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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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カズーイ「だ、誰よ!?あんた!!何で人間がこんなところに!??」

エスメラルダ「何故なら、私は・・・グランティだからよ。」

バンジョー「グランティだって!?君がか・・・・?」

エスメラルダ「ええ。私の名前はエスメラルダ。

グランティ第7特命隊の隊長よ!」

カズーイ「グランティと聞いては、黙ってられないわ!!

もし、そうだったら!!こいつを避けて見なさいよ!!!」

バンジョー「わっ!!か、カズーイ!!?」

カズーイはタマゴミサイルを連射して、エスメラルダを攻撃する。

エスメラルダ「・・・・・・・・っ!!」

エスメラルダは右手を前に出す。すると、

見えないオーラらしき物が出て、複数のタマゴが粉々になってしまう。

カズーイ「っ!!あたいのタマゴが・・・・!!」

バンジョー「見えない何かを発したと言うのか!?」

エスメラルダ「あなたたちが伝説の熊と鳥ならば、

これを避けられるハズよ。」

そして、エスメラルダは右手を上にあげる。その右手に、

紫と黒が混じったエネルギーが集まり、

爬虫類の似た魔物の形になっていく。

バンジョー「エネルギーが怪物の形になっていく・・・!!」

エスメラルダ「行きなさい・・・!気獣弾!!!」

エスメラルダは魔物の形をしたエネルギーを飛ばし、

バンジョーとカズーイを襲う。

バンジョーとカズーイ「ぐあああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

強大なエネルギーが命中し、

バンジョーとカズーイは大ダメージを受けてしまう。

テル「あれは・・・!第7特命隊長のエスメラルダか!!」

ミル「そして、あれは気獣!!禁じられた気力を使えるなんて!!!」

バンジョー「く・・・・っ!!何て強い女性なんだろう・・・!!」

カズーイ「やっぱり・・・!グランティ決定だわ!!」

エスメラルダ「もう一度くらえ・・・!気獣弾!!!」

エスメラルダは再び、気獣弾を発射した。

カズーイ「もうくらうか!!カズーイダッシュ!!!!!」

カズーイはリュックから自身の足を出して、素早く走り出す。

それにより、気獣弾を避け、一気にエスメラルダに近づく。

エスメラルダ「えっ!?」  カズーイ「これでもくらえ!!!」

カズーイは自分の足で飛び蹴りを繰り出し、エスメラルダを蹴り上げる。

エスメラルダ「うぁ!!!」 エスメラルダはカズーイに蹴られて、ひるむ。

バンジョー「今度は僕の番だ!!でえええぇぇぇい!!!」

バンジョーは着地し、エスメラルダの顔を殴る。

エスメラルダ「ぐふっ!!でやぁ!!!」 バンジョー「ぐぉ!?」

エスメラルダはキックでバンジョーを打撃する。

エスメラルダ「言っておくが、気獣は一つだけではないのよ!!

見せてあげるわ・・・!気獣拳!!!!!」

エスメラルダの両腕にエネルギーが集まり、彼女の手が、

屈強した怪物の手の形をしたエネルギーに包まれる。その手には、

鋭い爪が生えていた。気獣拳は接近戦用の技らしい。

エスメラルダ「はあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

エスメラルダはさっそく、右手でバンジョーを殴る。

バンジョー「ぐええぇぇっ!!」 エスメラルダ「とう!!!」

エスメラルダは左手で、もう一度バンジョーを殴る。

バンジョー「うおあぁぁ!!ちいいぃぃ・・・・!!」

バンジョーは敵の打撃に耐えて、キックで応戦する。

エスメラルダ「くっ!!どりゃああああぁぁぁぁぁ!!!」

攻撃を受けたエスメラルダは耐えて、パンチで反撃する。

バンジョーとカズーイ「うあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

バンジョーは殴り飛ばされて倒れるが、立ち上がる。

カズーイ「やったわねェ!!」 バンジョー「ぬぅ!!」

バンジョーは走って、エスメラルダに近づく。

カズーイ「キキツキアタック!!!!!」

カズーイはキキツキアタックでエスメラルダを攻撃する。

エスメラルダ「ぐうぅぅ・・・・!!このおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

エスメラルダは連続パンチで反撃。バンジョーとカズーイを何度も殴る。

エスメラルダ「ふん!!!」 

さらに、エスメラルダは両手で一気にバンジョーを殴る。

バンジョーとカズーイ「ぐあああああぁぁぁぁぁぁ・・・・・!!!」

バンジョーとカズーイは倒れてしまう。

エスメラルダ「く・・・っ!!私に何度も攻撃をして来たのは、

お前たちで久しぶりだわ。少々、なめてしまったわ。

そろそろ・・・本気を出してあげる・・・!!」

バンジョー「ぐ・・・っ!!おおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

バンジョーはまたも走った。そして、カズーイが顔を前に出す。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしアタックでエスメラルダに迫る。だが。

エスメラルダ「気獣壁!!!!!」

エスメラルダは両手を前に出し、エネルギーが、

怪物の腕から、恐ろしい獣の巨大な顔となる。その顔の口が大きく開ける。

バンジョー「エネルギーの腕が顔に変わった!!?」

突撃してくるバンジョーとカズーイが、獣の大きな口に近づいてしまう。

大きく開いた口が勢いよく閉じ、バンジョーとカズーイが、

その怪物の顔の中に入る。すると、

二人の身体から血が飛び出て、物凄い苦しみが襲う。

バンジョーとカズーイ「うぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

エスメラルダ「ぬううううぅぅぅぅぅん!!!!」

エスメラルダは両手を左右に広げ、怪物の顔のエネルギーを消す。

バンジョーとカズーイはその勢いに弾かれて、倒れる。

エスメラルダ「どう?我が気獣の力は?私はその気力で、

多くの敵を倒してきた。私の目的を、そして、

グランチルダ様に恩を返すためにも・・・・!」

カズーイ「ぐ・・・・っ!!こいつ。強すぎるわ・・・。」

バンジョー「そうだ!!空から攻撃しよう!!」

カズーイ「そうね!くちばしバスターで一気に逆転を狙う!!えぃ!!」

カズーイとバンジョーは空を飛びあがった。だが、

カズーイの羽に少しだけ傷が付いているらしいが、別状はない。

バンジョー「流石のエスメラルダも、空を飛ぶ事はできないね!!」

エスメラルダ「いえ。気獣ならそれを可能にしてくれるわ。気獣翼!!!」

エスメラルダの背中から悪魔のような翼が生えた。

エスメラルダはその翼で空を飛び、カズーイとバンジョーに近づく。

カズーイ「ちょ、ちょっと!!飛べたじゃない!?

何が飛ぶ事はできないよ!??」

カズーイは驚き、バンジョーに怒鳴るが、バンジョーも慌てている。

バンジョー「お、おかしいなァ・・・?人間って飛べなかったよね?」

エスメラルダ「空の戦いで私に勝てるかしら!?気獣弾!!!」

エスメラルダは気獣弾を発射して、カズーイとバンジョーを襲う。

カズーイ「あっ!!ええぇぇぇい!!」

カズーイはそれを避けて、一気にエスメラルダに近づく。

バンジョー「こうなったら、空中で格闘をしてみよう!!

だああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

バンジョーはエスメラルダに殴りかかる。

エスメラルダ「くあ!!ぬうぅ・・・!!気獣拳!!!」

エスメラルダは再び両手に怪物の手のエネルギーを包む。

エスメラルダ「ふあああああぁぁぁぁぁ!!!」

エスメラルダはカズーイと思い切り殴り、

バンジョーとカズーイを地上へ叩き落とす。

バンジョーとカズーイ「うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

バンジョーとカズーイは地面に叩きつけられて、さらに傷だらけになる。

バンジョー「く、くそぉ・・・!!」 カズーイ「空中でも駄目だなんて!」

エスメラルダ「気獣弾!!!」 エスメラルダは空中から気獣弾で攻撃する。

バンジョー「おわっと!!!」 バンジョーは素早く、それを避ける。

そして、カズーイは両足を地面につき、大ジャンプをする。

バンジョーとカズーイ「ショックジャンプ!!!!!」

ショックジャンプで一気にエスメラルダに近づいたバンジョーとカズーイ。

バンジョー「たああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

バンジョーはそのままキックでエスメラルダにダメージを与える。

エスメラルダ「うっ!!?おのれェ!!!」

エスメラルダは怪物の手による打撃でバンジョーとカズーイを殴る。

つづく

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コッパ「ぬ・・・おおぉぉ・・・・!!」

ミスターバイル「ワニ、ワニイイイィィィ・・・・!!」

コッパとバイルは頭痛に耐えながら、ゆっくりと立ち上がる。

ラミジャ「どうだ?俺に勝とうなどと、100年早いわ!」

コッパ「るっせェ!!まだ、わかんねーぜ・・・!!」

ミスターバイル「そうワニ!!俺たちは負けたくないワニよ!!」

ラミジャ「ほう・・・。では、痛めつけたらんと言うか・・・。」

そして、ラミジャはコッパとバイルに向かって、あの技を繰り出す。

ラミジャ「突撃渦巻!!!!!」

コッパ「っ!!!」 ミスターバイル「ワニ!!!」

その時、スピンで突撃するラミジャの前に、マンボが立つ。

マンボ「マジック・バーリヤ!!!!!」

マンボは魔法の壁を作り、ラミジャがその壁と衝突してしまう。

ラミジャ「ぬおあああああぁぁぁぁぁ!!??」

魔法の壁に弾かれたラミジャは倒れる。

ミスターバイル「ま、マンボ・・・・!!」

コッパ「余計な事をするな!!俺たちはこいつを・・・!」

マンボ「お前たち、こいつには勝てない。」

コッパ「何だと・・・・!?」

ミスターバイル「どう言う事ワニ!?」

マンボ「あの蛇型怪人、グランティ第7特命隊の副官的存在。

特命隊の副官。とっても強い。だが、お前たち、

その者よりも倒すべき敵がいる。」

コッパ「倒すべき敵・・・。そうだ!!カエル族の長だ!!」

ミスターバイル「奴を倒せば、カエル族の士気は失い、簡単に倒せる!!」

マンボ「そう!!早くそいつ、倒す!!」

コッパ「ああ!!」 ミスターバイル「ワニワニ!!」

コッパとバイルはカエル族の長であるイエローボスのところへ行こうと走る。

ラミジャ「逃がすか・・・・っ!!」

ラミジャはコッパとバイルを追おうと動くが、マンボに立ちふさがれる。

マンボ「マンボ、コッパとバイルの代わりに、お前の相手、する。」

ラミジャ「貴様・・・・!もしかして、不死の魔術師か!?」

バンジョーとカズーイは、今でもイエローフリビッツたちを倒し続けていた。

バンジョーとカズーイ「くちばしアタック!!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしアタックで複数を倒す。だが、

イエローフリビッツ「ゲロゲロオオオォォォォ!!!」

新たな複数のイエローフリビッツがバンジョーの身体を噛み付く。

バンジョー「ぐああああああぁぁぁぁぁ・・・・・!!!」

カズーイ「バンジョー・・・・!!くぁ!!!」

そして、もう1匹のイエローフリビッツがカズーイの背中を噛み付いた。

イエローフリビッツ「ケケケケ!!このまま喰われてもらうぜ!!」

その時、ユミが飛んで来て、手刀による素早いアクションで、

バンジョーとカズーイを、

噛み付いたイエローフリビッツたちを全て切断した。

イエローフリビッツ「ゲキョ・・・・・・ッ!!?」

イエローフリビッツたちは死に、

バンジョーとカズーイは自由の身になった。

バンジョー「ありがとう!!ユミ!!」

カズーイ「でも、やっぱり黄色い奴はちょっと強いわね・・・!」

その時、また大勢のイエローフビリッツが攻めてくる。

イエローフリビッツ「ゲロオオオオオォォォォォォォ!!!!!」

そこに、ミクスが来て、

空気の金縛りで複数のイエローフリビッツたちの動きを止める。

ミクス「っ・・・・!!バンジョーさん!!カズーイさん!!」

バンジョー「おう!!カズーイ!!」 カズーイ「タマゴミサイル!!!!!」

カズーイはタマゴミサイルを連射して、

金縛りを受けたイエローフリビッツたちを倒し続ける。

カズーイ「・・・・そう言えば、ボトルズやプルレスはどうしたの!?

さっきから姿が見えないのだけれど・・・・。」

ユミ「・・・・そう言えば、そうらしいわね。」

ミクス「まさか、この戦争のせいで、私たちとはぐれて・・・・!」

バンジョー「だとしても、信じなきゃ。彼らが生きている事を・・・。」


その頃、プルレスとボトルズは生きていた。そう。二人は、

戦争に紛れながらも、敵に見つからずにこっそりと、

このカエル族の住み処における倉庫らしい洞窟に来ていた。

少しだけ暗いが、タルや箱など、物を入れそうな物が多くあった。

プルレス「本当にここにジグソーがあるの!?」

ボトルズ「はい。カエル族はジグソーを多く持っているハズです。

ですから、この倉庫の中に必ず、その多くがあると思います。」

プルレス「だとしたら、全力で探さなきゃ!!バンジョーさんたちが、

必死に戦ってるんだから、僕らも必死に戦わなきゃ!!」

ボトルズ「ええ!!カエルたちに見つかる前に、

何としても、ジグソーを見つけなきゃ・・・・!!」


エスメラルダとイエローボスは、激しい戦争を見ていた。

エスメラルダ「戦力は互角に見えるわね・・・。でも。」

イエローボス「何をしておるのだ!!部下共は!!

どんどん数が減っていくではないか!!!だが、

敵の数も減っていくのは確かだな・・・。」

エスメラルダ「間もなく熊と鳥がこちらに近づく。

どうする?イエローボス。」

イエローボス「ゲコ!!どうするもこうするもねェ!!

俺は複数の精鋭と共に他種族の拠点を潰しに行く!!

ここの防衛はお前に任せるぞ!!ゲロゲロ!!!」

エスメラルダ「ええ。わかったわ・・・・。」

バンジョーとカズーイ「くちばしバスター!!!!!」

バンジョーとカズーイはくちばしバスターで多くのイエローフリビッツを倒す。

カズーイ「・・・・っ!!見て!!あれは!?」

バンジョー「に、人間の女性・・・・!?」

バンジョーとカズーイはエスメラルダの姿を見て、驚く。

エスメラルダ「・・・・来たわね。熊と鳥。」

つづく

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クリスマスと言えばサンタ。だが、今年のサンタは、

何かがおかしい。子供たちに恐ろしき物をプレゼントしようと、

企んでいる。そのサンタは宇宙人の手先だと判明する。

次回、【クリスマスのコンサート】

あとがき

どうも、ゆー1です。いかがでしたか?ティアーズ第25話。

今回は魔族の故郷である魔星を冒険する話です。

魔族の星なので、魔獣がいっぱいいて良いと思いました。

・・・思えば、前回はBAR自身が初めて魔獣を倒すと言う描写を、

描いちゃいますたな^^;まあ、再登場した魔獣ですが(

今回登場した魔獣は今まで登場した魔獣を大勢再登場させました。

新しく登場した魔獣たちは、

巨人族のような魔族であるオリキャラのゴビラー族と、

魔族の王であるナイトメアです。ナイトメアは、

星のカービィ、夢の泉の物語に出たラスボスですが、

この小説では魔族の王と言う設定にしました。ラスボスは、

オリキャラにしようかと迷いましたが、それとも、

あえてナイトメアのままにしようか考え中でした(

魔族の王は倒されても、ティアーズに終わりはないつもりです。

これからも、いっぱい魔獣を出そうと思います。

次回はクリスマスにちなんだ話です。

あの人が出ます。ヒントは某浮気ゲーの最新作のあの人(

それでは。

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魔族の王「そうだ。現代の少年よ。お前は、

自分を変えたティアーズの意味を知らないみたいだな?」

ウルトラマンティアーズ『・・・かも知れねェ。』

魔族の王「ならば、教えてやろう。ティアーズは、

あれは古代の時代・・・。21万年前の時代より生まれし存在だ。

その時代の地球を、我々魔族が侵略せんとしたのだ。当時は、

我らの勝ちだと思った。だが、ある王族が、ある儀式を行っていた。

それは、禁じられた光の魔力を使った儀式だった。その儀式により、

赤きクリスタルが造られた。恐らく、我ら魔族に対するために、

自分らを守らんと造られただろう。だが、最初は無意味だったのだ。

まるで、儀式の全てが無駄だったかのように・・・。

我が部下共が儀式を行った王族を襲いかかった。その時であった!

王族の姫君が赤きクリスタルを手に取りながら、

失われていく友や家族などを想いながら涙していた。その、

一粒の涙が赤きクリスタルにかかった。

そして、恐ろしき事が起こった。

そのクリスタルが輝きだし、姫君はそのクリスタルを、

恋人と思われる勇者に託した。その勇者がクリスタルの光に、

包まれ、勇者は光の巨人となったのだ・・・・!!」

ウルトラマンティアーズ『それが、ティアーズの誕生ってワケか。』

ティアーズは自分が誕生した事を知って、驚愕していた。

魔族の王「ふむ。では、もう一つ。知るべき事を教えよう・・・。

我が名はナイトメア!!この星に生まれ、この星を支配せり者。」

ウルトラマンティアーズ『ナイトメア・・・!それが、王の名か!!』

そして、ナイトメアの姿を隠した紫色の光が消える。それにより、

その姿が見えるようになる。頭の2本の角にサングラス。そして、

紫と黒が混じったマントが顔以外の身体を包んでいた。

ナイトメア「ホオォホオォホオォホオォホオォホオォホオォ!!!

我が姿を見た貴様には、死をもって償わければならない。

つまり、今日で貴様は我に滅され、

ティアーズの伝説は今日で終わるのだ!!」

ウルトラマンティアーズ『違うね。今日がてめーと魔族の最後の日よ!!』

そして、ティアーズはナイトメアに向かって走り出す。だが、

ナイトメア「ホォホォホォホォホォホォホォホォホォホォ!!」

ナイトメアが右手を出し、ティアーズに向ける。すると、

ティアーズは弾かれたように倒れる。だが、すぐに立ち上がる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!?・・・・・・・!!」

ナイトメアは右手から黒い火炎を発し、ティアーズを襲う。

だが、ティアーズはジャンプで避けて、空中キックを繰り出す。

ウルトラマンティアーズ「ハアアアアアアアァァァァァァァ!!!!」

ナイトメア「ホォホォホォホォホォホォホォホォホォ!!!!!」

ナイトメアは左手を出し、それを振るってティアーズを弾き飛ばす。

ティアーズは床に落ちて倒れる。そして、ナイトメアは、

左手から黒い雷を発して、攻撃する。だが、避けられる。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!アームシュート!!!」

ティアーズはアームシュートで攻撃する。その時。

ナイトメア「ホォホォホォホォホォホォホォホォホォホォ!!!!!」

ナイトメアは自分を包んだマントを思い切り広げる。だが、

マントの中には、体を呼べる部分などなく、まるで空間のようだった。

ナイトメア「ガアアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!」

アームシュートがその空間の中へと消えてしまう。

ナイトメアは再びマントで身を包む。

ウルトラアンティアーズ「・・・・・・・・!??」

ナイトメア「どうだ?私の魔力はどの魔獣よりも遥かに高い。今まで、

貴様が倒した全ての魔獣など、

私にとっては雑魚に過ぎん。ホォホォホォホォ!!」

ナイトメアは口から黒いエネルギーの塊を飛ばした。

その塊がティアーズに直撃する。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!」

ティアーズは倒れた。ダメージが大きいか、うまく立てない。

ナイトメア「ホォホォホォホォホォホォホォホォホォ!!!!」

ナイトメアは両手をティアーズに向けて、上へとあげる。すると、

ティアーズが敵の両手に合わせるかのように宙に浮かび上がってしまう。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・!!・・・・・・・!!」

ナイトメア「ホォホォホォホォホォホォホォホォホォホォホォ!!!!!!!」

ナイトメアは両手を勢い良く下げると、ティアーズは床に叩きつけられる。

ナイトメア「はっはっはっはっはっ!!今なら勝てる気がする。

かつてのティアーズは貴様よりとても強かった。それに比べ、

貴様は弱い。弱すぎる・・・!もはや、地球は我ら魔族の物も同然!!

安心しろ。貴様の胴体はこの星に残るだろうが、

首だけは地球に帰してやろう。

我ら魔族の勝利の印としてなァ!!ぐははははははははは!!!」

ウルトラマンティアーズ(畜生・・・!強い。強すぎる・・・!

けど、何としても、こいつを倒さなきゃいけねェ!!地球を、

この星の馬鹿共から守るために・・・!俺の帰りを待つ、

あいつらとまた会うために!!!そのためには・・・・!

駄目だ。奴を倒せるチャンスを掴めねェ・・・!接近戦だと、

弾かれるし。遠距離の技では、あのマントの中に空間で無効化するし、

けど、どんな敵にも弱点はあるハズだ・・・!!弱点は・・・・!

そうだ!!あそこだ!!!)

ティアーズはナイトメアの顔に注目する。そして。

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!」

ティアーズはアームシュートでナイトメアの顔を攻撃。

その顔が爆発して、ナイトメアは痛がる。

ナイトメア「ガアアアアアアアアァァァァァァァ!!!!!!」

ウルトラマンティアーズ『やった!!ついに攻撃できたぞ!!』

ナイトメア「ぐううぅぅぅ・・・!!おのれェ!!

我が顔を撃つとは・・・!!やはり、

貴様は生かしてはおけえええぇぇぇぇぇん!!!!」

ナイトメアは怒って、両手から黒い火炎と黒い雷を放射する。

ウルトラマンティアーズ「ティアーズガード!!!!!」

ティアーズはティアーズガードで攻撃を防ぐ。そして、

すぐに走り出し、ナイトメアに接近しようとする。

ナイトメア「馬鹿が!!ホォホォホォホォホォホォ!!!」

ナイトメアは右手を振るうが、ティアーズは、

素早く左の方向へ向けて、避ける。そして、再びナイトメアの方に向ける。

ナイトメア「何っ!?」 ウルトラマンティアーズ「ショワッ!!」

ティアーズはナイトメアの顔を思い切り殴る。

ナイトメア「ガアアアアアアアアァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

ウルトラマンティアーズ『おらああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!』

ティアーズはキックでナイトメアの顔をさらに打撃する。

ナイトメアはティアーズからさがる。

ナイトメア「ぬうぅぅぅ・・・!!許さあああああぁぁぁぁぁん!!!!!」

ナイトメアは物凄いスピードでティアーズに近づく。

ティアーズは迫るナイトメアの両腕を両手で掴む。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・・!!!」

ナイトメア「ホォホォホォホォホォホォホォホォホォホォ!!!!!」

ナイトメアはティアーズをそのまま押しつつある。だが。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・・・・・!!!!!」

ティアーズは頭突きでナイトメアの顔を打撃する。

ナイトメア「ガアアアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!!」

ナイトメアはまた下がり、サングラスから星型のエネルギーを、

無数に連射し始めた。その攻撃を受けてしまうティアーズ。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・!?・・・・・・・!!」

ナイトメア「ホォホォホォホォホォホォホォホォホォホォホォホォ!!!

これで最後だあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

ナイトメアはマントを広げ、中の空間から、とても巨大は光を発する。

その光がティアーズのいるところを一気に包む。その部分の壁が、

大きく抉り、ティアーズが消えてしまった。

ナイトメア「どうだ。全ての物質を消す魔の光は。これで、

ティアーズの命も・・・・!そして、地球も!!」

ウルトラマンティアーズの声『そいつはどうかな!?』

ナイトメア「何・・・・!?あっ!!!」

ナイトメアは上の方を見る。そこにティアーズが飛んでいた。

ティアーズはジャンプで敵の攻撃を避けたのだ。

ウルトラマンティアーズ『お前らなんかに、

地球は渡さねーぜえええぇぇぇ!!!』

ティアーズは空中パンチでナイトメアの顔を打撃する。

ナイトメア「ガアアアアアアアアアアァァァァァァァァ!!!!!!

何故だ!?何故・・・!

私がこのような者に・・・!!貴様は勇者ではないハズ・・・!

何故、普通の地球人である貴様がああああぁぁぁぁ・・・・!!!」

ウルトラマンティアーズ『悪ィな!!俺はミラクルマンと呼ばれて、

普通とはちょっと違うんだよ!!!』

そして、ティアーズは着地し、必殺光線を出す。

ウルトラマンティアーズ「ファイティウム光線!!!!!」

ティアーズはファイティウム光線でナイトメアの顔を攻撃する。

その顔が爆発し、サングラスも破壊される。

ナイトメア「ギャアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!」

さらに、身体全体も爆発が起き、

ナイトメアはその爆発と共に消えてしまった。

ウルトラマンティアーズ『やった・・・・!ついにやったぜ!!っ!?』

ナイトメアの声『おのれええぇぇぇぇ!!よくもやりおったな!?

我は死に、この城は間もなく爆発をするだろう。これで、

我が魔獣軍団の士気が大幅に減り、

もはや私の地球侵略は終わるだろう。

だが、忘れるな!!この星の住人達が常に地球を狙っている事を!!

それを覚えておけえええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!』

ナイトメアの声が消えると、この部屋が急に揺れ始める。

ウルトラマンティアーズ『この城が爆発しようとしてやがる!!脱出だ!!』


魔族の王、ナイトメアのいた城が爆発を起こした。だが、

ティアーズはその城から脱出し、そして、

この魔星から見事に脱出した。ようやく、地球へ帰れるのだ。

ウルトラマンティアーズ『これで魔獣軍団が、

地球に現れる事はねーな。

さっ!!帰るとしますか!!我が故郷、地球へよ!!』


地球の日本。夜のBAR基地の司令室。そこには、

灰間以外の隊員たちが全員いた。

大神「地球にいる魔獣たちは全て倒した。じゃが・・・。」

日下部「灰間。こんな時にまだ帰って来ないの?

もし、魔獣なんかに踏み殺されたら・・・・!!」

灰間の声「んな事、起きるワケねーって!」

隊員たち「えっ!!!?」 緒川「・・・・っ!皆!!後ろを!!」

隊員たちは後ろの方へ向く。そこには灰間がいた。

隊員たち「灰間!!!!!!」 隊員たちは驚き、灰間は笑顔でこう言う。

灰間「・・・・報告します。魔獣軍団はもう地球に現れなくなります!」

日下部「は、灰間ああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

日下部は泣きながら灰間に抱き着いた。

灰間「うわっ!!何だよ!?離せよ!!」

日下部「馬鹿ァ!!今までどこへ行ったのよォ!!」

灰間「はは・・・・っ。悪いな。そいつは言えねーよ。」

大神「灰間!魔獣軍団がもう地球に現れないと言うのは!?」

灰間「ええ。魔獣たちは故郷の星で異変が起きたのかと思って、

急いでそこへ帰りました。まあ、俺の考えではですがね。」

日下部「じゃあ、もう二度と魔獣たちは現れないのね。」

灰間「ああ・・・。多分・・・。」


そして、大鳥町。一人で寂しく歩く野口の前に灰間が来た。

野口「っ!!は、灰間君・・・?まさか、灰間君なの!?」

灰間「・・・・・ああ。ただいま。野口。」

灰間は笑顔で言い、野口は泣きながら彼に抱き着く。

野口「お帰りなさい・・・。灰間くううううぅぅぅぅん!!」


そして、灰間は家に帰り、母の美由紀とも感動の再会した。

灰間は美由紀と共に夕食をしていた。それも今日は豪華らしい。

こうして、魔星の支配者にして、魔族の王であるナイトメアは死に、

地球を攻撃していた魔獣軍団も、

BARを初めとする防衛軍に倒されました。

これで、魔族の総攻撃は終わり、地球に平和が戻りました。

ですが、例えナイトメアが死んでも、

この地球を狙う外敵は多いでしょう。ですが、

ティアーズがいる限り、この地球は永遠に守られる事でしょう。

次回につづく。

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ティアーズはその2匹のニアギルクが読んでいる漫画を見る。

その漫画は地球人の女性が、

魔獣に残虐に襲われている内容であった。

ウルトラマンティアーズ『どうやら、女性が襲われるだけで、

幸せな要素のねー漫画らしいな。やはり、魔族は野蛮だぜ。』

ティアーズがそう言うと、2匹のニアギルクはティアーズの方に向ける。

ニアギルク「ギャアアアアアァァァァァァオン」

1匹目のニアギルクが漫画を地面に投げ捨て、2匹目が、

ティアーズめがけ、漫画を投げつける。2匹共、激怒しているそうだ。

そして、勢いよくティアーズに襲いかかる。

ニアギルクA「ギャアアアアアアアァァァァァァァァァオン」

ニアギルクAがティアーズを殴るが、ティアーズはそれに耐えて、

キックで反撃。しかし、ニアギルクBが頭突きでティアーズを突き飛ばす。

ウルトラマンティアーズ「・・・・・・・・・!?」

ニアギルクB「ギャアアアアァァァァァァァァオン」

ニアギルクBがジャンプして、ティアーズにのしかかろうとする。

だが、ティアーズはうまく避けて、ニアギルクBを蹴り上げる。

そして、ニアギルクAを思い切り殴って、蹴り飛ばした。

ニアギルクAは倒れたが、ニアギルクBがまたも襲いかかる。

ニアギルクB「ギャアアアアアァァァァァオン」

そのニアギルクBをティアーズが掴み、一気に投げ飛ばす。

投げられたニアギルクBは血の池のような池に落ちてしまう。

その池からギョルクから出てきて、ニアギルクBを呑み込もうとしていた。

ギョルク「グオオオオオォォォォォフウウウウゥゥゥゥゥゥ」

ニアギルクBは恐怖で慌てて身体を動かして逃げようとするが、

呑み込まれてしまう。そして、

ゾンビの顔をした触手がティアーズに向かって伸びる。

ウルトラマンティアーズ「ジャンピングショット!!!!!」

ジャンプしたティアーズはジャンピングショットでギョルクとニアギルクBを、

爆発させて倒した。2匹とも、体が粉々に吹き飛んだ。

ウルトラマンティアーズ「・・・・!・・・・・・・・!?」

その時、ティアーズの前に、

ガブダロンとゴビラー族がそれぞれ無数に現れていた。

ガブダロン「ガヒャアアアアアァァァァァイイイィィィィィ」

ゴビラー族「グオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!」

ウルトラマンティアーズ『こんなに出やがって、何をしようってんだ?』

ゴビラー族A「てめェ・・・!ここより先が我ら魔族の王の城だっつー事を、

知ってて行こうとしてんじゃねーだろうな?ん?」

ウルトラマンティアーズ『何と。やはり、あの城に魔族のボスが・・・!

そうよ。俺ァその魔族の王って奴に会いてーのよ。』

ゴビラー族B「は?合わせるワケねェだろーが。ボケが!

貴様はよ。俺らに殺されるんだからよォ・・・!!」

ゴビラー族C「ガルルルルッ!!かかれ!!!!!」

そして、無数のゴビラー族とガブダロンの軍団が、

一斉にティアーズに襲いかかる。

ティアーズはその迫る魔獣たちに対して、肉弾戦を行う。

1匹目のガブダロンが角でティアーズを攻撃する。だが、

ティアーズは右手で受け止め、

左手によるパンチで1匹目のガブダロンを倒す。

そして、すぐにキックを使い、1匹目のゴビラー族を倒す。

このようにティアーズは格闘を駆使して、次々と敵を倒していく。

複数の敵を倒したティアーズに対し、別のガブダロンは火炎を吐き、

別のゴビラー族がマシンガンを連射して、ティアーズを攻撃する。

ウルトラマンティアーズ「ウワアアアアアアァァァァァァ!!!!!!」

攻撃を受けたティアーズは倒れるが、

すぐに立ち上がり、両手を光らせる。

ウルトラマンティアーズ「ティアーズナックル!!!!!」

ティアーズはティアーズナックルで、

次々とガブダロンとゴビラー族を倒していく。


BAR基地の司令室で、日下部は切なそうに緒川に話しかける。

日下部「・・・・ねェ。緒川さん。」

緒川「何でしょう。」

日下部「灰間隊員は・・・。いつ、帰って来ます?」

緒川「・・・・わからないわ。でも、そんなに長くないと思うわ。

日下部「私もそう思いたい。・・・と言うか。今すぐに帰って欲しい。

・・・・・灰間。早く、こっちに戻って来なさいよ。」

ガブダロンとゴビラー族の軍勢を倒したティアーズは、

とうとう巨大な古城の前にいた。その城の扉をゆっくりと開けて、

城の中へと入ったティアーズ。その城の内部の廊下を、

歩き続けるティアーズ。廊下は赤と黒が混じったような色をして、

とても暗かった。そして、ティアーズの前にガブダロンが現れた。

ガブダロン「ガヒャアアアアアアァァァァイイイイィィィィ」

ガブダロンが速攻で襲いかかるが、ティアーズはその敵の頭を掴み、

膝蹴りで攻撃し、両手を組んで、その両手で打撃して倒した。

さらに廊下を進むティアーズ。だが、途中でティアーズは、

壁の隙間に隠れる。別のルートでは、ゴビラー族が2匹いたからだ。

何やら会話している様子だ。ティアーズはこっそりと真っ直ぐ進み、

何とかゴビラー族に気づかれずに済んだ。しばらく歩くと、

別のゴビラー族1匹の後ろ姿が見える。

ティアーズはそれを見て、すぐに止まる。

ウルトラマンティアーズ「シューティングスラッシュ!!!」

ティアーズはシューティングスラッシュで、

そのゴビラー族を真っ二つに斬った。

ウルトラマンティアーズ『早く魔族の王の元へ、

行かねーと!!むっ!?』

そして、後ろからガブダロンが現れる。

ガブダロン「ガヒャアアアアアァァァァァァイイイイイイィィィィィィ」

ウルトラマンティアーズ「アームシュート!!!!!」

ティアーズはアームシュートでガブダロンを攻撃。

ガブダロンは倒れて死んだ。

ウルトラマンティアーズ『そうだ。敵に気づかれないためには、これだ!

ティアーズステルス!!!!』

ティアーズが両手をあげると、ティアーズの姿が突然、消えた。いや、

ティアーズは透明になったのだ。ティアーズステルスは、

自身を透明化する事ができる凄い能力なのだ。

透明になったティアーズは、

そのまま進み、

ゴビラー族やガブダロンたちが多くいる廊下を走り続けた。

中には等身大の魔族たちが多くいるが、彼らにも気づかれていない。

そして、

ティアーズは前方のある黒く禍々しい感じの巨大な扉を見つけた。

ティアーズは透明化を解き、扉の前にいた、

ヤリを持っているゴビラー族2匹と戦う。

ゴビラー族A「グエエエエェェェェ!!!」 

ゴビラー族B「ウガアアアアァァァァ!!!」

ウルトラマンティアーズ「ショワアアアアァァァァァァッ!!!!!」

ティアーズは走り、跳び蹴りで2匹のゴビラー族を一気に倒した。

ウルトラマンティアーズ『感じるぜ・・・!この扉からすっげー邪悪な、

魔力が放出してやがる。きっと、そこには奴がいる・・・・!』

そして、ティアーズは扉を開けて、

その扉へ続く部屋の中へと入って行く。

その部屋はとても暗いが、何故か宮殿のような部屋であった。

そして、ティアーズの前には物凄く大きい紫色の光があり、

その光の中にはマントを身に纏ったような怪物のシルエットがあった。

ウルトラマンティアーズ『てめェが魔族の王だな・・・・!』

そう。シルエットの怪物こそが、魔族の王であった。

魔族の王「よく来たな。光の勇者。ティアーズ・・・・!」

ウルトラマンティアーズ『さっそくだが、

今すぐ魔獣共を地球に送り込むのは、

もう止めろ。それを伝えるために、ワザワザ地球から来たんだよ。』

魔族の王「むぅ・・・・・。」

ウルトラマンティアーズ『何とか言えよ・・・・!』

ティアーズは怒りに震えたような声で言う。ティアーズは、

魔族の王から発する恐ろしい魔力と悪意に、恐怖と怒りを高めていた。

魔族の王「はっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!!」

ウルトラマンティアーズ『ぶっ殺すぞ!!てめえええぇぇぇぇぇ!!!』

魔族の王「ふっふっふっふっふっ!!残念ながら、

地球を我が物にするまでは、魔獣たちを永遠に送り込むつもりだ。

そう。あの古代の時代と同じようにな・・・・!!」

ウルトラマンティアーズ『古代の時代だと!?だが、

その古代時代に現れた悪魔のような獣っつーのは、

てめーら魔族である事は大体、わかるぜ・・・・!!』

魔族の王「流石は紅の勇者だ・・・・。と、言いたいところだが。

貴様の口調がどうも荒い。貴様。あの勇者ではないらしいな。」

ウルトラマンティアーズ『んなもん知るか。俺は灰間翔。

21世紀で生まれたミラクルマンと呼ばれた人間だ!!』

魔族の王「ほう・・・。では、あの勇者は寿命で死んだみたいだな。

だが、ティアーズとなるためのクリスタルに宿った、

姫君の涙が・・・消えていないとはな。」

ウルトラマンティアーズ『姫君の涙だと・・・・!?』

つづく

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