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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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フライングはそのままミュンヘンへ向かっている。

デスナイトの全てを操る総裁の潜むミュンヘンへ・・・。春日は後のコックピットに来た。

清水「ミュンヘンが見えて来ました。」

野沢「あそこの近くに総裁が・・・・!」

春日「・・・・5キロ先についたら、着陸して地上で捜索しましょ。

見張りがいるかも知れないから。もし、入り口が見つかったら、

4分隊に知らせて。ランドバーナーがそこを叩いてくれるわ。」

そして、ミュンヘンの近くへ飛んで来たフライングはそこで着地した。

6人の隊員・・・・そして、あかりが森の中を歩いている。

春日「良い?何としてもデスナイト総裁のいるところを探すのよ。

総裁を叩けば、長きに渡る大戦争が終るわ。」

青井「せっかく、先輩と高町隊員の友人が教えてくださったんです。

ここまで来て、帰還なんて許されずハズないじゃないですか!」

野沢「私たちはこれまで、幾多も修羅の道を歩いたわ。

今の私たちなら、デスナイト総裁を倒せるかも知れないわ。」

清水「敵のジャンボロイドとモンスロイドの戦力は、

各地で他のSSPと戦っている。彼らの分まで、

私たちが今こそ、やるしかないんだ!!!」

桜「見ててね・・・真奈美ちゃん。デスナイトは私たちが必ず・・・!

必ず倒してみせる!!これ以上、

私たちのような悲しい存在を増やさないために・・・・・!!」

あかり「行きましょう!光次郎さん!!この最後の戦いで、

絶対にデスナイト総裁を倒して見せる!!あなたを守るために・・・・!

私は全力を尽くします!たとえ、どんな敵が来ようとも・・・。」

光次郎「僕も・・・君を守るよ。あかりさん。一緒にデスナイトを倒すんだ!!

全ての人の幸せを守るために・・・僕らの愛のために・・・・!!」

その時、対日本攻撃支部の大幹部である桐原の声が森中に響いた。

桐原の声「ははははははは!!!随分と成長したじゃねェか!!高町光次郎!!!」

光次郎「っ!!!その声は・・・・・桐原零か!!!!!」

そう。隊員たちとあかりの前に、またまた桐原とダークネスセイバーが現れたのだ。

あかり「っ!!ダークネス・セイバー・・・・・!!!」

ダークネス・セイバー「マリオネット・ライター・・・・・!!!」

桐原「・・・・・高町光次郎!!!いよいよ最後の時が来たな・・・・っ!!!!」

光次郎「何ィ・・・・・!?」

桐原「お前たちを倒した後、このドイツに集結した全メンバーは、

再び世界に総攻撃をかける・・・!その時こそが俺たちの勝利なのだ!!!!」

春日「各地に散らばった戦力を一つに集めて、その戦力を強化する。

そのために、このドイツへ戻ったのね・・・・・。」

桐原「その通りだ!!!光次郎よ。元よりお前の孤独の身のハズだ・・・・!

本来ならお前は悪の道に進むハズだ!!この馬鹿女共さえいなければなァ!!!!」

光次郎「・・・・・・っ!」  光次郎はそれを聞いて、取り乱しそうな表情になる。

桐原「お前は正義の味方気取りをして、我々にたてついているそうだが・・・・。

本当のお前は運命に怯え、女たちを盾代わりにして、

泣きながら引きこもっている愚かな赤子なのだあぁ!!!」

光次郎はその恐るべし罵倒を聞いて、ショックしそうになる。

桜「それは違うわ!!!光次郎君はたとえ、私たちがいなくても決して悪にならないわ!!

彼には優しさがある!!

その正義の心がある限り、あなたたちは光次郎君には勝てない!!」

光次郎「桜ちゃん・・・・。」 光次郎は桜の言葉を聞いて、落ち着く。

桐原「デマカスを言うなァ!!!お前も本当は悪の戦士になるハズだったクセに・・・っ!!

その運命から何故逃げた!?そう言うのを・・・人間のクズだと言うのだ!!!」

桜「いえ・・・。クズはあなたよ!あなたは腐る程に腐ったわ・・・!

私はそれが嫌で逃げた。それは・・・本当の幸せと言う素晴らしい時間が欲しいから!!」

桐原「ふ・・・・・っ。どうやら、貴様たちもわかってくれねーか・・・。

赤子の頃から親に捨てられた俺の孤独が・・・・・。」

桐原はその語尾と共に声が小さくなっていき、表情も切なくなる。

隊員たち&あかり「・・・・っ!?」 一同は彼の異変に気づき、動揺しそうになる。

ダークネス・セイバー「あかりよ!!!お前に倒されたジャンボロイドたちと、

モンスロイドの仇を・・・・ここで討たせて頂くぞ!!!!」

あかり「・・・・っ!真奈美さんをジャンボロイドにした者が何を・・・・!!」

ダークネス・セイバー「私はお前を許せない・・・・!!私と同じ、

孤独の者を育て、守っているお前が・・・・!!そのお前が育てている少年が、

我らにたてつく敵となっている・・・・!その心が許せない!!!」

あかり「あなたも・・・・あなたも私と同じであれば・・・!

桐原さんを別の生き方を教えてくれたハズです!!!」

ダークネス・セイバー「黙れ!!零様は・・・零様は人間を憎んでなさる!!!

そんな零様の支えとなって何が悪いのだ!?お前の光次郎も人間を憎んだらどうする!?」

あかり「・・・・・っ!?光次郎さんが・・・人間を・・・・!?」

光次郎「・・・・・・。」

ダークネス・セイバー「私は知っているぞ。光次郎は多くの人間に虐げられて、

彼らを憎んでいた。殺してやりたい程の憎しみであった。

光次郎も人間を殺したがる悪魔になるべき存在に近い少年だったのだ!!」

あかり「そ・・・・そんな・・・・。光次郎さんが・・・・・!??」

光次郎「・・・・・確かに、僕は人間を殺したいとも思ったよ。昔はね・・・・。

けど、それは間違っていた!!人間にだって、良き心があるんだって!!

それを教えてくれたのが・・・あかりさんなんだ!!あかりさんは、

人間を憎む人を・・・・やがて、人を愛する人へと変えてくれるのだ!!!」

あかり「光次郎さん・・・・!」 あかりは彼の言葉を聞いて、喜びの表情で涙しそうになる。

ダークネス・セイバー「ならば、決めるとしよう・・・・!!

マリオネットライターよ!!私とお前・・・どちらが最強のジャンボロイドか!!!!!」

あかり「はい!!!あなたたちの野望は・・・・私たちが止めてみせる!!!!!!」

光次郎「デスナイト!!!今日がお前たちの命日だ!!!!」

桐原「よォく言った!!!それでは・・・。ブラックアタッカー部隊!!!!」

桐原がそう叫ぶと、今までより無数なブラック・アタッカーが現れた。

森のあらゆるところから多くのアタッカーが現れていく。

野沢「こ・・・・こんなに・・・・!?今までより数が多いわ・・・・!!!」

清水「これが対日本攻撃支部の残りメンバー全員か・・・・!!」

青井「だけど、諦めないわ!!私たちは戦う!!戦い続けて・・・・!

憎きデスナイトを全て倒してみせる!!!」

春日「そうよ・・・・!!私たちも全ての力で戦い抜くわよ!!!!!」

桐原「なにいぃぃ・・・・!?むっ!?」

そして、春日たちの後ろに、多くのSSP第6分隊員が現れた。

春日「我々もチーム全員で来たのよ。さァ。最終戦争の開始と行くわよ。」

桐原「ほざくなァ・・・!かかれえええぇぇぇぇぇい!!!!!」

ブラック・アタッカー「おおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」

アタッカーたちはそれぞれの武器で襲い掛かった。

春日「最後の戦いよ・・・・!!SSP第6分隊、攻撃開始!!!!!!!!」

隊員たち「了解!!!!!!」 そして、隊員たちもそれぞれの武器を持って走りだした。

桜は剣、野沢と清水は銃、青井は短剣、光次郎はボウガンで戦う。

桜「はあ!!でや!!とう!!せい!!やあ!!えい!!」

桜は次々とブラックアタッカーたちを斬り続けていった。

彼女の華麗な剣術に次々とアタッカーたちが倒れていく。

清水「行くぞ!!野沢!!」 野沢「はい!!清水さん!!」

清水と野沢は一斉射撃でアタッカーたちを攻撃。敵が次々と倒れていく。

青井(私は負けない・・・・!もう復讐のためではなく、愛する人を守るために・・・・!!!)

青井は短剣で切り裂いたり突き刺したりとで、アタッカーたちを倒し続ける。

そう。青井はもう復讐の鬼としてではなく、愛する人を守る正義の使者として。

他の隊員たちもアタッカーたちと戦っている。中には倒されてしまうメンバーもいるが、

彼女たちは負けずに戦い続ける。彼女たちだって立派なSSP隊員なのだ。

光次郎「うおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

光次郎もボウガンから矢を撃ち続け、アタッカーたちを多く倒していく。

あかりはただ見守っている。そんな彼女の背後から一人のアタッカーが斬りかかる。

ブラック・アタッカー「この裏切り者おおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

あかり「っ!?」 あかりが後ろを向くも、既に敵の剣が間近に・・・・。

光次郎「むっ!?あかりさん!危ない!!!」

光次郎はボウガンからの矢で、アタッカーの頭を刺した。

ブラック・アタッカー「うわ!!」 こうして、敵アタッカーは死に、あかりは救われた。

あかり「光次郎さん・・・・。」  光次郎「あかりさん・・・・。」

あかりと光次郎は微笑で見つけ合う。

桐原「ええーい!!何をしている!!さっさと撃ち殺せ!!!!」

光次郎「っ!!桐原ァ!!!」 光次郎はボウガンの矢で桐原を攻撃する。

桐原「ふん!!!」 だが、桐原はその矢を空手チョップで叩き落としてしまう。

光次郎「矢が叩き落された!?」

桐原「俺が学園で空手部をやってた理由・・・・。それは、

敵との直接対決に備えるためだったのだ!!!行け!!ダークネスセイバー!!!

この最後の戦いで、見事ライターの命(タマ)を取り、見事俺の願いを叶えて見せよ!!」

ダークネス・セイバー「はっ!!」 あかり「く・・・・っ!!」

あかりがダークネスに向かおうとすると、桐原とダークネスが突然、逃げて行った。

あかり「ダークネス!!!」 光次郎とあかりが桐原とダークネスを追う。

そして、4人は人気のない森に来た。ここが決戦の場所となるのだ。

つづく

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