃していた。

テブリッシュ「これでもくらえ!!!」 テブリッシュは再び射撃する。

一人のレリッカーに命中して爆発する。

だが、その爆発の煙から命中したレリッカーがいた。

そのレリッカーは生きている。何故なら、目が紫色のなっているからだ。

テブリッシュ「ち・・・・っ!やはり、通常では歯が立たないか・・・・っ!!」

そして、レリッカーの後ろにまた二人の紫色の目のレリッカーがいた。

テブリッシュはショットバトラーの銃口を外して、紫色の銃口を取り付ける。

テブリッシュ「たった一発でも複数の敵なら倒せる!!!」

テブリッシュはすぐに青い閃光弾を発射し、3人のレリッカーを倒した。

テブリッシュ「よし・・・・っ!!」 テブリッシュはアスファルトに置いてあった、

X-RCを使う。敵星人を探すつもりだ。レーダーが敵を探そうと回っている。

テブリッシュ「く・・・・っ!まだ、見つからないのか・・・・!!」


隊員たちの決死の活躍を、シャドーとラグロム星人がスクリーンで見ていた。

ラグロム星人「DGCノ奴等ァ・・・・!調子ニ乗リオッテカラニ!!」

シャドー「まあ。私たちを探そうと言うのはまず無理よね。

だって、私たちはこのナイトメアナーサにいるんだから。そう簡単に成功できないわ。」

ラグロム星人「クフフフッ!!ソウヤネェ。ムッ!?アアッ!!アイツラハ・・・・ッ!!!」

シャドー「来たわね・・・・。コリス。それにバンジョーとカズーイも・・・・。」

スクリーンには、コリスとバンジョーとカズーイが乗った専用車が映っていた。

ラグロム星人「アノクソッタレノ外道ドミョガアァァ・・・・!!」

シャドー「あいつらに数十人のレリッカーを送ってやるわ。」


コリスが運転する専用車は今、テブリッシュたちが戦っているところにいた。

カズーイ「ねえねえ。レリッカーって、そんなに強いの?」

コリス「はい。紫色の目になると、とても強くなってしまいます。

それも、敵は多くいます。そいつらが無数で総攻撃して来ては、こちらが不利です。」

バンジョー「だから、僕らの力を必要としているんだね。」

コリス「はい。(もし、彼らもピンチになったら、

僕がクリスタルになって助けなきゃ・・・・。)・・・・っ!?」

その時、コリスは前方に無数のレリッカーがいる事に気づき、急にブレーキを踏む。

それにより、専用車が勢い良く止まり、バンジョーとカズーイがこれに驚く。

バンジョー「あわわわわわわ!!!」  カズーイ「ど、どうしたのよ!?」

コリス「こいつらがレリッカーです!!!」 コリスはレリッカーたちに指をさして、そう言う。

そのレリッカーたち全員が既に紫色の目となっている。

バンジョー「なるほど・・・・・。あいつらがレリッカーか・・・・!」

レリッカーたちは一斉に口から紫色の火炎で専用車を攻撃する。

バンジョー「げげっ!!一斉に火を吹いた!!」 コリス「ちぃ!!!」

コリスはウルトラウォッチを光らせる。その刹那、多くの火炎が専用車にあたり、

その専用車が爆発してしまう。だが、その爆発の中から、

青いシールドに包まれたコリスとバンジョーとカズーイがいた。

バンジョー「・・・・・っ!あれ?生きてる??」

カズーイ「あんた・・・?何したの?」 コリス「・・・・魔法です。」

そう。コリスは専用車が攻撃される前の瞬間に、防御魔法シルドを唱えた。

コリス「僕はマリンナーサの王子なんです。だから、魔法も使えます。」

バンジョー「そうか・・・・。あっ!またレリッカーどもが迫るぞ!!!」

レリッカー「・・・・・・・・・!!!」 レリッカーたちが3人に近づくように走る。

コリス「く・・・っ!

(流石にウルトラマンクリスタルである事を二人に見せてはいけない・・・!)」

カズーイ「相当戦いたいそうね!!行きましょ!!バンジョー!!!」

バンジョー「おう!!カズーイ!!でやああああぁぁぁぁぁ!!!!!」

バンジョーは走って、無数のレリッカーに向かった。

今、バンジョーとカズーイの戦いが始める。

レリッカー「・・・・・・!」 二人のレリッカーが跳び出し、右手の剣で切りかかる。

バンジョー「むっ!!ツメツメパンチ!!!!」

バンジョーはツメツメパンチでその二人のレリッカーを一気に破壊した。

そこに、4人のレリッカーが電撃光線で攻撃する時、バンジョーがしゃがみ出す。

バンジョーとカズーイ「とんぼがえりジャンプ!!!」

バンジョーとカズーイがとんぼがえるジャンプで、敵の攻撃を避け、

一気にレリッカーたちのところへ着地する。周囲のレリッカーが一気に襲い掛かる。

レリッカー「・・・・・!?・・・・・・!!」

バンジョー「ぬっ!!せい!!とう!!でや!!はぁ!!」

カズーイ「ふん!!えぃ!!そりゃ!!せや!!やぁ!!」

バンジョーが己の拳と足を駆使した格闘で、カズーイは自慢の嘴で、

次々とレリッカーを倒して行く。だが、

一人のレリッカーが不意をつくように、右方からバンジョーとカズーイに迫る。

レリッカー「・・・・・・・・・・!!!!」 バンジョーとカズーイ「なっ!!?」

コリス「どりゃあああぁぁぁぁ!!!!」 その時、コリスがいきなり跳び出し、

バンジョーとカズーイに襲い掛かるレリッカーを思い切り殴った。

殴られた敵は倒れが、まだ完全に倒されていない。

バンジョー「おお!コリス君。」 カズーイ「やるじゃない!」

コリス「僕もできり限り協力します!!」

バンジョー「よし!!では、行くぞ!!!セパレートだ!!!」

カズーイ「ええ!!!」 コリス「セパレート・・・・!?」

コリスのようにセパレートとは何か知らない君に教えてあげよう。

それは、カズーイがリュックから出て、バンジョーとカズーイがそれぞれ、

単独で戦う、凄い技だ。それが今、始まろうとしている。

バンジョーとカズーイ「セパレート!!!!!!」

カズーイがリュックから出た。二人はそれぞれ、レリッカーに立ち向かう。

コリス「カズーイさんがリュックから離れた!いわば分離作戦・・・・!!」

カズーイ「はっ!!えい!!とあ!!」 カズーイは自身の羽を振るい、

次々とレリッカーを切り裂いて倒す。カズーイの羽は刃物にもなれるのだ。

バンジョー「ぐるりんリュック!!!!」

バンジョーは自身のリュックを振り回して、周囲のレリッカーを叩き壊す。

カズーイ「ウィングアタック!!!!!」

カズーイは回転しながら、羽でレリッカーを多く斬り倒した。

コリス「凄い・・・・!敵の数がどんどん減っていく・・・・・!!」

コリスはバンジョーとカズーイがそれぞれの格闘でレリッカーを倒して行く事に、

初めて二人の強さを感じて、頼もしいと思っていた。

バンジョー「カズーイ!!!」 カズーイ「うん!!」

カズーイがバンジョーの後ろから跳んで、

彼の上を越え、バンジョーがカズーイの尻尾?を掴む。

バンジョーとカズーイ「ハリセンカズーイ!!!!!!」

バンジョーはカズーイを武器にして、目の前のレリッカー3人を叩き壊す。

さらに、その衝撃で数人のレリッカーが吹き飛ぶ。ハリセンカズーイは、

カズーイを地面に叩きつける超強力な必殺打撃技である。

そして、カズーイはリュックに戻る。

バンジョー「これで全滅だな。」 カズーイ「でも、星人も探さなきゃね。」

コリス「はい・・・・。あっ!後ろからまた新たな敵が!!!」

バンジョーとカズーイ「何!?」 3人は後ろの方を向く。

そこに、新たなレリッカー部隊が迫ろうと歩いていた。

バンジョー「ち・・・っ!増殖か・・・!」 カズーイ「何度でもやるまでよ!!」

コリス「いえ!ここは僕がやります!!」

バンジョー「コリス君・・・!でも、君は・・・・。」

コリス「大丈夫です。それに、僕の仲間たちが危ないかも知れません。

だから、あなたたちは僕の仲間を助けてくれませんか!?」

バンジョー「・・・・良いだろう。行くぞ。カズーイ!」

カズーイ「ええ!カズーイダッシュ!!!」

カズーイがリュックから自身の足を出して、地面につく。

カズーイダッシュは、カズーイがバンジョーの代わりに走る高速移動技である。

カズーイは物凄いスピードで走って行った。コリスはレリッカーの方に向いた。

コリス「これで心おきなく戦える・・・・!ショワッチ!!!」

バンジョーとカズーイがいなくなったところを見たコリスはクリスタルに変身した。

今回の敵は等身大なので、我らがクリスタルも等身大で戦う。

ウルトラマンクリスタル「シュワ!!!」 クリスタルがファイティングポーズをとると、

複数のレリッカーがクリスタルを倒そうと走って来た。

レリッカー「・・・・・・!!・・・・・・・・・!!」

ウルトラマンクリスタル「ぬっ!!えい!!シュア!!てやああぁぁぁぁ!!!!」

クリスタルは一番に襲って来たレリッカーの顔面にメガトンパンチを打ち込んで倒す。

次の二人を手刀で切り倒し、別の敵にはハイキックで倒した。

レリッカー「・・・・!・・・・・・・!!!」

他のレリッカーたちが遠距離から電撃光線を一斉に発射する。

ウルトラマンクリスタル「ショワ!!!クリスタルボマー!!!」

クリスタルは空を飛んで攻撃を避け、空からクリスタルボマーで複数の敵を爆破させる。

ウルトラマンクリスタル「ウルトラキック!!!」

さらにクリスタルは空中キックで一人のレリッカーを倒し、

他の敵ロボットと格闘を繰り広げる。

ウルトラマンクリスタル「ふん!!とぉ!!ショワ!!シェアアァァッ!!はああぁぁ!!!」

クリスタルは素早い格闘で多くのレリッカーをそれぞれ一撃で倒していく。

レリッカー「・・・・・・・!!」 その時、一人のレリッカーが右手の刃を、

ドリルに変えてクリスタルを襲う。鋭いドリルでクリスタルを突き飛ばす。

ウルトラマンクリスタル「うあぁ!!く・・・・っ!!ムーンギロチン!!!」

クリスタルはムーンギロチンでドリルで攻撃したレリッカーを真っ二つにした。

他のレリッカーもドリルを使ってクリスタルを襲おうとする。

しかし、クリスタルは格闘で対抗していった。


その戦いをスクリーンで見ているシャドーとラグロム星人。

ラグロム星人「アレガウルトラマンクリスタルカァ・・・・!

ウワサ通リ、ムカツク事ヲシテヤガンノォ・・・!!」

シャドー「このままでは、全てのレリッカーが倒される恐れもあるわ。

ラグロム星人!!すぐにクリスタルをここへ引きずり込むのよ!!!」

ラグロム星人「ヨオォォッシャ!!イックデエエェェ~ッ!!!」

ラグロム星人は指をパチンと鳴らした。


その時、クリスタルの後ろから奇怪な光のトンネルができた。

ウルトラマンクリスタル「何っ!?」 クリスタルは後ろの光のトンネルに気づく。

そのトンネルがクリスタルを吸い寄せてきた。

クリスタルは自分の意思にも関わらずにトンネルの中に入れられてしまう。

ウルトラマンクリスタル「うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」


そして、ここシャドーとラグロム星人がいる薄暗い部屋にもある、

光のトンネルからウルトラマンクリスタルが出てきた、床に落ちた。

ウルトラマンクリスタル「うわっ!!・・・・・っ?ここは・・・・。」

クリスタルはここがどこなのかわからない。シャドーがそんなクリスタルに話しかける。

シャドー「ようこそ、コリス。我が城へ・・・・!」

ウルトラマンクリスタル「っ!!シャドーさん!!それに・・・・ラグロム星人!!!」

クリスタルはシャドーとラグロム星人を見て、ここが敵のアジトである事に気づく。

ラグロム星人「オドレガクリスタルカイノォ。我ガ同胞ノ仇ヲトラセテモライマッセェ!」

ウルトラマンクリスタル「く・・・っ!そのためにシャドーさんの手下になったか!

それに、あの光のトンネルでバンジョーさんとカズーイさんをこの時代へ飛ばしたのか!!」

ラグロム星人「セヤァ。ココデワレハ、フルボッコニサレルンヤデェ!」

シャドー「行け!!ラグロム星人!!クリスタルを痛めつけろ!!!」

ラグロム星人「オオオォォォウ!!!」 ラグロム星人は両手から光線を発射した。

ウルトラマンクリスタル「ショワ!!」 クリスタルは星人の光線を避ける。

光線が壁にあたり爆発する。怒ったラグロム星人がクリスタルに迫る。

ラグロム星人「ワアアアアァァァァァァ!!!!!」

星人がクリスタルの首を絞めようと両手を出し、

クリスタルも両手で敵の両手を掴み、攻撃を止める。

ウルトラマンクリスタル「く・・・・っ!!」 ラグロム星人「ヌウゥゥゥゥ・・・!!」

シャドー「ナイトメアブレード!!!!」 その時、シャドーが不意をついて斬りかかる。

ウルトラマンクリスタル「ぐわっ!!!」 ラグロム星人「オオッ!?」

クリスタルはシャドーの攻撃を受けて、ひるむ。星人はいち早くクリスタルから離れた。

つづく

拍手[0回]

PR

その少女は秋田学園中学生の衣装をして、髪が青く、

おさげ・・・・と言うかツインテールをしていた。

光次郎はそんな姿をした少女を見て、驚きの顔をして涙が出そうになる。

そう。この少女こそが、かつて光次郎を愛し、

デスナイトに殺されてしまった松村真奈美そのものであった。

真奈美は生き返ったのだ。光次郎は突然の出来事に固まりそうに見える。

真奈美「・・・・・怖がらないで。お化けじゃないもん♪」

光次郎「君は・・・・本当に真奈美ちゃんだよね・・・・??」

真奈美「本当だよ。あなたとの思い出、ちゃんと覚えてるよ。

特にあの夜のクリスマスパーティがね・・・・。

とりあえず、久しぶりだね!光次郎君!!!」

光次郎「ま・・・・真奈美ちゃん・・・・!(・・・・この感じ。

この暖かな感じ・・・・間違いない。本物の真奈美ちゃんだ・・・・!」

光次郎は知っているのだ。かつての真奈美と今の真奈美からは、

優しく暖かい感じが同じであると。これにて、光次郎は彼女が本物であると確信した。

彼の目から一粒の涙の雫が落ちて来る。そして・・・・・。

光次郎「真奈美ちゃああぁぁぁぁぁん!!!!」

光次郎は涙を流し、真奈美に抱きついた。彼女に会えて、よっぽど嬉しかったのだ。

光次郎「わあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

泣き崩れる光次郎を真奈美は優しく、彼の頭を撫でる。

真奈美「よしよし・・・・。余程と、辛い想いをしたんだね。」


そして、光次郎は真奈美から離れて、涙を拭きながらこう言った。

光次郎「確かに・・・・辛い想いをしたよ。けど・・・・。

その分、幸せな事もあった。」

真奈美「幸せな事・・・・??」

光次郎「・・・・あかりさんのあかげで、桜ちゃんと仲直りできて、

友達もたくさんできた・・・・。それだけじゃない!

僕は・・・・その友達を守るための強さを持った。」

真奈美「あかりさん・・・・?彼女のおかげね。」

光次郎「ああ。あの人は僕にとって、天使のような人だった。」

真奈美「・・・・・そう。あの裏切り者が・・・・・。」

光次郎「え・・・・・?」

真奈美「・・・・ところで、何で私が生き返ったか、教えてやろっか?」

光次郎「う、うん・・・・。」 光次郎は少し不安そうに頷く。

真奈美「くす・・・・っ。実はね、私・・・・・。」

真奈美は黒そうな笑みを浮かべ、恐ろしい真実の言葉を放った。

真奈美「デスナイトに助けられたの。」 光次郎「え・・・・・っ!???」

光次郎は思いもよらぬ事実に、信じられる驚く。


その頃、ティアーズとの戦いでヘナヘナして歩いたあかりは、

ちょうど、高町邸へと帰った。あかりは廊下の壁のところで座り込み、息をしている。

あかり「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。お、恐ろしい敵だったわ・・・。

私のフラッシュブレイカーが通用しないなんて・・・・!

考えなければ・・・・・あのジャンボロイドを倒す方法を・・・・・っ!!」

あかりはティアーズに対抗できる方法を考えようと、目を瞑る。

だが、その時。再び泣き叫ぶ男の子と、積み木で遊んでいる女の子の姿が浮かんでくる。

あかり「っ!!!ま・・・またあのヴィジョン・・・・。

もしかして、あの二人は・・・・・・・!!」

そして、あかりはあの二人の子供の正体に気づき始めつつあった。

あかりはすぐにまた、高町邸から出て行った。


光次郎「デ・・・・・デスナイトに助けられたって・・・・!??」

真奈美「そうよ。私ね、デスナイトの事を感謝しているの。」

光次郎「う・・・嘘だ!!君は・・・・デスナイトを憎んでいたハズだ!!

君はそのデスナイトに両親を奪われたんだろ!?悔しかったんだろ!?」

真奈美「確かに、両親を殺した事は許せない。けどね、それは間違ってた。

知ってる?この世の中ね、どんどん汚くなっているの。己のエゴを走る大人たちによってね。

けど、デスナイトの大人たちは違う。

彼らは純粋な心を持って、世の中を変えようとしているのよ。」

光次郎「違う!!世の中を汚くしたのはデスナイトだ!!

己のエゴを走っているのはデスナイトのメンバーたちなんだ!!!

どうしたんだよ!真奈美ちゃん!!一体、何があったんだよ!?

あんなに優しかった君が、どうして・・・・・っ!!!」

真奈美「言ったでしょ?デスナイトに助けられたって・・・・。ねえ。光次郎君。」

光次郎「な、何だ・・・・!?」 真奈美は光次郎に近づき、彼の両手をとる。

真奈美「デスナイトに入って。」 そして、真奈美は彼の顔に近づけ、切なくそう言う。

光次郎「な・・・・に・・・・・!!???」

真奈美「私、光次郎君が好きなの・・・・。誰にも渡したくないの。

あかりさんにも、桜ちゃんにも。だから、私と一緒にデスナイトで暮らしましょ?」

光次郎「い・・・・嫌だ!!!」 光次郎は真奈美をどつく。

真奈美「きゃっ!!!」 真奈美は光次郎にどつかれ、地面に尻餅がつく。

光次郎「僕は君の死をきっかけに、デスナイトと戦っているんだ!!

そして、これまでの敵からこの世界の平和を守って来た!!!

だから・・・・たとえ君の頼みでも、デスナイトの味方には決してならない!!!」

真奈美「そう・・・・残念ね・・・・・。あなただけは殺したくないけど・・・・。

私がどうやって生き返ったか・・・・。今、その姿を教えてあげるわ。」

真奈美はそう言いながら、自身から紫色の光を発した。

その光と共に真奈美が巨大化していき、衣装も変わっていく。

この姿はティアーズ・ソウル。光次郎はそれを見て、恐れる。

光次郎「真奈美ちゃん・・・・!まさか・・・・・君が・・・・・!!!」

そう。真奈美はティアーズ・ソウルだったのだ。

真奈美はジャンボロイドとして生まれ変わったのだ。

ティアーズ・ソウル『そう・・・・。これが私の本当の姿よ。

私は忍者ジャンボロイドに殺されて死んでしまった。けど私は、

マリオネット回路によって、第2のマリオネットライターとして生まれ変わったのよ!』

光次郎「第2のマリオネットライター・・・・!?はっ!!」

その時、光次郎は高町博士の言葉を思い出す。

高町博士『そう。ティアーズも、真奈美の心臓から造れた回路をコアに、

造られたライターに続く元人間のジャンボロイドだ。』

光次郎「まさか・・・・本当だったのか!おじいさんの言ってる事は・・・・!!」

ティアーズ・ソウル『ねえ、光次郎君。私より前に造られた人間ジャンボロイド・・・・。

実は・・・・あの人の方が好きなんでしょ?あなたは・・・・。』

光次郎「マ・・・・マリオネット・ライター。あかりさんの事か・・・・!?

そ、そうだ!僕は彼女が好きだ!!彼女のおかげで僕は戦えるようになったんだ。」

ティアーズ・ソウル『そう・・・・。でもね、私。そのあかりさんを殺すために造られたの。』

光次郎「そんな事はやめてくれ!!僕は君もあかりさんも好きなんだ!!!」

ティアーズ・ソウル『ありがとう。でも、浮気は嫌だから、やはりあの人を殺さなきゃ・・・・。

私より光次郎君が好きになりそうな女の子は・・・・皆、殺してあげる。』

光次郎「それが桜ちゃんたちでもか!!そんなの・・・・僕がさせない!!!」

光次郎がボウガンを構えて、ティアーズに向ける。

ティアーズ・ソウル「ライドシュート!!」 ティアーズはライドシュートで光次郎を攻撃する。

光次郎「うわっ!!!」 光次郎は攻撃を避けて、岩場に隠れる。

そこから火薬入りの矢でティアーズを攻撃する。しかし、ティアーズには通用しない。

ティアーズ・ソウル『くすっ。そんな事しても無駄だよ、光次郎君。

それに、私は光次郎君のやる事全て許すから、いっぱい攻撃しても良いよ。』

光次郎「そ・・・・そんな・・・!僕の攻撃が通じない・・・・!!」


第2分隊基地の司令室では、通信隊員がレーダーでティアーズを発見した。

通信隊員「だ、第2分隊基地付近にジャンボロイドが出現しました!!!」

日向隊長「く・・・・っ!迎撃部隊を編成し、直ちにジャンボロイドを破壊してください!!!」

神山副隊長「私が行きます!!」 神山副隊長が司令室から出る。

春日「我が第6分隊から援軍を出しますわ!」 日向隊長「よろしくお願いします・・・!」

高町博士(光次郎・・・・・。やはり、お前はあの娘に・・・・・!!)


光次郎はティアーズから離れながら、敵を攻撃し続ける。

ティアーズ・ソウル「・・・・・・・・・!」

だが、ティアーズには通用せず、光次郎に迫るように歩く。その時。

ティアーズ・ソウル「ウッ!?・・・・・・ッ!!」

突然、右の方向から無数の銃弾がティアーズを攻撃。ティアーズはそこに向く。

そこに神山副隊長率いる数人の隊員たちがそれぞれの銃器で攻撃していた。

神山副隊長「撃て!!なるべく基地から離れるように誘導するんだ!!!」

神山副隊長はそう言いながら、ガトリングガンでティアーズを攻撃する。

ティアーズ・ソウル「・・・・ッ!!!サッチ・トライデント!!!!」

ティアーズは左手から黄色い3つの光弾を発射した。

3つの光弾が神山副隊長たちの周りに命中し、爆発する。隊員たちはひるみそうになる。

光次郎「あっ!!神山副隊長!!!」

神山副隊長「ひるむな!!後退しながら攻撃を続行せよ!!!」

神山副隊長と隊員たちは敵から離れながら、迎撃を続ける。

ティアーズは攻撃を受けながらも、隊員たちに迫ろうと歩く。

ティアーズ・ソウル「フィンガー・ラッシュ!!!!」

ティアーズはライターと同じ連射技であるフィンガーラッシュで隊員たちを襲う。

神山副隊長たちは無数の光弾から避けるように走る。

隊員たち「うわあああぁぁぁぁ!!!」 「ぎゃああああぁぁぁぁぁ!!!」

中にはフィンガーラッシュによる爆発に巻き込まれて、倒れてしまう隊員も少数いた。

神山副隊長「くぅっ!!よくも仲間を!!!」 神山副隊長はティアーズに攻撃する。

ティアーズ・ソウル「フッ!!『へぇ・・・・。あなた、もしかして。

光次郎君と馴れ合ってるみたいね。せっかくだけど、彼は私のものだから・・・・。』」

ティアーズは神山隊長の連射から腕でガードして、そう言う。

ティアーズ・ソウル「ハアアァァッ!!!」 さらに、敵はサッチトライデントを発射する。

3つの光弾が神山副隊長たちの周りに命中、爆発する。彼女たちはこれにひるむ。

神山副隊長「くううぅぅ・・・・・っ!!」 隊員「わああぁぁ・・・!!」

光次郎「やめろ!!やめるんだ!!真奈美ちゃん!!!」

ティアーズ・ソウル「『光次郎君・・・・!?』・・・・ッ!?」

そこに、フライングファイターが飛んで来た。

前のコックピットが桜、青井。後のコックピットが清水、野沢である。

光次郎「フライングファイター・・・・!桜ちゃんたちだね!!?」

桜「大丈夫!?光次郎君!!」 青井「こいつ・・・!さっきの強敵だわ!!!」

ティアーズ・ソウル『この大きい飛行機に乗っているのは、全員女の子みたいだけど・・・。

あの人たちも、光次郎君を愛しているのかしら?

それとも、光次郎君が愛しているのかしら??』

光次郎「やめてくれ!!真奈美ちゃん!!

それには僕の大切な人たちが乗っているんだ!!!」

ティアーズ・ソウル『ふーん。そっか。じゃ、消してあげる♪』

青井「消してあげるですって!?上等よ!!!」

フライングはレーザーバルカンでティアーズを攻撃した。

ティアーズ・ソウル「クッ!!ウウゥゥ・・・・!!スパイラル・ランス!!!!」

攻撃を受けたティアーズはバック転で避けて、

スパイラルランスで攻撃するが、フライングはそれを避ける。

桜「今度こそ負けない!!!行けェ!!!」

フライング・ファイターは特殊ミサイルを2発発射する。

ティアーズ・ソウル「・・・・ッ!ティアーズ・キャリバー!!!」

ティアーズは右手を剣に変えて、それに2発のミサイルを切り裂いた。

ミサイルはティアーズに命中できずに、爆発した。攻撃は避けられた。

野沢「技がライターに似ているなんて・・・!」

清水「あいつは・・・・マリオネットライターを意識して造られたのか!!?」

ティアーズ・ソウル『ふっ。愚民のメカって結構大した事ないのね。

光次郎君。この後、あなたは私しか愛せなくなるから、安心して良いわよ。くす・・・。』

光次郎「そ、そんな・・・・!そんなの僕は望んでいない!!」

ティアーズ・ソウル『じゃあ、何で私が死んだ時、私をあんなに想ってくれたの?

あんなに想ってくれたなら・・・・私以外の女の子なんていらないよね・・・??』

光次郎「そ・・・・それは・・・・・。ん?あ!ライター!!!」

ティアーズ「ッ!!?」 光次郎は空からマリオネットライターが飛んで来た事に気づく。

ライターはティアーズの前に着地する。

マリオネット・ライター「またあなたね・・・!今度こそ倒してみせる!!」

ティアーズ・ソウル『来ちゃったんだ。ライター・・・・いえ、あかりさん。

でもね。私、あなたと同じ方法で生まれて、力を持っているのよ。』

マリオネット・ライター「私と同じ・・・!?」

ティアーズ・ソウル『そうよ。私もあなたも元は人間だったのよ。』

つづく

拍手[0回]


今回はやる事ないので、ぼやくだけです。

最近、弟との約束で家の手伝いをするようになりました。

できたら、お金がもらえるからです。いっぱいもらえたら嬉しいです。

・・・・・それだけです。

これをやれば、いつかは早く就職できる・・・・・といいなァ(

拍手[0回]

シャドー「ええ・・・・。あなたの科学で造られた時空のトンネルで、

呼び寄せたあの熊と鳥の怪人の事だけど・・・・。

残念な事にあの二人、DGCの味方になったそうよ。」

ラグロム星人「ナッ!ナナナナナ・・・・ナンドスットォ・・・!??」

ラグロム星人はそれを聞いて、急に怯える。

そう。バンジョーとカズーイはラグロム星人の造った時空のトンネル・・・。

すなわち、光の穴に吸い寄せられ、この現代に送り込まれたのだ。

DGC基地攻撃のために・・・・。しかし、あの二人には正義の心を持っている。

そのため、攻撃対象であるハズのDGCと仲間になってしまったのだ。

ラグロム星人の先攻作戦は失敗に終ったのだ・・・・。

ラグロム星人「ソ、ソゲンジャ!アノガキ共ハ、モシカシテ・・・・ッ!!」

シャドー「私たちに襲い掛かる確率は、まず100%ね。」

ラグロム星人「オ・・・オドレ!DGCノ奴等!!ヤリオッテカラニッ!!!

コゲンナリャ、全レリッカーヲ出撃サシェテ、一気ニアノ熊ト鳥ゴト、

DGCモウルトラマンクリスタルモマトメテ殺ッタルンド!!!!」

シャドー「ゴダルにも協力してもらうように頼むわ。

きっと、、物凄い戦争になるかも知れないわねェ・・・。くすっ。」

そして、シャドーは生産されたばかりのレリッカーたちを見る。

シャドー「さァ。私の力を分けてあげるわ。」

シャドーは右手から悪夢のエネルギーを放出し、

そのエネルギーを多くのレリッカーに与えた。レリッカーの目が紫色に光る。

ラグロム星人「フフフフフ・・・・・フヒヒヒヒヒヒヒ!!!!

フウゥゥゥゥゥッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒ!!!!!」

星人の笑い声がナイトメアナーサ全体に響いていた。

その間にもレリッカーが多く生産されていく。


そして、深夜。無数のレリッカーが数機に分かれ、各地で暗躍していた。

それは、新しく開発されたレリッカーたちの性能テストのためであった。

レリッカーたちは各地で、車、ビルなどの無機物を攻撃して実験していた。

中には人間を実験台にして殺してしまうレリッカーも数機いた。

次の日、その奇怪な事件の情報がDGC本部に届けられた。

サキ「謎の宇宙ロボットが各地で破壊テロを起こしたそうです。死者が少数になってます。」

モモ「そう・・・。シャドーめ・・・恐ろしい事をするわ・・・・っ!!」

シュドー「ちっくしょう!!レリッカーの奴、目が紫な時は強いしよォ・・・!」

モモ「それはシャドーからもらった魔力を持ってるからよ。」

サキ「さらに、今日の警視庁の報告によりますと、

また奇怪な宇宙ロボットが密かに動いているとの情報が入っていました。」

モモ「く・・・っ!!なんとか対抗する方法を考えないと・・・・!」

モモが苛立ちそうなその時、テブリッシュがこの司令室に来て、モモの前に立つ。

テブリッシュ「その対抗する方法なら・・・・もう思いついていました。」

モモ「思いついていた・・・・!?

テブリッシュ「ええ・・・!レリッカーを倒すためには、

まず、奴等を開発している星人を探せば良いんです!!」

シュドー「けど、レリッカーを造っている星人って、

まだ誰なのかわからないんだぜ!?」

テブリッシュ「だから、これで探せば良いんだ。」

テブリッシュはX-RCに触れてそう言う。今回の切り札はX-RCなのだ。

テブリッシュ「こいつでレリッカーを造った物質を探知するんです。」

モモ「そこで、星人を探して一気にフルボッコってワケね。」

コリス「この戦いで勝てたら・・・・!

テブリッシュさんの科学力が高く評価されますねっ!!」

テブリッシュ「私の科学力だけではない。あの二人の力も必要だ。」

サキ「あの二人・・・・。ああ、あの熊さんと鳥さんね。」

イチゴ「バンジョーとカズーイか・・・・。」

テブリッシュ「そうだ。さっそくだが、コリス。彼らを呼んで来てはくれないか?」

コリス「はいっ!!」  コリスはバンジョーとカズーイを呼ぼうと司令室から出た。

シュドー「・・・・ところで、レリッカーへの対策も考えているのか?」

テブリッシュ「もちろんさ。レリッカーを一撃で倒すにはまず、

ショットバトラーで十分だろう。紫の目のレリッカーもある程度なら倒せるが、

そいつらはまた未知の魔力で、我らの攻撃を防いでしまうだろう。

そんな事もあろうかと、これを造ってやった。」

テブリッシュはどこからともなく、何かの機械を持ち出した。

コリス「こ・・・これは、ショットバトラーのパーツ・・・・!?」

シュドー「ショットバトラーの銃口が紫色になっているだけじゃねェか!?」

そう。テブリッシュが持ち出したのは、ショットバトラーのパーツである、

銃口が紫色になった物であった。元々は赤と青であったが・・・・。

テブリッシュ「色だけではない。これを前の銃口を取り替える事で、

ショットバトラーの威力が10倍になるんだ。

魔力を持ったレリッカーを一撃で倒せるが、閃光弾のエネルギーが大幅減るだろう。」

シュドー「つまり、敵に合わせて使い分けろって事だろ?」

テブリッシュ「そうだ。なるべく、エネルギーを温存しながら戦うんだ。

その前に星人を見つければ、必ず勝機はある。」

モモ「そうね。・・・・ただし、あのゴダルの奴さえ来なければね。」

サキ「っ!クリスタルのライバル戦士ですね・・・・!」

モモ「とりあえず、今回の任務はレリッカーを開発した星人をいち早く、

探して即座に殲滅する事。スピードが勝負よ。いいわね!?」

隊員たち「はいっ!!!」


サキの部屋で、バンジョーがベッドで眠っていた。

隣のところに置いてあるリュックからカズーイの上半身が出てきた。

カズーイ「バンジョー!起きなさいよ!元は他人の部屋なのに・・・。」

カズーイが起こそうとするが、バンジョーが目を覚まさない事に呆れる。

コリス「失礼します。」  そこに、コリスが入って来た。

カズーイ「あら。おはよう、コリス。」

コリス「バンジョーさん。まだ眠っていますね。」

カズーイ「ごめんねェ~っ。平和な時はいっつもこうなの。」

コリス「そうですか・・・。でも、この現代にだって平和ではないんです。」

カズーイ「ん?どう言う事?」 その時、バンジョーがやっと起きだした。

バンジョー「ふああああぁぁぁ~っ。よく寝た・・・・。あ、コリス。おはよう。」

コリス「おはようございます。」

バンジョー「ところで、何か話しに来たのかぃ?」

コリス「はい。あなたたちの未来世界に・・・・怪獣とかいますか?」

バンジョー「え?ん~っ。いるにはいたよ。けど、それ以上に恐ろしいのは、

巨大なテロ組織のグランティさ。怪獣を越えた凶悪さを持つ奴らと僕らは戦っているんだ。」

コリス「そうですか・・・。この現代には、恐ろしい怪獣や宇宙人に襲われているんだ。

僕らDGCがそいつらから地球の平和を守っているけど・・・・。」

カズーイ「そう。この時代には怪獣と宇宙人がわんさかいるワケね・・・・。」

バンジョー「でも、この時代ではウルトラマンと言う、

僕らの時代では伝説の存在となっている巨人が守っているよね?」

コリス「はい。それより、今日もまた、宇宙人による攻撃が始まりました。」

バンジョーとカズーイ「宇宙人が・・・・!?」

コリス「星人は凶悪な魔力を持った戦闘ロボットを使って、

この世界を襲っています。このままでは、この世界が危ない。

お願いします!どうか・・・・僕らに力を貸してくれませんか!?」

コリスは必死な叫びで言った。それを聞いた二人は当たり前な返事をする。

カズーイ「・・・・そんなの当たり前じゃない!でしょ!?バンジョー。」

バンジョー「ああ。もちろんだよ。一緒に戦おうよ!コリス!!」

コリス「・・・ありがとうございます!!」 コリスは笑顔になってそう言った。

バンジョー「よーし!じゃあ、行くか!!宇宙人を倒しに!!」

カズーイ「宇宙人なんかあたいの嘴で地獄で落としてやるわよ!!」

コリス「では、司令室へ行きましょう!!皆さんが待ってます!!!」

バンジョーとカズーイ「うん!!!」 こうして、3人は司令室へ行ったが・・・・?


コリス「ええええぇぇぇぇ~っ!!??テブリッシュさんたちが先に行ったですって!?」

モモ「ええ。あいつ、意外と気が早いところもあるのね。うん・・・。

まあ。コリスを信じて、先にレリッカーたちを倒しに行ったでしょう。」

コリス「そうですか・・・。」

カズーイ「でも、あたいたちも出撃しても良いんでしょ?」

モモ「もちろんよ。テブリッシュが出撃する前、

コリスにあんたたちを連れて出撃させてくれとの伝言があったわ。」

バンジョー「では、僕らはコリスと一緒にレリッカーを倒せって事ですね。」

モモ「ええ。コリス。バンジョーとカズーイを連れて、専用車で現場に直行しなさい。」

コリス「了解!!!!」

こうして、コリスは専用車でバンジョーとカズーイを連れて、

レリッカーが暗躍せり地区へと行った。


一方、テブリッシュ、シュドー、サキ、イチゴの4人はロードラッシュで、

レリッカーが暗躍していると言う町に着き、ロードから降りていた。

テブリッシュ「これから3つに分かれて、レリッカーを掃討する。

私は一人徒歩で、X-RCで星人を見つけるので、見つけ次第連絡する。

シュドーは一人で徒歩、サキとイチゴはロードで行動してくれ。

それでは・・・・行くぞ!!!作戦開始だ!!!」

シュドー、サキ、イチゴ「了解!!!!」

こうして、隊員たちはそれぞれに分かれて行動を開始した。

まずはシュドー。シュドーは敵を探そうと走っていった。

そこに、3人のレリッカーが現れた。シュドーは敵を発見して、歩を止める。

レリッカー「・・・・・・・!」 シュドー「へっ!さっそくお出ましか!」

シュドーはショットバトラーを構えて、速攻で連射した。

3つの閃光弾が3人のレリッカーを攻撃。

二人の敵が破壊されてしまうが、一人だけ残っているレリッカーがいた。

レリッカー「・・・・・・!!」 そのレリッカーの目が紫色に光っていて、

左手の平で紫色の光のシールドを張って身を守ったからだ。

シュドー「ち・・・・っ!なら!!」 シュドーはショットバトラーの銃口を外し、

紫色の銃口を取り付ける。シュドーはその銃口を付けた銃器でレリッカーを攻撃する。

シュドー「いけっ!!」 そして、銃口から青い強烈な光が出て、

その強烈な光の閃光弾がレリッカーの紫のシールドを破り、敵に直撃した。

レリッカー「・・・・・・!???」 攻撃を受けたレリッカーは爆発して、砕け散った。

シュドー「おお・・・!今の閃光弾・・・・並みのより凄いぜ・・・・・!!!」

一方、サキとイチゴがロードラッシュで、数人のレリッカーに向かった。

レリッカー「・・・・・・・!・・・・・・!!」

複数のレリッカーが口から無数のレーザーを連射する。

イチゴ「ひるむな!!振り切るんだ!!」 サキ「はいっ!!」

サキがロードを運転し、真っ直ぐ敵陣へと走って行った。

イチゴ「くらえ!!」 ロードは拡散レーザーを連射し、

5人くらいのレリッカーを倒した。残りが少数になる。

その少数のレリッカーたちが紫色の目になった。魔法を使うぞ。

イチゴ「く・・・・・っ!!」 ロードが赤いビームを発射して、一人のレリッカーを攻撃。

そのレリッカーが爆発して倒される。どうやら先攻したのだろう。

つづく

拍手[0回]

悲劇の言葉を聞いた光次郎は、今までの事を思い出す。

サンダーフェイズの雷撃で殺された両親、ソニックキャリバーによって、

殺された真奈美・・・・。ミラージュザイスの幻覚で悪の道に堕ちた中嶋。

アクアンフィッシャーのマスターによって家族を失った青井。

他にも、デスナイトによって悲劇を齎された人々・・・・。

光次郎は忘れやしない。デスナイトが生み出した多くの悲劇を・・・。

光次郎は怒りに燃えた。これ以上、デスナイトひよる悲劇を生ませないと・・・。

他の隊員たちはもちろん、村木長官も高町博士も同じ気持ちであった。

村木長官『これ以上、デスナイトの破壊活動は何としても、

止めなければならん!!そのためにも、君たちSSPが頑張らなければならない!!』

長官の言葉に全分隊の隊員たちが真剣になる。花園隊員に神山副隊長・・・。

阿相隊員に東雲隊員までも・・・・・。

村木長官『そこへ、SSPのドイツ支部がデスナイト総裁を打ち倒すべく、

奴らの本拠地を草の根を分けながらも必死の探索を続いている。

もし、発見できた場合。全国の支部のSSPメンバー数千人による、

総攻撃でデスナイトの総裁の首を取るのだ!!これが最後の戦いとなろう・・・・っ!』

そして、スクリーンのモニターが消え、春日が隊員たちにこう言った。

春日「・・・・聞いた?皆。ついにデスナイトとの戦いに終止符を打つ時が来たわ!!」

野沢「でも・・・・。総裁を倒しても、対日本攻撃支部を始めとする残りの支部は・・・・?」

清水「奴等は残党として、また我々に挑戦するに違いないでしょう・・・。」

春日「それでも・・・・。やらなきゃならないのよ。敵の頭を打てば、

敵側の戦力が大幅に減るに違いないわ。てっとり早いでしょ?」

青井「そうよ・・・っ!デスナイトを全滅させるためにも、その方が早い!!」

桜「ええ・・・!HM星の物質エネルギーを手に入れたのも敵の総裁。

総裁を倒せば、ジャンボロイドとモンスロイドを造れる力もなくなると思うわ!!!」

光次郎「だが、始めは桐原を・・・・対日本攻撃支部をも倒さねばならない!!

ドイツSSPの皆さんが総裁の居場所を突き止める前に、奴等を少しでも叩かなければ!!」

春日「それも悪くないわね。時間潰しとしては・・・・・。

そう言えば、高町隊員。

第2分隊の日向隊長と高町博士からあなたに伝えたい事があるらしいわ。」

光次郎「え!?日向さんから・・・・??」

春日「私が連れて行ってあげるわ。ついてきて。

他の皆は対日本攻撃支部の本拠地を捜索するために、パトロールして。」

隊員たち「はい!!」 光次郎「はい・・・。」

春日「行くわよ。高町隊員。」 こうして、春日と光次郎は部屋から出た。


春日と光次郎はアクターシックスで第2分隊基地へ向かっていた。

春日「・・・・・高町隊員・・・・。いえ、光次郎君。」

光次郎「は、はい・・・・?」

春日「・・・・・もし、結ばれるとしたら・・・誰と望む?」

光次郎「結ばれる・・・?」

春日「例えば、メイドのあかりさんと友達の月野隊員。

あなたが特に愛したその二人から一人選ぶ事よ。」

光次郎「・・・・・っ!」  光次郎はそれを聞いて、少し驚く。

春日は答えを待つが、光次郎は黙り込んでいるかのように見せる。

春日「・・・・・まだ、決まってないみたいね・・・。」

光次郎「・・・・・ごめんなさい・・・・。」

春日「いえ。いいわ。けどね、いつかは必ず選択の時が来るわ。」

光次郎「選択の時・・・・・・。」

春日「その時まで、決めておく事ね。」

光次郎「・・・・・僕は・・・あかりさんが好きです。

けど・・・・。桜ちゃんも好きです。

本当に誰が好きなのかは・・・近いうちに決まるかも知れません。」

光次郎は切なそうな決意を表すような声でそう言った。

春日「そう・・・・。」 そして、アクターシックスは第2分隊基地に近づいた。


ついに第2分隊基地に到着した二人は、日向隊長と高町博士のいる司令室に来た。

日向隊長「ようこそいらっしゃいました。二人とも。」

春日「約束通り、高町隊員を連れて来たわ。」

光次郎「いやぁ。久しぶりだなァ。ここに来るの・・・。」

神山副隊長「あまり気安くそう言うものではないぞ。高町隊員。」

光次郎「あ。すみません・・・;ところで、日向隊長。

何故、僕をここに呼んだのですか?」

日向隊長「私が呼んだのではありません。高町博士が呼んだのです。」

高町博士「我が孫、光次郎よ。お前はあのテゥアーズ・ソウルと戦ったそうだな?」

光次郎「ティアーズ・ソウル・・・?」

神山副隊長「君たち第6分隊とライターがデスナイトの兵隊を倒した後に現れた、

ジャンボロイドだ。フラッシュブレイカーが効かない奴がそうだ。」

光次郎「あ!あいつが・・・・!!」

高町博士「そのティアーズを見て、お前は何を感じた・・・?」

光次郎「・・・・・っ!!」 光次郎はそれを聞いて、ティアーズの事を思い出す。

ティアーズの声・・・・。それは、どこかで聞いた事あるような声であると光次郎は考えた。

光次郎「・・・・・何か、懐かしい人のような声をしていました・・・・。」

高町博士「それは・・・誰に似ていた・・・?」

光次郎「誰にって言われても・・・うーむ・・・・。」

光次郎は目を瞑って、深く考え込む。誰かに似ていた。それは一体、誰だったのだろうか・・・?

その時、彼の脳裏に故人となっている真奈美の笑顔が浮かび、彼女の声が聞こえた。

真奈美の声『光次郎君!』 それを聞いた光次郎ははっと気づき、目を開けた。

光次郎「っ!!真奈美・・・・真奈美ちゃんだ・・・・!」

高町博士「そうか・・・。では、何故ティアーズの声が、

デスナイトの被害者である真奈美に似ているか、わかるか?」

光次郎「え・・・?さ、流石にそれはわからないよ・・・・;」

高町博士「それはな・・・・。あのジャンボロイドは、

真奈美の死体から誕生したのだからだよ。」

光次郎「え・・・・!?」

光次郎はそれを聞いて、驚く。ジャンボロイドは真奈美の死体から生まれた。

一体、何の事なのか光次郎には全くわからなかった。

光次郎「でも・・・・真奈美ちゃんの死体は、僕の家に運んで・・・・!」

高町博士「墓を作ったそうだな?・・・・だが、

対日本攻撃支部・支部長の桐原はそれを知っていたのだ。」

光次郎「え!?き・・・桐原が・・・!?」

高町博士「恐らく、桐原はSSP隊員となったお前とライターとなったあかりが、

高町邸から出ている間に、桐原めがいつの間にか、真奈美の死体を発見して、

それを奪い去ったのだろう。奴は秘密的な行動が得意だからな。」

光次郎「まさか・・・・!僕たちの知らないところで、あいつは・・・・!!

なんで真奈美ちゃんの死体を・・・・っ!!」

高町博士「だから言ってるだろう?ティアーズは真奈美の死体から生まれたと・・・。」

光次郎「だから、何故そんな事を・・・・!!」

日向隊長「わかりやすく言うと、ティアーズもライターと同じ誕生を遂げたワケよ。」

光次郎「え・・・!?あ、あかりさんと・・・・!??」

高町博士「詳しく言えば、デスナイトは新たなマリオネットライターを造ろうとしただろう。」

光次郎「あ・・・新たなマリオネットライター・・・・!??」

高町博士「そう。ティアーズも、真奈美の心臓から造れた回路をコアに、

造られたライターに続く元人間のジャンボロイドだ。」

光次郎「そ・・・そんな・・・!でも、ライターに続くって、

あかりさんも・・・元人間だったと言うのかぃ!??」

高町博士「・・・・そうだ。ライターも死んだ人間の心臓から造られたマリオネット回路をコアに、

造られた元人間のジャンボロイドであった。正義の使者としてな・・・。」

光次郎「そ、そんなの聞いた事がないっ!!ジャンボロイドが、

元人間であった奴もいるだなんて・・・!真奈美ちゃんはもう死んだ・・・!

その真奈美ちゃんがジャンボロイドとして蘇っただって・・・・!??」

光次郎は自分にとって、とてもありえない話の連続に混乱していた。

高町博士「・・・・残念だが、それは現実だ・・・・。」

高町博士は冷静に答える。

光次郎「そんな・・・!真奈美ちゃんがあかりさんの敵になるって言うの・・・・??

僕がかつて好きだった真奈美ちゃんが、あかりさんの敵になるなんて・・・・!!」

日向隊長「光次郎さん・・・・。」 神山副隊長「・・・・・っ!」

光次郎「じゃあ・・・あかりさんは!?あかりさんは、

どんな人間から生まれたんだ!?おじいさん!!!」

高町博士「・・・・それは、言えん。」

光次郎「何故だ!?じゃあ、何故あかりさんを、僕のために造ったんだよ!?」

高町博士「・・・・お前を幸せにするためさ。」

光次郎「そうか・・・。でも、あれだけは納得できない・・・!

真奈美ちゃんが僕やあかりさんを倒すために、ジャンボロイドになった事だなんて・・・・!

真奈美ちゃんもあかりさんも僕が愛している!!

その愛すべき人同士で争うなんて、僕はごめんだ!!!」

光次郎は怒りと悲しみを込めた声で司令室から出た。

春日「あっ!!高町隊員!!!」

日向隊長「・・・・やはり、彼にとって辛い話でしたね。」

高町博士「ああ・・・・。だが、その辛さを乗り越えてこそが、真の男になる。

たまには厳しさを乗り越えなければならない。」

日向隊長「ですが、それを乗り越えるための支えはやはり、優しさ。

・・・・光次郎さんには、それがあると気づいてほしいのですが・・・・。」

高町博士「信じよう・・・・。今の彼を・・・・。」


光次郎はあまりの興奮に、司令室から出たと気づいた。

光次郎は今、廊下を歩きながら考え込んでいた。

光次郎(どうしよう・・・。ついにカッとなって司令室から出てしまった・・・・。

せっかく他分隊での真面目な話なのに、なんて不真面目な事したんだ。僕は・・・。

戻ろうかな・・・?でも、春日隊長たちカンカンだろうなァ。)

その時、光次郎の耳に懐かしい彼女の声が。それは、真奈美だった。

真奈美の声『光次郎君・・・・。光次郎君・・・・。』

光次郎「っ!?その声は・・・真奈美ちゃん!?いや、空耳かな・・・?」

真奈美の声『空耳じゃないよ。外に出れば、わかるわ。』

光次郎「外に出ろ?でも・・・早く司令室に戻らないと・・・・。」

真奈美の声『戻らなくても良いのよ。私がやるから・・・・。』

光次郎「え・・・・??うわっ!!!」

突然、光次郎は謎の光に包まれて消えてしまった。


そして、第2分隊基地の外で光が発し、その光が消えると光次郎が出ていた。

光次郎は謎の光によって、外へ飛ばされたのだ。

光次郎「っ!?い・・・いつの間に・・・・・!??」

真奈美の声「ついに再会できたわね。」

光次郎「え・・・・・??」 光次郎は声が出た方向を向く。

そして、彼の目線には懐かしき少女の姿があった。

つづく

拍手[0回]



忍者ブログ [PR]
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
Web恋姫†無想 黄忠を育成中!
最新コメント
[11/20 いのぴー]
[11/07 ウルトラ38]
[10/28 A-chan]
[10/17 A-chan]
[08/04 ウルトラ38]
最新記事
プロフィール
HN:
ゆー1
年齢:
35
性別:
男性
誕生日:
1989/04/29
職業:
学生
趣味:
いろんなサイトへいく事 など
バーコード
ブログ内検索
カウンター
カウンター
最新トラックバック