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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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コリス「そ・・・そんな・・・・・!!じゃあ、

ナギサさんはあと少しで死ぬと言うのですか!?」

先生「・・・・最悪な場合は、そうかも知れん・・・・。」

先生も残念そうな顔でそう言う。ナギサはもう救えないのだろうか。

コリス「ナギサさんは僕の兄であるハリーさんの恋人なんです!!

なんとか救ってください!!お願いします!!!」

コリスは必死に言う。何としてもナギサを救って、ハリーに会わせたいのだ。

先生「・・・・わかった。できる限りの事はしよう。」


司令室に来たコリスとサキ。そこで隊員たちと会話をしていた。

モモ「・・・・さっきのナギサと言う人のように、

毒に侵されて、おかしくなっている人が多く続出しているわ。

その原因は全く掴めていない。皆はどう思う?」

テブリッシュ「その人たちは副作用なのか何故か悪さをしていたり、

耐えられなかったか死んでしまったりしている。

これは何かの奇病のせいだと私は思う。」

シュドー「もし、奇病だったら・・・そいつは悪い事したい病かも知れないな。」

サキ「ナギサさんがコリスを襲ったのも・・・きっとそのせいかも・・・・。」

イチゴ「いや。そんな奇病はないと思う・・・;」

イチゴは3人の意見を間違っていると感じた。彼は違う考えをしているらしい。

シュドー「え?違う・・・・のか?;」

テブリッシュ「では、イチゴ。お前はどう思っている?」

イチゴ「あの毒は宇宙の物質でできている。もしかしたら、

宇宙から来た何者かがその毒を使っているんじゃないと思うんだ・・・?」

サキ「もしかしたら・・・・宇宙人の陰謀・・・!?」

モモ「もし・・・・そうだったら、あのナギサさんも可哀想な事になるわね。

我がDGCの医療班の力でも、歯が立たないのかも知れない・・・。」

コリス「・・・・・・っ!」 コリスはそれを聞いて、悲しそうになる。

サキ「コリス君・・・・。」 サキもそんなコリスの顔を見て、同情しそうになる。

モモ「このままだと、他の人たちも毒に盛られておかしくなってしまう・・・。

こうなれば、我々がその毒の正体を解明するしかない。

イチゴとテブリッシュは宇宙物質の毒を研究して。他の3人は、

毒に侵された人がいないかどうかパトロールして。」

隊員たち「了解!!!」 その時、この司令室に医療班の先生が来た。

先生「た、大変だ!!!!」 どうやら、慌てて走っていたそうだ。

コリス「ど、どうしたんですか!?」

コリスとサキが走ったか息をしている先生のところへ来る。

先生「ナ、ナギサと言う人が・・・突然目を覚まして、逃げて行ったんだ・・・!」

コリスとサキ「え・・・・・っ!!??」

コリスとサキはそれを聞いて驚く。病気?であるナギサが自ら、

治療をしてくれる場所から逃げるなど、とてもありえなかった。

モモ「まさか・・・!まさか、毒に操られているのかも知れない・・・!!」

コリス「く・・・・っ!!」 コリスはナギサを追おうと走って、司令室を出た。

シュドー「っ!!コリス!!どこ行くんだ!!?」

テブリッシュ「まさか・・・ナギサさんを探そうと・・・・!!」


コリスは廊下を走り、ナギサを探していた。

そこに、一人の作業員が話しかけて来る。

作業員「どうしたんだ?そんなに慌てて走って・・・。」

コリスが作業員の前に止まり、慌てて返事をする。

コリス「ナギサさんと言う緑色のポニーテールの人はどこですか!?」

作業員「ああ・・・。それらしい人なら、さっき、外に出たのを見たけど・・・?」

コリス「わかりました!!ありがとうございます!!!」

コリスは情報を聞き、すぐに走り出した。ナギサが基地の外に出たのだ。


DGC基地の外に出たコリス。そこで、ナギサを見つけようと辺りを見回すコリス。

コリス「・・・・・いない。もしかして・・・・あっ!!」

そして、コリスは専用車が走っているのを見る。その専用車にナギサが乗っていた。

コリス「ナギサさん・・・・!・・・っ!!」

コリスも急いで、ロードラッシュのところへ走って、その機体に乗る。

コリス「これで・・・っ!あ!!」 その時、既に遅かったのだ。

ナギサの乗る専用車がいつの間にかいなくなったのだ。

コリス「・・・・逃げられてしまった・・・。」

ナギサがいなくなった今、コリスはハリーに申し訳ない事をしたと重く感じ始めた。

そこにサキが来て、コリスに話しかける。

サキ「コリス君。さっきの人は・・・・!?」

コリス「・・・・どこかへ行ってしまいました・・・。」 コリスは落ち込んで言う。

サキ「・・・・そう。これから、どこへ行くのかしら・・・・?彼女・・・。」


そして、夕日となった。コリスはとぼとぼ歩きながら、ハリーの家に向かった。

コリス「本当なら今日はナギサさんを連れて、ハリーさんと再会させたハズ・・・。

けど、今の彼女には毒が盛っていて、しかも感情がない・・・。

今の彼女には、とてもハリーさんと再会させる事はできない・・・・。

ハリーさんになんて言えば良いんだろう・・・。」


・・・・と今更そう言っても仕方がない。コリスがそう言ってる内に、

ハリーの家に帰っていたのだ。玄関で迎えたハリー。

ハリー「お帰り。コリス。急にDGCの仕事に行ったからビックリしちまった。」

コリス「・・・・ごめんなさい。」 ハリーが笑顔なのに対し、コリスは切ない表情で謝る。

ハリー「え?な、何で謝るんだ・・・・??

たかが、俺に内緒にDGCに行ったくらいで・・・。」

コリス「そうじゃありません!!今日、ナギサさんが来るって言ってましたよね・・・?

そのナギサさんを探して、今すぐ会わせてやりたかったのに、僕は・・・・!」

コリスは涙が出そうなくらいに悔しかった。

ハリー「そっかぁ・・・。けど、心配すんな。ナギサは絶対に来るって。」

コリス「でも・・・・。今の彼女は毒に・・・・!!」

コリスがそう言ってる途中で、ドアが突然、開き始めた。

コリス「っ!!」 コリスは後ろを向く。きっと、誰かが来たのだ。

その者はナギサ。ハリーの恋人であるナギサがこの家に来た。

コリス「ナ・・・ナギサさん・・・・!」 ハリー「ナギサ!」

コリスが不安な表情をするが、

ハリーはついにナギサと再会できて嬉しそうな表情であった。

ハリー「・・・おぉ~っ!久しぶりだなァ。ナギサ!!」

ハリーは喜びでいっぱいか、テンション上がって、ナギサの両手を掴む。

ナギサ「・・・・久しぶり・・・・・。」

ハリー「おう。高校卒業以来だな。せっかくの再会なんだ。思い切り楽しもうぜ♪」

つづく

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