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不良中二病ゆー1の個人サイトのブログです。小説やネタ話など自分の書きたい事を書きます。 たまに画像も置くかも知れませぬ。 あと、動画も公開する予定です。
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カワタ「・・・うう・・・・ん。うううん・・・・・!」

同じく眠っているカワタ。しかし、何故かうなされているそうだ。悪い夢を見ているのだろうか?

それを、リムミンは悲しそうに見ていた。よほど、子供を想う気持ちが強い彼女である。

リムミン「・・・・・・・っ。はっ!?」  その時、リムミンは何かの気配を感じ、驚きそうな顔をし、

後ろを向いた。そして、カワタはさらに魘される。一体、どんな悪夢を見ているのだ・・・・?


そして、どんな悪夢を知るべく場面をカワタ少年の夢の世界に変えるとしよう。

まずはとある暗い空間の浜辺。そこの海は、何故か赤かった。それは血のようであった。

その血の海の浜辺を一人貧しくさ迷う少年がいた。少年は涙を流していた。

それが、カワタであった。カワタは悲しそうに浜辺を歩き続ける。

カワタ「(僕はパパとママに捨てられ、地獄に堕ちた・・・・・。暗くてとても怖い・・・・・。

僕は歩き続ける。そうしなければ、僕と同じ人たちを苦しめる鬼たちが、

追ってくるから・・・・。僕は鬼たちが怖い。ここには助けてくれる人がいない・・・・・。

助けて、、リムミンさん・・・・・・。リムミンさん・・・・・どこにいるの・・・・・・?怖いよ・・・・・・。

寂しいよ・・・・・。リムミンさんに会いたいよ・・・・・・。これも皆、

パパとママが僕を捨てたせいだ・・・・・。許さない・・・・・・。殺してやる・・・・・・・。)っ!?」

カワタはそう思って、目の前の何者かを見て立ち止まる。それは、リムミンの後姿であった・・・・。

カワタ「・・・・・・っ!リムミンさん・・・・・・・!!」  それを見たカワタは涙を流し嬉しそうになり、

リムミンの方へと走る。やっと自分を助けてくれるかと思うからだ。しかし・・・・?

リムミンはカワタの方に向いた。しかし、その素顔は人間としての顔ではなく、

醜い怪物のような顔と変貌してしまった。これは優しさではなく、殺気を表しているそうだ。

リムミン「ウケケケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!!!!」

カワタ「う、うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

カワタはあまりの変貌に驚き、怯えて逃げていった。しかし、リムミンは笑いながら彼を追った。

カワタ「助けてええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!誰かああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

カワタは逃げるために走り続けるが、追う側たるリムミンの方が速かった。

リムミン「ウケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!!!!!!」

カワタ「はぁ・・・・はぁ・・・・はぁ・・・・。あっ!!」  走り続けるカワタは、

疲労のあまり扱けてしまった。こうしている間でもリムミンが襲い掛かってしまう。

リムミン「ケケケケケケケケケケケケケケケケ!!!!!!!」

カワタ「う・・・・!う、うわああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

このままではカワタが殺されてしまう。しかし、これはあくまで夢の出来事である・・・・・。


カワタ「うわっ!!!!」  カワタは起き上がった。

そう。カワタは悪夢から覚め、現実世界に戻ったのだ。

カワタ「ゆ・・・・夢か・・・・・・・。っ!?」  その時、カワタは隣から何かが輝き始めたので、

その眩しさに目を反らす。そして、そっと光るものを見てみると、思わず事態が起きる。

カワタ「っ!!??」  それを見たカワタは驚く。その光るものは女性であった。

その女性はなんと、リムミンであった。何故か全裸となって白く光っていたのだ。

カワタ「リ・・・・リムミ・・・・・・!!」   カワタが思わず声をあげると、

リムミンは彼の方を見る。カワタは慌てて急いで寝むった。

リムミン「・・・・・・・・・・・。」  カワタが眠っているところを確認したリムミンは、

そのまま前の方に向き、そのままゆっくりと部屋から出た。彼女が部屋から出たところに、

気づいたカワタは目を開きゆっくりと立ち、彼女を追うように部屋から出ようとした。


教会の外。夜の森を歩きながら、光る全裸のリムミン。その顔は美しい人間であった。

それをひそかに後からついていくのが、カワタであった。ときどき物に隠れながら追跡していた。

カワタ(リムミンさん・・・・・・。こんな時に裸でどこにいくんだろう・・・?ついてみよう・・・!)

リムミンはゆっくり歩く。そこはなんと、コリスが昼間行った事のある教会であった。

カワタ(なんだ・・・・・。教会か。でも、何をしに行くんだろう・・・・・?)

カワタはリムミンが教会に行く事に一瞬だけほっとした。リムミンは教会によく行くらしい。

リムミンはゆっくりと教会へと入っていった。カワタも急いで教会へ近づく。


そして、教会の中へと入っていった。そこの中で、リムミンが、

ピエノから左右のところにいるリムミンと同じ光る少女二人の前にいた。

カワタ(光が二つある・・・・・!?こんなのあったのだろうか・・・・・?)

カワタは長椅子に隠れながら、リムミンや二人の光る少女たちを見ていた。

リムミン「・・・・予定通りに来たわ。我が同志たちよ・・・・・・。」

リムミンは二人の光る少女たちに同志と呼んだ。その同志と呼ばれし二人とは・・・・・。

右にいる一人目は目が血のように赤く身長が高く、

黒い青い半袖の服や青い短パンで身を纏っている少女であった。

左にいつ二人目が紫色の目をして、その顔は全く無表情であり、

衣装では、白いマントをしていて、黒い半袖の服や黒い短パンをもしている少女であった。

この二人は異なる事件でそれぞコリスが会った白い少女たちではないか。

何故、この不思議な力を持っていた二人がリムミンの同志なのか。

カワタ「あれ・・・・?このお姉さんたちも光ってる。一体何なの・・・・・??」

リムミン「それで・・・・・儀式の準備はいいかしら?ディン。ネール。」

どうやら、右の方の少女がディン、左の方がネールらしい。

ディン「ああ。いつでも始めれるぞ。地獄にさ迷いし多くの魂の結晶の誕生を・・・・・。」

ネール「その前に・・・・これを着て。」  ネールがリムミンの前に手のひらを向けると、

そこから光が出て、その光がリムミンの身をつつむ。すると、その光がなんと衣装になった。

黒い半袖の服や赤い短パンであった。おまけに白いマントまで付けていた。

リムミンのこの白い二人の仲間だったのだ。カワタはそれを見て驚く。

カワタ「・・・・・・・・っ!!リ・・・・・リムミスさん・・・・・・・!!?」

リムミン「・・・・・・・さァ。始めるわよ。哀れなる魂の結集の儀式を・・・・・!」

ネール「うん・・・・・。」   ディン「任せておけ・・・・・・!!」

ネールとディンが後ろの方に向き、3人が手を上にかかげると3人のいる床から、

奇怪な魔方陣が出てきた。そして、周りにロウソクの幻覚が多く浮かんできた。

リムミン「・・・・・・地獄の世に虐げられし悲しき魂よ。今ここで我が呼び声を聞きたまえ。」

ディン「今・・・・・ここに新たな命を与えよう。新たな姿を持って・・・・・。」

ネール「そして、我が僕にして巨大なる力を持った幼き鬼として・・・・。」

リムミン、ディン、ネール「今こそ、多くの悲しき魂に新たな命の結集を・・・・・。」

3人が唱えると、暗闇から怪光が放ちそこから奇怪で巨大な怪獣が現れた。

怪獣「エエエエエェェェェェェェン!!!!エエエエエエェェェェェェェェン!!!!!!」

この怪獣はまるで生まれたばかりの赤ん坊そのものの声を出していた。

その怪獣は多くのトゲを生やした体がほぼ赤く、目が黄色く光っていた。

ディン「見るが良い!!!地獄に堕ちた者たちの魂が一つになった姿であるぞ!!!」

ネール「この者こそ私たちの息子よ。命名は・・・・・マザリュース!」

リムミン「ああ・・・・。なんて可愛いお口。なんて可愛い手。なんて可愛い足・・・・。」

3人はマザリュースの巨大な姿を見て感激する。しかし、カワタは凄まじい恐怖をしていた。

カワタ「う・・・・嘘だ・・・・・!!リムミンさんが・・・・・こんな怪獣を生み出せるなんて・・・・・っ!!!」

マザリュース「エエエエエエェェェェェェェン!!!!エエエェェェェェェン!!!」

怪獣マザリュースは突然、教会内を歩き始めた。一体何をしでかす気だ。

ディン「むっ!?どこへ行く!マザリュースよ!!」

ネール「恐らく、餌を探そうとしているんだわ・・・・・・。」

カワタ「ま・・・・不味い!!ここは逃げなきゃ!!!」  怪獣が自分を食べに来たと察したカワタは、

急いで走り、開いたドアを潜って教会から出た。3人はすぐ、それに気づく。

リムミン「っ!!?あの子・・・・・。」   ディン「むっ!?あの少年・・・・・!見おったか・・・・・!」

ネール「この真実を人間たちは知ってはいけない・・・・・。さて、どうしようかな・・・・?」

リムミン「待って!!・・・・いいの。あの子は・・・・私の・・・・・。」

ネールとディンはこの光景を見たカワタを許さなかっただろう。しかし、リムミンは、

それを静止していた。彼女はカワタを愛しているらしい。それに、

恐らくマザリュースが一番、カワタが密かに見ていたのを一番気づいていたのだろう。


そして、次の日。コリスはロードラッシュで教会の外に来た。そこでは、

リムミンと多くの子供たちがボールで遊んでいた。とても楽しい雰囲気である。

コリス「こんにちわ。リムミンさん。」   リムミン「あら。こんにちわ。コリスさん。」

子供たち「こんにちわ!!コリスさん!!」   リムミンと多くの子供たちがコリスに近づく。

つづく

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