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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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イレドナは放ったグランメアルドと言う言葉。もしかして、

あれは王座に座っている使徒の名であろうか。

イレドナ「おっと。そろそろ近づいて来ますな。即座に隠れねば・・・っ。」

イレドナはそう言って、瞬間移動で消えていった。そう。

オーシャンラッシュがいよいよ東京湾に接近したのだ。

アメリカDGCは再び日本に上陸したのだ。

ブリッジから隊員たちが日本の港町を見つめていた。

モモ「・・・・こうして、全員で日本に来る事は初めてね。」

コリス「ええ。ブリガディアの時では、バラバラで来ましたしね。」

そう。DGC隊員全員が日本へ来る事がこれが初めてなのだ。

ブリガディア事件では、皆バラバラになって、来ていた。

だが、今回の事件はそのブリガディア事件より過酷なハズ。だから、

今回は全員で一つになって、

巨大な悪に立ち向かうつもりで日本へ向かうのである。

使徒たちの魔の手に落ちた日本人たちを救うために・・・・。

テブリッシュ「東京湾に入りました!!これから、停泊を!!」

モモ「ええ!シュドー!!お願い!!!」

モモはシュドーにそう命令する。

シュドーがオーシャンラッシュの運転を担当する。

シュドー「使徒のトラップを踏む準備をしねーと・・・・!」

イチゴ「そして、奴らに汚された日本の土を・・・・!!」

シュドーとイチゴは使徒の罠に対して、覚悟を決めていた。

サキ「日本がまた戦場になるのね・・・・。でも、終わらせなきゃ!

使徒たちとの戦争を・・・・・っ!!」

サキも使徒たちとの戦争が一刻も早く消えるように平和を願っていた。

モモ「・・・・・・行くわよ。みんな!」 隊員たち「了解!!」

そして、オーシャンラッシュは港に近づいたため、そこで停泊した。

オーシャンラッシュの船体から出た階段から6人の隊員たちが降りて来た。

東京湾を歩く隊員たち。だが、そこには誰もいなかった。

コリス「・・・・誰もいませんね。気配すら感じない。」

シュドー「本当だ。もしかして、使徒どもに捕まっちまったんじゃね?」

テブリッシュ「かも知れないな。何だか、不気味な感じがするな。」

確かに、この誰もいない夜の東京湾からどこか不気味な雰囲気がしてくる。

サキ「何だか・・・・使徒たちがいつでも現れそうな気がするわ・・・・。」

イチゴ「だとしたら、この日本ではすでに大勢の人が蒸発されて、

使徒たちが住み着いているのかも知れない・・・・。」

モモ「言えてる。使徒たちは密かに日本人たちをどこかへ幽閉して、

自分たちが支配しているように、この国に住んでいると言うのも悪くないかも。

もしかしたら、

この日本は既に使徒たちの国に変わってしまったんじゃ・・・・!?」

コリス「街へ行ってみましょう。そこへ行けば、何かがわかると思います。」

モモ「あっ!それ、良いわね。みんな!街へ行きましょ!!」

隊員たち「了解!!!!」 そして、隊員たちは街へと走って行った。

使徒に支配された日本。その日本の街には何があるだろう・・・。」


こうして、東京の街に来た隊員たち。その街には・・・・・。

人がいた。人が大勢いた。多くの人間たちが平和的に歩いていた。

そして、多くの車が走っていた。建物は全て明るい光を発していた。

この街はまるで使徒に支配されていないように、平和であった。

隊員たちはこの光景を見て、驚くどころかぽかーんとしていた。

モモ「・・・・・・・・・・・・あれ???」

恐らく、隊員たちはこんな想像をしていただろう。今の日本の街は、

使徒たちが多くいる恐怖の街か誰もいないゴーストタウンになっていたのかと。

だが、これを見てみよ。日本人たちが大勢にいるではないか。

シュドー「おいおい!どうしたってんだァ!?この国は、

使徒たちに支配されたんじゃねーのかよ!確か、この国の人たち、

人質にされてるよな!?囚われてるハズだよな!?な!?」

シュドーはこの状況を理解できずに混乱して、テブリッシュに聞き出す。

テブリッシュ「だが、この国は平和な感じを表している。

この人たちはそれぞれ平和に歩いている。

だが、問題は捕らわれた防衛隊だ。

彼らが捕らわれた事を、まるでこの人たちは知らないみたいだ・・・・。」

確かに、日本を守った多くの防衛隊が使徒たちに捕らわれたと言うのに、

そんな事を人々は知っていない。と言うか、

まるで知らされていない様子であった。

モモ「恐らく、使徒たちは人々の知らないところで防衛隊を捕えたでしょうね?」

イレドナの声『ふふふふふ。そう。科学特捜隊もウルトラ警備隊、

SGMもSAFもPATも全て、人知れず捕まえておきましたよ。』

イレドナの声に隊員たちは驚く。だが、

その声は日本人たちには聞こえてないみたいだ。

イチゴ「貴様・・・・イレドナか・・・・・っ!!」

イレドナの声『そうです。私の声は、あなた方の脳裏に届いておいています。

ようこそ、我が支配下である日本へ。これから、私の家へご案内しましょう。』

イチゴ「ふざけるなっ!!!この日本はお前たちの支配には負けない!!

この僕が・・・・僕たちDGCがいる限りなァ!!!」

イチゴは物凄く怒鳴る。

そう。日本人のイチゴは日本を狙ったイレドナを許せないのだ。

コリス「イチゴさん・・・・・・。」

コリスは思っていた。いつも穏やかなイチゴがあんなに怒るのは滅多にないと。

そう。いくら穏やかな彼でも、怒ると怖いくらいに近い感じになるのだ。

モモ「イレドナ。ちょっと質問良い?この人たちに何かしたの?

随分、平和的に見えるけど?人質にしたんじゃないの?」

イレドナの声『もちろん、彼らは人質ですよ。

彼ら本人がそれを知りませんがねw

では、ここで私のお願いを聞いてくださいます?』

モモ「お願い?」

イレドナの声『コリス。あなた一人で工事中のビルに来なさい。そうすれば、

この日本は見逃してあげましょう・・・・。

私はコリスと二人きりで話がしたいので。』

イチゴ「コリス君をどうするつもりだ!?」

イレドナの声『言ったでしょう?話がしたいと。さぁ。コリス。

私の声に従い、工事中のビルへ来てください。日本を救いたければ・・・。』

コリス「そうすれば・・・・日本は助かるんだね・・・・・。」

コリスが歩き出す。イレドナの指示に従う気か。

それを見たイチゴは悲しそうにこう言う。

イチゴ「っ!?ま、待ってくれ!!コリス君!!

僕のために君が行く事はない!!」

コリス「・・・・でも、イレドナの言う事を聞かなきゃ、日本は救えない。

それに、イチゴさん。あなたはこの故郷の日本が好きなんでしょう?」

イチゴ「う・・・うん。でも、君はこの国の人じゃない。

そんな君が犠牲になって、

この僕の故郷が平和になっても、嬉しくない・・・。」

サキ「私も・・・・イチゴさんに賛成。だって、

コリス君を失いたくないもん・・・っ!」

サキは泣きそうにそう言う。そう。隊員たちはコリスを失いたくないのであった。

イチゴ「僕はこの素晴らしい故郷が消えるなんて嫌だ。でも、

仲間の君が死んでしまうのはもっと嫌だ・・・・・っ!!」

テブリッシュ「そうだ!コリス。あんな奴の言う事を従う事はない。

何か作戦を練て、奴を探して日本を救おう!!」

シュドー「おぅ!!コリスは俺たちの仲間だ!!

使徒なんかに絶対に渡さねェからよ!!」

モモ「皆の言う事・・・・。わかる?コリス。」

隊員たちはコリスに使徒のところへ行かせたくない。

その優しさに触れて、温かい気持ちで微笑むコリスは・・・。

コリス「・・・・ありがとうございます。皆さん。でも、行きます。」

コリスの発言に隊員たちは悲しそうな表情をする。

サキ&イチゴ「コリス君・・・・!」 シュドー&テブリッシュ「コリス!!」

モモ(コリス・・・・・・・っ。)

つづく
 

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