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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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テブリッシュ「あなたは知っていますか?この国で起きた、

謎の殺人事件の事を・・・。」

アナンダ「ええ・・・。犯人は一切不明かと・・・。」

イチゴ「何か手がかりはありませんか?

事件の被害者の事とか・・・事件の前触れとか・・・。」

アナンダ「手がかりですか・・・。そう言えば、

大仏を大事にしない人がそれに近いかと・・・。」

サキ「大仏を大事にしてない人がよく殺されるのですか?」

アナンダ「ええ。その人たちこそが、事件の被害者らしいですが、

他にも謎の殺人者に殺されているのですよ。」

サキ「他の人も・・・・っ!?」

サキは他の人たちも被害にあっていると聞いて、驚愕する。

その時、コリスは巨大の大仏に目をつけていた。

コリス「・・・・話の途中ですが、あの大仏は一体何でしょうか?」

コリスはアナンダに向かって、自身が指さした大仏の事を聞く。

アナンダ「ん?ああ・・・。この方こそ、

我がタイを守ってくれた伝説の神・白猿ハヌマーンですよ。」

コリス「ハヌマーン・・・・!?」

コリスはこの大仏が伝説の神・ハヌマーンである事に驚く。

そう。この猿のような姿をした大仏こそが、

あの70年代でウルトラ兄弟と一緒に戦った巨人ハヌマーンなのだ。

コリス「このハヌマーンが、かつて怪獣からタイを守った・・・。」

アナンダ「ええ。このハヌマーンは1万年以上前から風の女神サワハによって、

生み出された風神ラマヤーナの子で、その昔のタイを守ってくださった、

偉大なる白猿です。その素晴らしい聖なる力で多くの悪人を懲らしめ、

タイの住人たちは清らかで善良な民となる・・・・ハズでした。」

アナンダはハヌマーンの事を笑顔で語ったですが、

最後は急に暗くなった。何かワケがあるみたいだ。

モモ「・・・っ?どうしたのですか?」

アナンダ「このタイの人たちは皆、神を信じずに、

自分勝手に暴力や欲望を振るい、徐々にいじめや犯罪が増えているのです。

争うが大きくなり、治安が悪くなりつつあります。その夢のない現実に、

怪獣が出てきた事もあります。まるで神が怒って呼び出したかのように・・・。

そして、今度は謎の連続事件・・・。その事件の犠牲者こそが、

暴力、欲望、いじめ、犯罪に走る人々なのです・・・・。」

アナンダの語る事に隊員たちはそれぞれ不安を見せた。確かに、

自分勝手に暴力や欲望、いじめや犯罪に走る事は神にそむく事である。

今回の連続殺人はその人々に神はついに怒って、

裁こうとするように起こしたのだろうか?

その時、一人のタイDGC隊員の男性が大焦りで走って来た。

タイDGCの隊員「大変だああぁぁぁぁ!!!」 モモたち「っ!!?」

タイDGC隊員は止まって、息をしていた。

モモ「タイDGCの人ね?何かあったの!?」

タイDGCの隊員「また・・・殺人が起きた!!来て下さい!!」

それを聞いた一同は驚く。また例の事件が起きたからだ。

コリス「殺人が!!?」 モモ「・・・・行くべきねっ!!」

隊員たちはタイDGC隊員についていき、現場へ急行する。

それによって、この寺院はアナンダ一人となった。


隊員たちはとある街の近くの道路へ来ていた。そこに、

4人くらいの男性たちが血まみれとなって死んでいったではないか。

シュドー「おいおい・・・!」 サキ「酷い・・・・っ!!」

隊員たちは当然、恐怖する。モモはタイDGC隊員にこう聞く。

モモ「この人たちも例の事件の被害者?」

タイDGC隊員「ええ・・・。私が駆けつけた時はもう遅く・・・。

ちなみに、この人たちはホームレスで犯罪を行った事があるのです。

宇宙人の襲来も受けていないし、どこかの怪人が出没しているワケでもない。」

モモ「その事について、私達も気になっているけど・・・。

・・・・・なかなか考えられないわね。正体がわからないのでは・・・。」

テブリッシュ「人間がやったのでもないし。・・・できれば、

被害者の証言も聞いてやりたいところだが、殺されたのでは・・・。」

タイDGC隊員「っ!そう言えば、この被害者たちの中の一人が、

死に際に少しだけ喋った事があります!!」

モモ「えっ!?その人が何て言ったの??」

タイDGC隊員「はい・・・。何でも、白い猿のような怪人が何とかと・・・。」

モモ「白い猿・・・?」 コリス「・・・まさかっ!!?」

白い猿と聞いたモモは何かひっかかったような気分になり、

コリスは何か気づいたように驚いた。

サキ「何かわかったの!?コリス君!!」

サキたちは何かに気づいたコリスに目線を向ける。

コリス「白い猿・・・・もしかして・・・・!!」

タイDGC隊員「しかし、白い猿とか。そんな猿はいないし。

ハヌマーンがもう存在する事はあるまいし・・・。そんな、

神の怒りが起こしたような事件を簡単に解決できるワケ・・・。」

コリス「存在しているかも知れません・・・・。」

タイDGC隊員「えっ!?」 タイDGC隊員はコリスの発言に驚く。

コリス「僕の考えが正しければ、犯人は・・・・・・。

白猿の神・ハヌマーンかも知れません・・・・っ!!」

モモたち「えっ!!!?」 タイDGC隊員「な、何だってェ!!??」

コリスは何故、敵がハヌマーンだとわかったのか。それは、この後すぐにわかる。


ここはアナンダのいる仏教寺院の近く。そこには、

多くの仏像が置かれてあった。そこに、二人の男が来た。

男A「ふふふふ・・・!こいつさえ盗めば、大金持ちだぜ!」

男B「兄貴。良い事を思いつきますねェ・・・。ひひひっ!」

どうやら、この二人は盗賊であった。

そして、男Aが一つの仏像の頭を両手で掴む。

男A「さァ!奪うぞ!!相棒は身体を持ち上げろ!」 男B「へい!!」

そして、男Bも仏像の身体の部分を両手で掴む。二人で仏像を持ち上げる気だ。

謎の声「その大仏をどこへ連れ去るつもりだっ!!?」

その時、謎の声が響き渡り、二人の男は驚いた。

つづく

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